2017年総務省発表の資料より全国1741市区町村の所得を算出しました。
https://www.nenshuu.net/prefecture/shotoku/in_shotoku_city.php
2017年のトップも例年通り、東京都港区。
相変わらずの強さを今年も維持しており、平均所得は何と1115万円。
昨年とほぼ同様の4万円アップとなりましたが、
日本で唯一平均所得が1000万円を超えています。
そして第2位もまた、東京都千代田区で、平均所得は約940万円。
この2つのワンツーコンビはおそらく来年以降も続いていきそうです。
そして、今年の注目は3位の北海道猿払村。
今年もホタテ漁が豊漁でついにランキング3位にまで登り詰めています。
北海道の田舎町が平均所得813万円を稼ぎ出している事は驚きでしかありませんが、
来年も今年以上の豊漁が続くのであれば、もしかすると2位の千代田区を
凌駕する結果となるかもしれません。
4位と5位は渋谷区・中央区と東京の中心地がランクイン。
そして、6位には関西の高級住宅街「芦屋市」。
関西の富豪が集まる街でランキング上位の常連です。
今年も上位を東京の市区町村が占める結果となり、特に大きな変化はありませんでした。
少子化で人口が減少していく中、都市部と地方の経済格差は拡大していく傾向にあるため、
来年以降も東京の一人勝ちは続いていきそうです。
※これらのデータは明確な年収ではなく、「所得」です。
各種の社会保険や控除などがあるため実際の総年収としては、
この「所得」数値よりも多くなります。職業や給与状況によって大きく異なりますが
概算としては300万円の所得で400万円以上の年収になります。参考程度にご覧ください。