韓日確執の中でも…7月の日本人入国者、前年比19.2%増
8月も12日までで16%増加
日本政府の貿易報復措置による最近の韓日間の確執にもかかわらず、韓国を訪問する日本人観光客の数が前年より増えたことが分かった。
韓国法務部が13日に明らかにしたところによると、5月から7月までの3カ月間に韓国に入国した日本人は85万453人で、前年同期比で15万1326人(21.6%)増加した。
日本の貿易報復措置により国内で反日感情が高まっているものの、日本人観光は大きな影響を受けていないということだ。
韓日確執が本格化した7月の日本人入国者は27万7298人で、その前月の6月より7387人(2.6%)減少したが、昨年同期間の23万2703人より4万4595人(19.2% )増加した。 8月も12日までの日本人入国者数は12万8233人で、前年同期比16.1%増だ。
日本人入国者の約80%は観光目的で、そのほかは事業・就職・留学などの目的だったという。
旅行業界でも韓日確執の影響はまだないことを把握している。
大手旅行代理店ハナツアーのチョ・イルサン広報チーム長は「全体的に見ると韓国を訪れる日本人観光客数は昨年より約20%増えている。
まだ韓国が日本に対しては経済制裁をしていなかったため、日本人が韓国旅行を避けなかったものと見られる」と語った。
法務部によると、最近3カ月間の外国人入国者は449万5176人で、昨年同期間より65万9729人(17.2%)増加した。
この期に韓国に来た中国人入国者は前年同月比33万7764人(27.2%)増の155万4841人だった。中国人入国者は全外国人入国者の34.6%を占めた。
全外国人入国者のうち、日本人入国者の割合は約18%で、中国人の次に多かった。
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