
【AFP=時事】南太平洋の島国フィジーで台湾の出先機関が開いた宴会で、台湾と中国の外交関係者らが乱闘になる騒ぎがあり、双方は19日、非難の応酬を繰り広げた。
フィジー警察はAFPに対し、現在調査中で、本件に関してフィジー外務省と連携していると述べたが、それ以上の詳細は明らかにしていない。
中国の外交官らは近年、自国の国益を国外で好戦的に追求する姿勢を強めており、この戦術は「戦狼外交」とも呼ばれている。
中国政府は2016年以降、台湾と外交関係を持つ7か国に断交させ、代わりに中国との国交を樹立させた。台湾を国として正式承認しているのは、南米と太平洋地域の小国を中心に15か国のみとなっている。【翻訳編集】 AFPBB News
AFP通信 2020/10/19
https://news.yahoo.co.jp/articles/427659b99f6c190f10db4fe2f5659daa66411c64