http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000090-it_nlab-sci 世にも珍しい、1つの体に2つの頭を持つ野生のシマヘビが国内で
発見されました。保護している爬虫・両生類専門店「MASTER OF DRAGON」
(神奈川県横浜市)がSNSで写真や動画を公開し、別々に舌を出す
2つの頭が好奇の目を集めています。本当にいるんだ、双頭の蛇って!
店長の日野原創さんは、双子のヘビが卵の中で体だけ1つにくっついて
しまった突然変異だと説明。大阪府内某所で生息していたらしく、
第一発見者がSNSで里親を呼びかけていたのを偶然見つけて保護を
名乗り出ました。
「野生のツインヘッドのヘビが生きた姿で見つかるのは相当珍しいです。
生まれるだけでもレアなのに、2つの頭が別の思考をするせいで動きも悪く、
鳥といった天敵にも食べられやすい。発見できる確率は、海外雑誌で
100万分の1とありましたが、宝くじに当たるよりも難しいのではないでしょうか」。
やっていたアマチュアバンドが「ツーヘッド」という名前だったことからも縁を感じ、
保護することにしたといいます。
既に飼育し始めて3日目。食事の量は体が1つなので1匹分で済みますが、
両の頭はどちらも食欲が湧いてくるため、1匹分のエサを2つに分けて
それぞれに食べさせます。「小さなフンも確認できたので、内蔵が繋がって
消化もできているみたいです。ちゃんと生きられる個体のようで一安心です」。