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医師が別のチューブと勘違いか ワイヤ抜き忘れで患者死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00027261-mbsnewsv-l27
大阪府寝屋川市の病院で抜き忘れたカテーテルのワイヤが心臓を貫通し患者の男性が死亡した事故で、担当医師がエックス線画像に映ったワイヤの影を別のチューブと勘違いした疑いがあることがわかりました。
おととし11月、寝屋川市の「寝屋川生野病院」で、鈴木博さん(当時69)が脚の付け根からカテーテルを挿入する処置を受けた際、血管内にカテーテルを誘導するための長さ約1メートルのワイヤが残され、その後、転院先の病院でワイヤが心臓を貫通するなどし死亡しました。
寝屋川生野病院によりますと、処置後に撮影されたエックス線画像には、頭部付近まで伸びる線状の影がありましたが、担当医師が脳圧を正常に保つためのチューブと勘違いした可能性があるということです。警察は業務上過失致死の疑いで捜査を進めています。