自ら歩いて現場に戻って110後職場に行く。
https://news.yahoo.co.jp/articles/29e64e17c2f224755a2164d3277968f8a170f052 警視庁は19日、警視庁留置管理1課主事の五味丈士容疑者(54)=東京都足立区千住大川町=を自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は19日午前4時6分ごろ、東京都北区上十条4の都道(環状7号線)でマイカーの乗用車を運転。路上に倒れていた東京都板橋区の会社員、小栗佑亮さん(21)をひいて死亡させ、逃走したとしている。
五味容疑者は「交通事故を起こしたことは間違いないが、人とは思わなかった」と供述しているという。
警視庁によると、五味容疑者は事故後、数百メートル先の駐車場に車を止めて事故現場に戻り、「道路で人が倒れている。血を流している」などと119番した。
だが、到着した警察官には自らが事故を起こしたことは伝えず、「仕事がある」と言って、職場のある北区の警視庁分室へ向かった。
小栗さんの左腕や顔面にはタイヤでひかれた痕があったことから、警視庁が五味容疑者に関係者の一人として事情を聴いたところ、関与をほのめかしたという。マイカーで通勤するには所属長の許可が必要だが、五味容疑者は届け出ていなかった。
五味容疑者は1999年に警察職員として採用され、2006年から留置管理1課で勤務していた。宮島広成警務部参事官は「ご遺族に深くおわび申し上げる。事実に基づいて厳正に対処する」と述べた。