
、慎重さ、大胆さを備えていた
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc006dc936a3ac804e555bdc6f6e2b54b7a838ee
埼玉県所沢市の住宅街で、無施錠の家を狙って侵入しては、就寝中の少女にわいせつな行為をしたり、下着を盗んでいたとされる男。埼玉県警が立件した余罪は100件にのぼった。衝撃の犯行実態が、今回、明らかになった。
住宅街を物色する”習性”
無職の柳川実容疑者(やながわ・まこと34)は、2017年から去年5月までの間に、所沢市内の住宅5カ所に侵入。未就学から10代前半の少女5人にわいせつな行為をするなどした疑いで、先月、追送検された。
調べに対して柳川容疑者は、「少女に興味があり、触ったり動画を撮ったりした。」と容疑を認めている。
柳川容疑者は日中、所沢市内の住宅街を自転車で物色する“習性”があった。家の外に置いてあるものや洗濯物などから、どの家に女の子が住んでいるのか、目星をつけていたそうだ。「普段から女の子がいれば家を覚えていた」そう供述する柳川容疑者は、こうした”習性”から、多くの少女たちの居住実態を把握していったという。
そして、柳川容疑者は、夜遅くなるのを待って、目星をつけた住宅に向かい、カギがかかっていない窓などから侵入。寝ている少女たちにわいせつな行為をしたり、その様子を撮影していたとされる。
ただ、少女たちに気付かれそうになると、犯行を中断。下着などを盗んで、その場を立ち去っていたという。かなり慎重な犯罪者なのだ。
なぜ、柳川容疑者は、このような犯行を繰り返すことができたのか。被害に遭った少女や保護者の中には、物音などで目が覚めても、すでに柳川容疑者の姿はないため、被害に気がつかなかったり、不審者が室内に侵入してきただけと思い込んでしまったケースもあったという。このため、複数回、被害に遭った少女もいたとされている。