S1タンパク質=S1サブユニット
新型コロナウイルス・スパイクタンパク質の病原性を解明
https://medical.jiji.com/topics/3066 >スパイクタンパク質の一部であるS1タンパク質が鼻腔内で発現するだけで、これらの脳神経症状が生じることを発見しました。
S1タンパク質を発現させた新型コロナ後遺症モデルマウスは脳内のアセチルコリンの産生が低下しており、認知症の治療薬であるドネペジル(商品名:アリセプト)を投与して脳内のアセチルコリン不足を補うことで、脳内炎症や倦怠感が改善されることを見出しました。
https://www.cell.com/trends/molecular-medicine/fulltext/S1471-4914(22)00189-7
>重症COVID-19患者の血中へのウイルス抗原漏れの結果として、血中にS1サブユニットが中央値で約50 pg / ml、最大値で約1 ng / mlで検出された。
この値はCOVID-19 mRNAワクチン接種後に報告されたもの(最大150 pg/ml)に匹敵し、ワクチン誘発性血小板減少症の患者で測定されたもの(10ng/ml)より低値であった。
mRNAワクチン接種が
重度のCOVID-19 感染症
と同程度に血中へのスパイク蛋白の供給を起こしうることが判明した。