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国防省は9日、ロシアがウクライナで高い殺傷能力を持つ燃料気化爆弾を使用したことを認めたと発表した。
気化爆弾は、液体燃料を気化させて周囲の酸素を巻き込んで高温爆発を起こすもので、民間人が被害を受ける可能性のある状況での使用が規制されている。
同省によると、露軍が実戦投入したのは、気化爆弾を弾頭に搭載したロケット弾を地上から一斉発射できる「TOS―1A」。
英メディアによると、同省の発表に先立ち、ロシアの軍系テレビ局が実戦投入の事実を報じた。
ロシア軍が「燃料気化爆弾」使用認める…殺傷力高くアフガンでも実戦投入
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220310-OYT1T50243/