松本次郎作品および松本次郎先生の話題を大いに語りましょう
作品に関する自分語りも構いません
※基本的にsage進行でお願いします
擬態というか気配を消せる人間に今まで1人出会っただけ
>うじろともつま
ググったら何と1993ちばてつや賞に応募してたのか
なんの話してたっけ
そうだよ幽霊VS叶ヒロシの世紀の決闘
幽霊が被ってたタイプの帽子を自分も一時期被ってた話はしましたっけ?
松本先生は武蔵野美術大学在学中にデビューしてるのか
謂わば内定を漫画業界から頂いた形
親孝行されましたね
フリージアまだ序盤と言っていい頃にあのラスボス級の幽霊との対決で
読者つかんだと思いませんか
ターゲットに気配消されたらさすがにゴルゴ13もどうしようもないわ
や、ゴルゴなら赤外線スコープや人影を手懸かりにしそうだな
24時間内に20レス到達しないとdat落ちするんでしたっけ
最新4巻発売記念に1〜3巻分が無料公開してたの知らなかった
本屋行ったらいちげき4巻が2冊あった(青年コミック新刊コーナー)
1〜3巻は置いてなくて取り寄せ注文した
ラノベみたいなタイトルの長さじゃなくて注文しやすかった
俺も今さらいちげきの最新巻買いに行った
TSUTAYAになかったからネットで買うわ
どの作品もラストどうなるんだコレて感じだからネタバレ気をつけなきゃ
帯で映画化とあった
映画化しても必ずしも面白くなるとは限らんし
この場合は原作の方がメリットあって作画は関係ないのかな?
製作委員会方式なら先生には1枚も2枚も噛むアドバンテージがあるから
ぜひ利権に絡んで行ってほしい
もっと世に出て欲しいよね
読者を選ぶ作家かも知らんが、いちげきはかなりエンタメ性に寄ってると思う
妄想とか認識だとか過去の幻影が入ってきたフリージアや女子攻兵よりだいぶロジカルで即物的な話作りなんで映画化はやりやすそう。逆にやりにくくなるのか
遅ればせながら、午後の革命家、 読みました
アラーム時計を持ち歩くイタズラ猫みたいな女の子がキャッチャーでした
>>35
原作付きだからでしょう
でなければデビュー作からつづく
夢と現実の往還のはてに
その境界と自我構造が溶解していく
松本ワールドになるだろうね
ああいう独自の作風を理解して
書かせてくれる編集者や雑誌がどれだけあるのかは疑問だけど 仕事と遠距離介護並行していた時期にフリージアを思い出してヒロシの境遇に自分の境遇を勝手に
重ねて慰められたりしていた
自分はヒロシみたいに特技もなくモテもせずケイコみたいな存在は居なかったが(精神的に参りながらも
介護と仕事をこなすヒロシ)に勝手に励まされた
叶ヒロシは母親からは恨まれているだろうが
最後はちゃんと母親が施設で暮らせるだけの金を
残して消えるとか仕事で得た報酬は生活費以外は
ほぼ全てを貯蓄していたんだろうな
移籍だそうで
こんなニッチな需要の雑誌2冊も出してて大丈夫なんだろうか
「乱」から「乱ツインズ」へいちげきが移籍したって言いたかったんだ
自分はツインズって雑誌があるのを知らなかったからリイド社大丈夫なんかって意味です
言葉足らずですまねえ許してくんろ
>>44
バカ言うな
乱ツインズはともかく乱は
スピリッツやスペリオール、モーニング、イブニングより売れてるんだぞ。 乱は意外と売れてるんだな
本当だ結構売れてるんだ
しかしその他の凋落っぷりが凄まじいなちょっとショックだわ
いちげきは百姓が侍を斬るっていうのが主軸にあって
この百姓というのは侍から斬り殺されても強姦されても文句の言えない存在、階級として描かれてる
定番の時代劇だと、百姓は侍に守られる存在であったり侍に頼る存在として侍の引き立て役になるんだけど
いちげきでは黒人奴隷と白人農場主との関係に近い
その百姓が侍を斬って斬って斬りまくるというのはタランティーノの『ジャンゴ』に通じる底辺階級の復讐劇なんだな
そんなの面白いに決まってる
でも相楽総三や伊牟田、益満らの運命は決まっているので失敗は確定してるけどな。
それとも庄内藩がやる前にいちげき隊が先にやってたとかにするのかな?
短期運用の暗殺隊に村から徴募した農民使うのは面白いわ
タランティーノは芸風大して変わらないのに、賞欲しさにユダヤがヒトラー焼き殺したり、黒人奴隷がいっぱしの紳士になって美女ゲットしたりとか始めたけど、
この作者はもっと醒めてるだろ
いちげき隊をつなぎの使い捨てくらいに考えてる勝海舟の描写が生き生きしてる
「いちげき」は原作付きでしょう
松本の性格とはそれほど関係ないと思うけど
海江田配下の薩摩の熟練剣士達が時代を背景に刀に見切りを付けているというのが面白かった
刀を捨てたのに無理矢理引き戻され、刀と共に心中しようとしている伊牟田の哀れさが際立つし
侍以外にも剣の才能を持つものが居ることを指導者としての喜びを感じ始めている島田様や
才能を開花させ刀一本で運命を切り拓こうとしている丑五郎の悲劇的な末路を予感させてゾクゾクする
>>51
誰がストーリーを考えていようが面白ければどうでもええわ 痛快世直しの話なんかじゃなくて、
江戸の終わりに侍になろうとした百姓たちの滅びの物語だよな
主人公は何がなんでも生き残ろうとするタイプだけど
幕末に侍にスカウトされるという時点で破滅的な終わり方が見えてるんだよな
そういう点では今までの松本作品と共通してる
財政が逼迫していて正規の武士がどんどんリストラで帰農していた時代だよ
そういう状況で武士に引き上げられるのは
汚れ仕事専門の得体のしれない輩だ
そういう意味ではフリージアや女子攻兵に似ているのかも知れない
世間からあぶれている人がいつも主人公なんだよね
そして最後は狂気に犯され孤独の中で物語が終る
それを知っているから一撃隊の仲間がどうなるのか
絶望しかないんだろうけど
女子攻兵が5巻まで完全無料公開だったから遅まきながら読んでみた
ラストまで気になってたまらず6巻7巻は電子版を買ってしまった
詳しい人がいたら教えを乞いたいんだが
過去編部分の刑事時代のタキガワの体験は作中事実なのか精神汚染で改変された嘘の記憶とどっちなんだろう
キリコとツキコが出て来たりキリコと思しき自殺体が検分される描写あったよね
最後にタキガワがコクピット開けるのに成功するシーンが
本当は女子攻兵なんか妄想で自分の首を刺して死ぬことによってあの場面と繋がるかなとちょっと怖かったw
まだよく理解できていない部分があるけど通しで読んだら滅茶苦茶面白かったわ
夢と現実、正気と狂気の境界があやふやになって
混沌とした状況の中で悪あがきをする
というのはウェンディから続くいつものパターンだよ
どちらが正しいというのではなくて
この混沌とした状況下で境界線上にあえて身を置いてとにかく進んでいく
もちろん行き着く先は破滅なんだけどさ
そういう意味では松本漫画はハードボイルドなんだよ
>>58
57だけどご教授ありがとう
辿り着く先が破滅という作風ならば女子攻兵はまだ明るい終わり方なんだな
次はフリージア読もうと思ったけれどウェンディ先にしようかな ウェンディ読んだことなかったな
山本直樹作品も現実と幻想がごちゃまぜになって
記憶が妄想なのか事実なのか分からなくなるっていう演出がよくあったんだよね
読んでるとトランス状態になって心地良い
下手な漫画だとただ訳が分からないだけになるから難しいところ
>>57
女子攻兵のラストのとこは連載で読んでいるとき
本当に今までのことは女子高生がみた悪夢というオチにするんじゃないかって
不安になったもんなぁ
だって女子高生型巨大ロボットに乗ってコンピューターが作った異次元世界で
戦争するっていう設定がめちゃくちゃだもんね 「女子攻兵」や「地獄のアリス」連載時は
従来の作風からの脱皮を考えて悪戦苦闘していたらしいけど
結局はいつものような結末に終わった
あれだけ独自の世界観を構築している漫画家が
作風を変えるのは難しいだろうね
桂正和もそうとう苦労したそうだし
もっとも荒木飛呂彦のばあいは大した苦労もなくどんどん変わっていったけどさ
失敗した!
先に女子攻兵を読んでしまったから
べっちんとまんだらが預言者管理区域の話にしか見えんwww
まさかとは思うが23:43を狙って書き込んでるのか?
地獄のアリスでの親父(実の親ではないが)たちのグループが
死に際で逃走しているところの疾走感が好きだった
映画「俺たちに明日はない」とか好きなんだろうなと思った
オンラインで公開されたマイブロークンマリコって漫画どことなく松本次郎っぽかった
>>69
自分も同じこと思ってたわ
絵柄も似てるよね 次巻で終わりでは?
今やってる襲撃がお話のクライマックスでしょ
映画化どうなったんだよ
フリージアよりはマシなもんになると思うんだけど
いちげきは狂気や妄想や現実があやふやになったりしてないから読みやすい
好き