あなたが好きです!あなたは美しいです!
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【NEWS】膳場貴子【23】
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【浣腸】膳場貴子 猥褻妄想スレッド 5【排泄】
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膳場貴子 浣腸妄想スレッド ll=||二l= 4本目
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【魅惑の唇】膳場貴子 報道特集NEWS49【誘惑の美脚】
http://2chb.net/r/ana/1523440063/
杉田水脈衆院議員様。子どもを作らない同性のカップルの方々を念頭に「生産性がない」から税金を投入することに疑問をお持ちだそうですね。
私の2人の子どもは重い知的障害があり、将来子どもを作れませんし働くこともできず納税もできません。
議員さんがおっしゃるところの本当の意味で「生産性がない」子です。しかも教育、医療、福祉で税金を投入していただいております。
私は「普通=健常な子が持てる」と思っていましたが、少数派になり「生産性がない」子を産みました。
ですが授かった命、かわいい我が子です。
――それぞれ精いっぱい生きてきた中で起きたことなのです。
社会には思いがけず「普通」でなくなった方々がいらっしゃると思います。
それを「多様性」と理解いただき、お考えを改めていただきたいのです。
普通の方も少数派の方も命を懸命に明日に向かってつなげています。
誰もが平等に扱われる住みよい社会をおつくりいただけないかとお願いを申し上げます。
昨夏、妻が急死し花を供えることが多くなりました。
茎を適当に切って花瓶に挿すだけでばらばら。
自民党総裁選、私利私欲捨てよ 無職 安藤邦緒(岐阜県 69)
自民党の岸田文雄政調会長が24日、9月の党総裁選に立候補しない意向を表明した。
安倍晋三首相の連続3選を支持する方針だという。
週末を利用し西日本豪雨災害で大きな被害を受けた広島県坂町小屋浦地区で、災害ボランティアに参加しました。
海田市駅からマイクロバスと歩きで破壊された砂防ダム近くの集落へ。
主婦 堀口優子(群馬県 65) 毎日、色々な方の投稿を拝読していると、一人一人に感想を書きたくなる。
もちろん、そんなことは ...
「主人」「ママ」呼び方変える? (2018年7月30日). 主婦 大西美紀(福岡県 50)
夫の呼び方で引っかかっている。
人前では「主人」と呼んでいるが、男女平等が唱えられる現代には合わないのではないか。
主に高齢の年金生活者にとって電気料金を考えると一日中一晩中エアコンのつけっ放しはためらいがちになるでしょう。
「熱中症予防プラン」など一部の電力会社にあるそうですが、
この非常時、夜間25度以上昼間30度以上で切り替わるとか、家庭用の電気料金を大きく減額するようにできないものでしょうか。
病院で83歳の母を看取(みと)った。
脱水症状で入院して2カ月後のことである。検査の過程で食欲が減退し体調悪化。
他の診療科で診てもらうが異常なし。
食欲回復に対する十分なケアもなく、「本人の意欲の問題」として、数値が悪化するたびに点滴が増えた。
亡くなった時には8本の点滴につながれていた。
世にいう「スパゲティ症候群」である。
納棺師から「亡きがらは点滴の水分でいっぱいだった」と聞き、母に申し訳ない気持ちでいっぱいであった。
仕事柄、地域包括ケアシステムについて学習してきた。
「施設から住み慣れた地域へ」との掛け声のもと、国をあげて取り組んでいる。
ただ母の入院先にみられるように、まだ医師自身に「医療=治療(点滴・投薬)」という考えが先立ち、「ケアの視点」や「患者のQOL向上のために医療はどうあるべきか」が基点にないように思う。
医師は「医療サービス」を提供する「サービス事業者」であるので、なおさらサービス業の原点を大切にしてほしい。
「治療のための医療」「診療報酬のための医療」から、「地域住民の生活を支えるための医療」への発想転換を強く望む。
兄の遺書を読んでいます。74年前、出征する時に書き残しました。
「盡忠報國(じんちゅうほうこく)ハ吾生來(せいらい)ノ信條(しんじょう)」「是(これ)ガ爲(ため)ニ死ス」とあり、
「唯(ただ)願ハクバ……父母兄弟姉妹ノ天壽(てんじゅ)ヲ全フ(まっとう)セラレンノミ」と結ばれています。
21歳でした。
兄の独立歩兵第13連隊はフィリピンのレイテ島に送られました。
大岡昇平さんの「レイテ戦記」を読むと、弾薬尽き、食糧補給なく、マラリアや栄養失調に悩みながら、敵やゲリラの攻撃をくぐり山中を逃げ続けたらしい。
飢兵、とあります。
兄も餓死だったか。
死の間際、これがお国のためか、こんなはずではと苦しんだと思います。
お国は若い兵に残酷でした。
今、「国を守るため」「平和を守るため」などと言う人がいますが、戦前によく聞いた言葉です。
国と国とは、もめごとをはらんでいても話し合い、許し合い、一歩譲っても戦争への扉は決してゆるめてはならないと思います。
一度ゆるめた扉が、あれよあれよと開かれてゆくのを見てきた者の不安感です。
若者に再び兄のような遺書を書かせたくありません。
現在公開中の映画「万引き家族」で、今年のカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督(56)の次回作の詳細が15日、明らかになった。
主演はフランスの名優カトリーヌ・ドヌーブさん(74)。
是枝監督のオリジナル脚本で、家族間の葛藤を描く。
フランスと日本の会社が出資する日仏合作で、スタッフの大半はフランス人、全編フランスで撮影される。
今年10月に撮影が始まり、来年の世界公開を目指す。
・・・是枝監督は「刺激的なチャレンジになりますが、本物の『役者たち』に正面から向き合ってみたいと思っています」。
ドヌーブさんは「魅力にあふれ、ユーモアと同時に残酷さを備えた素晴らしい脚本です。
是枝監督と一緒に仕事をするのがたいへん楽しみです」というコメントを寄せた。
玉音放送聞き、父は刀を抜いた. 無職 深見昌子(茨城県 83)
「そこへ座れ、東(皇居の方角)に向いて手を合わせよ」。
それは、玉音放送で敗戦を知らされた直後の父の第一声。
そして神棚に置いてあった護身刀を鞘から抜いた。
10歳の私には理解できなかったが、普段温厚な父のただならぬ形相と、周りの気配に恐れをなし裸足で表に飛び出した。
食糧増産の国策の下、香川県の農家の長男だった父は徴兵されず、実戦で貢献できなかった責めを一身に感じての行為だったのだろうか。
私が小学1年生の時、長兄が兵隊に取られた。
1939年のことだ。中国に送られて転戦し、43年にビルマ(現ミャンマー)戦線に加わった後、消息が途絶えた。
「印度国アッサム洲ニ於テ戦死」と書かれた公報が届いたのは終戦の翌々年。
子供の頃、伯母から聞いた話を今も思い出す。
伯母の母、つまり私の祖母は召集され朝鮮半島に渡った長男からの軍事郵便はがきを、寒い日には「さぶかろう、さぶかろう」といいつつ懐で温めていたという。
伯父戦死の報には「昭和18年10月、ニューギニア」とある。
伯父のことを一言も語らず、時に仏間の遺影を眺めていた祖母。
沖縄県の東村高江地区周辺で国が進める米軍のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事現場を 訪ねた。
米軍の北部訓練場のほぼ半分を返還する条件として、返還地内のヘリパッドを高江周辺に移設することで、日米両政府が合意。
すでに二つのヘリパッドが建設されている。
住民から話を聞いたが、これらのヘリパッドを利用し、高江の上空を低空飛行しているオスプレイの振動や騒音に、
とても 迷惑しているという。
現場は沖縄本島北部の「やんばる」と呼ばれる、自然の豊かな森のある一帯だ。
希少なヤンバルクイナ、ノグチゲラなどが生息する。
戦争してほしくない一心でブッシュ大統領あての署名用紙を取り寄せ、近所の家を一軒一軒訪ね歩いている。
戦争が始まってしまってからは文面を「今すぐにやめて」に変え「戦争支持をやめて」の小泉首相あての用紙も用意した。
初めは勇気が要ったけれど、見知らぬ人間がチャイムを鳴らしていきなり「署名を」とお願いしているにもかかわらず「イラク攻撃反対」と聞くと、
意外に多くの人がドアを開けてくれることに励まされている。
「空襲を体験しているから」とか「弟とおいが兵隊に帰ってこなかった。
戦争だけはいや」と話してくれたのはおばあさんたち。
ヘルパーさんに支えられ震える手で名前を書いてくれたおじいさんも。
中年以下の世代は圧倒的に女性の協力が多い。
「私はこの戦争に賛成だから」ときっぱり断ったのは今のところ皆熟年男性。
「主人がダメというから」と断る女性も。
顔を合わせ、声を集めていると、日本の社会の色々なことが見えてくる
陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田県の配備候補地には、道路一本隔てて高校がある。
住宅が並ぶ市街地で小中学校もある。
(声)沖縄、政府の姿勢は亀裂深める
2016年8月3日05時00分
無職 須合邦夫(秋田県 76)
沖縄防衛局が、沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事を再開した。
屈強な機動隊員数百人が、座り込むなどしていた反対派住民らを 問答無用で排除しているのを見た。
「権力には逆らえない」という絶望を感じさせるのが、政府の狙いだったのだろうか。
私には最重度の障害がある10歳の孫がいて、特別支援学校に学校のバスで通学しています。
通学仲間の中には自己表現や主張がうまくできないだけで、いわゆる知的障害に当てはまらないのではと思う子もいます。
保護者に尋ねると、普通学校ではその子への特別な支援ができないので、支援学校の方がいいと言われたとのことです。
現在、障害の有無で区別されず、教師が一人ひとりに丁寧に向き合い、どんな子も共に学び合う「インクルーシブ教育」が推進されています。
私は、普通学校の特別支援学級をより充実させることが、どの子にとっても意味ある学びの場を生み出すのではと考えます。
酷暑考え夏休みはもっと長く . 高校教員 瀧和哉(愛知県 28)
児童・生徒にとって、待ちに待った夏休みとなりました。
しかし、授業時間数の確保のため、全国規模で夏休みの日数を減らす学校が増えていると聞きます。
かたえくぼ
「株価急落」
合わせる顔がない
ーーーーフェイスブック
株主殿
(川崎・閑人)
カンボジアよりいいだろうと胸を張り(神奈川県 中平正和)
☆脅されて不要なゴム紐(ひも)買うごとく(東京都 櫻井和子)
お国から裁判官に技能賞(茨城県 岩井廣安)
「潰しに行く」と日本大学(千葉県 村上健)
あちこちの組織に巣くう老白蟻(しろあり) (滋賀県 小寺洋一)
わが川柳政治参加のつもりなり (東京都 野口嘉彦)
政府は消費増税分を使った高等教育への負担軽減について、無償化する住民税の非課税世帯に加え「年収380万円未満」の世帯も支援する方向だという。
収入に関係なく同額の支援を 主婦 市田真子(埼玉県 43)
我が家は比較的高収入といわれる世帯です。
学生の自立精神損なう恐れも 大学名誉教授 唐木圀和(東京都 77)
無償なら、取りあえず大学へという選択が容易になる。
我が家の前は小中学校の通学路だ。
余裕ある家庭の無償化は疑問 主婦 金井敏江(神奈川県 62)
幼稚園・保育園が所得制限なしで無償化されることになった。
アラン
鷲田さんのことば それは、いちど恐怖に屈した肉体に以後思い切った運動ができなくなるのと同じだと、哲学者は言う。
肉体と同様、思考にも血が通っている。
脅威はそれを歪める。
『音楽家訪問』(杉本秀太郎訳)から。
若い頃、彼の指導を受けたシモーヌ・ヴェイユも、過酷な工場体験を綴った手紙の中で、
「メスをあてられる前に肉体がちぢむように、思考もちぢんでしまう」(田辺保訳)と書いた。
1945年8月6日の広島への原爆投下で、いとこの文子が被爆した。
帰宅からまもなく絶命した。
わずか16歳だった。
最期に叔母は、娘の頭にほおずりをしながら絶叫した。
原爆体験の講話をする時、主催者から「政治の話はしないで」と言われることがある。
私たち被爆者はこれが心にひっかかり、気持ちが重くなる。
被爆体験を淡々と話すだけでは昔話になる。
未来への展望を話そうとすれば、政治的なことに踏み込まざるをえない。
昨年、国連で採択された核兵器禁止条約だって、政治に関連してくる。
なぜ日本政府は条約に反対するのか――。
地球上には膨大な核兵器があり、保有国も9カ国にのぼるという。
もし戦争になり、核兵器が使用されれば、世界の主な都市はヒロシマ、ナガサキのようになる。
人は住めなくなり、人類は滅びるかもしれない。
イスラエルを「ユダヤ人国家」と規定した新法への抗議が同国のアラブ系住民を中心に強まっている。
4日夜は数万人が参加した大規模集会が商都テルアビブであり、「平等な権利を」「民主主義に反する法を撤回しろ」などと訴えた。
「中東唯一の民主主義国」を掲げる同国のネタニヤフ首相は混乱の収拾に躍起だ。
イスラエル国会が7月に可決した法案では、自国を「ユダヤ人の民族的郷土」とし、
アラビア語を公用語から国内で「特別な地位」を持つ言語に格下げし、公用語はヘブライ語のみとした。
原爆と核 坪井先生、被爆体験語る覚悟 無職 綾戸類子(大阪府 85)
核廃絶に向けて国内外で被爆証言活動を続ける、広島県原爆被害者団体協議会理事長の坪井直(すなお)先生。
93歳の今なお活躍されている先生は私たちの恩師です。
主婦 船越多恵(福岡県 59) 「ぼくに大黒柱の価値あるか」(7月27日)と悩んでいる11歳の未来翔(あすか)くんへ。 あなたは家族思いの優しい人
... 原爆と核 祖父母の墓前で命の継承に合掌 主婦 下妻恭子(千葉県 42)
祖母は広島で生まれ、原爆投下の日は勤労奉仕で女学校に向かっていた。
爆心地から約5キロ。
バスの中、爆風でガラスの破片が背中に刺さり重傷を負った。
両親とも被爆者だ。
長崎上空で原子爆弾が炸裂した時、父は学徒動員で市内の兵器工場にいた。
女性蔑視にしっぺ返しを=====(長崎県大村市) 64歳・薬剤師・渕政子
最近、議員や官僚の女性蔑視発言が相次いでいる。この人たちは女性をなんだと思っている のだろうか。
男尊女卑思考の持ち主だろうか。
先日は「子供を産まなければ、人様の子の税金で老人ホームに行くことになる」という暴言まで飛び出した。
招かれた披露宴で日常的に言われて いるとか。開いた口がふさがらない。
人格を疑うような発言をされている。
このような方が日本の政治の中枢におられるのは、世界に対して日本の恥である。
国民は、このような女性蔑視の政治家を選んだのではない。モラルの問題だ。
女性も1票を持っている。
次の総選挙の時、女性蔑視の考えを持っている政治家には痛烈なしっぺ返しをしてみたいものだ。
発言の撤回や、謝罪では決して許されるものではない。
北朝鮮が2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を行った。
今回は深夜の発射だ。
報道によると性能は向上しているらしい。世界は金正恩朝鮮労働党委員長の暴走に歯止めをかけることができないでいる。
韓国も対話を持ちかけたがなしのつぶて。米国や日本は政権がガタガタ。
日米韓のすきを突くような発射にも思える。
ロシアと中国が毅然(きぜん)とした態度で北朝鮮に臨んでほしい。きちんと制裁すべきだと思う。
【パネリストの冒頭発言と討論「持続可能な平和のために」】
■核禁条約「普通の感覚」 中央大教授・目加田説子(めかたもとこ)さん
1997年、対人地雷を禁止する条約が誕生した。
「なぜ一般市民が苦しまなければいけないのか」という素朴な疑問に端を発した市民の強い意思が、各国を動かして結実した。
核関連へ投資 見直しも ICAN国際運営委員 スージー・スナイダーさん
北朝鮮 危機は去っていない
ミスリード避けて投票期日前(福島県 佐藤吉男)
びっくり箱の中身は言わんといてくれ(兵庫県 岸田万彩)
☆遊説をまんま報じりゃ偽ニュース(神奈川県 朝広三猫子)
遊説が燻(いぶ)されている社会面(茨城県 五社蘭平)
安倍晋三首相の戦後70年談話に「侵略」や「おわび」という言葉を入れるかどうかが問題になっています。
私は言葉以前に、もっと大切なものがあると感じています。
学校における歴史教育です。
学校では、第2次世界大戦の負の部分はあまり教えられていないように思います。
特に近隣諸国への侵略などについて触れられていないと感じます。
ドイツの例を見るまでもなく、負の部分に光を当てて過去を反省してこそ、世界に認められ、過ちを繰り返さない日本になると思います。
北海道から沖縄まで、国内には米軍が使用できる施設が結構な数あります。
専用基地や自衛隊との共用基地、一時使用可能基地を加えると、その数は130余。
首都圏だけを見ても、東京・南麻布にはニュー山王ホテルのように米軍関係者のみが利用できる宿泊施設や、多摩地域には米軍専用のゴルフ場さえあります。
さらに空に目をやれば、東京の米軍横田基地の上空を中心に神奈川、静岡から新潟県まで1都8県に及ぶ米軍の管制空域が広がります。
このような米軍の空域は全国に散在しています。
当然そうした空域は許可がないと民間航空機は飛べません。
遠回りでもそれを迂回(うかい)して飛んでいます。
「『国立大卒でその仕事』に憤慨」(4月19日)を読んだ。
私も同感で、同じような経験がある。国立大卒で高校教員をしていた。
しかし、体調不良で退職した。
周囲から「もったいない」と何度も言われ、自己嫌悪や人間不信に陥った。
教育関係者からも何度も言われ、人と話すのが本当に嫌になった。
いまは精神保健福祉士として医療機関に勤務し、社会活動も無理のない範囲でしている。
結局、日本人の多くは学歴や職業で人間を評価し、自分の価値観で人を決めつけるのだと感じている。
東西冷戦のさなか、朝鮮半島で同じ民族が争った戦争は27日、休戦から65年を迎えた。
朝鮮戦争は日本社会や在日コリアンにも大きな影響を与えた。
講和はいつ結ばれるのだろうか。
■南北と在日、家族も分断 朴慶南さん(作家)
朝鮮戦争が始まった1950年、私は生まれました。
生年月日を書くと、戦争と家族のことをいつも思い出します。
武田晴人 東京大学名誉教授 「軽武装・経済重視」明確に
2020年東京五輪の聖火リレーが福島県からスタートすることになりましたが、喜べませんでした。
いかにも取ってつけたように「被災地」「復興五輪」という言葉が語られたからです。
脱プラへなぜ「憲章」参加せぬ 無職 平中桂 (山口県 83)
我が家の近くに川がある。
川幅は5〜6メートル、水量は少ないが、流れてくるゴミに目をつむるわけにはいかない。見つけたら拾うのが習慣になった。
中でも水を含んだおむつには閉口する。
海 には流せない。
日本周辺海域で、世界平均の27倍ものマイクロプラスチック(MP)が検出されているという。
連日のうだるような暑さで、多くの人が病院に搬送されている。
大雨の時と同様、危険な暑さに直面した時も、命を守るため、行事を延期・中止する勇気を持ってほしい。
無償化の恩恵は子ども全員に 団体職員 石原史歩里(愛知県 23)
幼児教育・保育の無償化よりも待機児童解消が先だとする社説(6月7日)に異論がある。
保育所の歴史は、働きながら子育てをしたいと願った保護者の運動の歴史だ。
死角無し・・・安倍首相
選択無し・・・主権者
(大垣・たかんボ)
三選へ草木もなびく自民党(神奈川県 松元信)
ボランティア集めて送れ自民亭(長崎県 前田一笑)
巨悪捨て落ち穂拾いの特捜部(東京都 遠藤和彦)
沖縄になお翻る筵旗(むしろばた)(神奈川県 石井彰) 翁長知事の気骨
我が家にもいます保守派と人権派 (福島県 佐藤国喜) 死刑賛否
毎日を命にかかわる日で送る (埼玉県 椎橋重雄) 猛暑の夏
1945年夏、日本海に面した京都・宮津湾近く。油まみれの軍服を着た一人の少年が風呂敷を担いで歩いていた。
人目に付かない丘まで来ると、穴を掘って書類を投げ入れた。そして、マッチで火を放った。
パチパチ、パチパチ。書類は音を立てて燃え、熱気が顔に迫った。
「お前はまだ軍に協力しているのか」。少年は、戦友の声を聞いた気がした。
当時18歳の少年だった西崎信夫さんは91歳になったいま、東京都西東京市に一人で暮らす。
居間の壁には、魚雷の射手として乗り組んだ駆逐艦「雪風(ゆきかぜ)」の絵が掛けられている。左太ももには銃撃の痕が残る。
赤紙配った父 命令に背き自宅に
「うちに資料がある」
滋賀県長浜市の浅井歴史民族資料館に、100歳を超えた西邑仁平(にしむらにへい)さんから、そんな話が持ち込まれたのは2006年の夏。
2018年8月13日
73年前の敗戦時、陸海軍や内務、外務、大蔵各省など日本のあらゆる組織が、機密性のある公文書焼却に血眼になった。
軍は警察を通じて全国の役場にも焼却を命じた。
だが、命令に背いた人もいた。
《令状交付終了ス》
《応召員○○ハ/長浜駅発ノ列車ニデ出発セリ》
《六月十九日/午後一時二十八分虎姫駅着列車ニテ故○○伍長遺骨帰還》
(国吉美香)
9日の田上(たうえ)富久・長崎市長の勇気ある平和宣言に感動した。
市長は政府への忖度(そんたく)なしで宣言してくれた。
よくぞ言ってくれたと言う思いだ。
学力調査を人事評価に使うとは 会社員 二宮力(愛知県 57)
全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年実施される全国学力調査の結果について、
大阪市の吉村洋文市長は、校長や教員の人事評価とボーナスの額に反映させる意向を示した。
今年の春ごろから仕事を始めた。
子どもは小学1年生と3年生。
そして、心配していた長い長い夏休みが始まった。
子どもが通う学校には学童保育があるが、希望者が多く、私のようにパートタイムで働く母親は利用できない。
五輪の開会式に疑問を感じています。
スポーツの「祭典」とは言え、お祭り騒ぎの催し物が必要でしょうか。
開会式は入場行進と選手宣誓、最低限の短いあいさつで十分です。
仏壇に供えた「食べるラー油」 高校職員 谷口歩(鹿児島県 47)
2010年に亡くなった父は、猛暑に加え、がんの影響で食欲が落ちていた。
「カーナビ不振」
道を誤った
ーーーーパイオニア
(高崎・笑八)
そんなもん政治姿勢と言えまっか(富山県 前田富美子)
言うこととやること違う君だって(青森県 池田毅)
☆「橋渡し」する人自分は何もせず(宮城県 小林文生)
宅配は離島のほうが早く着き(兵庫県 岸田万彩)
幾つもの草鞋(わらじ)を履いたビッグマウス(滋賀県 小寺洋一)本田選手
藍の国今年は赤が踊ってる(兵庫県 横山閲治郎) 阿波踊り
「燃料は半分。飛行機の護衛はない」
今から73年前の1945年4月、駆逐艦「雪風」の寺内正道艦長は、西崎信夫さん(91)たち乗員にそう話した。「特攻だ」と。
「母親から『是が非でも生きて帰ってきなさい。それでこそ立派な兵隊ですよ』と言われていました。だから、『何とか生きて帰ろう』と思っていました」
実際、西崎さんは1944年、かつて世界最強を謳われた、連合艦隊の機動部隊が壊滅したマリアナ沖海戦、その連合艦隊自体が事実上壊滅したフィリピン沖海戦、
さらには護衛していた巨大空母「信濃」が米潜水艦に撃沈された海戦からも生きて帰った。
しかし「特攻」と聞いた時は「『いよいよこれはダメだ』と」。
「雪風」の絵を背に戦時中の記憶をたどる西崎信夫さん=2018年7月2日午後3時49分、東京都西東京市、木村司撮影
15歳で海軍特別年少兵に志願。43年から雪風に乗り、44年のマリアナ沖、レイテ沖の海戦を経て、45年4月には戦艦「大和」とともに沖縄特攻に出撃した。
東シナ海で、米軍の爆撃や魚雷を受けた大和が真っ二つに割れるのを目撃した。
雪風から海面に投げ入れた縄を2人がつかんだが、西崎さんは重さに耐えきれず、1人をたたき落とした。
この場面は戦後、何度も夢に見た。
北海道などを管轄した旧陸軍の司令部で、作戦室に勤務していたという大坪稱(ただい)さん(故人)が、終戦直後に広場で書類が焼却された様子を描いた絵
=「札幌郷土を掘る会」代表の小松豊さん提供
翁長雄志沖縄県知事が8日、亡くなった。
5月のがん手術後の会見でも「次の知事選も頑張って欲しい」と私は考えていた。
米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に強く反対してきた彼の死を心から悼む。
76歳の妻はアルツハイマー病を発症して18年目になります。
デイサービスなどを利用して在宅介護で過ごしてきましたが、昨秋、2度、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を起こし、
今は「看取りの病院」と言われるところで中心静脈から栄養補給を続けています。
延命にどこまで医療費を使うのか、そんなコスト論争で人間の命を考えて欲しくない、というのが家族が現実に直面した時の実感です。
東京医大の入試で、女性受験者に不利な得点操作が話題になっているが、世間の論調に戸惑った。
私は私立大学を卒業した10年目の医師である。
外科の初期研修では、長時間手術がある診療科を同期の男性医師が希望し、私は手術時間が短い診療科に配属されて正直ほっとしたことを覚えている。
男女比の調整は理解を示してもよいのでは、という想いを抱いた。
仁王立ち矢ぶすま覚悟で逝きにけり(茨城県 清水方子)
無視に無視この八月の八日まで(東京都 富山茂雄)
焼き場前 立つ少年が語る日々(大阪府 文谷としこ)
ナガサキも首相原稿読みに行く(茨城県 大塚浩子)
違反してない会社教えて(大阪府 石田貴澄)
会話無しスマホを持った孫が来る(大阪府 三崎伴子)
「サマータイム」
とっくに
ーーー高齢者の体内時計
(東京・寅さん)
「阿呆」
どっちが?
ーーー阿波踊り
(富士・いれぶん)
また戦したいのがいる敗戦日(京都府 山中あきひこ)
歯がゆさは一票持たぬ総裁選(広島県 梶本彌生)
弔問はモリカケよりも丁寧に(三重県 山本武夫)
☆奥方も涼しい顔でもう三年(神奈川県 石井彰)
終身を首相も言い出しそな気配(福岡県 石井温風)
大統領制選ぶ時期来た日本国(千葉県 安延春彦)
5月に出産した息子はダウン症です。
我が子が生まれながらに障害をもっている事実を知った直後こそ大きなショックを受けました。
しかし、いろいろ調べると、実はダウン症やそのほかの染色体異常を持つ胎児の多くは、
誕生する前に流産などで母体の中で淘汰(とうた)される運命にあるということを知りました。
ある医師は「生まれてくる子は強い生命力を持っている」と聞かせてくれました。
我が子もそんな強い生命力を持ってきた一人なのだと思うと、今では母親として息子を誇らしく感じます。
そしてまた、ダウン症に限らず障害をかかえながら生まれてくる子すべてが、
ほかの命と変わりない強く逞(たくま)しい命の持ち主であるということに気づかされました。
今、社会的にも障害をもつ人との共存の在り方を議論し、模索されておりますが、どの命も優劣なく朗らかに生きていける社会であることを願わずにはいられません。
そのために大それたことはできずとも、まずは私自身がこの子とのよい一日を一歩一歩積み重ねていきたいと思って、日々を過ごしています。
厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会が、2018年度は最低賃金を全国加重平均で26円引き上げる方向でまとめたことを知り、「あの方々」の顔が浮かんだ。
私は昨年、埼玉県内にある障がいをもつ方々の就労継続支援A型事業所で、数日間指導員の体験を行った。
平均20〜30代の利用者が事業所と雇用契約を結び、県の時給の最低額をもらって働いていた。
仕事ぶりは実に真面目で私語は全くなかった。
配水管の会社から管にラバーを巻く仕事を請け負っていたが、わずかのすき間やしわも出さずきれいに仕上げていた。
夏休みの宿題、多すぎないか 中学校教員 西村昭彦(長崎県 51)
熱中症事故を避けるため、文部科学省が夏休み期間の延長などを検討するよう都道府県教育委員会に通知した。
「長期の休みに宿題を出さないで」(2016年1月16日)という中学生の投書があった。
私は「出したくない派」である。
1945年8月15日、私は日本統治下の京城(現ソウル)で玉音放送を聴いた。
デイサービス利用、余生が充実 無職 森永政雄(愛知県 82)
昨年2月、交通事故に遭い病院に担ぎ込まれた。
入院中は予後の暮らしを思い、骨折した不自由な身体でどんな人生があろうかと、暗澹たる気持ちであった。
空襲の中、幼い私を背負って逃げてくれた母。
病を得て床に伏せたその背中はただれていた。
私の介護の手抜きでできた痛々しい床ずれだ。
訪問看護師さんから母の体の向きを変えるように何度も注意されたが、私は守らなかった。
「プラ製ストロー廃止」
海がら〜く
ーーーーすかいらーく
(川崎・たつ)
冷や飯が殺し文句の総裁選(長野県 野口寿子)
少子化を台風一家が嘲笑(あざわら)い(愛知県 朝倉義博)
逃走が盗走となる窮鼠(きゅうそ)おり(東京都 吉田徹夫)
集まれば墓の守り手ない話(埼玉県 渡辺梢)
☆球児たち昨日泣かせて今日は泣き(長野県 川畑哲彦)
さわやかに軽四で去るボランティア(徳島県 喜島成幸)78歳尾畠春夫さん
名著に親しみ資格試験に挑む 無職 吉開靖之(長崎県 81)
60年経てかなった夢の高校生活 高校生 高橋勝 (茨城県 76)
私の冒険は、60年ぶりの学生生活です。
私が中学生の頃、男女50人クラスのうち20人ぐらいが進学しました。
私は職に就きましたが、仕事帰りに、高校生になった元クラスメートと会うのがつらくて、わざと遠回りして帰ったことも数多くありました。
40歳の時、小中学生3人の娘との生活をスタートさせた。
夫と別れ、これから何があっても自分の責任と決心し、住む所を探し・・・の予定だった。
だが、別れた夫が突然亡くなった。養育費は幻と消えた。
学生時代、北鎌倉に1泊した時、1つ年下の19歳の女性と知り合った。
休日の公園で写生していたら・・・ 主婦 小野文香(千葉県 55)
中学校で私は美術部に入っていた。
「30年以上山口で教員をされていますが、東京都の教員を志望する動機は何ですか」
「冒険です。
昨年の東京都教員採用試験の面接でそう答えた私は、幸いにも試験に合格し、今は東京都の小学校の教壇に立っています。
求められる施策は「明日の福祉」ではなく、「今日の福祉」である。
諦めずにまた「声」を発信する 主婦 荒畑正子(東京都 74)
私の住む市には広聴の一環で、「市長への手紙」という制度がある。
「空き家は庭木だけでも伐採を」(7月20日)を拝読し、まないその通りだと思いました。
故郷誇りに自信持って生きよう 主婦 若林智子(千葉県 50)
「あれ?何か足りない東京生活」(2日)を読みました。
「トン、スー、太く、大きく」。
子供は教えられるチャンスがあれば、うんと成長することを知った。
「せめて食後は」と夫にキレたら 主婦 大ア玲子(山口県 60)
「あーもうイヤだ!」「せめて食後の片づけはしてよね!」
シメシメ。
夏の校庭に暗黒の爆風と轟音 NPO団体理事長 西川節行(京都府 82)
空襲受けた工場で兄を捜した 無職 加藤雅雪(愛知県 89)
生後1カ月で引き揚げた私 無職 村上貴美子(兵庫県 73)
ネットの進化は、言論の世界も大きく変えた。ウェブ上を連日、膨大な「論」が流れ、時に激しい敵意も飛び交う。
転換期の言論空間は、どうあるべきか。
精神科医の香山リカさんに聞いた。
いくつかのウェブメディアで連載を持っている私だが、いちばん力を入れているのはSNSのツイッターにコメントをくれた人たちとのやり取りだ。
もちろんすべてに目を通すことはできないが、特に「匿名」での「賛意ではなく批判(罵倒や誹謗(ひぼう)中傷もある)」に応じるように心がけている。
そういう人たちと直接、やり取りできることこそ、SNSの最大の醍醐味(だいごみ)だと思うからだ。
調査目的でそうしているわけではないが、連日、そんな対話を続けていて気づいたことがある。
まず、SNSでは理屈やデータよりも「1枚の写真」、つまり視覚的イメージが説得力を持つことだ。
たとえば先日は「沖縄・辺野古での米軍新基地建設への抗議活動をする人の大半は国外・県外の活動家」と主張する人たちとやり取りしたのだが、
彼らは繰り返し県外の労働組合の幟旗(のぼりばた)やハングルの横断幕が写った集会の写真を送ってきた。
「時にはそうしたことがあったとしても、日常的に座り込みをしている人の多くは沖縄県民」と資料のリンクなどを添えて返答しても、「写真が何よりの証拠」とゆずらない。
また、そうやって資料を示すことが、論拠の提示ではなく「ひとの意見に頼ろうとしている」と否定的にとられることが多い。
「この分野では権威の学者の論文だから」という説明が、「そんな人は知らない」「どうせサヨクの仲間だろう」と反発を買うことも多い。
“知の集積”がいとも簡単に否定され、「ズバリ自分の主張を述べる人」が評価されるのだ。
平野啓一郎(ひらの・けいいちろう) 小説家。1975年生まれ。
京大在学中に「日蝕」で芥川賞。近著に「マチネの終わりに」。
9月28日刊行の「ある男」を「文学界」に発表し、ウェブでも先行公開中。
ツイッターで政治的発信もしている。
ネットの進化は、言論の世界も大きく変えた。
ウェブ上を連日、膨大な「論」が流れ、時に激しい敵意も飛び交う。
転換期の言論空間は、どうあるべきか。
評論家の荻上チキさんに聞いた。
2003年、「ブログ元年」と呼ばれる少し前の時期に、個人ニュースサイトを作った。
ウェブ上には面白い記事が散見されるが、適切なフロー(導線)が作られていない。そこで人文社会科学系のコンテンツを紹介する記事を毎日更新していた。
他方、ウェブ上には多くの流言・デマが拡散されていた。
そうした「悪貨」を中和し、より適切な知識を提供するため、複数の「まとめサイト」を作り上げた。人々のオピニオンを変えるのは難しい。
しかし誤った知識に基づいた雪崩現象(サイバーカスケード)に対し、議題の変更を提案することはできる。
炎上は作れるが、同時に炎上は最小限にすることもできる。
終(つい)のすみかと思い定めて7年前、開設されたばかりのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に移り住みました。
当時は
高次脳機能障害、多様な支援を 看護師 石塚和子(新潟県 55)
運命は残酷です。
同い年の夫が2月、くも膜下出血になりクリッピング手術を受けました。
その後2回急変しましたが、まひはほとんど改善し、歩行可能で普通に話せます。
米国に不法入国した親子が引き離されて収容されていた問題が6月、注目された。
不法移民に厳しい政策をとってきたトランプ大統領が一転、一緒に収容できるようにする大統領令に署名したからだ。
次女(21)は左目周囲色素性 ...
旧姓に戻して分かった負担の差 (2018年8月22日). 予備校非常勤講師 早川奈朋子
毅然と向き合えない教師支えて 中学校教員 山本恵子(東京都 51)
「まじめな生徒はもう壊れそう」(7月27日)を読み、この現状を重く受け止めた。
教師の体罰・暴言に対する厳しい目を恐れるあまり、毅然とした態度で生徒に向かい合えない教師が増えている。
「まじめな生徒はもう壊れそう」と声をあげた中学生のあなた。
クラスが大変な状況の中、「授業を受けたい」という気持ちを持ち続けるあなたは立派です。
生徒に満足に授業ができないようでは、教師として、学校として、許されません。
今、先生や同級生に負の感情しか持てないかもしれません。
でも、決して自分から周りの人との関係を断ち切ることだけはしないで欲しいと思います。世の中に、分かり合えない人はいると思います。でも相手が何を考えているかを知ろうとすることは、無駄ではありません。自分を見失わないでください。
必ずあなたの努力や今の経験が大人になったときに役立つはずです。
私は上場企業の社長室に勤務していましたが、3カ月の病気休暇後、退職になりました。
私は裁量労働制の先駆的な事例をもって職を失い、還暦前に地獄に直面しアンハッピーライフを続けています。
かたえくぼ
「経文緯武」
たての糸・あなた
よこの糸・わたし
ーーーー中島みゆき
(中津・まさ)
政権と「犬猿」で良しマスメディア(福島県 佐藤吉男)
この日本潰した輩(やから)の芝遊び(大阪府 岸田雅隆)
ちょっと前カケさんもいた炭火焼き(東京都 三神直)
籠(かご)に詰め返送されるバスケット(東京都 鈴木英人)愚行!
☆金足の雑草ならば欲しい草(山形県 渡部米助)ファン急増。
まだ応援できる喜び嚙みしめる(神奈川県 村田卓)ファン急増。
8月15日の終戦記念日、各地の平和式典などを伝える新聞やテレビで、「不戦の誓い」という言葉が語られました。
そんな中、日本は専守防衛と言いながら着々と「兵器」をそろえ、軍隊と言えるものを組織し、もしも戦争になった場合の準備をしているように思えます。
多くの国民が「戦争はしてはならない」と思いながら、だんだん戦争に引き込まれていった過去を知っていながら、このような状況を見過ごしているのです。
本音の部分で「戦争はいやだ」と思っていた国民も多くいただろうに、いつの間にか「戦況のよいことを喜ぶ」ようになってしまいました。
どんな政策によって国民が戦争に勝つことを喜び、国全体が戦争に突き進んでいったのでしょう。
戦争の悲惨さを語るのも大切です。
でも同じ過ちを繰り返さないためには、戦争に突入していった当時の状況を知り、今の政治状況と突き合わせて考えてみることが大切だと思います。
無職 足立素夫(千葉県 75)
「見た目の悩み 独りじゃない」(8日本紙)を読みました。
次女(21)は左目周囲色素性母斑(ぼはん)です。
生まれた瞬間の医師の「あれ?」という言葉。
「顔を見せないことがこの子の幸せ」と、お見舞いの人に赤ちゃんの顔を見せなかった母。
20年以上の時を超え、これらの言葉がよみがえってきました。
今夏に離婚し、旧姓に戻った。
旧姓に戻そうと思えた理由の一つに、娘がまだ名前を言えなかったことが挙げられる。
離婚が決まってから、保育園で呼び名を変えてもらうようお願いした。
それで娘への影響は最小限にできた。
もう一つの理由は、別れることでしか夫婦の問題を解決できなかった相手の姓を名乗り続けることへの違和感だ。
自分の選んだ結果ではあるが、そうせざるを得ない状況になったのは、私だけによるものではない。
さまざまな感情を抱いた相手の姓を、これからも名乗る意味は見いだせなかった。
「ドローン配達」
空も飛べってかい
ーーーークロネコ
(西海・やせガエル)
名義変更の手続きは煩わしい。職場では説明に苦慮し気を使わせた。
そんな中ふと思う。元夫はこんな苦労を知らない。これからも知らなくて済むのだろう。この歴然とした差は放置してよいのか。
女性が活躍する社会になれば、婚姻に関して、より自分の意思を通すことになるだろう。
その時、一方の性が不便を被る社会であり続けてよいのだろうか。
人口の半分は女性である。
彼女らと、彼女らの苦労に共感する男性の意見が国会に届くことを願う。
酒飲んでもいいと言う医者好きになる(長野県 岡田淳)見放されてるのさ。
飲み明かし夢を語った時もあり(愛媛県 武井基次)かの友も亡く。
左遷かな飲ませてさてと上司言い(東京都 林明倫)酔い醒める。
軽く飲みましょう業者のいつもの手(茨城県 岩井廣安)悪魔の囁き。
ラムネ干す少年持たぬ喉仏(のどぼとけ)(東京都 高田淳子)まだ純真な頃。
飲み込みが早くて叱られている鶴(東京都 鈴木英人)人のつもりかコラッ。
☆コンビニでふる里の水買うて(こうて)飲む (京都府 山中あきひこ)帰省できぬ夏。
ボランティアは「タダ働き」だと考えていないだろうか。
ボランティアは『自主的な』という意味で、『無償』の意味はない。
日本では『ボランティア=無償=尊い』という意識が強く、残念だ。
世界では有償ボランティアが一般的で、青年海外協力隊も有償だ。
私は2カ所の老人施設で無償の生け花指導と傾聴ボランティアをしています。
無償だからいい加減な気持ちでいいと思っていません。
瀬戸内の島々 美しさ楽しむ2013/03/25 - 無職 貞野道子(岡山市北区 60)
映画「東京家族」を見た。山田洋次監督が舞台に選んだ瀬戸内海の島がどこなのか気になっていた。
地域面「旅ぶら」を読み、広島県の大崎上島(おおさきかみじま)という小さな島だとわかり本当にうれしかった。
映画のすがすがしい景色が目に焼き付いて離れない。
奥さんの葬儀シーンや、あちこちにちりばめられた風景が印象的で、行ってみたい島として心に残った。
「無償ならやらない」風潮が心配 無職 松居勲(岐阜県 76)
確かに、有償ボランティアも存在しますし、意義ある活動をされていると思います。行政が無償のボランティアに頼らず、もっと費用をかけて責任を持った対応をすべき分野もあるでしょう。
しかし、やはりボランティアの本質的な原則は「無償」だと思います。ボランティアの始まりは無償の、いわゆる手弁当の活動でした。それでも高い目標と責任感を持って活動してきました。
私たち夫婦は、点字図書館の音訳ボランティアを続けてまもなく50年になります。必要とされることは生きる張り合いです。生かされている、と感じます。
共同体を守ろうとする日本の文化意識。
同調圧力を求める人たちは右にも左にもいる、とした上で、日本の将来(例えば五輪)に…
「いいように忖度する国民なので、目覚め続ける不断の努力が必要。うかうかしていたらえらいことになる」
「特攻」は、軍幹部ですら、「統率の外道」と指摘したとされる異常な作戦であったというが当時、これに突き進んだ空気感があったという。
鴻上尚史氏は、陸軍の操縦士・佐々木友次氏のことで「まずその事実に驚きました。ただ帰るだけでなく、爆弾を落として船を沈めているのですが、参謀や司令官たちはまったく評価しない。
21歳の若者に『次は死んでこい』と言うわけです。
『爆弾を落として船を沈めればいいと思います』と佐々木さんが言っても、『爆弾を落とした後に体当たりしろ』と言う。死ぬことが目的になっているのです。
これだけ言われても、なぜ9回とも帰ってこられたのかを知りたかった」という。
軍幹部ですら、「統率の外道」と指摘したとされる異常な作戦に突き進んだ空気感は、戦後73年たって変わったのか。
「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」(講談社現代新書)を書いた作家の鴻上尚史さんに聞いた。
――著書では特攻を9回命じられ、9回生きて帰ってきた陸軍の操縦士、佐々木友次さんに話を聞き、彼の生き方を描きました。
「まずその事実に驚きました。ただ帰るだけでなく、爆弾を落として船を沈めているのですが、参謀や司令官たちはまったく評価しない。
21歳の若者に『次は死んでこい』と言うわけです。
『爆弾を落として船を沈めればいいと思います』と佐々木さんが言っても、『爆弾を落とした後に体当たりしろ』と言う。死ぬことが目的になっているのです。
これだけ言われても、なぜ9回とも帰ってこられたのかを知りたかった」
――結局、なぜ帰ってこられたのでしょう。
「色々な要素があるのですが、最大の理由は、佐々木さんが空を飛ぶことが大好きだったからだと思います。
彼が乗った九九式双発軽爆撃機はあまり評判のよくない飛行機でしたが『乗りこなすと鳥の羽みたいになるんだ』と言っていた。
自分の手で大好きな飛行機を壊すことに耐えられなかったんじゃないでしょうか」
「なおかつ上官にいくら文句を言われても、パイロットだから飛び立てば一人なわけで、精神の自由を保てたのだと思います。
『飛ぶことが好き』なんて考えは、当時の軍隊のような超ブラックな組織ではまず言えないことです。
日本型組織は、少数の異論を持つ人に暗黙のうちに多数意見と合わせるよう求める同調圧力が強い。
これに対抗する最も強力な武器は、『本当に好きだ』という気持ちを持ち続けることだと思います」
「上官が隊員を並ばせて、『志願する者は一歩前に出ろ』と言い全員が出るまで待ち続けた例や、『行くのか行かないのかはっきりしろ』と突然叫んで、全員が反射的に手を挙げた例もあったといいます。
好きでなったとは言えないでしょう。中には、予科練や少年飛行兵など14〜15歳から軍隊教育を受けて外部の価値観を知らないまま成長し、志願した人もいたと思いますが、それは1割か2割です。
残りは志願という名の強制、命令だったのは明らかです」
「命令した側は自分たちの責任を明確にしたくないので、『我々が非難されるのは甘んじて受け入れるが、国のために散った若者を馬鹿にしないで欲しい』という、実に卑劣で巧妙な言い逃れをしています。
特攻を命令した側と命令された側を、ひとまとめに『特攻』と呼んではいけません」
「特攻兵が『ほほ笑んで自らを犠牲にして散っていった』のようなわかりやすい物語はどの時代でも受け入れられやすい。
ただ、その裏というか、本当は何があったのかを伝えていくのも、大切な仕事だと思っています」
――特攻を生み出した日本社会のあり方は変わりましたか。
「日大アメフト部の選手が悪質なタックルをした問題の構造が、特攻の構造とあまりに似ていて、怒りを通り越してあきれました。
指導者側は選手が自発的にやったと言い、選手側は指示だったと言う。
ただ選手は従わざるを得なかったわけで、僕らは同調圧力の強さの中で、つい忖度(そんたく)してしまう国民性なのです」
「日本の文化の奥底には村落共同体を守ろうとする意識があって、これを壊そうとするのは天災ぐらい。
天災にはあらがってもしょうがないと、与えられたものを受け入れ、現状を維持することが一番重要なんだという文化が根づいているのだと思います」
――共同体は悪でしょうか。
「もちろん良い面もあって、東日本大震災で壊滅状態だった道路の大半が1週間で通れるようになったのは共同体が機能した例です。
復旧工事にかかわった人の中には、まだ肉親が見つかっていない人も、家が壊れたままの人もいました。
それでも復興のためなら、何をおいてもやる。
絆をもとに動くことが、すべて悪いこととは言えません」
仕事をするために残業していたのがいつの間にか、上司が残っているから帰れないとか、定時で帰ると仕事していないように思われるとか、残業自体が目的になってしまっている。
僕ら、忖度する国民はそれが変だと思いながらも、共同体を維持することが大事だと思い込みがちなので、指摘せずに続けてしまう」
――これは変わりませんか。
「『不死身の特攻兵』は、最初は歴史好きの人が、その次にサラリーマンが買うようになりました。
そのうち女性も買うようになり、ネット上では『PTAと全く同じ』なんて反応があります。
最近は高校生や大学生が『これって俺たちのコーチの話じゃん』と反応している。
このままではいけないと思い始めている人が、増えてきていると感じますね」
「僕は四国の愛媛県の出身で、両親は小学校の教師でした。
教師は理想を語るので、おかしいと思えばおかしいと言う。
その影響か、子どものころから朝の6時に役場や公民館がサイレンや歌を流すのはおかしいと思っていました。
これは、朝6時に起きる人たちを前提にした社会でしょう。
しかし朝寝ていたい人もいるだろうし、家によって生活習慣も違う。
こういう慣習を、何十年も残してきたのが『世間』です」
――戦後、高度経済成長期やバブル時代を経ても、「世間」はなかなか変わらなかったと。
「高度経済成長は、日本のナショナル・アイデンティティー(国民意識)になった。
豊かになることに向かいこの国は進んできたけど、バブル経済の崩壊後、失われた20年が来ました。
我々は今、ポジティブに言えばどこに向かうべきかを探している時代で、ネガティブに言えば喪失した時代です」
僕はそれを『世間原理主義者』と呼んでいます。
しかし、世間と呼ばれる共通の価値観で生きていく前提は既に崩れているのに、それを取り戻そうとすると、同じ価値観に染まらない人たちへの排斥が始まります。
それがLGBTの人は『生産性がない』という驚くべき発言につながるわけです。
世の中が多様になる流れは必然で、排斥しても何も始まらないはずです」
――一方で、こうした言動に対抗する動きもあります。
「そういう面では実にスリリングな時代、おもしろい時代だと思いますね。
『生産性』というような視点でしか語れない政治家がいる一方で、すぐに抗議デモが起こる。
しかしこれは、両者の分断が進む危険性もはらんでいます。
おそらくネットが普及した影響が大きいと思います。
新聞がメディアの一番手だった時代は、自分が読みたくないものも目に入りましたが、
今は自分の読みたい文章だけ読んで一生を終えられるようになりました。
情報がたこつぼ化しているのです」
「安倍さんがどうのというより、同調圧力が桁外れに強い国なんだという意識を持っているかどうかが、政治家の立ち位置を決めると考えています。
それは自民党だろうが、共産党だろうが、僕はあまり区別していません。
他人に合わせて行動するということは、自尊意識が低いこととセットなのですが、それをどれくらい問題だと考えているかで、人はずいぶん違うんだろうと思うんです」
――どういう人にこの国のリーダーになって欲しいですか。
「本が話題になって、右側からも左側からもいろんな意見がきましたが、結局、同調圧力を求める人たちは、右にも左にもいます。
この状況をなんとかしない限り、この国が本当に、健全に一人ひとりが思考することは難しいと分かってもらえる人がいいですね」
「最近も政府が2020年の東京五輪・パラリンピックの暑さ対策のため、サマータイムの導入を検討すると言っています。
導入しなくても、マラソンは朝7時スタートを5時にすればいいだけで、なぜ国民を総動員するんでしょう。
いいように忖度する国民なので、目覚め続ける不断の努力が必要です。
うかうかしているとえらいことになります。あきらめたら負け。頑張らないと」
(聞き手・諏訪和仁)池永牧子撮影
鴻上尚史(こうかみしょうじ) 1958年生まれ。大学在学中に劇団「第三舞台」を旗揚げし、プロデュースユニット「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」を中心に活動している。
「新しい栽培品種」
雑草
ーーーー農業高校
(横浜・月見草)
終(つい)のすみかと思い定めて7年前、開設されたばかりのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に移り住みました。
当時は認知症など要介護度の重い方々は入居させない約束でしたが、入居率を上げるためか、今では新しく 入居してくる人のほとんどがそのような方々です。
東北に元気、金足農ありがとう 無職 酒井伴美(神奈川県 85)
全国高校野球選手権で史上初となる2度目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭、東北勢初の優勝は果たせなかったが、見事準優勝を勝ち取った金足農業に心から祝意を表する。
全国を沸かせ、100回記念大会に花を添えてくれた両校に感謝したい。
いつも通るJRの踏切の両側が雑草で覆われ、見通しがきかず危険なので、最寄り駅へ電話して知らせようと思った。
ところが、ハローページに駅の番号が載っていない。
列車助手の死「十七」と人ら呟く 無職 齋藤佐和(千葉県 75)
1945(昭和20)年7月31日に大分県の豊肥線朝地駅で起きた米軍銃撃に関する投稿「『皆殺し』知る小さな駅の被弾木」(15日)を読み、父が遭遇した列車空襲のことだと気づきました。
復元建造物を新たな文化財に 団体嘱託職員 高橋誠(東京都 63)
お城がブームだ。
城は歴史のロマンを感じさせ、観光資源として地域振興に資するものである。
全国には戦後復興された天守や天守風建物が多くある。
会社でも国でも頭からいかれ(栃木県 井原研吾)
風見鶏になってしまった進次郎(神奈川県 池田功)
真価問われる「オール沖縄」(大阪府 宮本一夫)
触れもせずステルス選挙推す自公(高知県 岡山茂喜)
障害者裏切ったこと気がつかん(京都府 山中あきひこ)
☆ごまかしを水増しなんて臍がお茶(神奈川県 和泉まさ江)
精神障害のある人を自宅で合法的に閉じ込めていた「私宅監置(したくかんち)」用の小屋が、沖縄県に残っている。
私宅監置は約70年前に法律で禁止され、現存する小屋はきわめて珍しい。
精神医療のあり方を考えるきっかけとするため、地元の有志が保存活動を始めた。
家族が申請し行政の許可を得る仕組みだった。
「医制八十年史」(厚生省発行)によると、35年には7千人超が監禁されていた。
愛知県立大学の橋本明教授(精神医療史)は「私宅監置は人権への配慮が足りず、医療も不十分。
劣悪な処遇により精神障害者への悪いイメージも助長した」と指摘する。
イタリアには精神科病院がない。40年前に全廃する法律が施行されたからだ。
一人の精神科医が、強制入院から地域で支える仕組みに変えようと奔走した。その理念と実践は世界に先駆けた取り組みとして注目されている。
1978年に施行された法律は「バザーリア法」と呼ばれる。
閉鎖病棟での強制入院が当たり前だった精神医療現場を改革したフランコ・バザーリア(1924〜80)にちなむ。
バザーリアは「危険な存在」として隔離されてきた患者と対等に向き合わない限り病気は治らないと考えた。
病院を開放し、患者の自由意思による医療を導入。精神科病院長として赴任した北部トリエステで病院の廃止を宣言した。
トリエステには患者の一時宿泊用施設が4カ所ある。
その一つ、海岸に近い高級ホテルに隣接する施設は一軒家を改装したつくりで、個室が6部屋。施錠されておらず、外出時は看護師らスタッフが付き添う。
あの敗戦からわずか5年。不戦をうたう平和憲法ができてまもなく始まった隣国での戦争に、日本人は深く関与していた。
南北、米朝の首脳会談で、終結への期待がにわかに高まった朝鮮戦争。
今も日本のかかわりの全容は、明らかになっていない。
・・・ 防衛省防衛研究所の調査では、朝鮮戦争で軍人や軍需品の輸送、機雷の掃海などに動員された日本人は確認できただけで約8千人。
調達庁(旧防衛施設庁の前身)がまとめた「占領軍調達史」では、開戦から約半年で船員や港湾労働者ら56人の日本人が死亡したとされるが、こうした史実はほとんど知られていない。
・・・ 米軍は「国連軍」として朝鮮戦争に兵を出した。
その医療行為に日本赤十字社の看護師らも投入された。
「新筋トレ」
深々と頭を下げ
しばらく上げない
ーーー日本スポーツ界
(調布・水独楽)
三度目はどんな文句で目眩(めくら)まし(三重県 山崎末男)
☆ゴルフなら論戦しますパター持ち(山形県 渡部米助)
人は皆ポチか敵かで友は居ず(千葉県 安延春彦)いえトランプ氏のこと。
発動も発情もする大統領(茨城県 岩井廣安)炎上も
しばらくは除草禁止の秋田の地(秋田県 笹耕市)雑草いとし
「きん」という名前似合った女優さん(愛知県 牛田正行)
生徒と一緒に東京のイスラム寺院を訪れた。
トルコやアフガニスタンなど様々なルーツの人たちを紹介していただいたが、一番多かったのはインドネシアの方々だった。
私は更新可能な5年間の労働ビザを認めればいいと思う。
10年貢献したら永住権か国籍の取得を可能にする。
賃金は日本人と同一に。事業を始めてもいい。
1945年4月16日、1隻の船と3機の特攻機が沖縄の青い海に沈んだ。
私の祖母は、当時12歳でその様子を目撃した。
84歳になった今では、自分の玄孫の名前の名前をよく忘れても、あの日、特攻機がどのように船に体当たりしたかについては、今起こったかのように語る。
「命(ぬち)どぅ宝」(命こそ至高のもの)という言葉が一般的な沖縄で育った私は、せめて特攻隊員のご遺族に、彼らが最期に居た場所を知らせたいと願ってきた。
勤務先で今春、アルバイトの大学生に、「どこに就職するの?」と聞いた。
すると彼女からは「ガールズバーでアルバイトするんです」と答えが返ってきた。
「もったいない。せっかく、新卒なのに。
一度ぐらい、普通の就職活動をすればいいのに」
「親御さんが泣くわよ。
仕送りもらって大学まで出してもらってそれはないんじゃない?」
元小中学校長 浅井清(三重県 63)
甲子園で数々の熱戦が繰り広げられたが、特に金足農業と近江の試合は出色で、両校の投げ合いはすばらしかった。
しかし、私はこの試合で気になることがあった。
日本には昔から「判官びいき」という言葉があるから、負けているチームを応援したくなるのも分からなくもない。
元陸軍中将で、戦時中は軍の中枢を歩み続けながら、戦後は一転、平和活動に身を捧げた遠藤三郎さん(1893〜1984)の肉声を記録した音源が、
福岡県飯塚市の武富慈海さん(69)方で見つかった。
庶民目線で戦争の記憶を伝え続ける「兵士・庶民の戦争資料館」(同県小竹町)を開いた、
武富さんの父の故・登巳男(とみお)さんが34年前にインタビューし、平和について語り合った。
収録は84年2月19日に埼玉県狭山市の遠藤さん宅であった。
遠藤さんが亡くなる約8カ月前のこと。
約2時間分のやり取りがカセットテープに収められた。
中高生に数学を教えています。
微積分はほとんどの高校で履修する「数学U」に登場しますが、学習時間は2ヵ月程度です。
一方、理系の高3生が学ぶ「数学V」はおよそ半分が微積分になります。
元は橋の設計、その後は構造解析のコンピュータープログラミングと、技術者人生を歩んだ私は数学の重要性を知っている。
ご投稿に異論を唱えたい。
まず、橋の設計には、数学の知識の上に成り立つ応用力学が欠かせない。
また線形代数の知識なしにプログラミングは成り立たない。
今も昔も数学に苦い思いをした人は多いと思う。
特に高校に入った途端に難しくなり、苦手科目になってしまう生徒も多いのではないだろうか。
しかし、大学入試では、数学は昔から国語、英語と並ぶ主要科目だ。
私は獣医師職の公務員だが、これまでの仕事で微分や積分を必要としたことは一度もなかった。
高校で微積分までやる必要はないのでは、との投稿。
教育は本来、受けて楽しいはずなのに、逆の効果が表れてしまった。
これはいけない。
理工学系の研究所に勤めて大学で数学を教えた経験も踏まえ、微積分の一つの入門を試みたい。
ニュース見るたびに死者数増えていく(福島県 山口ちい子)
☆だって西の話でしょうと大宴会(福岡県 河原公輔)
官邸が絡まなければすぐ捜査(長野県 川畑哲彦)
消し炭のように狂気は今もなお(神奈川県 石井彰)
稀勢の里泣くな失業の俺がいる(山形県 渡部米助)
梶負けるなと一緒に泣いた(神奈川県 大坪智)人間の条件・加藤剛さん
私は第1子を妊娠中である。
母は6年間の不妊治療の末、男女の双子を妊娠した。
「右のおっぱいをあなた、左のおっぱいを弟に吸わせて、そのまま寝ちゃうこともよくあったよ。」と笑いながら話す母の朗らかな強さに心がほぐれた。
自民党の二階俊博幹事長が「子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考えて(いる人がいる)」
「皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで、国も栄えていく」と述べた。
「勝手な」と断じるのは、子どもを持たないもしくは持てない人を批判することであり、政治家そし
「子を産んで国栄える 正論では」(6月30日)を読み、違和感を覚えた。
「幸せになるために子どもをたくさん産んで国も栄えるとの考え方は、政治家が指針とすべき正論」だというが、「国が栄える」ことを中心に据えた論のように思える。
投稿で引用されている「考え方」は自民党の二階俊博幹事長の発言。
どうしても自民党憲法改正草案の13条を想起する。
現行憲法の条文「すべて国民は、個人として尊重される」から「個」を意図的に外し、「全て国民は、人として尊重される」に改めるという案だ。
「代打ホームラン」
日本に力を与えたい
ーーー 大谷選手
(日野・和ちゃん)
戸籍上は男性だが、自ら認識する性(心の性)が女性であるトランスジェンダーの学生を、再来年度から受け入れるとお茶の水女子大学が表明した。
日本女子大など他の大学も検討を進めている。
多様な性のあり方を認め、学びの場を保障する動きが広がるのは意義深い。
文部科学省は15年、性的少数者の児童・生徒への「きめ細かな対応」を求める通知を全国の小中高校に出した。
この問題は教科書でも取りあげられるようになり、千葉県柏市の市立中が性別に関係なく着用できる制服に切りかえるなど、目に見える変化が出始めている。
むろん入学を許可して終わりではない。講義や日常生活、スポーツ、就職活動など様々な場面でサポートが必要になる。
当事者の声に耳を傾け、準備を整えてほしい。
日本学術会議の分科会が昨年まとめた提言「性的マイノリティの権利保障をめざして」でも、教育機関に対し、
通称名の使用やトイレ、体育・健康診断での配慮、カウンセリング体制の充実などを要請している。
進路指導をする高校の側も、正しい知識が求められる。
文科省など関係機関は連携を密にして、切れ目のない支援体制を築いていかなければならない。
性的少数者が自分らしく生きられる社会づくりは、まだ緒に就いたばかりだ。
福岡市、大阪市などが続き、さらに準備している自治体もある。だが諸外国では法律で同性婚を認めるなど、より強い形で権利を保護している。
主要7カ国でそうした法整備をしていないのは日本だけだ。
この国会では、40年ぶりに相続制度を大きく見直す改正民法が成立した。
長年連れ添った配偶者や介護に貢献した人に、これまでよりも多くの財産が残されることになったが、事実婚や同性のパートナーはその対象ではない。
政府・国会には大きな宿題が残された。
多様な考えや生き方が現にあり、それを認め合うことが、人権が守られ、誰もが生きやすい社会につながる。
既存の制度や慣行はその妨げになってはいないか。
常に意識を持って点検し、着実に見直していくことが大切だ。
日本経済の屋台骨である自動車産業で、またも不正が判明した。
根絶に向け全力を挙げる必要がある。
日産自動車で、排ガスや燃費の測定をめぐる新たな不正が見つかった。
出荷前の抜き取り検査のときに、データを書き換えるといった事例が、国内5工場で横行していた。
検査した車の半数以上に及ぶという。
日産は昨年9月に完成車の無資格検査が発覚し、国土交通省による業務改善指示を受けた。
社内調査で、長期にわたる大規模な不正が判明し、西川(さいかわ)広人社長は11月の会見で「信頼を裏切ることになった」と謝罪した。
ところが日産のデータ不正はそうした事態の最中も絶えることなく、先月まで続いていたという。驚かざるをえない。
日産でものづくりのトップを務める山内康裕執行役員は会見で、「コンプライアンス意識が希薄だった」「職務の実態把握が不完全だった」と述べた。
いずれも無資格検査発覚のときに明らかになっていた体質だ。
昨秋から改善が進まなかったのは問題の根深さを示しており、深刻に受け止める必要がある。
今回の不正の会見には、西川氏は出席せず、山内氏が原因究明や再発防止の仕組みづくりが経営陣の責任だと述べただけだった。
企業体質を改めて会社全体を正しい方向に向けるには、何より経営トップが厳しく身を律する必要があるのではないか。
日産は外部の法律事務所に調査を依頼した。
不正がいつ始まり、なぜほとんどの工場で常態化したのかなど、詳細を明らかにする必要がある。
書き換えても法律に抵触しないと検査員が思ったのではないか」と述べた。
結果的にカタログ上の性能は満たしていたという。
社内基準とはいえ、ルールを守らぬ姿勢がはびこれば、大きな違反や事故につながりかねない。
一方で、ルールを定める際には、その必要性が十分に理解できるものでなければならない。
ルールの実効性を高めるには何をすべきか、再発防止に向けて十分検討してほしい。
小6と中3が対象の全国学力調査の成績を、校長や教員の人事評価とボーナスに反映させる。
各学校への予算配分も、結果にあわせて増減させる。
大阪市の吉村洋文市長が、こんな方針を打ち出した。
学力を底上げするのが狙いだというが、理解できない。
成績が振るわない学校・地域を置き去りにし、格差を広げかねない。
子どもの弱点をつかんで授業の改善に役立てるという調査の趣旨を逸脱し、過度な競争や序列化を招く恐れが強い。
・・・ あまりに短絡的で乱暴だ。
進路指導で痛感するのは学費の壁。
標準的な私大は4年間で400万円から500万円ほど。
工面できるか確認しないと、夢を見せた後に奈落の底に落としかねない。
親の経済力が不十分なら「奨学金の活用を」となるが、大半は有利子で、奨学金とは名ばかりの教育ローンだ。
せめて学生支援機構の奨学金は無利子にすべきだ。
無利子なら、少しでも無理のない返済計画を立てられ、返済率も高まるはずだ。
監督:西村潔 脚本:柏原寛司
出演:三浦友和/白都真理/田中美佐子/角野卓造/石橋蓮司/中島葵/中村竹弥☆会社社長の父・源造が殺された。
息子の彰が容疑者となり、秩父山中に逃亡する。
5ねんぶりにパートとして就職した職場は、驚くほど働きやすさに力を入れている。
人手不足の介護業界にもかかわらず手厚く人員が配属され、急な欠勤でも嫌な顔一つされない。
夫が救急車
全国の新幹線で貨物輸送を 無職 副島功(長崎県 67)
西日本豪雨で、JR山陽線が大きな被害を受けた。
九州と関東、関西をつなぐJR貨物は、トラックと船舶による不通区間の代行輸送を始めた。
近くに住む41歳の娘が、15歳の長男と13歳の次男に、「彼女にするならこういう子がいいよ」とアドバイスしたらしい。
「お母さんのように、お菓子を手作りしたり、ギョーザも自分でちゃんと作ったりするとか・・・」
虐待しそうな方は欠陥人間ではない。
助けを求めればいい。
私は、待ちに待った赤ちゃんだったというのに、魔が差した時があった。
海外にいて親を頼れず、一日中泣き続ける我が子にうんざりし、8階のマンションのベランダに立ち、ここから投げれば解放されると思った。
「秋場所番付発表」
アキ場所にならぬよう
ーーー横綱・大関
(豊川・捨楽生)
雇いたくないが本音の各省庁(東京都 三神玲子)
「正直・公平」不快と思う摩訶(まか)不思議(山口県 田中玲子)
口利きうまいと甘利氏選対(埼玉県 阿部功)
公平に総理報道減らせとや(大阪府 清水康寛)
☆恐るべしエアコンという命綱(神奈川県 大谷敏行) 入院5人死亡
飽きるほど去年の分まで食べてやる(福島県 山口ちい子)サンマ
書店めぐりが大好きだ。
とりわけ翻訳された日本の作品に外国で出会うと、旧友が愛されているようでうれしくなる。
ベストセラーの背表紙をながめたり、世界的な名作や古典の扱いを比べたりすることは、その土地の世相や歴史を知る取材でもある。
ただ、本を買うにも知識を得るにもネットが存在感を増し、閉じた店も少なくない。
フランツ・カフカ賞をアジアでは村上春樹さんに次いで受賞した中国を代表する作家の一人だ。
書物の国はいま 「焚書坑儒」と書店ブーム 吉岡桂子
20年近く前のことです。
私が勤めていた銀行で、女性職員の妊娠が相次いだ時、支店長は「かなわんな。お祓(はら)いしやなあかんな」と言いました。
そのうち1人が不幸にもおなかの中で流産してしまったのですが、同じ支店長が
「今の時期、腐ったりしんやろうで、出すのは年度変わってからにして」と本人に向かって言うのを聞き、
いくら年度末で忙しいといっても無神経すぎる、と驚きました。
63歳になる娘は、58の時、体のあちこちで異変が起きました。
歩行中のつまずき、眼球をうまく動かせない、話しかけられても返事が出てこない・・・。
大学病院で、「進行性核上性麻痺」と告げられました。
障害者雇用、派遣元は必死です 会社員 鈴木優一(長野県 57) .
私は人材派遣業に従事しています。
私たち派遣元の会社が障害者を雇用して、働く場となる企業に派遣すると、今問題の障害者雇用数は 、どちらでカウントされるかご存知ですか?
答えは派遣元。
「新交通安全標語」
右見て左見て 上を見て
ーーーー空飛ぶクルマ
(横浜・みっちゃん)
正直で公正それがニュースとは(千葉県 姫野泰之)
睨(にら)まれてポチから野良に降格し(山形県 渡部米助)
第三者委員ばかりの国となる(神奈川県 池田功)
電力も知恵も出さずにオシャカ様(大阪府 谷口東風)
律義にも二百十日に顔を見せ(滋賀県 小寺洋一)南方から台風21号
九月二日知らぬ大人が増えている(大阪府 山本周二) 降伏文書調印、79歳の感慨。
大学卒業後の受け皿を明確に 大学教員 竹内健太(東京都 32)
皆さんの周りでどんどん外国人が増えているなどと感じていないだろうか?
それは2008年に始まった「留学生30万人計画」という国の政策によるもので、
日本に留学するためのビザなどの「入り口」の改善と、誘致活動の結果である。
6歳と9歳、2人の子を持つ私は、授業参観などの学校行事や子どもたちの登下校を見守る旗当番などに加えて、
子どもが風邪をひいた時や習い事の送迎で多忙な日々を過ごしています。
有給休暇をあてることもありますが、ギリギリの状態です。
今年度はそんな私にとどめをさす「任務」が加わりました。
それはPTA役員です。
フルタイムで働いていようが、幼い子どもがいようが、容赦なく回ってくるPTA役員。
南スーダンに派遣された陸上自衛隊の国連平和維持活動(PKO)部隊が2016年7月、ジュバで起きた武力衝突に遭遇した際、宿営地の施設9カ所が被弾し、小銃や機関銃の弾頭25発が敷地内から見つかっていたという。
宿営地が交戦下に置かれたことは間違いない。だが、国会・国民にその報告は皆無で、報道で初めて判明した。
隊員の生命が危険にさらされた事実を政府が隠したわけで、知る権利など完全に無視だ。
これでは我々国民は、PKOの必要性は認めても、交戦地への隊員派遣を容認するわけにはいくまい。
万一の時、いつ、どこで、何があったのかが秘匿されたら家族はたまらない。
歴史的な米朝首脳会談から2カ月半。
北東アジアの緊張がひとまず緩和した今こそ、日朝間の最大の課題である拉致問題に最優先に取り組む時だ。
日朝対話の出発点は、小泉純一郎元首相が自ら訪朝して調印した、「日朝平壌宣言」(2002年)だ。調印の約1カ月後、拉致被害者の一部が帰国した。
「宣言」では「日朝間の不幸な過去」の清算が掲げられた。
国交正常化の早期実現のため、「植民地支配」で「朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えた」歴史を謙虚に受け止めることが明記されている。
拉致問題が1_も進展しない背景には、首相の歴史認識があるのではないか。
拉致被害者の家族は、帰国を40年も待ち続ける。
人道上許されず、対話以外に解決手段がないのは明白だ。
またこれは、日朝間の問題であり他国を巻き込むことではない。
首相自ら行動することが家族会への誠意の証しだ。
政府は 「日朝平壌宣言」に立ち返り、早急に日朝首脳会談を実現するべきだ。
父は84歳の時、脳梗塞(こうそく)にかかり特養へ入所しました。
私たち家族は終(つい)のすみかという思いでした。
だが、口から飲食するのが次第に難しくなって脱水症状に陥り、総合病院へ緊急搬送。
私は最愛の夫を1月に亡くしました。
葬儀の後、子供もなく独り暮らしとなった私は、保険会社の勧誘で、言われるまま入院保険に加入。
葬儀社から勧められた互助会に入会。
そして銀行の遺言信託にて、遺言を作成中です。
50代ですが、いろんな人から「早く死ね」と言われているような気がしてしまうのは考えすぎでしょうか?
9月3日は、私の伯父、義雄の命日とされる日だ。
兵隊にとられ、フィリピン・レイテ島沖で輸送船ごと海底に沈んだそうだ。
母のお古の傘はレトロなお宝 パート 須貝恵理子(新潟県 49)
長年一人暮らしをしていた母が老人施設に入所することになり、実家の片付けに行った。
壊れて使えない家電。
玄関のげた箱には何十年も前の靴。
教員になって10年近くが経った。地元で就職したり、盆休みで帰省してきたりした教え子に思いがけず会う機会が多い。
まだいろいろと悩む若者や、結婚し子供まで連れている教え子など様々だ。
かたえくぼ
「なでしこ」
この秋は金色に咲く
ーーーー七草
(鹿嶋・葛)
102兆誰がどうして払うんじゃ(大阪府 遠藤昭)概算請求過去最大
借金も少ない時は気が揉(も)める(千葉県 安延春彦)今やどこ吹く風
ヒトラーの熱狂思い出させるQ(兵庫県 岸田万彩)救世主と
葬列が反トランプのデモに見え(茨城県 清水方子)マケイン氏への弔辞
震災に虐殺押し込めケロリとし(東京都 富山茂雄)小池知事今年も
☆第三者委員会会社設立す(宮崎県 甲斐祐一)繁盛確実
幼児から高校までの教育は、子どもたちがその後の人生をどう生きるのかを選択する上で非常に大事です。
現場は国や学校の方針に大きく左右されますが、何を基準に考えればいいのでしょうか。
多様化が進む社会における教育のあり方について、3回にわたり考えます。
聞き手・中島鉄郎
同志社大教授 大島佳代子さん
校則の問題が改めて注目されたのは2017年9月、大阪の府立高校の女子生徒が生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう指導され、
不登校になったとして府を訴えたのがきっかけでした。
ネット上で理不尽な校則や合理性がない指導は「ブラック校則」と名付けられ、
NPO法人の理事長らが「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」を立ち上げました。
1980年前後に校内暴力が社会問題化すると、校則も厳罰化されました。
一方で、校則で丸刈りを強制するのは憲法違反だと生徒が訴えた「丸刈り訴訟」などが起き、
80年代後半には文部省(当時)も中学、高校に行きすぎた校則の見直しを求めました。
しかし今回のプロジェクトには「カーディガン禁止」や「下着は白」「スカートの丈は何センチ」といった類いの「ブラック校則」の例が寄せられました。
こうした、おかしな校則が見直されないまま残っているのはなぜでしょう。一つには、中学も高校も3年間という短い在学期間なので、
生徒や保護者の側が「おかしい」と声を上げるより、我慢した方がいいと考えている例が多いからかもしれません。大学進学は推薦入学者の割合が増えていますし、進学や就職にとって学校の評価も重要でしょう。
異を唱えて目立つと、こうした機会に不利益を被ると恐れても不思議ではありません。
人が集まればルールは必要で、校則がない方がいいとは言えません。けれども校則だからといって、何を決めてもよいわけでもありません。
校則問題が難しいのは、一口に校則といっても、「あいさつは大声で」「自転車通学にはヘルメット着用」といったものから「染髪パーマ禁止」といったものまで内容はさまざまで、
その法的性格や権利侵害の程度をひとくくりにして語ることができないからです。
まずは、何が「ブラック校則」なのかを見つけ出さなくてはなりません。
そのためには、一つ一つのルールの合理性や必要性を考える必要があります。
例えば、「染髪パーマ禁止」というルールが「学校の評判のため」だという主張には合理性があるでしょうか。
そこには「黒髪で直毛の子はまじめ」という、偏見や思い込みが隠れていないでしょうか。
50年ぶりの故郷はメイン通りさえ日曜の昼下がりに人っ子ひとり歩いていない有り様です。
私はこの夏、東京からこの東北の小さな町に戻りました。
認知症を患い、極度の難聴もあって言葉の交流のない世界にいる母の「話し相手」として。
元侍従、故小林忍氏の日記で明かされた昭和天皇の晩年のお姿をしのびつつ、私は軍人勅諭の暗唱を強いられた日々を思い出した。
小学校5年生だった1937年7月7日の盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)の直後から、1945年8月15日、
陸軍2等兵として昭和天皇の玉音放送を聞き号泣した日まで8年間、ことあるごとに「上官の命令は朕の命令」と説く軍人勅諭によって体罰を受けた。
胸を蹴られて絶命の危険を感じたこともあった。
異常なほどの安価で国有地払い下げを受けた大阪市の森友学園が経営する幼稚園で,園児に「教育勅語」を暗唱させているという。
戦争経験世代として,問題があると感じている。私は1933年に小学校に入学した。すぐ教育勅語を暗唱させられ,教室でも運動場でも,友だちと一緒にそらんじられるよう努力した。
直立不動の姿勢で暗唱の試験をさせられることもあった。
高学年になると,今度は「軍人勅諭」を暗唱させられた。
あらためて教育勅語の内容を考えると,ひとつひとつには人間として大切な教えもある。
だが,それらを貫くのは,神格化された天皇の臣民として務めを果たし,天皇のため命を捨てる覚悟を刷りこもうという考え方だ。
恥ずかしながら「料理は女性が当然」という価値観の中で生きてきた。
親元にいた時も、6年前に結婚してからも。
食品表示、もっと大きな文字に 無職 吉村真理絵(福岡県 38)
最近、祖父母の手伝いに行っていて気付いたことがある。
食品の賞味期限や消費期限、保存方法の説明が、高齢者にはわかりにくいというのだ。
「いわさきちひろ 生誕100年」の記事(8月21日本紙)を読んで思い出すことがある。
今から60年も昔の話である。
ある出版社に入社して3ヵ月ほど経ったある日、挿絵の原稿を受け取るべく、ちひろ邸を訪れた。
「彼氏持つデメリットに勝るもの」(8月10日)を好感を持って読みました。
「次の元号」
平静
ーーー災害日本
(川越・小江戸)
国民と党員別の国の人(東京都 戸石英介)
☆亡き人の数まで差配する官邸(宮城県 小林文生)
二十二回会えど進まぬ領土かな(兵庫県 妻鹿信彦)
進展が得られないまま再会談(神奈川県 平松健)
パレードは控え目にする当たり前(神奈川県 朝広三猫子)ICBM無いと
「そだね〜」はほとんど忘れられた秋(栃木県 長岡公亮)昔女(おみな)ありけり。
6日午前3時すぎ、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする大地震が発生した。
私の住む道央の町では震度5強だったが、地震の数分後に電源が落ち、テレビが消えた。
ラジオも携帯も持たないので、8日未明に電力が復旧するまで、新聞以外情報が入らなかった。
生まれて初めて経験した大停電で、まず感じたのは、大げさなようだが、「餓死するのでは」ということだ。
世耕弘成経済産業相の説明では電力の完全復旧まで「1週間以上かかる」との見通しだったので、不安になったのだ。
近くのスーパーマーケットを回ったが、どこも閉まっていた。
徒歩20分ほどの商業施設に行くと、百数十bの長蛇の列。
商品棚の多くは空で、カップ麺を買うのがようやくだった。
また、我が家のように車のない家庭では、何度も買い出しにいくのも大変だ。
1日3食カップラーメンが続き、同居する82歳の父が「1週間ももつかな」と不安がった。
風呂も温水も出ず、体を洗えなかった。
電気がないとこれだけ、人の生活がもろくも崩れさるものかと思い知らされた災害であった。
地位協定の改定は当然の権利 農林業 橋本理市(三重県 80)
米軍のオスプレイ機が来月、東京都の横田基地に配備される。
一昨年、沖縄で事故を起こした輸送機だ。
在日米軍に様々な特権を与えている日米地位協定により、首都圏の空でも自由に訓練をすることだろう。
自民党が、20日投開票の総裁選をめぐり、新聞・通信各社に「公平・公正」な報道を求めたという。
それを伝える記事(4日朝刊)を「何だ」という思いで読んだ。
総裁選は公職選挙法にのっとってはおらず、党員以外に投票権はない。
政党内部の選挙だ。
「置き勉」
軽くならない
ーーー親の期待
(高崎・笑八)
☆停電だ 世耕マッチに安倍ポンプ(神奈川県 朝広三猫子)やたらに顔出し
一極に集中するはアウトなり(京都府 水野敏男)電力も政治も
テロップが首相被災地激励と(東京都 富山茂雄)アベ様のNHK
金融庁褒めたスルガにコケにされ(東京都 三井正夫)不正まみれの高収益
笑顔千両スピーチ万両(神奈川県 大坪智)
間が悪い なおみフィーバー休刊日(兵庫県 池野英治)全米制覇
廃線に次ぐ廃線で、北海道では旅行がしにくくなりました。
鉄道ライターたちが「日本一のローカル線」と評価するJR日高線にも廃線が迫っています。
地震の被害でさらに廃線が増えないか心配です。
美しい風景や魚介のおいしさ、アイヌ文化の中心地という歴史など、日高地方の魅力にひかれ、
2007年以降、何度も訪問。延べ1年間にわたり、浦河町の長期滞在プログラムによる「移住」も体験し、微力ながら、一旅行者として日高エリアの魅力を発信する活動もしてきました。
路面が凍結する真冬は特に、鉄道をはじめとする公共交通機関が頼りです。
「鉄路の危機 JR再編で改革を」(8月28日)という声に賛成です。
点在する地域の魅力をつないでくれる鉄道を残す手立てはありませんか。
小さな国土の日本で、国鉄を六つに分割する必要はなかったのでは。
リニア建設費を地方鉄道に回して存続させるべきです。
経営統合などの方法で目前に迫った北海道の大量廃線を中止してほしいです。
「鉄路の危機 JR再編で改革を」(8月28日)に異論がある。
北海道で廃線が相次ぐのは人口減少と沿線住民が鉄道よりも自家用車を選択した結果である。
ノスタルジックな願望でJR他社の利益移転を求め、赤字鉄道を存続させるのは、将来世代に対して無責任である。
首都圏においても開かずの踏切の解消、転落防止ドアの設置、満員電車の解消など喫緊の課題が山積している。
東海道新幹線にしてもトンネルや橋の老朽化などが懸念され、補修費用も準備する必要がある。
経営的に自立できない事業者を統合したとしても、スケールメリットはない。
改善の具体策のないまま存続させても、赤字が拡大し永続化するだけである。
JR再統合の主張は、国鉄分割が「見える化」した問題点を再び隠蔽(いんぺい)するもので、経営の無責任化をも招きかねない。
北海道の鉄道に必要なのは、増えるかどうか不確かな観光客や他人の財布を当てにした延命措置ではない。
広大な北海道で鉄道に拘泥するのは愚策である。
遠距離は空路と高速バス、近距離は高齢者の通院・買い物支援の地域バス等の充実を図るべきだと考える。
夏休みやお正月、週末などに児童養護施設の子どもを預かり、家庭の雰囲気に触れてもらう東京都のフレンドホーム事業にボランティア登録し、5年来、近くの施設の子と楽しい時間を過ごしてきました
しかし、一緒にこの子の成長を見守ってきた妻が4月に亡くなり、登録者の私以外に「20歳以上の同居家族がいる」という条件を満たさなくなりました。
8月に放送されたNHKの歌謡番組「第50回 思い出のメロディー」を見ながら、なぜだか、涙が止まらなかった。
停電して学んだ災害への備え 主婦 松尾妙子(三重県 39)
台風21号の影響で、4日昼すぎからわが家を含む一帯で停電が起き、夜になっても復旧しなかった。
そこで困ったのは冷蔵庫の中身だ。
我が家は子どもが多く、買い置きが多い。
「お盆玉 ささやかな母の願い」(8月28日)を読みました。
(声)お盆玉、ささやかな母の願い 会社員 山下さやか(福井県 37)
お盆に姉一家が帰省する2週間以上前からずっと、母は孫に「お盆玉」を渡すかどうか悩んでいました。
最近、テレビや新聞からお盆玉の存在を知ったようです。
かわいい孫にあげたいけれど、お正月や誕生日、クリスマスにお金やプレゼントを渡しています。
横浜訓盲学院では重複障害の学校。井本美希ちゃんの場合は、手が最も重要な情報伝達手段になる。
教育にはオブジェクトキューといった独特のものを使って時間という概念を学ぶことができる。
横浜訓盲学院は盲ろう児の指導を実践してきた日本唯一の私立学校。
教師が盲ろう児の指導方法を学ぶ公的システムが日本にはなく、経験がある指導者が有志で会を作って学ぶ。多くの人は自費で参加している。
情報がほとんどない中で悩む教師が多くいる。
広島から勉強会に参加していた内川浩子は、娘さんの怜南ちゃんが盲ろうのため少しでも娘のことを理解するためにと情報を集めていた。
盲ろうでは食事が難しくなる。視覚や聴覚がないため、硬いものや柔らかいものなどを認識できないからだ。
広島には盲ろうに詳しい指導者がいないので、将来に不安が募るという。
児童1人のために教員が複数でチームを組み、学ぶことは稀。
6歳になった粟屋紗世ちゃんは歩けるようになり、学校に入学の準備のため連携し専門家たちがアドバイスを送った。
盲ろうは法律では定義されていないため、特化した教育支援がなく、現場の教師に委ねられてきた。
国は盲ろう児の数さえ把握できていない状況だったが、文部科学省の国立特別支援教育総合研究所が調査を行った。
調査をすると特別支援学校の教師でも盲ろうという単語を知らない人がいた。
調査した星祐子検査員は直接学校に行って確認をしており、教師や親御たちは調査結果によって情報が得られることに期待していた。
特別支援学校に在籍・相談に来ている盲ろう児は少なくとも315人。そのうち視覚・聴覚のほかに障害がある盲ろう児は271人と8割の児童に障害があることがわかった。
研修の必要性を感じると9割以上の教師が答え、講師の派遣や全国・都道府県レベルの研修などを要望していた。
この結果を受けて、文部科学省は調査結果を分析、検討した上で教員の研修などの支援を関係機関と連携して進めていきたいとしている。
種子島にある中種子養護学校では、入学式が行われ粟屋紗世ちゃん。
福元康弘先生も受け入れのための準備を進めてきた。
紗世ちゃんのお母さんは先生も勉強していただいたし、預ける側としては安心してますと語った。
「専門的な教育は何よりも必要」「盲ろう児を取り巻く周囲の両親や教師のコミュニティの濃さに心を惹かれた。教育の原点なのかなと思いました」と日下氏らは語った。
電力会社は発電コストを抑えたい。すべてが落ちることは想定していなかったと思われると語った。
北海道電力は現在、石狩湾新港発電所を建設中で来年2月からの運用を予定しており、分散する体制を取ろうとしていた。
石炭を燃料とする北海道最大の火力発電所であった苫東厚真火力発電所。北海道内の電力の半分をまかなっていた。
ボイラーやタービン部分などが損傷していることがわかり、復旧までには11月以降になるとしている。
北海道大学の黒川教授は損傷した部品などを写真で分析。再稼働後のトラブルは警戒が必要。
冬の時期に電気が止まることがあってはならないので、検査を十分にして再稼働してほしいと黒川教授は語った。
焼き鳥屋「おやじ」を営んでいる田中由紀子さん(42歳)は断水・停電の影響で店を休業しているが、
余震なども心配で果たして営業できるのかという不安を抱えている。
震度7に見舞われた北海道厚真町は、浄水場が土砂で埋もれたため古い浄水場の再稼働を急いでいる。
水道の完全復旧まで1か月ほどかかる見込み。
焼き鳥店「焼き鳥おやじ」も断水に悩まされている。
夫と店を営む焼き鳥おやじ・田中由紀子さん(42)は震災直後、停電で肉を冷蔵できず、コンロで焼いて町の人に無料で振る舞った。
娘が通う小学校も水が出ないため授業は再開していない。
下水が復旧すれば店を開けるつもりだが、不安もある。
田中由紀子さんは「余震が続く中で、果たしてお客さんが来てくるのかなって」と話した。
北海道厚真町・富里浄水場の映像。
酪農家の佐々木浩さん(57)は断水や停電の影響で牛乳7トンを廃棄した。
今週には生活用水が復旧し、出荷できる態勢だが量は減少した。
奥さんの佐々木幸子さん(54)のコメント。
札幌市北区、夏情(かじょう)さん(29)「中国・ハルビン出身で北海道大大学院で経済を専攻しています。
今回の地震で自宅の電気も水も止まり、中国の友達が一人で不安にしていると思ったので、中央区の避難所で一緒に数日過ごしました。
東日本大震災の時も日本にいましたが、その時に比べると怖さはあまりなかったです。
ただ避難所は初めてで、疲れていたはずなのにあまり眠れませんでした。
避難所で困ったことは情報がないこと。
あと何日待てば余震がもう大丈夫なのかが知りたかった。
今気になるのは、家電量販店でのアルバイトのことです。
また地震があった時、日本人店員のようにお客さんに冷静に対応できるかどうかわからなくて。日本で暮らして8年。
日本が大好きなので、大変な状況をできるだけ支えてあげたいです」
台風21号の影響で出漁できない日が続いていましたが、地震が追い打ちをかけました。
幸い漁船に被害はありませんでしたが、停電のため市場の競りが開かれず、『沖止め』の要請で漁ができなくなりました。
9日に久しぶりに漁に出たのですが、今度は海水温が高くて釣果は散々。
5時間ほど粘って捕れたのはたった15杯でした。
せっかく競りが再開しても、肝心のイカが捕れないんじゃどうしようもない。
それにしても今回は、電気の大切さを改めて痛感しました。
スーパーなどの小売店が通常営業に戻ってくれないと、連鎖して私らも漁ができない。
水産の流通が早く正常化するよう願うばかりです」
スプリンクラーが壊れて商品の6割が水をかぶり、地下の倉庫も冷蔵庫が止まって生チョコが溶けてしまった。
全部廃棄です。
こんなことは初めて。
乳製品や生鮮、海鮮をたくさん扱っている店はもっと大変でしょう。
メーカーや卸業者の方々が手を尽くしてくれて仕入れのめどは何とか立ってきたが、冷蔵庫が使えず、ストップしたままです。
店の販売準備が整っても設備や機械が直らないと、どうしようもない。
約50人の従業員のほとんどが自宅待機。とにかく早く復旧してほしい。
新千歳空港は北海道の空の玄関。自分たちだけでなく、お客さんも困っています。
お土産が買えず、食事もできない。
何日も休んだら店もお客さんも大変です」
台風21号で牧草乾燥庫の壁が吹っ飛び、直そうとしていたら大きな揺れ。
両親と妻と4人で牛舎近くのプレハブ小屋に避難し、夜明けを待ちました。
いつもは午前5時から6時に搾乳しますが、電気がなくて出来なかった。
その後、通電して搾乳機を動かせるようになったが、まだ断水状態が続いていて、搾乳機を洗浄できない。
絞った乳の廃棄が続いています。
テレビで牛乳が店頭に並び、喜んでくれている人たちの姿を見ると涙が出るほどうれしい。
生き物相手の酪農業。今はとにかく水が欲しい」
「解決策」
ウルトラCはあるのか?
ーーー日本体操界
(豊橋・半風子)
下心なければできぬ「思いつき」(埼玉県 羽石邦夫)プーチン氏
☆またの名を内弁慶の外地蔵(大阪府 宮本一夫)外交のアベ
小学生レベルに振り回されている(大阪府 谷口東風)トランプ暴露本発売
パワハラの駆除に汗かく五輪前(滋賀県 小寺洋一)続々
ショーじゃなくても遺憾なジュゴン(岩手県 桃 心地)
先月は池江池江と騒いだが(滋賀県 松浦武夫)大坂選手帰国。
現役大学生や大学生であった人に「学部は何ですか?」と尋ねる人が多いが、その尋ね方はどうなのだろうと思う。
大学は学部にかかわらず幅広い学問を学ぶべき場所だからである。
経済学部出身だからといって経済のみを学ぶ必要はない。
数学科の学生が国文学を学んでも全くおかしくないはずだ。
政治学者の丸山真男は日本の文化を「タコツボ型」と称したが、私は日本の大学でもっと幅広い学問を学ぶ風潮が定着してほしい。
「終(つい)のすみか」についてのご投稿をたびたび拝見します。
私も80歳を過ぎ、「人生の終わりをどのように、どこで終わればいいか」を考えるようになりました。
この家を処分して、娘の近くに転居することにし、賃貸物件を探したところ、借り主が80歳以上だと貸してもらえないんですって。
障害者雇用数の水増しが問題となっている。
私も脳性まひがあるが、大学4年生の時に就活を始めると、次から次へと不採用通知が届いた。
仕事で健常者と互角にやっていける自信がありショックだったが、これが現実だった。
身体障害者手帳を取得し、やっとの思いで就職できた。
仕事が始まってからも色々あった。
日本一平和なテレビアニメ「サザエさん」で、磯野フネ役を2015年まで40年以上務め続けた声優・麻生美代子さんが、92歳でお亡くなりになりました。
悲しみでいっぱいです。
麻生さん、1969年の初回放送から長い間、本当にお疲れ様でした。
これからも、サザエさんを応援し続けます。
人それぞれ、定年後の生き方 主婦 玉上彰子(愛知県 63)
教師をしていた私は、あと数年で定年というころ、定年後の人生を指南する本を何冊か読んだ。
だが、退職の日まで目の前のやることに精
先の国会で参院定数6増が決まった時「これで合区解消が名目の改憲は不要になった」と「声」欄で書いたら(7月22日)、インターネット上で「6増でも合区は解消していない」と批判を受けた。
確かにそうだ。
合区はそのままに、あぶれた候補者を救済するためだけの公選法改正だ。
その点、石破氏は合区解消を改憲の優先課題に挙げている。
参院の定数6増が決まった。これで一つはっきりしたことがある。
参院の一票の格差を是正するため一部の県境をまたいで選挙区を設定している「合区」の解消を、自民党は改憲で達成するとしてきたが、これは憲法ではなく公職選挙法の問題に過ぎないということだ。
今回の公選法改正を強行した自民党自身が、それを立証した。
改憲は、今の憲法条文であってはどうしても整合性がとれない、という特別な場合に限られるはずだ。
憲法の下位にある法改正で済むのなら、憲法に手を付ける必要は全くない。
自民党が改憲4項目の一つに数える「緊急事態条項」の創設はどうか。
大規模災害時、内閣の権限を強めるのが主な内容だが、既に災害対策基本法などがある。
法に不備があるなら改め、対策を充実させればよい。
そして政治家たるもの、大雨のため約11万人に避難指示が出た夜に宴会などやらないことだ。
さらに言えば「教育の充実」は現憲法26条で問題ない。
「自衛隊明記」に至っては、これを主張する人は「自衛隊を違憲」とみなしていることになるが、どうか。
これらの点、安倍晋三首相の見解を聞いてみたい。
総裁選の共同記者会見で、安倍首相は改憲案の提出時期について、秋の臨時国会での提示を目指し、新総裁に当選後の任期3年のうちに改憲実現に「チャレンジしたい」と語ったという。
対する石破氏は「(自衛隊は)必要最小限だから戦力ではない、というようなことは排していかないといけない」と9条2項削除の持論を展開。
私には、安倍首相が言う「憲法に自衛隊を書き込む」のが具体的にどんな形なのか、まだ分かりません。
違憲論争に終止符はいらない 無職 岡坂等(神奈川県 71)
自民党の総裁選は、実質的に首相を選ぶ選挙であるから、単に自民党内部の問題に過ぎないと割切ることはできない。
「敬老の日に願い事」
軽労にして欲しい
ーーー高齢者
(札幌・キラキラ星)
しょぼい論戦言った言わない(大阪府 石田貴澄)
丁寧にかわし真摯(しんし)にすり替える(大阪府 杉岡泰)
演説に背を向け帰る無効票(北海道 小野寺祐次)
ボランティアへの赤紙が来る(神奈川県 大坪智)
五輪より被災地へ向かうボランティア(愛知県 朝倉義博)
秋晴れに体育館で運動会(長崎県 下道信雄)
会談でわかる首相の影響度(神奈川県 瀬古修治)
事件知り出無精ますます出無精に(神奈川県 和泉まさ江)
凶刃に身を顧みぬ正義漢(三重県 山本武夫)
勝因は原発隠し安倍隠し(神奈川県 朝広三猫子)
安倍晋三首相はロシアであった国際フォーラムで、日ロ平和条約につき「我々がやらないで他の誰がやるのか」とプーチン大統領に呼びかけた。
(声)補佐官発言、憲法を頭から否定(2015/07/29朝日新聞)非常勤地方公務員 荒川和成(千葉県 63)
礒崎陽輔首相補佐官が講演で、安全保障関連法案について「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない」と語った。
「政府の憲法解釈だから、時代が変われば必要に応じて変わる」とも述べたという。礒崎氏の発言は、憲法を頭から否定するものである。
憲法擁護義務がある首相補佐官のこのような発言を、絶対に認めるわけにはいかない。
この発言について菅義偉官房長官は「法的安定性を否定したものではない。誤解されるような発言は慎まなければならない」と述べ、解任の必要はないと擁護した。
あれほど元気だった妻が下痢をし、下血もある。
香川県丸亀市の本島(ほんじま)を訪ねた。中近世に水軍や海運で栄えた塩飽(しわく)島の拠点。島の政務を担った江戸時代の塩飽勤番所跡もある観光地だ。
往事をしのべる白壁の町には約70軒の立派な家々が立ち、一帯は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれている。
ただ、地元の人によると、人が住んでいる家はごく一部という。驚いた。
ほかにも、朽ちた廃屋が並んでいた。豪邸の庭に雑草が背丈を超えて生えている。見たことのない光景だった。
島の人口は50年ほど前は約2千人だったが、現在は300人台という。
さらに減少しかねないと思うと、島の未来が不安になった。
こうした人口減や廃村は日本中で続いている。
そうした地方衰退の一端を島で実感した。
華やかな五輪も、東京が栄えるのもいい。
しかし、その前に、政治は消滅しそうな集落に目を向けるべきではないか。
人住まぬ古き町並み誰守る道路真ん中猫が一匹
(兵庫県 山田 國雄 無職 79歳)
昨年暮れ、運転免許のための高齢者講習を受けた。
16コマの絵を見て、どれだけ記憶できるかをみる認知症チェックで、どうしても2コマだけ思い出せなかった。
高齢者の交通事故のニュースを耳にする度に、その2コマが頭をよぎる。
地震の北海道で思う原発廃炉 無職 佐藤康子(北海道 57)
6日未明、激しい地震の揺れで目を覚ましました。
北海道全体が停電しました。
復旧するまで不安な時間を過ごし、電気のありがたみを痛感しました。
いい加減原子力発電所は廃炉にしませんか。
女子の入学者数を抑えるため、一律に入試の得点を減点していた東京医大問題。
表だって男女差別を認める人は少ないのに、何が「コンクリートの天井」となり、女性を阻むのか。
抜け出せぬ役割分担意識 宋美玄(ソン ミヒョン)さん(産婦人科医)
性別や国籍への差別は存在するけれども、点数は裏切らないと思って育ちました。
コンクリートの天井があるのもわかっていたけど、それでも女性でも、勉強すればなれるのが医者だと思っていました。
それだけに、裏切られたことがショックです。
ソンミヒョン 1976年生まれ。
丸の内の森レディースクリニック院長。女性の健康についての発信を続けている。
(聞き手・湊彬子)
得点操作に理解を示す医者がいますが、容認しているわけではないと思います。限られた人数での仕事に疲弊し、無力感から現状を変えられないと感じている。
今の状態を諦めての発言だと思います。
20代のころの私も、24時間態勢の産科医療の現場で働きながら、「産休や育休による人材減少を防ぐには、女性の医者は1割ぐらいに抑えた方がいい」と思っていました。
周りはみな仕事と生活で燃え尽きていました。
毎日降りかかってくる仕事を前に、「きれいごとを言っている場合じゃない」と考える気持ちはよく分かります。
様々な背景を持つ患者の気持ちを理解し、健康を守るには、医者も多様な人材であった方がいい。
健康で、いくらでも働けるマッチョな人しか診る人がいないのは困ります。
男性にも女性にも、色々な人材がいます。
「女性にはこれが向いている」とか、一律に性別で分ける議論はしないようにしています。
子どもの世代にも、こうしたジェンダー意識は植えつけたくないと思っています。
それでも私自身、役割分担意識から抜け出せていない部分があります。
たとえば医者同士が結婚し、夫の海外留学に妻がついていく例はよくありますが、その逆はあまり聞きません。
みんな「おかしい」と思っているけれども、実際はそうなっている。
我が家も夫が医者ですが、子育てを主に担うのは私で、夫は時間があったときだけかかわるという形です。
男性が育児や家庭に関わることで、女性にも男性にも「仕事と私生活を両立しなくては」という意識が育つ。
子育ての負担が女性に偏っているから両立が課題となり、「女性は使えない」と言われてしまう現状はおかしくないでしょうか。
昔はもっと低い所に「天井」があったと思います。
「そんなものかな」と諦める雰囲気の中、いい意味で空気を読まない人たちが、子育てを諦めてでも男性社会に進出し、その下の世代が少しずつ道を広げていったのです。
男性が重用されるのは、長時間労働に何十年も耐えてきたからです。
そういう価値観で人を採用している組織を、若い人は避けて欲しい。
日本社会が変わらなければ、優秀な人材はどんどん海外に逃げていくでしょう。
なかむらたかやす 1967年生まれ。専門は教育社会学。入試や高大接続に詳しい。著書に「暴走する能力主義」など。
(聞き手・高重治香)
今気になるのは、権力を持つ人が、鋳型にはめるように能力の判定基準を一方的に決めつける空気です。
現在進行中の大学入試改革にもあてはまることです。
東京医大の問題では、識者や医師の一部から「そんなに悪いことではない」という意見が公然と出たこと自体が、社会の雰囲気を示しています。
それを容認するのは、「現実を考えれば仕方ない」と、あたかも男子優遇を医師不足の新たな解決策のように考えてしまうからですが、昔からあった差別を持ち出しているに過ぎません。
人を選抜するという行為にはコネや主観が入り込みやすく、公平性の手綱を少しでも緩めると、すぐ隙ができてしまうものです。
公平という価値は、先人が勝ち取り、築いたこの社会のインフラです。
一度捨てたら簡単には取り戻せないと認識すべきです。
きむらただまさ 1964年生まれ。専門はネットワーク社会論。「ハイブリッド・エスノグラフィー」を近く刊行。
(聞き手・中島鉄郎)
一般的に、リベラル的な公正さは平等や人権に象徴され、社会的弱者や少数派への優遇策や配慮につながります。
しかし「非マイノリティ」が考える公正さは「数に応じた比例配分」や「因果応報論」「伝統・秩序の尊重」と結びつきます。
LGBTへの配慮に疑問を呈した杉田水脈議員のような主張は、心情的に浸透しやすいのです。
彼らの投稿を読むと、極端な感覚をもつ人々ではないことがわかります。
しかし「女性専用列車は男性差別だ」と主張するとき、痴漢犯罪に苦しんできた女性へ想像力が向かうことはありません。
社会が積み重ねてきた少数派への配慮の記憶を失うと、秩序や権威への服従が進み、「目には目を」といった地が現れてきます。
こうした流れを止めるためにも、ネット世論を特別視するのではなく、理解を深めながら、公論の場を形成する言葉が必要とされていると思います。
過激派組織の銃口の前で助けを求める、フリージャーナリスト安田純平さんとみられる男性の姿の映像が公開された。
それを受けて、「一刻も早く帰ってきてほしい」と会見する奥さんの姿も痛ましかった。
忘れていた防災・節電の意識 嘱託職員 曵地奈穂子(北海道 46)
6日の未明3時過ぎ、大きな揺れを感じ跳び起きた。
北海道を襲った大地震。
私の住む道北の市は震度4だった。
詩集「あの日から」に綴った3年半〜「これで良かったのか」「ごめんね」。
夫や子を想い繰り返した自問自答
原発の爆発事故から一週間ほど経った2011年3月20日、曳地さんはようやく入手出来た航空券を手に、先の見えぬ不安と闘いながら福島空港へ向かうタクシーに乗っていた。
旭川の実家から駆け付けてくれていた母親も口数は少ない。4歳になったばかりの娘とまだ1歳にならない息子は、旅行と勘違いしてはしゃいでいた。
夫は郡山市内のマンションに残った。母子避難の始まりだった。
後ろめたさもあった。夫は前日から熱を出して寝込んでいた。
「避難という決断が正しかったのか大げさだったのか、正直まだ誰にも分からない」。
文献を読み漁ってもインターネットで検索を続けても両極端な見解に接するばかりで「多種多様な情報に惑わされた」。
表情が険しくなっていると娘に指摘され、あわてて眉間のしわをもみほぐす。
「郡山に戻るべきか戻らざるべきか」。
一日として考えない日は無かった。
除草剤の影響を心配する千葉県の農家の方の投稿(3日)を興味深く読んだ。
先日、除草剤を全く使わない稲作農家さんたちのお話を聞く機会があったからである。
子どもの居場所、もっともっと 主婦 水野文子(神奈川県 59)
夏休み明けに不登校の子どもが増えるという。
私の25歳の息子も中2の夏休み明け、不登校になり昼夜逆転、引きこもりになった。
親子で苦しい生活を送った。
家で息子を見ていると出口のないトンネルにいるような思いだった。
教師をしていた私は、あと数年で定年というころ、定年後の人生を指南する本を何冊か読んだ。
だが、退職の日まで目の前のやることに精いっぱいで、計画など立てる余裕はとてもなかった。
かたえくぼ
「日本を取り戻す」
何をですか・・・
ーーー戦中派
(北海道・あのね)
冬将軍ゆっくり来いと祈るのみ(兵庫県 岸田万彩)
恫喝(どうかつ)をしても動かぬ発電所(茨城県 岩井廣安)
人間は電気で生きるロボの如(ごと)(福島県 柴崎茂)
☆返礼品どころか礼も言われない(千葉県 姫野泰之)
プーチンさんプーさんなにやら楽しそう(神奈川県 石井彰)
「うそだね〜」なら今日も言ってる(東京都 三神玲子)
「世界最高記録更新」
ベルリンに壁はない
ーーーーマラソン
(浦安・のだっち)
居るわけないね龍馬西郷どん(埼玉県 渡辺梢)
節電解除出番が消える経産相(山形県 渡部米助)
競争を煽(あお)っておいて水をかけ(東京都 三井正夫)
こんなのが入っていたと食う芋煮(兵庫県 岸田万彩)昨日9月19日天声人語参照。
月もいいがせめて日帰りバス旅行(神奈川県 石井彰)
☆泡の金湯水のごとく月の夢(茨城県 岩井廣安)
自民党総裁選に立候補した安倍晋三、石破茂両氏の10日の記者会見を聞き、発言に驚いた。
石破氏は国民のために働く官僚が登用される仕組みを作る、という。
えっ、国民のために働くのが官僚ではなかったの? 甚だ違和感を覚えた。
一方、安倍氏は「公正公平で適切な行政プロセスの上に」政治が主導し、批判は真摯(しんし)に受け止め、謙虚に丁寧に政権運営に当たるという。
今や口癖となった「真摯、謙虚、丁寧」。ますます信用できなくなった。
昨年6月、ハンセン病フォーラムが大阪であり、以前から関心を持っていた私は当日、会場に駆けつけた。
その時の特別ゲストが樹木希林さんであった。
映画「あん」で希林さんは元患者の役を演じた。
演技ではなく、その方そのものだと感じた。静かな語り、時折見せる笑顔……。
すべてが心に残った。
フォーラム当日、壇上の希林さんは、はっきりと言うべきことは言う、言いたいことは言う意志の強い方であった。
それでいてユーモアをお持ちで、これが多くの人を引きつけるのだなあ、と拝見。
おちゃめな少女のようでもあった。
スポーツ界のパワーハラスメント問題が報じ続けられています。
指導とパワハラは紙一重という話も聞きますが、笑い声の出る練習では強くなれないのでしょうか。
今夏、近所のプールで対照的な二組の父子に出会いました。
認知症とともに 義母の言葉そのまま受け入れ 主婦 北郷瑞恵(埼玉県 71)
転んでから義母はベッドで過ごす時間が多くなった。私はスプーンを無理に口元へ運んだ。
「私をどうする気!」と義母が怒鳴った。
この夏休み、電車で地方を旅した。JR東海道線の熱海周辺で印象的な出来事があった。
ベビーカーに乗った2歳くらいの女の子とお母さんのことだ。
無職 二宮剛(東京都 81) 84歳になる要介護度5の妻は、近くの特別養護老人ホームに入所しています。毎日、夕食の
... 母と祖母、二人三脚の介護生活 会社員 佐藤由佳(東京都 29)
先日、祖母は91歳になった。
70代で両目を失明し、様々な病気を抱え、現在は心臓にペースメーカーを入れて生活している。
23年年前から介護している母は「おばあちゃんは病気のデパートだね」とよく口にする。
「キレる高齢者」などと言われますが、「キレる」は「訴える」と言い換えてほしいです。
普通に出来たことが出来なくなった、人の役に立っていたのに、ある日かなわなくなった。
自分だったら困惑し泣き叫ぶでしょう。
その時、介助の手を差し伸べられたら、情けなさからその手を払うかもしれません。
その行為に「キレる」をかぶせられたなら悲しすぎます。
高齢者だけでなく、もし怒る人がいたら理由を思いやって下さい。
その温かさは必ず「訴える人」に伝わると信じます。
「車道を走ってよ」。歩道を進んでいた電動車いすの高齢男性に、20歳くらいの男性が口をとがらせた。高齢男性は次々に歩行者を追い抜き、間もなく見えなくなった。
電動車いすは、普通の車いすのように自分でこいだり、介助者に押してもらったりしなくてもすむ。
体が不自由で、体力も十分でない方が1人で外出する際には、大切な足となる。
電動車いすは最高時速が6キロ。人の歩く速さは4キロほどなので、先の若者が自分の傍らスレスレを通過した電動車いすに怒ったのも無理はないだろう。
私はこれまでに何度か、同じような場面に出合ったことがある。
分断は、誰がもたらしたのか。選挙では、何が問われるのか。
生まれた時から基地がある、若い世代の思いは――。
■閉塞感、反対運動に反発 国仲瞬さん(がちゆん代表取締役社長)
くになかしゅん 1992年、沖縄県沖縄市生まれ。
「がちゆん」とは「がち(本気)でゆんたく(沖縄の方言で『おしゃべり』)」の意味。
(聞き手・木村司) *
私は修学旅行生ら県内外の生徒や学生に平和学習の場を提供する会社を経営していますが、まずはこの誤解を解くことに、時間をかけています。
「基地問題」といっても、米軍の事件事故や騒音に「賛成」という人はいません。
一方、安全保障の観点から考える米軍基地の必要性や、普天間飛行場の辺野古への移設の是非は、賛否が分かれます。
今回の知事選で争点となっているのはこの点で、故翁長雄志知事は、基地は賛成、辺野古は反対の立場でした。
ここまでかみ砕かなければ「基地問題=辺野古=反対」といったイメージでしか捉えられない人が、沖縄の若い世代にもたくさんいます。
おおしろあきの 1991年、那覇市生まれ。
大学で留学コーディネーターを務める傍ら、県民投票を求める署名活動に参加。
(聞き手・上遠野郷)
辺野古移設をめぐる県民投票を目指す署名活動に、ボランティアとして参加しました。
賛成でも反対でもいいから、まずは話してみよう。
そして意見を示そう。そんな活動なら、友達にも気軽に声をかけられると思ったのです。
高校1年の時、父の転勤でシンガポールに移り住み、その後、東京の大学に進学しました。
10年近く沖縄を離れ、むしろ沖縄の歴史や言葉に興味を持つようになりました。
でも、基地問題は身近じゃなかった。
おおしろあきの 1991年、那覇市生まれ。
大学で留学コーディネーターを務める傍ら、県民投票を求める署名活動に参加。
(聞き手・上遠野郷)
沖縄戦や、戦後の米軍支配といった歴史は知っていても、米軍基地が集中している理由とつなげて考える機会はありませんでした。
だから、辺野古に座り込んでまで強く反対する理由がわかりませんでした。
2014年に大学を卒業して沖縄に戻りましたが、その年の知事選で、誰に投票したのかさえ覚えていません。
友人に誘われ、一度だけ辺野古での抗議活動を見に行きましたが、知らない歌を歌い、拳を振り上げるムードが怖くて、近くの商店に逃げちゃった。
のぞえふみあき 1984年、滋賀県生まれ。
国際政治・日本外交史が専門。著書に「沖縄返還後の日米安保」。
(聞き手・木村司)
辺野古の問題が解決すれば沖縄をめぐる問題が解決するわけではありません。
若い世代の意識が変わっても、だれが知事に選ばれても、沖縄を犠牲にした日米安保体制の構造は残されたままだということを、忘れてはいけません。
「安保が重要であれば、その責任と負担は全国民が引き受けるべきではないか」。
翁長知事が繰り返し訴えたことを、私たちは何度も省みる必要があると改めて考えています。
「返礼品に歯止め」
遠くにありて思うもの
ーーーーふるさと
(春日部・良ちゃん)
永田村陸の孤島のガラパゴス(兵庫県 横山閲治郎)
シンゾーよ分かってるなと来る祝電(埼玉県 岩井三彌子)
安倍三選決まり首切る文科省(宮崎県 片伯部りつ子)
学長に女性選んで免罪符(神奈川県 小泉親種)
包帯と包帯ぶつかる大相撲(愛知県 石川国男)
☆また三年詠ませてもらう川柳子(奈良県 長谷川カズオ)寸鉄一強を刺す
ザ・コラム「名前どう呼ぶ? 親しくても 他人行儀でも」(6日本紙)に何度もうなずいた。
私も数年前から職場での他者の呼び方を、性別年齢を問わず「さん付け」に決めた。
事故見て素通り?動画に驚き 無職 根本直(秋田県 71)
芸能人がひき逃げをした場面とされる動画が、テレビで繰り返し流れた。
停車する気配もなく走り去る様子に衝撃と怒りを覚えたのは言うまでもない。
希林さん旅立ち「じゃ、またね」 主婦 広尾小夜子(鹿児島県 77)
俳優の樹木希林さんが亡くなられた。
全身にがんが転移していると公表してから5年余もたっていると聞けば、驚かれる方もおられるだろう。
蘇生望まぬ最期、電話はどこへ パート 川上万里子(神奈川県 59)
「最期は蘇生望まないが…119番」の記事(6日本紙)を読み、11年前に77歳で亡くなった母を思い出した。
私の妹一家と同居していた母は夜11時過ぎ、浴室で倒れているところを発見された。
原子力発電所の立地条件には厳しい制約があります。
例えば活断層の上に重要施設を設置できないという新規制基準にのっとり、直下に活 ……もっと読む>>
総裁選、政治への信頼回復を 無職 森田茂(栃木県 69)自民党の総裁選は安倍晋三首相の圧勝とはならなかった。
国会議員票では8割の支持を得たものの、世論に近いとされる党員の支持は5割半
認知症とともに 同居の家族は落ち着けません 自営業 花村隆(岐阜県 60)
87歳で認知症の母と同居しています。週6回、デイサービスに通っていますが、本人はボランティアをするために行っていると思ってい
原子力発電所の立地条件には厳しい制約があります。
例えば活断層の上に重要施設を設置できないという新規制基準にのっとり、直下に活 ……もっと読む>>
総裁選、政治への信頼回復を 無職 森田茂(栃木県 69)自民党の総裁選は安倍晋三首相の圧勝とはならなかった。
国会議員票では8割の支持を得たものの、世論に近いとされる党員の支持は5割半
認知症とともに 同居の家族は落ち着けません 自営業 花村隆(岐阜県 60)
87歳で認知症の母と同居しています。週6回、デイサービスに通っていますが、本人はボランティアをするために行っていると思ってい
「顔色」
半分、青い
ーーーー相撲協会
(市川・ハルミ)
わがままとご機嫌取りで仲が良い(神奈川県 桑山俊昭)
首相から州知事安倍で如何(いかが)です(千葉県 安延春彦)
総裁選昨日の敵は今日も敵(群馬県 桑原清)
そわそわと吉報を待つモーニング(滋賀県 小寺洋一)
岩ばかり竜宮城に来てみれば(大阪府 角田宏)
各界に丸くなれよと土俵言い(東京都 鈴木英人)
秋の気配に本でも読もうかという気になる。
だが、ぶらりと赴き本を手に取れる街の本屋さんが、めっきり減った。寂しい限りだ。
母さん、カープ応援歌聞こえる? 会社員 菅典子(東京都 44)
広島カープが3連覇を決めた。
リーグ優勝は9度目になるが、広島出身の父の影響でずっとカープファンの我が家にとって、今年ほど感慨深い優勝はない。
胸元に放射線量を測る線量計が付いている黄色い防護服を着た子どもが、ヘルメットを脱いで空を見上げる巨大な像。
福島第一原発事故からの復興や記憶の継承を願って、福島市の教育文化施設に設置された現代アート作品「サン・チャイルド」が撤去された。
地方議会、定数削減でいいのか 無職 甲斐祺郎(宮崎県 79)
私の住む地域で、地方議会の議員定数削減の検討が始まっています。
7年前の統一地方選で削減したばかりなのに、です。
全国的には、地方議員のなり手不足解消が大きな課題となっているようですが、こちらで定数削減を要望しているのは商工会議所などです。
最初に断っておきますが、私は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備に断固反対の立場です。
維持費も含めた費用総額は当初予定を上回る4664億円。
警官を鉄格子で守る社会とは 会社員 河村正義(愛知県 59)
交番で警察官が殺されるという痛ましい事件が起きた。
再発防止策を識者がテレビで語っていた。
例えば建物をガラス張りにする、机を
「災害直撃時も『日常通り』必要か」(16日)の末尾に、「労働組合のない会社では、労働者は会社の命令に絶対服従」とあった。まさ ……もっと読む>>
「四つの自由」は日本にあるか 無職 田辺龍郎(東京都 91)
先の大戦中やその後、「四つの自由」という言葉がみられた。当時のルーズベルト米大統領が1941年の一般教書演説で語った「言論・ ……もっと読む>>
都営霊園ようやく当選、なのに 主婦 小坂麻美(埼玉県 55)
父は先月、母のもとに旅立った。 もうすぐ十三回忌を迎える母の遺骨は、都内の実家の仏壇にしまわれたままだった。父は墓を探し、 ……もっと読む>>
政策に踊らされて間違えたか
「8人の子育てを卒業して4人の親を見送った。
男性社会の議会にあって生活に密着した町民の声が政治に生かされているかをチェックし、町民福祉を向上させたい」。
北谷町議会で女性としては初の副議長に選ばれた仲栄真恵美子さん(66)は子育てや介護の経験を挙げながら決意を述べた
▼女性議員は今月の選挙で1人増え最多の5人となった。
4人に1人の割合は県内で群を抜いて高い。仲栄真さんは女性活躍の象徴に映る
議員になる前は上勢頭区の書記・会計を8年間務め住民の困りごとを直接聞いてきた。
町民のための開かれた議会へ力を発揮したいとの決意がにじむあいさつだった
▼おきなわ女性財団が2012〜15年に県内41市町村議会を調べたら男女共同参画の質問がなかった18町村のうち13町村は女性議員が不在。
女性がいなければ質問すら出ない
▼子どもの貧困、増える不登校、介護…。
財団の垣花みち子常務理事は暮らしに密着した課題の解決には女性の視点と感受性が欠かせないと指摘する
「地域経済への影響は避けられないだろう」。
東北電力女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)の「廃炉検討」が伝わった27日、立地市町の住民の間に波紋が広がった。
東日本大震災後、1号機と共に運転を停止している2号機の再稼働の行方が注視されるだけに、反原発運動に携わる団体からは「再稼働との駆け引きではないか」との懸念や臆測も出ている。
・・・反原発を訴える住民団体の多くは「廃炉は当然」と受け止めた。
廃炉するしかないと思っているので驚きはない」と語る。
2号機の国の審査が終盤を迎える中での言及に「2号機の再稼働に向けたイメージづくりに利用しようとしているのではないか」と批判した。
再稼働に反対する石巻市の50代主婦は「理由は何なのか。2号機の再稼働と引き換えではないか。これまで原発を動かさなくても電力は間に合っていた」と厳しく指摘した。
社員の「最良」企業は把握を 無職 三石勝也 福岡県 71
福島を旅して心に刻んだ現実 無職 松村満貴子 山口県 63
かたえくぼ
「日米物品貿易協定」
Tーーートランプに
Aーーーアベが
Gーーーゴネられた
(栄・印旛河童)
クイズ王なら負けぬ東大(埼玉県 渡辺梢)
時の人に電話したがる困ったちゃん(千葉県 片柳雅博)
沖縄の苦しみ実感する横田(埼玉県 荒木繁)
まともなクルマは一体どれか(兵庫県 岸田万彩)今度はスバル
八角や四角四面の業師かな(神奈川県 藤本達)
☆よってらっしゃい わけあり商品セールだよ(東京都 村田謙一郎)内閣改造
https://news.tokimeki-s.com/archives/ie17071701_masaki_ran.html
浣腸
https://ero-video.net/movie/?mcd=UveL0jZTXryTlS9k
https://movie.walkerplus.com/mv17553/
1977年、国立新潟療養所(現国立病院機構新潟病院)の筋ジストロフィー病棟に作業療法士として採用された。
私は乳児期にポリオにかかり、後遺症で両足と右手にまひがあった。
中央省庁や地方自治体における障害者雇用数の水増しが相次いで発覚している。
障害者雇用促進法の確実な運用のための一つの方法として、30年間の勤務経験から、障害者職員の職場環境の実態や働きづらさの原因を探る調査を提案したい。
入職当初、先輩の職員から「松葉杖の障害者がよく就職できたものだ。
医療職を甘くみている」と言われた。
私が対応する難病患者の安全を気遣ってのことと解釈したが、大きなショックを受けた。
しかし、患者を危険にさらさない配慮への緊張と不安は絶えずあった。
患者が生活しやすい工夫をしたり生きがいづくりの支援をしたりと仕事は幅広かったが、患者への直接的な介助など私にはできない仕事もあった。
一方、進行する病気や障害に対する当事者としての心情は理解できる。
私のような医療従事者が患者に関わる意味の検証も必要だ。
子を抱っこしての自転車事故の記事(15日本紙)を読んだ。
我が家にも、5歳、3歳、1歳と3人の子どもがいる。
妻は毎朝、上の子の手を引き、下の子2人を前後座席に乗せた自転車を押し、幼稚園の園バス乗り場へ。
次に下の子2人を自転車で15分ほどかかる保育園へ送る。
9月24日、私の住む市で戦没者追悼式が行われました。
今回初めて参加し、そして驚きました。
式は、市長や市議会議長、県議、国会議員などの追悼のことばと献花のみで終了したからです。
性的指向は人格、胸に落ちた 無職 坂田完治(福岡県 77)
同性愛者であることを明らかにしたロバート・キャンベルさんがインタビュー(8月31日本紙)で「性的指向は、感性や共感の仕方といった『資質』に関わるようなものだと思います」と語っていた。
登下校中の児童、園児の安全を確保する交通指導員になって3年目。
小学校近くの信号機のない横断歩道に立っている。
道路はわずかにカーブしており、ミラーで車が来ないか確認して、「横断中」の旗を上げ、子どもたちを渡らせる。
松坂世代「ごっちゃん」誇りです 主婦 中澤晶子(静岡県 38)
横浜DeNAの後藤武敏選手が引退されました。私は彼と小中学校が同じでした。
「ごっちゃん」の愛称で親しまれ、冬でも半袖短パン裸足のガキ大将的な存在。
政界なら良かった!
ーーー高橋監督
(八王子・年金雀)
案山子(かかし)でも適材適所あるらしい(静岡県 勝田敏勝)
綱を張り師匠を辞めて先生に(佐賀県 小田真一郎)
金持ちは金持ちと組み金持ちに(山形県 渡部米助)
愛媛県二度も騙(だま)されお気の毒(長野県 川畑哲彦)
納税者騙し掲げる五輪の火(埼玉県 荒木繁)
☆腹立てば一句作ってやり返す(兵庫県 才野三千枝)
酷暑を過ぎて半袖の若い男性の腕は真っ黒に光っている。
新人の娘さんも、ベテランのように念入りに日焼け止めを塗る余裕がなく、真っ黒になった。
職場健診で風疹抗体検査しては 医師 天野皓昭(神奈川県 74)
風疹の免疫があるかを調べる抗体検査の費用を、30〜50代の男性を対象に補助する方針を厚生労働省が決めた、と新聞記事にあった。
スポーツ界の体罰などの問題が頻発している。従来もあったことが明るみに出てきたと言うべきか。
その温床は中学校の部活動にあるので、と思えてならない。
教員時代、小学校から中学校に移って驚いたのが、部活動で下級生が上級生を「先輩」と呼ぶことだった。
しかも、教員に向けるような丁寧な言葉遣いで。
91歳の姉は、1年と少し前に老人ホームに入った。
面会に行くたび「ここは友達もできないし、外出することもなく、一人で人生を終えるとこね」と嘆く。
かたえくぼ
「野党議員各位」
外野席でご参加ください
ーーー全員野球内閣
(佐賀・おけいこ)
☆長き夜や由伸麻生酒のつま(大阪府 小山安松)
ライト打ち先(ま)ずやってみる文科相(京都府 桑原宣彰)
茶坊主に「勅語」認識質(ただ)す野暮(東京都 大和田淳雄)
脱税は美女に続いて野獣もか(神奈川県 高田正夫)
関税で税取る前に税払え(神奈川県 古田哲弥)
96歳生きることさえ難しい(広島県 山本豊)ノーベル物理学賞アシュキン博士
黒いリクルートスーツ姿の学生が一斉に企業訪問する。
そんな光景がなくなるかもしれないのは、いいこと? 悪いこと?
就活ルールの廃止は、今の時代に適した自然な流れだと思います。
これまでの就活は高度成長期に生まれたシステムで、いわば集団お見合いでした。
一斉に履歴書を出し、学生と会社が互いに「仮面」をつけたまま面接にのぞみ、採否が決まります。
学生はウィンドーショッピングのような感覚で知っている会社を受け、合わない場所でも惰性で働き続けるというミスマッチが起こります。
仲暁子さん、舟戸一治さん、羽田圭介さん:
「就職の明治」と言われてきました
私は、発達障害の一つであるアスペルガー症候群の当事者だ。
とある病院に障害者枠で雇用されて、7年目を迎えた。ここは4カ所目の職場だ。
実は「戦争」言葉が好きな私たち 無職 堀江和臣(岐阜県 61)
多くの自治体が「まちづくり戦略」という言葉を使っています。
まちづくりのために、誰と誰が戦うというのでしょうか。
気をつけて見ると、新聞には「○○議員が爆弾発言」とか「取材で各地を転載」などの表現が。
教育勅語、文科相が肯定するとは 大学教員 佐藤陽一(神奈川県 62)
中学校で教員をしていたころ、子どもたちを見て、思いやりや謙虚さに欠けるなと思う場面がしばしばありました。
同じウソ吐(つ)くなら辻褄(つじつま)合わせ吐け(奈良県 長谷川カズオ)
戦場の闇知らしめる平和賞(福島県 山口ちい子)
下馬評が外れフェイクとひとりごつ(東京都 上田幸孝)
カネあれど人権の無き国慶節(大阪府 浜田竜哉)
6分を切ったと2時間切るかの差(兵庫県 野々口直秀)
☆どこに居た台風去って蝶が飛ぶ(埼玉県 田中精一)
「羽田新ルート」
東京には日本の空がない
ーーーー高村智恵子
(亘理・光太郎)
さんざん議論されてきた国旗・国歌だが、今や触れること自体がタブーの感がある。
伝統を重んずる立場からは、現国歌は変える理由はないだろう。
しかし、いまだに素直な気持ちで歌えない人がいて、起立斉唱しなければ学校などで懲戒の対象になるというのは不幸なことではないか。
「君」が誰を指すのか、「さざれ石」が真に「巌(いわお)」となるのか。
歌詞の不明瞭さに加え、テンポが遅すぎると感じる人も少なくないのではないか。
祈り・鎮魂・不戦を誓う旋律で 人形工房手伝い 山浦正幹(東京都 77)
格調高く美しい君が代味わおう 会社員 下妻広二(千葉県 45)
全員満足無理 押しつけやめて 無職 吉野典子(東京都 62)
スマホ片手、気軽に越境
桑畑優香さん(ライター・翻訳家)
くわはたゆか 1968年生まれ。
ソウルの大学院で国際政治を学び、帰国後、テレビ制作会社勤務。訳書に絵本「花ばぁば」。
(聞き手・桜井泉)
韓流が隣国への関心のすそ野を広げ、日本の女性たちが気軽に国境を越える。
今や韓国は身構えず、普通に行けるところです。
自分の目で等身大の隣人を見ることで相手への理解も深まるでしょう。
出水薫さん(九州大学大学院教授)
いずみかおる 1964年、福岡県生まれ。専門は政治学。
94年から3年間、釜山の日本総領事館で専門調査員を務めた。(聞き手・桜井泉)
報道の送り手も、自らの居場所や日常からは自由になれません。東京やソウルを拠点とするメディアは国家間の関係に影響されやすいようです。
首都からの視点がすべてであるように語らず、多様な見方で相対化する努力が必要です。
イ・ウンジさん(芸人)
1985年生まれ。08年に来日し、吉本興業のNSCで学んだピン芸人。
早大教育学部に入り、4年生。(聞き手・諏訪和仁)
チュートリアルの徳井義実さんがNSC(吉本興業の芸人養成所)を出ていたので、日本語を独学したり、学校で習ったりしてから10年に東京のNSCに入りました。
でも、まだ芸を職としてはやっていけなかったので、大学に入って勉強しながら、ときどきライブに出て韓国ネタをやっています。
新潮社の月刊誌「新潮45」8月号に掲載された杉田水脈氏の、LGBTへの行政支援に異議を唱える原稿が差別的だとの批判を受け、国会でも取り上げられた。
これに対し、「新潮45」は10月号で、杉田擁護の原稿を数本掲載したが、一部に不適切な表現があるとされ、ツイッター等で同誌への激しい非難が生じた。
そして新潮社は突然、同誌を休刊とした。事実上の廃刊である。
本紙も、9月26日朝刊で、1面と社会面の両面を使って「新潮45」の休刊を報じている。
この雑誌の休刊がそれほどの重大ニュースなのかと思うが、発端となった杉田氏の文章が「日本を不幸にする『朝日新聞』」と題する特集のひとつであった。
何やら「朝日」対「新潮45」という構図である。
「適材適所」
大臣ーーー棒読みできる人
官僚ーーー大臣を守れる人
(須賀川・カール)
☆どっちも大変就活終活(千葉県 白井幸男)
代読が罵声を浴びるお葬式(東京都 島立隆男)
補佐されて干された人が何を補佐(大阪府 小山安松)
黄金の左は古来稀(まれ)でした(神奈川県 池田功)横綱輪島
栄枯盛衰全部体現(兵庫県 岸田万彩)横綱輪島
日本一になったら辞表どうします(神奈川県 高野信彦)
車がないと住んではダメですか パート 西村繁(長野県 57)
停電で気づいた大切なこと パート 澤出真紀子(北海道 51)
外国人と共生 30年前の思い出 会社員 高橋省吾(愛知県 51)
通常国会が始まった。天皇退位の法整備をはじめ2017年度当初予算案、
「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案、長時間労働の規制に重点を置く
働き方改革の関連法案など重要法案が目白押しだ。
安倍晋三首相は施政方針演説で「意見の違いはあっても、真摯(しんし)かつ建設的な議論をたたかわせ、
結果を出していこう」と語ったが、これまで「真摯かつ建設的な議論」をしてこなかったのは首相自身ではないのか。
野党から鋭く質問されると、的外れの答弁を繰り返して、ひたすら審議時間を稼ぎ、最後は数に頼んで可決、成立を図る。
そのような場面を何度見せられたことか。不毛な議論を許してきた与党にも責任がある。
お金はないよりあった方がいい。金のなる木の花言葉は、「幸運を招く」だという。
でも、お金でどこまで幸せを買えるのか。
波瀾(はらん)万丈の人生を送ってきた3人に聞く。
南海トラフ地震の臨時情報は、5年に1度くらいのペースで出ると見られるが、過去20年あまりの異常は巨大地震につながらなかった。
名古屋大学・鷺谷威教授は、臨時情報が頻繁に出ることで誰も信じなくなるいわゆる「オオカミ少年効果」を懸念している。
鷺谷教授は「予知情報に対応するものはそもそもない。自治体、住民、企業は臨時情報を理解して対応を検討すべき」と述べた。
取材したSBS静岡放送・岩崎大輔記者がスタジオで解説。
運用が始まって間もなく1年の南海トラフ地震の臨時情報について。
防災先進県の静岡県でも知らない人が多かった。
静岡市民へのインタビューで予知の情報だと答えた方が大半だった。
予知情報に代わって臨時情報が導入された。
今の科学では確実な地震予知はできないことがわかった。
きっかけは2011年・東日本大震災。
東海地震の警戒宣言は、予知ができないとわかった以上、あいまいな情報にせざるを得なかった。
|JCCテレビすべて 取材したRSK山陽放送・古川豪太がスタジオで解説。
「補助金制度の弱点」について。
補助金を目的とするような事業所があるために、国を規制を強める
静岡・掛川市で自動車部品を製造する会社・キャタラーは、臨時情報が出ても操業を止めないよう手を打った。
キャタラー・川上貴裕が案内。
工場内に津波が入るのを防ぐ壁をつくった。
さらに近くにある海抜27mの丘に避難するための階段を取り付けた。
キャタラー・砂川博明社長は「有事の時に機能する仕組みづくりをあらかじめしておいて、臨時情報がうまく出たらもっと減災がうまく機能するようになる」と話す。
高知・黒潮町では、警戒が長引いた場合の避難のあり方について検討を重ねてきた。
南海トラフ地震で全国一高い最大34mの津波が想定されている。
人口およそ1万1000人のうち43%が65歳以上の高齢者。
町は避難タワーをつくり、高台の小学校を避難所に指定。
沿岸部の住民は話し合いを重ねてきた。
黒潮町芝地区・篠田博区長は「障害者や高齢者を優先的に避難させる。体育館に何日もいられない。宿泊施設がある場所へ合流したい」と話した。
南海トラフ地震の臨時情報が出たら沿岸部の住民は津波の心配がない山間部に避難。
一方、豪雨で土砂災害が心配なときには、山間部の住民が沿岸部に避難するという案。
黒潮町馬荷地区・矢野健康区長は「山間部は津波の心配がないので事前の避難に協力したい」と話す。
専門家も住民たちのアイデアを評価。
東京大学・片田敏幸特任教授は「災害の激甚化、広域化が豪雨災害、津波でもみられる。地域完結型の防災ではどうにもならない気づきが出てきている」と述べた。
全国的に見ると臨時情報への理解が進んでいない。
「沖縄に寄り添う」
写真撮影の時は
ーーー首相
(千葉・あっちゃん)
改竄(かいざん)じゃない最初から書いてない(千葉県 村上健)
カジノにこだわる理由がわかり(東京都 安達雅夫)
日本中無医村になる十連休(神奈川県 吉井信之)
そもそもは選手なんだと証明し(大阪府 西野輝雄)伊調復活。
まつたけが高いはずだよ命懸け(栃木県 井原研吾)
薬飲む 私ほんとに必要か(愛知県 伊藤久美)
台風21号が猛威を振るった9月初め、テレビではアナウンサーが不要不急の外出を控えるよう呼びかけていた。
我が家の花木も倒れる暴風にこわごわ玄関を開け、郵便受けを見ると、何と、ぬれないように袋に包まれた夕刊が入っていた!
セピア色の紙面に今昔を思う 介護パート 池口澄子(大分県 78)
知り合いから「あんたにあげたら使ってくれるから」と、紺色の布地を頂いた。
私は針と布で小物をつくるのが大好きで、季節ごとの作品を部屋に飾る。
来年の参院選への備えだろうか、先日の夕方、地元の私鉄駅前で、ある政党の街頭演説会があった。
党の代表を含む地元選出の国会議員や地方議員が登壇するというので、多数の聴衆が集まっていた。
寄り添う介護で妻も私も快 農業 佐藤眞生(大阪府 79)
結婚生活53年、妻は88歳、要介護5、認知症で特別養護老人ホーム入居3年目。
私は妻が認知症の気配を見せ始めたときに、これは私 の人生の転機だと思い、生活を変えた。
旭日旗、韓国民の思い聞いては 会社員 二宮力(愛知県 57)
韓国で行われた国際観艦式に海上自衛隊は、韓国側から旭日(きょくじつ)旗(自衛艦旗)を掲揚しないよう要請されたことを理由に参加しなかった。
……もっと読む>>私と社会考えた新聞スクラップ 大学生 阿部哲也(神奈川県 22)
大学1年から切り取って無造作に保存してきた新聞記事を整理することにした。
7冊のファイルを買い、「教育」「国内政治」などとラベルを貼る。
出演者:北条麻妃 桜庭彩 いちご
野島京子監督
http://www.dmm.co.jp/litevideo/-/detail/=/cid=1sdmt00441/
http://www.eropuru.com/kantoku/987.html
https://www.sokmil.com/av/_item/item101925.htm
後ろ手にしばられて吊るされ身動き取れない
体を激しく責められる
http://shibarism.com/blog-entry-2121.html
2018年10月17日
政府が進める働き方改革で、会社員の副業がしやすくなった。副収入、スキルの向上、自分らしい生き方……。そんな美しい誘い文句だが、本当に「二足のわらじ」は広がるのか?
■別の自分を持つ「複業」に 楠木新さん(神戸松蔭女子学院大学教授)
副業をしやすくするという政府の方針は方向性としては正しいですが、それで実際に副業を始める人がすぐに増えるかどうかは、疑問が残ります。
生命保険会社に勤めていた私は47歳のとき、働くことに行き詰まり、「うつ状態」になって回復しました。
(聞き手・日浦統)
朱野帰子さん(小説家). 主体的でなければつらい ·
(聞き手・高重治香)
国が副業を奨励する方針を出してるそうですね。
けれども、副業は上から言われたらできる、というものでしょうか。
http://erosuji.blog65.fc2.com/blog-entry-122.html
「太陽光悲哀」
結局、原子力ファーストか
ーーー福島県民
(いわき・キチオ)
コンビニでまた流行(はや)るかもしゃがみ食い(愛知県 牛田正行)10か8か
消費税 二度あることは三度あれ(大阪府 岩本進)
不正だと思っていない根の深さ(大阪府 石田貴澄)
てえことは正気なんだねマティス氏は(神奈川県 朝広三猫子)
白黒がつかぬ世界をまだ知らず(佐賀県 小田真一郎)11歳オセロ世界一
改造の妙味薄れて旅に出る(兵庫県 安川修司)
父は日本語学校の校長だったため、我が家にはいつも外国人がホームステイをしていた。それが40年以上続く。
幼稚園には台湾人が迎えに、小学校の野球の試合にはタイ人が応援に、といった具合だ。
緩和ケア、必要とする全患者に 無職 榎本ひとみ(神奈川県 72)
私は原因不明の激しい痛みに苦しみ、食事もペースト状にしたミキサー食でさえ食べにくくなっている。
幸い私の住む地域に素晴らしいホスピス医がおられ、訪問診療をお願いすることができた。
できることを奪わない介護を 医師 阿部眞弓(東京都 65)
94歳の母が、最近、1対1・5の潤沢な人員配置を誇る都内の有料老人ホームに転居した。
生活動作でできないことは増えたが、自分のことは自分でやりたい母。
歯並びちょっと悪い=性欲めっちゃ強い
認知症になる人やひとり暮らしが増える時代に、国は医療費を抑えようと「在宅」での医療や介護を推進する。
望んだ最期、幸せな看取(みと)り。
実現できるのか。
■「おうち」で死ねる社会に 上野千鶴子さん(社会学者)
現場を歩いてきた経験から断言しますが、施設や病院に進んで入りたいお年寄りはいません。
お年寄りは住み慣れた「おうち」が好き。
でもそれは「家族と一緒にいたい」という意味と同じではありません。
自分以外に誰もいない「おうち」でもおうちが好き。
目をつぶっていても、電灯スイッチの位置がわかるとか、住まいとは身体の延長のようなものです。
介護者メンタルケア協会代表(聞き手・伊藤裕香子)
「自宅が一番幸せ」って、幻想といってもいい言葉だと思います。
「介護離職ゼロ」は政権の成長戦略の一つですが、具体的な方策が見えてきません。
「死に場所」家族で話そう(聞き手・伊藤裕香子)
病院でなく自宅で、自分の家の畳の上で死にたい、とおっしゃる方は増えています。
最後まで住み慣れたところで人生をまっとうしたい。
当然の思いでしょう。
高齢化とともに医療ニーズが高まるからといって、どんどん投資はできません。
病院はパンク状態で、国の予算の3分の1が社会保障費に使われる現状が続けば、国はやがて破綻してしまいます。
こう考えると、住み慣れた地域で暮らせるようにする地域包括ケアシステムや在宅医療費という国が目指す方向は、当事者の高齢者の方々が望む方向と重なると感じています。
〈Dear Girls〉武庫川女子大准教授(教育社会学)・西尾亜希子さん(51)
――文部科学省の学校基本調査で、この春の大学等進学率(過年度卒を含む)は、男子(57・3%)より女子(58・5%)のほうが高いです。
「大学等進学率を見れば、高等教育でも男女平等が達成されたように思えます。
「1年後に消費税10%」
ひまになるかな?
ーーー1円玉
(鹿嶋・葛)
逃げ足の速い上司はいつも居る(福岡県 河原公輔)
地面師と詐欺師にも付く師の不思議(東京都 笠井真理子)
騙(だま)された大手もかなり恥ずかしい(埼玉県 渡辺梢)
あいさつで忖度(そんたく)しろと説く次官(東京都 三井正夫)
☆時代劇「浪人風情」常套句(神奈川県 平戸嘉之)昭和大不正入試
ご利益も電子決済でございます(埼玉県 福間一郎)スマホで賽銭可の神社
東京医科大に続いて昭和大医学部でも、入試の公平・公正を揺るがす実態が明らかになった。
現役受験生などに有利な得点操作をしていたという。
遺児の進学、頼みの奨学金守ろう 大学生 阿部夢果(東京都 21)
「大変だったね」。12年前、父の葬儀で声をかけられた。
本当に大変だと気づいたのは、大学進学を考え始めた時期だ。
英語と中国語を専攻できる希望の私立大は、学費を知って愕然。
ただいま就活中です。
登録している派遣会社の契約書に「事業所派遣期間制限抵触日」という欄があって、「2019年1月1日 」と書いてある。
要するに、今の派遣先では今年の12月末までしか働けないということだ。
黄信号いつから「進め」になった 会社員 古川一明(熊本県 54)
車を運転していて、信号を守らない車が増えたなあと感じる。
急いでいるのは分かるが、信号が黄色でも平然と交差点に突っ込んで来るし、右折信号が出ていても対向車線を直進して来る車が珍しくない。
「全員野球」
ぼつぼつエラーが
ーーー野党
(犬山・桃太郎)
☆官邸は免震免責完備済み(東京都 鈴木英人)
「死ぬなよ」と先生生徒に励まされ(神奈川県 みわみつる)過労死ライン半数。
領事館 猟奇館をも兼ねており(東京都 林明倫)
明るいニュースはオセロと将棋(神奈川県 松下勝朗)
ゴジラの星座見えぬけれどもあるんだよ(埼玉県 橋本勝三)
壁際に寝返り打ってドタキャンし(福岡県 牧和男/埼玉県 増田昌昭)ジュリー騒動同句2人。
私の小学校は信州・伊那谷の山村。
3、4年生担任の先生は飯田線で約1時間かけ通勤されていましta.
私の先生 気さくな恩人アンクルジョー 会社員 佐々木晋(北海道 57)
高校生の時にアメリカに留学し、先生と生徒の気さくな関係に驚いた。
先生の呼び名からして日本では考えられないものだった。
小学3年生の時、体育で鉄棒が始まった。
私は逆上がりができなかった。
クラス全員が4列に分かれた。
私の先生 必要なかった道徳の教科書 主婦 坂下千津子(千葉県 67)
道徳の評価をどうするかとの記事を読み、私の子ども時代はなんて恵まれていたかと思いました。
高尾山(東京都)で毎月行われる日本野鳥の会東京の探鳥会。
その生みの親、Sさんは、私のかけ
私の先生 「繊細」認められた美術の授業 主婦 宮地順子(千葉県 56)
高校時代2年間お世話になった美術の先生は、ほかの先生とはちょっと違っていました。
クラス全員が
中学生の頃、授業を受けずに私が出入りする場所は校長室だった。
囲碁を打つためだ。
同程度の棋力だった校長先生と私はよくそうして時間を過ごした。
豊かな音楽知って人生も豊かに 主婦 経みさを(愛知県 74)
カラオケに導かれて救われた 主婦 廣郁子(三重県 82)
挑戦する心の大切さ 今も胸に パート 川瀬滋樹(岐阜県 67)
親しみ感じた担任とまさかの縁 主婦 正住喜三江(三重県 84)
夫は私が中学2年の時の担任でした。
「ストリートビュー」
グーグル恢恢疎(かいかいそ)にして漏らさず
ーーー道ならぬ乙女
(横浜・パソ爺)
かの国のトカゲ尻尾が十八本(東京都 岡本誠二郎)サウジ政府貴社死亡認め王室関与触れず
真実の語り部を待つ千一夜(埼玉県 渡辺梢)
見え透いた大ウソつきはこちらにも(鹿児島県 中山憲太郎)
いつまでも見出しは「愛ちゃん」福原愛(埼玉県 荒木繁)
プロ野球東日本はもうオフに(埼玉県 磯貝満智)西武敗退
美智子さま私も植えますマクワウリ(宮崎県 片伯部りつ子)皇后さま84歳近来の名文
築50年の空き家を取り壊した。夫と共働きをしつつ建て、3人の子どもと暮らした小さな家である。
隣人が時々、草取りや見回りをし
レジ袋有料化より布の袋に 船舶荷役監督 玉井喜久二(山口県 62)
プラスチックごみ対策の一つとして、レジ袋の有料化が検討されていることに疑問を感じます。
現在、レジ袋が有料のスーパー
保育の「3歳の壁」わが家でも 会社員 松岡有紀子(愛知県 43)
小規模保育所の2歳児クラスに通う息子がいます。
小規模保育所は0〜2歳児の施設。来春からの保育園を探さねばなりません。
沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を中止し、代替基地が必要か全国の自治体を候補地に国民的議論をすべきだなどとする陳情が東京
働かない高齢者、覚悟が必要 無職 山際泰男(三重県 68)
10%への消費税増税はリーマン・ショック級の経済危機がない限り行われる見通しだ。
政府は「全世代型社会保障改革」と財政健全化を
英語を第一言語にする時が来た 大学生 開想等(福岡県 20)
外国人労働者の受け入れ拡大を政府が検討しているそうです。
少子高齢化・人口減少社会に突入する中、日本を支える労働力として、外国
「障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ。」
東京都が制作したパラリンピックのポスターに載った言葉が、配慮
大地に根ざした大阪のお父さん 専門学校生 小榑(おぐれ)知世(神奈川県 31)
付き合って3年になる彼がいる。
大阪に住む彼のお父さんとは昨年夏に初めてお会いし、可愛がってもらっている。彼
孤独な人、放置しない社会に 主婦 小林千枝子(東京都 68)
イギリスは孤独問題を担当する大臣を置いたが、この問題は日本でも切実だ。
カフェを経営していた友人は借金を抱えて閉店。そん
17歳の娘は、中学2年の頃から周りとなじめなくなり、部活も中学3年の夏休み前に退部しました。
顧問に「萎(しお)れた野菜のようだ!」と言われ、自信をなくしていくばかりでした。
沖縄県と日米政府で三者協議を 無職 杉本秀雄(愛知県 74)
私の義父は沖縄戦の生き残り兵でした。陸軍第62師団に配属され、戦死も覚悟したそうだ。戦後は沖縄を第二の故郷とし、72歳で生涯 ……もっと読む>>
消費税上げるなら抜け道なくせ 中学校教員 小島剛太(岐阜県 45)
消費税の税率が来秋、8%から10%にようやくアップされそうである。
国のために必要な措置であるなら、相応の負担は致し方な
17歳の娘は、中学2年の頃から周りとなじめなくなり、部活も中学3年の夏休み前に退部しました。
顧問に「萎(しお)れた野菜のようだ!」と言われ、自信をなくしていくばかりでした。
沖縄県と日米政府で三者協議を 無職 杉本秀雄(愛知県 74)
私の義父は沖縄戦の生き残り兵でした。陸軍第62師団に配属され、戦死も覚悟したそうだ。戦後は沖縄を第二の故郷とし、72歳で生涯 ……もっと読む>>
消費税上げるなら抜け道なくせ 中学校教員 小島剛太(岐阜県 45)
会社員 立松篤(愛知県 62) 18日、靖国神社の秋季例大祭に国会議員71人が参拝した。なぜ集団で参拝するのかわからない。
単なるパフォーマンスなのかもしれな
治療以上のサービス気がかり
会社員 長島友香理(東京都 32) 28歳の時、鎖骨を骨折し外科手術を受けた。手術室で全身麻酔がかけられるまで、作業一つひとつに関する丁寧な説明と、患部以外 ……もっと読む>>
女性に沈黙強いる社会の圧力
ライター 岡部真依子(英国 25) 世界各地で巻き起こった「#MeToo」ムーブメント。
ハリウッドの映画プロデューサーのたび重なる性的暴行にあった女性たちが ……
潜む「国家のための国民」思想
歯科医師 岡田崇(山口県 45) 国会議員が、同性カップルを念頭に「生産性がない」と雑誌に寄稿した。
内容としては批判を免れ得ないと思われるが、批判は「LGB ……
89歳の私が87歳の妻(要介護2)の介護をしています。「今日は何月? 私は何歳?」。毎日何度も尋ねます。「何度同じこと聞くんだ
仮住まい2.5万人、風化させるな 県非常勤職員 佐賀由美子(熊本県 56)
冷蔵庫の下から茶碗(ちゃわん)のかけらが出てきた。それは紛れもなく「あのとき」の残骸だ。2年半前の熊本地震である。
所信表明「外交」の本気が見えない 無職 宝珠山敬彬(埼玉県 80)
臨時国会が始まった。安倍晋三首相の所信表明演説を聞いて、「改憲」と「外交」に関する発言に疑問を持った。 改憲は首相の悲願
12年前に自宅を購入した時は5人家族だったのに、いつの間にか私1人になってしまいました。
いろんな思い出がつまった家に当然愛
ジタバタして人生全うしたい 無職 松崎真治(福岡県 87)
米寿の祝いを済ませた。
世間様にご迷惑をかけつつ、この年まで生きさせていただき申し訳ないと思う。
そろそろ年貢の納め時と自分に言
こんにちは、佐々木愛英(なるえ)です。
3月に入りまとまった雪が降ったものの、
日ざしには春の気配が感じられるようになってきましたね。
さて、私ごとですが、
このたび釧路局から札幌局に移ることになりました。
ぶらりみてある記 「夢あふれる宇宙のまち!〜大樹町〜」
今回の舞台は大樹町。誰でもロケット作りの夢が叶う、モデルロケット作り。
火薬を使って、上空100メートルほどまで上がり、小さいながらも迫力満点です。
町内の飲食店には、広い銀河をイメージした、特盛りの料理がたくさん。
そのひとつ、「銀河(ギャラクシー)パフェ」は、量だけでなく、 中央にチョコレート菓子でロケットを見立てた、まさに宇宙のマチならではのメニュー。
町を流れる歴舟川は、銀河ならぬ金河。たくさんの砂金がとれるんです。
夢あふれる宇宙のまち、大樹町を訪ねました。
(2018年7月28日放送)
元NHKキャスター。長崎、福岡勤務後、東京で活動。
現在は国立大学教員としてスピーチ研究をつづけながら、政治家や経営者にスピーチ指導を行っている
教員の変形労働時間制を文科省が検討し始めたという。
学期内の1日あたりの勤務時間を延長し、代わりに夏休みなど学校休業中に確保する案だ。
地域の書店の在庫が分かれば 大学非常勤講師 清水伸夫(青森県 61)
私の住む八戸市は2年前「本のまち」を標榜(ひょうぼう)して、中心街に市営の書店「八戸ブックセンター」を設立しました。
「おじさん あなたは偉くないよ」(2日)の、店のルールに従い仕事を遂行した貴君は、何ら文句を言われる筋合いはないと思います 。
発見多し、夜長の家族朗読会 無職 西村時光(東京都 70)
灯火親しむ候、妻、娘と3人での朗読会を始めた。
約60年前より本棚にある少年少女世界文学全集から短編を選ぶ。
最近は日本の童話。
病院の待合室で、5年生の娘は好きな絵を描いていました。
「上手に描けたね」と言うと、「時間があったから細かく描けたんだよ」と娘は満足げです。
姉との文通、郵便屋さんいてこそ たばこ販売業 野々山郁子(愛知県 86)
私は87歳の姉と、週に一度か二度の文通を続けております。
お互い一人暮らし。姉はまだ内職でミシンを踏んでおります。
私はたばこ屋のおばあさんです。
雨の中、風の中、62円で、1枚だけであっても届けてくださる郵便屋さんに感謝と申し訳ない気持ちでおりました。
http://erogazounosuke.com/archives/8062
浣腸される美女たち。
https://1000giribest.com/57066.html
https://erogazo-sekurosu.com/?p=5738
「若者が被爆証言を聞く会」を企画して、被爆者との対話を重ねている。
2016年の5月。現職の米大統領としては初めて、オバマ大統領が広島を訪問した。
平和公園で演説した大統領。ただ、大城さんは、その一節に「違和感」を持ったと話す。
戦後の日米の和解や友情を強調した部分だった。
ディレクター:梅川千輝(RCC中国放送報道部)
2018年11月3日(土) 16:30〜17:50 TBS
【レギュラー出演】 膳場貴子 , 日下部正樹 , 日比麻音子 , 金平茂紀
【声の出演】 小山茉美 , 屋良有作
【その他】 梅川千輝 , 岩本瑞貴 , ジョン・ゴロンブ , ジム・アコスタ , 根本昌宏 , 遠藤愛 , 小嶋修一 , 新タ悦男 , 槙原寛己
脱税容疑で手配中の前島猛の死体が発見され, 前島の愛人でホステスの脇坂えりかを張込んでいた城西署の飯岡(三浦)が, 何者かに薬品を嗅がされて眠り込んでいる最中にえりかが殺される.
同僚のワタナベ(山西)に知らされて飯岡がえりかの部屋へ行くと, そこには飯岡のライターが落ちていた.
捜査課長(出光)から謹慎を申渡された飯岡に, 大学の同期で同僚の大川純一(本田)は, 大学の探検部の連中とあぶくま洞へ行こうと提案する.
大川と一緒に洞窟に行った飯岡が生埋めとなり, ホステス殺しの容疑者死亡かと報じられる.
東亜商事の社長の黒岩(戸浦)や黒岩のボディガートのウエハラ(片桐)が, 事件に関わっていると飯岡が考えていたのを知り, 飯岡の後輩である大学生のジュンコ(石野)は, 密かに黒岩を調べ始める.
一方, 自力で洞窟から脱出した飯岡は, 別れた妻のコイケ(結城)のところに匿って貰いながら, 生還したことは知らせずに独自に捜査を開始する.
前島が持っていた黒岩の裏帳簿を, えりかが働いていた店のママ(水原)が持っていることを掴んだ飯岡は, その裏帳簿を手に入れることに成功した.
佐藤 浩市 (友情出演) 岡本 達哉 佐野 大輔 笠原 志ずか 河合 紘司 上田 幸輔
船渡 伸二 河野 智之 矢野 月子 大石 源吾 広瀬 匠 上根 周市 片桐 竜次
戸浦 六宏 結城 しのぶ
浣腸
農林業 橋本理市(三重県 80) 政府は2日の閣議で外国人労働者受け入れの拡大策を含む出入国管理法の改正案を決定した。
日本で働く外国人労働者がすでに100万
若い世代 私たちは人であって物じゃない 大学生 松野沙織(神奈川県 21)
アルバイト先の居酒屋で、中年男性2人が大きな声で「フィリピン人とは遊びで、結婚するのは日本人」という話をしていた。
そんな
先日小学1年生と年中の子どもら3人と近所のスーパーに行った。子どもはそれぞれジュースを1本、自分の財布からお金を出してレ ……もっと読む>>
戦後日本史、もっと学ぼう 無職 安松憲成(福岡県 86)
若者に限らず日本人の多くが近代日本の歴史を知らな過ぎるのではないかと感じている。その原因は学校教育に問題があるのではないか。
来秋の消費税率2%アップに備えて、中小商店で「キャッシュレス決済」をするとポイントが還元される仕組みが検討されている。 先
対話し意見まとめる人材育てて 集落支援員 齋藤博(鹿児島県 60)
過疎化に直面する私の市では、住民主体のまちづくりのために、モデル地区でのワークショップを始めた。
数人のグループに分
プロ野球「日本一」、道理を通せ 特別支援学校教員 塚本健(東京都 54)
今季のプロ野球は、パ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったソフトバンクが日本シリーズを制し、
JR博多駅と駅から約2キロ離れた博多港ウォーターフロント地区を結ぶロープウェーを建設する構想があり、その是非が18日投開票の ……もっと読む>>
人生初、私のマラソン挑戦記 (2018年11月8日) 会社員 松岡隆哉(千葉県 59)
人生初の私の挑戦は、ひょんなことから始まった。地元・千葉のフルマラソンに興味半分で応募したら、何と! 当選の知らせ。
2%以上の幸せ損なう税制って 地方公務員 山本泰弘(山形県 32)
私の街には、焼きたてパンを売る店がいくつかある。店内の窯で焼くパンの香りが漂う店は、多くが個人経営か小企業だ。その一つ
87歳の母が倒れた。3カ月入院し戻ってきたら、17年暮らしたケアハウスから退去を求められた。社会福祉法人側の言い分
手のかかる障害者に門戸開いて 地域活動支援センター施設長 星野素子(新潟県 43)
息子は知的障害を伴う自閉症があり、支援学校中学部に通っています。
車で50分ほどの距離ですが、幸いスクー
家計簿つけてから国の予算を ライター 菅原然子(東京都 42)
国の来年度予算が考えられている時期だ。私は6年前から家計簿をつけている。
年末には、これまでの収入と支出を参考に来年の予算
東京電力福島第一原発事故を巡り、旧経営陣の責任が問われている裁判を、原発立地県の住民として興味深く見ている。 「津波と
亡母への年賀状受け取りたいが 主婦 斉田裕子(岐阜県 62)
今年母が亡くなり、空き家となった実家のポストにも、公共料金の請求書やダイレクトメールが届く。
そのつど回収し、対処してきたが、
熊本城、復興城主になり応援 主婦 大黒政子(兵庫県 75)
熊本地震で被害を受けた熊本城の大天守のふき替えられた屋根の瓦の写真と記事を見て、うわぁ〜と思いがあふれた。 地震の約半年前
「男・現役・金あり」
合格!
ーーー医学部
(和光・迷人)
改竄は政官主導とつい思い(長崎県 下道信雄)
寄り添ったのはぶん殴るためでした(長崎県 張本雅文)
選挙がなんだ民意がなんだ(千葉県 清水栄一)
総領事館立ち込める血の臭い(神奈川県 古田哲弥)
やはりのう本性むき出し死の商人(埼玉県 前本法秀)
☆パンダなど言ってる場合じゃないだろう(東京都 木村雄三)
インドに続きオーストラリアでも、生理用品に対して、日本の消費税にあたる物品サービス税の課税廃止が決まったという。
毎月の必要品が無税となること、粘り強い市民運動の成果であり、生理用品について政治の場で議論出来る社会であることがうらやましい。
(声)政治の不安語れないのはなぜ?高校教員 加茂桂(千葉県 31)
国会前で毎週木曜日午後6時半から開かれる「戦争法案反対国会前集会」に参加した。
勇んで行ったものの、到着後は端の方で演説に拍手する程度しかできずにいた。
テレビ局からインタビュー取材を求められたが、断ってしまった。
柴山昌彦文部科学相は就任記者会見で、教育勅語について「アレンジした形で今の道徳などに使える分野があるという意味で、普遍性を持つ部分が見てとれる」と述べた。
(声)科学の軍事利用に懸念がある 中学校講師 中野圭介(東京都 44)
国の安全保障に役立つ技術開発を進めるため、防衛省が公募する「安全保障技術研究推進制度」の来年度予算の概算要求は約110億円という。
今年度予算は6億円。約18倍だ。
非正規教員への偏見を懸念 中学校講師 中野圭介(東京都 41)
戦争で特に関心をもったのは、そのメカニズムだ。たとえば「敵の脅威」。
戦争の遂行には国民の支持や協力が欠かせない。
そこで、しばしば「脅威」が誇張され、捏造(ねつぞう)される。
大量破壊兵器があるといったり、敵の攻撃をでっちあげたり。
以前も紹介したけれど、ナチス・ドイツの国家元帥、ゲーリングはこう言っている。
「我々は攻撃されかけている」と訴え、「国を危険にさらしている」と平和主義者を非難すれば、人々は意のままになる。
このやり方は、どんな国でも有効だ――。
後の人口集中はリスク増 無職 平井利昌(愛知県 81)
浅田真央 , 長島圭一郎 , 高橋大輔 , 加藤条治 , 鳩山由紀夫(民主党) , 谷垣禎一(自民党) , ミシェル・バチェレ(チリ社会党) , 程永華 ,
小林賢二(宙の会) , 林聖憲 , 林優子 , 森光子 , 増田憲義(東宝) , 中川翔子 , 田中直樹(ココリコ) , 科学くん , 寺島しのぶ , 田中絹代 ,
若松孝二 , 尾上菊五郎[7代目] , 南方英二 , 豊田章男(トヨタ自動車) , 安藤美姫 , エフゲニー・プルシェンコ , キム・ヨナ ,
尾花高夫(横浜ベイスターズ) , 藤川球児(阪神タイガース) , 筒香嘉智(横浜ベイスターズ) , 中村俊輔(横浜F・マリノス) , 藤原正和 , 藤原新 ,
洞ノ上茉亜子(ほきのうえまあこ) さん(京都精華大学デザイン学部グラフィックデザインコース3年)
佐藤敦之 , 副島正純 , 山本浩之 , 洞ノ上浩太 , 土田和歌子 , 関田康雄(気象庁) , 纐纈一起(東京大学地震研究所) , 橋本聖子(自民党) ,
「言うことを聞かない子どもは、たたかないとわからない」。
日本では、そんな考え方をする人が少なくありません。「しつけ」と称し、子どもを虐待する親も後を絶ちません。
しつけとは何でしょうか。しつけに体罰は、本当に必要なのでしょうか。
■《なぜ》有能感得る親、子は他律的に 西澤哲さん(山梨県立大学教授)
瀬角南さん(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン職員)
体罰は発達に悪影響を与えます。
福井大学の友田明美教授の研究で、体罰や暴言は子どもの脳を傷つけることが示されました。
瀬角氏は、インターネット調査の結果、約6割の大人が子どもに対するしつけのための体罰を容認していることを報告した。
調査は、全国20歳以上の男女2万人(うち子育て中の男女1万人)に対しておこなった。
しつけのために子どもに体罰をすることや、子どもをたたくことについて、「決してすべきではない」と回答したのは約4割にとどまった。
ツイッターで裁判の当事者の感情を傷つけたとして、現役の高裁判事が戒告処分を受けた。
裁判所法が定める「品位を辱める行状」にあたるという理由だが、裁判官に求められる「品格」とは。
■ツイート、私生活の自由 岡口基一さん(東京高等裁判所判事)
最高裁は私が投稿したツイートが「裁判官の品位を辱める行状」にあたると判断し、分限裁判で訓告としました。
94年判事補任官、現・東京高裁判事。法曹向けの実務書も数多く出版しベストセラーに。
(聞き手・北沢拓也)
裁判官に求められるのは、私生活の品行方正さでしょうか。裁判は、裁判官に「ありがたく裁いてもらう」ものではありません。
私が自分のブリーフ姿をツイッターに投稿したことで、「ブリーフ一丁で人前に出ている人間には裁かれたくない」と言う人もいますが、裁判員制度では一般の国民が裁きます。
パンツ一丁でテレビに出ているタレントが、裁判員として判決を決めることもあり得ます。
(聞き手・山口栄二)
きたにあきら 1937年生まれ。63年判事補任官。最高裁調査官などを歴任。
法政大学法科大学院教授を経て、2012年から弁護士。
裁判官による表現行為を懲戒に問うことは慎重でなければなりません。
当局による懲戒は、必然的に裁判官を萎縮させる効果を伴うからです。
あそざんだいふんか 1974年生まれ。定期券で裁判所に通い、年間800件以上の裁判を傍聴する。
著書に「裁判狂時代」など。(聞き手 編集委員・尾沢智史)
裁判官って「無名な公人」だと思うんですよ。事件の判決の記事には必ず裁判長の名前が載っているのに、「あの人か」とはならない。
一人ひとりの顔が見えないから、裁判官という職業だけでくくって、すごくまじめで、堅苦しい人だというイメージをみんなが勝手に持っている。
裁判を傍聴してわかったのは、裁判官も人それぞれだということです。
傍聴するのはほとんど刑事裁判ですけど、裁判官の個性が出るのは、最後にやる被告人への補充質問ですね。
ほとんど補充質問をしない人もいますけど、手続き的な質問だけじゃなくて、今後の更生をどうするのかとか、一歩進んだところまで聞く裁判官は面白いですよ。
『「メルケル」後』
ドイツがなっても大変
ーーーEU
(和光・やかんかや)
口利きも強盗もする議員秘書(神奈川県 石井彰)
トランプ氏噛みつき亀に見えてくる(大阪府 谷口東風)
またとしか言いようないがまた乱射(大阪府 石田貴澄)
豊田照る江戸の芝浦雨が降る(東京都 林明倫)
二横綱休んで稀勢に塩送る(山形県 渡部米助)
いつまでも耳奥に棲むダバダバダ(神奈川県 湯町潤)フランシス・レイ氏死去
来秋の消費税率2%アップに備えて、中小商店で「キャッシュレス決済」をするとポイントが還元される仕組みが検討されている。
先日、小学4年生のひ孫からこんな質問が出た。
対話し意見まとめる人材育てて 集落支援員 齋藤博(鹿児島県 60)
過疎化に直面する私の市では、住民主体のまちづくりのために、モデル地区でのワークショップを始めた。
数人のグループに分かれ、参加者全員が意見を言い
プロ野球「日本一」、道理を通せ 特別支援学校教員 塚本健(東京都 54)
今季のプロ野球は、パ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったソフトバンクが日本シリーズを制し、日本一になった。
Mさんとは「ひととき」欄で知り合った。
親が決めた男性との結婚を嘆く彼女の投書に、見合い結婚だった私が感想を送ったのがきっかけで、十数年間文通をし、いろいろなことを話し合った。
悩みや喜び、政治や夫の悪口まで。
Mさんの娘さんが医大を受験し、1次試験は合格したものの、2次の面接で不合格となり、その後
沖縄県の東村高江地区周辺で国が進める米軍のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事現場を 訪ねた。
米軍の北部訓練場のほぼ半分を返還する条件として、返還地内のヘリパッドを高江周辺に移設することで、日米両政府が合意。
すでに二つのヘリパッドが建設されている。
住民から話を聞いたが、 これらのヘリパッドを利用し、高江の上空を低空飛行しているオスプレイの振動や騒音に、とても迷惑しているという。
現場は沖縄本島北部の「やんばる」と呼ばれる、自然の豊かな森のある一帯だ。
希少なヤンバルクイナ、ノグチゲラなどが生息する。
「発達障害」と一体誰が名付けたのでしょうか。優れたところは人それぞれ。苦手なことがない人はいるのでしょうか。
親にとって、桜舞う、子どもの入学は、うれしいもの。特別支援教育が正式に実施されてから11年が過ぎた。
通級の障がい児は、特別支援を受ける学級と通常の学級を行き来する。
そこで違いを認識し、やがて一緒に遊ばなくなる。
あの子たちは時々違うクラスに行くから、頭が悪いから、なんか自分たちと違うみたいだから、と。
親は子どもの成長を願い愛情を注いで育てる。その思いは同じはずだ。
日本は先進国だが、福祉は30年遅れと言われる。
移民の国や経済では貧しい国でも、母国語が違えば学校でサポートが付くことがある。
助けが必要な人は障がい児だけではないからだ。
私が、通訳のボランティアをしている国際交流センターのアメリカ人スタッフが、在日10年を経てようやくの思いで永住権を申請したが、却下されてしまった。
理由は「許可するに値する理由が認められない」と記載されているだけだった。
誠実、勤勉で、国際交流の事業に長らく貢献してきているのに、何という不誠実な対応であろうかと思った。
インターネットで法務省のガイドラインや事例を閲覧すると、許可の条件として、一般の善良な住民には事実上不能と思われる事例ばかりであり、生計のための資産も相当な額が必要とされている。
これでは一般の外国人には到底不可能であり、誠に閉鎖的だと感じた。
【名護】名護市済井出のハンセン病療養施設「沖縄愛楽園」開園から10日で80年となった。1907年、国は「ライ予防ニ関スル件」を公布した。
ハンセン病を「国の恥」と宣伝し「浄化」として患者の強制隔離を進めた。
愛楽園でも次々と患者が強制収容され、96年に「らい予防法」が廃止されるまで自由に生きることを許さなかった。
46年に強制収容された渡嘉敷トシさん(93)は入所以来、72年間、一度も園外で生活したことはない。「ここから出ようとは思わない。
つらいこともあったけれど収容されるまで一人きりで生きていたから」。
戦争と強制隔離という名の国策に翻弄(ほんろう)されてきた。報道機関の取材に初めて自らの人生を語った。
渡嘉敷さんは1925年、兵庫県に生まれた。
ハンセン病を患っていた父親の病状が悪化し、6歳で両親の古里、沖縄に戻った。
現在の南風原町で暮らし、父は人力車の車夫として働いた。
父親の病状は悪化し、生活費を得るため渡嘉敷さんは12歳で那覇市の辻遊郭に売られた。・・・
再び一人になった。「病気もある。生きていても仕方ない。死んだ方が楽だ」。
そう考えていたころ、旧大里村(南城市)の収容所でハンセン病患者と周囲に知られた。愛楽園に強制収容された。
「殺される」と思った施設での暮らしが孤独を忘れさせた。
「みんなで畑して、ご飯も食べて。ぼろぼろじゅーしーをよく食べた」
23歳で結婚した。相手も入所者だ。「園内で免許を取った後、ドライブに連れて行ってくれた」。本島中を回ったことを今も思い出す。
90年に夫は亡くなったが、2人の間に子どもはいない。
理由を尋ねると「ここは子どもを産ませなかったから」。ぽつりと言うだけだった。
元患者にとって園は自由に生きる権利、尊厳を奪われた象徴だ。
一方、互いに支え合って泣き笑い、たくましく生き抜いた人生も刻まれている。
国の来年度予算が考えられている時期だ。私は6年前から家計簿をつけている。
年末には、これまでの収入と支出を参考に来年の予算をたてる。共働き夫婦と小学生の子ども2人。
4人家族の小さな家計だが、どうすれば収入内で暮らせるか、予算たては真剣だ。
そして毎日家計簿をつけ、予算に沿った生活ができているかチェックして、月末には決算をする。
そうやってやりくりしている私から見ると、日本の国の予算のたて方は不思議なことばかり。
収入が限られているのに借金を前提とした予算をたてる。
そんなことってある? そうして毎年積み重なる借金を、いったい誰が、いつ返済するの? 絶対におかしい。
息子は知的障害を伴う自閉症があり、支援学校中学部に通っています。
車で50分ほどの距離ですが、幸いスクールバスがあります。
ところが高等部に進むと使えません。大混雑の路線バスを乗り継ぎ1時間半。
接触過敏と聴覚過敏がある息子には過酷です。私が車で送迎せざるを得ないでしょう。やっと就けた仕事も継続が難しくなります。
この状況がどうしても納得できません。
なぜ、主要駅の近くなどに学校を建てて下さらなかったのでしょう。
親の犠牲はやむなし、でしょうか。
東京電力福島第一原発事故を巡り、旧経営陣の責任が問われている裁判を、原発立地県の住民として興味深く見ている。
「津波と事故は予見できなかった」「刑事責任はない」という趣旨の旧経営陣トップの発言は残念だ。
責任逃れとしか思えない姿勢から、「再び同様の事故が起きたら同様の態度をとるんだろう」ということが予測できる。
このような状況では、原発再稼働は決して容認できないと改めて強く思う。
シリアでの拘束から無事救出されたジャーナリストの安田純平さんに対し、「国に迷惑をかけた」などの批判が投げかけられています。
過去にも戦場に近い場所で仕事をする人が拘束されると、必ずといってよいほど自己責任論が出てきました。
でも、登山をして遭難した場合や、遊泳禁止場所でおぼれた時には救助はしなくて良いのでしょうか。
自己責任論から言えば「必要ない」となります。
また、害が明らかな喫煙をして病気になったら、自己責任だから健康保険での治療は許すべきではないとなるのでしょうか。
外国人労働者の受け入れを広げるための出入国管理法改正案が、きのう閣議決定された。
・・・ 先立つ与党審査で、生煮えの提案であることが浮き彫りになり、3年後の見直し規定が急きょ追加された。
無論この修正で問題が解決したことにはならない。
それは、ここまでの国会でのやり取りからも明らかだ。
どんな業種に、どれくらいの数の外国人を迎えようとしているのか。
この根本的な問いにすら山下貴司法相は答えられず、「現在精査している」と述べるのがやっとだった。
安倍首相も同様だ。移民政策への転換ではないのかとの指摘に対し、
移民政策を「一定規模の外国人を期限を設けることなく受け入れ、国家を維持する政策」と独自に定義し、それには当たらないと繰り返した。
参加することに疑義あり
ーーー国民
(東京・のら猫寛兵衛)
気のせいか怪訝(けげん)税率と聞こえだし(愛知県 石川国男)
リンゴ泥 農家悔しや悔しやリンゴ(千葉県 飯島史朗)
四苦八苦学んだ英語四十九(しじゅうく)位(埼玉県 吉野信幸)
贈りたい「ノーベル高齢登山賞」(宮崎県 白戸とき子)
天高く新記録出す万歩計(兵庫県 岸田万彩)
千歳飴似合いそうだねトランプ氏(神奈川県 石井彰)
もうすぐ2人目の子どもを出産する妊婦です。
子育て母 遠いけれど応援したい アルバイト 佐藤彩(熊本県 32)
「あなたくらいの年齢で子どもを育てる人もいるのよ」。
「最も魅力ない都市」の基準とは 国家公務員 山内洸平(愛知県 26)
2018年11月13日
私たち日本史研究者の間では、NHKの大河ドラマの評判は芳しくない。
専門家だから、つい厳しい目で見てしまうのだ。
しかし私たちは、「この時、誰それはここにはいなかった」といった揚げ足取りばかりしているわけではない。
そういう細かい事実関係より、世界観の方が気になる。
先頭車両
ーーー日産
(富士・いれぶん)
一強に任せるつけの大きさよ(東京都 會史子)
検察の力を借りてクーデター(千葉県 片柳雅博)
モリ・カケも司法取引あるかしら(岡山県 林武治)
人の金使って寝てる人寝言(宮城県 田所純一)
人生はカネじゃないさと茶をすする(東京都 坂巻克巳)
早割のおせち今年も買えるかな(和歌山県 大西隆栄)
私が住む地区で、土地区画整理事業が動き出した。
事業計画が決まったのが1961年。
80年に開通した高速道路のインターチェンジに近い土地で、事業主体の市は、幅22bの道路を造って地区の発展を目指すという。
ゴーン氏黙認した役員にも責任 会社員 松田孝子(東京都 64)
世界中に激震が走った。
19日夜、世界最大規模の自動車グループを率いる日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏が逮捕されたのだ。
主婦 伊藤ゆかり(愛知県 55) 「移民法」とも呼ばれる出入国管理法改正案を、政府はなんとしても成立させたいようだが、私は反対である。
「日本は労働力不足」の外国者労働者受け入れ拡大を図らなければならない、というのが法改正の理由だそうだが、本当にそうか、疑問がぬぐえないからだ。
英語の他にも外国語学ぶ覚悟を 無職 六軒実紀男(神奈川県 58)
外国人労働者の受け入れとセットで、日本語教育の充実を、という意見をよく聞く。
気になるのは、在日外国人が日本語を話せるようになるのは当然だと考える態度だ。
日本語の理解を助けるのが先 会社員 斎藤浩一(茨城県 50)
米国出身の作家ロジャー・パルパースさんが「日本語は文法が易しく日常的に使う語彙も少ないが漢字は難しい」と書いています。
日本語話者の権利はどうなる? 大学生 三和優吾(北海道 22)
湖賊の娘あさぎ(渡部和恵)が登場する。
髪が長い。少し茶色っぽい髪。
顔は不細工な方。そばかすが目立つ。
鼻の近くに横撫での跡。
あさぎが徳川の忍者瀬川城介(熊谷俊哉)に捕まる。
鴨居を使って磔状態にされる。
割とスレンダーな身体。小さめの乳房。
マン毛の濃さは普通。形が良い尻。
瀬川城介(熊谷俊哉)が鞭であさぎを打つ。
ピシーッ!「アッ!」ピシーッ!「アッ!」
叫ぶあさぎ。
剥き出しになる額。「あああ・・・。」呻くあさぎ。
「いい加減に白状したらどうだ?夢影!」
「何度言ったらわかるんだい・・・。私は湖賊の娘あさぎだよ!」
「それはもう聞き飽きたぜ!」
左手であさぎの乳房を揉む瀬川城介。
「さわらんでー!」顔を赤くして叫ぶあさぎ。
「お前がそんな強情ならばもっと屈辱的な拷問をしてやるぜ!恥ずかしい拷問をな!」
耳元で不敵な笑いを浮かべて囁く瀬川城介。
「軽減税率」
買い物で脳トレもできます
ーーーーー政府広報CM
(長岡・こま子)
「おめでとう」主賓ひとこと大拍手(大阪府 谷口東風)
清貧に生きて短い遺言状(東京都 中川清)
「長すぎる」の一行ルナアル博物誌(東京都 高田淳子)
一言で十分文句窘(たしな)めも(茨城県 清水方子)
☆千歳飴(ちとせあめ)齧(かじ)れば短い叫びあり(東京都 小野里美雪)逆効果なりクドクドは。
人生は例えるならば夏休み(兵庫県 安川修司)
短足が日本を支え今がある(愛媛県 武井基次)若者よ、と高齢者
会社とは名ばかりの小さな事業を経営しています。
そこへ新部門を立ち上げ、6年ほど前から故郷の耕作放棄地にワイン用のブドウを植え、市が政府の構造改革特区「ワイン特区」に申請してくれる運びとなりました。
「いっそ寝たきりなら」と言われ 無職 村松ひろみ(新潟県 57)
「この国は『生きて』いるのか」(8日)に共感しました。
私の母は3年前にグループホームに入所しましたが、転倒して入院。
退院後は退所を求められ、ショートステイでつなぎながら次の施設を探しました。
私の住む周防大島では今、島と本土を結ぶ生命線・大島大橋に外国籍の貨物船が衝突した事故により水道の送水管が破損し、断水状態が続いています。
駅で働くあなたへ 私の感謝状 会社員 石崎里奈(千葉県 31)
私はJR常磐線の新松戸駅を利用しています。
70代くらい、身長150センチくらいのおじいさんが駅を清掃してくれています。
11月23日は勤労感謝の日です。
名前を聞く勇気もないけれど、これは働くあなたへのファンレター。
あならのおかげで、新松戸駅は今日も綺麗です。
消費税が来年から10%になり、軽減税率は8%にすると報じられた。
10%と8%の違いも詳しい内容が発表された。
軽減税率の導入は低所得者に配慮してのことだといいうが、内容を注視してみると、個人商店などの負担をかえって増大させてしまうことに考えがまったく及んでいないようだ。
真田幸村(野口元夫)と猿飛佐助(小山梓)が畳の上に胡坐をかいて座っている。
そこに女忍者夢影(夏目由美子)が現れる。財前直見に似た顔。
黒い忍者服で上半身は長袖だが、下半身はミニスカートのよう。
背が高くてガッシリした体型。太もも(生脚)がムチムチしている。
床机に座って色っぽく脚を組む。
真田幸村(野口元夫)と猿飛佐助(小山梓)がそれを誉める。「あっぱれ!」
別の使命を帯びた佐助は真田屋敷を出て行く。
幸村は机の上にある湯呑みをうっかり倒してしまう。
畳の上に零れる茶。
夢影が「まあ、大変!」と言って帯を解いて忍者服を脱ぐ。「畳にお茶が染み込んでしまうわ!」
夢影の濃い目のマン毛と形の良い尻が露になる。
幸村の方に尻を向けて四つん這いになり、忍者服で畳を拭く夢影。
夢影の尻の割れ目が幸村に二の腕にピタッとくっつく。
好色な笑いを浮かべる幸村。股間が膨らむ。
夢影は尻の割れ目を幸村の二の腕に執拗に擦り付ける。
夢影が裸の尻の割れ目を幸村の二の腕(素肌)に再び擦り付ける。
幸村の勃起は頂点に達した。
そこに幸村の正室竹林院(高瀬春奈)が現れる。
「殿!何をしておいでです!?」
焦る幸村。
「いや、何でもない!」
「何でもない訳がないでしょう!」
桜田義孝五輪相の「総理が『適材適所』と思って選んでくれた」発言にうんざりした。
その四字熟語は国レベルだけの話ではなく知事から村長に至るまで、職員の人事異動発表時、この国で桜の満開を待つように活字になる。
適材適所とはあまりに抽象的で無責任な言葉だ。
あてがわれた職務が、納得がゆくものだと本人も分かっていないのがホンネではなかろうか。
任命権者は、役職を与えれば、その本人が喜ぶだろうくらいの認識ではないか。
そして任命された人物は親方への「恩義返し」や「自己保身」にそろばんをはじくようになる。そこには国民や市民への視線がまったく感じられない。
私はスーパーでパートをしています。毎日、期限切れになった食品を捨てています。規則なのですが、毎回心が痛みます。
お店では消費期限・賞味期限の近いものを上や手前に置きます。
しかし、お客さんはわざわざ奥の方の新しいものを引っ張り出します。
そのせいで期限の近いものが隠れてしまい、そのまま売れずに廃棄になってしまうこともしばしばです。
少しでも新鮮なものを選ぶことが、お母さんや奥さんたちの「賢い主婦の常識」なのでしょう。
しかし、その日に消費する食品はそこまで新しいものを購入しなくてもよいはずです。
アフリカ東部エチオピアの首都アディスアベバから車で約40分の工業団地。
ここに2015年に進出した中国の革製品工場では、地元の女性ら約500人が羊皮の手袋を縫っていた。
エチオピアでは近年、アパレル向けの工業団地が約10カ所立ち上がった。
政府は、国内総生産に占める製造業の割合を14年度の4・8%から、25年に18%まで引き上げる目標を掲げる。
後押しするのは中国だ。
工業団地周辺の道路や鉄道、送電網などに融資し、建設する。
1992年から15年までの投資額はトップ。移住した中国人は6万人とも言われる。
ただ、中国の融資による経済成長には危うさも伴う。
世界銀行は、16年のエチオピアの対外債務残高が8年前の約8倍の約220億ドル(約2兆4200億円)になったと指摘する。
「この国は『生きて』いるのか」(8日)に共感しました。
私の母は3年前にグループホームに入所しましたが、転倒して入院。
退院後は退所を求められ、ショートステイでつなぎながら次の施設を探しました。
環境の変化で母の認知症が進む一方だったある日、ショートステイからも退所を言い渡されました。
母が勝手に立ち上がるので転倒の恐れがあり、責任を持てないとのことでした。
とにかく謝り、「人手が少なくなる夕方から就寝までは私が付き添いますから、いさせてほしい」とお願いし、了承されました。
ただいま審議まっさかりの、日本に外国人労働者を呼び込むための出入国管理法改正案。
人を人として見ていないというか、労働力の調整財源のコマのように扱っているように思える。
その足元で検討が進む小さな政策のことを紹介したい。
日本語教育が必要な高校生に寄り添う支援策だ。外国人労働者が増えれば、いずれどんどんニーズの増す政策である。
海老原周子(しゅうこ)さん(36)は中1の時に父の赴任でロンドンに渡り、インターナショナルスクールに入った。
「英語で言えたのはイエス、ノー、サンキューだけ」。誰ともしゃべれないつらい時期を1年ほど過ごした後で、好きだった絵を通じてユーゴスラビア出身の友達が出来た。
「そこから世界が広がって」学校がぐんと楽しくなった。
高校生で帰国し、大学卒業後、民間企業を経て国連機関である国際移住機関(IOM)の日本職員に。政府の施策の事務局などをするなかで感じたのは「私は本当に現場を知らない」ことだった。
主催するこども食堂に、外国人の小学生がよく顔を出す。
先日、その子のお母さんに泣きながら相談された。
入国管理局でビザの延長ができないと言われたとのこと。
彼女はシングルマザーで同じ出身地の人たちの通訳をしながら生計を立て、10年以上日本で暮らしている。
子どもは地元の公立小学校に通い、こども食堂でも他の日本人の子たちと仲良く遊ぶ。
お母さんのビザが切れた場合、母国への強制送還を免れたとしても不安定な滞在となり、国民健康保険証も失う。
病気がちの彼女が医療を受けられず生活が立ちゆかなくなれば、子どもはどうなるだろう。
「健やかな成長」が保障されなければならないのは外国人の子どもも同じではないのか。
米軍普天間飛行場(沖縄県)の辺野古移設を強行する政府と、民意を背景に信念をもって反対する玉城デニー知事の姿を見て、私には感慨深く思うことがあった。
それは数年前に心身に障害を持つ息子が、ふと「きれいな海の沖縄に行ってみたい」と言った時のことだ。
車椅子の息子と沖縄を訪れた。
紺碧(こんぺき)の海を見ながら糸満市の平和祈念公園へ。
多くの名前が刻まれた慰霊碑を見た息子が「この人たちは?」と聞くので「戦争で沖縄の戦いで亡くなった人たちだよ」と答えると
「戦争になれば、車椅子だから逃げ遅れてしまう……」と悲しそうな言葉が返ってきた。
「戦争は誰でも命を亡くすことがある。絶対にしてはいけないよ」と、2人で「平和の礎(いしじ)」に刻まれた人々に心から哀悼の意を捧げた。
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)でキャラクターの着ぐるみを着てショーなどに出演していた契約社員の女性二人が、
過重労働やパワーハラスメントで体調を崩したとして、運営会社「オリエンタルランド」に慰謝料など計約七百五十五万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が十三日、千葉地裁であった。
同社側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
訴状によると、この女性は二〇一五年二月に雇用され、重さ十〜三十キロの着ぐるみを着てショーやパレードに出演。
一七年一月に腕にしびれなどが生じる「胸郭出口症候群」を発症。
船橋労働基準監督署は同年八月、業務との因果関係を認め、労災認定した。
三十八歳の女性は〇八年四月に雇用され、一三年一月〜一八年三月ごろまで複数の上司から「解雇対象」「三十歳以上のババァはいらねーんだよ」と言われるなど、パワハラを受けたと主張。心療内科の通院を余儀なくされたとしている。
瀬川城介(熊谷俊哉)の手下が三人入って来る。
素っ裸のあさぎ(渡部和恵)を後ろ手に縛る。うつ伏せにする。
竹を使って両脚を開いた形で緊縛する。
あさぎの肛門・女陰・マン毛が後ろから見える。
気も狂わんばかりのくすぐったさに、あさぎは身体を捩る。
歯を食い縛って耐える。歯の間から苦しそうに息をする。
瀬川城介と手下三人が爆笑をする。
「あははは!こいつは傑作だ!」
目尻に皺を作って歯を食い縛るあさぎ。
「生産中止」
ワンマンカー
ーーーー日産
(松本・若年寄)
万博や素直に喜ぶ大阪人(大阪府 原隼)
万博は無縁と東北冬支度(山形県 渡部米助)
難問に白紙回答入管法(愛媛県 和泉元良彦)
法案を通しちまえばこっちのもん(栃木県 大塚裕)
崖っぷちで背中押される稀勢の里(京都府 山中あきひこ)
「激励」の決議をしたい議員多々(埼玉県 荒木繁)
「祝日は国旗を掲げ祝意表したい」(18日)を読みました。
なるほど、国旗を掲揚している家はあまり見掛けませんね。
膨らむ借金このままでいいのか 無職 五月女哲夫(神奈川県 71)
国の借金は1091兆円を超え、国民1人当たりの借金は約863万円になった。
気が遠くなるような金額である。
財政再建の必要性が叫ばれて久しいが、借金は減るどころか増加する一方だ。
太平洋戦争末期、家の近くの海岸から米軍が上陸するといううわさが立った。
兵隊さんが地域に駐留するようになったが、みな中年のおじさんばかりであった。
年賀状頂くのは問題ないのでは パート 藤田絵梨(福岡県 41)
私も、喪中はがきは必要ないのではと思っています。
数年前に祖母が亡くなりましたが、喪中はがきを出さずにいたので年賀状をも
私は子育て支援施設に勤務しています。
先日、親子で遊べるスペースに車いすのパパが入りたいと希望されましたが、私は受けることができませんでした。
役割や注意点教えれば大丈夫 保育士 下野裕子(神奈川県 53)
私の勤務する保育園は、地域の子育て支援もしています。
私は車いすユーザーです。
投稿を読んで感じたことをお伝えします。
車いすから移動 介助の技術必要 建築士 田村昌彦(熊本県 71)
私は1歳2カ月の時、予防接種の副作用で歩けなくなりました。
身体障害者1級で、車いす生活をしています。
投稿者の野田さん、あなたが車いす親子のために何か行動したいのは理解できませんでした。
車輪が危険であるなら一定の場所から動かないことをお願いすると良いのではないかと思います。
車いすから移動 介助の技術必要 建築士 田村昌彦(熊本県 71)
相手を傷つけまいと判断をあいまいに伝えると事故につながります。
きちんと言うことは大切です。
あなたの相手への気遣いは届いています。ありがとう。
http://eromitai.com/archives/130680
幸村の正室竹林院(高瀬春奈)と女忍者夢影(夏目由美子)が素っ裸になりキャットファイトを始める。
幸村が止める。「ちょっと待て!相撲で勝負したらどうじゃ?」
竹林院が「望むところでございます!」と答える。
庭に出る竹林院と夢影。
そこに土俵がある。
「皆の者。よく見るのじゃ!」
マワシをつけない素っ裸の竹林院と夢影がしゃがんで立会いの姿勢に入る。
後ろから見れば肛門・女陰・マン毛が丸見えである。
穴山小助や由利鎌之助はそれを見て早くも勃起している。
行事は幸村。「見合って!はっけよい!」
竹林院と夢影が相撲を始める。「残った!」
しかし夢影が右に体勢を移し、上手投げをする。
大股開きで転倒する竹林院。マン毛・女陰・肛門が丸見えだ。
幸村が言う。「夢影の勝ち!」
竹林院が悔しがる。「覚えてらっしゃい!次は負けないから。」
夢影「受けて立つわよ!」
「外国人は部品じゃない」
日本人はどうかな?
ーーー歯車
(国分寺・耕作印)
G20うまい具合に組み込まれ(千葉県 鈴木貞次)
功一つ人質司法に光当て(埼玉県 小島福節)
拷問がないだけ特高とは違い(東京都 阪本敬彦)
彼(か)の社長捜査中でもよく喋(しゃべ)る(大阪府 小山安松)
人類が人類造る傲慢(ごうまん)さ(千葉県 安延春彦)
☆他の葉に気を遣いつつ散る落ち葉(茨城県 大山清)
電気やガスは料金滞納ですぐ止められるが、水は多少の猶予があるようだ。
理由はいくつかあろうが、何といっても水の断絶はたちまち命に関わるし、その供給事業が公営であるからなのであろう。
自然災害があったり事故があったりして、たちまち窮するのが水である。
これは生きていく上で代替のきかない必需品である。
恩師が亡くなりました。昆虫学者の須田孫七先生です。
生前、東京大学に寄贈した標本が今年公開されたので見に行きました。
驚きました。
東京ではまず見なくなった水生昆虫のタイコウチを、1960年の吉祥寺で採集していたのです。
恩師に導かれた少年時代、虫や鳥、獣、植物をよく知る人は決まって言いました。
「東京五輪まではこの辺りにもいたんだけど」。
先日、地域包括支援センターの方が見えた。
これまで受けていた「生活援助」をヘルパーさんと私の「共同作業」にするという。
私は内部障害1級。さらに腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアで、杖などを使って休み休みしか歩けない。
腰痛は強く、下半身に痛み、冷え、しびれを伴う。
素っ裸のあさぎ(須床和恵)が後ろ手に緊縛されたままである。
竹を使って両脚を開いた形である。
あさぎの肛門・女陰・マン毛が後ろから見える。
瀬川城介(熊谷俊哉)が太い浣腸器を持ってくる。
グリセリン液を吸い取る。
歯を食い縛って便意を堪えるあさぎ。
大腸が不気味な音を立てる。グルルルゥ・・・・。
あさぎが呻く。「厠に行かせてくれないか?」
「駄目だ!」パーン!瀬川城介があさぎの尻を平手で叩く。
観念したあさぎはそのままの体勢で脱糞する。
あさぎが言う。「悔しい・・・・!」
瀬川城介と手下が爆笑する。「あっはっはっ!惨めだなあ!」
そして出て行く。
あさぎが喚く。「縄を解け!」
「大丈夫だ。そのうちお前の子分たちがここに来るさ。」
あさぎが叫ぶ。「畜生!覚えてやがれ!」
「入管法改正案審議」
粗だねー
ーーー国民
(茅ヶ崎・マーちゃん)
人の金だろが儲(もう)けりゃ俺の物(埼玉県 小島福節)
あの一件なけりゃすんなり行ったのに(愛媛県 真鍋信二)
公募してゲーとかウェーとか言われてる(栃木県 大塚裕)
☆そのうちに「たかなわ」と皆呼ぶだろう(福島県 山口ちい子)
新天皇「国賓ファースト」トラ氏とは(大阪府 遠藤昭)
子供らを育む慈愛の曲残し(茨城県 清水方子)大中恩さん。
秋篠宮さまが、天皇の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」について、「宗教色が強い」ことを理由に公費支出に疑義を 呈された。
(声)石破さん、国民より国家なの? 会社員 二宮力(愛知県 52)
自民党の石破茂幹事長が、特定秘密保護法に指定された秘密情報を報道する際、国の安全などに重大な影響を与えると思われるときは、「何らかの方法で抑制されるべきだ」との発言をした。
私は2006年10月から15年3月まで、国立精神・神経医療研究センターの自殺予防総合対策センター長を務め、自殺の「心理学的剖検」の研究に取り組みました。
ただ、全国精神保健福祉連絡協議会会長の竹島正さんによると、日本の若者向けの対策は先進国の中でまだ遅れているという。
自殺対策自体、欧米で発展してきた経緯があり、これらの国々では日本に先んじて高齢者の自殺率が低下。若者対策に焦点が当たるのも早かった。
「精神保健の視点を含めた、若者や社会的弱者向けの自殺予防対策や実態調査・研究などでは、日本はまだまだ及んでいない」と指摘する。
東京五輪・パラリンピックが近づき、新聞やテレビで関連特集を目にすることが増えたように思う。
それを見て、どうしても気になることがある。
「1円だって小判の端よ」の教え 高専非常勤講師 中村俊昭(千葉県 73)
終戦後、茨城県南の農村では、「卵買い」というおじさんがモミ殻を入れた大きな箱を自転車に積み、各戸を訪ねて鶏の卵を買って回ったものだ。
2025年の大阪万博の開催が決まりました。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」だそうです。
しかし、予定されている総額2千億円の整備事業費で、果たして足りるか、今から心配になります。
思い返せば半世紀前の前回大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でした。
「外遊」
移民さんを急(せ)かして
いっちゃった♪
ーーーー安倍首相
(大垣・たかんポ)
☆国会を見れば移民をしたくなり(福島県 佐藤吉男)
ああ空母次は戦艦出番待つ(東京都 野口嘉彦)
受信料大見得(みえ)切った値下げ額(新潟県 柳村光寛)35〜60円!
卒婚と言い換え軽くなる離婚(愛知県 牛田正行)貴乃花さん。
日産がルノーに望む卒婚を(千葉県 姫野泰之)
無意識に聴いていたのね「名曲」を(奈良県 長谷川カズオ)前田憲男さん
長い異国暮らしの中、衛星放送で日本のテレビを見るようになって10年以上が経つ。
今も放送中の人気番組に、有名タレントが各地を訪問して市井の人と交流するというものがある。
技能労働者の育成に待遇改善を 無職 三石勝也(福岡県 71)
外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案が衆院で可決された。
検討している受け入れ見込み人数は、5年間で最大34万人余り。
「北方2島先行返還 日本の最良策」(20日)には賛同しかねる。
投稿者は、米ロの軍事的対立が背景にあるためロシアは国後と択捉両島の返還はないという前提で、
歯舞・色丹2島返還での決着が最良策だと結論づける。
目指せ!夫婦合わせ献血800回 パート 日比野則幸(岐阜県 65)
東京五輪・パラリンピックで運営にかかわるボランティアの募集が始まった。1日8時間、10日間以上といった条件が「やりがい搾取」とも言われるが、そもそもボランティアとは?
五輪ボランティア、自己実現か搾取か
■「非日常」の経験、楽しんで 長井鞠子さん(通訳)
外国人労働者の受け入れ拡大を図る出入国管理法改正案は、政府与党の強引な国会運営で成立する見通しとなった。
少子高齢化に伴う人手不足が深刻化するなか、受け入れの必要性自体は多くの人が理解するところだ。
だが円滑に進めていくには、文化や言葉の違いを超え、同じ社会でともに生きていく覚悟と準備が求められる。・・・
これまでも立法府を軽視してきた安倍政権だが、今回その体質をますますあらわにした。
非専門職の就労に初めて門戸を開くのに、「従来の方針を変更するものではない」と言い張る。
新設する在留資格「特定技能1号」で働く人の約半数、業種によっては100%が、現行の技能実習制度から移行するとの見込みを政府自らが示しながら、「二つの制度は全く別のものだ」と強弁を続ける。
なぜ生煮えの法案をつくり、拙速に成立をめざしたか。透けて見えるのは打算や思惑だ。
来年の統一地方選と参院選に向けて、人手を確保したい産業界の支持を得たい。
一方で、外国人の増加を警戒する政権の支持層もつなぎとめたい。その帰結が、政府が描く「単身で来日し、働き、やがていなくなってくれる労働者」像といえる。
国会議員の資金管理団体と関連する政党支部が二〇一七年に集めた政治資金に関し、議員一人当たりの実収入の平均額を政党別に見ると、
自民党が前年比24・4%増の六千三百九十八万円だったことが七日、共同通信の集計で分かった。
第二次安倍内閣が発足した一二年以降最多で、野党第一党の立憲民主党(二千二百二十五万円)の約三倍。
議員別の収入額でも上位二十人のうち自民が十八人を占め、資金面で「自民一強」が浮き彫りになった。
一位は二億五千八百十七万円の麻生太郎副総理兼財務相だった。
重い鐘の音から始まるその曲は、両親の愛を求める魂の叫びのように聞こえる。
「お母さん、行かないで。お父さん、帰ってきて」。
ビートルズのメンバーだったジョン・レノンの曲「マザー」だ
▼船の給仕人だった父親は家にいないことが多く、ジョンが生まれた時も不在だった。
父親はジョンが5歳のころ、どちらと暮らすか迫ったがジョンは母親を選んだ。
ただ、母親ともずっと暮らせたわけではない
幼い頃の厳しい境遇を歌ったこの曲からは、ジョンの寂しさやつらさが伝わり胸を打たれる
▼ジョンは「愛が世界を平和にする」との考えで数多くの名曲を残した。
「イマジン」が有名だ。国はなく、殺すことも死ぬ理由もない。
ただ平和に生きること、世界は一つになると想像してみようと歌う
米海兵隊員の父親は生まれる前に沖縄を去った。
父親がいなかった境遇もジョンと共通する。
選挙戦や訪米時、出自に触れ、民主主義の大切さを強く訴えた
▼12月8日はジョンの命日だ。政府が辺野古の埋め立てを強行し、知事と県民は厳しい局面に立たされている。
「イマジン」でジョンが、平和を夢想するのは僕だけではないと歌ったように沖縄も決して一人ではない
外国人の技能実習生が妊娠し、強制帰国や中絶を迫られる例が相次いでいる。
受け入れ機関側から「恋愛禁止」や「妊娠したら罰金」と宣告されるケースもあり、専門家は「人権上問題だ」と指摘している。
「妊娠2カ月なんです」。首都圏の人権団体のシェルターに保護された技能実習生のベトナム人女性(22)は静かに語り始めた。
西日本の製紙工場で実習するために来日し、1カ月の事前研修を終えた矢先に妊娠が分かった。
気づけば今年も年賀状シーズン。
もらうのはうれしいけど、書くのは面倒という人も多いはず。
SNSの普及もあり、発行枚数は減る一方だ。
でも、年賀状ならではのよさもあるんです。
(聞き手・藤田さつき)
以前は年賀状を毎年1400枚ほど出していました。
古くからの知人や同級生などに加え、名刺を頂いた方にもほぼ全員。
宛名シールを貼るのも大変で、切手代だけでも7万円以上かかっていました。
なぜ日本は幸せのビジョンが家族写真ばかりなのでしょう。
「昇進しました」とか「マンションのローン完済!」とかあってもいいのに。
報告することがない私はここ十数年は皇室関連の漫画を描いています。
次は空気だな
ーーーー強欲会社
(北本・イー漢)
数で押す窒息しそうな民主主義(三重県 菅山勇二)
参院議長の口からまさかの「連れて行け」(神奈川県 大坪智)
☆同じ日に同じ言いわけする医大(東京都 三井正夫)
新陳代謝日々怠らぬトランプ氏(千葉県 村上健)
秋田犬マサルも共に悔しがり(千葉県 安延春彦)
わが国を憂い疲れて年の暮れ(神奈川県 石川幸代)
「多文化共生」「多様性」。誰もが暮らしやすい社会構築に向けた魅力的な言葉を耳にする。
しかし日本の実情はどうだろうか?
泣くごはいねぇが、祝・文化遺産 主婦 鈴木昭子(埼玉県 74)
子供のころ、冬休みになると母の実家へ遊びに行きました。
1月15日は小正月。青年団が「なまはげ」の扮装で「怠け者はいねぇーが」「泣くごはいねぇーが」と家々を練り歩き、お酒や料理でもてなすのです。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐり、政府は辺野古沿岸部への土砂投入を予定通り14日に始めるという。
生の余裕、子どもにもプラス 小学校非常勤講師 後藤昌人(宮崎県 63)
昨年4月から非常勤講師として再び教壇に立っている。
週18時間の授業時数+週5時間の教材研究の時間が保障されている。
病院や百貨店で50代くらいの男性が車いすを押しているのを見かけるようになりました。
車いすの高齢者との様子から、ご子息だと推測 。
バス車内飾る花に癒やされ感謝 無職 小島繁明(福岡県 58)
ふだん利用する路線バスに、すてきな男性運転手さんがいる。
春は桜、夏はヒマワリ、秋はコスモス……というふうに、車内に花を飾って
当時3歳の娘と手をつなぎ、並んで駅のエスカレーターに乗っている時、右側を駆け抜けた男性の傘が、引き寄せた娘の後頭部に当たった。
そんな体験を踏まえ、エスカレーターの「右空けルール」はとても危険だ、と本欄に投稿したのが10年前のことだ。
エスカレーターは人を運搬する乗り物であり、その上を移動するという行為自体がまず危険だ。さらに、弱者が遠慮したり危険な目に遭ったりする。
このような「ルール」は、急ぐ人にはありがたくても、社会で共有されるモラルにはなり得ない、と思う。
人の動きに合わせて光や影、映像、音が変化する「魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム」は29日、いわき市立美術館で開幕した。
初日から大勢の親子連れでにぎわっている。
9月3日まで。同美術館、福島民報社、福島テレビの主催。
光の的をめがけて玉を投げ、的中すると色鮮やかなビーズが噴水のように沸き起こる「SplashDisplay」、
手に持った白い本に童話や昔話が映し出される「がそのもり」、
ガチョウの羽でできた「Lifelog シャンデリア」など子どもたちに夢を与える多彩な作品が会場を彩っている。
日本を代表する8組のアーティストたちが幻想的で不思議な世界を繰り広げている。
貧困や虐待、性被害などに直面した十〜二十代の女性を中長期的に受け入れ、自立できるまで後押しする全国でも珍しい民間のシェルターが東京都練馬区に開設された。
困難を抱えた少女らを支援してきたNPO法人「BOND(ボンド)プロジェクト」(東京)が運営。空き家を活用してスタッフが共に暮らし、一時的な保護にとどまらず、少女らを支える。
・・・対応に時間がかかると、「少女らは『結局、大人は役に立たない』と思い、夜の街に戻ってしまう」と橘さん。
中長期の支援が必要と感じていたところ、社会福祉法人「ベテスダ奉仕女(ほうしじょ)母の家」(練馬区)から、空き家を無償で借りられることになった。
自衛隊の日報問題や加計(かけ)学園問題などをめぐって、安倍政権が息も絶え絶えになっているときに、民進党はなぜ内輪もめを繰り返しているのか。
東京都議選敗北の責任をとって、野田佳彦幹事長ばかりか蓮舫代表までが辞任することになった。
しかし、都議選に負けたのも、党への支持率が落ち込んでいるのも、幹部に魅力や指導力がないからではない。
民進党という政党の基本的な立場と政策がはっきりしないからではないだろうか。
アフリカのジンバブエで7日、ライオンがハンターに射殺された。
外電がそれをわざわざ伝えたのは、2年前にやはりハンティングツアーの客に射殺されたライオンの子であり、英オックスフォード大の研究対象にもなっていたためだ。
親の時は保護区外へおびき出され、子は国立公園の外に出ていた日に、殺された。
生活必需品を得るためでも、農業被害や人・家畜への危害を防ぐためでもなく、趣味のために殺すとは酷(むご)い。
最近、「六ヶ所村ラプソディー」という映画を見た。鎌仲ひとみ監督のこの映画は、核燃料の再処理工場がある青森県上北郡六ヶ所村を取材したものだ。
2006年に公開されたものなので、取材時期は福島の原発事故以前ということになる。少し古い映画ではあるが、
福島の原発事故から数年経った今、エネルギー転換が進むドイツ在住者として抱いた感想を記したい。
この映画では、再処理工場稼働に反対する農家の人、かつて反対運動の先頭に立った漁師などの生活ぶりや、彼らの意見を紹介している。
映画制作者が原発反対派に共感していることははっきりわかるものの、原発賛成の人を決して「悪」として描いてはいない。
核燃料再処理工場が地域を活性化させてくれることに期待する人、再処理工場建設に関わり安全性に自信を持つ人、工場で働きながら男手一つで子どもを育て「仕事がなければ話にならないから……」
と言葉少なに語る人、漁師としてかつて激しく原発反対を唱えていたものの現在はほぼ引退している人なども登場する
122―0。
高校野球史に残る記録的な試合がある。
1998(平成10)年7月18日の第80回全国高校野球選手権記念青森大会。
一方的な試合で、初回の39得点を皮切りに、コールドが成立する七回まで計122点。
試合時間は3時間47分に及んだ。
勝者は、甲子園に出場経験がある東奥義塾。
敗者は、少子化でのちに高校再編の対象となった深浦(現木造(きづくり)深浦)。
深浦の1年生捕手だった松岡拓司(35)は思い出すたび、暑苦しさがよみがえる。
あの試合では計86本の安打を打たれた。
マスクを着けると、それがあごに擦れて、あつく感じたんです」98年の青森大会の参加校は、前年より1校増の69校。
当時、地方大会の参加校数は2002、03年(ともに4163校)にピークを迎えるまで、増加傾向にあった。
その半面、対戦カードによっては大きく差がつくことがあった。
西日本各地に大雨警報や土砂災害警戒情報、避難指示・勧告が出て、人が亡くなる被害も伝えられていた5日夜、
自民党議員数十人が「宴会」を開き、安倍晋三首相も出席していた。
参加議員のSNSには、笑顔でグラスを掲げたり、ピースサインや親指を立てたりする議員たちの集合写真が投稿された。
で警戒が続く中、国民の生命を守ることが最大の使命である首相や議員たちの危機感のなさ、無責任さ、能天気さにあきれ返る。
また、翌6日にはオウム真理教の元幹部7人の死刑が執行された。
職務とはいえ、自ら署名した執行命令のために7人もの命が奪われることを知りながら、よく笑顔で写れるものだ。
どういう神経の持ち主だろうかと怒りがわいた。
多数の議席を占め、5年半も続く安倍政権は緊張感を失い、傲慢(ごうまん)になってしまった。
国会議員の使命を軽視し、人間らしさを失った人たちには議員を辞めていただきたいと切に願う。
路地を歩く。ふと気付くと、足元で「ニャー」。すがるように泣くマヤーの姿だ。
マヤーとは沖縄のしまくとぅばでネコのこと。
音も立てず近づくその姿は愛らしいけど、だいたいよそよそしい。
ここ南国、沖縄にもたくさんのマヤーたちが生きている。
1匹、孤独を楽しんでいるかのように路地を闊歩(かっぽ)するネコ。
車体の下や木陰で涼しげな表情で眠るネコ。塀や屋根の上から何かを狙っているような鋭い目を向けるネコ。
何が楽しいのか2匹でおいかけっこをしているネコ。
ぶすっとした表情で人間を眺めているネコ。
の各地で生きているネコの姿を琉球新報社の記者が捉えました。
ノーベル平和賞の授賞式で、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)の運動をリードした一人で
被爆者のサーロー節子さんが講演した。
「これほど格調の高い演説はない」と、全文を読んで心を打たれた。
原爆投下後、がれきの中から前方の光に向けてはい出た体験を語り、核兵器の恐怖と非人道性を訴えるだけにとどまらず、世界中の被爆者と体験を共有し、
「今、私たちの光は核兵器禁止条約だ」と、核廃絶への希望ある未来と決断を訴えている。
抗議している私たちを人間として扱ってください―。
名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、そんな思いを持ち、スカート姿で新基地建設に抗議している女性たちがいる。
女性たちは「シュワブゲート前で、機動隊による排除など人権侵害が日常的になっている。
機動隊はスカートをはいた私たちを排除する際、私たちに尊重されるべき人権があることに立ち返ってほしい」と取り組んでいる。
・・・辺野古では男性の機動隊員が女性の市民に触り、暴力的に引き抜きを行っている。違いにショックを受けた」と、韓国と辺野古との違いを挙げていたという。
町田さんらは、座り込む女性には女性警官が対応することなどを求めた「新基地建設反対座り込みでの女性取扱説明書」を作成し、現場の機動隊員に手渡し、9月末からスカートで座り込みを始めた。
今年、奄美大島は世界自然遺産登録を目指す第一歩となる国立公園に指定されました。
この島にある私が住む町では、昨年、米国企業による大型クルーズ船寄港施設の開発計画をめぐって推進派と反対派でもめ、当時の町長が白紙撤回。
奄美に残された貴重な自然を未来に引き継ぐことができると安心していました。
しかし、今度は、国が世界遺産登録を目指すと同時に自衛隊のミサイル部隊の駐屯地建設や新しい通信所の建設計画を進め、
森林が伐採されて、私の町にも建設作業員の宿舎ができると聞いています。
災害現場での自衛隊員の活躍は素晴らしいです。
奄美では離島侵攻に対する訓練に今年も大勢の隊員が訪れました。
行政の方の多くは、新基地ができることによる経済効果を期待しているようです。
しかし、アマミノクロウサギなどが暮らす自然環境を壊してまで基地を造らないと日本を守れないのでしょうか。
100年後の子供たちに見せたい島の美しい自然が失われるのではと危惧しています。
「教えて! NHK受信料」を読みました。
昨年度の徴収率は78%で過去最高を記録したそうですが、私は徴収規定が時代に合わなくなっていると思います。
受信料を支払う義務を定めた放送法が施行されたのは1950年。
地上波テレビ放送が始まる前のことです。今はパソコンやスマホ、タブレットでもテレビを見られます。
「一家に1台」どころか「1部屋に1台」の時代になり、「チャンネル争い」など、今は昔の光景です。
1台しかない家庭も、何台も持っている家庭も、「1世帯1契約」というのは不公平じゃ?とも思います。
テレビを取り巻く環境は随分と様変わりしました。
それなのに、戦後すぐに作られた放送法の規定がそのままというのは、無理があるように思います。
例えば、実際に見た時間だけ支払うことなども、今の技術があればできそうです。
熊本市議会で生後7カ月の長男を抱っこして議場に入った緒方夕佳議員(42)の行動に、賛否が渦巻いている。
当初はバッシングの様相を呈していたが、勇気ある問題提起と称賛する声も増えてきた。
・・・今回の問題に、30年前の「アグネス論争」を重ねた人も多いのではないか。
タレントのアグネス・チャンさんは長男を出産した翌1987年、乳児連れでテレビや講演の仕事を再開した。
これを作家の林真理子さんらが「職業人の自覚に欠ける」などと批判。
「職場にプライベートを持ち込むなという『正論』が女性を抑圧している」「子連れ出勤は子育てを母親だけに押しつける」など多様な視点から議論が盛り上がった。
・・・緒方さんが1年前から議会事務局と交渉してきた経緯や、自分個人の権利だけでなく、
子育て世代の大変さを訴えようとしたことが知られるにつれ、賛成意見も増えてきた。
・・・ 日本の国会議員の女性比率は1割ほどで、先進国でも最低レベル。
列国議会同盟(IPU)の調査でも世界の193カ国中163位にとどまる。
子育て中の女性議員となれば一握りしかいない。
緒方さんの横紙破りが、日本の議会の風景を変える一歩になるのかどうか。
本紙の調査によると、若い世代ほど国際社会が批判する首相の靖国神社参拝に寛容だそうだ。当然である。
は「戦争を知らない子どもたち」にさせられてきたのだ。
時が経ち、若い世代の成育環境から戦争体験が消え去ろうとしている。
義務教育では、明治から終戦までの他民族を抑圧した実相や、第2次世界大戦の戦後処理の原則などは事実上、素通りで来た。
だから、鉄道爆破を日本軍がでっち上げて戦争拡大に進んだこと、ポツダム宣言に
「日本国国民を欺瞞(ぎまん)し之をして世界征服の挙に出づるの過誤を犯さしめたる者の権力及勢力は永久に除去せられざるべからず」と記されていること、
日本国が「極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾」
という条項も含むサンフランシスコ講和条約を締結したことなどを知る者は少数派であろう。
「脱主流派宣言5」(6日朝刊)を読んだ。
稼ぎはなくとも演劇を楽しむ方々に父の姿を投影した。
父は若い頃、親の猛反対を押し切って俳優を目指して上京した。
期待の若手として雑誌に載り、出演した芝居が賞も取った。
自分の劇団を持ち、演劇で食べていく覚悟を持っていた。
しかし、芝居を通じて出会った母と結婚し、私が生まれ、家庭を背負った。
演劇はやるほどに借金が増える。
アルバイトの大工が本業になった。
不況のあおりで仕事は減り、予定がない日はずっと家にいる日々が続いている。
そんな父を見てしょせん夢は夢ではないかと思う。
父は幸せか、後悔はないかと思うこともあった。
でも、あるとき父が語ってくれた。
「確かに夢は破れたよ。でもやりたいことを貫き挑戦した。やらずに後悔するよりよっぽどいいし、今はこうして守るべき家族がいて、幸せだよ」。
自らの可能性と真正面から向き合った父だからこそ言える言葉かもしれない。
この言葉に安心した。
パキスタンで女性への教育の権利を訴えて武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさんがテレビでインタビューを受けていた。
以前にも彼女の堂々たる演説に舌を巻いたが、今回は更に感心した。
ノーベル平和賞の候補にあがった時は、まだ16歳の少女が大きな賞を受けるのは早すぎるという感情が働いた。
しかし、そのインタビューで彼女の生い立ちや、いかにして教育の重要性に気づいたか、また彼女の父親が開いた私立学校に少女らが通っていることも知り応援したくなった。これほど大きな志を持っているというのに、私はこの年になるまで何を考えて生きてきたのか。
自分が恥ずかしくなった。
米国旅行のツアーに参加してアーリントン国立墓地を見学する機会を得た。
この墓地には、国のために貢献した一定の基準を満たした人たちが埋葬されている。
墓標には氏名と貢献の理由、死亡日などのほか、信仰していた宗教(無宗教の場合はその旨)が記されていた。
それは、まさに宗教の自由、政教分離が貫かれた埋葬の仕方である。
翻って日本では、安倍晋三首相の「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、
御霊安らかなれとご冥福をお祈りしました」という靖国神社参拝後の談話について問題がないと思われがちだが、
一宗教法人である靖国神社が独自の判断で埋葬とは違う合祀(ごうし)という形で祀(まつ)っている御霊に、
首相が参拝することは政教分離に違反する可能性がある。
昨年末、安倍晋三首相がついに、念願の靖国参拝を実現しました。
これに驚きはしませんでしたが、その後の日本人の反応に驚きました。
1日のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」の視聴者アンケートでは、首相参拝支持が71%。
これは回答した人に偏りがあったのかもしれませんが、共同通信が昨年末に緊急実施した電話世論調査でも、47%が「よくなかった」としながらも、43%は「よかった」と回答。
近現代史が、戦後、いかに正しく教育されてこなかったかと、恐ろしくなります。
靖国神社は、1978年に突如、A級戦犯が合祀(ごうし)され、それ以来、昭和天皇が参拝を中止され、今上天皇も参拝を見合わせておられます。
厚生労働省が、正社員と同等の業務をしているパート労働者の待遇を改善するようパートタイム労働法の改正に動き出しました。
しかし、忘れてならないのは、パート労働者を「個人事業主」扱いにし、実質はパートの仕事を続けさせる企業があることです。
2008年、この法が改正され、「パートの差別的取り扱いの禁止」などが盛り込まれました。
当時、私は四つの教育関係の企業でパートとして働いていましたが、相次いで、「個人事業主とする」との通達の紙切れをもらいました。
通勤途中に骨折して、労災を申請しようとしたのですが、「個人事業主だから労働基準法の適用外」と言われました。
会社は登記上、パートはいないことになっているため、「雇用保険にも入っていない」とも聞きました。
安倍晋三首相が靖国神社に参拝した際、戦死者をしのぶ談話を出し、
「愛する妻や子どもたちの幸せを祈り、育ててくれた父や母を思いながら、戦場に倒れたたくさんの方々。
その尊い犠牲の上に、私たちの平和と繁栄があります」
と述べました。
でも、愛する妻や子どもたちを不幸にし、父や母を嘆き悲しませたのは、誰でしょうか。
若者を将棋の駒のごとく戦地に赴かせたA級戦犯が靖国神社にはまつられています。そこに首相が参るのは矛盾しています。
安倍首相はA級戦犯には何の罪もないとお考えなのでしょうか。
彼らを裁いた東京裁判には様々な見方があることは知っています。
でも、私はこれほどの苦しみを国民やアジアの人々に与えた責任は、戦犯にあると思います。
ご遺族が、息子らの死が無駄でなかったと考える気持ちは分かります。
先日、80歳をすぎた小学校高学年の時の元担任の先生が、半生記を送って下さいました。
戦争に行き、サイパンで亡くなったお兄さんのこと。
先生自身、戦後、苦労されて教員になったこと。
戦争中や戦争直後の貧しかった暮らしや教育事情などを読むにつれ、教科書に書かれた歴史の一部と思っていたことが、私の生まれるほとんど直前のことだったと知りました。
多くの苦労をされた戦前生まれの方々。
かたや、我が子たちは「ゆとり世代・悟り世代」と言われ、別の意味で厳しい時代を生きています。
そんな世代のはざまで、ぬくぬくと半世紀を過ごしてきた自分の人生を改めて振り返り、「一体自分は何をしてきたのか」「今からでも私にできることはないのか」と、50歳を超えて大いに惑う今日この頃なのです。
特定秘密保護法採決までの道のりでは、公聴会や世論調査でも反対多数だったのに、安倍晋三首相は素知らぬ顔でした。
意見を聞く気はなく、茶番劇をやらせておいた、というスタンスなのでしょう。
エネルギー政策でも原発輸出促進のトップセールスに精を出し、3・11以前と同じ政官財体制、いわゆる「原子力ムラ」で原発容認に舵(かじ)を切っているようです。
日銀、内閣法制局、NHKの人事や教育制度の改変を意のままに進め、国益を無視した靖国参拝に走る首相に「ちょっと待って」と言いたくなります。
これらの独走を抑制するため、次の選挙でなんとか民意を反映させようという意見もありますが、下手すると3年先になります。
現時点でできるもっとよい方法は、世論調査での政権支持率を下げることです。
東京都民は、東京電力福島第一原発の事故を過去のこととして風化させてしまうのだろうか。
都知事選では「脱原発」の提起に対して正面からの議論がされていないように映る。
世論調査などで原発政策が都民の最大の関心事ではないためというが、事故が起きた福島県の住民としては、いたたまれない気持ちである。
原発事故は完全には収束せず、今なお県民を苦しめている。
空気や食べ物、海産物までもが影響を受け、被曝(ひばく)の恐怖の中で生活を送っている。
日本全体で、455の地方議会が、原発に頼らず電力供給する「脱原発」の意見書を可決したという。
しかし、中央政界では「福島の復興なくして日本の再生はない」と言う一方で、重要なエネルギー政策を都知事選の中心テーマに据えるのはおかしいとする政治家が少なくないことに違和感がある。
安倍政権が教育委員会の権限を自治体の首長に移し、政治主導の教育行政に変えようとしている。
道徳の教科化や日本史必修化と合わせ、教育が大きな転換点を迎えている。
しかしこれは「教育の中立性」を考えると、危険な改革だと思う。
戦後、日本の教育は、政治によってその内容を左右されないという政治的中立性を保障されてきたのに、政治主導にするとは時代に逆行している。
首長の恣意(しい)性を排除できるのか。
首長の「上意下達」が教育現場に何をもたらすのか、不安である。
道徳の教科化について思うのは、安倍政権には子どもにも「上意下達」の価値観が大事、上から抑えて教えれば育つと考えているのではないかと見える節がある。
夜明け前の住宅街を、新聞配達のバイクの音が走り抜けてゆきます。
寒い朝、いつも同じ時刻に遠慮気味に配ってゆかれる方、ご苦労さまです。
今の家に住んで二十数年、私は目覚まし時計を使うのをやめて、代わりにこのバイクの音で目を覚ます暮らしをしています。
寝静まった路地に花の香りが漂う季節になりました。
小4から小6まで、山間部の小さな集落で新聞配達をしたことを思い出します。
早起きはもちろん、寒い朝や氷雨の降る日は本当につらい仕事でした。父が一緒になって配ってくれたものです。
その後の東京で過ごした大学生時代はグウタラで、ジンチョウゲや梅の香る季節に落第覚悟の進級発表を見に行ったこともありました。
事前にジンチョウゲを見ると落第するというジンクスがあるそうですが、結果はやはり落第。
韓国の江原道出身の留学生です。
江原道と鳥取県は友好提携を結び、文化、経済、教育など様々な分野で交流を進めています。
江原道の春川教育大学校付属初等学校と鳥取大学教育学部付属小学校は姉妹校です。
昨夏、両校の交流会で通訳ボランティアをしました。
歴史問題で両国の関係が悪化し行きたくなかったのですが、鳥取大の先輩に頼まれて断れませんでした。
小学生のそばで通訳をしました。
歴史問題など敏感な話にならないように注意して、少し疲れました。
しかし休み時間に遊ぶ小学生たちを眺めると、笑顔で本当に楽しそう。
電力会社9社が、原発再稼働を訴える甘利明経済再生相のパーティー券を購入と報じられた。
平均的年間購入額は数百万円にもなると言う。
今、原発の停止で火力発電用の輸入燃料費がかさむとして、各電力会社は電気代の値上げをしている。
庶民の家計を圧迫し、中小企業の経営は厳しさを増す。
「エネルギー政策は国策として、国民利益を考えながら取り組んでいかないといけない」と、甘利氏は記者会見で見えを切るが、その経済再生相ご自身が、
電気代を値上げするほど運転資金に窮しているはずの電力会社から、年に数百万円を受け取っているのでは、国民は納得しない。
「法令にのっとって適正にやっている」と甘利氏は述べたそうだが、原発再稼働や電気料金の値上げを迫られるわれわれ庶民からすれば、それは裏切りに見える。
学校や教育が向かっていく先が気になってしかたありません。
その心配とは、戦前・戦中の学校が国民の思想統制の場とされた状況に似てきているからです。
教師は階層化され、かつて師範学校出の訓導をトップにして准訓導や代用教員とあったように、現在は主幹教諭や指導教諭などと上下関係で管理されています。
道徳の教科化の動きは「修身」復活を思わせます。
領土問題の政府主張が学習指導要領の解説に書き込まれることは、多角的な検討の機会を奪い、教育を圧迫するものです。
教育委員会制度の改編も首長による統制につながります。
NHKの籾井勝人(もみいかつと)会長が就任の会見で「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」と述べたのに驚いた。
政府の主張を批判せずにそのまま伝えるのは「国営放送」ではないか。
それで思い出すのは籾井会長を選出したNHK経営委員の百田尚樹氏がツイッターで「NHKが日本の国営放送局として国民のためになる番組や報道を提供できる放送局になれば素晴らしい」とつぶやいたことだ。
NHKは「公共放送」、つまり「営利を目的とせず、国営放送とは異なり国家による管理や統制から自立した放送」なのである。政治的な中立性を確保するため、受信料や寄付などで運営されるのだ。
私はNHKに受信料を払っている。
ジョン・レノンは、いったい何者だったのだろう。
世界で最も有名なロックンロールグループ、ザ・ビートルズの創始者でリーダー。
それで話が済むなら簡単なのだが、ジョン個人の業績を分析的に考え始めると、実はコレと言える特色がないことに気づく。
ギタリストとして見るべきものはなく、歌手としても限界があった。
「ツイスト・アンド・シャウト」は彼の絶唱だろうが、のどがつぶれてしまうため、1日1回しか歌えない。
エルビス・プレスリーやミック・ジャガーのような、骨太な歌い手ではなかった。
71年秋に「国なんてないと想像してごらん」(「イマジン」)と歌った時には、すでに学生運動は世界的に退潮期に入っていた(ジョン・ウィーナー『Come Together』)。
子どもが生まれてから「ハウスハズバンド」をやっていたというフェミニズム的な話も、ごくたまの話でしかなかったらしい。
佐藤良明氏はその理由を、(資本主義を生んだ)ピューリタリズムと対照的な宗教としての60年代ロックで、「集めた魂の数と運んだ距離の積」が最大だったと説明する。
ロック教のジョン。
しかし彼の振る舞いは、およそそれらしくなかった。
映画「イマジン」(アンドリュー・ソルト監督)の中に、ロンドン郊外の屋敷に侵入したファンと、ジョンが問答する実写シーンがある。
「曲と現実を混同するなよ。会ってわかっただろ。僕はただの男だ。」
と答える。
そのうえ、屋敷に招き入れて朝食まで食べさせるのだ。
ジョンの私的フィルムの山からこのシーンを見つけたソルト監督は
「ああ、これこそジョンだ」
と感動したと私に語った。
同感である。
「ただの男だ」と言う教祖の自己否定は、神秘性を減少させるが、信者との距離は大きく縮める。
その時、先に挙げた音楽家としての弱点は、すべて利点になるのだ。
(村山正司)
紙面では、濱島先生らのグループが一昨年に大阪府内の高校生を対象に実施した国内初の本格的な実態調査と結果が紹介されているほか、先生の指摘を踏まえた解説が掲載されています。
濱島先生によるヤングケアラーに関する調査研究については昨年12月に京都新聞で紹介され、今年に入りNHKの二つの番組でも取り上げられるなど、注目を集めています。
このことが先生が呼び掛けている『ヤングケアラーという言葉の普及と周知拡大』に繋がること、今後ますますの実態調査と支援が進むための一助となることを願います。
「空見て思い出すあまんさん」(12月1日)の投稿を読みました。
今も小学3年生の国語教科書に、あまんきみこさんの「ちいちゃんのかげおくり」が載っています。娘の本読みで初めて作品を知りました。
娘は一字一字丁寧に一生懸命読むのですが、物語は切なくて悲しくて、聞くのがつらいような気持ちでした。
そんな時、あまんさんについて書かれた記事を読みました。
「ちいちゃんが生きる話を書くつもりだったのに、どうしてもダメなんです」「戦争は、筆で書いてもやっぱり生きる方向に向かない」とあり、そうだったのかと胸に染みました。
特定秘密保護法の成立など心配なことが次々と起こる昨今、ちいちゃんのような思いを二度と子どもたちにさせたくない。
させてはいけないと改めて感じています。
1944年、私は国民学校2年生だった。
軍事教育の一環として、ヒトラー政権下の36年に開かれたベルリン五輪の記録映画「民族の祭典」を学校で見た。
開会式で入場行進する選手の隊列に感嘆し、演説するヒトラーのカッコ良さに魅了される立派な軍国少年に「成長」していた。
このベルリン大会の次に40年東京、44年ロンドンの予定だったが、戦争で中止となった。
幻となった東京大会の年から3年後の43年10月21日、出陣学徒壮行会が、今の国立競技場の前身、明治神宮外苑競技場で行われた。
戦局の悪化で大学や高専の男子学生の徴兵猶予を停止、20歳以上の学生が戦場に駆り出された。
大雨の中、行進する男子学生約2万5千人を、雨と涙でずぶぬれの学生ら約5万人が、帰らぬ人と覚悟して見送ったのだ。
安倍晋三首相は仏教徒か、キリスト教徒か、それとも多くの日本人のようにクリスマスも神社のお祭りも祝い、死んだら仏式で葬式という重層信仰の持ち主であろうか。
祖国のために命を捧げた「英霊」をなぐさめ敬礼をするのは当然という言い分に、あえて反対はしない。
だが、靖国神社のみにこだわるのはどういう了見だろう。
軍国主義だったかつての政府は国民を戦争に駆り立てるため、戦死しても英霊として神となり靖国神社にまつられるということを強調した。
しかし、戦死した者が仏教徒なら、彼らはふるさとの菩提寺(ぼだいじ)に帰ったであろう。
靖国神社で英霊になってはいない。
タカ派と言われた中曽根康弘元首相は、組閣にあたりハト派の有力者・後藤田正晴氏を官房長官に起用した。
権力者も自己抑制の必要性を理解していると思ったものだが、安倍晋三首相の人選にはそんな度量は見受けられない。
自民党内にも財政再建に取り組んできた議員、原発ゼロを信条とする議員、日中や日韓の友好に尽くしてきた議員など、多様な人材が存在しているはずだ。
だが、現内閣の公共事業への大盤振る舞いや、法律家なら欠陥法だと感じるはずの特定秘密保護法、原発の政策転換、中韓との関係改善策もないままの靖国神社参拝などに強く反対する者はなかった。
彼らは政治理念と良心との間で苦悩しながらも議員の地位を守ることに重きを置いたと思われる。
こうして抵抗勢力はなくなり自民党全体が翼賛会と化してしまった。
新潟・南魚沼市でスクールソーシャルワーカーとして働く長田美智留は、研修会で病気の母..
報道特集見て私もヤングケアラーだから本当に辛いし誰にも相談出来ない子沢山いるだろうなと思った😢
このテーマは、支援のあり方なども含め、澁谷智子著『ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実』
対処する処方箋が殆どないのが実情。
いざ認知症になったら、なるべく早く天に召されるようにするしか対処法がないのではないか
ヤングケアラー問題で先生に他人事の対応された子のインタビュー。
日教組の先生は、沖縄来て工事妨害して歌うたって自己満足してる暇あるなら、助けを求めてる生徒を助けろよ。
その上「介護の責任まで背負った子どもたちがいます。
周りにどう協力してもらったらいいのか、現状を話せないまま、
親や祖父母の介護や障がいを持つ兄弟姉妹のサポートや、家事全般などなど、
多岐にわたる「ケア」に、葛藤している高校生は20人に1人とも言われているそうです。
子どもが「子どもらしい時間を過ごす時間」「家族介護」について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
▶12月15日(土)6時10分頃〜
1995年に米軍少女暴行事件をきっかけに反基地感情が高まり、1996年に普天間基地返還合意となった。
基地の移転が辺野古に決まり、翁長雄志前知事の意志を継ぎ新基地建設に反対の玉城デニー知事が当選した。
しかし、政府側は土砂投入を決定し、前知事の妻の樹子さんは反対との意見を示した。民間企業の琉球セメントは建設にも関わっているという。
建設現場近くの桟橋にはカミソリの刃のようなものが使われた有刺鉄線が巻かれていた。
今月始めまで歩道側にも張り巡らされていたが、周辺住民から危険性を指摘する声があがり、歩道に面した部分の有刺鉄線は撤去された。
管理していた琉球セメントは「当社の桟橋の管理上設置したもので海に面していることから、耐塩性の強いものを設置請負業者に発注したものです。
沖縄防衛局や防衛省の関与はありません」と説明した。辺野古のキャンプ・シュワブ前ではきょうも抗議が行われた。
辺野古の近くに住む渡具知さん一家は約20年前から新基地建設に反対してきたという。
県民投票は来年2月24日に実施されるが、普天間基地がある宜野湾市・石垣市・宮古島市で反対の意見書が可決されており、全自治体での投票実施は不透明である。
きのう午前6時ごろには辺野古のキャンプ・シュワブで講義する市民が集っていた。
普久原朝日さんは県民投票の会のボランティアに携わっている。
土砂投入に抗議するカヌー隊も集まったが、きのう午前10時45分ごろに土砂が投入され始めた。
普久原さんは沖縄県民の反発はさらに増えるのではないかとした。
これを合わせた時に辺野古移設が唯一の解決策」と話した。
玉城デニー知事は法治国家としての尊厳などが政府には見えないと述べた。
また、沖縄で行われていることは沖縄だけの問題ではないともした。
高校生の20人に1人が該当するという。
中部地方に住むAさんは高校時代同居する祖父の介護を1人で行っていたという。
祖父が脱水症状で倒れたのは高校2年生の時で忙しい母親から緊急搬送に付き添うよう呼び出されたという。
また末期がんで入退院を繰り返していたという。
当時父は海外赴任中で母は介護を拒否した。よなよな緊急搬送についていって明け方帰ってきてそのまま学校などということもあったそう。
そんな彼女に教師達が掛けた言葉は「親にお願いしたらいいじゃない」などと言われ助けを求めにくくなったという。
Aさんは県外国立大学に合格したが祖父の介護を続けること臨む両親は学費の支払いを拒否。
結局滑り止めで受けた地元の大学を余儀なくされた。
そして祖父が亡くなると祖母が認知症になりこれ以上の介護は背負いきれないと感じ実家を後にしたという。
またケアはたきに渡り負担が大きいと学校にも影響が出てくる。
日常生活での家事や介護の手伝いなどをしているかなどの質問がされた。
また「手伝いをしなかった場合家族の生活は成り立つか?」などチェックされた。
この日は2年生6組分が集められた。
大阪の公立高校約6000人を対象とした調査でヤングケアラーの割合は5.2%となった。
20人に1人クラスに2人はいる計算になる。
またケアの対象として最も多かったのは祖母で孫として介護を行う姿が浮き彫りとなった。
今回調査に協力した校長はヤングケアラーを人権の問題として捉えている。
南魚沼市でスクールソーシャルワーカーとして働く長田美智留さん。
この日行われた研修会で病気の母親に変わり身の回りのことを自分で行う小学2年生の事例を紹介した。
また火を使うと心配を賭けるからとオーブントースターでおもちを焼いて食べたなどという。
またこのケースでは母親の感情面のサポートも行っていた。
長田美智留さんは母親と面談しヘルパーを派遣し医療機関を紹介したという。
南魚沼市は3年前全国で初めてヤングケアラーの実態調査を行った。
教職員の4人に1人が「家族のケアをしていると感じたこどもがいた」と答えている。
また母親との面談も行い日々ヤングケアラーになっている子どもがいないかチェックしているという。
また大人が気づいてあげるべきと話す。
祖母が脳卒中で倒れたのは20年前で女性が高校2年生の時。
離婚した両親に変わり育ててくれた祖母の介護は引き受けざるを得なかったという。
また常に介護なので介護のことしか考えられないという。
またヤングケアラーという言葉を知ったのは最近のことだという。
ヤングケアラーとして学校、家、病院を動き回った高校時代何もかもが嫌だったという。
大学生になあると祖母が退院し自宅での介護が始まった。
また介護との両立ができる就職先を探したが介護を辞めなさいと言われ就職先を諦めたという。
またうつ状態となり自殺を考える日々が続いたという。
母は去年から発達障害のカウンセリングを受けている。
介護に追い込まれていく娘に関心が持てなかった母に発達障害があったとわかり長年の疑問がようやく解けた。
いま少しずつ親子関係を取り戻しているという。
また自分の中でもう怒っていないなどと話した。
どうすれば周囲の大人がヤングケアラーの悩みに寄り添うことができるのだろうか。
この日介護関係者が集まる研修会でヤングケアラーの問題について社会との接点がなくなるなどと指摘した。
また濱島淑恵さんとともに訪れた大学生の女性は高校3年生のときに祖母の介護を一人でになったという。
また介護と学業の両立に悩み大学をやめようとしていた時に話を聞いてくれたのが祖母を担当していたケアマネージャーだった。
自分の人生も大事にしたほうがいいよと言われ思いとどまったという。
またヤングケアラーが直面する現実に濱島さんは危機感を募らせる。
社会の中に埋もれてしまっている人はもっといるぼではないかなどと話した。
中道慶恵さんが自分の体験を人に話すのは初めてのことであり、時間が経った今だからこそ振り返ることができるとした。
自分の人生を生きるとは何かを中道慶恵さんは考え始めている。
シャッター開けます
ーーーー商店街
(熱海・やせうま)
横山輝 2018年12月15日13時25分
それにしても、遅い。
会社員の男性(48)は、つきあっている彼女(46)が公園に来るのを待っていた。
約束の午後4時を1時間近く過ぎていた。
今日は何を食べようか。
そんなことを考えながらかけた5回目の電話も、留守番電話だった。
10月下旬のことだ。
消防車や救急車、パトカーの赤色灯が見える。
火事だろうか。「飛び降りじゃないか」。
やじ馬の一人が言った。
いやな予感がした。
彼女とは約10年前、婚活イベントで出会った。
自分の話を、目を見て聞いてくれる彼女のことがすぐに好きになった。
小学生のころ、友だちに無視され、下級生にトイレに閉じ込められ、人と向き合えなくなった。
そんな自分を彼女は受け止めてくれた。
趣味のカメラの話を楽しそうに聞いてくれた。
撮影していた白鳥にレンズをつつかれて、カメラを沼に落としたときは、一緒に大笑いした。
地味な色から真っ赤な車に買い換えたのは、彼女が「似合うよ」と言ってくれたからだった。
「啓発運動」
あおり歩き禁止
ーーーーエスカレーター
(松本・若年寄)
矛盾という古語には深い意味があり(東京都 林明倫)
大綱に赤紙がくる懸念持つ(埼玉県 溝呂木徹)
家庭での女性の強さ無関係(大阪府 吉村治美)男女格差110位
いくたびも復興急ぐと聞いたけど(福岡県 河原公輔)
☆支持率にそろそろ探る栄誉賞(東京都 辻酔乱)
窓拭きにふと思い出す障子貼り(大阪府 竹鼻雅子)
…
「警察がなぜ個人情報集めるの」(8日)を読みました。
ご投稿者は、警察の訪問を受けて家族構成や生年月日、勤務先、電話番号など「巡回連絡カード」への記入を求められたことをもって
「プライバシーの侵害と受け取られかねない」と不信感をお持ちのようです。
でも、私は協力しています。
医療費「加算」は患者負担考えて 歯科医師 鄭寛(千葉県 66)
妊婦加算が話題になっている。
出生率の低下に悩む社会が妊婦に負担を強いて良いはずがない。
医療政策は、それを施す側の視点ではなく、受ける側の視点から行うべきだと思う。
あ、きれい……。
秋の夕暮れ時。病院の4人部屋のベッドで、母は鼻にチューブを入れられ、呼びかけても応えない。
ここ数カ月夜中に何度も起こされ睡眠不足になり、つい怒鳴ってしまったこともある。
バイトは買ってでもするべきだ 無職 竹村公彦(愛知県 82)
13歳の投稿「中学生のバイトなぜだめなの?」(7日)は、お小遣いで足りない分を自分で稼いでみたいという内容でした。
その心意気は立派だ、と思います。
「寡婦(寡夫)控除」の問題がニュースになっています。
1人親家庭の税負担が、婚姻歴があれば軽減されるのに、未婚だとそれがない、という今の制度は、おかしいと思います。
人間の英知「任期」が過ち防ぐ 高校教諭 沼尾光弘(栃木県 53)
今年のスポーツ界は荒れた。
日本大アメリカンフットボール部に始まり、日本ボクシング連盟、そして日本体操協会。
今年の漢字、それは「離」だ 再任用教員 伊藤昌之(三重県 61)
今年の漢字は「災」と発表された。
安倍晋三首相は「転」を選んだという。
私は「離」を推したい。
理由は二つある。
工業用シールなどをつくるバルカー(東証1部上場)の3代目社長、瀧澤利一(58)。
彼に社交ダンスを勧めた取引先の女性社長は、バルカーの行動指針に「チャレンジ」とあることを確認、ニヤリとした。
「一度もチャレンジしたことがないのに、イヤだイヤだばかり。
そんな社長がチャレンジを掲げていていいんですか?」
瀧澤は覚悟を決めた。
あなたもShall we dance?(編集委員・中島隆)
「新新国語辞典」
寄り添う=無視する
対話する=無視する
約束する=無視する
(川崎・雪便り)
外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法が、成立しました。来年4月1日に施行されます。
「声」欄では、7月から「外国人との共生」をテーマに、様々な側面から、ダイナミックに変化している社会の実像や市井の人たちの経験談、意見を載せてきました。
私は入管法の改正に賛成です。
日本は合衆国になれるだろうか 無職 六軒実紀男(神奈川県 58)
United Statesを合衆国としたのは名訳だ。
多様性は移民国家・米国の力の源泉でもある。
夫はエジプト人で色々な日本企業で働いた。
飢えに苦しむ人に涙したい パート 下妻恭子(千葉県 42)
11月19日朝刊を読み、衝撃でしばらく動けなかった。
「超富裕層のシンガポール華人脚光」の記事と米国を目指す移民キャラバンの記事があり、心が痛んだ。
2008年9月のリーマン・ショックから約1年後、中小企業金融円滑化法が施行された。
ショックで経営が悪化した中小企業に貸す金融機関に条件緩和を促し、「平成のモラトリアム(支払い猶予令)」と批判もされたが、救われた企業は多かった。
3年余で役割を終えた同法は金融機関が顧客本位を再認識する転機となり、金融行政にも足跡を残した。
小規模ながらアニメ業界では一目置かれてる絵の具のメーカーだ。
同社のアニメ向けの絵の具は、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」、宮崎駿監督の「となりのトトロ」などに使われた。
アニメーターが描きたい色を調合できる技術力が評価された。
そんな同社もリーマン・ショックの直撃を受けた。
主力だった学校向けの画材は少子化も逆風だった。
売上高は1990年代後半は6億円近かったが、2億円を割った。
妻倉一郎社長(70)は「良い製品を自負していても経営が行き詰まる矛盾に苦しんだ」。
銀行の担当者からは毎月のように「今月の返済は大丈夫ですか」と電話があり、気が重くなった。
09年11月成立の同法では、金融機関に返済条件の緩和(リスケジュール=リスケ)に応じる努力義務が課せられた。
取引銀行は元本返済を当面は見合わせ、利払いだけで済むようにしてくれた。
資金繰りは好転し、ショックを乗り切れた。
その後単独での生き残りは難しいと判断し、17年、画材大手サクラクレパス(大阪市)の子会社になった。
親会社の営業網を活用し、販路は海外に広がった。
妻倉社長は「大手傘下に入るまでの息継ぎができたのは『リスケ』のおかげ。
円滑化法がなかったら、立ちゆかなかった」と振り返る。(山口博敬)
多角化が成功していたが急激に業績が悪化した。
債務超過となり、滝下信夫社長(65)は09年に公認会計士から会社清算を提案された。
そんな時に円滑化法が成立した。
取引先の信用金庫が返済条件を緩和し、毎月の返済はそれまでの半額以下に。
店舗を閉鎖するリストラ費用を確保し、家具とパン事業以外から撤退した。
新たに始めた酒類の買い取りと販売事業も軌道に乗り、債務超過から抜け出した。
円滑化法は「企業再生法」だったと実感しているという。
融資先本位へ転換の契機に 円滑化法の制定は政治主導で進んだ。
09年9月、自民党から民主党への政権交代で発足する鳩山政権に、亀井静香・国民新党代表(当時)が金融・郵政問題担当相として入閣することが内定した。
亀井氏は早速、「モラトリアム」に言及した。「わが国の金融は全身に血液(お金)が回っていない。
思い切った対策をやる。
中小企業の借金を少なくとも3年程度、返済猶予するモラトリアムに取り組んでいきたい」リーマン・ショックで景気は一気に悪化していた。
同党が公約としていた中小企業対策を実現に移そうとした。
返済猶予という「奇策」には金融界から強い反発が出た。
政権内からも異論が出た。
だが亀井氏は「ダメなら鳩山由紀夫首相が自分をクビにすればいい」と法案作成を指示した。金融担当大臣として亀井氏を支えたのは大塚耕平氏(現・国民民主党参院会長)。
日銀出身の大塚氏は亀井氏に注文をつけた。
「亀井大臣、借りた金は返さないといけません」。
亀井氏は「その通りだ。後は任せる」と応じた。
金融界からは大塚氏ねの「陳情」が相次いだ。
「モラトリアムなど無理です。何とかしてください」。
大塚氏は言い返した。
「今回の苦境は企業経営が招いたのではなくリーマン・ショックで起きた。
存続すべき企業を救うのは金融機関のみなさんの役割のはずだ」
法律の素案は大塚氏が書き、金融庁の官僚と修正を繰り返した。
返済猶予は「努力義務」とすることで落ち着いた。
亀井氏はそれを認めつつ金融庁幹部にクギを刺した。
「君たちは今までと正反対の仕事をしてもらう。
検査官は不良債権をあぶり出すのではなく、金融機関が中小企業のコンサルタントの役割を果たしているかをチェックしてほしい」金融機関がリスケを敬遠しないか、目を光らせるように指示した。
さらにこう付け加えた。
「もし私の言うことを君らが聞けないと言うなら、辞表を持ってきてほしい」。
円滑化法は09年12月に施行された。
金融機関には437万件の返済猶予要請があり、9割弱が認められた。
競争力のないあ企業が延命するとの批判は消えなかったが、多くの企業が立ち直りのきっかけをつかんだ。
同法は時限立法で、13年3月末に役割を終えた。
景気が回復する中、金融庁は15年、「金融行政方針」に「顧客本位の業務運営」の原則を初めて盛り込んだ。
不良債権を減らすことに注力した「金融検査マニュアル」は19年3月で廃止となり、人口減や低成長のなか、
金融機関が取引先の収益拡大につながる融資をできているかを評価する姿勢を前面に打ち出した。
現金融庁長官の遠藤俊英氏は、円滑化法の立案に総務課長として関わった。
「金融機関に融資先の経営改革に力を入れてもらうことが狙いだった。
その精神は現在の金融行政にも生かされている」と意義を強調する。
ーなぜ円滑化法に力を入れたのですか。
「米国がくしゃみをしたら日本も大風邪をひいて中小企業がバタバタ倒れた。
それがリーマン・ショックだ。大企業は生き残ると思った。
政治がやらなきゃいかんのは中小企業対策だと思って取り組んだ」
ー「モラトリアム」という言葉が強烈でした。
「俺が会見で言ったのは、借りた金を返せるようになるまで返さなくてもよい法律をつくるということだ。
返さなくてもいいなんて言ってはいない。
当時、銀行協会の会長にお願いしたのは、あんたたち金貸しは貸した金に利息をつけてもうけているんだから、
貸した金がちょっと滞ったからといって差し押さえてばかりいたら商売が成り立たない。
ちゃんと利息をつけられるように協力してくれということだった」
「俺は借りた金を返せる社会をつくるのが政治の役割だと考えていた。
時限立法にして、その間に勝負すべきだと思ったんだ。
努力義務になったが、金融庁がちゃんとやれと言ったら、義務づけたことと同じことができる。
現に、そうなっただろう。
安倍政権になっても元に戻らなかったから良かったよな」
ー官僚の抵抗は。
「一切なかった。彼らだってやるべきことをわかっていたんだ。
金融機関を起業のコンサルタントにしなきゃいかんということだ。
それがいまの金融庁にも引き継がれているよな」
「私の二刀流」
空母と護衛艦
ーーーいずも
(栄・印旛河童)
約束は必ず守るとよくぞ言う(茨城県 岩井廣安)
河野流対ロ交渉さぞ進展(福島県 柴崎茂)
地価が下がると青山吐息(埼玉県 阿部功)
君たちはどう生きるのか青山で(東京都 杉本和久)
ヒデキ感激ローラのインスタ(神奈川県 石井彰)
☆「死にたい」の下に「まあまあ」とある落書き(大阪府 遠藤昭)駅の柱に
政府は14日、沖縄県名護市辺野古の沿岸部への土砂投入を強行した。
テレビでその様子を見ていた私は夕方、地元の繁華街で抗議のスタンディングを1人で行った。
即席で作成したポスターには「民意無視の暴挙」の文字。
最初は誰も見向きもしなかったが、やがてポスターに目を向けて、うなずきながら通り過ぎる人が見受けられるようになった。
福岡県教育委員会が県立高校の入学願書から、性別を記入する欄を廃止するという記事(10月18日本紙)を読んだ。
福岡県立高校を卒業した者の一人として、この変更を支持する。
そしてこの機会に、私の高校時代のように今でも男女別の生徒名簿を使っている高校は、ぜひ変更してほしい。
流行語にもなったNHK番組のせりふ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」ですが、使い方には注意が必要だと思うのです。
私が小学生の頃、アメリカのドラマ「大草原の小さな家」をテレビで放映していました。
主人公の少女ローラが学校で米国の歴史を暗唱する場面があり、感動したのを覚えています。
ドイツのメルケル首相が、18年間務めた与党党首を辞任した。
首相職からも遠からず退くとみられる。
「欧州の首相」とも呼ばれた彼女の退陣は、世界に、欧州に何をもたらすのか。
数年前、ニューヨーク・タイムズ紙でメルケル首相を「自由主義世界のリーダー」と呼んだのは私です。
彼女の分析能力と率直なモノの見方が、リーダーにふさわしいと思いました。
ギリシャ危機に始まるユーロ危機では、豊富な知識と科学的なアプローチで複雑な問題を解決していった。
(聞き手・高野弦)
ろうそくに火をともし、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する住民に思いをはせる「キャンドルナイト」が23日、
水戸市袴塚3のカフェとフルート教室などを運営する「文化問屋みかど商会」で始まった。
水戸から沖縄に連帯の気持ちを届ける。
「みかど商会」を経営する安斎栄さん(59)によると、キャンドルナイトは二〇一二年から始め、
主に東日本大震災や米中枢同時テロの発生日と終戦記念日に合わせて開いているという。
今回は、辺野古移設反対を訴え、本県から少しでも世論を盛り上げていこうと企画した。
米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設の工事を県民投票まで止めるよう求めるホワイトハウスの請願サイトの署名が目標の10万筆を突破した。
署名が始まった8日からわずか11日間で目標に達した。
それだけ辺野古新基地建設に反対している人々が世界に数多く存在していることの証だ。
・・・ 請願は「県民投票まで辺野古、大浦湾の埋め立てを止めてほしい」と題し、日本政府と米軍が沖縄の民意を無視していると指摘している。
その上でトランプ大統領に「工事を中止させて米国が真の偉大な国であると示してほしい」と訴えている。至極まっとうな主張だ。
発起人はハワイ在住県系4世で32歳のロバート梶原さんだ。
辺野古の抗議活動にも何度も参加しており「自分なら沖縄と米国の間に橋を架けることができると思った」と動機を語る。
沖縄の血を引く1人の若者の呼び掛けが世界中の人々に瞬く間に伝わった。
1月7日の期限までに20万筆を超えるのは確実な情勢だ。
辺野古の美しい海を失いたくないとの思いが急速に広がっている。
多くの著名人も署名している。
米ロック界の重鎮ヴァン・ダイク・パークスさん、モデルのローラさん、県出身タレントのりゅうちぇるさんらが名を連ねている。
歌手のうじきつよしさんは「かけがえなき沖縄の自然と人々を踏みにじる蛮行を、みんなでストップだ」と記し、署名を呼び掛けた。
・・・ 署名のうねりは日を追って増幅している。
トランプ大統領は膨大な数に上る人々の思いを真剣に受け止めるべきだ。辺野古移設の工事中止を一刻も早く日本政府に指示してほしい。
「先生、子どもが保育園のハヤシライスがいいって言うんだけど、家で作るのと何が違うのかな?」。
お母さんが給食室のドア越しに声をかけてきました。
子どもたちが匂いにつられてのぞきに来るだけでなく、送迎の父母も日常的に立ち寄ります。
「保育園は固形のルーは使わないよ。
トロトロになるまで炒めたタマネギの甘みと完熟トマトで作るよ。
炒めた小麦粉でとろみをつけて、塩で味を調えるだけ」。
化学調味料やレトルトは使わず、天気や活動内容で子どもの食欲や好みが変わることにも配慮します。
津嘉山正種さん(俳優)
今年7月、故郷の那覇市で「人類館」を上演しました。
15年ほど前から続けている一人朗読劇です。
人類館は、1903年に大阪であった内国勧業博覧会で、沖縄やアイヌ、台湾の人たちを生身で展示し、見せ物にした実際の出来事が題材で、テーマは差別です。
本来、人類館をやらなくても済む時代であればやりたくないのですが、やり続けなければならないと思っています。
一昨年、沖縄本島北部の高江で、大阪府警の機動隊員が米軍のヘリパッド建設に反対する市民に「土人」と吐き捨てる事件が起きました。
その後、大阪の府知事さんがそれを看過する状況があり、「ああ、100年前と変わっていないな」と感じました。
・・・ 20代のころ、若手劇団員数人が居酒屋で芝居について議論していた時、輪の外から先輩が口を挟んだので「今はあなたと話していません」と言ったら「馬鹿やろう、何言ってんだ沖縄が」と返されました。
博識で知られる、家は床が抜けるんじゃ、というくらい本だらけの方でしたが、どうしてそういう発言をするんだろうと考えてきました。
派遣労働者が同じ職場で働ける期間を最長3年とした改正労働者派遣法が30日で施行から3年を迎える。
・・・ 改正法は、それまで派遣期間に制限がなかった秘書や通訳など26の専門業務を含め、派遣社員が同じ職場で働ける期間を一律3年とした。
3年を経過した派遣社員については(1)派遣先企業に正社員化などの直接雇用を頼む(2)派遣会社が無期契約で雇う(3)別の派遣先を紹介する−ことなどを派遣会社に求めた。
ただ、派遣先の企業には直接雇用の義務はなく、3年たったら別の派遣社員に切り替えることも可能なため、正社員化は期待されたようには進んでいない。
派遣社員として働く人に話を聞くと、派遣会社が直接雇用の壁となるケースもあるようだ。
福岡市内の会社に派遣されているシステムエンジニア(SE)の40代男性は「派遣先は直接雇用に前向きだが、派遣会社が派遣先に要求する紹介料の高さがネックになり、話が進まない」と言う。
1977年、国立新潟療養所(現国立病院機構新潟病院)の筋ジストロフィー病棟に作業療法士として採用された。
私は乳児期にポリオにかかり、後遺症で両足と右手にまひがあった。
中央省庁や地方自治体における障害者雇用数の水増しが相次いで発覚している。
障害者雇用促進法の確実な運用のための一つの方法として、30年間の勤務経験から、障害者職員の職場環境の実態や働きづらさの原因を探る調査を提案したい。
入職当初、先輩の職員から「松葉杖の障害者がよく就職できたものだ。医療職を甘くみている」と言われた。
私が対応する難病患者の安全を気遣ってのことと解釈したが、大きなショックを受けた。
保守色を強める安倍政権が発足してから、教科書問題が、急に頭をもたげてきた。
とりわけ疑問に思うのは、独自に採択した教科書を使っている沖縄県竹富町に対して、国が選び直しを要求している問題だ。
地域の教育現場を一番よく知っている町の教育方針に基づき採択された教科書である。
しかも、国の検定に合格した教科書だ。それを国が認められないと介入してくる。
民主主義に、もとる行為ではないか。文部科学省は沖縄県教育委員会に対して、竹富町に是正要求を出すよう指示したが、県教委は従っていない。
これについて下村博文・文科相は、22日の記者会見で「行政機関としてあるまじきこと」と述べ、県教委を改めて指導する考えを示したという。
『NEWS23』(TBS系)のメインキャスター・膳場貴子(40)は三度目の結婚。
しかも第一子を妊娠していることも明らかになった。現在妊娠4〜5か月で、年末に出産予定だという。
最初の結婚は2001年。東京大学在籍時から5年間交際した同級生だったが、わずか2年で離婚。理由は膳場がほとんど家事をしないことが原因と報じられた。
二度目は2005年。
お相手はこちらも東大の同級生で、大手メーカーの海外駐在員だったため、膳場は当時勤めていたNHKを退局してロンドンに移住して専業主婦になった。
だが、渡英の半年後に『NEWS23』のオファーを受けると、単身日本に戻ってしまい、結局は離婚した。
「膳場さんは過去の結婚生活について『私はいつもフラれる方』と嘆いていました。
ただ、子供を産みたいという願望は強かったようで、友人に子供が誕生すると『羨ましい』と漏らすことが多かった。
それほど子供が欲しかったんだと思います。
とはいえ40歳で『デキ婚』とは驚きです」(TBS関係者)
柔道部に所属していたスポーツマンだという。
過去に選んだ夫の経歴を考えるとこちらも“いかにも”な組み合わせだが、
丸井創業者の孫と結ばれた山岸舞彩(28)の結婚とは逆に“妻上位”の夫婦になりそうだ。
「2人は都内の桜の名所にほど近い高級マンションで、すでに一緒に暮らしています。
ただ、膳場さんは出産後にキャスター復帰したい意向と聞いています。
また、再び姓を変えることを嫌がって、旦那さんが膳場姓になったそうです」(同前)
「とても心の広い優しい方だと思います。
ウチの主人は『もし自分が採用試験の面接官なら、彼を一番に取る』と言うほど。
決して容姿で話題になるタイプではないと思いますけど、ホントに人柄が良いんです(笑い)。
あとは早く安心できるように、無事に生まれてきてほしいです」
と嬉しそうに語ったが、「婿入り」については「違います」と否定した。
※週刊ポスト2015年8月14日号
愛妻を殺され、傷心のボンドをMは日本へ送り込んだ。
万能暗号解読機を入手するため、そして使い物にならず、解雇寸前のボンドに最後のチャンスを与えるためでもあった。
彼を迎えたのはタイガー田中と名乗る男だった。
男は解読機を渡す代わりに、福岡で毒草を栽培する危険な植物学者の殺害を命じる。
ボンドは条件を呑んだ。だが、その学者の写真を見た彼は……!
ボンドの眼を借りた日本観が横溢する注目作。
45年の夏、女学生だった私は学徒勤労動員令によって、宿舎で暮らしながら軍の工場で爆弾の製造作業に従事していました。
私たちの間ではやっていたのが「コックリさん」という占いでした。
五十音が記された大きな紙の上を割りばしでたどることで質問に答える、という遊びでした。
8月初めのある夜、誰かが「戦争はいつ終わりますか」と質問しました。す
るとリーダーの子が持つ割りばしが動き始めました。私たちは息をのんで後を追いました。
何と「モウスグオワリマス」でした。
連日の残業で心身ともに疲れ果てていた私たちは、「もうすぐ辛(つら)い作業から解放されるのだ」と思わず歓声を上げました。
3歳上の兄は44年12月、太平洋のメレヨン島にて23歳で「戦病死」しました。
戦後、届いた小隊長さんの手紙によると餓死でした。
この島は敵が上陸せず、戦死者は300人ほどですが、サイパン陥落で補給路をほとんど断たれ、6千人以上の将兵が飢餓線上をさまよったそうです。
トカゲや草木の葉を食べ、アメーバ赤痢で1日数十回の下痢に苦しみ、数千人が餓死・病死したといいます。
終戦の翌年、雑誌「世界」にその生き地獄の様相を伝える文章が載りました。
将校は無事に故国へ戻った人も多いのに、兵の多くは帰れなかった。
食料は公平に配られていなかったというのです。
近所の人にこの雑誌を読ませてもらい、なけなしの食べ物を分け合っていたと信じていた私は、本当にショックを受けました。
旅団長の陸軍少将は終戦の2年後に割腹自殺しましたが、餓死した兵士の無念、苦しみは消えません。
遺族の悲憤も収まることはありません。
戦うことなく、ただ飢えて死を待つ極限の兄たちの姿、心境を想像するだに、今なお私の胸ははりさけそうです。
この悲劇を風化させてはいけない。
語りつぐことで兵士たちへのせめてものおわびと追悼にしたく思います。
当時の樺太の日ソ国境の町、敷香町で生まれ育った。
終戦直前の1945年7月末、中学3年の私に陸軍から突然召集待機命令が、1週間後に召集令状が届いた。
徴兵検査もまだなのになぜ赤紙が、とは思わなかった。
「お国に奉公できる」と中学の作業着に陸軍2等兵の襟章を着け、喜び勇んで地区特設警備隊に入った。
半数が中学3、4年生で、2年生もいた。
連参戦で北へ30キロほど移動した。
30人弱の2個分隊で敵戦車の南下を阻止する作戦だ。
工兵隊が橋を爆破後、川をせき止めあふれさせる。
それでも渡ってきた戦車は、川岸の「たこつぼ」に身を潜めた兵士が手榴弾(しゅりゅうだん)で迎え撃つ――。
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染で避難を余儀なくされている福島県飯舘村の酪農家、
長谷川健一さん(59)による講演会「原発に『ふるさと』を奪われて−福島県飯舘村は今−」が25日、
和歌山市三沢町1の「中央コミュニティセンター」で開かれる。
長谷川さんは同村で35年間酪農を営んできたが、事故の影響で休業。現在は同県伊達市の仮設住宅で暮らしている。
同県相馬市の酪農仲間が「原発さえなければ」と書き残し自殺したことをきっかけに、2011年7月から全国で講演活動を始めた。
出荷制限で原乳を絞っては捨てざるを得なかったこと、牛の殺処分を巡る苦悩など、事故後自ら撮り続けた同村の映像を交えながら、現状や思いを語る。
→「予想もしていなかった」Kの告白に、「私」は衝撃を受け、「Kに自分が恋するお嬢さんを奪われるのではないか」と危機感を抱いた。
Kと『私』の性格は、それぞれどのように描き出されているか。
→Kは「道のためならほかの全てを捨ててもよい。
強い人間になりたい」と願いながら「衰弱して弱くなっても自分の生き方を貫こうとする頑固者」。
「私」から「非人間的」と見られていたが、「お嬢さんに出会って恋をした」結果、「人間らしさ」を取り戻そうとしていた。
が、「私の策略」で「お嬢さんを奪われ、今までの生き方にも戻れず、『弱い人間』として自殺する道」を選んだ。
「見解の相違」
景気拡大ーーーー日 銀
ケーキ縮小ーーー我が家
(町田・マグマ)
お言葉に耳塞いでるかも安倍氏(長崎県 張本雅文)
☆天皇に最も似合う平和賞(埼玉県 椎橋重雄)
あっぱれとやり過ぎ交じる特捜部(千葉県 大村英正)
日本に警鐘鳴らす津波かな(愛媛県 真鍋信二)
羽生(はぶ)羽生(はにゅう)ともに無念な年の暮れ(東京都 坪田未沙子)無冠と無傷
馨さん稀勢の里より強いかも(東京都 大和田淳雄)伊調最後10秒逆転
前沖縄県知事、翁長雄志氏の言葉通り、この国には愛がない。
森友問題の徹底審査を望む 無職 酒井伴美(神奈川県 85)
「森友学園問題 近畿財務局OBに聞く」(19日本紙)を読んだ。
改正出入国管理法が成立した。
児童相談所建設なぜ反対するの 地方公務員 岸本純子(福岡県 44)
東京の南青山で児童相談所の建設計画が難航しているというニュースを目にしました。
私は児童相談所に保護された子どもたちと一緒に過ごす機会がありました。
署名求める活動活発 ホワイトハウス辺野古中止請願(2018/12/25琉球新報)
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に関し、県民投票まで工事中止を求めるホワイトハウス請願署名へのさらなる協力を呼び掛ける活動が活発になっている。
ツイッター(短文投稿サイト)で反ヘイト運動のメッセージを発信している那覇市在住の「Merry NoHate Xmas!(アカウント名)」さん(23)は署名を呼び掛けるクリスマスカード風のチラシを作成し、投稿した。
署名の方法を記し、請願サイトにつながるQRコードをあしらった。
さらに署名運動に賛同する県内在住の有志が16、23の両日、那覇市の県民広場で署名発起人のハワイ在住県系4世、ロバート梶原さん(32)のメッセージ動画などをモニターで流すパブリックビューイングも行った。
23日には「Merry」さんデザインのチラシ約350枚を配った。
たばこに火をつけて、向かいあったぐったりしたからだの下の、床に散った血だまりを見て考える。
ボンドはまた、哀れなうなり声を上げた。
人間の声とは思えない声だった。
目を大きく見ひらき、拷問者をぼんやり見つめる。
「これまでだ、ボンド。いまからきみに止めを刺す。わかるか?
殺すんじゃない、男としてのきみに止めを刺すんだ。
それから、女をここへつれてきて、きみたちふたりの残骸から何か聞き出せるかどうかやってみるつもりだ。」
テーブルのほうに手を伸ばす。
「ボンド、その大事なものにさよならをいえよ。」
別な人間の声が聞こえるのは異様なことだった。
これまでの長い時間、恐ろしい拷問のさわぎと、それについての対話だけだった。
ボンドのかすんだ感覚には、この新しい声は受け入れられなかった。
そこでいきなり、半分意識をとりもどす。
また目が見えて、耳が聞こえるようになったのに気づいた。
発達に悪影響、法律で禁止を 瀬角南さん(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン職員)
セーブ・ザ・チルドレンは、約120カ国で子ども支援の活動をする国際NGOです。日本では30年の歴史があります。
昨年、私たちが実施した成人2万人への調査では、約6割がしつけのために子どもに体罰をすることを容認、子育て中の1030人のうち7割にしつけとしてたたいた経験がありました。
一方で9割以上が、たたかない、怒鳴らない子育てに関心がありました。
自分もたたかれて育ったとか、愛情があればわかってくれるなどと考え、日本ではたたくことはしつけの一環だと思われています。
しかし、体罰は発達に悪影響を与えます。福井大学の友田明美教授の研究で、体罰や暴言は子どもの脳を傷つけることが示されました。
厚生労働省が呼びかける「愛の鞭(むち)ゼロ作戦」にも引用された、約16万人の子どものデータを分析した米国の学者の研究でも、
親の体罰は親子関係やメンタルヘルスの悪化をもたらしたり、反社会的な行動や攻撃性が強まったりすることが明らかにされています。
東京医科歯科大学の藤原武男教授らの研究でも、お尻をたたくことは落ち着いて話を聞けないなどのリスクを高め、
しつけとしては逆効果であることが示されています。
子育ては楽しいですが、日々大変なことも多いと感じます。
ですがまずは、たたいたり怒鳴ったりしないと心に決めることが大切です。
セーブ・ザ・チルドレンは、たたかない、怒鳴らない子育てをするための考え方を伝えるプログラムを作り、各国で使われています。
その中で重視されている一つは、子どもの視点で、なぜその行動をとるのかを考えることです。
私自身、子どもには子どもの理由があることを理解してからは、頭ごなしに「何やってんの!」と怒ることはなくなりました。
息子は5〜6歳のころ、ゴミをゴミ箱に向かって放り投げ、周囲を散らかしていました。
私はムッとくるのですが、理由を聞くと、「入ったら気持ちいい」「格好いいと思った」と。
行儀が悪いと思う私には想像もできない答えでした。
別の格好いいことを一緒に探し、「ゴミが散らかっているのはいやだねえ」と話しました。
息子の行動は徐々になくなりました。
最も早い制定は1979年のスウェーデンです。
60年代には6割近くが体罰を容認、9割以上が実際に体罰をしていましたが、法律で禁止し、
啓発活動を進めた結果、2000年代にはそれぞれ約1割まで低下しています。
日本でもあらゆる場面での体罰を禁止する法律が必要です。
罰するためではなく、規範のための法律です。
そこで問題にされるのが、民法で定められている親の懲戒権です。
たとえば、懲戒権のなかに体罰が含まれるため、体罰禁止となるとしつけができなくなるといった考え方です。
しかし、懲戒権と体罰は別の話であり、子どもに何かを教える方法として罰は必要ありません。
学校教育法では教師に懲戒権を認める一方で、体罰は禁止しています。
将来的には民法の懲戒権規定は削除するべきと考えますが、まずは体罰禁止を明確に法律で定めることが早急に必要です。
しかし、しつけと罰は違います。
「体罰はしない」という考えを、社会の基本にすることが必要だと思います。
(聞き手 ともに編集委員・大久保真紀)
◇
瀬角南(せすみみなみ)
1976年生まれ。銀行員を経て、2014年から公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン。
現在は国内事業部プログラム・マネージャー。
しつけと体罰 西澤哲さん
にしざわさとる 1957年生まれ。
山梨県立大学教授
虐待を受けた子どもや虐待傾向のある親の心理的ケアが専門。
著書に「子どものトラウマ」「子ども虐待」など。
「しつけ」の語源のひとつは、仏教用語「習気(じっけ)」と言われています。
習慣化するという意味です。
たとえば、赤ちゃんは不快な状態で泣いているときに自力では快の状態に戻れません。
養育者があやすなどの刺激を与えて、安定状態に戻ります。
それを繰り返すことで習慣化し、自分の力で回復する力がつきます。
「しつけ」の目的は、自己を整える自律性(セルフコントロール)の形成です。
日本ではしつけの一環としての体罰が広く容認され、「言っても聞かない子にはたたいてでも教えるのが親の務め」と思っている人が多いと思います。
しかし、実際にはそれは「しつけ」ではなく、子どもの行動をコントロールできたという親の達成感・有能感を得るための行為と言えます。
たとえば、ある行動をしてほしくないとき、罰を与えれば、その行動は止まります。
しかし、維持するには、その行動が出たら、その都度罰を与えなければなりません。
何度も繰り返していると、痛みに慣れ、同じような効果を得るためには、より重い罰や量を増やす必要が出てきます。
子どもは他律的になり、自律性を養う「しつけ」の本質とは逆になります。
つまり体罰は「しつけ」を壊していると言えます。
しかも、体罰に悪影響があることは、近年科学的にもはっきりしてきました。
自分の痛みへの感覚がまひすることで、共感性が阻害され、罪悪感が形成されなくなります。
体罰の結果、感情調節がうまくできなくなったり、衝動性が強くなったり、対人関係がうまくとれなくなったりします。
16世紀に30年以上日本で暮らした宣教師のルイス・フロイスは「日本では子どもを育てるのに懲罰ではなく、言葉で戒めている」と書いています。
思想史家の渡辺京二さんの著書「逝きし世の面影」にも出ていますが、明治期以前は日本では体罰はなかったようです。
しかし明治になって、脱亜入欧の名のもと、日本社会では急速な西欧化が進められ、西欧的な育児観が取り入れられたと思われます。
当時、西欧では子育ての中で子どもをたたくことが必須でした。
人間は悪魔を宿して生まれてくるというキリスト教の性悪説がベースにあります。
騒ぐなど親の思い通りに行動しないときは、体の中からその悪魔をたたき出さないと子どもは育たないという考え方です。
仏教文化圏の日本の性善説とは相対するものですが、精神文化や生活様式が急速に西洋化され、無批判的に導入されました。
学校で軍事教練が始まり、体罰容認の考えが強化されていったと推測します。
共感性豊かな兵隊は使いものになりません。共感性をそぐために己の痛みに鈍感になる教育が行われました。
でも、考えてみてください。
暴力が介在して人間関係があるというのはおかしくないですか。
殴られたことがある人は体罰を肯定します。
それは、自分の人生を肯定したいという意識が働くからです。また、体罰を肯定する人は、虐待をする傾向もあります。
いまの日本は少子化が進み、社会の子どもへの許容度、寛容度が低くなっています。
「汚い」「うるさい」「騒がしい」という反応を気にして、騒ぐ子どもを何とか静かにさせようとたたく親もいるでしょう
。子どもが泣いたり騒いだりするのは当たり前という社会でなければ、親が子どもを押さえつけようとする力はさらに強くなるでしょう。
戸口からの静かなひと言で、あとはしーんと静まりかえっているのがわかった。
ル・シッフルがゆっくり顔をあげ、ぽかんと驚いた顔になり、無邪気なただの驚きが、ゆっくりと恐怖に変わってゆくのが、ボンドの目にも見えた。
「やめれ(シュトップ)」その声は静かだった。
椅子のうしろに、ゆっくり近づく足音がボンドにも聞こえる。
「そいつを捨てれ」うしろの声は言った。
自分のうしろで何ごとが起こったのか、ル・シッフルの顔から読みとろうとボンドは必死だった。
だが、目にはいったのは、ただあっけにとられて、怯えているだけの顔だった。
何かいおう、何かたずねようとするらしく、口のなかにそれに必要なつばを集めようとしながら、肉の厚い頬をふるわしている。
両手が意味もなく、膝の上でパタパタ動いていた。
丸いギョロリとむいた目が、一瞬下に向いたが、ボンドはル・シッフルには拳銃が向けられているのだろうと思った。
ちょっと静かになる。
「スメルシュ」
ため息とともに、この言葉が出てきた。
ほかには何もいう必要がないみたいに、この言葉はすっと尻すぼまりのひと言だけだった。
最後の説明という口調だった。あらゆる言葉のなかで、最後の言葉。
ル・シッフルはいった。
「そんな・・・おれは・・・」
声がとぎれる。
説明をし、いいわけをするつもりだったのだろうが、相手の顔を見て、そんなことが無駄だとわかったのだろう。
お前はばかでこそ泥で反逆者だ。
おれはお前を消すために、ソ連から派遣されてきた。
ただ撃つだけしか暇がないのが、お前の幸運だ。
できたら、うんとひどいなぶり殺しにしろと命令されてきた。
だが、お前のために起こった事件の尻ぬぐいを、こっちがやるわけにはいかないからな。」
なまりの強い言葉がとぎれた。
部屋のなかはひっそりして、聞こえるものはル・シッフルのぜいぜいいう息づかいだけ。
「101兆円予算」
膨(ボー)っとしてんじゃねーよ!
ーーー財政
(春日部・良ちゃん)
今上の庭の教えは民主主義(奈良県 伊谷剛)
去る部下を石もて大統領は追い(三重県 山本武夫)
反論が北に似てきた韓国軍(茨城県 霧生海風)
手のひらに壁という字を書いてみる(栃木県 井原研吾)
政治家の日本語劣化国難だ(千葉県 西宮悦夫)
☆ふと思うボクの日本語確かかな(福岡県 吉原鐡志)
政府は、海上自衛隊の「いずも」型護衛艦を戦闘機が発着できるよう改修し、事実上「空母化」するという。
空母は「動く航空基地」とも呼ばれ、攻撃拠点になりうる。
子どもの心癒やす楽しい学校に 心理カウンセラー 浦川嘉治(福岡県 76)
「先生の余裕 子どもにもプラス」(11日)を拝読。全く同感です。
「みんなが分かる、楽しい授業」は、「学校は楽しいところ」の基礎になります。
父の七回忌で、久しぶりに実家に帰った。
私は男ばかり4人兄弟の次男で、ただ一人の独身。
親戚十数人の接待のため、母の下命によりコーヒーを入れる係を務めた。
義姉が湯を沸かし、カップを用意。私がコーヒーをいれて、義妹2人が応接間に運ぶ。
繰り返すうちにふと気づいた。
他の兄弟は所在なげにうろついたり、座って見ていたりするだけなのだ。
多様な背景持つ人に重国籍を 主婦 孫瑠華(東京都 30)
韓国系アメリカ人の夫との間にもうすぐ子どもが生まれます。
私は日本人です。
子どもには「自分は何人であるか」悩まず、韓国のルーツも、日本人である誇りも、アメリカの文化も大切にしてもらいたい。
国籍に関係なくグローバル人と自覚してもらえたらと思います。
私には「外国人の孫」がいる。
30年米国に暮らす息子を父に、米国人を母に持つ10歳と6歳の孫だ。
「国に貢献したい」移民もいる 大学院生 内山みどり(東京都 24)
先日、オーストラリアでミャンマーから移民した家庭に滞在させてもらった。
朴正煕大統領を殺そうとしてその夫人の陸英修を射殺した文世光事件の暗殺者である。
大阪在住の在日韓国人で、日本での通名は南条世光(なんじょう せいこう)と言ったが、北朝鮮の工作員となった。
1951年(昭和26年)大阪府大阪市東住吉区に、石綿製品製造業を営む家の三男に生まれた。本籍は慶尚南道。
高校を2年で中退。大阪在日韓国人居留民団生野北支部に加入。
高校の頃から「金日成選集」「毛沢東語録」などを読みふけり、左翼思想に傾倒した。
1973年9月、文は朝鮮総連大阪生野西支部政治部長の金浩竜(キム・ホリョン)と初めて接触し、韓国の大統領を暗殺して「人民蜂起の起爆剤」となれと扇動された。
10月頃には、友人で後に共犯となる吉井美喜子に「韓国で革命を成し遂げるには朴正熙を殺すしかない」との決意を語り、1973年11月に金から50万円の工作金を受け取った。
朝鮮総連系病院である東京都足立区の赤不動病院に偽装入院して共産主義教育と狙撃訓練を受け、その頃大阪湾に入港した万景峰号の船内で北朝鮮労働党の工作員から韓国の朴大統領の狙撃を指令される。
その後、文世光は、大阪府警の高津派出所から警官のピストルを奪い、日本人吉井行雄になりすましてそのパスポートを取得し、奪ったピストルを持って韓国に入国する。
そして、ソウルにおいて八月十五日に大統領出席のもとで行われる光復節の記念行事会場に日本政府高官として入場して、演壇に立っていた朴大統領を狙撃した。
弾は大統領には当たらなかったが横にいた大統領夫人に当たり同人を死亡せしめた。
この文世光事件は、北朝鮮のテロにもかかわらず、韓国の日本に対する国民感情を国交断絶寸前まで悪化せしめ、北朝鮮に日本人をして対南テロを行わせるうま味を実感させた。
以後、北朝鮮による、日本人拉致と、工作員の日本人化教育が活発になる。
あの「日本人蜂谷真一・真由美親子」による大韓航空機爆破事件は、文世光事件の一つの帰結である。
「再生」描いて扉開ける手助けを 藤岡陽子さん(47)
大学を出て3年半、スポーツ紙の記者をしていた。
高校野球の取材で、エースや4番バッターよりも、ベンチに入れず背番号もなくスタンドで応援している選手たちにひかれた。
「地道に頑張っている人を小説の形で描きたい」と思い、作家になることを決めた。
「日本人のいない所で自分をリセットしたい」と考え、1カ月後に知人の紹介でアフリカ・タンザニアの大学に留学。
スワヒリ語を学ぶ日々だったが、過酷な体験もした。
水道管が破裂した時は泥水を飲んだ。マラリアに2回かかり、死にかけた。
「生きることに執着が生まれ、何でもできるような気がしました」と振り返る。
アフリカでの体験で医療の大切さを知ったからだ。
今も京都の脳外科クリニックに勤めている。
「交通事故に遭い、その後、何十年もつらい思いで生きている人がいます。理不尽さを感じます。
そんな患者さんの思い、ご家族の気持ちに寄り添うことが、私自身の成長にもなる。私の大切な居場所です」
看護師としての思いが『海とジイ』には投影されている。
自身の最期を見据える男性の生き方と覚悟を描いた3編の物語が収録されているが、こんなくだりが出てくる。
「長年看護師をしてきた私は、うまく説明できないが、人の背中に『命が終わる影』を見ることがある」
「これまで何人もの人を看取(みと)ってきた。
慣れ親しんだ患者が亡くなると、自分の居場所をひとつ失ったような気持ちになった」
今回も瀬戸内の島に、2年間で4回行った。
「イノシシが岡山から泳いでやってくるという話を聞き、盛り込んだ。
現場に行かないと、こんなことは分からない」
いつも意識しているのは「再生」というテーマ。
「人は強くないので、弱音を吐いたり心が折れたりします。
でも、そのときにどう生きて、扉を開いていくか。それを描きたい」。
読んだ人の心に希望のようなものが灯(とも)れば、作家になった意味があると思っている。
(文・西秀治 写真・池永牧子)=朝日新聞2018年12月22日掲載
黒木華(はる)・樹木希林さんらが出演する映画「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」の原作は、
エッセイストの森下典子さんが、お茶を始めて25年たった2002年に書いた、同名の本だ。
飛鳥新社から出て、今は新潮文庫でも読める。
その続編が『好日日記(こうじつにっき) 季節のように生きる』(PARCO出版・1620円)。
お茶の稽古を中心に、季節の移り変わりをたどる。
でも、年を重ね、「私たちは、季節のめぐりの外ではなく、元々、その中にいる。
だから、疲れたら流れの中にすべてをあずけていいのだ……」と感じるようになった。
お点前は完璧を目指すものだが、「狙ってかなうものではなく、その日その時の自分を無欲で生きた時、はからずも手に落ちてくるものなのかもしれない」という。
今日は冬至。
「太陽の一年の終点だ。そして、ここを起点に、翌日から日照時間は少しずつ長くなり、新たな一年が始まる」
ゆっくりと読んでいくうちに、自分の中にある何かが、呼びさまされる。(石田祐樹)=朝日新聞2018年12月22日掲載
人間とは、なんと奇妙な生き物なのか。表題作の主人公は動物目線でしみじみ思う。
彼女の前世は兎(うさぎ)で、人として生まれても違和感は消えない。
だから、テーブルを見れば余計だと考え、自分にも名前があることに苦痛を抱く。
それだけではない。膨大な数の言葉がびっしり並んだ百科事典に薄気味の悪さを覚える。
兎は世界を一つの全体として経験している。なのに人間は言葉で摑もうとするのか。
しかも取り逃がすだけなのに。彼女は兎の本能に従い、早い時期から膨大な回数のセックスをする。
そして担任の教師など、彼女に群がる男たちは、そこに愛という観念を読み取ろうとして破滅する。
親にしてもそうだ。勘当してもなお、風俗産業で生き延びる彼女が気にくわない。
だが彼女は言う。「動物の世界ではセックス出来る個体が親の庇護を受ける事などありません」。
そして彼女の言葉が生き物としての真理なら、人間とはなんと狂った動物なのか。
だから、『臣女』では巨大化していく妻の下の世話が延々と語られる。
『回遊人』では、下卑た欲望を満たすべく、主人公は何度も生まれ変わる。
なぜ吉村はそうしたものを書くのか。立派な言葉に満たされたこの社会が、あまりに欺瞞的だからだ。
だから、謎の汚染源に侵された世界で「ランナー」の登場人物たちは、全体のために死ね、という命令を拒む。
「宗教」の主人公は、誰に理解されずとも、自分の気持ちよさを追求する。
なぜか。体の感覚に根差した動物的な視線でしか、この人間社会を批判できないからだ。
そしてそのとき、非人情こそが最も人間的だという逆転が起こる。
その危険な作品から学ぶことは多い。
◇
吉村萬壱(よしむら・まんいち)
1961年生まれ。学校教諭を経て作家に。
「ハリガネムシ」で芥川賞。『ボラード病』など。
■古典と現代の融合共存を試す
あのう、私ごとだけれど幼年期から10代、誰かの絵をマネ(模写)することが〈絵〉だと思って、複数の絵から引用しながら好みの絵を作ってたんです。
デザイナーになると模写も引用もコラージュに変わり、画家転向と同時に再び子供時代に戻って名画や大衆絵画、写真を下敷きにする様式などを得て。
給食の歴史 [著]藤原辰史
給食と聞くと、誰もがなにがしかの思いを抱く。
おいしい、まずい。早い、遅い。それらに付随する淡い思い出。
でも、皆で同じものを同じ場所でいっせいに食べるのは大きい。
高校で弁当持参となると、悲喜こもごもになった。
手の込んだ飾りつけが多くの目を引くすぐ隣で、弁当の蓋を立て隠して食べている。小銭を握りしめ、一目散にパン売り場へと姿を消す。
そのことで深く傷つく子供もいたはずだ。
給食と違い、弁当は家庭の事情の隠しがたい反映だった。
各人で異なるのは仕方がない? それが本書を読み、新たに知って驚いた。
給食とは、容易には消えない食をめぐるこうしたスティグマ(負の印)を、子供たちに与えないのを第一の使命にしていたことを。
ほかに日本で給食が自然災害と深く結びついているという指摘にも多くの発見があった。
貧困と災害の話題が絶えないいま、給食とはなにかを振り返り、これからを考える絶好の一冊。
評者:椹木野衣(さわらぎのい) / 朝⽇新聞掲載:2018年12月22日
[著]山崎光夫
夏目漱石は病気持ちである。
3歳で天然痘、青年期には虫垂炎、腹膜炎、胃病や眼病、痔があった。
中年以後は神経衰弱が重なる。
著者は、そういう漱石の作品を「闇病(やみやみ)小説」と評する。
人間の心の闇を「病んだ身体で書き綴った作品」というのだ。
少年期に診察を受けた2人の医師(佐々木東洋、井上達也)も変人で、世間に阿らないタイプ。
特技をもてば生きていけると知る。
漱石自身は医師という仕事には魅力を感じず、文学者を目指した。
その前、2年間のロンドン留学から帰ってからは神経衰弱に悩まされ、家族への暴力は凄まじかった。
作家活動を始めてから、症状は落ち着いた。
本書は病から作家の素顔に迫っているので、文学論ではない。
だが、漱石の作品には病をもつ人物がよく登場し、こうした病の症状が説明されている、という著者の視点が新鮮だ。
朝日新聞夕刊での連載「女子組・オトナの保健室」が単行本化された。
テーマは「セックス」である。
夫婦間の性の問題を主に女性の側から扱った本書を独身男性の私が読んで、
ズシンとくるこの読後感は『カラマーゾフの兄弟』や手塚治虫の『火の鳥』レベルのものだった。
いや、どの文章も軽くて、田房永子さんの漫画も楽しいし、時間にしたら数時間で読み終える。
しかしこの本が目指すところは、単に女性に「あるある」と共感をもたらすことではない。
あるのは個別具体論だけだ。
たとえばセックスレスに悩む人たちの意見の横に、私たち夫婦は二人ともセックスしなくていいと思っているしスキンシップは毎日しているので幸せ、なんて意見も出てくる。
女性向けAV(アダルトビデオ)の話や、夫婦間で風俗OKにしたといった人の意見もある。多様な意見を読んで、自分が縛られている価値観から解放されていく感覚を体験してほしい。
なんなんだこの感覚は! そして解放された後に、あまりにも違いすぎる価値観が淡々と列挙されている様に、ズシンときて考えるのだ。
意見はやがて「価値観」に成長し、次第に自分を縛っていく。
知らない間に脳が凝り固まっていないだろうか。
この本には、結論も、批判も、べき論も存在しない。しかし、考える状態のやわらかい脳に戻してくれる効能がある。
本書から滲み出てくるのはひたすら「コミュニケーションを取ろう」ということ。
自分が求めるぶんだけ相手が求めてくれるなんていうのは幻想だ。
お互い求めていたって差異はある。
その大小の溝は、対話を通してしか乗り越え得ない。
その対話の材料に本書はうってつけだ。女性読者だけなんてもったいない。
これは、男たちこそ読むべき本なんじゃないか?
サンキュータツオ(さんきゅうたつお)漫才師、日本語学者
1976年、東京都生まれ。
漫才コンビ「米粒写経」として活動。早大大学院博士課程修了、一橋大、成城大、早大で非常勤講師。
TBSラジオ「東京ポッド許可局」のパーソナリティー、落語会「渋谷らくご」の番組編成など。
著書に『国語辞典の遊び方』『ヘンな論文』ほか。2017年4月より書評委員。
一年でいちばん好きな日は、たぶん大晦日(おおみそか)だと思う。
作家の津村記久子さんがエッセーにそう書いている。お正月はとても楽しい。
けれども2日はもうただの休みだし、3日なんか明日から会社かと、げんなりする▼しかし大晦日は違う。
「待つ」ことの楽しさが凝縮されているのだ。「たかが新しい年になるだけだ」
沖縄は今年も激動の1年となった。
一番の衝撃は翁長雄志知事の急逝だった。
米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地問題で、政府と真っ向から対峙(たいじ)し、県民世論を背景に建設反対を訴えてきた。
信念の政治家を失い、県民の悲しみと喪失感は大きかった。
・・・ 2カ月早まった知事選では、翁長氏の後継・玉城デニー氏が当選した。
県民は過去最多得票の39万票余で再び新基地ノーの知事を選んだ。
しかし、安倍政権は明確な民意を無視して、沖縄を抑えつけようと力ずくで襲いかかってきた。
「今年の漢字」は「災」でした。自然災害に、トランプ台風まで含めれば、世界も納得の一字かも。
でも、ここでは「漸」を挙げてみたいのです。
クリスマスまで一週間、ジングルベルに街が浮足立ったころでした。
新たな防衛力整備の指針、いわゆる「防衛大綱」が閣議決定されたのは。
いろいろ重いニュースも多かった一年も最終盤になって、またまた嘆息を禁じ得なかったのは、その中身です。
ヘリ搭載型護衛艦の事実上の空母化、敵基地攻撃能力とみなされかねない長距離巡航ミサイルの配備などが盛り込まれました。
改修した護衛艦には最新鋭ステルス機の搭載が想定されています。
広島拘置所のボランティアとして三十年間、死刑囚に寄り添ってきた教誨(きょうかい)師がいる。日本キリスト教団広島西部教会牧師の山根真三さん(74)。
これまで三人の死刑囚を支え、刑執行の現場も立ち会った。
「死刑囚も同じ一人の人間。被害者や遺族はもちろん、加害者にも目を向けてほしい」と願う。・・・
・・・ 「確定から一年たったんで。早く執行してください」。
九九年に山口県下関市で通行人らを車で次々とはねるなどして十五人を死傷させた「下関通り魔殺人事件」の上部(うわべ)康明元死刑囚=執行時(48)=に言われた言葉を、山根さんは忘れられない。
児童養護施設で暮らす子どもたちの大学進学を後押ししようと、青山学院大(東京都渋谷区)は、全国的にも珍しい、施設出身者を対象にした推薦入試制度を導入した。
今春、第一号で入学した19歳女性は願う。
「誰もが夢をみてもいい社会にしたい。制度が広まればうれしい」
・・・ 桜井さんは小学二年の時に両親が離婚。生活保護を受けながら、母親と姉、弟の一家四人で暮らした。
だが、六年後の二〇一四年、母親が大腸がんで突然亡くなってしまった。
二カ月後、姉、弟と一緒に神奈川県内の児童養護施設に入所。慣れない集団生活や母親がいない現実を受け入れられず、気がおかしくなりそうだった。
でも、涙一つ見せずに自分と弟を支えてくれる姉の隣で、泣き虫のままではいられない。施設が併設する中学校から奨学金で一般の高校へ進み、将来について真剣に考え始めた。
児童福祉法は入所対象の「児童」を十八歳未満と規定しており、高校卒業とともに原則として施設を退所しなければならない。
そんな時、施設職員が見つけてくれたのが、青山学院大の新しい入試制度。合格すれば学費が免除され、給付金も受けられる。
「人生はあきらめたら、そこで終わる」。
学習支援のボランティアで施設に来ていた男性にも励まされた。
この男性は偶然にも青山学院大の卒業生。そんな縁もあり、推薦入試に応募すると、見事に合格した。
・・・ もう一つ、願いがある。
「お金があれば大学に進み、将来が開けたという施設出身の子はたくさんいる。
誰もが夢をみていい社会にしたい。そうじゃなければ、私にとって本当の幸せとは言えない」・・・
・・・ 三木義一学長は「全国の大学が施設出身者を1人ずつ受け入れれば、600人ほどの子どもの未来が広がる。
日本の大学が一丸となって、取り組んでいくことが理想だ」と話す。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で政府が14日に辺野古沿岸部への土砂投入を始めたことを受け、
玉城デニー知事は15日午前、新基地建設が強行される現場を視察した。
工事に反対する市民らが集まる米軍キャンプ・シュワブゲート前で「対話する気持ちは継続する。
しかし、対抗すべき時には対抗していく」とあいさつし、新基地建設阻止の方針を改めて表明した。
市民ら約500人がゲート前に駆け付け、玉城知事を迎えた。
玉城知事は土砂投入が始まった14日を「耐えがたい日を迎えねばならなかった。
しかし我々が打つべき手は必ずあると確認した」と振り返り「我々の闘いは止まらない」と力を込めた。
「これだけ民意をないがしろにできてしまう国は一体何なのか。この国の在り方が問われている」。
8月に死去した翁長雄志前知事の妻・樹子さん(63)は14日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前を訪れ、土砂投入を強行した政府に憤りをあらわにした。
玉城デニー知事が基地建設阻止に向け動く中で、辺野古へ足を運ぶことにはためらいがあったという。
「デニーさんが頑張っている時に、翁長の名前が重なるのは申し訳ない」と直前まで来るつもりはなかった。
しかし、未来の子どものために抗議への参加を呼び掛けた新聞の投書を読み、迷った末に「こんな日に行かなければ、一生後悔する」と駆け付けた。
15日の本紙経済面の記事によると、3750万円もするトヨタの超々高級スポーツカーに注文が殺到 して、予定よりも2ヶ月も早く予約を締め切ったそうです。
大不況と言われているこの時期に高級車の10倍、一戸建てが買えるくらいの大金を出して車を買う人がいるということに驚きました。
その人たちは、本当に自分で働いて得たお金で買うのでしょうか。
大勢の人のためになる仕事をしているのなら、多額の収入があって当然です。
サービス残業、過労死、うつ病、 リストラ、ワーキングプア、そして自殺大国。労働環境を巡る問題は山積しています。
自殺する人の多くは仕事やお金があれば死ななくてもすんだのではないでしょうか。
この国でのお金の配分の仕方には、大きな問題があるのではないかと考えさせられるニュースでした。
政府の産業競争力会議が、労働時間にかかわらず賃金が一定になる働き方を一般社員にも適用できるように検討するそうだ。
高収入の社員や労働組合との合意が条件で、本人の同意が必要というが、サービス残業の合法化としか思えない。
私が以前、勤めていた会社でもサービス残業が常態化しており、部署によっては夜11時になってもほとんどの社員が居残っていた。
人手不足もあるが、自分たちで帰りにくい雰囲気をつくり出していたように思う。
時間外勤務の場合、企業は割増賃金を支払うことになっているが、サービス残業の 場合は文字どおりタダ働きである。
企業にとっても労働者にとってもいいことはない。
成果主義で賃金を決めるとなれば、スタンドプレーに走る人が増え、チームワークが乱れる。
上司にうまく取り入る人が得をして、地道な仕事は評価されないのではないか。
「残業代ゼロ」で企業の国際競争力が高まるとは思えない。
むしろ、残業代分の給与が減り、 国内消費の低迷を招くのではないか。
国も地方も頭を抱える「荒れる山林、復活は」の問いに対し、九州大学大学院の佐藤宣子教授が見解を述べています。もう一人の意見者は三重県の速水亨氏。
当協会の会員でもある佐藤教授は「小規模な担い手 暮らしの柱」と題された論で、「大規模化を促す政策によって、地域に住み続ける小規模な林業経営者が軽視されるのではないか」と懸念を示しながら、
代替案として全国で広がる自伐型林業の形とライフスタイルに触れ、「国や自治体が小規模な担い手の意欲や暮らしを支える政策をもっと打ち出せば、
若者を中心に林業の裾野が広がる可能性は十分にあると思います」と訴えています。
選手たちが帰国した空港や謝罪会見には大勢の報道陣がつめかけ、ニュースで大きく取り上げられました。
アジア大会「買春、浮ついた気持ちで」バスケ4選手謝罪(毎日新聞)
一連の報道で気になったのが、「日本の公式ウェアを着て歓楽街に行った」事実の強調と、選手自身による「国旗に泥を塗ってしまった」という謝罪でした。
「公」に対する謝罪は「誰」への「何」の反省なのかが曖昧になることが往々にしてありますが、買春の結果起こったことと買春行為は別のものです。
私は、今回の批判や謝罪が、買春行為自体に宿る問題へあまり向かわなかったように感じました。
特定非営利活動法人 日本NPOセンター スタッフ。
2016年に日本NPOセンター入局し、事業評価をNPOの力にするための人材育成事業「NPO事業評価実践のための研修プログラム開発」等を担当。
これまでNPO/NGOにて主に教育分野の事業に従事。
日本評価学会認定評価士。
一部で表面的にスキャンダラスな話題として取り上げられがちな一方で、極限すれば「私は個人として他者とどう向き合うのか?」という問いかけをはらむ性というテーマについて、
大人から子どもへ成熟した議論のバトンを渡すことがむずかしい状況があります。
少し前に、中学校の性教育における「性交」ということばの使用を問題視した都教育委員会に対し、現場からの困惑の声が報じられたこともありました。
若い選手たちが、これまで学校や家庭、あるいはほかの場で、性をめぐってどのような教育を受けて(あるいは受けずに)それぞれの価値観を培ってきたのか、
成人した個人としての責任と同時に、社会の責任も考える必要があると思います。
ほとんど一個の人格として人々の脳裏に描かれることがなかった買春相手の女性たち一人ひとりが、
これまでどのような人生を歩んできて、
なぜジャカルタの歓楽街で性を売るに至ったのかを想像することも、
性教育のあり方を考えることにつながっているように思います。
第7回 「血風お玉ヶ池」
お駒:高須賀夫至子 お清:紺いさみ
平手造酒:上野山功一 監督:村山三男
大倉大学:南川直 仙吉:九里みのる
万六:相原巨典 屑十:玉川良太
だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を 憚 ( はば ) かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる
アルバイト先としてD' ステーションを選んだのは、店舖に託児所があったからでした。
アルバイトを始めようと思った時、まだ息子は1歳にもなっていなかったので。
しかし、美容師に復帰するまでの期間限定職として選んだこの仕事に、見事にハマってしまいました。
パチンコは遊技もしたことがなかったのですが、働くうちにお客様への接客、そしてこの仕事が大好きになったのです。
それをきっかけにNEXUSで社員になることを目指しました。
NEXUSは福利厚生面も安定していましたし、社員の話を聞き、中途入社の社員でも昇格できる環境があることを知ったからです。
『頑張れば私も昇格していけるかも』と可能性を感じましたね。
それが良いエネルギーになり、女性社員のパワーの源になっているのでしょう。
私自身、これから女性社員の更なる可能性を見出す為に、現在携わっているPROJECT WOMANを通し、より働きやすく、仕事復帰しやすい環境を創っていきたいです。
子供がいるから第一線で活躍するのは無理と言われないように、限られた就業時間の中でも実績を残せる人を増やしていける方法や役職を開拓していきたいですね。
NEXUSは不可能を可能にするチャレンジをさせてくれる会社だと思うので。そして、その第一人者として。
また、憧れの存在と言ってもらえるように目指しながら、定年退職するまでNEXUSで働きたいです。
菊池美幸さん(2011年入社)人財開発部 係長
この仕事はチームプレイが大切。常に笑顔を心がけ、スタッフさんの笑顔も引き出せるように意識しています。
また、カウンター業務(玉やメダルを景品と交換する場所)の仕事を任されており、景品を紹介するPOPを作成したり、景品となる商品の発注や在庫調整なども行っています。
また、新人のスタッフさんへカウンター業務の指導も行っています。
新入社員時の仕事の思い出といえば、悔し涙の数々ですね。
教えてもらったことで失敗をしたり、自分の不注意で誤差が出てしまうと、ミスをしてしまった自分が悔しくて、つい涙が出てしまって。
負けず嫌いだということもありますが、同じ失敗は二度としないように心がけています。
富田紗枝子さん(2014年入社)第7営業部 マネージャー
しかし、子供が成長して手を離れた頃にはPROJECT WOMANで現在考案しているキャリアも構成されてくる頃だと思うので、仕事に力を入れていきたいと思っています。
PROJECT WOMANには、私自身の育児の経験を生かし携わっていきたいですね。
4度の産休・育児休暇を取った私だからこそ、この先もNEXUSで働きたいという思いは変わりません。
坂本美佐子さん(2005年入社)営業推進部 主任
2005年4月、新卒1期生としてNEXUSへ入社。
4度の出産で4度の育休を取得。何度目の報告でも仲間の第一声は「おめでとう」でした。
キッカケは一言。『No.1になる』
その次の日にもまた同じ事を繰り返した。けれども物をいい掛ける機会も、挨拶あいさつをする場合も、二人の間には起らなかった。
その上先生の態度はむしろ非社交的であった。一定の時刻に超然として来て、また超然と帰って行った。
周囲がいくら賑にぎやかでも、それにはほとんど注意を払う様子が見えなかった。
最初いっしょに来た西洋人はその後ごまるで姿を見せなかった。
先生はいつでも一人であった。
或ある時先生が例の通りさっさと海から上がって来て、いつもの場所に脱ぬぎ棄すてた浴衣ゆかたを着ようとすると、どうした訳か、その浴衣に砂がいっぱい着いていた。
先生はそれを落すために、後ろ向きになって、浴衣を二、三度振ふるった。
すると着物の下に置いてあった眼鏡が板の隙間すきまから下へ落ちた。
先生は白絣しろがすりの上へ兵児帯へこおびを締めてから、眼鏡の失なくなったのに気が付いたと見えて、急にそこいらを探し始めた。
私はすぐ腰掛こしかけの下へ首と手を突ッ込んで眼鏡を拾い出した。
先生は有難うといって、それを私の手から受け取った。
するとその端はずれに見える茶店ちゃみせの中から先生らしい人がふいと出て来た。
私はその人の眼鏡めがねの縁ふちが日に光るまで近く寄って行った。
そうして出し抜けに「先生」と大きな声を掛けた。先生は突然立ち留まって私の顔を見た。
「どうして……、どうして……」
先生は同じ言葉を二遍へん繰り返した。その言葉は森閑しんかんとした昼の中うちに異様な調子をもって繰り返された。
私は急に何とも応こたえられなくなった。
「私の後あとを跟つけて来たのですか。どうして……」
先生の態度はむしろ落ち付いていた。声はむしろ沈んでいた。
けれどもその表情の中うちには判然はっきりいえないような一種の曇りがあった。
私は私がどうしてここへ来たかを先生に話した。
「いいえ、そんな事は何もおっしゃいません」
「そうですか。――そう、それはいうはずがありませんね、始めて会ったあなたに。いう必要がないんだから」
先生はようやく得心とくしんしたらしい様子であった。
しかし私にはその意味がまるで解わからなかった。
先生と私は通りへ出ようとして墓の間を抜けた。
依撒伯拉何々イサベラなになにの墓だの、神僕しんぼくロギンの墓だのという傍かたわらに、一切衆生悉有仏生いっさいしゅじょうしつうぶっしょうと書いた塔婆とうばなどが建ててあった。
全権公使何々というのもあった。私は安得烈と彫ほり付けた小さい墓の前で、「これは何と読むんでしょう」と先生に聞いた。
「アンドレとでも読ませるつもりでしょうね」といって先生は苦笑した。
いい縁談もあるのだが、恋人の小夏が妊娠。困った銀ちゃんは、取り巻きの一人、大部屋俳優のヤスに赤ん坊ごと小夏を押し付ける。
銀ちゃんのためならば、たとえ火の中水の中。実は小夏に惚れていたこともあり、ヤスは懸命に役をもぎ取り、出産のための金を稼ぐ。
間もなく出産というとき、橘に映画を乗っ取られた銀ちゃんのため、ヤスはかつて死人が出た階段落ちを引き受けることに……。
ちょこっと眺めるつもりが、ついつい引き込まれて読み切ってしまった。
何て切ない話なんだろう。「蒲田行進曲」のその後を、銀ちゃんの子分マコトが語る物語。銀ちゃんの破天荒ぶりは相も変わらず。
けれど銀ちゃんの可愛げが余すところ無く描かれていて、我が儘でも無茶苦茶でも愛さずにいられなくなる。
建前なんか蹴散らして本音で生きる銀ちゃんは、実は大きな大きな人だった。
子分をぶん殴りながら、罵詈雑言を飛ばしながら、それでも人を愛して大切にする思いを知っている人だった。
「宇宙の謎は解けました」かというマコトの言葉が胸に染みる。
元々頑丈がんじょうにできた身体からだだから単に馳かけ歩くという労力だけなら大して苦にもなるまいとは自分でも承知しているが、思う事が引っ懸かかったなり居据いすわって動かなかったり、
または引っ懸ろうとして手を出す途端とたんにすぽりと外はずれたりする反間へまが度重たびかさなるに連れて、身体よりも頭の方がだんだん云う事を聞かなくなって来た。
で、今夜は少し癪しゃくも手伝って、飲みたくもない麦酒ビールをわざとポンポン抜いて、できるだけ快豁かいかつな気分を自分と誘いざなって見た。
けれどもいつまで経たっても、ことさらに借着をして陽気がろうとする自覚が退のかないので、しまいに下女を呼んで、そこいらを片づけさした。
岡田は母方の遠縁に当る男であった。
自分は彼がはたして母の何に当るかを知らずにただ疎うとい親類とばかり覚えていた。
大阪へ下りるとすぐ彼を訪とうたのには理由があった。
自分はここへ来る一週間前ある友達と約束をして、今から十日以内に阪地はんちで落ち合おう、そうしていっしょに高野こうや登りをやろう、
もし時日じじつが許すなら、伊勢から名古屋へ廻まわろう、と取りきめた時、
どっちも指定すべき場所をもたないので、自分はつい岡田の氏名と住所を自分の友達に告げたのである。
「二三日前にさんちまえからもうおいでだろうと思って、心待こころまちに御待申しておりました」などと云って、
眼の縁ふちに愛嬌あいきょうを漂ただよわせるところなどは、自分の妹よりも品ひんの良いいばかりでなく、様子も幾分か立優たちまさって見えた。
自分はしばらくお兼さんと話しているうちに、これなら岡田がわざわざ東京まで出て来て連れて行ってもしかるべきだという気になった。
この若い細君がまだ娘盛むすめざかりの五六年前ぜんに、自分はすでにその声も眼鼻立めはなだちも知っていたのではあるが、それほど親しく言葉を換かわす機会もなかったので、
こうして岡田夫人として改まって会って見ると、そう馴々なれなれしい応対もできなかった。それで自分は自分と同階級に属する未知の女に対するごとく、畏かしこまった言語をぽつぽつ使った。
岡田はそれがおかしいのか、または嬉うれしいのか、時々自分の顔を見て笑った。
それだけなら構わないが、折節おりせつはお兼さんの顔を見て笑った。
そうして自分が病院に行くたびに、その話を第一の問題として持ち出した。
彼は自分のいない間まに得た「あの女」の内状を、あたかも彼と関係ある婦人の内所話ないしょばなしでも打ち明けるごとくに語った。
そうしてそれらの知識を自分に与えるのを誇りとするように見えた。
彼の語るところによると「あの女」はある芸者屋の娘分として大事に取扱かわれる売子うれっこであった。
虚弱な当人はまたそれを唯一の満足と心得て商売に勉強していた。
ちっとやそっと身体からだが悪くてもけっして休むような横着はしなかった。
「今あの女の室へやに来ているのは、その芸者屋に古くからいる下女さ。
名前は下女だけれど、古くからいるんで、自然権力があるから、下女らしくしちゃいない。まるで叔母さんか何ぞのようだ。
あの女も下女のいう事だけは素直によく聞くので、厭いやがる薬を呑ませたり、わがままを云い募つのらせないためには必要な人間なんだ」
けれども自分は少しそこに疑わしい点を認めないでもなかった。自分は三沢が便所へ行った留守に、看護婦を捕つらまえて、「三沢はああ云ってるが、僕のいないとき、あの女の室へ行って話でもするんじゃないか」と聞いて見た。
看護婦は真面目まじめな顔をして「そんな事ありゃしまへん」というような言葉で、一口に自分の疑いを否定した。彼女はそれからそういうお客が見舞に行ったところで、身上話などができるはずがないと弁解した。
そうして「あの女」の病気がだんだん険悪の一方へ落ち込んで行く心細い例を話して聞かせた。
「あの女」は嘔気はきけが止まないので、上から営養の取りようがなくなって、昨日きのうとうとう滋養浣腸(じようかんちょう)を試みた。
しかしその結果は思わしくなかった。
少量の牛乳と鶏卵たまごを混和した単純な液体ですら、衰弱を極きわめたあの女の腸には荷が重過ぎると見えて予期通り吸収されなかった。
三沢と自分はそれをほとんど奇蹟きせきのごとくに語り合った。
そのくせ両人ふたりとも露骨を憚はばかって、ついぞ柱の影から室へやの中を覗のぞいて見た事がないので、現在の「あの女」がどのくらい窶やつれているかは空むなしい想像画に過ぎなかった。
滋養浣腸(じようかんちょう)さえ思わしく行かなかったという報知が、自分ら二人の耳に届いた時ですら、三沢の眼には美しく着飾った芸者の姿よりほかに映るものはなかった。
自分の頭にも、ただ血色の悪くない入院前の「あの女」の顔が描えがかれるだけであった。それで二人共あの女はもうむずかしいだろうと話し合っていた。
そうして実際は双方共死ぬとは思わなかったのである。
例えば履歴書には意外性のあることを書くのがいいと勧める。
「趣味 マラソン」とあれば、障害のある人がマラソンを走るというギャップが生まれ、話のきっかけになるという。
障害について自分の言葉で話せるようにしておこう。職歴には小さな役職でも書こう……。
著者の紺野大輝さんは脳性まひによる障害がある。
就活での苦労や会社員の経験を踏まえて書いた。
「働くことであなたの人生は劇的に変わる」と訴える。
出演者
佐々木久美 三浦美枝 藤沢理恵
浣腸16
出演者
池内あんり中居まひろ藤野由加里
メーカー G-HISTORY
お紋:長谷川澄子 栄次郎:山本豊三 番頭:萩原実次郎
同心:遠藤健一 向野和夫
浪人:原玄三郎 初川久
町人:大島光明 小泉孝 佐々木イサ子 鈴木哲
主演:川崎敬三
「オーディションに受かったかな」―――
『レット・イット・ビー』の最後で、ビートルズが《ゲット・バック》を歌った後、
ジョンは「オーディションに受かったかな」と言って周囲を笑わせているが、
経営者が本社ビル屋上でコンサートをやるという図式そのものが、プレイイング・マネイジメントのあり方を示している。
その意味で、ビートルズは、あの屋上のオーディションに落ちたのである。
「戦後最長に並ぶ」
命名・ラーメン景気
ーーー庶民感情
(大垣・たかんボ)
税制改革は、天下国家の10年20年先を見据えた議論が必要だ。
しかし、消費税の税率を8%から10%へ上げる代わりに、ポイント還元システムが導入されるなど、国民への「ばらまき」政策が進んでいる。
敗戦で自主性の大切さを自覚 無職 日野資純(千葉県 93)
「自分が置かれている立場で最善を尽くす」。
はじめから「受け身」のようだが、戦中派としての体験から言うと、何でも自分の思い通りになるとは限らないのだから、この主張が私の出発点だ。
私が、選ぶことを最初に体験したのは、小学3年生の学級委員長選挙だった。
1、2年生の時は、古い教育制度である国民学校の初等科だ。
選挙制度改革に声上げる時期 大学教員 佐藤陽一(神奈川県 63)
出入国管理法の改正を巡る政府の説明のあいまいさと粗雑さは、国会軽視との批判を免れることができません。
国論が二分されるような重要法案の強行採決の繰り返し、党首への異論が封じられているとも思える巨大与党。
私が新聞社に送った投稿が初めて掲載されたのは、1987年7月だった。
「最も大切な選択の時」というタイトルで、消費税に納得いかず、参院選を前に、私なりの意見を地方紙に投稿した。
二十五年後の読書/この地上において私たちを満足させるもの [著]乙川優三郎
こんなに書評しづらい本は初めて。
『二十五年後の読書』は〈本読み〉で〈書評家の端くれ〉の響子が主人公、
『この地上において私たちを満足させるもの』は著名な作家となる高橋光洋の〈ボヘミアン〉的人生の断片をつづった長編小説である。
しかも「評論や批評だけが気高い山でいられるはずがない」など書評への先鋭な考察や「問題は文体であり、彫琢であった」など文章作法や文学論が随所に挿入されているので、
作家の端くれの私が偉そうに書評などおこがましいと萎縮してしまう。
ところが読み進めるうちに、この企みと思索に満ちた2冊について大いに語りたくなっていた。
が、評する者と評される者、読者と創作者との違いこそあれ、響子と光洋が真摯に文学と対峙しているのと同様、一字一句に対する著者の研ぎ澄まされた感性が伝わってくるので、
カクテルの一滴、ボッサのリズムといったものまでが普遍的な輝きを放ってくる。
この2冊は上下巻ではない。
響き合い、呼応し合っているものの独立した小説だ。
とはいえ、著者は大胆な仕掛けも用意している。『二十五年後の読書』で、響子は自分にとって究極の文学の象徴ともいうべき恋人の作家と別離、
生きる気力を失ってしまう。そこへ届けられたのが作家の最新作で、その書名が後者のタイトルになっている。
つまり『この地上において』は、響子の胸に迫る傑作として読者に提示される。
これは相当な勇気、いや自信がなければ出来ない芸当だ。
近年は江戸から昭和、現代へと時間軸を進め、さらにここ数冊では海外まで、縦から横へも視野を広げている。
ということは、著者はなにか大団円のようなものを構築しようとしているのではないか。
文学の豊穣という大団円、私の勝手な想像だけれど。
文学は、空腹を満たしてくれない。天災や戦争から人間を守ってもくれない。
生きるのに精いっぱいな人々には無用の長物ともいえる。
でも、響子の気力を蘇らせることができたのは、文学の力だった。
光洋が遺そうとしたものも、国や民族の違いを超えてうけつがれてゆく広義の文学である。
死や別離や苦悶の先にある希望、それが文学だよーーと、そんな著者の声が聞こえてきたような。それは文学だけに留まらない。
人間にとって充足とは何かという重い問いかけが、この2冊にはつまっている。
◇
乙川優三郎 おとかわ・ゆうざぶろう 1953年生まれ。作家。
『五年の梅』で山本周五郎賞、『生きる』で直木賞、『脊梁山脈』で大佛次郎賞。
『太陽は気を失う』『ロゴスの市』『トワイライト・シャッフル』など。
60歳から走り始めた。これまでにハーフマラソンに9回、フルには2回出場。
タイムは速くないが、すべて完走できた。
当初は長い坂道を上りきると死にそうなぐらい呼吸が荒れたが、今はそう乱れない。
おかげで若い時より体力もついた。
私は肉体労働者だが、今も現役だ。
昨秋は「三河湾チャリティー100`歩け歩け大会に参加し、25時間で完歩した。
先日は地元伊勢のハーフマラソンに参加し、内宮前で野口みずきさんとハイタッチした。
夢は90歳でもフルマラソンんを完走することだ。
今年も楽しく走り続けたい。
腰あたりまで十数年伸ばしていた髪を肩の長さまでばっさり切りました。
今回のように髪を短くしたのは初めてです。
ライオンズクラブが、小児がんの治療で髪を失った子どものためにウィッグ(かつら)を贈る活動に取り組み、
その輪が広がっていることを知りました。
私は5年ほど前から新聞のスクラップを続けている。
きっかけはサッカーW杯ブラジル大会の躍動的な写真をずっと手元に残しておきたかったから。
そんたに子いじめてなんとす 無職 山岡彰(神奈川県 71)
私が住んでいた秋田市の南外れになまはげが訪れるのは1月15日の小正月であった。
来るのは「やまはげ神」。
わら靴のまま人家に上がり、おなじみの「泣ぐ子はいねがぁ」「おねしょたれるがぎはいねぇがぁ」
「へんへ(先生)の言うごど聞かねわらしはいねがあ」とのたまいつつ、子らに過ぎた1年を反省させ来たる1年への決意を迫る。
特攻に関する本との出会いが人生の転機となりました。
表紙に映るのは出撃前の5人の少年飛行兵。
そのうちの一人が当時17歳の私の伯父でした。
目元が父とわが子にそっくりで、伯父が特攻で戦死したことを知らない私は衝撃を受けました。
「この事実を子どもたちに語りたい」。
そんな思いに突き動かされました。
韓国の俳優、ペ・ヨンジュンさんほど心ひかれた人はいない。
平成15(2003)年放映のドラマ「冬のソナタ」でファンになり、そ
わたしの平成 心の一番星 「家なき子」のすずは私の鏡映し 無職 菊池薫(新潟県 38)
十代の頃、私はいじめられる方だった。いつもびくびく。
特に中学時代は学校へ行くのが億劫(おっくう)で、朝なんて来なければいいと思
わたしの平成 心の一番星 フレディに亡き娘への思い重ね 主婦 平戸知子(愛知県 59)
平成3(1991)年11月24日、英バンド、クイーンのフレディ・マーキュリーがエイズのため亡くなった、とテレビのテロップが伝
かつて「象をも倒す」といわれたジョージ・フォアマンが、10年ぶりにプロボクサーに復帰したのは38歳の時。「どうせお金に困って
わたしの平成 心の一番星 SMAPと共に歩いていきたい 会社員 瀬下綾乃(神奈川県 30)
かけがえのない宝物、それはSMAP。
中学3年の秋、初めてコンサートに行き、ステージの上でキラキラ輝く5人の姿に圧倒されま
わたしの平成 心の一番星 車谷長吉さんの言葉が救いに 主婦 道岡加津子(山口県 52)
新聞や雑誌の人生相談が好きだ。
悩んでいるのは自分だけではないと安心する。
自分の相談でもないのに、回答を読んで励まされたり腑
小学校教員 松井あかね(神奈川県 38) 母になりました。職業柄、子どもたちをいとおしく思うことは多くありましたが、我が子へのそれはなおのことです。妊娠・出 ……もっと読む>>
「先生は断酒する」から30年 小学校非常勤講師 赤嶺進一(神奈川県 69)
受験浪人中に酒をおぼえ、博多の港で日々、台湾バナナの積み下ろし。
もらった日銭は酒代に化けた。 両親を嘆かせた
壁だった父の背中を追いたい 作業療法士 溝口洋一(三重県 47)
晴天に恵まれた昨年の師走最初の日曜日。
今年77歳になる父が20回連続でマラソン大会完走の快挙を遂げた。
かつては自分も一
次世代につけ押しつけた平成人 無職 古田正信(群馬県 68)
昭和は、戦争拡大、敗戦、貧困、がむしゃら、国民総中流、バブル謳歌(おうか)と、悲惨なこともあったが、楽しいこともたくさんあっ
平成元(1989)年4月、夢の大地、福島県大熊町の山中に念願の山小屋が完成した。夫と夢見た「田舎暮らし」の始まりだ。
イワナやニジマスの泳ぐ川、モリアオガエルの池、蓮田(はすだ)にはタニシ、ワサビ田やクレソン、秋にはきのこがニョキニョキ……。
木々に囲まれた桃源郷の風景に、訪ねてくれた友人知人、親族が感激してくれた。
後に生まれた小さな孫も気に入ってくれた。
初めは、夫がまだ仕事をしていたので埼玉県の自宅から週末に通った。
早期退職して2年、山小屋暮らしをした後、実家の仕事を手伝うため再び埼玉との往復になったが、福島に夫婦の墓も建てた。
ここが終(つい)のすみかになると思っていた。
だが、22年後――。東日本大震災で原発事故が起き、放射性物質が桃源郷に降った。
「愛する風景は死んだ!」と夫は泣いた。
山小屋を奪われた夫は、その後、実家の仕事も辞め、酒浸りとなった。
そして炎暑の昨夏、とうとう体が悲鳴を上げた。
夫は私たち家族に看取(みと)られ、この世の悪夢から天界へ飛び立った。
平成最後の秋の9月24日。76歳だった。
平成は、沖縄の基地問題が政治課題として浮上した時代でした。
でも政府は昨年末、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設のため、名護市辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂を投入し始めました。
沖縄の心が結局は無視されたと感じざるをえません。
昭和から平成に変わるころ、沖縄では米軍演習による原野火災が多発しましたが、本土で知る人は少なかったと思います。
転換点は沖縄の米兵による少女暴行事件が起きた平成7(1995)年。事件に抗議し宜野湾市で開かれた県民総決起大会には8万5千人もが集まりました。
私も参加し、「これで基地問題は解決に向け動くのでは」と思いました。
【北京=中沢穣】中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが)4号」が三日、世界で初めて月の裏側に軟着陸し、至近距離での撮影に成功した。
月は地球に常に同じ面を向けて回っているため裏側は未解明な部分が多く、地形や鉱物資源などを調べる。
急速に技術力を高める中国に対し米国は警戒を強めており、米中の覇権争いが宇宙分野でも激しくなりそうだ。
・・・ 月の裏側からは直接、地球に電波が届かないため、昨年五月に打ち上げた通信衛星を中継して交信する。
起伏が多いとされる地形や、地質構造、中性子線などを調べる。オランダやドイツなどとの共同プロジェクトも行う。
第9回「冥土二人旅」
念仏の富五郎(緒形拳) お遊(嘉手納清美) お品(小園蓉子)
目明し(伊豆見英輔) 代貸(榎木兵衛)ドラマデータベース
箱根駅伝が好きで必ず見るが、疑問に思うことがある。
ケガをした選手への対応だ。
今年、1区のスタート直後に転んで足を痛めた選手がいた。
そのまま走り続けたが、途中から明らかに遅れ始め、つらそうだった。
大東文化大の奈良修監督は走るのをやめさせなかったが、棄権させてすぐ受診させるべきだったと思う。
残り21キロ以上を走り続けた大東大の新井康平(4年)について、奈良修長距離監督(47)は4日、
競技復帰まで約半年かかる見込みで
東海大の初優勝を後押しした「GO東海」の秘密――箱根駅伝2019「TVに映らなかった名場面」往路編 - EKIDEN News ...
昨年お父様が亡くなり、大八木監督が親父かわりになって支えると言った選手です。
... 西本 もうひとつ、大東文化大学の新井康平選手が転倒してあわや繰り上げスタートになるかという場面もありましたね。
私はトランスジェンダーMTF(男性として生まれたが女性として生きる人)です。
マイノリティーであることに覚醒し、確信を持てたのは40代後半です。
人生の大半を性別違和を抱えながら生きてきました。
医師の診断を受け、「女性の心で男性のからだ」という自分と向き合えました。
沖縄の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事を止めるよう求める嘆願書の署名に、タレントのローラさんが賛意を表した。
テレビや新聞でも取り上げられ賛否あるが、是非も含め国民が政治を語れる機会となれば大きな意義がある。
憂鬱な朝変えたコーヒーの乾杯 会社員 藤巻詩織(東京都 29)
冬の朝、最寄り駅へ差しかかった時のこと。30〜40代ぐらいの男女5人のグループが輪になっていた。
どこか楽しそうで、「かんぱ〜い」「おはようございまーす」との声が澄んだ空に高らかに響いた。
この映画「蛇と鞭」を見て下さい。
https://ero-video.net/movie/?mcd=UveL0jZTXryTlS9k
特に42分あたりからです。
映像美と言った感じです。
2019年1月14日01時11分
独自の理論で日本古代史に大胆な仮説を展開した哲学者で、
国際日本文化研究センター(日文研、京都市西京区)の初代所長を務めた文化勲章受章者の梅原猛(うめはら・たけし)さんが12日、死去した。
93歳だった。
60年代から日本文化研究に傾倒し、72年に奈良・法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮めるために建てられたとする「隠された十字架―法隆寺論」を出すと、
73年には万葉歌人の柿本人麻呂は流刑死したとする「水底(みなそこ)の歌―柿本人麿論」を刊行。
通説を覆す独創的な論は「梅原古代学」と呼ばれ、大きな反響を呼んだ。
80年代前半には、日本文化を総合的に研究する中心機関の必要性を訴え、当時の中曽根康弘首相に直談判するなど政府関係者を説得。
日文研の創設にこぎ着け、87年に初代所長に就任した。
一方で、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の創作など劇作家としても活動し、多才ぶりを示した。
99年に文化勲章受章。97年から日本ペンクラブ会長を3期6年務めた。
2004年には「九条の会」呼びかけ人となり、11年には東日本大震災復興構想会議の特別顧問となった。
日本が国家戦略として進めてきた原発輸出だが、採算性の問題などから実現性に疑問符がつき、岐路に立たされている。
原発輸出が計画されていたイギリスやトルコなどの現状を取材した。
香港の自由は守られるのか
香港返還後50年間は約束された一国二制度、そして、表現や言論の自由が中国の巨大な経済力と政治的圧力によって脅かされている。
雨傘運動で勢力を伸ばした香港の民主派に何が起きたのか。
反発した市民は幹線道路を2ヶ月半に渡って占拠。
デモを呼びかけた香港大学の戴耀廷准教授ら9人は公衆妨害煽動罪に問われ逮捕された。
中国の圧力は日本の国会にあたる立法会にも及んでいる。
雨傘運動後、多くの民主派議員の資格が剥奪される事態が起きた。
選挙戦では民主派李卓人候補ではなく無名で新人の親中派陳凱欣候補が大差で勝利した。
招かれたのは香港の独立を主張する党首。
建物の外には講演会を中止させようとする親中派の人々が押し寄せていた。
その後、香港政府は香港民族党に活動禁止命令など香港記者らが通報された。
去年11月都内で香港のプロモーションイベントが行われ、林鄭月娥行政長官らが出席。
記者会見で日下部さんは香港の自由について林鄭月娥行政長官に聞いた。
「一国2制度はしっかり機能している」などと返答し心配ないという。
香港と中国の出入橋手続きが西九龍駅でできるようになり、中国当局の職員が多数配置されている。
高速鉄道でわずか14分で中国 ・深?に日下部さんが到着。
中国ではグレーターベイエリアという巨大な経済圏をつくろうとしている。
香港・東涌で取材していると、日用品を購入している中国人がたくさんいた。
押し寄せる観光客にマナーを掛けている王進洋さん。
開通したことで住民の暮らしにも影響が出ていた。
平野数馬(島田順司) 遊女花の香(北川めぐみ) 扇屋のおかみ(町田博子)
与力(矢藤昌宏) 梶田良江 笹川美智子 深町真喜子 坂巻祥子 西原泰江
光でんすけ 露木護 瀬山孝司
作詞:関沢新一 作曲:安藤実親
来る日が毎日 おんなじだったなら
昨日も今日も なんの意味もない
何かが起るから その日があって
チャンチャンチャーン 砂ぼこり
斬られてつかれて 百年目
やらなきゃならない 奴がいる
とわかっていたら 生きるハリがない
一寸先なら まっくら闇よ
まっくら闇から 何かを掴む
チャンチャンチャーン 砂ぼこり
斬られてつかれて 百年目
いつかはひろがる 青い空
この世に涙なんか なくてよい
口先だけだから あの人だって
だまされましたと 涙をながす
チャンチャンチャーン 砂ぼこり
斬られてつかれて 百年目
だまっちゃいないよ 腹の虫
今年の夏は参院選がある。
国政選挙では一昨年の衆院選以来だが、野党はあの選挙の反省を生かして欲しい。
衆院選の混乱といえば、小池百合子氏の「排除」発言が取り上げられるが、それ以前に希望の党が公認する際に署名を迫った政策協定書の内容が問題だった。
国民は与党との違いを見いだせず、混乱したと思う。
デザートがまだ来ない。店員さんに声はかけてあるのだが。もう一度頼んでみた。
彼はハッとした顔つきで素早く運んでくれた。「申し訳ありませんでした」。
多少ぎこちない日本語だが、口調から誠意が伝わってきた。
名札には「李」とある。留学生のアルバイトだろうか。
オーダーしたのは日本人の店員さんで、1度目に声をかけたのも日本人の同じ店員さんだった。
旅行ジャーナリストの兼高かおるさんが亡くなった。
テレビ番組「兼高かおる世界の旅」が始まった当時、私は高校生で海外旅行は夢のまた夢だった。
日本で海外渡航が自由化されたのは1964年。
放送開始から数年後のことで、この番組を見て海外旅行に出かけた人も大勢いたことだろう。
日韓関係が険悪な状況になっています。
大学で朝鮮半島の近現代史を研究し、韓流ブームの前から韓国映画を愛好していた私にとって悲しい現状です。
そんな中、史上最年少で囲碁のプロ棋士になる仲邑菫(なかむらすみれ)さんのニュースが報じられました。
強豪国の韓国で修業を積み、流暢な韓国語を話すそうです。
「エイジングニッポン」(6日本紙)を興味深く拝読した。
居場所がないとか生きる価値がないとか、誰もが一度は抱いたことのある感情ではないだろうか。
私も10代から30代の頃、理想の自分になれないふがいなさを抱え、人生に迷っていた。
「自己肯定感」という言葉を知り、最近腑に落ちた。
散歩から家の近くに戻ると、ごみステーションに年末年始の生ごみが山と積まれ、一部が散乱するひどい状態だった。
1人の作業員がごみにまみれながら収集車に詰め込んでいる。
そこへ通りかかった小学5〜6年ぐらいの少年4人が声をかけた。
「手伝いましょうか」
作業員は丁寧に断って頭を下げた。
すると少年たちは「頑張って下さい」と言い、心配そうに振り返りながら立ち去って行ったのだ。
その作業員はどんなにうれしかったことだろうか。
体裁を「補正下着」で整える(神奈川県 石井彰)
酷暑五輪に仏が冷や水(千葉県 小林幸男)
一芸を駆使し万芸発揮する(兵庫県 岸田万彩)通説疑った哲学者梅原猛さん
在りし日を九条も偲(しの)ぶ通夜の席(大阪府 宮本一夫)
「昔ばなし」声に癒やされ寝ちゃったネ(奈良県 長谷川カズオ)市川悦子さん
見納めと開き直ってみる相撲(東京都 上田耕作)稀勢案ずる句多数
「替え玉」
昔――受験
今――機長
(東京・胸算用)
米軍機のごう音が、室内に響き渡った。
「毎日この爆音に悩まされ、事故の危険におびえて生活している。県民投票で意思表示をしたい」。宜野湾市の男性(67)は自宅で怒りをあらわにした。
2月14日の告示まで1カ月を切った。宜野湾市での実施は見通せない。男性は近隣市町村への転居も真剣に考えたが、今からでは投票資格は得られない。
何とか投票したいと、切実な思いを抱く。
11日午後9時すぎ、琉球新報編集局に1本の電話が入った。「宜野湾市に住んでいる。今から近隣自治体に引っ越したら、県民投票はできるのか」。
男性の痛切な声だった。
県によると、県民投票条例では投票資格は公選法の規定による。これから転出しても、2月24日までに他市町村で投票権を得ることはできない。
男性にそう伝えると「やっぱり難しいか…」と声を落とした。
「地元の青年が頑張って、ここまで来た。心が痛まないのか、市長に聞きたい」と、不参加を表明した松川正則市長に疑問を呈する。
・・・ 子や孫がおり「表立って反対したら迷惑が掛かるかも」と懸念する。1、2年前は辺野古へ抗議に行っていた。
最近は体力的な衰えもあり、参加できていない。「辺野古に行けないけれど反対と示したい人は多いと思う。県民投票の意義は大きい」と話す。
「実施に反対した市議や市長は、市民のことを考えていない。権利を奪うような行為はおかしい」と強く批判する。
埋め立てに賛成でも反対でも、県内のどこに住んでいても、同じ沖縄県民。
全市町村で実施できるよう願い、投票日まで県や市の動きを注視するつもりだ。
雇用調整助成金を受け取っていた企業の被害はさらに大きいと指摘する声もある。
新橋にある事務所で社会労務士の浅野さんは顧客への電話に追われる。
厚労省は雇用調整助成金の過少支給は約30万件30億円分あったと発表。
2009年にこの助成金の利用者が最も多くなり約250万人の労働者が対象となった。
しかし厚労省HPにはこの助成金についての相談窓口はなく気づいていない事業主が多いという。
2004年当時までさかのぼって「何が起きたのか」検証していかないとなどとした。
いまは疑問となっていることを徹底的に明らかにし責任を取るべき人が責任をとるべきとした。
また「どうせ」が怖いとし真実が明らかになるまで粘り強く関心を持ち続けることが大切とした。
東京・新宿区にある「ESPORTS CAFE」では、オンラインゲームができる。
プレイに熱中する若者は24時間絶えることがない。
世界のゲーム人口は24億人に達するとも言われている。
ゲームへの強い依存が、人体に与える影響に懸念する声が出ている。
ゲームによる指の酷使で、ガングリオンと呼ばれるこぶが手の甲にできてしまう人いる。
強く懸念されるのが脳への影響で、ゲームへの依存の結果、機能の一部が低下するという。
WHOは今年5月にも「ゲーム障害」を正式な「病気」として認定し、治療や研究の必要性を各国政府に働きかけていく方針である。
アメリカのゲーム業界の団体は「病気と定義する客観的なエビデンスはない」と反発しているが、
WHOの担当者はゲーム障害が病気であるという研究報告などが蓄積されてきているとした。
関東地方に住む16歳の高校生は去年、スマートフォンを使ったゲームが止められなくなったという。
母親も息子の異常な状態に気づいてはいたとのことで、家の中の壁には穴が空いており、家族が止めようとすると暴力を振るうようになったとのことである。
家族は青少年センターなどに相談したが、「思春期だから、やりたいだけやらせればいつかは飽きるから」などと言われたという。
高校生がゲームにのめり込むようになったきっかけは高校受験で、塾の講師から厳しいことを言われ、現実逃避で始めたゲームが止められなくなったとのことである。
家族は病院に連れて行くことを決断した。
久里浜医療センターでは8年前からネット依存外来を開設しており、高校生は入院することとなった。
さらに、「ゲーム障害」患者の7割は未成年で、特に中高生に多いとのことである。
最新の研究で、ゲームへの依存が強い人はキャラクターの画像など、ゲームを連想するものを見ただけで脳が反応することが確認されている。
また、依存の高い人は前頭前野の血流が悪くなり、理性の働きが低下するという。さらに、海外の研究論文の一部では「脳の一部が萎縮している」と書かれている。
韓国では2002年、オンラインゲームを長時間続けた24歳の男性が重いエコノミークラス症候群で死亡する事故があり、
2010年には男子中学生がネットをめぐる口論の末に家族を殺害した。
そして、2011年から「シャットダウン制度」が導入され、オンラインゲームをするときは年齢確認が必要となった。
満16歳未満は午前0時前になると、画面に警告文が表示され、強制的にシャットダウンされる。
スマートフォンや充電器は金庫で管理されており、インターネットは一切禁止となっている。治療の対象となるのは満13歳〜19歳までで、医師の診断や国の調査で「依存が深刻」とされた少年少女たちである。
専門家によるカウンセリングや運動療法が行われている。
グループディスカッションでは「自分にとってゲームとは。インターネットとは何なのか」という題で討論が行われた。
「国立青少年インターネット依存治療センター」での生活は入院ではなく「キャンプ」と呼ばれ、「メンター」と呼ばれる若者が24時間サポートにあたって共同生活を送っている。
キャンプの期間は2〜3週間で、学校は欠席にならないという。
費用は原則として食事代のみで、低所得世帯の子どもは無料である。
キャンプを過ごした青少年の中には、スマホをガラケーに替えると話した人もいるという。
日本でも本格的な取り組みが始まろうとしている。
しかし、電通入社1年目の高橋まつりさん(当時24歳)が過労死認定された事例のように、ニュースとして取り上げられることはあまり多くない。
内部情報がリークされたり、遺族が記者会見を開いたりしない限り、企業名はなかなか表に出てこないからだ。
遺族が会社名を公表すれば、社会的には大きなインパクトがあり、労働環境の改善などにつながる可能性がある。
しかし、メディアの前に姿を表す遺族は少数だ。
全国過労死を考える家族の会・代表の寺西笑子さん(67)=京都府=は、「誹謗中傷などに晒されるので、行動を起こすには勇気がいる。
そもそも泣き寝入りする遺族も多い」と過労死遺族が置かれた苦境を語る。
寺西さん自身も1996年に夫の彰さん(当時49歳)を過労死で亡くしている。
飲食店の店長をしていた彰さんは、長時間労働や社長から強いプレッシャーを浴びせられ続け、
自宅から1qほど離れた市営団地の4階から飛び降りた。
「『助けてあげられなかった』と自分を責めました。
一方で、夫を恨む気持ちもありました。
『何で相談してくれなかったんだ』『子どももいるのに』って。当時は自殺に対する偏見もありました。家族でさえそうなんです」
寺西さんによると、遺族が言い出せない背景に「過労死は自己責任」という風潮があるという。
誹謗中傷への恐れや社会の無理解のために、遺族が責任を内向きに抱え込んでしまいがちなのだそうだ。
何が原因かよく分からないんです。また、過労死を主張しても、周りからは『なんで辞めなかったの。
なんで辞めさせなかったの』と批判されます。自殺だと特に言えない。
『精神が弱い』『個人の責任だ』で片付けられてしまうんです」
一般に過労死する人はまじめで責任感が強く、仕事や悩みを一人で抱え込み、周囲に話さない傾向があると言われる。
寺西さんの場合は、彰さんの葬儀で土下座して謝る社長たちを見て、「会社に責任がある」と思ったそうだ。
寺西さんはその後、労災を申請、裁判では会社に責任を認めさせた。
裁判の過程で、夫の過重労働が判明し、会社の中でいかに頑張っていたかが分かったという。
理由は子どもへの配慮だ。当時は過労自殺に対する認定基準がなく、長期戦が予想された。
「上の子は大学2年生でしたが、下は中学2年生でした。高校受験が成功するまでは動けなかったんです」
子どもがいる場合、配偶者が亡くなれば、残された一方は子育てをしながら働かなくてはいけない。
そんな中、労災を申請したり、裁判で戦ったりするのは大きな負担になる。これも遺族が表に出て来づらい理由の1つだという。
しかも、労災が認定されたり、裁判で会社への慰謝料や損害賠償請求が認められたりしても、悩みは尽きない。
寺西さんは「認定されてホッとした反面、補償のためにやって来たのかと思えて、急に嫌悪感を覚えました」と語る。
ある遺族は、裁判に勝訴したことが新聞に載ったところ、周囲から
「亡くなったけど、これだけもらえて良かったな」「もう働かなくていいな」
などの心ない言葉をかけられ、ひと前に出るのが怖くなったと話していたそうだ。
今年初めて作られた「過労死白書」の中には、遺族を支援する弁護士や遺族のコラムも掲載されている。
寺西さんはその中で、「被災者は中高年が主流だったのが、近年は若年層に広がり、娘や息子を亡くした親御さんや、婚歴の浅い子どもを抱えた妻が相談に来られています」と記した。
「配偶者を失っても子どもがいる場合は、生活と子どものために、頑張ろうと思える。
でも、過労死で子どもを失った親御さんは、『生きる希望』が絶たれてしまうんです。
何をしても子どもは生き返って来ません。(亡くなったことと業務の因果関係の)立証責任は遺族側にあるので、労災認定のハードルはとても高い。
そうした中で、「顔出し」で声をあげた高橋まつりさんの母・幸美さんに対し、寺西さんは「私もこうして取材で話せるようになるには何年もかかりました。
大変な勇気がいったと思います」と賛辞を贈る。
寺西さんは「電通では1991年にも過労自殺が起きているだけに罪が重い。
遺族に謝罪と誠意ある対応をしてほしい。
電通だけでなく、日本全体が働き方への意識を変える必要があります」と話していた。
(弁護士ドットコムニュース)
安倍晋三首相の戦後70年談話に「侵略」や「おわび」という言葉を入れるかどうかが問題になっています。
私は言葉以前に、もっと大切なものがあると感じています。
学校における歴史教育です。
学校では、第2次世界大戦の負の部分はあまり教えられていないように思います。
特に近隣諸国への侵略などについて触れられていないと感じます。
ドイツの例を見るまでもなく、負の部分に光を当てて過去を反省してこそ、世界に認められ、過ちを繰り返さない日本になると思います。
北海道から沖縄まで、国内には米軍が使用できる施設が結構な数あります。
専用基地や自衛隊との共用基地、一時使用可能基地を加えると、その数は130余。
首都圏だけを見ても、東京・南麻布にはニュー山王ホテルのように米軍関係者のみが利用できる宿泊施設や、多摩地域には米軍専用のゴルフ場さえあります。
さらに空に目をやれば、東京の米軍横田基地の上空を中心に神奈川、静岡から新潟県まで1都8県に及ぶ米軍の管制空域が広がります。
このような米軍の空域は全国に散在しています。
当然そうした空域は許可がないと民間航空機は飛べません。
遠回りでもそれを迂回(うかい)して飛んでいます。
「『国立大卒でその仕事』に憤慨」(4月19日)を読んだ。
私も同感で、同じような経験がある。国立大卒で高校教員をしていた。
しかし、体調不良で退職した。
周囲から「もったいない」と何度も言われ、自己嫌悪や人間不信に陥った。
教育関係者からも何度も言われ、人と話すのが本当に嫌になった。
いまは精神保健福祉士として医療機関に勤務し、社会活動も無理のない範囲でしている。
結局、日本人の多くは学歴や職業で人間を評価し、自分の価値観で人を決めつけるのだと感じている。
塾講師や家庭教師として働く大学生の間で、休めなかったり、残業代が出なかったりする「教育ブラックバイト」の被害が目立つ。
業者によっては違法な契約を結ばせているところもあるという。
学生には、受験勉強でなじみの深い世界だが、注意が必要だ。
「西宮市役所に到着して見たものは、被災者と市職員とボランティアが、区別もつかずに右往左往している光景だった」。
ボランティアに駆けつけ、後にまとめ役となった伊永勉(これながつとむ)さんが書いている
▼地震は1995年1月17日の早朝に起きた。
その後の60日間を記録した『ボランティアはいかに活動したか』を開くと、手探りの様子が伝わってくる。
市役所の1階に勝手に陣取り、テーブルクロスを切って腕章を作った
▼問題が次々と起きる。支援物資のおにぎりが腐り始める。
日本語の不自由な外国人にケアが届きにくい。
神戸市の会社員中村翼さんは23年前、阪神・淡路大震災の当日に生まれた。
成長する姿をテレビが追い、小学生になるとプロ野球の始球式に招かれた
▼「思春期にはそれが負担で悩んだ。何千人も亡くなった日に僕は単に生まれただけ。
何もやり遂げていない。誕生日を隠すようになりました」。
大学で防災教育を学び、心境が変わる。東北の被災地でボランティアをし、仮設住宅の人々と話をした。
両親に生まれた日のことを尋ねたのはその後である
▼揺れた瞬間、父が母に覆いかぶさったこと。火の手が見え、家を出たこと。
避難先の小学校で破水したこと。見ず知らずの女性が車で休ませてくれたこと。
病院へ向かう道が渋滞し、警官に頼み込んで車線の脇を誘導してもらったこと
▼4時間かかってたどり着いた病院が停電していたこと。
父の懐中電灯に照らされて生まれたこと。倒壊の恐れから病院を出たこと。
深夜まで産湯を使えなかったことー。
自分が生きているのはまさに奇跡だと思った
半次郎 杉江廣太郎 鎌吉 柳瀬太郎 目明し 水木京二 頭目 北村大造
地廻り 須賀俊夫 お竜 牧紀子 野分の文蔵 鈴木瑞穂
2020年東京五輪・パラリンピックの招致を巡る贈賄疑惑問題について、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が15日、東京都内で記者会見し、関与を改めて否定した。
質問を受け付けず、竹田会長による説明も7分で終了。
記者会見に出た海外メディアは疑惑やその対応をどうみたのか。
2016年のリオ五輪も取材したAPのスティーヴン・ウェード記者は、疑惑について「この状況はブラジルでも、ソルトレークでも見た光景だ」と語る。
記者会見で一切質問を受けなかったことについて、「竹田会長は政治家。会見で言った言葉が、後で自分の首を絞めることを恐れ、何も話さなかったと思う。
IOCにしてみれば、記者会見など開いてほしくなかったのではないか」
「東京五輪に与えるインパクトは大きいと思う」と話す。
「失望した。かえって、疑惑が深まった。ただ、ステートメントを読み上げるのではなく、断固して戦うとか、
どんな種類のコンサルタントだったのかを説明するべきだった。
少なくとも質問を受けるべきだった」と述べた。
ブラジルのテレビ局のグローボのカルロス・ジル記者は、今回の記者会見について
「大変がっかりした。記者たちは怒っており、竹田会長やJOCがより悪い立場に立たされることになったと思う。
竹田会長たちにとってマイナスになったと思う」と話した。
まるで毎日が早慶戦の騒ぎなのだ」。
日本が米英を相手に戦争を始めたころを振り返り、作家の安岡章太郎が書いている。
ラジオの騒ぎぶりが、当時大人気の学生スポーツのようだったと
▼77年前のきょう、日本軍が米ハワイの真珠湾に奇襲攻撃をした。
今でも大学入試に多く出題される『天声人語』。
しかしここ数年、文章中に「引用が多すぎる」「何が言いたいのかよくわからない」
「何が何だか訳がわからない」といった厳しい指摘が一般読者からも聞かれる。
往年の輝きを取り戻すためにその問題点を抉り出し、分析する。
数多くの受験生を難関大学に合格させてきた実績をもつ、林 修先生に新聞について語って頂ました。
なぜ新聞を読むといいのか
大学入試問題では、小論文を書く出題が増えていますね?
はい、多くの大学が、学ぴの基礎の基礎ともいえる「読み書き」の能力を試したいと考えているからでしょう。
東大など難関校では、新しい話題を取り上げて出題するケースが多いので、社会や時代に関する情報感度の高さも求められています。
ずばり「新聞を読む習慣を身につける」ことです。
幅広いジャンルの最新情報を網羅している新聞は、読み書きのスキルと情報感度を養うのに最も適した素材だからです。
今はインターネットでも最新の情報を、キャッチできますが?
新聞には、ネットにない「一覧性」があります。
紙面を見渡すたびに、さまざまな情報を一覧できるので、意外なことが頭に飛び込んできてそれが頭に残り、いつのまにか知識の引き出しが増えていきます。
それが視野が広がることにもつながります。
そうやって中学・高校の若い間に、多くの人の知恵を自分の頭に入れることができます。
そもそも「学ぶ」ことは「真似」ぶことなんですから。
では次に、書く力をつける方法は?
読み書きは、文字通り「読んで書いて」です。
新聞を読んだら、記事を書き写しましょう。
私は特に社説の書き写しをすすめます。
いうまでもなく社説は、名だたる新聞記者が今、ホットな問題を論じたものです。
筆者は客観的な事実を提示したうえで、それに対する自分の価値判断を述べていきます。
この事実と判断を明確に分けて文章を組み立てることが、実は小論文のキーポイントなのです。
社説というお手本を、どこが事実でどこが価値判断なのか、意識して読みながら書き写す行為を続けていけぱ、
論理的な文章の展開の仕方をつかめますし、事実と判断を混同しないようになります。
何でも簡単にコピー出来てしまう時代だからこそ、読んで書いてという基本的なことが大事なのです。
語彙が豊富になるし、漢字も覚えるし、時事問題を見る目も養われる。
社説の書き写しは一石三鳥ですよ(笑)。
新聞を読む習慣は、大学受験だけでなく将来のためにも役立つ
入試に出るから天声人語を読む、社説を読むという視点はさみしいと思いませんか。
大学で自分を高めて社会で活躍するために、文章をきちんと読み解く力や、
人とロジカルに話したり言葉をうまく使いこなしたりする力を習得することが大事なのです。
私はよく「つねに目を動かし、ものをよく見て考えろ」と話しますが、新聞を読む習慣はその第一歩です。
ぜひ、新聞を通して多様な情報に触れるおもしろさを、知ってもらいたいと思います。
そうすれば必ず、「知の足腰」がしっかり鍛えられ、将来にわたって知の世界を広げていく道が開けるはずです。
1965年、愛知県名古屋市生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校の現代文講師。東京大学法学部卒。
現在、東大特進コースなどの難関大学向けの講義を中心に担当。
東進CMでのセリフ「いつやるか?今でしょ!」で大ブレイク後、テレビ番組のMCや講演会など、活躍の場を広げている。
先月末にあった安倍首相の米議会演説は東アジアをめぐる歴史認識問題に焦点が当たったが、それよりも私が違和感を覚えたのは、日米関係史を語ったくだりだ。
「日本にとって米国との出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。
それは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています」幕末にやって来たペリー提督やハリス総領事が米国の民主政治を日本に伝えたとは、ちょっと聞いたことがない。
彼らの狙いは捕鯨船の寄港地、そして貿易相手としての日本だったはずだ。
・・・安倍首相は、リンカーンのゲティズバーグ演説にも触れている。
日本人は、あの「有名な一節」に「民主政治の基礎を求めてきた」と。
それはその通りだ。
「米国の民主主義との遭遇」を語るなら、150年以上前まで無理にさかのぼらなくても、ふさわしい挿話が69年前にあったのだ。
ところが、安倍首相は憲法には言及しなかった。
外交と安全保障で米国に依存しながら、その米国が「押しつけた」として現行憲法は否定したがる。
戦後の一部保守派が抱え続けた矛盾が演説に反映されたと考えれば、奇妙なことではないのだろう。
安倍政権は安全保障法制の関連11法案を閣議決定した。
自衛隊の海外活動を大幅に拡大するという。
あれよあれよという間に日本が戦争に近づいていくかのようで、危機感を覚える。
「集団的自衛権の行使」が安保法制の大きな柱だという。
安倍晋三首相は、その例として中東・ホルムズ海峡での機雷掃海をあげた。
機雷を敷設する国としてイランが想定されているという。
だが、イランがそんなことをすれば米国と軍事衝突し、国の生命線である石油の輸出ができなくなる。
そこまで愚かな国とは思えない。
安倍首相の主張は、法案を正当化するための方便ではないだろうか。
米海軍厚木基地の近くに住んで40年になります。
米空母が横須賀基地に来るたび、空母のジェット戦闘機が厚木基地にやってきて、頭上を飛び回ります。
昼間だけでなく夜も、発着の訓練を繰り返すのです。
皆さんは戦闘機の爆音を聞いたことがありますか。
そのすごさは、言葉では表せません。
うちの真上を飛ぶ時は、頭が割れるかと思います。
もちろん、住宅の防音工事は国の予算でやってもらいました。
それでも、窓ガラスがびりびり振動するのが分かり、うんざりします。
最近は、2機編成で、主翼をくっつけるように並んで飛びます。
墜落の恐怖にもおびえながら、暮らしているのです。
しかし、権力に殺害された結果、期せずして伝説となった作家もいる。
小林多喜二である。
現代においても、日本共産党の支持者・シンパから、小林多喜二は愛されてやまない。
三島由紀夫が右翼民族主義の志向を持っている人から支持されているのと同様に、
小林多喜二は左翼・革新を自認する人々にとって、権力による弾圧の悲劇を語り継ぐのための大きな存在になっている。
産業が発展しつつある土地で、多くの労働者たちの姿をみながら、多喜二は育った。
開発工事の労働者たちが、タコ部屋から逃げ出してくることも珍しくない環境だった。
法整備も弱く、企業倫理も希薄な当時の底辺における労働環境は、きわめて劣悪であり、持てる者と持たざる者の差は、
いまどきの格差社会など比べ物にならない状況だった。
貧しさと、働くことの厳しさを目の当たりにしてきた多喜二が、
共産主義的な思想に傾いていったのは、自然ななりゆきといえるだろう。
そして『一九二八年3月十五日』という小説が大きな反響を呼ぶ。
これは治安維持法によって左翼を大弾圧した三・一五事件を題材にした作品だった。
1500人以上が逮捕され、拷問による取調べが行われたこの事件は、特高警察の度の過ぎた権力行使を決定づける事件である。
以降、特高では殴る蹴るどころか、女性活動家への性的拷問さえ行われたという。
これは蟹工船に乗った労働者の置かれた厳しい状況を書き出し、資本家や軍の権力構造にも迫ったものとして、前作を上回る反響となる。
『蟹工船』は、発禁になったにもかかわらず、改訂版などの抜け道を通じてベストセラーになった。
こうして多喜二は高名を得ることとなり、プロレタリア芸術ムーヴメントの中心に飛び込んでいく。
さらに、非合法だった共産党シンパとしての政治活動にも足を踏み入れていく。
翌年には保釈で出獄することとなるが、10月には共産党に正式に入党する。
32(昭和7)年からは、宮本顕治らとともに、東京で地下活動に入っていった。
蔵原惟人や中の重治といったプロレタリア文学の作家たちが続々と逮捕されていくなか、多喜二は共産党活動を粘り強く続けようとした。
この時期の体験が、のちに発表される作品『党生活者』に反映されている。
多喜二は警察にとらえられ、築地署の拘引されることとなる。
多喜二は取調べを受けるさい、偽名を語った。
だが、本人だと判明すると、開き直って反抗的な態度に変わった。
名のある作家への、過酷な残酷な取調べが始まることになった。
水谷龍亮主任、芦田治郎巡査、須田雅六巡査、小沢果巡査らが、取調官だった。
省くこと
ーーー省庁
(魚沼・酔亀)
統計不正 調査も不正(兵庫県 岸田万彩)
☆三択で希釈をされていく民意(東京都 後藤克好)県民投票「どちらでもない」追加。
寒中の見舞いのような世界一(福島県 山口ちい子)
凄(すご)いけど強調しすぎ「日本人」(滋賀県 西田悟)
アイドルも気づけば明日という不惑(神奈川県 加藤胖)
宣伝に聞こえる休止二年先(神奈川県 平松健)
世界をリードする人材を育成しようと日本中から専門家を呼び寄せ創設した。
日本統計学会の会長を務めた経験を持つ竹村彰通氏が学部長に就任している。
竹村学部長は「統計は数字が信頼できるということが重要」「十分精度を保証していかなければならない」と国の機関統計に訴えた。
私は「結婚式に出席しない」主義です。
LGBT当事者である私は、日本では同性パートナーと結婚できません。
大切な人と家族であることを公に認めてもらいたいだけなのに、その権利は私たちにはないのです。
一念発起の結露対策で一石二鳥 主婦 久保田明日香(東京都 37)
毎冬、目を背けてきた。我が家の窓にびっしりはびこる結露。
朝起きると窓の上の方からポタポタと水滴が落ちている。
家にも健康にも良くない。一念発起した。
私は去年、職場の「バレンタイン文化」を廃止した。
女性からお金を集め、下っ端が代表して男性へのチョコレートを準備するという慣例だ。
3年前の就職1年目に女性の先輩からその慣例を教えられた。
優しい女の子、涙が止まらない 無職 松枝さよ子(佐賀県 76)
「心の中で生きる親友ぴっぴ」(12月28日)を読み、ことのほかうれしい朝となりました。
10歳の少女の、悲しいけれど、こんな美しい文章に出会えたのは初めてです。
何度も読み返しました。
図書館から借りた本を傷つけてしまった。
どうするか迷った。
正直に事情を説明し謝罪するか。
それとも、素知らぬ顔で返却箱に入れるか。
手書きの通知表に思い込めて 小学校教員 北村結香(神奈川県 56)
通知表を作るのにパソコンは便利ですが、最近は個人情報の管理にも細心の注意が必要です。
私は手書きの方が早く、手紙を書くように語りかけるイメージももてるので、今なお一枚一枚間違いのないように清書して書いています。
「家事は女が」という思考からまだ抜けきれていないニッポン。
でもそう言っている間に、共働き夫婦や、高齢化が進んで独居世帯が増えていきます。
さあ、あなたならどうする?
■「きちんと」重圧、息苦しさ 佐光紀子さん(翻訳家)
重曹やお酢を使った掃除の本を書いて、なぜ日本の女性はこんなに家事に縛られているのだろうと疑問に感じるようになりました。
その歴史的経緯や海外の状況を知りたいと思い、大学院で研究しました。
「できる家事」「嫌な家事」「無理な家事」について家族でコミュニケーションを取りながら、その家庭なりのあり方を探ってみてはどうでしょうか。
(聞き手・池田伸壹)
*
さこうのりこ 1961年生まれ。
メーカーや金融機関を経て執筆活動を開始。
著書に「『家事のしすぎ』が日本を滅ぼす」など。
3年あまり前に、68歳で一人暮らしになりました。
大学を離れ、夫婦で旅行などを楽しもうと思っていた矢先に、妻に子宮頸(けい)がんが見つかり、亡くなったのです。
悲しみに浸りながらも、残された人間は生き延びていかなければなりません。
ちゃんと食べ、清潔さを保たないといけないと思いました。
家事を一切せず、ATMも使ったことがなかった私に、妻は人生最後の数カ月、洗濯機の使い方や料理の仕方を特訓してくれました。
刻みネギの作り置きなども使い、焼きそばやうどんなら15分で作れるようになりました。
家の中をきれいにすることや味付けを工夫した料理に、楽しさを感じるようになってきました。
流しの洗い物は済ませてから外出するようになりました。
今までの仕事とは異質な家事、そしてそれに適応していく自分を面白がっています。
(聞き手・大牟田透)
*
にしだてるお 1947年生まれ。
山口大学で医学部教授、副学長などを歴任後、「70歳、はじめての男独り暮らし」を著した。
家事も仕事も育児もがんばると、毎日時間に追われてパツパツになります。
寝不足で疲れ切り、ストレスがたまって家族にあたって……。
働きながら10歳と5歳の娘、夫と暮らす私もそうでした。
私が初めて主婦らしい生活をしたのは、長女の出産で育休を取った時です。
それまで広告会社の営業職で、家事をほとんどやっていなかった。
どう手をつけていいか分からず、主婦雑誌を読みあさりました。
毎日違う献立作りや掃除洗濯のコツ、家計のやりくりと、日本の「できる主婦像」がずらり。
私も肉じゃがの余りでコロッケを作って揚げ、収納グッズで整理整頓するなど結構がんばりました。
周りの情報に振り回されず「自分軸」を持てば、
家事ほどコントロールしやすいものはないと思います。
子どもが成長して時間ができ、趣味志向が変化すれば、私の家事も変わっていくでしょう。
自分の時間も大切にしたくて、夫もなるべく関わるように仕向けました。
先に手を出さず、任せたら口を出さない。まだ風呂洗い+αぐらいですが(笑)。
(聞き手・藤田さつき)
*
1983年生まれ。
子育てをしながら広告会社に勤務。
著書に「しない家事」など。
ブログ「エコナセイカツ」が人気。
わが心の師、哲学者の梅原猛さんが亡くなった。
法隆寺の数ある謎に挑んだ「隠された十字架」や、柿本人麻呂は石見国(島根県)で流刑死したと説いた「水底の歌」では、
まるで推理小説を読むような楽しさを味わった。
88歳で出版された「人類哲学序説」では現代文明を批判され、日本古来の思想である「草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)」をこれからの文明の思想にしなければ人類の存続は危ういと述べられた。
自然界のあらゆるものには仏性があり、人間は自然と共存する道を模索すべきである、と。
ぜひとも「本説」を書いてもらい、持続可能な人類文明論を提示していただきたかった。
先生のご冥福をお祈りする。
私は急いでいました。次のバスまであと2分しかない。
小走りで何歩か進んだ瞬間、小さな空の一角が舞い、バターンと前のめりに転んでしまいました。
「おばちゃん、大丈夫?」。
男性がすぐさま車から降りて声かけしてくれました。
「卵かけご飯」が外国人にも人気だと知り、60年ほど前のことが思い出されました。
当時、両親は3、4人を雇い、細々と生糸製造・販売業をしていました。
父は年に一度、修善寺への慰安旅行を企画し、母は毎日の昼食作りに工夫を凝らすなど、家族同様に工員と接していました。
帰省の途中、種子島(鹿児島県)の西海岸に差し掛かると、沖にポッカリ馬毛島(まげしま)が見えてきます。
見慣れた風景は、旅の疲れを癒やしてくれます。
今は無人島ですが、昔は学校もお店も手入れされた畑もあり暮らしの匂いに満ちていました。
島育ちの私にとっても海は格別に美しく、潮だまりでは靴を脱ぎ捨て遊びました。
目を凝らすと、小さい魚やビッチョ(モエビ)がたくさん見えてくるのです。
米軍が東京・硫黄島で実施している空母艦載機陸上離着陸訓練の移転先として、国は土地を買収することで地権者と大筋合意したと説明しています。
これまでも使用済み核燃料貯蔵施設誘致などの噂(うわさ)はありましたが、今回は具体的です。
地図を見ると、2本の道路が島を縦横に貫いています。
2000年ごろから木々を伐採してできました。
そこには自然への敬い、島の地形への思いやりなど一切ありません。
これから先、どれほどの重荷を島に負わせるのでしょうか。
自分の考えをはっきり伝えるのは怖い。
周りに合わせ黙っている方が非難されず楽である。
タレントのローラさんが沖縄・辺野古の埋め立てに反対する署名を呼びかけた。
音楽家の坂本龍一さんも9日の記事で反対の立場を表明された。
スポンサー企業などへの配慮も必要な有名人。
声を上げることにどれほど勇気が必要だっただろう。
私も、辺野古への新基地建設に反対だ。十数年前、平和学習で沖縄の戦跡を巡った。
辺野古も訪れた。
米軍基地のフェンスの「返し」が、沖縄の人々に向いていることに衝撃を受けた。
こんなにきれいな沖縄の海を守りたいと強く思った。
基地の必要性を訴える意見もなるほどな、と思う。でも、やはり私は反対の立場を取る。防衛予算を教育や福祉に回した方がより魅力的な未来があるのではないかと考えるからだ。
こう書いている今も怖い。
知り合いから何か言われるのではと思ってしまう。
でも、私も腹をくくった。
本音で書くことで社会の意見がより成熟していくのではないかと思うからだ。
勇気を出して声を出そう。そう伝えたい、私は!
企業の総務部署で一昨年まで、厚生労働省による不正調査が発覚した「毎月勤労統計」と、「障害者雇用実態調査」の担当をしていた。
障害者雇用実態調査は煩雑で時間を取られた。
ある年、 監査で係官が来社し、過去の調査の不備を指摘された。
その際、「他企業はきちんとしていますよ」と言われたが、手本となるべき国自体がまあ、これほどずさんだったとは。
東京・築地市場跡地の再開発をめぐり、都が構想の素案を示した。
国際会議場・展示場を核に整備を進めるという。
小池百合子都知事に問う。
夢を語る前に、大事なことを忘れてはいませんか――。
知事はおととし6月の会見で「築地は守る、豊洲を活(い)かす」のキャッチフレーズを打ち出し、こう宣言したはずだ。
「跡地は食のテーマパーク機能を有する新たな市場にする」「事業者が築地に復帰する際のお手伝いはさせてもらう」
築地を支持する人たちに、新旧の市場が両立できるかのような期待を抱かせたのは間違いない。
このときの発言は、今なお公式に撤回されていない。
会社法違反などの罪で起訴された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が、昨年11月の逮捕からいまだに勾留されていることに関し、
海外から疑問の目が向けられている。
容疑を否認している以上、逃亡や証拠隠滅の恐れがあるからというのが捜査当局の理屈だろう。
しかし刑事司法上、有罪判決が確定するまでは「推定無罪」が大原則だ。
現に、村木厚子・元厚生労働事務次官のように長期勾留されながら全く無実だった例もある。
長期勾留され取り調べを受ける状態が、推定無罪に照らして人権に配慮されているといえるか、他の先進国との比較も踏まえ、しっかり検証する必要がある。
人住まぬ生家の松飾りなどを片付け、柱時計のねじを巻く。
また新たな1年の生家の管理が重くのしかかる。
父母亡き後、25年余り
ユニバーサルサービス料に納得 会社員 小泉五大(千葉県 32)
私は以前、毎月届く電話料金の明細書に書かれた「ユニバーサルサービス料 2円」が気になり、調べてみた。
固定電話などを全国一律
おんぶで子守、懐かしく温かい 主婦 今井ミチエ(岐阜県 74)
昨春、15年ぶりに生まれた3人目の孫の子守のため、隣県の娘宅へ時々行く。
2人目までは自分も50、60代で体力もあったが、今
子連れ出勤、応援するなら男性も 薬剤師 植松光子(埼玉県 74)
政府は「子連れ出勤」を後押しする方針というが、仕事と子育ての両立支援なら、保育園を作ることが先決ではないか。
職場へ子供
春闘に向けた労使間の議論が本格化する。
海外経済の波乱が懸念される中で、国内消費の拡大を通じた景気の安定を実現するためには、着実な賃上げが欠かせない。
経営者は責任の重さを自覚すべきだ。
経団連は先日発表した報告書で、「企業収益の拡大を背景とした賃金引き上げのモメンタム(勢い)を維持する」と表明した。
「ベースアップも選択肢」としつつ、賞与・一時金や諸手当など「多様な方法での賃金引き上げ」も強調している。
春闘に臨む経営側の指針として、賃上げに前向きな姿勢を示したことは歓迎したい。
雇用が増え、企業は人手不足に悩んでいる。
物価も小幅ながら上昇基調だ。どの指標を見ても、賃上げが可能であり、必要であることを示している。
大きな焦点はやはり、月例賃金の引き上げ、中でもベースアップ(ベア)だ。
経団連の報告は「ベアの持つ累積効果」に言及した。
ベアは前年度以前の分も効果を持ち続けているのだから、ベア額が前年以下でも、賃金自体は増えている、といった説明だ。
デフレやゼロ・インフレの時代であれば、納得できなくはない。
だが、物価が上昇基調になった現時点では、インフレ率を上回るベアがなければ、実質賃金は目減りしてしまう。
水沼絹江(那々實あぐり) 八戸かず子(八田麻住) 佐々木澄(西村亜矢子)
松木彦春(国木田かっぱ) 畑信夫(おぐ(ロビンフット))
あのねのねで原田のパートナーを務めた清水國明から「国」の文字をもらい、現在の名「国木田 かっぱ」ができたとされる。
独特の眼鏡やトーク、名前などから芸人と勘違いされるが、実際は舞台などを行う俳優が本職である。
1985年から1997年までは「かっぱ」の名で「かっぱのドリームブラザーズ」を主宰していた。
喫茶芝居『贅沢な日常カタログ(※)』という喫茶店で行う芝居を嶋田典子と共に月一で行っている。
また、コントユニット「ルーキー」と劇団「はちみつパイ」の集団として出演、また2002年に『PETE ROSE』という名前でバンド活動も行っている。
社会人3年目。
大学時代に利用した奨学金の返済に毎月約3万円を払っている。
有利子型の第2種奨学金で、借り入れた384万円は516万円となった。
奨学金を借りずに4年制私立大学に通うことは、家庭の経済上難しかった。
奨学金といえども借金。
現在、結婚も視野に入れ交際している恋人がいるが、奨学金を借りていたことはまだ言い出せていない。
もちろん結婚後も仕事をし、返済を続ける予定だが、彼や彼のご両親は負債のある私を家族として快く迎えてくれるだろうか?
貯蓄のない私をどう思うだろうか?
仮に結婚できたとして、子供を育てる経済的余裕が持てるだろうか?
いくら考えても不安は尽きない。
税も物価も学費も、出費にかかる何もかもが高騰し続けるこの国で、将来的に自分の奨学金と子供の学費を合わせて払っていく自信がまだ持てない。
深刻化する少子化問題は、若者の金銭的な余裕の無さが背景にあると考える。
安心して子供を産み、育てられる世の中にするためには、奨学金制度の見直しも不可欠であると申し上げたい。
どうかこのOLのたわ言が誰かの耳に届きますように。
過去3年間で妹と父を相次いで亡くし、寝たきりの母を看病するため昨春、35年ぶりに故郷へ戻った。
田舎は驚くほど何もなく退屈だ。
ただ、犠牲にしている様々なことを深く考えず、私がやりたいことを優先するように努めている。
ヘルパーさん方に 助けていただきながら、できるだけやりたいことをあきらめない。
2月3日、節分の日は私の誕生日。人一倍思い入れがあります。
鬼(邪気)を追い払い、すっきりした気分で春を待つのは気持ちがいい。
嵐の「充電休止」応援したい 大学職員 安田絵美(千葉県 27)
先日、人気アイドルグループ嵐が2020年いっぱいでの活動休止を発表した。
一ファンとして寂しさはあるが、非常に良いことだと思う。
先日、テレビのローカル番組で「夫婦の家事分担」を特集していた。
33カ国で夫の分担率を調べたら、上位国は40%台。
日本は18%で最下位だった。
アーサー・ミラー□
鷲田清一さんのことば
長年の旅回りに疲れたセールスマンは、配置換えを訴えるもとりあわない社長に怒りをぶつけ、解雇される。
息子には僕は所詮「ひと山十セント」の人間なんだと言われる。
給与生活者の月賦づけの生活。
最後の誇りも蝕まれ、ついに命を絶つ。
葬儀の後、妻は家のローンもやっと済んだのにと嘆く。
戦後まもなく米国で上演された戯曲「セールスマンの死」(倉橋健訳)から
水道事業を民営化しやすくする改正水道法が、年内に施行される。
安くて、安全で、おいしい水の確保は、命や生活にかかわる。
水道の運営は、誰に任せるべきなのか。
改正水道法の成立は歓迎です。
水道事業の認可を自治体に残しつつ、民間に任せる範囲など制度設計は各自の判断でできるようになります。
企業の経営が悪化した場合、水道料金が上がるのか。そんなことはありません。
改正水道法では、自治体は企業をしっかり監視することになっています。
海外では、水質の悪化や料金値上がりの事例がありますが、日本では起きないでしょう。
(聞き手・吉川喬)
*
よしむらひろふみ 1975年生まれ。弁護士で元衆院議員。
2015年市長選で初当選し、現在1期目。大阪維新の会政調会長。
私は、水道の民営化は国民を不幸にすると思います。
民営化するとコストが下がると言われますが、そんなことはありません。
水道管などの設備更新の費用は、民営化すれば自治体の会計上の借金からは消えて見えなくなります。
ですが、本質的に財務状況が良くなるわけではありません。
費用は、最終的には水道料金を支払う住民が負担するのです。
さらに、資金調達をする際の金利は公営より民営のほうが高くなります。
長期で借り入れることになるため、両者の差額は膨大になるうえ、株主配当や役員報酬など別の費用もかかります。
東京と人口1万人の都市を同じレベルで語るのがおかしいのです。安全な水の使用は人権で、水道は社会基盤の一つです。
地元で水源を保全し、多くの薬品を使わないなどコストを抑えるためにあらゆる努力をしても原価割れするならば国が財政支援すべきです。
これから水道事業をどうするかは「自治の力」にかかっています。
自治体や議会は、住民と開かれた議論をし、目先の財政負担軽減ではなく100年先を見据えた対応をしなければいけません。
民営化の圧力をはねのけ、孫の世代も享受できる持続可能な公共サービスを目指すべきです。
(聞き手・姫野直行)
*
岸本聡子(きしもとさとこ) 1974生まれ。公共サービスの再公営化を調査研究する。
共著に「安易な民営化のつけはどこに」。研究所は在オランダ。
(聞き手・藤田さつき)
*
みずのなおき 1972年生まれ。
コミュニティーFMでまちづくりと防災の番組を担当。
生涯学習支援事務所「スタディライフ熊本」理事。
うれしかったのは水道水のおいしさです。
専門家によるおいしい水道水ランキングでは福井県大野市に次ぎ全国2位。
小学生の息子はのどが渇けば水道からごくごく飲みますし、私も浄水器やペットボトルの水は使わなくなりました。
熊本市の水道水は全国でも珍しい100%天然地下水です。
阿蘇山周辺に降った雨水が、火山堆積(たいせき)物の土壌でゆっくり濾過(ろか)され、ミネラルと炭酸がバランス良く溶け込んでいます。
初代熊本藩主・加藤清正が完成させた治水事業によって水田が開かれ、さらに地下水が育まれやすくなったという歴史もあります。
市民の誇りは相当なもので、「蛇口をひねればミネラルウォーター」というキャッチコピーはみんなが知っています。
資本主義をこのまま推し進めていって良いのだろうか、考えさせられました。
同時に、人間の欲望のすさまじさに驚き、共助の気持ちの一 端もないものかと人間不信にさえ陥りました。
「資産 上位26人=下位38億人」(1月23日国際面)を読んで思ったのです。
共稼ぎで建てた我が家にお別れ 主婦 山崎敬子(山口県 81)
「築100年 無人の生家管理に思う」(1月27日)を読みました。
ご両親が亡くなり25年余り、隣県から通い家を守ってきた84歳の女性の体験談。
長年のご苦労に敬意を覚えました。
24年前の阪神・淡路大震災以降、災害医療体制が整備され、その後も相次ぐ自然災害を教訓に進化を遂げてきました。
その中の重要な仕組みに「トリアージ」があります。
中学全教科で使える英語力を そろばん教室経営 高橋門樹(東京都 52)
中学1年生の娘は、学校のほぼ全ての授業を英語で学んでいる。
私も英語は多少ともできるつもりでいたのだが、娘の宿題を見てみると、特に理数系教科で知らない単語や使ったことがない言い回しが多いのに気づいた。
小4女児の死亡事件の報道に心が痛む。
手を上げた父親が「おねしょのしつけ」と供述していると知り、胸が締め付けられた。
私は小学校高学年までおねしょをしていた。
「統計」
不正が一つ、不正が二つ・・・
ーーーー厚労省
(川崎・たつ)
わら掴(つか)む子どもの願い断ち切られ(山形県 寒河江美香)
豆けちり百鬼夜行を許す国(岩手県 奥山与惣美)
色男金と力になびきけり(愛知県 石川国男)細野氏。
恥外聞美学節操みんな捨て(千葉県 小林幸男)
☆新調のスーツに髷(まげ)がちょっと照れ(東京都) 稀勢改め荒磯
園長さんサンタ役から鬼の役(神奈川県 古田哲弥)
東京都が築地市場跡地(中央区)の再開発方針の素案を公表した。
そこには、小池百合子知事が掲げた「食のテーマパークを有する市場」の文字はない。なぜ消えたのか、説明が不足している。
素案によると、市場跡地は二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで車両基地として活用後、再開発する。
中核となる国際会議場や大規模集客施設のほか、高級ホテルやレストラン、駅や船着き場などを整備する。
しかし、これでは話が違うのではないか。
小池知事は一七年六月の会見で「築地は守る」と訴え、「食のテーマパーク機能を有する新たな市場」と説明していた。
「(仲卸業者が)築地へ復帰する際のお手伝いはさせていただく」とも発言し、この地に愛着を持つ人々が期待したのも無理はない。
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する市民約20人は4日午前、
埋め立てに使用する土砂を搬出する同市安和の琉球セメント桟橋前で抗議した。
桟橋には、午前7時すぎから土砂を乗せたトラックが入り始めた。
市民らは「違法工事やめろ」などと声を上げ、プラカードやのぼりを掲げた。
仕事がない日はほとんど毎日安和に通っている本部町の原田みき子さん(69)は
「国のやり方は、選挙で新基地反対の民意を示している沖縄をあまりにも無視している。黙っていられない」と行動する理由を語った。
4日の抗議に参加した市民からは
「大勢集まったら確実に工事を遅らせることができる。
水曜以外でも、もっと多くの市民に来てもらいたい」との声が上がった。
15日までの期間中、陸自隊員約600人と米海兵隊員約340人が参加。
米軍輸送機オスプレイを使った空中機動訓練などを行う。
同演習場の訓練へのオスプレイの参加は2013年に続いて2回目。
5日に陸自隊員が搭乗訓練を行う予定。
4日午前に訓練開始式があり、米軍第四海兵連隊長のジェイソン・S・D・ペリー大佐が
「日米同盟は個人個人のつながりが重要。言葉、文化、社会の違いを越えて交流してほしい」と訓示。
陸自第七普通科連隊長の飯島達也一佐も「市民生活に影響を及ぼすことがないよう一人一人が安全に留意せよ」と呼び掛けた。
一方、オスプレイ整備拠点の三重県伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地では、オスプレイ2機が4日午前11時40分ごろ、饗庭野演習場に向けて飛び立った。
日米安保などに反対する市民団体約50人も駆け付け、「オスプレイNO!」という横断幕やビラを掲げた。
代表の西尾比呂也さん(62)は
「オスプレイの飛行は大きな風圧を伴い威圧的。人家や高校に囲まれた駐屯地の使用が、恒久化されてしまう危険性を考えると恐ろしい」
と話した。
教科書が読めているかを調査するべく、新井教授は「読む」力を測るテストを行い教科書の文章を問題した。
このように約3割が「教科書を読めない」状態で中学を卒業していることがわかったという。
教科書を作る側も、「教科書を読めない」現状でどう教科書を作ればいいのか分からないのが事実という。
教育者のための「リーディングスキルフォーラム」が行われた。
フォーラムでは実際にテスト体験もできる。
現場で働く教師が授業内容を考え、実際に板橋第二小の竹内友規教諭が授業を行うことに。
竹内友規教諭の授業は子どもたちが最初に問題を考えて教科書を開く進め方だった。
授業を拝見していた新井教授は、読解力を意識しながら授業すると子どもたちに変化があったという。
そして現場の教師に期待を寄せているとのこと。
昔−−−目薬
今ーーー秋波
(豊橋・半風子)
愚か者時計の針を巻き戻し(神奈川県 石井彰)INF全廃条約離脱。
どんな初心あったんだろう入省時(東京都 尾根沢利男)
カード持ち送り続ける我が情報(大阪府 末吉利次)
恵方巻き捨てる分まで値に乗せて(兵庫県 池野英治)
☆「どちらでもない」で日本はこうなった(静岡県 桑原元義)県民投票の懸念
準優勝そを貶す声褒める声(長崎県 前田一笑)サッカーアジア杯
昨年、戦時中の古びた「葬儀写真」と出会った。
木造の大きな建物の前で、男性たちに交じり、粗末な服の少年の一団が整列している。
白い幟(のぼり)も写り、「死して輝く産業戦士豊山盛造君之霊」と黒い文字が読み取れる。
写真の持ち主は崔大卿(チェテギョン)さん(青森県在住)。
崔さんによると、豊山さんは本名、崔道永(チェドヨン)さん。
崔さんの叔父で、朝鮮人徴用工として北海道室蘭市の製鉄所構内で亡くなった。
享年 15歳。
後身、新日鉄住金に尋ねると、「操車係の朝鮮半島出身者が製鉄所内で列車にひかれて死亡、葬儀を
した」と関係者の証言を得たという。終戦時製鉄所には約2200人の朝鮮半島出身者が雇用されていた。
新日鉄住金は韓国で、元徴用工から賠償を求められている。
だが、協議にも至っていない。
少なくとも敗戦間近の数年、大勢の朝鮮半島出身者が会社のため働き、死んだのである。
勇断をもって過去と向き合い、誠意を示してほしい。
でなければ、さぞ故郷に帰りたかったに違いない少年たちの魂はいつまでも癒やされはしないだろう。
厚生労働省の「毎月勤労統計」で不正調査が判明した。
野党の試算によると、2018年1〜11月の実質賃金は、その大半の9カ月分で前年に比べマイナスだという。
外国人子弟に必要な日本語教育 日本語指導助手 早舩あずさ(山梨県 47)
「もう分からない授業を毎日聞くのは耐えられない」と、涙を見せたブラジル人の中学生。
そんな息子の様子を見て、お母さんも涙していた。
警備員 久保猛(愛知県 48) 時代とともに、「移動販売」も廃れてきた。
だが先日、「ロバパン」の移動販売車を見かけた。
その音楽を数十年ぶりに聞き、「まだ、続 いているのか」と不思議な気分になった。
みんなに伝えたい福島の現状 中学校教員 屋代貴之(栃木県 30)
「新聞やニュースで実情はよく知っている」。
そのような私の考えが、いかに浅はかであったかを思い知らされた。
東電福島第 一原発。
認知症でよみがえった戦争の傷 パート 久保純子(山口県 64)
私の父は95歳。先の戦争で18歳で徴兵され21歳で終戦を迎えた。
私は父から戦争の話を聞いたことがほとんどない。
当たり障りのないことを話すだけだった。
厚生労働省の「毎月勤労統計」で不正調査が判明した。
野党の試算によると、2018年1〜11月の実質賃金は、その大半の9カ月分で前年に比べてマイナスだという。
<特集>インフルエンザ患者・過去最多
今シーズン流行しているインフルエンザはどういうものなのか。
神奈川県衛生研究所・近藤真規子医学博士は「インフルエンザにはA型とB型があるが、今はA型が主流。
A型の亜種・AH1とAH3が同数ぐらい取れている」と述べた。
A型の特徴は、38度以上の高熱が出て関節痛や筋肉痛などを引き起こす。
感染力が強く、突然変異を起こすことも多いためワクチンで完全に防ぐことは難しい。
提供:横浜市衛生研究所。
<特集>新薬ゾフルーザ・使い方は…
インフルエンザの新薬として今注目されているのが、去年3月に発売されたゾフルーザ。
1回の服用で効果が出るという利便性もあり、医療機関への供給量の6割近くを占めている(去年11月分厚生労働省の統計より)。
ゾフルーザはウイルスの特定の酵素に働きかけ、増殖を妨げることでインフルエンザを治療する薬。
ゾフルーザを服用した患者の中で、ウイルスの酵素が形を変え、薬が効かなくなるケースが出ている。
いわゆる薬剤耐性。
解析に当たった横浜市衛生研究所を取材。
横浜市衛生研究所・宇宿秀三研究員が案内。
ゾフルーザを服用すると、耐性ウイルスが出やすいことはわかっていた。
確率はA型インフルエンザの場合、成人で約10人に1人、12歳以下では4〜5人に1人。
耐性ができると、症状が長引いてしまうことも多い。
研究所では、シーズン前からゾフルーザの耐性ウイルスを警戒。
横浜市衛生研究所微生物検査研究課・田中伸子課長は「検査を担当した職員は“やっぱり出たかと思った”と」と述べた。
シークエンサーについて言及。
再発防止へ要望・情報共有して対応を
今回の事件を受けて児童虐待の防止に取り組むNPO法人の代表が千葉県庁を訪れ、二度と同じような事件が起きないよう要望した。
要望書では児童相談所は虐待についての情報をすべて警察に提供すること、子どもの長期間の欠席や不登校などが確認された場合、
関係機関で情報を共有して対応にあたることなどを求めている。
NPO法人「シンクキッズ」・後藤啓二弁護士は「救えるはずの命を救えないことが、絶対にないようにしていただきたい」、
千葉県児童家庭課・始関曜子虐待防止対策室長は「子どもの環境を把握する状況が不足していた。
検証委員会で検証したうえで対応をはかっていきたい」と述べた。
<特集>ゲーム障害・その定義と実態
取材したTBS社会部・樫田小夜記者がスタジオで解説。
ゲーム障害について。
正式な病気として認める方針を示しているWHOもゲームをすること自体が病気になるということを言っているわけではない。
定義でポイントなのが、ゲームのコントロールができない、日常の食べる、寝る、学校に行くとかどんなことよりもゲームを優先してしまう。
定義に当てはまる人は、ゲームをする人の2〜3%ぐらいという推計をWHOもとっているが、これは少なく見積もっての数字。
もっといるのではないかとも指摘されている。
韓国は各地にいつでもネット依存について専門の相談できる機関が整備されている。
ゲーム障害に特化した実態調査はこれから。
中高生にネット依存については数年前から調査が始まっていて、去年の最新の調査結果では推計で93万人。
前回調査は5年前だが、倍近くに増えている。
国が実態を調べ、対策を取らなければいけない時期にきている。
韓国・ソウル、スマホ、オンラインゲーム、依存症について言及。
まんぷくは無理
−−−−麺好き
(千葉県・寛人)
お互いに土産チラリと見せあって(兵庫県 岸田万彩)
ボクは神 万象すべて司(つかさど)る(長野県 羽田晋一)
☆森羅万象モリカケ入らず(大阪府 河原崎純隆)
役者代え幕引き急ぐ茶番劇(東京都 三井正夫)
ガバナンスできない省はバカなんす(岩手県 鈴木充)
義理チョコを懐かしむ春傘寿なり(福岡県 河原公輔)
大学1年から続けている洋菓子店でのアルバイト。
お客さんの多いある日、男性の一団に「お待たせしました!」と急ぎ気味に声を掛けると、差し出されたのはスマートフォン。
新聞で「ログインボーナス」 高校教員 小西健一(兵庫県 28)
勤務先である定時制高校生に新聞を読んで欲しい。
そんな思いで「新聞読み方講座」に応募し、先日、3回目の講座が終わった。
「憲法学者は普天間の危険性問え」(1月31日)を拝読しました。
沖縄の辺野古埋め立てを批判する憲法学者の声明に対し、米軍普天間飛行場は即時返還を求めれば良いという態度が現実的でなく、
周辺住民の人権を等閑視していると批判されています。
国連子どもの権利委員会が日本に体罰の全面的禁止の法制化を勧告しました。
親の虐待で幼い命が失われる悲しい事件が後を絶たないのは、日本では親の体罰がしつけという名目で容認されているからだと思います。
約10年前、夫の仕事でスペインのバルセロナへ6歳、3歳、1歳の子供たちとともに移り、約3年暮らしました。
生活習慣の違いの中で驚いたのが、親が子供を虐待していると見なされた場合、すぐに警察に通報されることでした。
12歳未満の子供が留守番することや車の助手席へ子供を乗せることも禁止されており、子供を守り育てる親の責任を強く感じました。
あの時の医師の真剣な表情は、今でも忘れられません。
児童相談所の不手際を非難しても根本的な解決にはならないのではないでしょうか。
問題は体罰をする親です。法制化によりそれを犯罪とし、また、親が事件を起こす前にカウンセリングなどを受けられるような道筋も整えるべきだと考えます。
私は虐待された子供の保育の支援中に、乗り込んできた保護者から殴る蹴るの暴力を受け、全治2週間のけがを負いました。
傷の手当てもしないまま、働き続けさせられました。
また、その後、加害者と面談した上司の命令で加害者に謝罪をさせられるなど、配慮のない職場対応などから心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、通院治療中です。
今は暴力被害に関連のあることには強い恐怖を伴って体調が悪化するため、業務は被害前と同じことはしていません。
他の保健師たちをバックアップするような仕事をしています。
今までも暴力被害に対する誤解・偏見に傷ついてきましたが、恐怖でさらに体調が悪化しています。
虐待予防支援の最前線にいる保健師は今でも懸命に子供を守るために働いています。
その中で私のように保護者からの暴力被害にあう職員もいます。
そうなってしまった職員を守るどころか、切り捨てるような今の体制では子供の命を守ることはできないと思っています。
酒を飲むと生前の父は、母と私を前にして、「俺は戦地、フィリピンへ行った。
目の前で、戦友が米軍の銃弾で死んでいった。
命をかけて国に残した妻や子のため戦ったんだ」。
こう戦争の話を1〜2時間も話すのだった。
最大の問題である戦禍をかの地に残したことは脇に置き、「今の平和は、若き兵隊たちのおかげだ」と言う。一通り話すと、いびきをかいてそのまま寝てしまった。
食べる物もなく、地獄のような中、乳も出ないのに、子供を育てたんだ」と言って、
タンスの引き出しの奥から、ボロボロになった一枚の白黒の写真を出して、私に見せた。
古ぼけた家の縁側、破れた障子。
一目で貧しさが分かる。
そこに座る女性が我が子をしっかり抱いている。
そう、この女性が私の母だ。夫は戦地に出ている。
妻は幼子の兄を抱き、帰りを待つ。
悲しいことに、その兄は1歳で栄養失調でこの世を去った。
私は写真を手に、このような過ちを繰り返してはならないと思った。
「『ヤバイ』よりふさわしい言葉を」(1日)を読んで、ヤバイはたしかにあまり上品な言葉ではないなと思いました。
私は年寄りですが、ついみんなが使うので、「あの人ヤバクない?」などと使います。
広辞苑によると不都合である、危険である、という意味です。
7年前におやじが他界した後、思い出の詰まった自宅で一人暮らしをしていた母が、病魔に襲われ姉のマンションで暮らすことになった 。
かたえくぼ
『経済弱者には』
民主党政権・・・悪夢
自民党政権・・・地獄
(長岡・ごまめ)
統計で悪夢隠しもできますよ(北海道 宮城初)
もう一度悪夢を見せてやれ野党(神奈川県 平松健)
忖度(そんたく)に聞こえてならぬ三択が(神奈川県 村田卓)
青汁を飲ませ自分は甘い汁(大阪府 吉村治美)
☆この頃の王子は何かと騒がしい(鳥取県 安田和文)
お湯かけて三分悪夢か客が来る(千葉県 姫野泰之)
我が家は転勤族。
結婚後、北から南と様々な所へ大移動してきた。
昨年、夫が単身で海外に転勤し、私は子どもと一緒に実家で暮らしている。
平和願い家族に伝える2冊の本 社会福祉士 奥貫賢治(長崎県 70)
我が家のトイレには数冊の本が置いてある。1週間で入れ替わるものも1カ月居座るものもある。
今あるのは色あせた「きけわだつみのこえ」と加藤周一氏の「私にとっての20世紀」である。
「日米地位協定 国内法の適用を原則に」(13日社説)を読み、日米地位協定を早急に改定すべきだと痛感した。
沖縄の方々が願うのは過重な基地負担の軽減だが、
今こそ脱原発にかじを切る時だ 無職 手塚義文(三重県 76)
「亀井静香の挑戦」(1月30、31日本紙)を読んだ。
82歳の亀井氏が政治家をやめて何をしているか興味を持っていたが、再生可能 エネルギーの普及をめざすために興した
会社の代表取締役会長をしていると聞いて驚いた。
節分の恵方巻きと同じ筒状で、似たように廃棄される物に気づいた。
年末に取引先各社から配られるカレンダーだ。
昨年末は計5部を受け取った。
かたえくぼ
『日課』
釈明
ーーーー桜田五輪相
(千曲・かじか)
あの学校受けたことだけ自慢にし(埼玉県 椎橋重雄)ウメノハナチル。
粛々と加計は二度目の入試する(滋賀県 松浦武夫)既成事実作り着々。
☆求人票 記憶時折飛ぶお方(神奈川県 高田正夫)霞が関。
恐ろしきもの昔試験で今検査(宮城県 田中哲郎)後期高齢者。
ヤマ当たり鼻歌出そう試験中(大阪府 上田淳子)名前書いたか。
不具合をテスト中なり民主主義(栃木県 久保田清)国会中継を見よ。
官邸ーーースイセン
辺野古ーーコブシ
(当麻・あのね)
☆イエスノー、「どちらでもない」入れとけば(千葉県 姫野泰之)
何してもオール安倍なり気持ち悪(静岡県 脇本俊雄)
そのうちに赤紙がくる市町村(徳島県 井村晃)自衛官募集自民要請。
産みの親譲りの姑息(こそく)ダブル選(奈良県 伊谷剛)
鼻息をうかがう記者であれかしと(岩手県 奥山与惣美)
花粉症はしかと歩調取って来る(栃木県 井原研吾)
伊藤繭莉 2019年2月21日
盗撮や痴漢をやめられない――。
福岡県議会では21日、性犯罪の再犯防止をめざす条例案が可決したが、自制できない行動に悩む人も多く、支援は簡単ではない。
専門家は、性犯罪の繰り返しを「性依存症」という病気として捉え、治療環境を整えるように訴える。
酒に酔っていた。
巡回中の県警の警察官に見つかり、県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕。
2度目の逮捕だった。
「盗撮をやめられない。生きていても人を傷つける道しかない」。
留置場で絶望した。
福岡の大学を卒業後、東京で働き始めると、駅のエスカレーターや店で、カメラ機能付き携帯電話で盗撮を繰り返した。
31歳の時、東京で自宅に入ろうとした女性の体を触り、初めて逮捕された。
長期休み中で、勤務先には気づかれなかった。
愛知県瀬戸市にある近くのうどん屋さんは盛土に悩まされているとのこと。
土の山に遮られ店の看板が表の幹線道路から見えなくなっているのだ。
盛土について調べるべく土地の所有者・日比野久美子さんに話を聞いた。
去年1月に土木業者が日比野さんを訪ね、休耕田にリニア新幹線の建設残土を入れたいと頼んできたとのこと。
日比野さんは無償で受け入れてしまったという。
周辺には漁業関係者らがおり、建設残土について聞くと口が重い様子だった。
建設残土の山の前にはJR紀勢線が走っていた。
建設残土問題を追求してきた地元の奥村武生さん(元紀北町議会議員)は「無法」と話す。
愛知・瀬戸市の郊外の住宅地にできた土の山。
撤去の要請に応じようとしない業者。
盛り土の隣に住むうどん店「うどん処あしほ」・水野愛子さんらは、瀬戸市の担当者を現場に呼んで解決を訴えた。
市の担当者は「民事の部分で…どちらが正しいのか判断できない」と述べた。
一方、土地の所有者の女性日比野久美子さんは、愛知・瀬戸市役所へ直談判に訪れた。
瀬戸市産業政策課・大森雅之課長は「届け出書に書かれている土が、なぜ入らないのか不審には思っている。事の流れを追ってきているので」と述べた。
三重県内の自治体から条例をつくるよう声が上がったが、三重県は去年9月「健康や生活環境に影響が生じている新たな事案はない。条例制定による新たな規制が必要な状況ではない」との結論を出した。
先月、建設残土問題の拡大を受け、三重県・鈴木英敬知事が初めて三重・紀北町の視察に訪れた。
鈴木知事は「近年の豪雨とか考えたら、住民が不安や心配をもっているのは、よく分かった」と述べた。
視察後、鈴木知事は紀北町・尾上壽一町長と意見を交わした。
鈴木知事は「方針を変えて、改めて全市町と協議して条例制定の必要性を再検討する」と述べ、知事は残土に関する条例の必要性を認めた。
土を各地から受け入れている地元の業者が取材に応じた。
条例について地元業者は「絶対に必要。自然が大事なのは僕らも同じ。
発展を望むなら名古屋、東京であろうがインフラ工事は避けて通れない。
受け皿が東京、大阪に無い以上、その一翼を担うのは悪いことじゃない」と述べた。
請願書に対する三重県の回答書の映像。
過疎化について言及。
業者側からの賠償、行政・瀬戸市の対応について。
女性は土の撤去の費用にかかった400万円の損害賠償を業者に求める裁判を起こしている。
業者は書類送検されていたが不起訴処分になっていて、裁判については全面的に争う姿勢。
瀬戸市は、最終的には土地の所有者に責任があるとしていて、土の撤去で問題は解決されたと考えていて、条例をつくる動きはない。
理由として農地の変更の手続が煩雑になることが挙げられている。
残土に関する条例について。
21年前に日本で初めて残土の条例をつくった千葉県の条例を紹介。
条例のない三重県などのようなところに残土が次々に運び込まれる状況が発生。
国の対応について。
国に法律をつくる動きはない。
建設残土は国交省を初め関係する省庁が複数にまたがっていて動きが鈍いと考えられる。
国交省に取材をしたところ建設残土は、砂防法や農地法などといった現行法で対応できると話していた。
東京五輪や大阪万博など大規模開発が進む中、今後さらに建設残土が増えてくるのは確実。
法律を作って管理すべき。
規制に言及。
判決が下される朝妻津谷良子さんを訪ねた。
夫は未明の自宅に侵入してきた男に刺殺された。
離婚調停で男の妻の代理人を務めたことを逆恨みされたという。
その1ヶ月後妻は夫がどのように殺されたのか知るために弁護士仲間とともに事件の状況を再現。
あの日就寝中だった妻は大きな物音で目を覚ましすぐ110番通報。
廊下に出ると火薬を詰め込んだベストを来た犯人の姿があった。
そして台所まで追ってきた犯人に拳銃を突きつけられたという。
妻が犯人の手を掴むと夫が加わりもみ合いに。
その時「大丈夫ですか?」と警察が入ってきたという。
その後目に入ったのは両腕を持ち上げられた夫の姿だった。
その後廊下を走る姿があり寝室を覗きに行くと夫と犯人、警察らが折り重なっていた。
その時夫が刺されていて病院に運ばれたが1時間半後死亡。
当時秋田県警は犯人と弁護士を誤認したことを認めていた。
ところが後日誤認はなかったと撤回した。
その上で夫を避難させるのは困難でなかったと警察官2人の保護義務違反を認定した。
警察の対応について「客観的に見て失態を重ねて最悪の事態を招いた」と約1億6000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
スタジオでは津谷弁護士刺殺事件について TBSテレビ 情報制作局 プロデューサー 曹琴袖(ちょう・くんす)さんは
「警察官がどのように事実を認定するのかが課題になってくる」などと述べた。
また警察が上告する意向については「上告はしないとしている」などと話した。
終戦を朝鮮半島の平壌で迎えた。
父はどこかへ連行され、女学校1年、13歳の私から1歳の妹まで5人の子と母が残された。
翌年、「38度線を越えれば引き揚げ船に乗れる」と聞き、幼子のいる家族と老人40〜50人で団を結成。
妊婦さんは辞退してもらった。出発は9月。
毛布や鍋、米、煎り大豆などを母と私で背負い、1人ずつ妹の手を引いた。
末妹は弟がおんぶした。
幼い妹は疲れ切り、眠り込もうとするのを引きずるようにして歩いた。
深い谷の脇を歩いていた時、突然、「ギャ――!!」と後方から悲鳴が上がり谷底に消えた。転落だ。だが、助けに行く人はなかった。誰もが疲労困憊(こんぱい)していた。
幾夜、野宿したか。38度線近くで川に出た。
「赤ちゃんを泣かせないで。私語も小声で」と伝言が届いた。あと一息だ。
浅瀬を渡り始めると若い母親が列を離れた。
胸にしっかり赤ちゃんを抱いている。
川の深いところまで行くとその手をほどき、赤ちゃんは流れていった。
母親は合掌し立ち尽くしていた。
誰も何も言わなかった。
お乳が出ず空腹に泣く赤ちゃんを乳房で絶命させたと後に知った。
あす県民投票・沖縄の思いは
(中継)沖縄・那覇市。
あす、沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票が行われる。
期日前投票の投票率について。
RBC琉球放送・金城光里記者のコメント。
県知事選挙、自民党、参議院選挙、普天間基地、国政選挙、安全保障、土砂に言及。
金城光里 なんか強そうだな
金城とか典型的沖縄の苗字
この子にとっては試練だな
恵との中継
http://2chb.net/r/livetbs/1505259827/17-n
イージス・アショアは2基で5000億円と1発30億円〜40億円というミサイルなどがが含まれておらず更に膨らむものと見られる。
専用のパイロットの養成にはさらに10年かかるという。
イージス・アショアは北朝鮮のミサイル対応だけのものなのか。
探知能力が2000kmというのはさらに中国まで行くとした。
イージス・アショアの背景にはアメリカの世界戦略があると思うなどとした。
先週放送した建設残土を巡る特集の中で大阪の岸和田港に停泊していた船の映像が建設残土とは関係のない船舶だったと訂正しお詫びした。
<特集>原発事故・川の魚は語る
取材した金氏裕之ディレクターがスタジオで解説。
放射能は見えないので、川で魚を取って獲っているときはわからないが、線量の測定結果が出てそれぞれの魚の習性や特徴、周りの環境で線量が変わってくるのには驚いた。
原発すぐそばの前田川は非常に豊かな川で、多くの種類の魚が住んでいるからこそ事故の影響についていろんなことがわかってきた。
逆に皮肉。
今のウクライナ・チェルノブイリと福島第一原発の近くの池や湖で見ると魚などの放射線量が同じくらいではないかという見方もある。
両方で調査するのにも意味がある。
行く秋の別れぞ友は越前へ (横浜市)御手洗征夫
一握でよろし二人の零余子飯 (川崎市)遠藤逍遥子
長生きや目出度くもなし一休忌 (八代市)白濱馨
わが庭に未知なる声の小鳥来る (福岡市)松尾康乃
朝寒や我銀色にして一人 (船橋市)斉木直哉
夢の中庭ぢゆう赤い寒椿 (東京都)山本玉枝
帰り花富んで栄えて何かある (川崎市)堅山道助
盂蘭盆や一人暮しとなりし吾 (長岡市)長谷川回天
秋晴の今日と明日を継ぐ夕日 (白山市)辰巳葉流
「立ち木が燃えている」。
1月下旬の未明、仙台市太白区で119番通報があった。
実際は50代女性の焼身自殺だった。
現場は東日本大震災の被災者たちが暮らすマンション型の災害公営住宅の裏。
女性は住人の1人だが、名前や人となりを知る住民は少なかった。
古里を離れ、厚い玄関扉と壁で仕切られた生活で住民たちは孤立している。
「介護は疲れる」。自殺した女性はそう漏らすことがあったという。
女性を知る住民らによると、同居する年上の夫は震災後に悪化した足が不自由で、ほとんど外出しない。
女性は気分転換で夜に外出して飲酒もしたが、自殺前はこもりがちだったらしい。
「自治会が機能していないし、いろんな悩みを住民同士で話し合える場がないんです」。
一人暮らしでパーキンソン病を患い、災害時にどう避難すればよいか不安も覚えている。
・・・ 「(自殺した女性と夫について)住民と行政で情報を共有して、サポートする形を作れていれば」と住民の飯塚正広さん(57)は悔やむ。
仮設住宅時代は、高齢者の見守りを行政や支援団体の協力も得て実現させた。
しかしこの住宅では自身も含めて自治会役員が体調不良や病気となり、互いに支え合うはずのコミュニティー作りは滞った。
同住宅では自治会が住民の集まるカフェを開き、「顔の見える関係づくりの場」にしている。
それでも薄田(すすきだ)栄一会長(66)は「ここは七十五歳以上が四人に一人。
高齢化が進むと、自治会の担い手はいなくなる」とコミュニティー維持の厳しい現実を訴えた。
仙台市は高齢者や要介護者の入居割合を抑制する一方、入居後に生活再建支援員が全戸訪問するなどし、支援につなげる努力はしてきた。
東日本大震災から間もなく八年。復興が進んでいるようにも見えるが、前を向いて歩める人ばかりではない。
互いの心の傷への気遣いも交流を希薄にさせる。
自殺した女性と同じ公営住宅に住む男性(66)は言う。
.「津波で家族がまだ見つからない人もいる。だから、どこから来たのとか、なかなか声かけられねえんだ。
玄関のドアをばちっと閉めれば、外の世界とつながらない。隣が何してる人かなんて分かんねえよ」
時流に背を向けた永井荷風は「あたかも好し」と記した。
日本文学報国会に身を置いた高見順は「遂に敗けたのだ。戦いに破れたのだ」と嘆いた。
日本現代文学史に名を残す両作家の1945年8月15日の日記である
▼戦時下の日記を研究したドナルド・キーンさんは「日本の歴史の重要な時期における日本人の喜びと悲しみを暗に語っていると信じている」と著書に記した。
日記を通じて戦中戦後の精神史と向き合った
▼戦争で沖縄を深く知る。45年4月、米海軍情報将校として読谷に上陸した。
2012年、那覇での講演で「私の人生にとって沖縄は大切だった」と振り返っている。その出合いが幸福だったとは言えない
小学校への入学といった春からの新生活を前に、スマートフォンなどで子どもの安全を見守る新しいサービスが相次いで始まっている。
シャープは自社で販売している電話の機能を持つ小型ロボットで、先月から新たなサービスを始めた。
搭載したカメラで家の中の様子を確認したり、帰宅した子どもを認識して、撮影した画像をメールで送ったりすることができる。
保護者がスマホでメッセージを送ると、ロボットが読み上げる。
格安スマホを提供するトーンモバイルが今月発売した端末は、GPSの位置情報などから、AIが子どもの行動パターンを分析し、ふだんと違う行動をとった際には、保護者のスマホに知らせる。
また、ネットのトラブルから守るため状況に応じてアプリの利用制限などを提案する機能も付けられている。
シャープ・景井美帆部長は「コミュニケーションが円滑にできると良い」、トーンモバイル・石田宏樹社長は「AIがいろいろと助けてくれるので安心して使ってほしい」とコメント。
<WBS News>ロボホン・学校で普及狙う
シャープはロボット型携帯端末ロボホンの新機種ロボホン(LTE/3Gモデル)を27日に発売する。
画面が大きくなった他、ワイヤレス機能を使ってロボホンが撮影した写真などをテレビで見られる。
さらに、二足歩行が出来ない代わりに価格を抑えた着座型ロボホンライトも発売する。
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修になるのに伴い、学校など教育機関での利用拡大を見込む。
20年度末までに個人と法人合わせて3万台の販売を目指す。
シャープ・景井美帆のコメント。
「学校に行かないって、悪いこと?」(6日)を読み、小4から3年間不登校だった自分の苦しい毎日を思い出した。
私の両親は力ずくで学校に行かせようとしたが、登校しても嘔吐(おうと)を繰り返し、自宅に戻る日が続いた。
中学は周りの顔ぶれも変わって行けるようになったが、私は学校は必ず行くべき場所だと思っていない。
たくさんある社会のシステムの一つに過ぎないと思っている。
多様な居場所の中の一つの選択肢だという程度で捉えた方が、お子さんもお母さんも肩の力が抜け、柔軟な考え方ができると思う。
高校だって、通信制をはじめとして、誰でも幅広い学び方ができるいろいろなスタイルが確立されている。
学校に行かなくても、その時間を使って自分の関心を深めたり、出かけたり、視野や知識を広げたりして、自分のオリジナルの生き方を進めることができる。
それが自信につながる。
お子さんの感性を認め、いま生きている時間をどうやって大切に過ごすかを追求することの方が大切ではないだろうか。
「学校に行かないこと」は悪いことではない。
1945年3月10日の東京大空襲から1週間後、12歳の私は級友と言問橋(ことといばし)を目指した。
消息不明の友の安否確認だった。
舞台は私たちの出番待っている 会社員 名取郁子(長野県 42)
「夢諦めずに切り開く私の未来」(2月11日)を書いた18歳のあなたへ。
私は2年前、あなたの文章を読み、エールを込めた投稿を載せて頂いた長野の者です。
お久しぶりです。
4月から公務員になる道が決まったのですね。
働きながら夜間大学に通い、演劇の夢も諦めないと決めたあなた、とても素敵です。
最近、通りに面した自宅の小窓に面格子をつけた。
建築時はデザインを重視し、地面からの高さも2メートルほどあるので防犯上も問題ないと思っていた。
親にたくさんの感謝伝えたい 主婦 南梢(神奈川県 36)
娘の友達が出た空手の発表会で、小学生の男の子が「父、母に感謝!」と大きな声であいさつして、とても心に響きました。
私の母は時折、お米を送ってくれるのですが、それを食べる時、あの男の子の言葉が心に浮かぶようになりました。
私は国家公務員試験の勉強をしています。
雇用水増し問題で、国が年末までに約4千人の障害者を採用するからです。
私は国立大を卒業し、学習塾を経営していたので、少々なめてかかっていました。
給油所経営、ぢつと手を見る 会社役員 横松スミヱ(大分県 81)
ガソリンスタンドを経営して50年になります。
3年前に夫に先立たれ、81歳の老婆と50代の息子らとで2店舗を営んでいます。
混乱広がる大学入学定員厳格化 高校教員 佐藤一人(東京都 57)
安倍政権の「地方創生」の一環で、大規模私立大学の定員厳格化が2016年度入試から行われています。
大都市圏への一極集中を是
りそな銀行などの親会社りそなホールディングスは昨年11月、核兵器を開発・製造する企業には融資をしない方針を公表しました。
核兵器禁止条約の採択に貢献し、ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)などの調査では、2014年1月〜17年10月に、
世界の329の金融機関が核兵器製造企業に投融資していたそうです。
日本の七つの金融機関も含まれていました。
「障害者と性」。
最近では、テレビ番組で乙武洋匡さんが男性障害者の性を語り、話題となりました。
一方で、女性障害者の性について語られることはほとんどありませんでした。でも、女性障害者だって性欲はある、はず。
答えてくれたのは、車イスグループ「BEYOND GIRLS」の梅津絵里さん(41)と中嶋涼子さん(32)。
性について悩む障害者の女性たちに届いてほしいとの思いから、名前も顔も出し、あえて率直な言葉で語ってくれました。
モリカケにイカを加える新メニュー(埼玉県 阿部功)
珍しく理事長白旗すぐに揚げ(岩手県 奥山与惣美)
☆名古屋まで秋場所までと綱が延び(高知県 松本健三)
忘れるものか背中の芝生空の色(三重県 毎熊伊佐男)
マムシとは雇われ人より依頼主 千葉県 飯島 史朗
汗顔と安易に言うねと前の知事
独裁かポピュリズムかと問い給え 大阪府 小山 安松
沖縄は明けることなくずっと梅雨 宮城県 賀川 秀眞
アベの矢にエンジンあるとは露知らず 栃木県 大塚 裕
ガソリンがないのを知ってて空ぶかし
動かない車は加速出来ません 奈良県 福田 弘
お江戸にてまことしやかな猿芝居 奈良県 浜田 竜哉
マムシでも依頼主には手加減す 埼玉県 小島 福節
お詫びはしない 「したいと思う」 大阪府 片柳 雅博
ビジネスでいいからリオへ行くと言い 東京都 橘 かほる
申し訳程度にチラとデモ映し 北海道 山本 省三
(安保法案反対で最大規模でもNHKは)
猫の目だってこうは変わらん 神奈川県 大坪 智
政治家を辞める男が組む徒党 (橋下氏) 三重県 毎熊 伊佐男
取り壊す必要あったかとふと思う 神奈川県 和泉 まさ江
貴賓席きっと冷房あるだろう (新国立)東京都 林 明倫
私はよく自転車に乗って団地の友人、知人を訪ねる。いつごろからだろうか。
その途中の道ばたや溝にペットボトルや空き缶が捨てられているのが気になるようになった。
そして拾って自転車の後ろかごにポンポン投げ入れて持ち帰るようになったのだ。
今は暇な時、拾ってきた物を洗って資源ごみに出すのが楽しみになっている。
そうする理由の一つは資源の少ない日本のためだ。
再利用することで資源を大切に使いたい。
もう一つは、近くの川が捨てられたごみなどで汚くなっているのが悲しいからだ。
人生の基礎を培うべき貴重な時間を戦時下に過ごした。八紘(はっこう)一宇の精神で聖戦をしているのだから国民は一致団結し国家に尽くせ。
子どもはしっかり勉強して国家に役立つ人間になれと教育された。
学校では「忠君愛国」を旨とした教科書で、戦争のできる人間づくりが徹底された。
素直に信じ従った。情報源のラジオからは大本営発表のニュースのほか、戦意を鼓舞する軍歌が繰り返し流され、自然に覚え口ずさんでいた。
韓国と北朝鮮の首脳会談が報じられた昨年4月。
大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)の体育館で全校生徒が会談の動画中継を見守る中、学校を抜け出した女子生徒たちがいた――。
そんな物語を、同校の1年生の女子生徒3人が大阪市内の演劇大会で披露し、大人たちの劇団を抑えてベスト4に輝いた。
1月24日、大阪市浪速区の劇場「インディペンデントシアター2nd」の暗い舞台に照明がともされ、チマ・チョゴリ姿の女子生徒が浮かび上がる。
3人の演劇「ゾエアが満天の夜空」が始まった。登場人物は現実の自分たちと同じ、大阪朝鮮高級学校の1年生だ。
「ゾエア」とはエビやカニの幼生のことで、どんなものにでもなれる3人の可能性を象徴している。
リアンの相談相手になれる前向きなサフィ(鄭梨花〈チョンリファ〉さん)をうらやんでいた。
そんなある日、ルエはリアンから突然、北海道への転校を打ち明けられる。
リアンの引っ越し当日は全校で南北首脳会談の中継を見る日。
だが、サフィはルエに、学校を抜け出してリアンが乗る飛行機を見送ろうと誘う。
「歴史的な平和の瞬間をみんなで見るのと、その瞬間を飛び出すのと、大人になった時にどっちが思い出になるやろ?」
走り出すサフィを、ルエもやがて追いかけ、叫ぶ。
「世界を揺るがす出来事なんて私たちにはくだらなくて、世界にとってくだらない私たちの小さな想いは、広い広い海の大空。私たちは誰も昇らない空を駆けのぼっていく。深海の星空に向かって」
上演が終わると会場が大きな拍手に包まれ、涙をふく観客もいた。
・・・ 16歳の3人は、高校の仲間や同世代の在日コリアンにもみてほしいと願う。崔さんは話す。
「自分たちって日本社会では特殊な存在。学校の先生からもよく、『君たちが次の同胞社会を担っていくんだ』と言われる。
でも、それをあまり気負うんじゃなくて……」
自分たちのリアルは高校生としての日常。
友だちと机をくっつけて弁当を食べたり、けんかしたり、何かに打ち込んだり。
「そういう瞬間、瞬間をベストを尽くして生きるってことが、大事なんかなと思います」
男は電話口で暗証番号を教えるよう求め、男性は伝えてしまったという。
警察官だと名乗る女性が訪ねてきて、キャッシュカードを要求した後、中にキャッシュカードが入っていると言って閉じられた封筒を返した。
数日後、男性が銀行を訪れた際に通帳で確認したところ、610万円が勝手に引き出されていた。
男性が封筒を開けたところ、キャッシュカードはポイントカードにすり替えられていたという。
見ず知らずの人に暗証番号を教えたり、キャッシュカードを渡してはいけない。
文科省では学校の業務を見直し、一部を保護者や地域に担ってもらうことを求めている。岡山県浅口市の鴨方東小学校では、地域住民が集まり、ワックスがけをボランティアで行なった。
正面玄関に飾る花も地域住民が生けるようになった。
休み時間に子ども達を見守るのも保護者となり、その間先生たちは宿題の採点や授業準備を行えるようになったという。
とんど祭りを地域に任せた結果教員の負担をへらすことができた。他にもサマーキャンプや登下校の安全指導などを地域に任せ、音楽会や夏休みの水泳教室などを簡略化するなどし50の業務を見直した。
この学校では先月の時間外勤務の平均は2年前と比べ3割も減ったという。
月に1度の会議では学校関係者や地域住民らが集まり、教員の業務1つ1つを見直していったという。
大岸さんはボランティアのまとめ役でそれぞれの得意分野を把握していて声をかけているという。
教員は休み時間の見守りを頼めるだけでも心理的な余裕が生まれるなどとコメントしているとのこと。
日曜に想う 編集委員・大野博人
「国民の代表」とは選挙で選ばれた国会議員だ――。
首相官邸が東京新聞記者の質問を制限した問題をめぐり、官邸側がそんな見解を示した。
記者が会見に出ているのは民間企業である新聞社内の人事の結果だとも。国民の代表たりえないという主張のようだ。
・・・ よく似た考えの持ち主が19世紀のフランスにもいた。
ナポレオン3世だ。
あまりにも有名な英雄のおいということもあって大統領に当選し、さらにクーデターで皇帝になった人物である。
報道機関についてこう言い放ったそうだ。
「私は選挙で選ばれた。だが、記者たちは選ばれたわけではない。
報道を制限するのは、民間企業が権力を持つのを防ぐためだ。
代表として選ばれた者たちによって表明される人民の声だけで政治をするためだ」
やはり選挙で選ばれたトルコのエルドアン大統領やロシアのプーチン大統領を例に挙げる。
「彼らも新聞をしめつけるときに『メディアは正当で民主的な制度や仕組みを批判するからだ』と言います」
日々問われるべき政治家の正統性の有無を、選挙の結果だけに押し込めようとする病理。・・・
「地元の議会にだれかを送りださないのですか」
大山礼子・駒沢大学教授は若者たちに尋ねてみた。
2月に総務省地方制度調査会メンバーとして山陰の町を視察したときのことだ。.
行政といっしょに高齢化などによる課題に取り組んで成果を上げている若者たちで、都会からのIターンやUターン組も多い。
返ってきた答えは「考えたこともない」だった。
「行政とうまく連携すれば新しいこともできる。議会のチャンネルは不要という感覚では。
でも、議会がなければ首長はやりたい放題になる。
議会を拠点にすればもっと広い地域全体の活性化にも取り組めるはずなんですけどね」
代表機能を問われているのは「おじいちゃん」ばかりの地方議会だけではない。
国会もそうとうあやしい。
たとえば女性議員がたったの1割である衆議院が国民を代表しているといえるだろうか。
たくさんの世襲議員が議席を占め、その間で次の政権の担い手を争っている舞台が、今の日本の社会を反映した場所だとも思えない。
一番の不便は買い物に 行けないという。
公共交通が限られている地域には高齢化・核家族化で移動手段を確保できないという交通弱者が増え続けている。
そこで渋川市社会福祉協議会ではささえあい買い物事業が去年から始まった。
タクシーの相乗りは原則としては禁止されているが、過疎地などでは例外的に認められている。
新たにスタートする地区は斉藤さんの地区で、早くも申し込んでいた。
相乗りタクシーの利用には制限もある。
帰りのタクシーを待つまでは高齢者どうしが触れ合える貴重な場。
10年前から公共交通の空白地域となった京都・京丹後市丹後町では「ライドシェア」がすでに始まっている。
ライドシェアを支える岡本さんは感謝の言葉を聞いて続けているという。
NPO専務理事の東さん夫妻はアプリを活用できない人のために代行して配車の手配などを行っている。
東さんはライドシェアについて「どんな社会でも大事」などと語る。
実は過去にも事案があった。
当時小学校5年生の息子がクラスの13人から蹴るなど暴力を受け最終的に現金を恐喝されるといういじめに1年近くあっていたという。
総額50万円を脅し取られていた。
息子が父の上着のポケットからお金を抜いて加害者に渡していたという。
男性はその現場を押さえたという。
すぐに小学校に報告した男性に対し担任と校長は”皆がしてたから”や”いじめというほかない”などと話した。
同級生から聞き取り調査をした結果いじめを学校側は認めていた。
しかしこの2週間後、校長は男性に「いじめはなかったという捜査をされているかも」と話した。
学校側はこれ以降いじめはなかったと翻した。
男性はその後加害者側を相手に損害賠償を求めて提訴。
裁判の過程で加害者の1人はいじめを認める文書を提出した。
裁判では1審2審ともいじめを認定し判決が確定した。
これを受けいじめを認めるよう教育委員会に迫った。
しかし教育委員会だけがいじめを認めなかった。
当時の教育長に話を聞くも記憶にないなどと話していた。
2016年10月6日垂水区の川で中学3年生の女子生徒が遺体で見つかった。
首を吊ったと見られている。
自殺から4日後、母親は仲が良かった複数の同級生から「学校でいじめがあった」と伝えられた。
”顔面凶器”というあだ名があったという。
母親はすぐに神戸市教育委員会に電話を掛けいじめを調査する委員会を設置することとなった。
その後母親は学校にいじめについてなんども訪ねたが「何も知らない」と言われ続けた。
2017年2月、自殺の5日後にいちぶの同級生らが「教師に話を聞いて欲しい」と訴えいじめの内容を聞き取っていたという。
母親は学校側が把握していたことも何ヶ月もたってからわかったという。
「現在で、去年に比べましたら、250パーセントの申し込みをいただいている。例年よりもかなり早い需要です」(JTB中部地区担当 水谷峰さん)
「こちらは元号をいかしていて、4月までは平成31年、亥年(いどし)と表記がされていますが、
(カレンダーを)めくって5月になると、元号がなくなります」(東急ハンズ名古屋店 佐藤裕子さん)
「休みというと、本来であれば数字は赤で刷らないといけないが、(祝日が)決まらないことによって、作業ができないのですごく困っていました。
本当に政府に対しては、もうちょっと早く決めてほしかった」(扇寿堂 加藤健一郎 社長)
「イノシシは勢いがあるので、勢いよく良い年になっていただけたらと思う」(凧茂本店 山田民雄 社長)
中京テレビ
名古屋市西区にある和凧製造会社「凧茂本店」。
一人の男性が、細い竹を和紙に貼り付けていました。
丁寧に作っていたのは、かわいらしいイノシシの絵が描かれた和凧です。
総会では、以下の4議案について提案を行い、いずれも承認されました。
第1号議案 2016年度の事業報告及び決算報告承認の件
第2号議案 2017年度の事業計画及び収支予算承認の件
第3号議案 会費規則の変更の件
第4号議案 理事および監事選任の件
また、同日に2017年度第1回理事会を開催し、岩岡宏保(埼玉県消費者団体連絡会)、長田三紀(全国地域婦人団体連絡協議会)、
浦郷由季(全国消費者団体連絡会)を共同代表として選出しました。
あわせて事務局長につきましても、これまで4年間務めてまいりました河野康子が退任し、浦郷由季に交代いたしました。
これまでの皆様のご厚情に対しまして厚く御礼申し上げるとともに、一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
出演は、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦さん、
未来工学研究所特別研究員・小泉悠さん、東京大学教授・小原雅博さん、早稲田大学教授・中林美恵子さん、
南山大学教授・平岩俊司さん、慶應義塾大学教授・渡辺靖さんです。
合意に至らなかった2回目の米朝首脳会談から2週間余り。
北朝鮮での新たな動きをどうみる?アメリカのねらいは?
国際社会はどう向き合うべきか?専門家が徹底分析します。
私の住む厚木市では、2007年に市長の多選自粛条例が制定された。
「市長の職にある者は連続して3期を超えて在任しないよう努めるものとする」という努力義務が課されている。
所得による「選別」は不公平だ 税理士 塚越錦一(群馬県 57)
幼児教育の無償化を盛り込んだ「子ども・子育て支援法」の改正案が、衆議院本会議で審議入りした。
少子化対策の一つとして大いに期待したいが、再検討してほしいことがある。
3月は進学先と就職先が決まる時期。
最近テレビで大学の合格発表が放送され、合格した受験生を見ていると、私も「おめでとう」を贈りたい気持ちになります。
不要な排雪、税の無駄遣いでは 会社員 佐藤博志(北海道 70)
今月上旬、除雪車とダンプが来て、家の前の道路わきの雪をご丁寧に持っていきました。
私の住む札幌は、最近の暖かさで道路の舗装面が出ており、歩行には全く支障なし。
大好きなプロ野球がもうすぐ開幕する。
しかし、FA制度などで獲得した選手がスタメンを務め、球団生え抜きの選手がベンチを温める状況は残念で仕方ない。
かたえくぼ
『桃栗3年』
核何年
ーーー国民
(福岡・ごまめ)
公示地価種も仕掛けもないでしょね(栃木県 井原研吾)
身を挺(てい)しジュゴンがちょっと待てという(京都府 山中あきひこ)
「不運だが不幸ではない」言やよし(東京都 橘かほる)
女子にゴジラじゃいじめじゃないの(静岡県 増田謙一郎)柔道日本代表の愛称
修行僧如き顔して野球する(千葉県 安延春彦)イチロー。
標準木ではない桜五輪咲く(福岡県 吉原鐵志)
娘は5歳で自閉症スペクトラム、私は50歳。
6歳の娘を殺したとして45歳の母親が逮捕されたニュースに胸が詰まりました。
娘さんは知的障害があったと報じられています。
障害の娘、高齢の母という点は共通、他人事(ひとごと)とは思えません。
障害児の子育ては次第に孤立していきます。老いた両親にも頼れません。
母親が追い詰められる背景として、地域や行政の支援不足のほか夫婦関係にも目を向けるべきだと思います。
子育ての悩みを共有し、夫が妻を支えているか。
夫にDVや病気の問題があれば事態はさらに深刻でしょう。
虐待にもなりかねません。
精神的、経済的に追い込まれがちな母親が、母でもなく妻でもない一人の人間としての自信を取り戻すため、就労支援が必要と感じています。
短時間勤務も可能な仕事、経験を生かせる福祉分野の仕事など、障害児を育てながらでも働けるよう支援してもらえませんか。
帰らぬ時 指おり数えても涙と笑い
過去と未来引き裂かれしわたしは 冬の花.
あなたは太陽 わたしは月光と闇が交じり合わぬように涙にけむる
ふたりの未来美しすぎる過去は蜃気楼.
10月から幼児教育・保育を無償化するための子ども・子育て支援法改正案が、衆院内閣委員会で審議中だ。
・・・ 多くの野党が批判するのは、無償化の恩恵が比較的所得の高い世帯に偏る点だ。
例えば認可保育園の無償化に必要な4650億円のうち約半分は年収640万円以上の世帯に使われ、住民税非課税世帯に使われるのは1%程度だ。
認可施設の保育料は所得に応じた負担になっているためだ。
・・・ 子育てにかかる費用の軽減はありがたい。
でもその前に、誰でも希望の保育園に入れるようにしてほしい。
そんな声は、今年も各地に広がる。
前年からほとんど改善していない。
・・・ 消費増税を決めた12年の「税と社会保障の一体改革」では、
保育士の処遇改善や職員の配置を手厚くするなどの「質の向上」を約束したが、それも置き去りのままだ。
子どものための政策分野では、虐待防止のための児童相談所の体制強化や子どもの貧困対策など、予算の拡充が必要なものが多い。
限りある予算をどう効果的に使うのか。無償化ありきでない、建設的な議論が必要だ。
東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働の是非を問う県民投票条例案は15日、県議会で主に自民、公明会派の反対によりあっさりと否決されてしまった。
県民投票を願い、条例制定を求める有効署名は2カ月間で必要数の約3倍にあたる11万余りが集まったにもかかわらず、だ。
反対派議員の意見はどれも説得力がないと感じたが、一つだけはっきりと理解できた。「なんとしても住民投票はさせまい」という彼らの強い意思だ。
原発は決して安全ではなく一度事故が起こるとコントロールできないこと、今も人々が耐え難い苦しみの中にあることを思い知った。
反対派議員は、県民投票が行われれば再稼働反対票が多数を占めることを懸念したのだろう。
県議会議員は、県民の抱く不安や疑問に真摯(しんし)に向き合うべきである。
今回初めて署名集めを経験し、「大事な問題だから自分の意見を示したい」という人たちの声を聞いた。
結果に失望はしたが諦めず、声を上げ続けようと思う。
米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの機体に放射性物質の劣化ウランとトリチウムが使われていることが21日までに分かった。
米国防研究所(IDA)でオスプレイの主任分析官を務めたレックス・リボロ氏は本紙の取材に対し、
オスプレイに使われている劣化ウランの放射能値が自然界の20〜300倍に上ると説明した。
オスプレイは重大事故率が高く、沖縄県内で頻繁に訓練しているが機体の整備計画が大幅に遅れており、安全性が懸念されている。
墜落など重大事故の場合について専門家は「物質が燃焼すれば人体に影響を及ぼす」「ウランは毒性が非常に強く、危険だ」などと指摘している。
04年に同市の沖縄国際大学に墜落したCH53D大型輸送ヘリコプターはプロペラの亀裂を感知する装置にストロンチウム90が使用されており、問題となった。
【東京】名護市辺野古の新基地建設を巡り、岩屋毅防衛相は22日の閣議後会見で、
玉城デニー沖縄県知事が求めた工事中止に応じず埋め立てを進める考えを示した。
沖縄防衛局が25日以降に予定する辺野古沿岸部の新工区での土砂投入については、天候などを踏まえて「準備が整い次第始めさせていただきたい」と説明した。
玉城知事は今月19日の安倍晋三首相との会談で、工事中止や協議の場を設けるよう要請した。
岩屋氏は「沖縄県側から提案があったことは承知しているが、普天間の一日も早い全面返還に向け一歩ずつ着実に事業を進めさせていただきたい」と述べた。
県は辺野古の埋め立て承認撤回の効力を国土交通相が一時停止したことを不服として、22日に福岡高裁那覇支部に提訴する見込み。
岩屋氏は会見で「そういう展開になるとしたら残念だ」と語った。
40〜64歳のひきこもり状態の人が全国で61万人いるとの推計を内閣府が公表した。
「中高年ひきこもり」の国レベルの調査は初めてで、2015年度に調査・推計された15〜39歳の「若年ひきこもり」の54万人を上回ったという。
恥ずかしながら私も中高年ひきこもりの当事者だ。
(声)帰れない、原発避難者の不安 医師 太田仁士(岡山県 67)
2011年3月11日の東日本大震災から8年たった。
岡山県は比較的自然災害の少ない地域として当時、東日本の多くの人が避難先とし、今も多くの避難者が故郷に帰れぬまま居住している。
私はこれらの方々の健診事業に参加しており、直接話を聞く機会がある。
『地盤・看板・カバン』
茶番もあります
ーーー無投票選挙区
(豊橋・半風子)
出しゃばりの解説もつく新元号(東京都 大島天平)
「安」がなく人々胸を撫(な)でおろし(神奈川県 佐野浩一)
裏元号移民元年始動する(神奈川県 赤木不二男)
菓子折りの底から覗(のぞ)く下心(埼玉県 増田昌昭)東通村に2億円。
オレだオレ仏の国で馬鹿息子(兵庫県 上村晃一)
奴らしく病公表せずに逝く(大阪府 石田貴澄)ショーケンこと萩原健一さん逝去。
26年ぶりに発生し、感染が広がる豚コレラ。
岐阜・山県市で2つの養豚場を経営する橋枝浩さんは、豚へのワクチン接種再開が必要だと訴える。
ハシエダ養豚・橋枝浩さんは「捨てられたのかな」と話した。
農林水産省は、国際的な信用が低下し、年間約10億円の豚肉の輸出が制限されることを懸念。
豚へのワクチン接種について消極的。
養豚農家に衛生管理を徹底させることで感染を防ぐ方針だが、農水省の言う豚コレラを防ぐような衛生管理はどこまで可能なのか。
豚の飼育頭数が全国2番目の宮崎県で養豚場を経営する香川雅彦は、日本養豚協会会長。
香川会長は9年前に宮崎での口てい疫の流行で飼育していた豚を殺処分した経験がある。
香川会長は「ワクチンを売った肉を流通できるのか。消費者が理解して買ってもらえるか」と述べた。
提供:香川畜産。
飼養衛生管理基準について言及。
国内の各空港では、アフリカ豚コレラを警戒し、海外から来る観光客に肉製品などの持ち込みを禁止。
今週、新たな事実が判明。
吉川貴盛農林水産相は「感染力を持つアフリカ豚コレラウイルスが、水際まで到達していたことが明らかになった」と述べた。
今年1月、中国から中部空港に持ち込まれた豚肉ソーセージを検査したところ、感染力のある状態のアフリカ豚コレラウイルスが初めて見つかった。
侵入リスクは高いと考えながら対策をとっているところ」と述べた。
家畜の伝染病を研究する北海道大学獣医学研究院・迫田義博教授は、農林水産省が豚へのワクチン接種に慎重なのは、このアフリカ豚コレラへの警戒もあるためだと指摘。
迫田教授は「アフリカ豚コレラを考えると衛生管理徹底をしっかりしておくのが大事」と述べた。
愛知・常滑市・中部空港の映像。
提供:農林水産省動物検疫所。
提供:NTD。
この違法投棄は即刻法案化すべきである#共産党 頑張ってほしい.
横山 朋未(よこやま ともみ、1988年6月15日 - )は、中部日本放送の女性アナウンサー。血液型はAB型。
2019年4月5日09時30分
子どもへの性犯罪で服役した元受刑者に、住所の届け出を義務づける条例を福岡県がつくった。
大阪府に次ぎ2例目の取り組みだ。
性犯罪者の再犯を防ぐには、どんな対策が効果的なのか。
私は13歳の時から7年間、実父から性暴力を受け、その後もうつ病や強迫症状に悩まされました。
十数年前から性暴力について学び、回復する中で、「父に刑務所に入ってほしかった」と強く思いました。
しかし、すでに時効。
父を訴えられませんでした。
「私の被害は罪ではないのか」と悩む一方で、「同じ思いを他の人に味わわせたくない」とも思いました。
「どうして私が」「なぜこんなことに」。
必死に答えを探し求める中で「なぜ加害者は、加害行為をするのか」を深く考えるようになりました。
後半では、性犯罪の被害者を支援する上谷さくら弁護士、精神科医の福井裕輝さんに再犯を防ぐ有効な手立ては何かを聞きました。
元受刑者が再び罪を犯すケースが後を絶ちません。
被害者は処罰感情とともに「同じことを繰り返さないでほしい」と願うからこそ、様々な葛藤を乗り越え、自らの体験を訴えます。
それなのに、出所後に犯罪を繰り返されたのではたまりません。
性的なものがタブーとされ隠されているからこそ性被害にあったのだと理解するまでかかりましたし、けれど隠されているからこそ言っ ....
そう語るのは、父と兄から性虐待を受けた経験がある都内在住の女性(49)です。 ...
性暴力被害者や支援者でつくる一般社団法人「Spring」(東京)代表理事の山本潤さん(44)は「日本では、被害者が被害を伝えることの重みが伝わっていない。」
ほとんどの場合、加害者はいずれ社会に戻ってきます。
出所後に状態を見極め、再犯リスクが高い人には一定の対策を講じ、そうでない人にも再犯せず暮らせるよう就労などの生活支援をするべきです。
更生に協力することで、被害者を出さないことが大切だと思います。
福岡県の条例のように、性犯罪で服役した元受刑者の状況を行政が把握することは重要でしょう。
プライヴァシーの観点から反対する人もいますが、再犯せず、良い人生を送れるよう手助けすることは、その人のためにもなります。
ただ、住所の把握は本人の届け出が頼り。
届け出ない人にどう対応するかが今後の課題だと思います。
想像だけで対策を考えても、実態とずれた内容になりかねません。
条例づくりなど、意思決定の場に、被害者を参加させてほしいと思います。
加害をなくすには、性暴力を生み出す社会の文化や構造も変える必要があります。
男女格差があり、暴力が容認された社会で性暴力は起きやすいと言えます。
「体を触っても減るもんじゃない」なんて理屈がまかり通る社会に、加害者は乗じているのです。
社会の偏見をなくさないと、性暴力はなくなりません。(山本潤さん 性暴力被害者支援看護師)
被害直後の支援を充実させるとともに、性犯罪の立件に高いハードルがある刑法を改正する必要があります。
私の周りには、自分の意思に反した性交を強要されたのに罪として認められず、理不尽な思いをしている被害者が多くいます。
同意のない性的接触は性暴力だということを、社会がルールとして示していくことが求められています。
(聞き手・塩入彩)」朝日新聞2019年4月5日朝刊、15面オピニオン欄「耕論」。
日刊スポーツでは2回にわたり、モスクワ大会の代表選手に焦点を当てて特集する。
日本スポーツ学会ではこのほど「幻の日本代表」へのアンケートを実施。
今月10日に都内で当時の代表選手や、自身も馬術代表だった日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(69)らを招いてシンポジウムを開催した。
第1回は同学会の協力を得て、五輪出場機会を奪われた元選手たちの証言をもとに、ボイコットの影響から五輪の存在意義、20年東京大会の果たすべき役割について考えた。
【取材・構成 首藤正徳】
左から吉川智恵子氏、赤羽綾子氏、松本由子氏、野沢咲子氏、加納弥生氏、日向由佳氏、内田桂氏(姓は代表当時)
五輪代表なのに、五輪に出場していない。自分は果たしてオリンピアンなのか。
「幻の日本代表」の多くが37年たった今も葛藤と向き合っている。
今回のアンケートでも「五輪代表といっても必ず幻≠ェつくので堂々と代表と言っていいのか? 今でも疑問に思う」(水泳女子)などの意見が寄せられた。
モスクワ代表でその後、五輪3大会に出場したレスリング銀メダリストの太田章氏(60)は「出場した3度の五輪で通し番号の付いた参加証をもらったが、モスクワのものはない。
残念だがIOCはオリンピアンとは認定していない」と話す。
JOCは五輪代表の認定証を出し、オリンピアンズ協会会員として認めているが、選手名簿はIOCに提出していないという。
体操女子代表だった笹田(旧姓加納)弥生さん(54)は「IOCが認めていないと聞いて、やっぱり自分はオリンピアンではなかったのかと、あらためてショックを受けた」と明かした。
80年1月、当時のソ連軍のアフガニスタン侵攻に、カーター米大統領がモスクワ五輪ボイコットの可能性を表明。
同4月に米国が不参加を決定すると、JOCも政府の強い圧力に屈して不参加を決めた。
アンケートでは「スポーツ界のことを考えて決断したのか。外交問題としてのみの決断であったとしか思えない」(バレーボール女子)など、
政治主導の決定に怒りの声がいまだ根強かった。
「あの当時は国のために日の丸を揚げるという思いが強かったが、ボイコットでそれがばかばかしくなった。
実は次のロサンゼルス大会で金メダルを取れたら、首から外してぶん投げようと思っていた。
銅メダルだったからしなかったけど」と、当時の国に対する怒りを回想した。
同じ米国と同盟国の英国は、サッチャー首相の圧力にも圧倒的多数で参加を決定した。
一方で80年前後の日本はまだスポーツの認知度、成熟度が低かった。
世論調査でボイコット賛成が40%を超えた新聞もあった。
決定前、涙ながらに参加を訴える姿がテレビで映し出された高田氏のもとには「男のくせに何泣いているんだ」との苦情電話が殺到した。
参加票を投じた自転車代表監督だった岡本雄作氏(82)は「右翼から拡声器で名前を呼ばれてずいぶん脅されました」と振り返った。
日本では認定証と銀のバッジと名簿が選手に配布されただけだった。
「政府、協会すべてがボイコット後の選手に対して何のケアもなく、見捨てられた感じがした」(体操女子)とのアンケート回答は、代表選手たちの心境を代弁したものでもある。
モスクワが3度目の五輪だったJOCの竹田会長は「決定は試合を転戦していたドイツで聞きました。
競技人生の集大成という目標がなくなったわけですから引退を決めました」と話す。
4年後の五輪代表の保証はない。
「22歳の私には4年後が果てしなく遠く思え引退。体操界からも去る。そ
の悔しさは今も消えることはない」(体操女子)との回答もあった。
実はモスクワ五輪代表には64年東京大会を見て五輪を目指した選手が多い。
竹田会長も「高校2年の時に東京大会の馬術を見て、絶対にこの舞台にチャレンジするという気持ちを持った」と振り返る。
自国開催の熱の大きさを知っているからこそ、20年大会への思い入れも強い。
笹田さんは「13年に東京開催が決定したときから、モスクワ代表で何かできないかと感じていた」と打ち明けた。
「モスクワ代表の開会式への参加。もしくは見学等の機会があってほしい」(水泳男子)
「モスクワ代表に聖火リレー等に参加できる企画があればいい」(ボクシング男子)。
太田氏が言う。「実はモスクワの代表はおそろいのユニホームを持っていない。
五輪マークのついたものがない。聖火ランナーはユニホームがもらえます。
ぜひ聖火ランナーを走ってほしい」。
「20年大会後に期待すること」の質問に、次のような回答があった。
「スポーツを『愛する心』『親しむ心』『必要であると感じる心』が広く国民に残ること」(体操男子)。
それが真に実現すればボイコットという選択肢もなくなる。
五輪を奪われた心の傷が消えることはない。
しかし、20年東京五輪は傷を癒やす大会になる可能性を秘めている。
『4人に1人』
道府県議ーーー無投票で当選
保育園ーーーーあえなく落選
(北九州・マッキー)
適材を止(や)む無く切った安倍総理(埼玉県 相澤優)遅きに失すサクラダ妄言暴言湿原大臣事実上更迭。
誰からもがっかりされず桜散る(埼玉県 瀬口至)
任命の責任とらず居続ける(神奈川県 岩堀洋子)
代議士を辞めると誰も何故(なぜ)言わぬ(茨城県 藤井謙一郎)
あの黒いとこがそうかと感心し(宮城県 高橋敏)
☆洗いざらいこの星の武器呑(の)んでくれ 埼玉県 阿部功
やっぱりね復興五輪はウソだった 長崎県 黒崎雄三
その議員は「全国民の代表」か? 大学生 浦田薫(埼玉県 21)
道路の必要性 冷静に判断して 会社員 板村誠(福岡県 34)
「はやぶさ2」は未来への種まき 科学ライター 中野太郎 埼玉県 46
「感情失禁」なんて言葉やめよう ケアマネージャー 渡辺藤子 神奈川県 65
桜と共に見送った集団就職 主婦 福田民子 福岡県 80
カレンダーが語る老境の日々 主婦 藤原里子 神奈川県 82
変わらない困窮者への冷たい目 団体職員 藤田寛 神奈川県 49
発達障害者に厳しい公務員採用 病院事務 竹中晃子 熊本県 34
都会に必死にしがみついたけど 会社員 岩淵美沙 東京都 28
岩手弁と山形弁の些細な違いなんか気にする暇もないくらい、松じいがセリフを喋っているシーンでは
「ああそうそう、近所のお年寄りとかこういう喋り方する! 本当に全く細部の発音まで再現されてる!」と思わされてばっかりです。
調べたら、大久保正信さんという役者さんは山形県出身なのだそうで、そりゃ上手いはずです。
俊作(演:中村雅俊)がハーモニカで「庭の千草」という曲をしょっちゅう吹いていて、
おしんとの別れの際にそのハーモニカをおしんにプレゼントしていたのですが。
山の中で炭焼きをしている松造じいさん(演:大久保正信)の方言がとにかく完璧過ぎる!!
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/俊作:中村雅俊/松造:大久保正信/
憲兵:草薙良一/兵隊:麿のぼる/兵隊:加世幸一・村上寿/圭:大橋吾郎/おしん:乙羽信子
<あらすじ>
雪深い山奥にも、いつか春が訪れ、俊作と松じいとの暮らしに別れを告げる日がおしんに近づいていた。
松造「帰らねばならねんだぞ。春になって、おしんの年季奉公が明けで、家さけえってくる。
お父も、お母も、ばんちゃんも、首長くして待ってるんだぞ。もし帰らなかったら、どげえ心配するかわからねんだぞ」
俊作「おしんはよく働いてくれた。気立ても優しいし利発な子だ。
これからつらいことや苦しいこと沢山あるだろうけど、今の気持ちを忘れずに、自分を大事に生きるんだ。きっと幸せになれる。
俺たちがそばにいたって、幸せにしてはやれない。帰るんだ」
んだ、今晩は米のまんま炊くべ。米少し残ってだから。おかずは、イワナだ。
そろそろもう川さもへぇられんだろうから、俺が捕ってくる。おしん来い、俺の腕前見せてやっから」
うつむいて座ったまま松造に着いて行こうとしないおしんに、俊作が優しく声をかける。
俊作「さあ、元気を出して。明日お母さんやお父さんに会えるんじゃないか」
おしんはやっと立って出て行く。
「兄ちゃん! 兄ちゃん来てけろ! 兄ちゃん! 兄ちゃん来てけろ! 兄ちゃん!」
急いでおしんのところまで駆ける。おしんも駆け寄ってくる。
「兄ちゃん! じっちゃんが、じっちゃんが!」
小屋の中で俊作が松造に手当てをしている。
足を踏み外して腫れあがってしまったが、どうやら骨折はしていないようだ。
松造が作った薬もあるので心配は要らないが、明日山を下りられなくなってしまった。
おしん「んだら、オレも山下りねえでええんだな。
じんちゃんの脚良ぐなるまで、帰らねえでええんだな。えがったー」
俊作「俺が送っていく」
松造「俊作!」
俊作「おしんのうちまでは送っていけないけど、山を下りるところまでだったら。後はおしん一人でも大丈夫だろ」
俊作「松じいが脚良くなるの待ってたら、一日遅れたら遅れた分だけおしんも帰りにくくなる。
やっぱり明日俺が送っていく」
次の日。天気を見るために山小屋の外に出るおしんと俊作。
雪がちらついている。
「兄ちゃん。兄ちゃんが時々吹いてたええ音がするもの、あれ、聞がせてけろ。
何ていうもんだか知らねえけんど、オレ大好きだった。うちさ帰ったら、もうあの音ば聞けねえ。お願いだ、吹いてけろ」
俊作はハーモニカを取り出し、いつも吹いていた「庭の千草」を吹き始める。
吹き終わるとおしんは頭を下げた。
「おしん! これお前にやる。好きなんだろ」
「こだい大事なもの、だめだ」
「これからも、つらいことや悲しいことも沢山あるだろう。
その時に吹けば慰めになる」
「だめだ、だめだよ」
「これはハーモニカっていうんだ。戦争に行くときに買って、戦場にも持っていった。色んな思い出がしみこんでる。
だけど、その思い出も忘れなきゃいけないんだ。持ってればつらいだけだ」
「でも」
「だから、おしんが大事にして吹いてくれるんだったら。俺が持っているよりもその方が。
簡単だ! すぐ覚えられる。さ、吹いてみろ」
「後は、歌の節の音色を探せば、ちゃんと歌になる。すぐ吹けるようになるぞ」
もう一度吹いてみせる俊作。
「オレ、その歌覚えた。兄ちゃんがいつでも吹いてたから」
俊作はハーモニカをおしんの手に握らせた。
「お前のハーモニカだ」
「オレ、きっと兄ちゃんの歌、吹けるようになってみせる」
俊作はおしんの肩を優しく抱いた。
松造が荷物を用意してくれた。握り飯も入っているという。
「送ってってやれねぇのが心残りだども、無事けえれるように祈ってるからな。
挨拶なんかいらねえ! 行くんだ。
ぐずぐずしてると明るいうちに着がなくなってしまうぞ」
「じんちゃん」
「早ぐしぇえ!」
「わらの布団、あったかがった。このいろりで色んなもの煮て、うまがった。
もう二度と来られねんだな」
「おしん……!」
「ほだら」
おしんは思いを振り切るようにさっと小屋を出て行った。
後に残った俊作に松造が語りかける。
「くれぐれも、気ぃつけてな。お前だけでねえ。
あいつらは、他の連中どこも厳しく探ってんだからな」
俊作も出て行く。涙ながらに見送る松造。
おしんは遅れがちになり転ぶが、「少し休むか」と訊かれても「早ぐ下りねど、兄ちゃんが帰れなくなる」と答え、二人は手をつないで歩き続ける。
一人小屋の中で二人の身を案じている表情の松造。
やがておしんは俊作に背負われていた。
村が見えた。「もうここでええがら。もう一人で帰れるよお」と言うおしんを無視して歩く俊作が、前方を見てさっと方向を変え身を隠した。
憲兵と兵隊達が歩いている。
隠れているおしんと俊作。
「こだなとこで何してるんだべ」と問うおしんに、俊作は「シーッ」と注意する。
二人の隠れているすぐ後ろを憲兵達が歩き過ぎていく。
「帰ってけろ、この辺りは村さ近え」
「まだお前一人では無理だ」
と、そこへ憲兵達を見つけて慌てて方向を変えるが、ちょっとした音を立ててしまった。
憲兵「おめだぢはどごの者だ!」
俊作「上で、猟師をしてる」
憲兵「名前は」
俊作「太助」
憲兵「この子供は」
俊作「妹だ。今度学校さはいんで、村の知り合いにあずけさ行ぐどこだ」
憲兵「何ていう家だ」
その質問にはおしんが答える。
おしん「さ、作造さんとこだ」
憲兵「連行しろ」
俊作「ちょっと待て、俺たちが何したって言うんだ」
俊作「俺はただの猟師だ、連れて行かれる理由はねえ」
憲兵「申し開きは後にしろ!」
俊作「理由もねえのに行くことはねえ!」
おしんを背から引き剥がされ、憲兵3人がかりで無理矢理連れて行かれそうになる俊作。
俊作「おしん!」
おしん「逃げろ兄ちゃん!」
おしんがそのうちの一人の腕に噛み付き俊作から離す。憲兵は力任せにおしんを突き放す。
俊作「おしん!」
おしんを捕まえようとした憲兵を俊作は突き放す。
俊作「この子に何の罪があるっつうんだ!」
俊作はおしんを抱き起こすが、再び離されまた3人がかりで取り付かれる。憲兵の持っている銃で腹を突かれ、逆にその銃を奪いそれで憲兵を蹴散らす俊作。
俊作「おしん!」
2発。くずおれる俊作。
おしん「兄ちゃん! 兄ちゃん!」
俊作「おしん、これで俺もやっと楽になれる。これでいいんだこれで。おしんは、後悔しないような生き方をするんだぞ」
おしん「兄ちゃん!」
「ああおとうとよ 君を泣く
君死にたもうことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃(やいば)をにぎらせて
人を殺せとおしえしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや
すめらみことは 戦いに
おおみずからは出でまさね
かたみに人の血を流し
獣(けもの)の道に死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
大みこころの深ければ
もとよりいかで思(おぼ)されん」
詩を朗読するおしんを何も言わずに見つめている圭
ウサギを捕り喜ぶ俊作。
ハーモニカを吹く俊作。
誰もいなくなった山道に、一人倒れている俊作。
(第18話 おわり)
衆院沖縄3区の補欠選挙は、米軍普天間飛行場の辺野古への移設反対を訴えた野党系新顔が当選した。
移設容認の立場を明確にした自民党新顔は及ばなかった。
選挙結果を真剣に受け止めるなら、安倍政権は最低でも進められている移設工事を中断しなくてはならない。
この結果でもなお「真摯(しんし)に受け止めて、負担軽減に努めたい」という言葉だけを繰り返すのは、もう許されない。
今回の選挙で否定されたのは、政権のその言葉と矛盾するその姿勢だからだ。
アイヌ民族を初めて「先住民族」と明記した新法「アイヌ民族支援法」が成立した。
政府や自治体の責任で産業や観光の振興を進めるほか、アイヌ以外の国民との共生や経済格差是正も図る
▼ただ2007年の「先住民族の権利に関する国連宣言」で明確にされた土地や教育などの権利は、同法に盛り込まれなかった。
付帯決議で国連宣言を尊重するよう政府に求めるにとどめたため、アイヌ関係者から批判もある
▼とはいえ近世以降、厳しい同化政策で独自の文化を奪われたアイヌにとって、尊厳を取り戻す一歩となる。
新法はアイヌの人々に対する差別を禁止した。
ヘイトスピーチの規制につながると評価する声がある
旧優生保護法下での強制不妊手術問題で、被害者への一時金320万円支給を柱とする救済法が成立した。
しかし、旧法の違憲性、問題を放置してきた国の法的責任を明確に認めていない点など、被害者の求める救済とは大きな隔たりがある。
1948年に施行された旧優生保護法は、その目的を定めた第1条に「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」と優生思想を明記し、
遺伝性とされた疾患や知的障がいのある人の不妊手術や人工中絶を認めた。
医師が必要と判断すれば、本人の同意がなくても都道府県の優生保護審査会の決定で不妊手術を行うことが可能だった。
障がい者らの人権と自由意思を無視し、心身に苦痛を強いた違憲性は明らかだ。
国家が一部の国民を「不良」と見なし、子孫を残す権利を強制的に奪うという蛮行を繰り返した。
その事実と真正面から向き合い、旧法が、憲法で保障された基本的人権を侵害していたことを国として認めるべきだ。
法の下の平等を掲げた新憲法が施行された直後でありながら、優生思想に基づく優生保護法を全会一致で成立させた立法府、本人同意のない不妊手術制度を執行してきた行政府の責任は重い。
法律が母体保護法に変更され、障がい者への差別的な条項が削除されるのはようやく96年になってからだ。
日弁連は旧法下での不妊手術の実施件数は2万4991件と指摘し、このうち同意のない強制手術は1万6475件に上るとしている。
本人が自覚していないまま手術が施された事例も多くあり、被害の実態と真相の究明を急がなければならない。
18年1月に仙台地裁に国家賠償請求訴訟が提起され、旧法下での強制不妊被害に補償を求める動きが全国に広がった。
旧法の施行から71年が経過して成立した今回の救済法は、被害の補償へようやく一歩を踏み出したといえる。
各地の国家賠償訴訟で原告は最大3千万円台後半を求めている。
失ったものの大きさに対し一時金の額はあまりにも低い。
被害者や遺族の納得する解決とは程遠い。
訪欧中の安倍晋三首相は初めて政府として謝罪する談話を発表した。
だが、救済法の前文をなぞっただけで、旧法の違憲性について明確にしていない。
しかも談話は肉声ではなくペーパーだ。誠実さが全く伝わってこない。・・・
外国人労働者の受け入れ拡大の制度について、国がガイドラインを公表した。
以前、大学で留学生の受け入れを担当した者として、目が離せない。
最も懸念されるのは、外国人が病気やけがをした場合に医療機関で安心して治療を受けられるかどうかだ。
多くの人は来日する際の借金返済のため、無理して働きがちだ。
また、治療費を心配して受診を控え、病をこじらせることも多い。
権力は長く続くと腐敗すると言うが、今の日本には権力者に擦り寄り、忖度(そんたく)していると思われる政治家や官僚の何と多いことか。
そうした政治状況の中、自民党の二階俊博幹事長が、安倍晋三首相の党総裁4選の可能性に言及した。
党則改正が必要となるが、「余人をもって代え難いというときには、何ら問題はない」と発言したという。
約2年前に自民党は総裁任期の「連続2期6年」という党則を「連続3期9年」に変更し、安倍首相の連続3選を実現させたばかりだ。
3選から約半年なのに、また党則変更することを「何ら問題はない」と言う。
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