
林外相の後援会入会巡る公選法違反、県が元検事らの調査チーム発足
林芳正外相(衆院山口3区)の後援会入会を巡る公職選挙法違反事件を踏まえ、山口県は28日、元検事の高村七男弁護士をトップとする調査チームを発足させた。入会勧誘の実態を把握するため、職員にアンケートや個別の聞き取りを行い、来年3月末までに調査結果と再発防止策をまとめる。
県によると、チームは高村氏のほか県人事課職員6人の計7人で構成する。村岡嗣政(つぐまさ)知事は28日の年末の記者会見で、「二度と起こらないようにするため、どうすべきかを考えていきたい」と述べ、「改めて県民におわびする」と陳謝した。
後援会入会を部下に勧誘させ、罰金30万円の略式命令を受けた小松一彦・前副知事(65)(24日に辞職)は、自民党関係者から入会申込書の配布を依頼されたと証言している。知事は「依頼した関係者が誰か究明するのか」と問われたが、明確には答えなかった。
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