伊藤健太郎「広告契約相場は2000万円」スポンサー5社を直撃…どうなる賠償金
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/19146464/ イメージを最重視する世界だけに、伊藤の出演する広告活動の停止は必至。契約期間中のものに関して、賠償はどうなるのだろうか。芸能事務所関係者が語る。
「伊藤さんは所属していた『aoao』を退社して、2020年9月11日に “古巣” の『イマージュエンターテインメント』に戻りました。原因は、彼にとって母親のような存在だったマネージャーの移籍だといわれています。
現在の事務所は移籍したばかりで、新たにめぼしい仕事はなく、現在の仕事のほとんどは、前事務所時代に契約されたもの。違約金や賠償金については今後、前事務所とスポンサーが話し合っていくでしょう」
一方、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、違う見方をしている。
「現在の事務所『イマージュエンターテインメント』が支払う形になると思います。“出戻り” の形になりますので、全責任を持たざるをえないでしょう。伊藤氏の賠償先としては、テレビ局・映画・CMとありますが、もちろんCMがいちばん高額請求になる可能性が高い。
大手事務所ですと、スポンサー側が同じ事務所に所属する別のタレントとの今後のお付き合いも考慮し、仮に請求されても高額にならいなケースが大半ですが、残念ながらイマージュは、その限りではありません。どれぐらい支払い出来るかがポイントですね。
過去には額が大きすぎて、事務所が分割で違約金を支払ったケースもあります。伊藤氏の賠償金額について、一部では5億円とも報じられていますが、実際はそこまでいかないはずですよ」
5億円ほどの規模にはならないとはいえ、多額の賠償金を負うことにはなりそうだ。前出の大手広告代理店関係者が語る。
「こういう不祥事が起こると、『賠償金は●億』と契約書には書かれていますが……実際には、小さな事務所は支払うことができないのが現状です。
今回のケースも結局、スポンサーと事務所の話し合いになることが予想されます。今の事務所は小さくて、彼ぐらいしか稼ぎ頭がいません。話し合いの結果次第ですが、破産の可能性もあると言われています。
一般的に大きな事務所なら、所属する別のタレントの出演で “相殺” するケースが多いですね。ただし、外資系の企業がスポンサーになっていたら、本当に厳しく全額請求になるケースがほとんど。大手事務所であっても、“相殺” ができません。
伊藤氏が契約しているスポンサーの場合、とくにジョンソン・エンド・ジョンソン(契約先は同社ビジョンケアカンパニー)は、厳しくて有名。額面どおりに請求されるでしょう。ちなみに伊藤氏の契約金の相場は、2000万円ぐらいです」