本居宣長について語るスレ ->画像>1枚

語りましょう

「しき嶋の やまとごゝろを 人とはゞ 朝日にゝほふ 山ざくら花」

私は、宣長は学問のやり方を新しくしたというところが一番すごいと思います。

『菅笠日記』を読んでみたいと思います。
大和のどこらあたりを巡ったのか、知りたいです。

>>3
宣長は文献学者としてのイメージ強いですが古墳研究にも関心を持っていたようですね。

本居宣長記念館さんがサイトに『菅笠日記』の全文を載せてくださっています。
http://www.norinagakinenkan.com/norinaga/shiryo/sugakasa_hon.html

あげ

志賀島の金印は、たしか本居の時代に発見されてなかった？

何か匂うんだよね。
まぁおいらは金印偽造説派なんだけども。

本居宣長は⑧孝元の娘である倭迹迹姫命（やまとととひめのみこと）と、
大物主と結婚したモモソヒメが同一人物であると言ってたようだが、
今の学者と違って欠史八代などと言わず、彼らは実在で、
しかも記紀に書かれた父子継承に疑問を持っていたようである。

さすがだと思う。
本居が先代旧事本記を否定したのは、
先代旧事本記では崇神から神武までさかのぼること6世代とされており、
記紀の崇神から神武までさかのぼること9世代とは違うことではないだろうか。

ところが本居はその9世代に疑問を持っていた。
変な言い方だが、先代旧事本紀のほうが正しい、だから偽書と断定した。

真実は時に残酷だ。
日本の歴史の暴いてはいけない真実に本居は気づいていたのだ。

暴いてはいけない真実とは、
後漢書東夷伝の倭国王帥升がスサノオであるという事実。
愛する日本の歴史がAD107年中華皇帝への土下座から始まるという、
当時の日本人には絶えられない事実であろう。

×　絶えられない事実

〇　耐えられない事実

>>7
宣長は、中国の史書に登場する古代の日本の冊封の記述についてはどのように考えていたのでしょうか？
『馭戎慨言』にはそれに関する記述はあるのでしょうか

>>9
『馭戎慨言』にそれに関する記述があるのか、こちらがお聞きしたいと思っていた。
シナをもろこしの国等と呼んでいる、まるで日本版中華思想のような記述なので、
おそらく古代の日本の冊封の記述はないのではないのかと思う。

本居は古代の日本の冊封について、当然強く意識していた。
だから劣等感の裏返しのような『馭戎慨言』になったのではなかろうか。

日本書紀がなぜある時期から古代天皇の年齢を大きく伸ばし、
100歳超えるようなことになったのか、本居は多分理解していたはず。

しかしその理由は言えなかった、
死んでも言えなかったと思う。

>>10
なるほど
意識して覆い隠したということですね

今調べてみたら本居宣長全集の第8巻に『馭戎慨言』が収録されているようです
今度読んでみようと思います

九州王朝説に大きな影響を与えた鶴峰戊申は、
邪馬台国から5世紀の「倭の五王」までを九州に比定する論者ですね。
また彼は、卑弥呼は熊襲の女酋（女首長）であるという本居宣長と同じことを言ってるようです。

これは、本居も鶴峯も、大和朝廷＝邪馬台国が中国に臣従朝貢していたと、
「知りながらも言えなかった」というのが本心だと思います。
中国に対して精神的優越感を持つことが出来なかった江戸時代の国学者の精一杯のプライドでしょう。

特に鶴峯の「倭の五王」までが九州であるという説は、
107年の倭国王帥升の自ら渡海しての謁見要請という屈辱もさることながら、
478年の倭王武の上表文も、その内容が倭王自ら中華皇帝の臣下になりたがるという、
江戸時代の国学者にとっては屈辱的史実ですから、
これらまでは熊襲の事であり、大和朝廷および古代天皇は決して臣従朝貢などしていない事にしてくれというのが鶴峰の本音でしょう。

7世紀後半に編纂された記紀では欽明天皇以前の元年・没年干支が違います。
これは白村江敗戦後の7世紀後半の朝廷が、
卑弥呼の時代を神武東征紀という武勇伝でごまかし、その時代をBC660年に設定、
その卑弥呼より約100年前の倭国王帥升＝スサノオの土下座外交を、
スサノオの時代を神代に設定することでごまかし、
さらに倭王武の上表文までを記と紀で干支をわざと違わせごまかす意図があったと私は思ってます。

売国奴の安倍チョンが辞任

コロナ駅伝でトンキン土人ヒーハー

いそじん「マンボウやで全員集合！」

直昆霊解説と国学概説みたいのが、セットで500円、Amazon Kindleで。

要するに本居宣長も新井白石も「スサノオは帥升ではないのか」という仮説で卑弥呼を見抜いていた。
しかしそれは中国へのスサノオの土下座朝貢から始まる日本の屈辱の歴史であり、決して口には出せない、

だから7世紀の朝廷と同じく卑弥呼は神功皇后だとわざと言ったのだ。

本居が100歳の神功皇后を本当に卑弥呼だと考えていたわけではない、
本居は7世紀の記紀編纂時の朝廷の苦悩を思い、
なぜ古代天皇が100歳を超えるのか、
その理由が痛いほどわかったから、本居は7世紀の朝廷の見解に話を合わせたのだ。

志賀島の金印ですが、私は捏造だと思うわけです。
千数百年も土中にあったにしては綺麗すぎること、発見場所に大きな石がないなど不明で不審な点があること、
志賀島がなんで倭国の極南界なのかと思う事以外に、
だいたいあの金印は昭和6年に国宝になってから世に知られるようになったのですが、
昭和6年は満州事変の年、その年に九州から見つかった「朝貢の象徴」がわざとらしく国宝になっていること、
これは朝貢していたのは九州の小国であり、大和朝廷及び天皇ではないということを決定したい軍部の意向があったと推測できること、
そもそも「古代天皇の朝貢などあってはならん」と言ってた本居宣長が、金印発見の報を知っても全然驚いた様子がないこと、
本居宣長が言ってた九州の熊襲の女王が卑弥呼に成りすましたという意味不明な説の通り、串間からが王族しか持ちえないような豪華な玉璧が見つかっていますが、金印と同じく正式な「発掘資料」ではないこと、
発見者である亀井 南冥が晩年に3回も失火し、3回目には火の中で端座しながら死んでいること、これは自殺ではないかと考えられ、その原因は歴史のの捏造者としての己の運命を恥じたのではないかと考えられること、
あと、金印偽造説の千葉大学の三浦さんによれば、あの金印の制作者が判明してる事、
などなど、本物なんて全く思えなくなっているわけです。

あれは捏造でしょう。

赤穂義士は非国民