
「野菜の高値」についてです。
2月12日に発表されたスーパーなどでの野菜の販売価格、また上がっているものがあります。
現場を取材しました。
【キャベツ・はくさいの価格 2月いっぱいは平年上回る見込み】
スーパーなどでのキャベツとはくさいの平均価格は、先週の時点でいずれも平年の2.5倍程度と、高値が続いています。
先月(1月)にかけて主な産地で雨が少なかったことなどが影響していて、農林水産省は、今月(2月)いっぱいは平年を上回る価格が続く見込みだとしています。
農林水産省は今月3日から5日までのキャベツやはくさいなどの8品目の野菜の、スーパーなどでの平均価格を調査し、12日に発表しました。
それによりますと、いずれも1キロあたりで▼キャベツは400円、▼はくさいは356円でいずれも平年のおよそ2.5倍程度の価格となりました。
▼キャベツの価格は、去年の年末から先月にかけては一時、平年の3倍以上に高騰し、その後、やや落ち着きつつあるものの高値が続いています。
また、▼はくさいは、先月から平年の2倍以上の高値が続いています。
農林水産省によりますと、いずれも、主な産地で去年12月から先月(1月)にかけて、雨が少なかったことなどから、小ぶりのものが多く、出荷量が少ないことが値上がりにつながっているということです。
このほか、▼レタスとねぎが平年の1.5倍程度、▼だいこんとにんじんが平年の1.4倍程度と調査したすべての品目で平均価格が平年を上回りました。
農林水産省は、キャベツとはくさいについては、今月いっぱいは、平年を上回る価格が続く見込みで、今後の天候の状況が収穫に与える影響を注視したいとしています。
野菜の高値 いつまで続く 気になる見通しは
02月13日 18時56分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250213/2000091659.html