【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のデービス報道部長は5日、北朝鮮が4日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について「これまで見たことがない」と述べ、
新型兵器であるとの認識を明らかにした。デービス氏はその上で、ミサイル発射は「(危機を)増幅させ、(情勢を)不安定化する」として強く非難し、
「増大する北朝鮮の脅威から米国と同盟国を守る態勢は常に整えている」と強調した。
デービス氏はまた、米軍がICBMを発射から37分間にわたって追尾したとし、「北朝鮮がこれまでに発射した弾道ミサイルの中で最も飛行時間が長かった」と分析した。
さらに、ミサイルが「多数の民間旅客機が利用する空域を通過して宇宙空間を飛行し、商船や漁船が航行する日本の排他的経済水域(EEZ)に落ちた」と指摘。
発射は関係機関などへの事前通告や実験空海域の封鎖が行われておらず、航空機や船舶の航行の安全を脅かす「危険な行為だ」と批判した。
一方、トランプ大統領は5日、訪問先のポーランドに向かう専用機の機中でエジプトのシーシー大統領と電話会談し、
北朝鮮情勢に関連し、すべての国が国連安全保障理事会の対北制裁決議を完全履行するとともに、北朝鮮からの派遣労働者の受け入れを停止する必要があると強調した。
http://www.sankei.com/world/news/170706/wor1707060018-n1.html
