保守分裂にもかかわらず圧倒的な勝利
石垣市長選・中山氏3選
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180312/5090002260.html 03月12日 00時36分
自衛隊の配備計画への対応が大きな争点となった沖縄県石垣市の市長選挙は、11日投票が行われ、
計画に理解を示し、自民党・公明党・日本維新の会が推薦した現職の中山義隆氏が計画に反対する新人などを抑え3回目の当選を果たしました。
石垣市長選挙の開票結果です。
▼中山義隆。無所属・現。当選。
1万3822票。
▼宮良操。無所属・新。
9526票。
▼砂川利勝。無所属・新。
4872票。
選挙戦では、防衛省が進めている陸上自衛隊のミサイル部隊などを石垣島に配備する計画への対応が大きな争点となり、
計画に理解を示し、自民党・公明党・日本維新の会が推薦した中山氏が、翁長知事が支援し、計画に反対する宮良氏などを抑えて、3回目の当選を果たしました。
投票率は、前回・4年前に比べて、1点64ポイント低い73点55%でした。
中山氏は、石垣市出身の50歳。
市議会議員を経て、前々回・8年前の市長選挙で初当選しました。
当選した中山氏は、「三つどもえで大変厳しい選挙だったが、多くの皆さんからご支援をいただき、すばらしい戦いができた。
空港や港湾の整備を進め、国際観光都市石垣の確固たる地位を作りたい」と述べました。
その上で自衛隊の配備計画については、「防衛省が、石垣への配備が必要だというのは国際情勢を鑑みて理解している。
今後は反対や不安に思っている住民たちと直接話をして、政府・防衛省としっかり協議していきたい」と述べました。