岐阜県関市には、平成と書いて「へなり」と読む地区がありますが、平成から令和に元号が代わるのを前に、この地区の空気を詰めたというユニークな缶詰が22日から販売されています。
「平成の空気」の缶詰は、岐阜県関市にあるNPO法人などが、平成から令和に元号が代わるのを記念して商品化したものです。
22日は、平成地区にある「元号橋」という名前の橋の上で缶に空気を詰めました。
缶詰には、新しい時代にもいい縁があるようにと願いを込めて、平成に製造された5円玉が一緒に入れられています。
この缶詰は地元にある道の駅「平成」で、1缶、税込み1080円で22日から販売が始まり、訪れた人たちが珍しそうに手にとって買い求めていました。
愛知県江南市から訪れた女性は、「珍しいと思って缶詰を買いました。軽いですね」と話していました。
缶詰を販売しているNPO法人「日本平成村」の國光勝副理事長は、「平成最後に皆さんの記念になればと思って作りました。
多少、値段が高いかもしれませんが平成時代の思い出として保管してもらいたい」と話していました。
「平成の空気」の缶詰は、関市にある道の駅「平成」などで、およそ600個販売される予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190422/k10011892121000.html