>>93 【任天堂初心会】
・任天堂ハードで出すゲームは、カセットロムの製造を任天堂に委託する必要があった。
一応、「任天堂の製造ラインによる一定品質を担保する」という理由がついており、またそれが健全に機能していれば問題はなかった。
だが当時の任天堂は調子に乗って任天堂に生産してもらう以上は任天堂による脅迫的なチェックが入り、そのチェックがヤクザじみていた。
特に弱小ゲームメーカー相手にした時の態度が非常に横暴で、もはや土下座して任天堂に頭を下げている時代だった。
ゲーム販売店にも、大手ソフトを入荷するならクソゲーも大量に入荷しろという在庫の押し付けまでして小売を脅迫した。
当時の流通は発達しておらず、発注数=入荷数とはならない時代でソフトはたくさん売れてもカセットロムは量産性に劣り供給不足になるのは当然だった。
では、足りない在庫を優先的に割り当てる先がどこになるかというと当然大手の販売店となる。
すると、後回しにされる弱小の小売店はどうするのか。
当時は個人経営もたくさんあった時代なので弱小小売店というのは今の比にもならないくらい沢山いた。
彼らが大手の大作ソフトをより多く供給してもらうためには、自分も任天堂の優良顧客になる必要があり、結果として「クソゲーでもとにかく発注して媚びを売る」必要があった。