>>30 【病気は作られていた】
https://ameblo.jp/kazumimi1215/entry-12700752800.html ドイツの弁護士グループが毎週ライブ配信で開催している調査委員会で、製薬会社というものが最初にできたのが1913年のことで、それは石油で巨利をなしたある財団が、今度は製薬業に投資することにしたからだったという話をしていた。
財団は製薬会社を作っただけではなくて、医学者や歴史学者などを組織して、それまでの医学の概念をそっくり変えてしまったというのだ。
それまでは製薬会社というものはなくて、薬局で薬草などを取り扱っており、自然療法が多く行われていた。
ところが、財団が製薬業を始めてから、医療が製薬会社の作る薬を治療に使うような形に変えられていき、自然療法はインチキだという話が広められていった。
それから5年ほどして起こったのが、スペイン風邪の大流行だった。
危険なウィルスが大流行したという話が広められたのだけれど、実はそれは普通のインフルエンザのようなものだった。
ところが、予防注射を受けていたアメリカ兵たちが肺炎を起こして大勢死んだのだ。
それで恐ろしいウィルスが流行っているということになり、一般市民も注射を受けることになった。
その結果、注射を受けた人たちがやはり肺炎を起こしてまた死んだのだ。
このときの薬剤を製造していたのが、某財団が投資していた製薬会社だった。
このことでこの会社は巨額の利益を得た。
医療情報担当者として製薬会社に長いこと勤めていたある女性は、業界のやり方があまりに利益中心なのを見てきて、製薬業界は人の健康のことなどまるで考えていないとはっきり言っていた。
製薬会社にとっては、「市場開拓」が第一なのだというのだ。
あるとき、風疹が危険な病気だということをしきりと宣伝し始めたと思ったら、予防薬を子供たちに注射することになった。
そのとき会社内で、「私たちが市場を作る」という標語が出ていたのを見てショックを受けたと彼女は言っていた。
危険な状態になるケースなどほとんどなかったし、子供たちは風疹にかかってそれで免疫ができるので、予防注射などまるで必要ないように思えた。
だけど、会社にとってはそれは「市場」なのだ。
製薬会社/水木しげる(1971年放送)