超変則打法で人気の崔虎星(チェホソン、45)が通算15アンダーで13年インドネシア・プロ選手権以来、
5年ぶりの日本ツアー2勝目を挙げた。ホストプロの石川遼(27=CASIO)が
通算3アンダーの40位で賞金80万円を加算し、賞金ランク27位で今週29日開幕の今季ツアー最終戦、
日本シリーズJT杯への出場権をどん尻で獲得。
元世界ランク1位ジャスティン・トーマス(米国)までをもトリコにする超変則スイング。
それは25歳でゴルフを始めた崔虎星が体の硬さを補うために独学で編み出した打法。
「まだ試行錯誤中。若い頃より飛距離は伸びてる」と45歳からの進化に自信を見せた。
韓国の水産高校卒業後、水産加工会社に就職した。その後、マグロの解体作業中に
右手の親指の先を切り落としてしまった。腹部の肉を移植して成形したものの兵役にもいけず、
職を転々としてふさぎ込んでいた時に出会ったのがゴルフだった。
住み込みでゴルフ場で働きながら見よう見まねでゴルフを始めて2年後にはプロに。超速の進歩を遂げた。
かつて敬遠されていた外国勢の活躍を同じ韓国勢のイ・ボミやキム・ハヌルが変えた女子ゴルフ界。
「男子ゴルフ界のイ・ボミになれますか」との問いに「頑張ります」と応えた崔虎星。
この日、石川遼に続くギャラリーを集めたトラさんに人気回復への期待が掛かる
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