
むずむず脚症候群の症状はその名のとおり、脚などに虫が這っているかのような感覚です。ただ、この症候群は、人により、手や腕、背中など
全身に症状が出る場合もあります。
また、この症状の感覚はむずむずするといったものの他に、痛みを伴うこともこともあり、その症状と患者ごとの表現は様々のようですが、いずれにせよ、
脚などを動かさずにはいられなくなってしまいます。
原因は特定されていない
残念ながら、この症候群の原因はよくわかっていません。現時点では、神経伝達物質であるドーパミンに関する機能障害や鉄分の代謝異常などが疑われています。
眠る時、眠れない時には運動を
この症状は、特に夕方から夜にかけて、じっとしている時に現れることが多いため、布団に入ってこれから眠ろうとする時に起こりやすく、
入眠後も睡眠を中断させる原因になります。その原因は不明ではあるものの、普段から行えるいくつかの対策が知られています。
まずは鉄分の補給。これはレバーやほうれん草といった食材の他、サプリメントからも摂取することができます。また、運動も良いとされ、
特に眠る時や眠れない時のストレッチやマッサージなども症状の改善に効果があるとされています。
そして、飲酒や喫煙、カフェインは、それ自体が睡眠の妨げになる可能性がありますので、避けるべきでしょう。
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000704.html