
新型コロナウイルスの感染がヨーロッパにも広がるなか、ローマ教皇がサンピエトロ広場で行っていたお祈りを、室内からの映像配信に切り替えることが決まりました。
バチカンは7日、8日に予定されていた毎週恒例のローマ教皇によるお祈りを、サンピエトロ広場ではなく宮殿の図書館で行うと発表しました。
この様子は、広場のスクリーンで放映されるほか、インターネットでも配信されるということです。
屋外での実施中止についてバチカンは、イタリア当局からの要請もあったとしたうえで、感染拡大防止の措置だとしています。
バチカン市国では6日、初の感染者が確認されていて、11日の一般謁見も、8日のお祈りと同様の形式で開催されるということです。
一方、ローマ教皇はこれまで、せき込む姿が目撃されていて、新型コロナウイルスに感染しているのではとの指摘も出ていましたが、バチカンはただの風邪だと否定しています。
ローマ教皇 恒例の“お祈り”は屋内から映像配信に、感染予防のため
https://news.biglobe.ne.jp/international/0308/tbs_200308_3692658289.html