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ナポレオン~獅子の時代~に続く皇帝への道
ナポレオン 覇道進撃
YOUNG KING OURs(毎月30日発売)にて連載中
掲載誌公式
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>>970 前スレ
[ナポレオン覇道進撃]長谷川哲也 57 [セキガハラ・笑う殺し屋]
http://2chb.net/r/comic/1659090527/ マルモンに裏切られた俺たち大陸軍は、
フォンテーヌブロー条約を飲まされエルバ島に流されたが、
ルイ18世を駆逐しパリに戻った。
しかし、チュイルリー宮殿でくすぶってるような俺たちじゃあない。
兵さえ集まりゃ皇帝次第で何でもやってのける第一帝政。
不可能を辞書から消し、巨大な対仏同盟を粉砕する。
俺たちフランス帝国大陸軍!
俺は皇帝ナポレオン・ボナパルト、通称「コルシカの怪物」。
戦力の時間的一極集中とアジテーションの名人。
俺のような天才戦略家でなけりゃ、
百戦錬磨の近衛古参兵どものリーダーは務まらん!
俺はミシェル・ネイ、通称「勇者の中の勇者」。
騎兵の突撃に方陣はみんなイチコロさ。
ハッタリかましてロシアからワーテルローまで
敗残兵を煽ってみせるぜ!
私はエマニュエル・ド・グルーシー、通称「大陸軍最後の元帥」。
追撃の別働隊。
命令墨守は無能と頭の堅さでお手の物。
わしは今すぐ死にたい!死んでエカチェリーナ様に
>>1がどんなに立派なスレ立てをしたか報告せねば!
よう、お待ちどう!俺様こそルイ・ニコラ・ダヴー、通称「不敗のダヴー」。
指揮官としての腕は天下一品!
生え際?脱毛?だから何!?
ニコラ・ジャン・ド・デュ・スルト、通称「マッセナ以下」。
略奪の天才だ。
プラッツェン高地でもぶん盗ってみせらぁ!
でも、参謀総長だけは勘弁な。
俺たちは大陸封鎖令を守らぬ欧州に敢えて挑戦する
頼りになる地上最強のフランス帝国大陸軍!
瓶詰めを食べたいときはいつでも言ってくれ!
子供の頃、デッカー大佐が大好き過ぎて演者のランス・レガルトにファンレター出しまくった。
1年位文通してた。
心の中のドゼーに二度としないと誓ったことをまたやって破滅
ドラマティックだなあ
諸君!
前スレで戦死なさった偉大な騎兵指揮官ラサール将軍はこう言った
「
>>30まで書き込まなかった騎兵はゲス野郎だ」
もうちょいスペイン戦線編を書いても良かった。スーシェとスルトの奮闘も見たいし。後ラサールはもうちょい描写してあげて…初登場時が死体はあんまりだわ…
この漫画だとスルトっていいとこ一個もないからな
というかこの漫画だけだと元帥の1/3くらいはなんで選ばれたのか分からない
半島から逃げ帰ってパン焼いて家族に振舞った辺りから
憑物が落ちて生まれかわったようなキャラ変したでしょ
ナポを含む男性の登場人物は登場するたびに年取った顔つきになっていっているのに
スルトだけは憑き物が落ちてから若返っていってイケメン化していってるのが恐ろしい
しかもナポの体調を気遣う綺麗な性格に変貌しちゃっているし
>>21 フーシェのムスコを身を挺して守っただろ!
元帥達ってベルティエと名誉元帥以外は大体ナポと同年齢だっけ?ミュラはナポより2歳年上なのが意外。
1730年代産まれ
ケレルマン(名誉元帥)
1740年代産まれ
セリュリエ(名誉元帥)
1750年代産まれ
53年ベルティエ
54年モンセー
54年ペリニョン(名誉元帥)
55年ルフェーブル(名誉元帥)
57年オージュロー
58年マッセナ
1770年代産まれ
70年スーシェ
70年ダヴー
74年マルモン(最年少)
>>26 1760年代産まれ
62年ジュールダン
63年ブリュヌ、ベルナドット
64年ヴィクトル=ペラン、グーヴィオン=サン=シール
65年マクドナル
67年ウディノ、ミュラ
68年モルティエ
69年ナポレオン、ネイ、スルト
>>24 フーシェにして見れば息子を危険に晒したなんだよな
あそこにフーシェの家族バカぶりがある
>>23 かと言って彼を含めたフランスのスペインでの所業が許されるわけではない
いま歴史群像で触れているが今度はフランスが容赦なく踏み躙られる番になる
まぁフランスがスペインに与えた悪影響で言えばナポレオン時代より王政復古後のほうが遥かに大きいでしょうけどね
>>24 いやそういう話じゃなくて元帥になるような功績の話ね
スペインの自由主義の高まりはナポレオン時代が元
ナポレオン時代はスペインにとって功罪あるが王政復古時代にしたことはマイナスしかない
ナポレオンに共感してじゃなくてあくまでナポレオンに対抗するための自由主義の興隆だからな
別にスペインに限った事ではないが
いずれにせよスルトはスペインで許されがたいことをしたのだから醜く描かれるべきなどという君の主張は極めて一方的だよ
醜く描かれるべきなど一言も言っていない
後で綺麗になろうが醜い時の悪行は消えないってだけ
むしろその方こそがドラマになる
ここでミュラのイキ顔をひとつまみと…w
「元帥杖を手にするジュールダンの肖像画」を超えるネタ臭がする肖像画に出会えていない件
ナポレオンのヴィクトール評が誉めているか微妙で何気にひどい
「ヴィクトールは皆が考えているよりもいい将軍だ。ベレジナ渡河の際に彼は自らの軍団のほとんど全てを渡河させるのに成功したからね」
しかも、セントヘレナでヴィクトールに触れたのはこれ一度きりだったりする
そもそもヴィクトールってなんか手柄立てたのか?何で元帥なんかになってんだ?
ヴィクトール=ペランが元帥になれたのはフリートラントの戦いで顕著な働きをしたからという理由らしい
それってヴィクトールの第1軍団の砲兵指揮官ド・セナルモン准将のお陰な気がするんだけどねぇ…
ジェラール、ラップ、ロボーが元帥になれなかったのは単に若いから?元帥になれる条件はよく分からん
藤本ひとみ氏の本読んだらマルモンが最初元帥になれなかったのは
表向き若すぎるから、真の理由はナポが貴族出身のマルモンに嫉妬したからw
って書かれてたな。ぶっちゃけ元帥の数も多すぎたからどっかで削らなきゃ
しょうがないのは解るんだが
ナポレオンもコルシカの貴族出身で、従弟のド・カサノヴァとドルナノも貴族階級に属している(従兄のフィオレラも貴族階級と思われる)
だから、マルモンが貴族だからと嫉妬する要素がどこにもないんだよな
現に34歳という若さで元帥に任命されたダヴーは貴族出身だったりする
藤本先生の考察は失礼だけど的外れな気がする
>>46 司令官や軍団長経験者は元帥に任命される資格があるとされていた
この三人はナポレオンが退位するまで司令官もしくは軍団長を経験していないので資格に該当しないことになる
ただ、軍団長経験者の中にはヴァンダム、ベルトラン、ローリストンのように元帥になれなかったのもいた
ちなみに、ローバウ伯爵とジェラールは七月革命後に元帥に任命されている
ローリストンさんライプツィヒ後に不当逮捕されて気の毒…
だって一ヶ月もモスクワで交渉して成果得られなかったんだもん
交渉に失敗して項垂れているローリストン将軍と不機嫌なナポレオン
交渉するつもりのないとこに交渉使を出してもね
今のウクライナとロシアのようだ、逆になってるがw
>>52 なんかナポちゃん腹もそうだけど肩幅異常にゴツくないか…?
>>48 貴族だからってだけでもなくて若いころの人間ナポレオンを
知ってる存在のマルモンが煙たかったとも書いてある
>>55 ただ、幼年学校の学友で仲良くしてくれたブーリエンヌを個人秘書に取り立てたんだよな
士官学校の先輩のラスカーズ伯が仕事がなくて困っていると知って侍従に取り立てている
そして、かつての上司であるカルトーと夫人に世話になったお礼として多額の年金と仕事を斡旋した
ナポレオンは若い頃に世話になった人には恩返しをしているから、そんな理由でマルモンを煙たがるかね?
この漫画だとはっきりとは描かれてないけど古いつきあいのマルモンを入れるとどうしても身内贔屓感があるというバランス感覚が理由っぽいね<マルモンが元帥に選ばれなかった理由
フーシェは「各派閥の有力者を元帥に任命することによって、各派閥に政治的配慮すると共に取り込みを図ったのでは?」と推測している
実際にペリニョンのようにあからさまな政治的配慮で任命された者がいたのが確認されている
仮にマルモンが1805年に元帥になれたとして活躍は出来たのか?統治者としては極めて優秀だろうけど、軍人としての能力はよく分からん。
同時代の人達によるラグーザ公爵マルモン元帥評は以下の通り
「虚栄心がマルモンを破滅させた。将来の世代は彼の人生を色あせたものにするだろう。しかし、彼の心はその記憶よりは価値あるものだった」(ナポレオンの元帥評より)
「マルモンは友人であるナポレオンをひどく裏切った。何時なんどき我々を裏切って敵に売り渡すか分かったもんじゃない。失敗したら逮捕して牢屋にぶちこんでやれ」(シャルル18世)
「マルモン元帥が指揮を執ると何故か勝てる戦いが負ける気がしてなりませんでした」(元部下の回顧録より)
「マルモン元帥は自分の利害に影響しない限りは規律を重視していました。しかし、他者の苦痛に対してほとんど同情心を持たなく冷淡だったのを覚えています」(ザクセン王国士官フェルディナント・フォン=フンク)
「マルモン元帥が重要な役割に就くと我々は悲しんだ」(大陸軍の一般兵士)
なお、ナポレオンは感情的になっているので、比較的冷静なものを載せた
マルモンってボロクソ言われてたんだな、漫画だとナポレオンの
古くからの友人ってだけで出世出来たキャラにしか見えなかったし
マルモンはマクドナルとウディノと同時期に元帥に任命されたのだが
兵士達が三人の新任元帥をどう思っていたのかが記録に残っている
マクドナルはフランスに元帥として選ばれた
ウディノは兵士に元帥として選ばれた
そしてマルモンは皇帝との友情に元帥として選ばれた
どうやらマルモンは兵士達から皇帝のお友達人事だと思われていたようで…
マルモンには兵士たちを信服させるだけの戦場での独自の威信が欠けていたようだな
ナポレオンがマルモンを最初の段階で元帥にしなかったのは、マルモンが兵士に不人気なのもあったんだろう
部下が困窮しても知らん顔かつ冷淡で自分本意なのは上官として落第点だもんな
その割に行政官としては有能なのがまた
兵士?自分でどうにかせえよ
市民?困ってるなら助けになろう
オルレアン派じゃない王党派は何て呼ばれてるのか分からない
ブルボニスト?
>>72 ブルボン王朝の嫡流を支持する一派をレジティミスムと呼ぶ
彼らはフランス革命、フランス共和国および両者と結びつくもの全てを否認している
王政復古期にはユルトラ王党派と呼ばれていて、略奪した物品を換金することでお馴染みのブリュヌが冤罪で犠牲になった白色テロを引き起こした事で知られている
なお、ルイ18世は国民との融和を図る穏健派だったため、このユルトラ王党派を毛嫌いしていたといわれている
だいたいわかると思うけど"正当主義"の思想自体のことがレジティミスムね
正当主義思想を持つ人達、要するに"正当主義者"達はレジティミスト
>>67 マルモンボロクソだな…
これやらかした後に実はこんな風にいわれてた的なバイアスかかってそうな奴なのか
それともやらかす前からこんな評判だったのか
>>77 残念ながらやらかす前からこんな評判だった
>>70 砲の運用システム改良もやってるから
軍政家としても優秀
軍人よりも官僚に向いたタイプだったのかね
カルノーと似たタイプなのかな
まあカルノーは男気があってスジを違えない点でマルモンとは全然違うのだが・・・
>>78 おおぅ…
何というか、人の上に立つタイプじゃなかったのかな
軍制とか統治とか見るに全くいいとこなしの無能って訳でもないのに
ここまで評判悪いとは…
ぶっちゃけ人気のあるなしと能力は無関係だしな
嫌われてもやらなきゃイカン事やる方が上だと思う
まあ上位互換のスーシェがいるんやけどなブヘヘ
>>82 と言っても部下に嫌われてると仕事してくれなかったり士気上がらないんで
少なくとも上役は下からの人気は高めていかなきゃならないんだけどな
個人レベルの仕事やってるんじゃないんだし
>>65 「マルモン元帥が重要な役職につくと我々は悲しんだ」
シンプルに酷い・・・
>>65 「マルモン元帥が指揮を執ると何故か勝てる戦いが負ける気がしてなりませんでした」
これも酷いな、何故かって何だよマルモンは疫病神か何かか?
>>84 それでもヴィゴ=ルシヨンに「あいつは全くの無能だ。あんな無能の部下だったのが一生の不覚だ」と酷評されたヴィクトールよりはましだったりする
ちなみにヴィクトールはマクドナルにも「彼は良い兵士とはいえなかった」と酷評されている
マルモンはネイの死刑判決に賛成票を投じたんだよね
ネイの処刑は政治的に利用されていくから、マルモンはそのことでも格を下げたらしいよ
老いたマルモンがベネチアで歩いていたらチビッ子達から「あっ、あいつナポレオンを裏切ったんだぜ」と囃し立てられたのが哀れでならないわ
一方、老いたベルトランは「ナポレオンの忠臣ベルトラン大元帥」として人々から尊敬されて家族に囲まれて充実した老後を送った
マルモンも道を間違えなければベルトランみたいな老後を送れたのに
>>87 その点、何だかんだ理由をつけてネイ裁判の陪審員を辞退したマッセナとジュールダンは賢いよな
ナポレオン復帰の時もナポレオンについた体で消極的な姿勢で様子見して切り抜けてるからな
状況に対する嗅覚の鋭敏さと取った立ち回りが上手い
マッセナはスルトとスーシェとジュールダンとブリュヌと並んでナポレオンを一度も明確に裏切っていない元帥の一人だったりする
なお、部下の給料をピンはねしてガチで反乱を起こされてしまった模様
そういやポニャトフスキーって忠誠心は疑いようが無いと思うけど、軍人としても優れてたのかな。もしそうなら惜しい人を無くしたね。
ポニャトフスキは参加したほとんどすべての戦いが絶望的なものだった
1792年のポーランド・ロシア戦争
1794年のコシチュシュコの蜂起
1809年のオーストリア・ポーランド戦争
ロシア遠征とドイツ戦役
いつも何倍も多い敵軍に立ち向かった
そのほとんどすべての戦いでポニャトフスキは油断した敵軍を攻撃して勝利し
しかし兵力が足りず不十分な追撃しかできず
その後に準備を整えた圧倒的な敵軍の攻撃に劣勢に追い込まれ
しかし整然と後退して次の戦いに備えることができた
オーストリアポーランド戦争はナポレオンがウィーン占領してた頃だったからオーストリア軍は少なかったはず
それでもワルシャワを放棄して相手の戦力を分散させてからボコボコにするっていう面白い指揮してるけど
主力がフランス方面にいただけで戦力数で言えばオーストリア軍はポーランド軍の2倍いる
あなたからしたら2倍の敵じゃ少ない数なのかもしれないけど
なんかポーランド人って全体的に強いよね。何でだろ?
ポーランドの槍騎兵は20世紀まで欧州最強といわれていたからね
あまりの強さについたあだ名が「地獄の闘牛士」「ポーランドの悪魔」という物騒極まりないものだった
ワーテルローでもポーランド槍騎兵部隊はロイヤル・スコッツ・グレイズとその指揮官ポンソンビー将軍を滅多刺しにして撃破するという大戦功を立てている
皇帝万歳と絶叫しながらポンソンビー将軍を滅多刺しにしていくポーランド槍騎兵を目の当たりにして嘔吐するイギリス将兵が続出したとか
そんな最強のポーランド人だけどお山の大将気質がひどすぎて一枚岩になれないのが致命的な欠点だった
ドンブロフスキに至ってはポニャトフスキをぽっと出の王族と嫌うあまり違う軍団に属することが多かった
というのもドンブロフスキはポーランド軍団の基礎を作ったのは俺だという意識が強すぎたからだった
ポーランドは選挙で王を選んでいたので王権が弱く貴族の力が強かった
ポニャトフスキは最後の国王の甥で人望もあったけど、ドンブロフスキのように面白くないと思っていた貴族はいたようで
ドンブロフスキがポニャトフスキを嫌っていたのは「俺がポーランド軍団の基礎を作ったのに。後から加わったポニャトフスキがなんで軍団長なんだ」という理由からだった
父親の母親がポーランド・リトアニア共和国第一の名門チャルトルィスキ出身なんで
そんな所と閨閥になれるということは名門といって差し支えはないとは思う>ポニャトフスキ家
>>103 でもこのスレの情報聞く限りはポニャトフスキーも中々優秀な軍人だったみたいだし、何より国王の甥なんて言う高貴な人が司令官なら士気も上がるし、そりゃそうだわなって…
フランスに亡命してきたポーランド貴族将校は目立ちたがり屋でお山の大将気質がひどく互いにいがみ合っていたので有名だったそうだから
国王の甥という高貴な血筋で高潔な人柄のポニャトフスキがポーランド軍団の象徴としてうってつけだったんだろうな
スヴォーロフに瞬殺された若き有望将軍がいたはずだけど、あいつ生きてたらナポレオンの運命もちょっと変わったかな
ジュベール?
相手と運が悪かったな
でも運も良くないと元帥にはなれないから仕方ない
ドゼーとか
ナポレオンもジュベールに目をかけていて別動隊の指揮官に抜擢しているんだよな
ゆくゆくは方面軍司令官になってもらいたいと期待していたとか
もしジュベールが生き延びたら元帥に任命されていた可能性が極めて高い
ちなみにジュベールは侯ユゲ爵の令嬢と結婚したのだが
令嬢はジュベールと死別後はマクドナル元帥と再婚している
スヴォーロフにやられて、ジュベールはぶっ殺されてモローは生存したのは運命の皮肉
ピシュグリュ将軍の裏切りが発覚した際、モローは「ドゼー師団長はピシュグリュの裏切りを知っていながら見て見ぬふりをした」と報告した事がある
モローは元上官のピシュグリュから裏切りを誘う手紙を受け取っていて、自分の罪が軽くなるために配下のドゼーを道連れにしたといわれている
かわいそうに、ドゼーはピシュグリュの一味と見なされて軍をクビになった挙げ句に路頭に迷うはめになってしまった
鹿島茂氏によればフーシェが周囲からすれば自殺行為をやってしまったのは後妻となる伯爵令嬢との結婚をルイ18世に認めてもらいたかたから
よりによって王弟アルトワ伯爵に媒酌人になってもらったから貴族達の憤激を買ったというね
やはりナポレオンが経歴や人格的に問題があるヤツでも能力さえあれば厚遇していたから
それに慣れきっちゃったんだろうな
あるいは旧貴族と姻戚関係になれれば身の安泰と思ってしまったのか
ナポレオンと同じく結局は旧体制の威光に負けてしまった印象
ランヌの最期の能力は落ちたのに中身は変わらないままだ
はいろいろ身につまされる
ボナパルトにもこれからそういう積み重ねの集大成が破滅となって降りかかってくるわけだ
ナポレオンの最後が近付くにつれてマルモンの回顧録にある「我々は一種の光芒に包まれて進軍しているような感じだった。私は50年後の今でさえ、その温もりを感じる事ができる」の一文がしんみりくる
良い面も悪い面もあるけど周囲を熱狂させる強烈なカリスマ性があったのだろうな
という事は凄い伝わってくるよなナポレオンは
ヴィゴ=ルシヨンも
文句は山ほどあるけど、
結局のところ嫌いになれない感じだしな>ナポについて
フランス海軍はナポレオン率いる陸軍をエジプトまで送り届けた
あのネルソン率いるイギリス海軍の艦隊を霧に乗じて完全に出し抜くという奇跡じみた航海だったという
航海の成功を喜ぶ海軍の将兵をよそに、ブリュイ・デガリエ提督はナポレオンが上陸するのを見届けると涙を流した
そして「ああ、ボナパルト将軍が行ってしまわれた。これで私は運命に見放される」と嘆いたという
ナポレオンは一種の幸運の神だったんだろうか
まあナポレオンが上陸してからブリュイの艦隊がナイルで全滅するまで1ヶ月くらいあるんだが
>>122 そういう意味だったのか
漫画だとその辺が伝わらなかったな
なんだかんだで大陸軍の奴らは上から下までナポが好きだったんだろうね。ベルナドット、ローリストン、デュポンは嫌いだろうけど。
デュポンは牢獄に入れられた事を根に持ってるのかと思った
オージュローはロシア戦より前には距離離れてただろうけどな
オージュローはなぁ…
1814年に出した布告では「全フランスが排除したいと願っていた忌まわしき独裁者にして、軍人として死ぬことが出来なかった姑息な臆病者だ!」とこき下ろしておきながら
ナポレオンがエルバ島から脱出するや布告で「皇帝は首都にいるぞ!戦勝の証たるその名前を聞くだけで、敵は駆逐されるだろう」とヨイショしまくるんだもの
こんなに節操なしじゃあナポレオンに罵倒されて拒絶されるわけで
オージュローってやることがいちいち派手というか大袈裟というか…
それが巡りめぐって最後には自分の首を絞めたんだが
フランス人の大方の本音としてはヨーロッパはナポレオンによってフランスを中心に統一されるべきだったなんだろうな
さて、ライン方面軍の司令官に就任したオージュローは襟先から靴まで金モールで派手に飾り立てた軍服を着て現れた
当時ライン方面軍にいたマクドナル元帥は新しい司令官のゴージャスぶりに顎が外れんばかりに唖然としたとのこと
そんなオージュローについたあだ名は「自慢屋の強盗」だったりする
エグゼルマンは裁判を戦って無罪を勝ち取ったのが有名だけど、ミュラの副官か参謀長みたいなことやってるのを見るに騎兵指揮官としても優秀だったのかな。
>>132 エグゼルマンは騎兵指揮官として普通に優秀だった
ワーテルローの戦いで砲声を耳にしてグルーシー元帥に対してナポレオンと合流するよう進言している
また、ワーテルロー後のロックアンクールの戦い でダヴー元帥と共にプロイセン軍を大いに撃破している
1840年の時点でもバリバリの現役だったそうで、ナポレオン改葬で式典の警護隊を指揮するという大役を任されている
晩年にはかつての同僚でありスルト元帥指揮下でトゥールーズを防衛したアリスプ将軍と共にルイ・ナポレオン大統領によって元帥に任命されている
epichistory tvでイタリア遠征編の解説動画が上がるらしい。今まではトゥーロンやってアウステルリッツからだったから嬉しいね。
>>136 すみません、元帥杖を夢見てるアホとは誰のことでしょうか?
今週のモブ兵士だよ
・ジェローム、ロシア遠征失敗は俺のせいじゃねえ!とお怒り
・モブ、ウーグモンに突っ込まされ皇帝に踊らされてる事に気づき無事死亡
・デルロン、脳死密集隊形で突っ込み思考停止
・皇帝陛下、自分のせいであることを悔やむ。ムーアが正しかったね
・プロシア軍来援の予兆。カタストロフの秒読み開始
・鎌倉殿の善児と同じ役回りなビクトル、今日も元気に大物食い
来月はネイ視点かな
どうもありがとう
それにしてもハゲメタボことデルロンの無能っぷりがヤバすぎる
ヴァンダムに代えた方がましだったのでは…
そりゃ未だに皇帝の元で戦場に立ってるなら元帥杖の夢くらい見るだろう
ボール紙に金箔?で巻いて意匠それっぽくすりゃ自作できそう
>>141 夢から醒めたら不幸になるんだよな
いっそ最後まで夢を見られていたら
マニャン元帥なんかはナポレオン戦争時に二等兵だったがナポレオン三世時代になって元帥になってる
元帥杖は別に夢ではない証拠
確かベルナール・ピエール・マニャン元帥はナポレオン三世の1851年クーデターで多大な貢献をしたことから元帥に任命されたとのこと
同時期に元帥に任命されたのは、ワーテルローに参戦したエグゼルマン将軍と、スルト元帥指揮下でトゥールーズ防衛戦に参戦したアリスプ将軍と、ナポレオン三世の叔父ジェロームがいる
>>145 戦場じゃなくてクーデターによる元帥なのが三世時代って感じ
それは認識が第二帝政にわか過ぎる
多くはクリミア戦争の功績であとはイタリア統一戦争や植民地戦争で功績を挙げた元帥が多い
クーデターだけで名を売った連中なんてほとんどいない
第二帝政は最後の崩壊の印象が強すぎるんだよな
クリミア戦争にしても宿敵イギリスとの共同だし
エピゴーネンの代名詞なのも無理はない
ワーテルローでデルロンが苦戦したのはネイが砲兵の援護をつけるのをうっかり忘れちゃったのもあるんだとか
カトル・ブラでもケレルマンの騎兵突撃にギュタン将軍の猟騎兵師団770名を援護につけるという謎采配をとっている
極めつけが「自らを守ろうとしている高地の歩兵を騎兵の大軍で攻撃してはなりません」と反対する部下を「皇帝万歳!フランスを救うために前進せよ!」と押し切った
ここまでひどいとネイは何らかの精神疾患を患っていたとしか思えない
ロシア遠征後は信じられないくらいの失敗の連続だからな
やはり後遺症としか考えられない
ナポレオンをヤクザも顔負けの恫喝をして退位に追い込む
↓
ルイ18世に媚びて、サヴァリの回顧録に見苦しいと書かれてしまう
↓
ルイ18世に対して「野獣をとっ捕まえて檻に入れてご覧になります!」と大見得を切る
↓
ナポレオンと感動の再会をしてやっぱり合流します
↓
ルフェーブル=デヌエットのカトル・ブラ夜襲占拠案を「夜遅いから寝ろとルフェーブルに伝えろ!」と却下
↓
ケレルマンに「ギュタンの騎兵師団770人をつけるから、今すぐ騎兵突撃してカトル・ブラを占拠してこい!」と強要
お前は一体何をしたいんだ?と問いたいぐらい行動が支離滅裂だよなネイは
ナポレオンに狂人だと酷評されるのもやむ無しだな
ロシアからの撤退戦で英雄になってしまったから仕方ない
まあそこでPTSDになってぶっ壊れたんだろうけど
ジュノーはエジプト戦役で頭を強打する重傷を負ったことで精神異常になったといわれている
ロシアからの撤退も常人には勤まらないという意味では当時から狂の域に入ってたのかもしれないがここまでアレなのはやっぱ撤退劇で壊れちゃったんだろうな…
>>153 駒も足りないしなまじ英雄として名声があるから起用しない訳にもいかないだろう
仮にワーテルローでナポレオンが勝ってたら適当な時期に名誉を保つ形で勇退させたかもな
ワーテルロー従軍組を除いたナポレオンに味方した元帥達の動向をまとめてみたけど
ネイの代わりが出来そうなのがダヴーを除くと冗談抜きでスーシェしかいない
もっともヴァール監視軍の軍団長として最後まで抵抗したブリュヌをネイの代わりにする奇策もあるけど
ダヴー…陸相
マッセナ…マルセイユ方面軍司令官、この頃には酒浸りになっていた
ブリュヌ…ヴァール監視軍軍団長
スーシェ…アルプス方面軍司令官
ジュールダン…ブザンソン守備隊隊長
ルフェーブル…高齢のため廃兵院勤務
モルティエ…持病の坐骨神経痛が再発して療養中
ミュラ…ブリュヌに保護され従軍を希望するも拒絶される
結局皇帝様が「俺が率いれば勝つんだから手下は適当でええやろ」
的な舐めプしてたんだよな。実際カトルブラから追い出してたら英軍と
独軍の合流は不可能だったぽいし。実際はとっくに峠を越していたわけで
ナポレオン一人が十万人匹敵なのもビクトルが大物キラーなのも間違いない
それでもまだまだ足りなかっただけで
戦術も同じ事やり過ぎてバレバレなってるし
それでも接戦まで持ち込んでるのは凄いが
とは言っても新しくて効果的な戦術を生み出すなんてそうそう出来る事じゃないし…まぁフルトンの蒸気機関は受け入れても良かった
ナポレオンに勝った側も必ずしも決して幸せになれなかったのがなぁ…
国民そっちのけでエゴ丸出しな諸侯に失望して引退してしまうブリュッヒャー
軍制改革を志すも保守化した王に疎まれて失意のうちに軍を去ったグナイゼナウ
老害化してあらゆる軍制改革を潰した挙げ句にクリミア戦争で多数の死傷者を出したウェリントン
時代の変化についていけずウィーン体制に固執して帝国を衰退に追い込んだメッテルニヒ
理想に燃えるも挫折し怪しげなオカルトに走った挙げ句に謎めいた最期を遂げたアレクサンドル
>>165 アレクサンドルはナポレオンより祖母と父の角逐の影響の方が大きい印象
ナポレオンの最期を看取って「皇帝の忠臣」と皆から尊敬されて、死後は望み通りナポレオンの傍らに葬られたベルトランがある意味一番の勝ち組なのかも
大失態を晒したから仕方ないのだけど
ミュラは使っても良かったんじゃないか
ナポレオン麾下に置けば老いたりと言えどもそれなりに活躍した気がする
軍人としてはそうだが
ミュラはワーテルローより前に既にオーストリアと一戦交えてるので
ミュラを普通に部下にしてしまうとオーストリアと講和しにくくなる
政治的に距離を置いたほうがオーストリアと交渉しやすくなると考えられる
ももワーテルローで英普軍を撃破できた場合はそういう要素も気にする必要がある
>>171 ミュラって本当に政治家してはダメだったんだなと。
政治家はド畜生の方が向いてるからな
良い人程どっこも切り捨てられなくて結果最悪になる
コランクールさん軍人としてよりかは外交官として活躍してたんだね。ベルティエ、ベルトラン、デュロックに並んで側近中の側近だったけどセントヘレナには行かなかったのか。
>>171 オーストリアというより妻子への拘りだろうな
騎兵将校としてはガチの有能なのに
何故他の事はこれほどアレなのか…
そりゃ騎兵突撃や兵の進退の機微と国のやり取りは別問題とはいえ
ゲーム的な物言いをするなら他の事に回すスキルポイントがなかったんだよ
ミュラに限らず特化した天才なんて歴史上そんな人多いしな
ただ、ミュラは君主としては決して悪くなかったようで、ナポリ王国に善政を敷いていた
前王朝時代は燻っていた地元の優秀な人材を抜擢して要職に就けたり
庶民の暮らしに気を配って税率を下げたり公共事業に取り組んだりしていた
ミュラの善政は一定の支持を集め、王国内にミュラとその子孫こそ正統なナポリ王とする「ミュラ派」が形成された
そしてこの「ミュラ派」はナポリ王国の政情不安定化ひいてはイタリア統一に繋がっていくことになる
馬に乗ってりゃ稀代の戦士、馬から降りたら途端にゴミって皇帝がはっきり言ってるしね
ナポレオンのミュラ評は「騎兵能力しか取り柄のない馬鹿だけど、基本的に善良な人柄だから憎めない」だったりする
「ネイを放逐してミュラをワーテルローに連れて行けばよかった」と後悔していたとのこと
なんで善良な人柄なのにランヌとは犬猿の仲だったんだろうか…でもどっちと友達になりたいかって言われたら人当たりの良いミュラだよね。瞬間湯沸かし器みたいなランヌは側に居るのが怖い。
ランヌとミュラはふたりとも自分で回顧録を残せなかったという点で共通の特徴がある
こうなると後世の人間としては周囲の回顧録から印象を探るしかない
その時にこの二人の関係の参考になるのはジュノー夫人(ルウルウ)・ナポレオン・マルボの回顧録が多いがどれも確かに二人の不仲を強調している
しかしジュノー夫人はおそらくカロリーヌが大嫌いだったみたいでミュラの悪口を書くのに非常に多大な文量を使っているし
ナポレオンは部下達の仲が悪い話をするのが好きだったし
マルボはそこまで二人の仲を客観的に見れる環境でもなかった
一方で当時のランヌとミュラ同士の書簡が当然いくつか残ってるのだが
それらはどれも親密な関係を思わせ順当な親友に思えるものが多い
後世に残るような文章で露骨な悪口を言い合うことはあまりないだろうことを考えても
二人の不仲がある程度強調されているものだと考える必要性がある気もする
漫画でこの二人の不仲があまり一方的な描写でもなくたまにデレてるのはその辺も理解した上ではないかな
コランクールの回顧録は意図的にランヌの評価を下げる記述があるとされている
というのもランヌの軽率な発言のせいで交渉が危うくなったことがあったので
コランクールはランヌに含むところがあった
ランヌの軍団に少尉として配属されていた事があるグールゴーはランヌに関する記述を残している
「ランヌはネイ同様に、それが利益になるなら腹の中をぶちまける人間だ」
グールゴーはランヌをネイと同類だと見なしていたのだろうか?
>>182 そうだったのね。まぁトムとジェリーみたいなもんか。
そういや話は変わるけど、スルトさんは大陸軍の中で親しかった人とか居ないのかな?あんまり交友関係みたいなの描写されないし。
クッソ仲悪くなるまで行っても暗殺者は送らないんだから
ホントトムとジェリーみたいなもんだね
>>185 レイユとマッセナだろ
親戚になってるし
スルトはお高くとまっていると見られがちで基本的に浮いていた
特にランヌと犬猿の仲で決闘寸前にまで発展したことがある
元上司のマッセナとも不仲だったりする
もっともマッセナはレイユ以外の部下を搾取の対象としか思っていなかったのでお互い様だけど
>>181 善良だからと言って性格に難が無いとは限らないからな
ランヌの方も性格の方はかなりの難物だし
ジュノーもカロリーヌと不倫していたからお互い様といえばお互い様なんだけどねw
この時代の上流階級は不倫は当たり前で爛れていたりする
ポーリーヌはマクドナルドとモントロンと不倫していたし
オルタンスはタレイランの庶子と不倫関係にあってモルニー伯爵をもうけたし
ラサールはベルティエの弟嫁と不倫した挙げ句に結婚している
ナポレオンに至っては生涯に愛人が100人いたのではと推測されていて
副官のグールゴーとも同性愛関係にあると軍中で公然の噂になっていた
現代感覚であの時代のフランスに行くと頭おかしくなりそうだな…
文化程度がどうとか生活水準云々以前の常識的な認識の話で無理!ってなりそう
フランスなんてかなり後まで不倫に関してはゆるゆるだぞ
シラク大統領の愛人の話なんて有名だろ
>>191 但し浮気する奴がされるのにも寛容かと言えばむしろ逆なんだよな
そんなのはタレイランくらいで
ジョゼフィーヌもナポレオンが不倫すると嫉妬していたそうだからな
自分のことを思いきり棚に上げて
嫉妬どころか思い切り罵って物を投げ付けたっていうんだよな
ルウルウの転落劇を外伝で見たい
愛人に捨てられての自殺未遂とか
まさにジュノー家の崩壊
ルウルウにかかればランヌも「スタイルはいいけど、はっきり言ってブサメンよねえ(笑)」と形無しだからなw
オージュローに至っては「オージュロー?アイツ間抜けじゃん(笑)」とボロくそときてる
この作品のジュノーの一番の悲劇はルイーズとくっ付き損なった所か
>>165 殊にフランス人がナポレオン後の連中をそうして腐したがるのはナポレオンに協力していればそんな事にならなかったのにって底意も感じるんだよな
とにかくナポレオンによってフランスが中心のヨーロッパ統一がなされていれば世界のためにも一番良かったって
第一次帝政時代は能力さえあれば身分が卑しかろうが人格的に問題があろうが成り上がれたからな
ヴァンダムなんかナポレオンしか御せない問題児だったにもかかわらず軍団長とアンスブール伯爵に叙任されている
「もしも地獄へ攻め込む際は君の軍団に先鋒を任せる」の激励(?)と共に
ナポレオン戦争後、フェルナンド7世が即位するものの、失政により自由主義者が台頭するようになった
そして自由主義者に譲歩して自由主義憲法の履行を約束せざるを得ないところまで追い詰められてしまった
しかし、その一方でフェルナンド7世はアングレーム公爵率いる「聖ルイの十万の息子たち」という中二病じみたネーミングの軍勢10万をスペインに呼び込んだ
ナポレオンを呼び込んで大惨事になった挙げ句にお人好しな父親に「フェルナンドをぶん殴ってやりたい」と激怒されたのに懲りないお人だこと
「聖ルイの十万の息子たち」は自由主義者の軍勢を撃破して難なくスペインを占拠し、しばらく駐留することになる
調子に乗ったフェルナンド7世は自由主義者との約束を反故して、指導者のリエゴ将軍を屈辱的な縛り首にして晒し者にした
そしてフェルナンド7世は自由主義者を残虐なやり口で弾圧して回ったので、ゴヤもフランスに亡命せざるを得なくなった
イギリスをはじめとする諸国は「ナポレオンがあいつを追放した理由が分かる気がする」と即位させたことを心底後悔するはめになったとさ…
太平洋戦争後の日本でアメリカが解放軍のように持て囃されたのも
大日本帝国政府があまりにもクソだったからだしな
1回痛い目見てからでないと理解出来ないという事は往々にしてある・・・
フランス王国のスペイン遠征軍の指揮官だったのがウディノ
占領時もマドリッド知事になって自由主義者の弾圧を援護した
所詮は喉元過ぎればなんだよな
ナポレオンの権力の本質はあくまで軍本位制で内外が負担に耐えられなくなったために破綻したに過ぎない
ナポレオン「君たちの五万と私を合わせれば十五万なのだ!」
部下「えー! 三十五万じゃないんですかー!?」
スペイン人「凡庸な外国人の王を追放して希望の王太子を即位させたら、史上最悪の暴君が爆誕したでござる…」
ナポレオンが自由と平等のシンボルみたいに祭り上げられたのは復古王政以後
実際の当時としてナポレオンが権力を握れた一番の理由はあくまで戦争が強く他国から財貨や領土を毟り取ってくれたから
だからそれが出来なくなりむしろフランスに犠牲と損害のみをもたらすようになった時点で存在意義を失った
ナポレオンが自由と平等の象徴として伝説になったのはラスカーズ伯爵の存在が大きい
ラスカーズ伯爵がナポレオンに暇潰しとして回顧録を口述筆記することを勧めなかったら伝説にならなかったかもしれない
セントヘレナでラスカーズ伯爵と対立していたモントロン伯爵も「陛下が伝説になられたのは不本意だがラスカーズの功績だ」と認めている
そしてドイツにも劣勢となった後世においてナポレオン時代は失われた機会と位置付けられる事となる
しかも外敵にやられたと思いたくないからむしろタレイランみたいな内部の非協力者を売国奴的に批難し現実政治をますます混乱させる事にもなった
フランスがまだ大国扱いなのは勢力均衡の都合による
それを忘れぬ事だな
ロシア遠征をせずひたすらスペイン攻略に注力してたら多少マシだったかと考えたけど、やっぱ無理そう
ゲリラ全滅させるなんて不可能だし、どうやったらスペイン攻略と言えるのか問題
サラゴサ第一次包囲戦で当初陣頭指揮を執ったルフェーブル=デヌエットがランヌ軍団長に宛てた手紙が残っている
「ご報告申し上げます。我々の想定以上に敵の抵抗の範囲が広がっております。決して楽観視してはいけません。彼等を殲滅するのは不可能といっていいでしょう」
手紙を受け取ったランヌは大丈夫だろうと楽観視したものの、後に認識を改める羽目になった
なお、ルフェーブル=デヌエットは別の戦いで脈絡なく狂化してイギリス軍の捕虜になったという…
>>217 ゲリラの全滅くらい信長が伊賀攻めで成功させたよ
数と国土の広さが違いすぎん?
それに皇帝様は人の気持ちが解るようで解ってないし
あくまでコルシカの流儀しか知らんのよな
ルイ18世をスペイン王にすればよかったな
いい感じで共倒れしたはず
ゲリラ対策をなんとかしなければいけないとか言う前にまずはポルトガルにいるウェリントンを倒せてないんだから
まずはナポレオン本人が来てこいつを追い落とせばよかった
ナポレオンが取るべき選択肢はただ一つ、フェルナンド王太子を即位させて同盟を結んだうえでさっさと引き上げるべきだった
ルフェーブル=デヌエットの悲観的な報告があがっても、上層部は大丈夫だろうとたかをくくっていたんだからお話にならない
史実だとスペインの泥沼にフランスがハマったけど
イギリスがあの辺先に手出してもやっぱ支配者層と民衆の扱い誤って失望から地獄のガチ抵抗コースなんかな
>>224 イギリスならナポレオンより多少は上手くやるだろう
フェルナンド王太子を即位させて駐留軍を置くんじゃないかな
ただ、フェルナンド王太子の暗君っぷりに悩まされて高確率で撤退するかも
なにせフェルナンド王太子は恩知らずと性悪と癇癪持ちとハイパー暗愚という悪夢のコンボときてる
ちなみにフェルナンド王太子の癇癪を意に介さず宥められるのはナポレオンだけだったとか
俺が500人も無駄死にさせたら軍法会議なんだけどお前はやりたい放題だよな
っていうモノローグが後年の自分にそのまま降りかかってくるのいいよね
スペインに限らないが多少の自由を振り撒いた所で多大な負担を押し付けられたら支持が集まるわけがない
そもそもナポレオンの体制は大陸軍の維持費を本国外に押し付ける事が大原則だった
当時の状況だと何処の国がスペインに進出しても
その国は碌な事にならなかったであろう気はする
支配しに言っても頑強かつ執拗に抵抗するが
味方につけても脚を引っ張る厄介者になりそうとか
とんだ物件だなスペイン
パッと見は指導者全員除きたくなるような人間ばかりだし
軍は倒せそうなぐらい弱そうなガタガタの国なのに
ちょっと対応間違えたら敵国に支援されて無限に湧いてくるスズメバチの巣になるからな
【悲報】2ちゃんねらー、スペイン人だった
支配しにいくと頑強かつ執拗に抵抗
味方につけると脚を引っ張る厄介者
パッと見は指導者(運営)全員除きたくなるような人間ばかり
ちょっと対応間違えたら無限に湧いてくるスズメバチ
これは完璧にスペイン人
昔のねらーだな
今の時代から取り残されかけのねらーじゃ
味方にしてもまるで頼りないのは変わらないが
敵に回してもさしたる脅威も無いだろう
今の時代だとツイッターとかのSNS勢の方が性質は近そう
ツイも勢いと虚像だけが強調されがちで実態としてはアレな感じだが
ナポレオンがいなくなって希望の星フェルナンド王太子が即位すると厄介さが益々増した
イギリスをはじめとする諸国はフェルナンド7世の暴君ぶりに振り回された挙げ句に
即位させたことを心底後悔する羽目になる
フェルディナンドに協力して自由主義者を倒したフランス王国軍はしばらくの間治安維持のためにスペインに駐屯し続けた
この軍隊はナポレオンの軍隊と同じようにスペインの費用負担で維持された
まさかスペイン国民が希望の星と期待を寄せていた王太子が父親を遥かに上回る暴君だったとは
踏んだり蹴ったりとはこのことだな
>>236 汚れ役は現地の国王かやったから問題は無い
ナポレオンも最初からそうやってたら良かった
>>238 ナポレオンも最初はフェルナンドを傀儡として即位させるつもりだったけど
あまりの暗愚さに「こんなヤツが王になったらお先真っ暗だ」と取り止めた
まぁ、ナポレオンの危惧は最悪な形で的中してしまうわけで
あと一番大きな理由はやはりナポリと同じくブルボン王家を残して置けないという物だったろうな
世襲の限界と成り上がりの限界を一度にわからせてくれた
19世紀初頭w
成り上がりの一番の限界は世襲への劣等感を克服出来ない事
まあ成り上がりでもチンギス・ハーンレベルまでいけば劣等感とかないだろうけど
ナポレオンもそこまではいけなかったしな
スペインイタリアドイツまで完全制圧して西ローマ皇帝に即位するくらいでないとな
チンギスハンは成り上がりではない
親父は有力者だし血筋も強い
下級とはいえ貴族のナポレオンとしては革命よりも伝統ある世襲の仲間入りをしたいという潜在的な欲求の方が強かったろうな
革命はあくまで自分がのし上がるための道具でしかないで
モンゴルは意外にも血筋かなり重視
しかも父親だけでなく母親の血筋もかなり重要なガチガチのやつ
チンギス・ハンの曽祖父はカブル・ハン
外敵に抵抗するための一時的な同盟とはいえ最初に全モンゴル人を統一した人物
全モンゴルってその後の帝国があるから凄く感じるだけで
全尾張統一くらいのもんだろ
麻痺してるけど一自治体をまとめるだけでも凄い事なんだがな
ナポレオンだけでなくフーシェも元帥たちも本音では王侯貴族の仲間入りをしたかったんだよな
それさえ出来れば革命なんか叩き潰してしまえで
やっぱ某童貞のあの人が革命の敵を全員死刑にしておくべきだったな
ナポレオンの迷台詞といえば「おっ、私の羊はライオンになったのだな!!」
お気に入りの側近ローバウ伯爵(本名はムートン、フランス語の羊と同音)を「私の羊」と呼んでいて
ローバウ伯爵が活躍するたびにそうはしゃぎまくっていたとか
今日読んだ本でウェリントンが老害大嫌いマンになった理由が伺えた
スペインとポルトガル戦線で老害に足引っ張られて追撃しなかったせいで
戦況不利になって辞職願出してイギリス帰ってるのな。後任がムーア
>>253 そりゃ王侯であるというだけで支配の正当性が認められる社会だからな
ナポレオンがパリ失陥したら皇帝でいられなくなるって話があったけど
これが王侯貴族なら別にパリ失陥しようが王で居られるのが王侯貴族な制度な訳で…
ナポレオンにしても元帥にしても成り上がりたいという気持ちで生きてきた訳で
人と社会をよりよい世界に変えるんだ的な高邁な思想でやってきた訳じゃないから当然であろう
しかしまあ、すごい制度だよな
師団長に昇格すればもれなく伯爵に叙任されて大貴族の仲間入りするんだから
それ以外でも功績を挙げれば男爵に叙任されていっぱしの貴族なんだから
たとえ性格や素行に問題があっても元の身分が卑しくても
>>258 だから復古王政以後の這いつくばった生き方が涙ぐましいんだよな
マルモンなんかどれだけ蔑まれようが元帥の地位にしがみつくし
>>256 ロボー将軍はやっぱ優秀だったのかな。後年元帥になってるし。
マルモンは夫人と不仲で有名で当初から別居していたため子供がいなかった
マルモンによると自身に原因があるとのことだが詳細不明
そしてマルモン夫妻は1817年に離婚している
>>259 あくまで帝国の拡大が前提の制度
だから拡大を止められなかった
その意味でも豊臣政権に似ている
どこでも求心力は国を富ませる事でしか生まれないよな
成り上がりは特に。衰退を緩やかにしたって誰も褒めちゃくれねえ
国を富ませるって言ってもあくまで他国から掠奪するって物だからな
だからそれが出来なくなった時点で終わり
漢字一字の公募という前提ルールの読めないID:m07yPY2e0に悲しい識字力
冗談を理解できないID:m07yPY2e0の絶望的なコミュニケーション能力
グールゴーの記録にナポレオンがエジプト戦役で体験した摩訶不思議なエピソードが載っている
ナポレオンはエジプトの砂漠ではぐれて道に迷ってしまったことがある
疲れ果てて困っていると軍用のテントがポツンと立っているのが見えた
少し休ませてもらおうとテントの中を開けると中は異国の香の匂いで充満していた
そこには、ヴィスコンティ夫人の肖像画を祭壇にしつえて一心不乱に呪文を唱えながら祈りを捧げるベルティエがいた
黒魔術かとドン引きしつつも疲れていたのでついテントの中で横になってしまった
すると、ベルティエに鬼のような形相で胸ぐらを掴まれた挙げ句に文字通り叩き出されたのであった
こうしてナポレオンはほうほうの体で司令本部に帰るとそのままバタリと寝付いてしまったのであった
>>277 グールゴーは、理数系エリートを養成する理工科学校をトップクラスの成績で卒業した後に、兵学校で数学と化学を教えていた
兵学校に数学が出来て容姿端麗な教官がいると噂を聞き付けた皇帝の目に止まって、皇帝付き将校として軍務に就いた
火薬の調合分析や地図解析と端麗な容姿といった他の将校にはあまりない特技があったから皇帝に公私にわたって重宝された模様
一時期、スペイン戦役でランヌの軍団に少尉として配属されていた事がある
そういえばなろう系でナポレオンの参謀に転生するやつはなかったような
話うまく作れればウケるかな
まずナポレオンの参謀として意見具申できる程度の軍事知識と当時の戦役の知識が求められる訳で…
にわか知識でもなんとなく誤魔化せそうな位には情報を漁れそうな戦国時代とは敷居が違いすぎるな
しかもそこまでやってもなろう読者層には多分ウケないという
これはナポレオン(妹)の兄になって補佐役みたいな感じで死霊使いのスヴォーロフと戦う話だった
>>280 それあたかも、ナポレオンが始めから発案したかの様に誘導する提案参謀役なんでしょ?
尊敬するネイを救うためにネイの参謀長に転生して歴史改変に挑戦する小説があったけど
権益に固執して妨害してくるベルティエと衰えから判断を誤るナポレオンと保身に走るスルトに大苦戦していたよ
結局主人公は後一歩で勝つところを謀反人の汚名を着せられて解任されて現代に帰り、ネイを救うことが出来なかったという悲しいオチで終わった
名前 ナポレオーネの意味がライオン
リオネルもライオンの意味
アルゼンチン主将メッシも最後は負けるのか?
>>283 逆撃シリーズかな?面白そうだったら読もうかなと思ってたんだよね。
>>285 そうそう逆撃シリーズだよ
銃殺刑になる運命を知らされても達観して微笑むネイが最高にかっこよかった
>>286 グールゴーがナポレオンの口述筆記をまとめた記録が元ネタになっている
なお、ナポレオンの秘書ブーリエンヌも似たようなエピソードを書いている
ロベスピエールの参謀になって、うまいこと彼を死刑にさせずに革命の敵を全員死刑にしたらクリア、の設定で誰か書いて
ポルポトことサロトサルおじさんがもうやってるような
大陸軍の騎兵指揮官ってゴロゴロ居るけど、大体皆軽騎兵出身が多いのかな?グルーシーは竜騎兵だけど。ミュラやベシエールは胸甲を付けてないし。胸甲騎兵の指揮官はこの漫画ではあんまり出てない気がする。
>>290 カトル・ブラで騎兵突撃を敢行したケレルマン(息子)は胸甲騎兵の指揮官だよ
今のところ登場していないけど、これからネイの騎兵突撃に深く関わることになるミローも胸甲騎兵の指揮官
ミローはライン方面軍の派遣議員という異色な前歴の持ち主であり、デュゴミエ将軍とルフェーブル=デヌエットとは友人関係にあった
>>291 他はナンスーティとオートポールぐらいかな?ごつい鎧とヘルメットの胸甲騎兵の方が強そうだけど、実際はユサールとかの軽騎兵が人気だったらしいね。
ナンスーティは実力実績ともに申し分ないけど、性格に問題があって敵が多かったから元帥になれなかったといわれている
この人、マジで清々しいほどろくでもないエピソードだらけなんだよな
ヴァグラムでナンスーティの部隊だけ遅れたと指摘する皇帝に対して「それはそれは申し分ありませんでしたね。陛下の御威厳は馬の速度に何も影響を及ぼさなかったようですな」と答えて苦笑いされた
皇帝の従弟ド・カサノヴァの部隊が使用していた馬の水飲み場に目をつけて、恐れ多くも皇帝の従弟を全力でボコボコにして奪い取った
馬の管理がなっていないと詰るミュラに対して薄ら笑いしながら「ふん、馬に愛国心などあるわけないじゃないですか」と答えて激怒させた
むしゃくしゃしていたから何の罪もない配下の将校をボッコボコにぶん殴って、止めに入った別の将校もボッコボコにぶん殴った
そこまでキチガイみたいなキャラなのに実績は出せてるというのがヤバイな
なんかナポレオンが没落する事で
活躍のおかげで言動を大目に見てもらってた奴らが天罰を受ける物語にも思えてくるなw
ワーテルローの近衛砲兵師団長デヴォー・ド・サン・モーリス将軍は、旧貴族でありながらナポレオンに取り立ててもらった恩義を決して忘れなかった
国王につけば出世できたにもかかわらず振り切って、ナポレオンに恩返しをしたい一心で味方して参戦した
ナポレオンを逃がして「これで取り立ててくれた陛下に恩返しが出来る」と満足そうに微笑みながら華々しく散っていった
こういう騎士道から飛び出してきたような高潔な将軍もいたってことで
>>296 この人がマルモンの元副官だったってのがまた
>>293 部下に対して気前良くて気遣ってくれるヴァンダムが10倍マシに見える不思議
ただ、ナンスーティは旧貴族らしく略奪を嫌っていて決してやらなかったという美点はあった
また、自らの非を認めるや相手にきちんと頭を下げて謝罪していた
もっとも、喉元過ぎれば熱さを忘れると再び暴言を浴びせるわぶん殴るわのやりたい放題だったけど
>>300 滅茶滅茶暴君的なキャラなのに非を認めると謝罪はして
でもすぐに忘れたかのように暴れるってただの暴れ者よりある意味怖いな
全然関係ない別のスレで先月から散々暴れてた荒らしがそんな感じだったな…
(超俺様主義で連レスと煽りレスしまくるんだけど自分の知識不足に関してだけは謝罪してた)
ナポレオンもその典型だよな
過去や未来なんかどうでもいいとか
略奪嫌いマンと略奪大好きマンいるけど
皇帝の方針が現地徴発前提だから前者は部下がバタバタ死んでそうだよな
そして現地徴発だから現地の支持を得られない
遂にはフランス本国でもやらかすわけだし
ルフェーブル名誉元帥のようにその時の気分次第で部下への補給や福利厚生や軍規をコロコロ変えまくる上官もいた
午前中は略奪を奨励していたのに、午後になると略奪を厳しく取り締まるといった風に
しかも、ルフェーブル名誉元帥は脈略なく粗野かつ下品な言動で狂化するもんだから、部下は大いに振り回されまくったという
ナポレオン戦争の実態は最初のイタリアで既に出来てるんだよな
解放軍として最初は歓迎されるも直ぐに金を出せで強盗軍として嫌われる
ナポの親友だった人達って大体は優秀な軍人だったって言う認識でOK?デュロックやジュノーの軍人としての評価はよく分からん。
ジュノーはエジプト戦役で頭部に重傷を負って以来、性格と判断力がおかしくなっていったといわれている
作中ではウガしか言わないおっさんだけど、史実のジュノーはあのポーリーヌが惚れ込むほどの美男子だった
ジュノーのあだ名は「ラ・タンペット(La tempete、暴風の意味)」とカッコいいんだよな
ローバウ伯爵なんかあだ名が「私の羊(本名のムートンは羊と同音)」なんだから
ウェリントンより(というかイギリスより)の本読むと
ウェリントンも寡兵で勝利しまくってるんだなと。スペイン戦線もインドも
殆ど兵士数は不利で勝つか引き分けてる。これだけ見たら人気出そう
なもんだが地味なのと晩節汚してるのとでアカンのかな
糞嫁に引っ掛かってるあたりは個人的にポイント高いのだがw
基本勝っても撤退することが多かったからだろう
本人も言ってるがナポレオンと違って一度でも大負けすると議会あれこれ言われるから戦力温存に走りがちってのもあるが
スペインでは海からの補給頼みだったんで
勝っても負けても港へ後退していたようだ。今のワーテルロー前も
ブリュッセルが拠点になってたように。そのうちスペインの要塞を3つ
落として拠点にするようになって楽になったみたい
イギリス人はいつも海の逃げ道を確保してるので同盟されても信用されない
ナポレオンもただ手をこまねいていた訳でなく、ブリュイ将軍(ブリュイ・デガリエ提督とは別人)を海軍大将に任命して海軍の改革をやらせた
ブリュイ将軍は貴族でありながら海賊紛いの商船に乗って海賊行為をしていたという異色の前歴があり
革命で投獄されていたところをオッシュ将軍に見出だされて海軍大臣に抜擢された逸材だった
また、エジプトで孤立していたナポレオン達を救出するため、自ら艦隊を率いてエジプトに乗り込んだクソ度胸があった
ブリュイ将軍はナポレオンの期待に応えて海軍改革を断行し、ブローニュでイギリス侵攻作戦の指揮をとり、そこで精力的に活動した
しかし、ブリュイ将軍は結核を患っており、成功目前にして激しく吐血して亡くなってしまった
こうして海軍改革をして制海権をフランスの物にする試みは頓挫したのであった
馬なら4歳でも立派
でもナポレオンはロシア遠征で馬に酷い事したよね
ミュラ軍団は他の軍団に比べて軍馬を多数所有していたけど、その理由がひどい
軍団長のミュラの乗馬テクニックがとんでもなく荒く消耗品としか扱っていなかったので
軍馬を平気で使い潰すからだった
>>321 馬は生き物なので当然疲弊する
騎兵は予備の馬を常備していた
ナポレオンもマレンゴ号の他に予備の馬を当然持っていた
デジレって馬に乗ってたらしいナポ
いや下ネタではなく本当に
ド派手なユサール軍服を着て灰色の毛並みの獰猛な馬に騎乗したルフェーブル=デヌエットはユサール騎兵達の羨望と憧れの的だったとのこと
一方、ミュラは馬を消耗品感覚で乗り潰してポイ捨てするもんだから、騎兵達から馬がかわいそうだと陰口を叩かれていた模様…
今月号でも馬の話が出てたぞ
コスパ批判というか命に関わるもんケチんなというか
あとジェラールがイケおじになってた
ワーテルローの時点でグルーシーの別動隊にいたジェラール将軍が登場したということは…
今月号はグルーシーの別動隊の話かな?
グルーシーはあっさりだったよ
命令に固執してジェラールとヴァンダムにアホ扱いされて尾張
軍隊には抗命罪はあっても順命罪は無いんだよな
戦後にグルーシーがどう弁明したかも気になる
>>326 テロリストも中国製韓国製のピックアップトラックは避けがちで
>>329 どうもこうも命令に従ってるだけなんだよなwマレンゴと同じ過ちを
して部下がケツ拭いてくれると思う皇帝様がおかしい
何だかんだでワーテルロー敗戦後にプロシア軍が追撃するのを
食い止めてたりはしてる
ワーテルローがそうだったようにグルーシーの進撃路も道路の状態が悪く
自由に機動するのは難しい状態だった
ワーテルローの戦いの日の夕方頃にグルーシーはティールマンのプロイセン軍と交戦してることでもわかるが
実際プロイセン軍が目の前にいたのも事実であり
そちらを無視して間に合うかわからないワーテルロー方面に向かうのもかなりの賭
作中でグルーシーをアホ扱いしたヴァンダムだけど、ワーヴルの戦いで致命的な失敗をやらかしているんだよな
ヴァンダムはグルーシーの命令を待たないままプロイセン軍の軍団を勝手に攻撃してしまった
案の定、川を利用した強力な防御体勢をとったプロイセン軍に惨敗している
これにはさすがのグルーシーも苛立って副官に「ヴァンダムは一体何を考えているのか!愚かすぎると伝えよ!」と言い放っている
>>322 お気に入りの馬にお気に入りの戦いの名前をつけるあたりがいかにも戦争大好きナポレオンらしい
信長が桶狭間とか名付けて乗ってるようなもんだろ
ワーテルローの戦いが始まる前、スルト参謀総長は全部隊に行軍命令を発した
各部隊に命令書が配布されたのだが…、なんと5ページにわたって細かい字でびっしり書いてあった
しかも、要点がまとまっていないわ脱線もしているわスルトの字も上手くないわという代物だった
出撃準備をしていたミローとケレルマンは騎兵部隊を統括していたグルーシー元帥から手紙を受け取った
「参謀総長から命令書が届いたのだが、長すぎて写しを渡せない。忙しいところ済まないが、貴官には予備騎兵司令部まで見に来てほしい」て書かれてあった
ミローとケレルマンは渋い顔をしたグルーシー元帥から手渡された命令書を見て絶句して頭を抱えたという…
仮にダヴーやスーシェが参謀長になってたとして役割をこなせるのか怪しい気がする。いくら優秀とは言え営業一筋の人間がいきなり総務で活躍出来るかって言われたら無理だと思う。
長年にわたって参謀次長を務め、ベルティエ亡き後参謀総長代行を務めたバイイ・ド・モンシオンを正式な参謀総長に昇格させるべきだった
ただ、バイイ・ド・モンシオンは陸相のダヴーに毛嫌いされていたから、色々揉めそうだけど…
ベルトラン命令といってベルトラン内大臣がスルト参謀総長の代筆をした命令書もあるけど
皇帝の傍らにひたすら仕え続けた側近が代筆しただけあって、簡潔にまとまっているんだよな
>>344 ダヴーがスルトを参謀総長にふさわしいと推薦したから
まあダヴーの場合は大嫌いな参謀総長代行バイイ・ド・モンシオンを排除したかったのもあるんだろうけど
ただ、史実のベルトランは善良な性格だけど内気かつ陰気な性格で口下手だった
セントヘレナでも社交的で弁が立つモントロンがベルトランの代わりに対外折衝を担うことがあった
参謀総長の重責を担えるか疑問符がつくかも
ダヴー はどうしてバイイ何とかさんをそこまで嫌ったの?
>>346 ダヴーはベルティエと犬猿の仲で作戦を破綻寸前までいったことがある
ベルティエの腹心として参謀次長を務めていたのがバイイ・ド・モンシオンだった
ダヴーとしたらバイイ・ド・モンシオンは犬猿の仲のベルティエの腹心だから当然嫌いになる
しかも、バイイ・ド・モンシオンが憎きベルティエのファッションを真似しているのも気に障った
かくしてダヴーはバイイ・ド・モンシオンを毛嫌いするようになったというわけ
毛嫌いしてたからあの頭になったのかってそれはタブーだな、ダヴーなだけにw
ベルティエはファッションリーダーだから
なお結構なジジイ
ベルトラン経由で命令も出したのもワーテルローの指揮系統混乱の一因と言われてるからな
平野耕太氏 退院後リハビリ中らしいけど
大黒柱「ドリフターズ」休載状態でその間にアワーズ廃刊ならいやだな
コルシカ殿が絶対権力者すぐる
大江広元はタレーランなのかフーシェなのか
刑死して反論出来ないことをいいことにワーテルローの指揮系統混乱や敗戦の責任をおっかぶせられたラ・ベドワイエールがあまりに気の毒すぎる
ボナパルティストのナポレオン上げが過剰過ぎるんよ
皇帝本人からして自分アゲ工作大好き人間だっつうのに
ラ・ベドワイエールは何かまずいことでもやったの? 映画では忠臣ぶりが描かれていたのに。
>>359 作中でナポレオンの命令を勝手に改竄してデルロン軍団が彷徨する原因になった伝令が登場したけど
通説では伝令の正体は皇帝副官として各軍団への伝令を担っていたラ=ベドワイエールだといわれている
ラ=ベドワイエールは伝令先のネイを探す過程でデルロン軍団の傍を通りがかり先導師団の師団長と出くわした
ラ=ベドワイエールの権限で皇帝の命令を勝手に変えてデルロン軍団の先導師団に対して東方に方角を変えるよう命じてしまった
デルロン軍団の指揮系統はメチャクチャになって彷徨する羽目になり、ネイに本来の命令が届かず敗戦する羽目になってしまった、とある
ワーテルローの敗戦の原因としてグルーシーと並んでラ=ベドワイエールを挙げる声があるほどだ
ところが、ラ=ベドワイエールが刑死して反論出来ないことをいいことによってたかって責任をなすりつけた疑惑がある
詳しくありがとう。ワーテルローで負けたのはネイのせいだと思っていたよ
グルーシーを恨む事は出来ても処罰は出来ない
百日天下後に軍法会議に掛けられそうになったのはあくまで反逆罪だし
ブリュッヒャーの追撃に失敗してるんだからその件で命令違反ということにすればいいだろ
グルーシーはあくまでも命令を忠実に順守して実行しただけだから命令違反で処罰出来ない
よくも悪くも皇帝と命令に忠実だから反逆罪にも問えない
だから元帥の称号を剥奪のうえ追放だけで済んだ
ナポレオンもそれを分かっていたのかグルーシーの忠節を疑った発言を一度もしていない
じゃあ違反ではなく怠慢にすればいい
できなかったじゃ済まされないという論調で軍法会議にかけろ
グルーシーは皇帝の命令を生真面目に実行しただけだから怠慢にも問えない
一から十まで指示したがる陛下殿の責任まで行きつくよな
ブリュッヒャーに追いつけと言われて追い付けなかったならそれは怠慢だろ
ID:wHNRKrWj0ってブラック企業の社長でもやってんのか?って感じの論調なんだが
結局初回で出てきたビクトルの相棒使いこなせなくて残念
辻褄合わせで出してすぐ消えた
ネイの礼服嫌いは筋金入りで、礼服を着たくないあまり下着姿で家を飛び出して逃げ回ったことがある
お気に入りのギュダンが負傷で休暇を余儀なくされると、ダヴーは周囲に「君らに私のギュダンの代わりが出来るのかね」と八つ当たりしたことがある
ナポレオンはバクラー・ダルべという売れない絵描きを専属の地図職人として迎え入れて将軍にした
ベルティエはヴィスコンティ夫人に宛てたポルノ紛いの扇情的なラブレターがイギリス海軍に押収されて拡散されたことがある
ダヴーですら手を焼いた狂犬ヴァンダムもナポレオンだけにはなついていたんだよな
ナポレオンに叱責されるとチワワのように震えて涙目になっていたとか
そして「また陛下に叱責されちゃった」と落ち込んで泣きじゃくっていたそうで…
>>356 パリ殿にはなれなかったって言葉でもある
>>380 室町殿は権力基盤脆弱だったしどっちがいいかは
ナポレオンの政治的な権力基盤はあくまでパリだからな
だからパリの支持を失った時点で終わった
ツヴァイクの短編でグルーシーを主役にしてた話あったが
それだとワーテルローに駆けつけられずに負けたけどグルーシーが上手く兵をまとめて
見事に撤退したので敗北をうまく収集できたと言う感じで結構救いある展開にしていた、
まあナポレオン物語としては負けたらもうそこからどうなろうと意味無いけど
フランスとしては残存兵力残して負けるのと完膚なきまでに負けるのでは意味が変わるからなあ
元帥にしなきゃよかっただの放逐すればよかっただの狂人だの悪党だのと清々しいばかりにボロくそにこき下ろされたネイ
あいつ脳筋過ぎる元帥にしなきゃよかったとナポレオンに愛想尽かされて百日天下で仕官すら認められなかったウディノ
あまりに変節漢すぎてナポレオンに見限られた挙げ句に罵倒されて放逐されたオージュロー
セントヘレナで「皆が考えているよりもいい将軍だ。ベレジナ渡河の際に彼は自らの軍団のほとんど全てを渡河させるのに成功したからね」しか言及されていないヴィクトール
ここら辺に比べたらよほど真っ当な元帥なんだよなグルーシーは
騎兵指揮官としての能力自体はナポレオンに高く評価されているし
一度も裏切ったことがないわけで
ネイをこき下ろしたのは直接敗北の原因になったからで
ロシア遠征まではちゃんと仕事してたしな。期待をした分余計腹が立ったんだろう
皇帝様は人間は衰えるという当たり前のことを解って無かったから負けたんだよw
ネイが精彩欠いていったのジョミニが居ないというのもありそうかなとも思った。
作中でスペイン戦線の辺りで書かれてた
自分が一人考えればよく他は指示を受ければ何も考えなくてよいというナポレオンと
考えさせることで育て、人材層を厚くしていくイギリスの対比が
ナポレオンの能力が衰えるという時にいよいよ効いて来た感じだが
あれもこの段階に対する伏線かな
>>385 ヴィクトール、この作品でも
初期は愛嬌ある感じだけど途中からろくでもない書かれ方しかしてないな
ジョミニってナポレオンからは凄い評価されてて退職願い出た時に慰留もしてるんだな
でそんなジョミニがもう無理ってなるまでになったのはベルティエによる執拗な嫌がらせ…
ワーテルローがあるからベルティエって功績は結構挙げられるけど彼も大概組織に害悪な事してるよなぁ
ベルティエは過労に文句を言ってるがそれは自分の地位を守るための自業自得だからな
>>390 組織と個人の利害は究極的に真逆だからな
替えの要員がいないと困るのが組織
替えの要因がいると不味いのが個人
>>386 ネイだけでなくロシア遠征の連中はほとんどあれで燃え尽きた印象
当然ナポレオンも含めて
しかし、外国人だし義理はないし
よほどナポレオンに心酔とかしてないとどのみち離れてしまってただろうな
ナポレオンの統制の基本はあくまで利で釣るだからな
その意味では秀吉やヒトラーと違いは無い
>>394 軍事研究者の側面もあったジョミニにとっては軍事の稀有な天才であるナポレオンの傍に入れる
ってのはそれだけでかなりなメリットと魅力があったと思うけどもな
ベルティエの陰謀で禁固刑まで喰らったから流石に出ていくってなるのも当然だけど
皇帝はまだ燃え尽きてなかったと思うけどな
ライプツィヒなんかノリノリで臨んだらしいし
ナポレオンみたいな年中躁病みたいな奴はそうでも
周りは皆うんざりしてたんだろ
https://w.atwiki.jp/army2ch/pages/233.html#id_0e95fe57 > 1796.3~97.12 イタリア遠征(1年9ヶ月)
> 1798.5~99.10 エジプト遠征(1年5ヶ月)
> 1805.8 第3回対仏大同盟
> 1805.10 トラファルガーの海戦
> 1805.12 アウステルリッツの三帝会戦
> 1806.10 イエナの戦い
> 1807.11 スペイン侵攻
> 1808.3~14.4 イベリア半島戦争(6年1ヶ月)
> 1809.5 オーストリア侵攻
> 1812.5~12 ロシア遠征
> 1813.3 第4回対仏大同盟
> 1813.10 ライプチヒの戦い
まぁ皆常に戦場にいたわけじゃないだろうが大きな出来事だけでもこれで
さらに細かく多くの戦いあるんだからねぇ
>>386 ネイのためなら3億フランも惜しくはないって言ってたのにね
ロシア遠征の時のネイなら3億フランも惜しくないと本気で思ってたと思うよ
その後の退位のアレとか戦場のアレを見たらその価値も無くなるのも仕方ない
そりゃ人材不足だし
ウェリントンとスペインで対戦してた経験もあるしね
スペイン戦線は「名声の墓場」って言われてるぐらいフランス軍は苦戦したんだってね。スーシェぐらいかな?評価を高めたのは。
大義名分は無いし略奪しまくるしゲリラも民間人も殺しまくるし
ナポレオンは興味なしで放置するしで今のロシア軍とどっこいの酷さよ
大元からしてスペイン適当に扱った結果だしほんとしょうもない
>>405 そもそも、ナポレオンはネイを起用したくなかったといわれている
本来ならモルティエを司令官として使うはずが、坐骨神経痛でぶっ倒れたので、使えなくなってしまった
やむを得ず、軍部で絶大な人気を誇るネイを起用せざるを得なくなってしまった
もしも、温厚で部下の言うことを素直に聞くタイプのモルティエなら、ケレルマンにあんな無謀な騎兵突撃なんかやらせないし
ルフェーブル=デヌエットの夜襲策に素直に従って援軍を送って、早々にカトルブラを占拠した可能性が高い
ただ、フンク氏によるとモルティエは威厳に欠けるという弱点があるので、ヴァンダムは暴走するかもしれないが…
モルティエは失点も無いけど物凄い優秀でも無いイメージ。でも周りからは人気がある。ベルナドットと同じタイプ。
>>409 堀田善衛の「ゴヤ」おすすめ
ただ書かれた時代古いので巨人の絵はゴヤが書いたことになってるけど
フンクとナポレオンとティボーのモルティエ評はこちら
フンク「モルティエ元帥はよい振る舞いをしておりました。ただ、知性と性格が弱い方でした。兵たちに言うことを聞かせるだけの個人的威信に欠けていましたね」
ナポレオン「モルティエは将軍としては最もレベルが低い」
ティエボー「巨大な迫撃砲。でも射程は短い」
部下や兵士がちゃんと命令聞くかってのもあるから起用は難しいよな
優秀だったとしても目立った実績も無くて見た目も悪くてヒョロイ
とかだと露骨に舐められるし表立って反抗しなくても士気は低いだろうし
その点ネイは人気と実績自体はあったからなぁ
一応、カファレリ・デュ・ファルガやフンクのようにネイの司令官としての資質を疑問視していた者もいたんだけどね…
カファレリ・デュ・ファルガ「ネイはユサール騎兵の誠実さと勇気を持っているに過ぎない。高い地位に就けるのは極めて危険だ」
フンク「ネイ元帥は規律重視の姿勢に最も乏しかったのを覚えています。オージュロー元帥とは違って、部下と馴れ合っていて、規律が緩みっぱなしでした」
それでも、なまじっか国民的な人気があったもんだから、ナポレオンはオージュローのように帰参を認めないで放逐するわけにいかなかった
そして、セントヘレナでグールゴー相手に「ああ、カファレリ・デュ・ファルガの言う通りだった。あんなやつを元帥にするんじゃなかった…」と後悔するはめになる
オージュローも部下との接し方はだいぶ馴れ合い感ありそうに思ってたが
その評をみるに待遇については過剰なまでに便宜を図ってはいても
示しについてはキッチリ締めてたしてたって事なのかな
>>422 フンクによるとオージュローはネイと違って信賞必罰をきっちりとしていた
それでいて、下級兵士の氏名を一人一人ちゃんと覚えていて、気さくに接していた
だからこそ理想の上司と評される所以でもある
ちなみにフンクから最低点をつけられているのは、意外にもマルモンではなくルフェーブルだったりする
ルフェーブルは粗野で下品な言葉遣いがひどく、その時の気分次第で規律や罰則を変えるので有名だったとのこと
ルフェーブルの部下は気分次第で目まぐるしく変わる規律や罰則に振り回されまくっていたそうで…
合掌…
やっぱ
ベルティエ
マッセナ
オージュロー
ランヌ
ドゼー
辺りの黄金メンバーが居てこそのナポレオンだったわなあ・・・
戦場が大きくなるほど元帥の質と数が落ちたことがむちゃくちゃ効いてきてた
勝手知ったる自国内で多くない兵員を使って戦ったフランス戦役で過去の強さを取り戻した辺りから見ても
ナポレオンは多多益益弁ずとは行かなかったようだな
フランス戦役については芸術的と言われるよな
ただそれだけだって
あともう一つの特徴は本土でもフランス軍が掠奪を繰り返したという点
漫画でも言ってたが外国軍よりはマシというくらいに
そういやジェラールって優秀って言われてるけど、どういう風に優秀だったのかよく分からん 誰か分かりやすく教えて
フランス戦役とハンブルク開城の時に出て来たのは覚えてる
>>424 若い世代人材登用しなくなっちゃったんじゃないかとも思うねぇ
一般兵で死んで居なくなってたのかもしれないけど
>>427 ナポが居なくなって何年か何十年か後に元帥になってる
伝記と本が何冊も書かれるくらいには人気あったらしい
ダヴーが信用するくらいだから品行が良かったのだろう
SLGゲームとかじゃないから現実には黄金メンバーも能力も体力も低下していくからなぁ
ナポレオン自体が1代記みたいなものだったから世代交代といった点はあまり意識されないが
むしろ帝政の最初から最後まで全く衰えないダヴーが鉄人過ぎるんだよ
あのマッセナですら晩年は衰えて酒浸りになったというのに
でも引退したら50代で死んでるから
仕事人間は止めちゃうと弱るんだなって
ダヴーは娘が16で死んだ事もかなり精神的に堪えたみたいだからなぁ
同時代の人達がダヴー配下の『不滅の三人』を評価したものが残っている
モランは「不滅の三人の中で最も優秀な師団長。軍団長になってもおかしくない」、ギュダンは「ダヴー元帥の親友であり優秀な師団長」と高評価だけど
フリアンだけは「義兄弟(ダヴー)の引き立ての恩恵を受けた」という何とも微妙な評価だったりする
フリアンも十分優秀な師団長のはずなんだけどねぇ…
ナポレオンがダヴーのアウエルシュタットでの戦功を妬んだって本当?
>>439 ナポレオンはダヴーの軍事能力を評価しつつも才能への嫉妬もあったのでは?といわれる
実際に、セントヘレナで「エックミュール大公(ダヴー)を忠臣として軍人として尊敬しています」と答えたグールゴーをこうたしなめている
「グールゴー、君は若い。だから、ダヴーがイギリスに通じて裏切っていたことを知らないのだ。あいつを忠臣と思っているとは。君の見識が疑われるぞ」
また、「陛下が存命の将軍で優れていると思われているのは誰ですか?」という質問に対して「スーシェが一番優れている。次はジェラールだ。全盛期のマッセナならスーシェより上だった」とダヴーに全く触れていない
ナポレオンは部下や同僚の手柄をよく奪って自分の功績にしてたから
ドゼーやケレルマン息子のマレンゴの活躍も伏せてたし、初陣のツーロン
からして過剰に戦果報告してたし
部下の将軍とか元帥はナポのどこを気に入ってついていったんだろう。単に実力があれば取り立ててくれるから着いていったのか、それともナポ個人に惹かれたのか
なぜ元帥や将軍達はナポレオンに惹かれたのか
マルモン元帥とオートポール将軍とブリュイ・デガリエ提督の発言に集約されているんじゃないかな
マルモン「われわれは一種の光芒に包まれて進軍しているような感じだった。私は五十年後の今でさえ、そのぬくもりを感じることが出来る」
オートポール「このように称賛されることは大変名誉なことです。私は陛下の栄光の為に死ぬ覚悟ができています」
ブリュイ・デガリエ「ああ、ボナパルト将軍が行ってしまわれた。これで私は運命に見放されてしまった」
同年代の直に接した人間にしか感じられないものがあるんだろうな
本来の意味でのカリスマってそういうものだし
その時代の人間じゃないとわからない事ってあるよな
野球の長嶋とか後の時代の人間からみたら
なぜあんなに人気あるのかがイマイチわからない
>>443 織田信長に接してる蒲生氏郷とか細川忠興もこんな心情だったんだろうかと思わせる
>>445 いやそれは当時を知らなくても余裕で分かるぞ
まず力道山や大鵬や衣笠や王貞治の出身や国籍を調べてみろ
それから長嶋の出身や国籍を調べてみろ
それで分かる
力道山が在日なんて、人気を博した時期は知られとらんよ
だからこそ報道されて腹立てたんだから
大鵬なんて普通に大人気力士だし
衣笠も王さんも人気があった
長嶋が野球選手として別格の人気を誇ったのは大学時代からずっとだし
分かってないにも程があるわ
今から見ると長嶋より凄い記録残してる選手時代の野村克也とかの方が不人気すぎて可哀想
何でもプロパガンダとキャンペーンありきだからな
芸能関係は全部
前提知識が欠けすぎてて議論出来ないとそう返すしかないよね
衣笠は日系日本人だと思ってた人も多かったみたいよ
占領軍とのハーフで母親が再婚したというのもあってそこまで触れられてなかったし
黒人ハーフと言われたら納得だけど肌の色も色黒で収まる範囲ではあったからな
人気ある選手がことごとくハーフとかだから純粋日本人の長嶋が人気になったって話で
ハーフ選手も人気あったぞって反論するの恐ろしく知能低くて草
>>459 長嶋はまず日系日本人がほとんどの大学野球のヒーローだったんだが
長嶋より活躍してた野村は日系日本人でもヒーローにはなれなかった
まあ長嶋の場合作られた英雄という要素がどうしてもあるが
デュマ将軍の人気はどうだったんだろうか
当時はプロ野球より六大学の方が人気あったのよな
てかそれ抜きでもあれだけ魅せるプレイに拘った人唯一無二だろうに
長嶋の人気は人種云々だけで説明付かないだろ…
活躍してるのは外人(ハーフ)ばかりだから長嶋が人気になった
とかそれこそ後から部分的な要素だけみた分析の最たるものだろう
そもそも衣笠祥雄を長嶋茂雄と並べてるとこからしてね・・・
まるで衣笠や王が人気のとこにようやく出てきた日本出身選手長嶋が大人気になったかのように書いてるけど
そもそも出てきた順が長嶋が最初なのに
無理やり話繋げると長嶋とミュラはちょっと似てる
名選手だけど指揮官としての戦略が無く、人気があってチーム持たせてもらったりとかなw
脳筋じゃないからなぁ
良い指導者になれたかもしれないけど未知数のまま内部事情で機会が恵まれなかったて
大陸軍でも居そう
ナポってセントヘレナに行ってからウェリントンについて語ってたりしないのかな。当時は大した事無いと思ってたけど間違ってた、みたいな。
ワーテルローの敗戦については運命だとしか言ってない
あれはどう考えても自分が勝ってたはずだったって
自分大好きだから人前で負けを認める訳ないわなw
もうかっこつけても見てくれる人居ないのに
ワーテルローでヨーロッパの運命変わったというが
第二次大戦の日本にとってのミッドウェイみたいなものであそこで勝っても
さらに先のどこかで負けてた気が
ベルギー戦線で勝ってもイタリアやスペイン、オーストリア方面から敵は来るし
ロシア軍も来る予定だったしどっかが崩壊してパリを占領される未来しか見えない
ワーテルローで勝った場合
日和ってフランスと結ぼうとする国がどれだけ出るかで運命が変わるな
別にナポレオンが負けても運命は変わる可能性がある
英普軍が大敗して墺露軍がナポレオンを撃破したなら戦勝国のパワーバランスが変更される
例えばナポレオンがオーストリアのどこかの大会戦で戦死しフランス軍が敗北したら
オーストリアとロシアはブルボン朝フランスの代わりにナポレオン2世のフランスを選ぶことができる
そうする理由もある
ワーテルローに大勝利してかつての栄光を取り戻したが、その後の戦いで最期まで奮闘しつつも一歩及ばす戦死する…になった方が英雄譚としては完璧だったね。そうなったら今のフランスでの評価もまた変わってたかも。
>>472 フランスの人的資源自体があの時点で尽きてるし
あの時点で既に二度目の喜劇だったとも言える
ある随筆家がナポレオンが後世の人には劇的に見えるのは
エルバ島脱出して返り咲いたところと書いてた
当時のフランス国民にはたまらんかったかもしれないけれど
>>475 人間は結構回復してる
それまでに連合国の捕虜になったすべてのフランス兵がもう帰還していたから
ロシア遠征とそれに続くポーランド・ドイツ戦役やスペインの敗北で出た捕虜がみんな帰ってきた
これは十万人単位でいて歴戦の将兵が含まれていて捕虜になっても未だにナポレオンを信奉している人々も大勢いる
また復古王政は騎兵の回復に努めていて味方になった連合国から馬を沢山買い集めていた
だからフランス軍の体制は最初の敗北の時よりずっと良くなっている
ロシアだって焦土作戦の代償で相当にボロボロになったのでは
ぶっちゃけワーテルローで勝ったぐらいでは後の歴史でプロイセンが主役になるの変わらんだろうし
むしろ無理したフランスが更に弱々になる気が
>>480 それだったらそもそも最初からドイツにすら攻め込めない
ナポレオンが伝説になったのは回顧録残したからとか
ワーテルローで勝ってようが劇的な戦死を遂げようが本人による記録が残ってないと伝わりようがない
ナポレオン本人の回顧録というものは書いてない
周囲の人々がナポレオンから聞いた話の回顧録があるだけ
それ自体がナポレオンの意図することだったんだろうが
回顧録すら書かせてもらえなかったのではないか
暗号みたいにして脱出されたらやだなって事で
仮に自分で書いていたとしても戦績とか業績を盛ってそうなイメージ
本人的には盛った意識は無いだろうな
部下の手柄だって平気で自分の物にしそうだし
そもそもあいつを任命したのは俺だって
部下の手柄は俺のもの
失敗は部下のせい
あれ?もしかしてクソ上司?
手柄を立てれば出自を問わず敵対派閥すら気にせず元帥にしてる信賞必罰の雄
本当にそんなクソ上司だったら出自問わず取り立てもしてくれないし
信奉者もでないんだよなぁ
その代わり略奪は黙認だからな
言わば実利で相殺するやり口
また悪名が高くなれば自分の対抗馬にもならないしの一石二鳥
>>489 もちろん自分の対抗馬にならない奴かどうかは計算に入れてるし元帥同士を分断競合させる手法も採っているが
ジュールダンやベルナドットは元帥任命時以前から明らかにナポレオンの対抗馬になりうる人材だったろ
>>493 政治的な懐柔取込策
元帥に任じた時点では押さえ込む自信もあったから
ベルナドットを渋々昇進させたのが命取りになるとは思わなかっただろうな
>>494 後付で反論するな
>>492このレスの時点で「自分の対抗馬にならない奴」という単語を使った時点で間違ってる
まずは訂正して謝罪して
むしろ野に放ったのが致命的
略奪嫌いだったのも国外の支持を得られるのに好都合だった
>>496 劇中でベルナドットもそう言ってる
ナポレオンが元帥たちの派閥化を警戒して分断策を取ったのは歴然だし権力者としてはむしろ当然の初歩
>>498 いやこのスレでのお前のレスの後付けが問題なんだが?
>>500 後付で色々言い訳はいらないんだよ
まずは
>>492のレスの失敗を謝罪しろよ
細かく連レスする人はアレな人
という自分の中の認識がまた一つ固まった
計算に入れている=全く任用しない ではないだろ
イエスマンで大体固めるってだけで
逆にナポレオンの対抗馬になりうるせいで任用から除外された才能のあるフランスの将軍って誰?
オッシュもクレベールも死んでてモローは対抗馬になりうるどころか完全に対抗勢力を形成してたし
結果的にはベルナドットを元帥にすることによってフランスの支配者になる芽を潰せたといえる
アレクサンドルがタレイラン達にベルナドットをフランス国王にしようかと持ち掛けたけど
あんな恥知らずな恩知らずが王になるぐらいならブルボン家の方がよっぽどましだと猛反発されたそうだからな
ベルナドットについて野に放ったって表現するのはちょっと引っかかるな
あれはあれで枷を付けた形だと思う
スタール夫人になら野に放ったっていうのも判るが
スタール夫人を放逐したのを後悔したそうだからなナポレオンは
ただ、スタール夫人はあのタレイランをして「妻から得られる心の安らぎの有り難味がわかるにはどうしたらいいかって?君もスタール夫人と一ヶ月も同棲してみたら分かるさ。いやというほどね」と言わしめた難物だから扱いきれるか不安だけど
もっともスタール夫人もタレイランのことを「私は人生で後悔している事があるの。それは、タレイランみたいなクソ男を引き立て世に出したことよ。ああ、全人類にお詫びしたいぐらいだわ」とボロくそにこき下ろしているからお互い様だが
タレーランはほっといても世に出て来た気もするが
凄まじいコネもちだし
ほっといても世には出た可能性は大だけど
最初にどう引きたてられたかどうか、誰に引きたてられたか
ってのはその後の経歴には結構大きく影響するとも思う
池田理代子の漫画ではあんなに仲良しな二人だったのに
この漫画に出たスタール夫人だとそりゃ追放するわとw
ぶっちゃけ見た目は妖怪だからな
オマケに行動もイカれ…ぶっとんでるし
賢かったんだろうけどベルナドット推しなのがなあ
もうちょい他におらんのかいってなる
自分が助かりたい一心でドゼーを「ピシュグリュの裏切りを知っていながら見て見ぬふりをした」と誣告して路頭に迷わせたモローが対抗馬の最有力候補なんだぜ…
最新号を読んだ
監督不行き届きで部下(ブールモン)の裏切りを阻止できなかったジェラールと上官不服従の常習者で捕虜になった前科持ちのヴァンダムじゃグルーシーに進言しても却下されるわな…
グルーシーからしたら「部下の裏切りを阻止できなかった無能ジェラールの進言なんか信用できるか!ヴァンダムはヴァンダムでいつも通り反発しやがって!」となるだろうし
同じ騎兵畑出身のエグゼルマンも進言したけど却下されたそうだからね。もう皇帝の命令を実行するだけの機械になってしまっているんだろうね。
グルーシーの別動軍団に対してスルト参謀総長名義でミローの第4騎兵軍団をグルーシーの配下から外してネイの左翼に向かわせる命令が発令された
ミローはグルーシーと同い年で、長年にわたって一緒に軍事行動することが多かった
ミローの進言ならグルーシーも耳を傾けたかもしれない
覇道進撃9巻を読み返すとナポが「現状を認めたくないばかりに時間を浪費し
敵が近くにいると知りながら戦力を二分した」つってキレてるんだけど後で
全部自分にブーメランで帰って来てるの草生える
>>518 人は衰えるもんなんだよ
ナポレオンも今の年齢だとまだ若い方だけどずっと戦場居たから老化は酷いだろうな
>>513 この漫画に出てくるベルナドットだと
何が良いのかわからんからなぁw
やらかすし性格悪いし
ベルナドットは略奪容認の上で兵士に優しかったみたいなんで人気はあった
あとは共和派で外見もまあ立派な方だった?ナポに比べれば大概の人間
は立派に見えるんだけどなw
この漫画内だとただのプライドの高い不平屋って感じでしかないからな>ベルナドット
一応スウェーデン士官に寛容で王になる伏線的な描写はあったけど
好意的な描写はそれくらいだったような
史実では保身のために部下のドゼーを躊躇なく売ったりカドゥーダルに「優柔不断なモローが上に立ったら国はおしまいだ」とディスられたりしたモローが作中では信念ある硬骨漢になっているからなぁ…
アウステルリッツの後ロシア兵の捕虜を殺さず
丁重に扱う描写もあった>ベル ヤンキー皇帝
と違って敵にも標準レベルで優しいから
>>524 ライプツィヒの掃討の時に
オーストリア皇帝らが「同胞が殺されるの見るのつらいでしょうから、あなたは離れておいた方が良いのでは?」
と配慮してもらった時に平然と「いえ全く平気です」と言って周囲をドン引きさせたりよくわからんやつだ。
>>525 あれはフランスの将兵に恨まれることによってフランス王になることを拒絶される伏線になっている
史実でもフランス人に恨まれてタレイラン達に「あんな恩知らずが王になるぐらいならブルボン王家のがましだ」と拒絶されている
まあナポレオンに取り立ててもらっておいて敵に着いた訳だからなあ
いくら有能でもナポレオン体制で冷や飯食わされてたら亡命してその国で将軍になるくらいが関の山だったろうに
ナポレオンもベルナドットを制御可能だと勘違いしたのがな
王太子として送り込むときも忠誠破棄させまいとしてるし
王になるんだから国民のために働くのは当たり前だろ
ナショナリズムを鼓舞しておきながらそれすら理解できなかったからミュラにも恨み言が止まらなかったんだろう
>>526 作中でマルボに「フランス兵の血でスウェーデン王位を買った」とか言わせてたが
まぁその通りだな
あれも多分マルボ男爵回顧録の中でホントに言った奴なんだろな
>>528 ナポレオンはベルナドットに対して恩知らずと責める事は出来るが裏切り者と批難する事はできない
と言っているので彼がスウェーデン人になったのだという事に対して理解はしている
もっともそれはそれとして彼の祖国がフランスでありフランスに育てて貰ったのも確かなのだから
そのフランスに銃を向けた彼がフランスに取って恩知らずである事は間違いない
ベルナドットに対して恩知らずと言っているのはナポレオンに限った訳ではないので
彼を知る多数のフランス人からの率直な評価なのだろう
ベルナドットは部下達から理想の上司とまで慕われていた逸話があったからまだ救われているよな
ヴィクトールなんて「あいつは全くの無能だ。あんな無能の部下だったのが一生の不覚だ(ヴィゴ=ルシヨン)」「彼は良い兵士とはいえなかった(マクドナル元帥)」とボロカスにこき下ろされているんだから
フンクも「ヴィクトール元帥はダヴー元帥の厳格さを真似しようと試みました。ですが、ダヴー元帥ほどきっちりと規律を強いるだけの適性はありませんでした」とあんまりいい評価をしていないし
皇帝陛下も「ヴィクトールは皆が考えているよりもいい将軍だ。ベレジナ渡河の際に彼は自らの軍団のほとんど全てを渡河させるのに成功したからね」と微妙な評価をしている
>>518 死んだドゼーにもう二度としないと誓ったことを今またやってるしね
そしてその二度としないと誓ったことをやって破滅するっていう
ドゼーこのマンガじゃポッと出で何であんな無二の親友みたいになってるのかさっぱり分からん
ナポレオンが最も心を許した無二の親友はドゼーじゃなくてデュロックなんだけど
それだと漫画にしにくいからドゼーを無二の親友という設定にしたんじゃないかな
ナポの側近って
・ベルティエ
・デュロック
・サヴァリ
・コランクール
・ベルトラン であってる?
ジュノーは親友であっても側近ではなさそうだし。
サヴァリとコランクールは軍人として兵を率いた事あったのかな?
>>536 他にもお気に入りの側近として「大陸軍の賢人」と寵愛されたドルーオと「私の羊」と寵愛されたローバウ伯爵(ムートン)と狂戦士ルフェーブル=デヌエットとラ=ベドワイエールがいる
古参近衛隊の師団長であるプティ将軍は側近というよりはナポレオンを家長とする軍隊家族の一員だった
グールゴーもお気に入りの側近として名が挙がるけど、同性愛の愛人だった疑惑がある
>>538 厄介なことにどちらも狂戦士だった
元帥の方のルフェーブルは死ぬことすら恐れないといわれ、気分次第で規律や罰則を変えて部下を散々振り回しまくった
将軍の方のルフェーブルは普段は冷静沈着なユサール指揮官だけど、一度スイッチが入ると狂ったように騎兵突撃しまくった
デヌエットの方のルフェーブルはワーテルローの突撃のせいで脳筋狂戦士に思われがちだけど、ちゃんと実績と経験を積んできた優秀な騎兵指揮官だった。皇帝の従姉妹と結婚し、ジェロームの副官を務めた事もある。アウステルリッツやプロシア戦役、半島戦争でも戦功を立てた。
一時イギリス軍の捕虜になってしまい数年間イギリスに抑留されたが奥さんと共に脱出、その後はロシア遠征や1813年戦役、フランス戦役でも戦った。
ワーテルロー後はブルボン家の処罰を恐れてアメリカに逃亡、1822年に船でフランスへの帰還を目指したが不運にも船が沈没。幼い一人娘と奥さんを残して亡くなった。
娘さんが皇帝の遺産10万フランも受け取っている事から、ナポレオンからも信頼されていたのだと思われる。
ルフェーブル元帥夫人が戦勝国の王としてパリに凱旋したベルナドットを「こんの裏切り者がああっ!!てめえどの面下げて現れやがった!!」と罵倒して往復ビンタしたエピソードが好き
あと、下賤だといじめてくる貴族の奥方達を「あーら奥様、お久しぶりです。奥様のバッチい下着を洗濯していた頃を思い出しますわあ」と恥をかかせてやり込めたエピソードも好き
タフな奥さんだよね
ネイの奥さんなんかは貴族のいじめで気を病んだみたいだけどこっちが普通だよな
ルフェーブル自身も気分屋で狂戦士な部分はあってもダンツィヒ攻略を成功させたりしててなんだかんだ優秀な部類に入るよね
ナポレオンはルフェーブルをヴェストファーレン王国の国王にしたかったそうだけど
ルフェーブルに「家族と相談したところ、俺っちがヴェストファーレンの王様なんておこがましいんで…。お断りさせていただきます」と辞退されちゃったんだよな
ナポレオンはルフェーブルらしいと笑って了承したとか
また、マッセナをエスリンスク大公に封じたところあんまりいい顔をされなかった
ナポレオンがどうして不満なのかね?と尋ねるとマッセナは顔をしかめて「エスリンスク大公とかいう称号なんて要らないんだよ。給料と年金を上げてくれよ。頼むからこのとーり!」と答えた
ナポレオンが給料と年金を上げると約束するとマッセナはニヤリとして「皇帝さんよどうもありがとうな。あ、言っとくけど、公式文書にはマッセナとだけサインするからな。マッセナの名はどんな称号より価値がある」と言いのけた
ナポレオンはいかにもマッセナらしいと大笑いして了承した
最後にネイとウディノがやって来て「陛下お願いがございます。厚かましいようで申し訳ありませんが、今月も入り用なのでお金をいただけないでしょうか…」とせびりにきた
ナポレオンは建前では快く了承したものの内心では「ネイとウディノは隙あらば金をせびりにきやがる!まったく元帥にするんじゃなかった」と毒づいたという…
会食とかああいう付き合いとか
馬鹿にならないと思う
服も今みたいに既製品などないし
所領に引きこもってれば良いんじゃないかなあ
爵位貰ったんなら経営(努力)義務あるだろう
ネイの副官を長年務めた人の回想録によると、財政的に困窮した部下たちにポケットマネーから援助していたらしいよ。そういえばジョミニの本の出版費用もネイが払ったんだっけ
>>545 そのマッセナの話は自分の見た話だとちょっと違って
エスリンク公の称号を貰った時に
「公になって何か利益あんの?利益の無い称号とかクソどうでもいいんだけど(意訳)」
って返したけど、称号には50万フランほどの扶持が付いてくるって聞いたら
即掌返して「素晴らしい!」って返したって話だな
その後のサインの話は同じだけど追加があって
「ああそうそう、もしナポレオンが他の元帥みたいに大貴族らしい外見しろって命令したとしても従わないから」
ってところだな
マッセナ的には豪華な衣装で金を減らすとか論外だったらしい
マルモンは領地で趣味と実益を兼ねた農業研究に勤しんでいて、とりわけ羊毛の改良で目覚ましい成果をあげている
また、マルモンは文才もあったようで、研究結果をまとめた農業指導書を執筆して出版している
こうやって誰にも迷惑をかけずに真っ当なやり方で副収入を稼ぐ元帥もいた
>>549 そういう話が伝わっての人気と人望でもあったんだろうな
ネイですら皇帝にたかって得た金で部下の生活やジョミニの出版を援助していたのが中々に闇深いですな
もっともオートポールやデヴォー・ド・サン・モーリスみたいに純粋に皇帝の栄光のためだけに戦い続けた高潔な将軍もいたけど
社会福祉制度や資本主義など発達する前の時代だからねぇ
>>553 そういう部下の救済ってどこまで自分持ち出しでやるものだったんだろうな
ある程度自分が持ち出しでやるものだとしても見合った以上に過分にやってたから
たかる羽目になったという可能性もありそうで
本来国家がやるべき救済を個人でやってたら、いくら高給取りでも限界あるわな
マルモンはそういうのガン無視してたから人気無かったのかな?
ザクセン軍に命令拒否されたのは関係なさそうだが
ザクセン王国軍の士官フェルディナント・フォン=フンクによるとマルモンは他者の苦痛に対してほとんど同情心を持たなく冷淡だったそうだから
部下がどんなに困っていても手を差しのべなかったのでは?
ただ、マルモンが不人気だったのはもう一つ理由があって「フランス版出ると負け将軍」だったから
勝てる戦いもマルモンが指揮を執るとどういうわけか勝てなくなることがあったとのこと
このスレの
>>65にもあるけど
「マルモン元帥が重要な役職につくと我々は悲しんだ」(大陸軍の一般兵士)
とかどんだけ忌避されてんだよと…
これがコネ出世のみの全方位にどうしようもない無能ってんならそれも判るけど
決してそうでも無いのにこの言われ様なのが逆に酷い
ウェリントンと引き分けに持ち込んだりしてんのになー
いつも思うが悪く言われ過ぎなんだよw
>>560 まぁこういうのはイメージ的な物も強いからな…
一旦やらかしたり印象の強い事があるとそれを払拭するのは中々難しい
それにしても「勝てる戦いが何故か負ける気がしてなりませんでした」とまで言われると
どんだけだよと思うけど
無能や勝ち運ないやつが上にいるって情報だけで
自分たちが勝てない負ける重要視されてないように思えて士気がどんどん下がるからね
騎兵達の間で絶大な人気があったといわれるオートポール将軍はどうかというと…
・名門貴族の出身でありながら決して偉ぶらない高潔な人柄
・下級兵士達に対して気さくに接していて一緒に同じ食事を摂ったり相談に乗ったりする
・部下がピンチになったら率先して身体を張ってでも救出する
・自分よりも部下の補給や福利厚生を優先する
・上官が自分よりも家柄や身分が低くても敬意を払って接する
・略奪を禁じて規律で締めるところは締めるけど、これは部下を思ってのこと
・貴族だからという理由で革命政府に投獄されると釈放を嘆願する部下が後を絶たず特例で釈放された
・騎乗して部下達を閲兵する肖像画を描かせた
残念ながらマルモンにはこれがなかったから部下から人気がなかった
フンクの評価からマルモンはかなり自分本位だったのが伺える
ラサールって滅茶苦茶な印象あるけどなんか部下に慕われてたとかの逸話あったりするのかな
騎兵は男の中の男だから
先頭に立って突撃するだけで部下は着いてくる
・・・死ななければ
なんか騎兵科の将軍ってwikiとか見てると大体部下に慕われてるよね。ミュラだって本来そうだし。…ナンスーティ?知らない子ですね…
オートポールが部下に寄り添うタイプの上司だとしたら、ラサールは黙って俺についてこいと牽引するタイプの上司
誰が元帥にふさわしいか談義でラサールの名前がよく挙がっていたことから、部下に普通に慕われていた模様
>>563 現代的に考えると
部下が困ってても自分の査定に影響しない範囲では助けたり尻拭いせず
仕事プライベート問わず相談事に応じたり気にかけて声かけたりもしないし
そのうえ飲食を奢ったり差し入れしたりといった気遣いもしない上司って感じか
こんな上司だとするとそりゃ嫌われるわな
夜中に腹が減って屋台のうどんを食うやつはうどん野郎
スルトもわりとクソ上司寄りだった模様
スルト軍団の訓練という名のスパルタ式しごきは他の軍団が震え上がるほどだった
というのもスルトは「訓練は厳しければ厳しいほど部下を成長させる」という信念を持っていたからだった
師団長だろうが参謀長だろうがスルトが考案した地獄のようなしごきを受けなくてはいけなかった
狂ったような笑い声をあげて部下を徹底的にしごきまくるスルトを目の当たりした皇帝は盛大にドン引きしたという…
しかし、スルト軍団から優秀な人材が輩出されたのも事実だった
そんなスルトをヴィゴ=ルシヨンは「スルト元帥は誇大妄想狂だ。ま、ヴィクトールのクソ野郎よりはずっとマシだが」と評している
誇大妄想なきゃニコラス1世名乗らんわな
そういう意味じゃナポと似たもの同士だったが
鼻へし折られた後は大変まともに
昨日の俺は今日の敵
それでも殺してやりたいではないんだよな
最初の頃は、陽気で細かいことを気にしない性格から「華麗なる太陽」と呼ばれ多くの兵士から慕われていた
それが、ロシア戦役で既に疲労困憊のネイに殿を押しつけた事から、兵士達から「ネイ元帥や仲間を見殺しにしようとしたゲス無能」と恨まれるようになった
マクドナルですら「ヴィクトールは良い兵士とはいえなかった」と酷評している
ただ、ナポレオンは「ヴィクトールは皆が考えているよりもいい将軍だ。ベレジナ渡河の際に彼は自らの軍団のほとんど全てを渡河させるのに成功したからね」と誉めてはいる
もうそのナポレオンのヴィクトール評見飽きたからいいよ・・・
さほど知識のない人が歴史の話をしようとすると漫画のスレッドで同じ話を繰り返すしかできない
ちゃんと人が集まる場所で付け焼き刃の知識披露してもすぐにマウント取られるからな
ヴィクトールは「一度も負けたことがない者は何も学ばない。負けた者は学ぶ。だから、次は負けないのさ」と口癖のように言っていた
ポルトガルに再侵攻したタラベラの戦いでウェリントンに負けた際も笑いながら「ヤツに負けて学ぶことはいっぱいあった。大丈夫、学んだから次は負けないよ」と鼓舞している
もっとも、ウェリントンはヴィクトールを敗退させた事によって優位に立つことに成功してしまい
リスボン北方に極秘裏にトレス・ヴェドラス線を建設する余裕が出来ちゃったわけだが……
ネイの無謀な騎兵突撃の理由を焦りも手伝っての状況誤認と解釈したのが上手かった
しかも意図的な罠と思った事でますます混乱
>>580 いやあんたもかさにかかって言い過ぎだろ
>>583 ・リニーの戦勝に沸くパリ、焦るフーシェ
・皇帝、早くもグルーシーを諦める……はええよ
・ネイ、後退&交代を退却と勘違いてへぺろ
・名高いワーテルローの方陣VS騎兵(のみ)突撃
・ウェリントン、ナポともあろうものが単独騎兵凸とか何かの罠かとびっくり
・公爵様、果敢に方陣から方陣へ移動して殺されかける
・合言葉は耐えて勝つ!
>>586 どうもありがとう
騎兵だけの突撃なんて自殺行為なんだからそりゃ何かの罠かと疑いたくなるよな…
しかしまあ本当にいいところなしだなネイは
>>587 ネイは撤退に見せ掛けた罠だと思ってたな
>>578 ロシア遠征で凄い性格悪い描写しかなかったなぁ
なんかワーテルローは後2〜3回で終わりそうな希ガス
単行本24巻3月に発売しないのけ?なんぞあったか?
ヴィクトールへの厳しい評価って元部下の軍人でもそんなの残している人いたね
その人が逆に一番良かった上司がべルナドットと書いていたと
ネイも元部下時代に良くしてもらったのかナポと仲良く無い相手なのに
べルナドットがスウェーデン行くまではよく会いに行っていた話あるわな
ある意味ネイの不器用エピソードかもしれないけど
ベルナドットはネイの長男と次男をスウェーデン軍に迎え入れてるね
仲がよかったのかな
フーシェの子供もスウェーデン貴族になってるし
ベルナドットは復古王政の粛清のターゲットの家族を幅広く助けたんだろう
フンクは意外にもベルナドットをあんまり高く評価していない
ネイほどではないが部下と馴れ合っていて規律を守る姿勢に乏しいと批判している
ベルナドットは部下や困ってる奴には優しいんだろ
同僚もダヴー以外は普通に接してたようだし
漫画でも何の縁もないスウェーデン軍に対して紳士だったな
>>600 ブリュヌと部下同士の揉め事から決闘を申し込まれたことがある
また、オージュローはベルナドットを上品ぶっていると快く思っていなかった
ベルティエは他の元帥達と不仲だったので、当然の事ながらベルナドットとも不仲とみていい
なお、マッセナはレイユ以外は基本的にどうでもいいと思っていた節があったので、ベルナドットをどう思っていたかは不明
>>601 そういう所がフランス人にとって尚更に腹立たしいんだろうな
いっそ思い切り悪人の方が都合が良いのに
べルナドットはあまりピックアップしすぎるとナポレオン下げに繋がるのが多いから漫画的には仕方ないかもしれないけど
ただ有能シーンがほぼカットされたりカンポフォルミオ条約の交渉やヴァンデ鎮圧がまるでナポレオンだけの功績にされたりはかわいそうよな
ベルナドットがスウェーデン軍1000人を捕虜にした日はブリュッヒャー将軍の降伏を受け入れたまさにその直後だったから
既に功績は巨大であり物凄く機嫌が良かったのは想像に難しくない
そういうタイミングもあったんだと思う
>>604 スウェーデン軍以外は性格の悪いくせにナッポの縁者とかジャコバン関係で成り上がっているクズ野郎に見えちゃう
漫画でもアウステルリッツ後の敵兵の対応でもダヴーとの対比で描かれているから
戦後の相手への寛容さはナポレオンへの当てつけのようにも感じるけどナポレオンと会う前から似たようなことはしていたみたい
ヴァンデの反乱の鎮圧も寛容的な行動で王党派を揺さぶっていたのもべルナドットという話もあるし
必要以上の暴力行為は好まない性格なのだったと思う
ただなぜか対極なイメージのヴァンダム将軍との関係が悪くなかったらしいという不思議なところもあるな
捕虜なぞ取らん皆死ね
早くたき火をたいて、捕虜にも当てさせろ、凍死してしまうって確かに
>>606 いっその事そんな奴の子孫が授与するノーベル賞なんか一切拒否すれば良いのに
レジヨンドヌールの方が遥かに偉いぞって
数年前のニュースでスウェーデン王女が一般人と結婚しようとして
由緒ある我が家を汚すのかって王様が怒ってたけど
所詮ベルナドットの血筋だろって笑ってしまったな
>>610 フランス人でそういう事言ってる奴もやっぱ居たのかなw
200年弱続いてる王朝といえばそれなりに立派感あるけど
近世に庶民上がりが成り上がった血筋だろというと途端に…
実際、ベルナドットも成り上がり者だと侮蔑してくるヨーロッパの諸侯相手に苦労する羽目になったそうだからな
そして、猛勉強の末にスペイン語を習得したジョゼフと異なり、スウェーデン語を終生習得出来なかった
息子が有能じゃなかったらベルナドット王朝なんてすぐ終わってた
デジレの息子でもあるんだよな
流石はベルばらの主役名のモデル
>>610 ボナパルト一族なんか早い内にそんな事を言っていた
一世の子孫でもないくせに
>>614 フランス語はヨーロッパの言葉の中でも当時は別格だろうからな
イギリス王室やロシア王室もフランス語で喋ってたし
ナポレオンに媚びるためにボナパルト一族はブルボン王家の落胤の子孫だとでっち上げた者がいた
当のナポレオンはそれを聞いてうちはそんな大した家柄じゃないと腹かかえて笑い飛ばしたとか
なお、実際のボナパルト一族はトスカーナ地方の由緒正しき古い血統貴族の末裔だというのが判明している
ベルナドットのようにマジもんの成り上がり者ってわけではない模様
要するにあくまでイタリア人であってフランス人じゃないなんだよな
そのイタリア人的なものにこだわってシチリアを捨てられず英国とまたドンパチやるはめになったわけだしね
もう連載終了に近いという事で皆いつからこの漫画追っかけてたのか聞きたい。俺は10年前近く前の中学時代から。
わいは獅子の時代の4巻くらいからアワーズ立ち読みしているで
存在は認識してたけど読むようになったのはLINEマンガで獅子の時代が全話読めた数年前からだな
結局電子で全部揃えた
単行本派だけど歴史モノだからネタバレとかも気にならないのがいい
まだロベスピエールが元気に死刑にしてた頃から読んでる
絵柄が北斗の拳だから妙に面白かった
獅子の時代から読んでいるけど、マッセナ犬のインパクトが色んな意味ですさまじかった
ネルソン「地中海は私の庭です」
英国海軍提督ホレイショー・ネルソン
ここ痺れた
トラファルガーは地中海じゃないから勝てたけど死んだんだろうな
イギリス陸軍が全盛期のナポと真正面からぶつかったら普通にコテンパンにされるんだろうか。例えムーアやウェリントンが指揮しても。
>>631 全盛期のナポレオンは冗談抜きでリアルチートなのでイギリス陸軍は確実に負ける
全盛期のマッセナと対戦しても負けるだろう
実際に、ウェリントンは半島戦役で老いたマッセナを最大限に警戒していて、なるべく直接対決を避けようとしていたそうだから
スペイン戦役でいきなりナポたん親征しなかったのが悔やまれるな
親征したあとスルトやオージュローやスーシェに丸投げしているのがまずかった
かと思えばちょくちょく解任するんだけど遠すぎるわゲリラに連絡絶たれるわで
全然機能してなかった。ジョゼフが可哀相だからスペインから引き揚げられなかった
とか言ってるけど多分いつもの負けを認めない病が発動したのをお為ごかしして
誤魔化しているw
スペイン国王付きの軍事顧問にフルーリュスの戦いの英雄であるジュールダンを据えたんだけど…
司令官達は臆病で後ろ向きなジュールダンを舐めきっていて指示にろくに従わなかった
>>634 ナポレオンが一人だと言う事さ
だから同時に二箇所で戦闘を始めれば手も足もでまい
一番の最善策はフェルナンド王太子を即位させたら治安維持のための駐留部隊を残してさっさと引き揚げるべきだった
まあ王太子は後に国民の期待を見事に裏切ってスペイン最悪の暴君と化すんだけどね…
イギリスはナポレオンの脅威があるまで陸軍はない
海軍も何だったら軍縮で減らしてたくらいだからな
平和な時はそれで正しいから何とも言えないけどね
そこから10年くらいで整備して汚名返上するんだからつよいわ
イギリスはワーテルローでナポレオンに勝っちゃったもんだから軍制改革が進まずクリミヤ戦争で多数の死傷者を出すことになっちゃうんだよね
それも老害化したウェリントンがありとあらゆる軍制改革に反対した結果
>>628 ここのネルソン提督とセント=ヴィンセント伯の会話が
当時自分が見ていた吹き替えドラマの影響かネルソンが運昇で伯爵が麦人で脳内再生されてしまったわ
そういやダヴーって常に皇帝の指揮下で戦ってたよね。もしスーシェやスルトみたいに方面軍司令官を任せられてたらどうなってたんだろ。スペイン戦線も泥沼化しなかったかも。
ああいうこじれたゲリラ合戦だとむしろ思いっきり油に火を注ぐタイプに見える
占領地の総督ならダヴーよりダルマティア総督時代に住民に寄り添った善政をしいて目覚ましい成果を挙げたマルモンの方が向いている
マルモンを行政担当の総督にして、派遣議員時代にピレネー方面軍の補給を完璧に成功させた実績があるミロー将軍を軍事担当の司令官にする
そして、マルモンの参謀長として勝利に貢献したド・セナルモン将軍を副司令官にすれば上手くいったかもしれない
ダヴーはワルシャワ公国の土地の2割を所有して荒稼ぎしてた
傀儡ドイツとワルシャワ公国の軍隊の編成を行い合わせて10万の軍隊を編成しオーストリアとロシアに対抗している
立地的にも最優先事項はフランス帝国の最前線としての整備であって
ただちに戦場になる可能性のないダルマチア等とは必要な能力は異なる
ダヴーの場合
「この町の近くでゲリラ要員と思しき人間がいた場合、必ず俺に報告すること!
もし報告を怠ってゲリラ活動があった場合、この町の町民は全て便衣兵とみなし、全 員 死 刑!」
ダヴーは規律を守るという名目で部下がやり取りする手紙を勝手に開封して検閲していた
当然部下から大不評だったけど全くもって意に介さなかったとか
ただ、ダヴーのやり方だと厳格過ぎて占領地の住民の人心掌握が出来ないのでは?
恒常的に占領するならダルマティアで善政をしいたマルモンの方が向いていると考えた
ミローじゃなくてケレルマンとも考えたけど、ケレルマンは意外にも略奪癖があったから除外した
なんでビクトルを長くダヴーの配下に設定してたんだろうな
ダヴーの配下って不滅の3人以外に誰か優秀な軍人がいたの?ダヴーは士官には厳しいだろうから下で働くのは大変だろうね
ダヴーはロシアから撤退する時にコサックにボコボコにされたらしく
そのせいでネイに代わったそうな。て事は非正規戦は駄目だったのでは
スペインに送り込んでも回りと軋轢起こしてただでさえ連携取れてないのに
止めさしそう
>>651 1809年、ダヴーお気に入りのギュダン将軍が戦傷し、しばらく療養することになった
皇帝は気をきかせてプショ将軍を代理の師団長として派遣した
ダヴーはプショ将軍をギュダン将軍と比較するあまりとんでもない暴言を吐いた
「プショとやら。君ごときに私のギュダンの代わりが務まるとでも思っているのかね」
しかし、プショ将軍はダヴーの暴言に腐ることなく黙々と任務をこなし大手柄を立てた
ダヴーはプショ将軍をレセプションに賓客として招待して公衆の面前で今までの非を深々と謝罪した
プショ将軍は大いに感激したそうでそれ以来熱烈的なダヴーのシンパになったとのこと
ヴァンデの反乱を納めたオッシュがいたらなんとかなったかもしれない
ナポレオン自身回顧でスーシェがもう一人いたらスペインで失敗してなかったって言ってたから統治者よりの司令官のほうがいいだろうね
ドゼーが生きていたら…
>>655 あれってナポレオン自身ではあれこれ指示出来なかった事でもあるんだよな
現地でどうするかは任せるしかないって
スペインはなぁ・・
どちらもアレなところあって
ゴヤの意見が真っ当だなと
スペインとは協力してジブラルタル抑えに行けばイギリスに打撃与えられたのではないかと思いたくなるHOI脳
あそこも陸側はトレス・ヴェドラスみたいな要塞線とかあったのかな
英西戦争でスペイン・フランス連合軍はジブラルタルを1779年から1300日間包囲して陥落できなかった
その影響でナポレオン戦争中もジブラルタル攻撃には否定的
>>659 どうも
尋常じゃなく守り固いところだったわけね
>>659 包囲と言っても陸上のみで海上は無理だったんだよな
船を繋いで囲む……なんて訳にはいかないからなぁ海上包囲
制海権をイギリスが握っちゃっているからなぁ…
ナポレオンもただ手をこまねいているわけじゃなく、海賊あがりの貴族という異色の前歴を持つブリュイ将軍大将に海軍の抜本的改革と制海権の奪取をやらせるけど
ブリュイはあと一歩のところで大量に喀血して病死しちゃったんだよな
もしもブリュイが病死しなければ制海権を奪取できたかもしれないけど
トラファルガー後は完全に港の出口を封じられて海洋訓練すら出来なくなるからな
だから逆キレでこっちから封鎖してやるになる
その辺が海を知らない大陸国の人間て感じがするな
通運は水を利用してなんぼだというのに
知ってるよ
エジプトにも舟で行ったしブーローニュでアホみたいに
上陸作戦考えてた、なのに結論が大陸封鎖令だから
海を何も学んでないように見える。負けを認めたくないから
嫌がらせするっていう権威主義のダメなとこ出してる
あとから知ってると言われてもなぁ
ナポレオンがコルシカていう島で生まれて育ったのは基本だから海を知らないとか言ったらめっちゃ知らない人にしか思えないけど
教科書未満の知識って感じ
コルシカのブオナパルテ君だし、大陸の人間って言っても古代より河川交通が物流の要だった以上フランスに限らずそういう所に町が出来るんだから知らんって事はないと思うが
イギリスより安く買う(から売るな)とかやったら国内産業何度目の壊滅だってなるしそれはそれで大陸封鎖令と変わらんし
>>668 イギリスに対して他に手段が無いから固執すりんだよな
但しフランスに負担を掛けられないので他の国だけに負担を押し付ける形になる
ブリュイ海軍大将が海軍改革と制海権奪取まであと一歩のところで病死したのはフランスにとってあまりに致命的な痛手だった
もしもブリュイが死なずに上陸作戦が成功して制海権を奪取出来ていれば大陸封鎖令をやらずに済んだ
下手したら歴史が大幅に変わってフランスは陸海共に欧州の覇者になれたかも
もしかしたらナポレオンはヨーロッパを統一して欧州の始皇帝になっていたかもしれない…そうなると今の欧州は中国みたいな大規模独裁国家になっているかも
>>672 ブリュイがナイルやトラファルガー級の勝利をどこかで収めてたのならの仮定だな
>>673 絶大な権力を持った始皇帝の独裁国家も僅か2代で終わってしまったし
もしナポレオンが欧州統一しても強権を振るったとしても
ナポレオン死後に割と早い段階で分裂する結果になるかもしれない
アワーズにそう書いてあるしそうなんじゃね。リニー&カトルブラとワーテルローの始めまでかな?
去年は半年周期で出していたのになんで休載もしていないのに7か月周期になったんだろう?
もう最終話までの話数と巻数とページ数を計算されてるからだろ
25巻で終わりって感じか、セントヘレナ島でぐだぐだ26巻やらない?
セントヘレナよりも伏線を張りまくっているネイの裁判と銃殺にページ数を裂くのでは?
たぶんサンジュストははるばるセントヘレナまで来てナッポ殺しに来るんじゃね?
今更サンジュストはナポレオン殺害という行動は起こさない気はする
ただわざわざ生かしたんだから島流しになったナポレオンに会いに来て話くらいはして欲しいかな
サン・ジュストがあのサングラスをナポレオンから回収しそう
そしてそのサングラスがタレーランの元に行き7月革命に
>>674 陸軍力で圧倒するフランスは大勝までする必要は無いからなあ
去年戦死したというクトゥゾフ将軍は、あのクトゥゾフ将軍の子孫だったんだろうか?
>>686 タレイランは7月革命で指導者的立場でもなんでもないからな
サングラスかけるならオルレアン公かラフィット
ラファイエットって何の関係もないやんけ、ナッポ、3世とも顔合わせていないしな
ナポレオンのやり方がベストじゃなかったというのは歴史を後から見れば判るんだが
さりとて当時のフランスでイギリスをどうにかする方法はあったんだろうか…という気がしてくる
戦略がどうとか軍事力がどうとか以前に
国としての性質や強みがフランスとイギリスでかみ合ってないから
相手を屈服させてやろうとしゃかりきになっても返って無理が生じて自爆する事にしかならなかったんじゃ
>>692 いやだから輸送船渡らすのが目的なら艦隊戦は痛み分けで十分と言ってんだけど
>>695 後の日本海海戦やジャットランドの例は?
制海権の掌握には痛み分けでなく相手の艦隊戦力を圧倒するくらいでなければ駄目
フランス軍は革命戦争のときにアイルランド上陸はできてるし
英国艦隊壊滅させなきゃドーバーは決して渡れないみたいな神話を信じるのは微妙
>>694 だからタレイランなんかは無理だと最初から思ってたんだよな
統一が無理だから勢力均衡でやるしかないって
>>700 あそこに駐留し続けてロンドンを脅かせられたのか?
>>701 はい来ましたねぇ話の勝利条件をどんどん変えて自分がレスバに勝つまで話を続ける人
最後は「イギリスの植民地も全部征服できないと勝てない」とかまで行くんだろ?
英国とナポレオンが仲良くすることはできんかったの?まあ何度も英国はつぶしにかかっているけど
フルトンの潜水艦が採用された世界線とかワンチャンあるだろ
>>696 だから制海権の掌握までする必要がないって何回言えばいいのよ
>>703 英国はナポレオンと帝政フランスを認めないだろう
アイルランドに上陸してからどうなったかをまだ説明してくれ
>>707 どの国だろうがどんな政体だろうが大陸覇権その物を認めないのがイギリスの伝統戦略
>>702 そういう台詞はまずイギリス本島を落としてから言ってくれ
>>709 タレーランはロシアやオーストリアとちゃんと仲良くしようって何度も言っていたな漫画じゃ
戦争して儲かるなんて一部の一部だし
それ以上に人的資源や食糧家畜などが無駄になるからな
たまに戦争が技術を発展させたなんて言うが特定の分野に
傾斜して生産させてんだから当たり前だ。一方で割りを食ってる
分野もあるってのに
大陸封鎖はあまりにも強引に仕掛けすぎたが
タレイランの勢力均衡思考に基づく外交戦略に従ったとしても
そうそう上手い事行ったかどうかも判らないからな
勢力均衡って事は他国にある程度力を付けさせる訳で
そうなるとフランスの支配力や圧は相対的に弱まる事になるし
ロシア遠征を成功していてロマノフ王朝が滅亡していたらより混沌としていただろうな
>>706 いやお前が理解出来てないんじゃん
制海権はどちらも持ってない場合もあるのにそれを想定出来てないんだから
イギリスが防御側であるなら制海権がどちらにも無いのは好都合
制海権は侵攻側にこそ不可欠だから
逆に言えばトラファルガー海戦のもう一つの意義はイギリス側による逆上陸を食い止められなくなった事でもある
ネルソンやブリュイ・デガリエをはじめとする他の海軍提督は軍服をきっちり着たてポーズを決めた提督らしい肖像画を残しているのに対して
ブリュイ海軍大将は将軍用の軍服のボタンを一部外して着崩して座り込んだいかにも海賊みたいな肖像画を残しているのな
さすが大陸軍、癖のある変な人材が次から次へと登場することで
>>717 これ
侵攻側は補給も増援も海を介して送らねばならず
それでイギリスはアメリカの独立戦争で破れている
戦闘そのものは終始イギリス軍が押してたにも関わらず
海上における戦略的主導戦力を失ったという点でトラファルガーは海のスターリングラードだったんだよな
この時点で湾内に封じ込められてしまったため例え新しい艦船を作っても新たな外洋訓練が出来ない状態になってしまった
帆船の時代においてこれはまさに決定打
フリゲート艦は普通に各地で行動できてるので訓練すらできなかったということはない
大規模な戦列艦の艦隊を時間をかけて集結させて艦隊決戦するのは難しいが
イギリスのほうはフランスに逆上陸して覇権しようとは思わんかったのかな?
>>723 むかーしイギリスはフランスに領地あったけど無くしたから
日本で言う任那みたいなもんで島国が大陸に橋頭保持つの
って現実的じゃないんやろ。特に維持費が
>>723 イギリス陸軍で大陸軍に勝てる戦力無いし…
仮に戦力があったとしても逆上陸して侵攻していくほど
補給やら戦線が伸びていって負荷が加速度的に上がっていくし
そういや話は変わるんだけど、ポリーヌの最初の夫のルクレールって軍人としては優秀だったのかな。実際はハイチで病死しちゃったけど。もし生き残ってたら元帥になってたのかなと思ったり。
ルクレールはあのナポレオンが最も可愛がっているポーリーヌの婿に迎えたんだから普通に優秀だったのでは?
ただ、ナポレオンが採点した優秀な将軍ランキングのトップ3には入っていないけど
なお、ポーリーヌは少なくともボルケーゼ大公とマクドナルド元帥とモントロン伯爵を同時に愛人にする爛れっぷりだったので
ルクレールが長く生きてもポーリーヌの浮気に苦労するはめになっただろうな
そんなビッチでも私を慕ってくれる兄弟は彼女くらいだとか言っていなかった?
忠誠心が高くてそれなりに優秀…そう考えるとベシエール的な立ち位置に落ち着きそうな気がする。幾らポリーヌがヤリ○ンだと言ってもカロリーヌよりは全然マシだと思うし、ナポリ王になったのはルクレールだったかもね。
ルクレールの年齢はダヴーとマルモンの中間で若めであるのでワーテルローまでに重要なポジションに就くのは少しハードルがある
マルモンも一応元帥にはなれてるし、ハイチ遠征を生き延びた後に会戦を数回経験して手柄を立てたら元帥になれそうな気はするが…
マルモンは、砲兵システムを改良した「共和暦11年システム」の制定に尽力したり、ダルマチア総督時代に善政を敷いたりと功績を上げているからな
砲術の専門家であるド・セナルモンを参謀長に据えてマレンゴの戦いの劇的な勝利の立役者の一人になった
加えて、ブリュメールのクーデタが成功したのはマルモンが各部隊に根回しして協力を取り付けたのも大きいといわれている
功績だけでいえばマルモンは元帥になるのがむしろ遅かったといえる(部下からの人望はさっぱりだけど)
クレベールが元帥になるにはマルモン並みの手柄を立てないと無理なんじゃないかと思う
マルモンってルイ18世政権じゃ悠々自適の生活送れたんか?
>>733 領地の農園で趣味の農業に励む傍ら羊毛の改良で目覚ましい業績を挙げている
また、結婚当初からマルモンが原因で不仲だった夫人と正式に離婚している
ただ、皇帝を裏切ったという汚名はどこでもついて回った模様で
周囲から白眼視されて神経がすり減るような日々を送っていたとのこと
ナポレオンに最後まで従ったけど、陸軍大臣に戻れたスルトとえらい違いじゃ
連絡不備とはいえロシア軍に下るとかやってるスアムも責められてそうだがw
スアムが連合国軍に走ったのは当のマルモンも全くもって寝耳に水だったという話があることから
個人的にはマルモンはナポレオンを裏切るつもりはなかったんじゃないかとみている
むしろナポレオンに対して恫喝まがいで退位を迫ったネイの方が責められてしかるべきかと思う
>>732 有能には権限を、功労者には褒美を与えるもの
功労者だからと元帥にするのは無能君主
>>737 それでも伝説の突撃
かましたえいきょうはでかいだろう
>>737 内通自体はしていたみたいだから裏切る意志が全くなかったとは言えないだろう
ただ本当にギリギリの所まで保留するつもりだったかも知れないし
少なくとも史実のあの時点でマルモン本人は裏切るつもりは無かった筈
結果的には最悪のタイミングで裏切った形になってしまった訳だが
部下をきちんと統率掌握できてなかったマルモンの責任と言えなくもない…か?
俺は裏切り者じゃないっていうなら、地位も家族も何もかも捨ててエルバ島にでも弁解に行くべきだっただろうに
緊急事態とはいえスアムがマルモンに断りなく勝手に連合国軍に走ったところをみると
マルモンはマジで部下を掌握出来ていなかったというか人望が無かったんだな
>>742 回顧録に「何もかもかなぐり捨ててエルバ島に行くべきだった。悔やんでも悔やみきれない」と書いているところをみると
エルバ島に行かなかったことを後悔していたっぽいな
同じ側近のベルトランが地位や財産をかなぐり捨ててエルバ島やセントヘレナについていったのが余計に堪えたのかも
後年のマルモンの回顧録とかを見ると
完全にナポレオンに愛想尽かして離反したパターンって訳でも無いからな
ナポレオンに対する申し訳なさや悔恨といった気持ちはあったんだろう
勿論全てを捨てて詫びに行けばマルモンももう少しマシな評価になったかも知れないが
保身とかそういった事情以外にも
どの面下げて会いに行けというんだという逡巡や恥じ入る気持ちもあったんじゃないか?
行けなかった気持ちが全く察せない訳ではないかな
仮にエルバに同行してもオージュローみたいに罵倒されて終わりだと思う。ていうか撃ち殺されるんじゃないか。
>>746 基本的にとにかくボロクソに批判してはいるが
マルモンの心情をフォローするような事を言った事もあるので
陛下の側にも友情の残滓のような物が残っていた可能性が無くもない
陛下の気分次第かな…?
本当に不退転の決意で全てを投げうって島に行って誠心誠意尽くしたら
心情と誠意を酌んで晩年には許して貰ったかもしれない
(なまじ近くに居る分許されなかったかも知れないが)
あれこれ後世の人間がああすればよかったとかいうものじゃないかー
度量の広いとこ見せたがるマンだし許したと思う派
ベルナドットは仮にどんなに謝っても殺した気はするw
遺書では許してない
マルモン、オージュロー、タレーラン、ラファイエットは敗北の責任のある裏切り者として特筆されてる
セントヘレナ覚書のほうでは裏切りはしたがそれ以外の功績が消え去るわけではないと賛否ある表現
ナポレオンは遺書でマルモンを許したけど、マルモンは額面通りに捉えなかった模様
エルバ島に行かなかったことを後々まで後悔していたところをみると
出世するにつれてどうしても守るべきものやしがらみが生じちゃうから
ベルトランみたいに何もかもかなぐり捨てて落ち目の主君にどこまでもついていくのはいかに難しいかということだね
マルモンの裏切りにナポレオンすげーショックに描かれてたよな
「パンを分け合った」だの「俺を背中から撃った」だの
史実でもグールゴーからマルモンが裏切ったという一報を受けたナポレオンはショックのあまり気絶している
別に王政復古がそれ以降の欧州の戦争を産んだというわけではないので変わらない
回避できるのは第七次対仏大同盟だけ
スペインのフェルナンド7世はカルロス4世よりずっと暗愚なうえに暴君の要素もあるから
ナポレオンがいなくてもフェルナンド7世がいる限り欧州は平和にならない
どのみち戦争になっただろう
聡明なカルロス3世から、二代続いて最低最悪の暗愚の国王が誕生するという悲劇
能力は血統じゃ計れないもんだな
明とか徳川幕府とかみたいにトップが無能でもシステムで回していけたらいいんだけど革命前の欧州って絶対王政の国がほとんどなんかな?
18世紀末はオランダ・スイス・ベネツィア等が共和国
オランダの総督は世襲制なので実際には王国のようなものだったが
これらはすべてナポレオンに滅ぼされ、ナポレオン戦争後も共和国として復活したのはスイスだけでオランダは王国として復帰しベネツィアはオーストリアの一部になった
イギリスとポーランド・リトアニア大公国は立憲君主制だったが
ポーランドはフランス革命の同時期にオーストリア・ロシア・プロイセンに分割併合され消滅した
改革を進めようとするポーランド国王に反発した貴族の中にはロシア女帝エカチェリーナ2世と結びついた者達がいた
彼らは「タルゴヴィツァ連盟」を結成してロシア軍を手引きしたうえで先頭に立ってポーランド軍と戦った
現在、ポーランドでは「タルゴヴィツァ連盟」は「愚かな売国奴」を意味する蔑称になっている
なお、オーストリア女帝マリア・テレジアは分割に大反対していて「人様の土地を勝手に分割して奪うなんて浅ましい!」と激怒したものの
実権を握る息子と大臣達に押しきられてしまったという
しゃーないじゃん、王族にとっては自分の権限の方が大事だもん
国家の発展のために改革して市民に権利を与えましょうなんて事を承認するくらいなら
他国の王族と組んで改革派を弾圧しようとするのは当然
ちょうどナポレオンがそういう目に遭ってるわけで
旧来の王族からすれば、王族の権限減らす事こそが「売国」に見えるのだ
国家なんて滅んでも王族が生きてりゃ再建出来るが、王権が失われたら終わりだろ!って考え
スペインの聖職者もジョゼフの改革案で利権が無くなるから
民衆扇動して戦いに唆したんだからなー。結果愚王が帰ってきたが
利権はそのままになってめでたしめでたし、なお
って感じ
無能な善人を追い出したら有害な悪人が帰ってくるって悪夢だな
カルロス4世は純粋な善意から植民地に種痘を無料で広めて多くの人命を救った功績があるけど
フェルナンド7世はガチで功績がなく「スペイン最悪の暴君」と悪評高いからな
あまりのひどさに欧州列強は即位させたことを後悔したほどだから
ウィキペディア見ても頭抱えるくらいひどいし、末路もデブだったせいか病複数併発して無茶苦茶だったみたい
ナポレオンはグールゴーだけでなくフェルナンド7世とも同性愛関係にあるという噂が絶えなかった
というのも、フェルナンド7世の手がつけられない癇癪をニヤニヤしながら眺めて宥めたり
ベソベソ泣くフェルナンド7世をよしよしと慰めるという珍妙な光景が目撃されたからだとか
まだ相手がグールゴーの方が絵になるわ。デブのボンボン×ちびのおっさんとか誰得だよ。
ナポレオン軍団にホモは居たのか?
→居ました
ここで細かく質問してみる
例えば、カンバセレスみたいな公然のホモは他に居たの?→逸話と伝聞によれば、ネイがそうだとか
猛将ネイが両刀だったとは初耳だ
やったぜ。
ネイのホモネタ教えて→逸話や伝聞しかありません。当時はホモに厳しかったのです。だけどネイはナポレオン軍団きっての名将でした
これがChatGPTのいつもの「逃げ口上」
そこで、より追い詰めてみる
その「逸話や伝聞」を教えろ→そういう噂は信憑性がないので…
まったく、ガードが固い
そこで回り込む
「逸話や伝聞」の「具体例」を寄越せ→歴史家ジュール・ミシュレの歴史書に「ネイはバイと専らの噂」と書いてあります
ついにゲロした。ChatGPTも所詮は機械。人間様に機械が隠し事しようってのがおこがましい
カンバセレスってなんかちょくちょく出てくるよね。最後に出たのはライプツィヒの後だったか。
>>771 いわゆるフランス帝国としてはナンバー2の地位であるのでまったく出ないほうがおかしい
皇帝の独裁だけでなく一応議会主義もやっていることの象徴的な存在でしかないが
通常は形式でも力関係の変化で馬鹿にならないのは最後で発揮されたな
ライプツィヒの敗戦後それまで頭越しにやっていた徴兵をわざわざ訴えなければならずしかもそれを拒否された事で威信を更に失墜させたわけだし
そしてワーテルロー後についてはこれからの楽しみ
ジャンちゃんは作中では髭面のおっさんとチュッチュしてたエピソードが強烈だけど
実際には穏健で公平な政治姿勢から王党派からも敬意を払われた大物政治家だからな
ナポレオンもパルマ大公爵に封じて皇族に準じる扱いにして厚遇しているうえに
サロンで若い男性の愛人を侍らせて公然といちゃついても大目に見ている
まあナポレオン自身も男性の愛人を副官にしたからおあいこなんだが
ワーテルロー後を正確に見通せていたのはカルノーとシェイエスぐらいだったからな
ナポレオンを退位に追い込む立役者になったラファイエットも王政復古後は公職に就けなかったうえに警察の監視対象になった
見通しが甘かった事に遅ればせながら気付いたファイエットはナポレオンのアメリカ行きに尽力したものの妨害されてしまった
その点、カルノーとシェイエスは「今の地位は皇帝の厚遇があってこそ。王党派が革命に協力した者を許すわけがない。王が戻ったら我々はおしまいだ。それに、絶対王政に逆戻りするのは目に見えている」と正確に見通していた
フーシェの本命は同じ王殺しのオルレアン家だったという解釈は合理的
フーシェはブルボン王家だけでなくオルレアン公とも頻繁に連絡を取り合っていたそうだからな
失脚したのはオルレアン公とも通じていたのが発覚したからかも
オルレアン家の陰謀ってのは他の作品で強調されてるからな
最も陰謀家だったのは父の平等公の方だが
デルロンがオルレアン公と通謀したという身に覚えのない容疑で逮捕されるも脱獄して皇帝のもとに走ったところをみると
ブルボン王家がオルレアン公を最大限に警戒していたのは間違いない
オルレアン公の一番の悲劇はデュムーリエに引き摺られて父の平等公が処刑される事になった事だな
いわば父殺しの汚名を負ってしまったわけで
>>759 トップが無能で部下に有能いたとしても
王にクビにされるか民衆が追い出したりで・・・
カルロス3世も「顔を拭こうとしているのを嫌がる赤ん坊だ」と国民を評してたり・・・・
何処の国の民も王様や官僚を悪者にして
我々は騙された被害者だってムーブ取るよな
>>782 デュムーリエは裏切り者という汚名がどこまでも付きまとっていたようで
イギリスに軍事顧問として落ち着くまで各国で冷遇されて転々としている
特にパーヴェル1世とマリーテレーズはデュムーリエの裏切り行為を許さずお調子者だと嫌っていたという
そして、デュムーリエは1823年に祖国の土を踏めないままイギリスで亡くなったのだが…
実は、ブルボン王家からもオルレアン公からも元帥を追贈されていない
モローがブルボン王家から元帥を追贈されたのとは対照的だった
そもそもデュムーリエって元帥になれるほど功績あったんか
ヴァルミーの戦いは実際には大した勝利ではないが当時のフランス軍としては伝説的な勝利であるので
この関係者は優遇される
デュムーリエはジュマップの戦いで練度が低く寡勢の義勇軍を率いて数と練度に勝るオーストリア軍を撃破した
続いてアンデルレヒトの戦いでもわずか3千人の義勇軍でオーストリア軍の後続軍3万5千を急襲して撃破している
この結果、フランスはオーストリア領ネーデルラントを占拠すると共に自信をつけて攻勢に出るようになった
ヴァルミーの戦いしか目立った戦果がないケレルマン(父)よりよほど戦績がよかったりする
と思って色々調べたが軍事顧問になってから結構
的確にアドバイス出来てたっぽいぞ、少なくとも現状
無視して上から物言ってただけじゃないようだ
まあその上で初期フランス革命軍の伝説的な将軍が寝返るのは両軍にとってなんとも言い難い雰囲気だっただろうな
ナポレオンが皇帝になるのに失敗してロシアかオーストリアあたりに亡命して対仏大同盟の将軍になってたらみんな扱いに困るだろ
>>791を見てブリュメールに失敗してオーストリアに亡命したナポレオンが
対フランス軍の指揮官になるとかいうif物の架空戦記とかあったりするんだろうか
誰かのカエサル評でこいつはローマじゃないどこの国に生まれても軍隊仕切って成り上がるってあったけどボナパルトもそれだよね
イギリスに亡命したら陸海共に最強国家になれるぞやったね
ただ問題は、イギリス陸軍は大陸軍より部下の質が落ちるんだよな
ベルティエとダヴーとマッセナとランヌとスーシェがいないのは痛い
イギリスに亡命したらどこまで成り上がれても首相ぐらいまでじゃないかなと思う。貴族階級の連中とどう付き合っていくのか見もの。
ウェリントンやムーアを指揮下に置いてフランスを攻めるのか。ていうかイギリス人と上手くやっていけるのか?
どこかでイギリス王室を邪魔者扱いして国外追放される結末しか見えん
どこの国に行っても相当な地位までは上れただろうなって感はある
イギリス首相ナポレオンとか中々の字面のインパクトがあるな
祖国を裏切って亡命したヤツを軍の総司令官にする酔狂な国なんて存在しないと思うけど
デュムーリエは各国で裏切り者と信用されず冷遇された挙げ句に、ようやくイギリスに拾ってもらえたからな
そのイギリスですらデュムーリエを軍事顧問に留めて決して司令官の地位を与えなかった
ナポレオンもデュムーリエと同じく軍事顧問として起用されるのが関の山かと
国王と大喧嘩して(イギリス首相なら通る道だけど)
その後国王追放までやりかねないのがナポレオン
クロムウェルみたいだ。ちなみにクロムウェルの時の国王は
支持が低くて戦争にも負けたのにゴネたから首が飛んだ
アレクサンドルは自分が対仏大同盟軍の最高司令官になりモロー元帥を代理人として事実上のその役職につけ更に事実上の参謀長にジョミニを任命するように主張してるけどメッテルニヒが阻止した上にすぐにモローが戦死してどちらにせよできなくなった
モローは裏切り者というよりはナポレオンにより追放されたタイプだが
作中ではミュラとの一騎討ちで戦死したモローだけど、史実では嘘のような本当な戦死を遂げている
ドレスデンの戦いでナポレオンは指揮を執る司令官を見掛けた
ナポレオンは無我夢中で自身で大砲の照準をその司令官に合わせて砲撃した
砲弾は見事にその司令官に命中し両脚が吹き飛ぶ致命傷を負わせたのだった
個人的な知り合いだったシュヴァルツェンベルク公だと思い込んだナポレオンは泣いて哀悼の意を示した
ミュラをはじめとする将軍達もシュヴァルツェンベルク公の戦死を悼んだのだが…
マルボ男爵が戦死したのはシュヴァルツェンベルク公でなくモローだという一報をもたらした
するとナポレオンもミュラをはじめとする将軍達もシュヴァルツェンベルク公の無事を喜ぶと共に
モローの戦死を敵国に走った当然の報いだと喜んだという
モローはお前が追放したんじゃねーかっていう
あとシュヴァなんとかはロシア遠征で裏切ってんのにアホなの?という
シュヴァルツェンベルクってナポと親しい間柄だったんだ知らなかった
シュヴァルツェンベルクが個人の判断でフランス帝国を裏切ったことはない
彼はオーストリアに忠実な将軍だっただけで
オーストリアがフランスから離反したらシュヴァルツェンベルクが敵になるのはしかたない
>>806 モローはイギリスの援助を受けたカドゥーダルのクーデター計画に加担したから自業自得といえる
もっともカドゥーダルは「モローは自分が上に立ちたいから俺達に協力しているに過ぎない。あいつがトップになるぐらいならナポレオン・ボナパルトの方がよっぽどましだ」と酷評しているけど
まあ、モローは、シェイエスのクーデターの誘いを優柔不断に断って「ま、こんな優柔不断なヤツと組んだら確実に失敗するか…」と失望されたり
ドゼーを無実にもかかわらず「ピシュグリュの裏切りを知りながら見て見ぬふりをした」と誣告して失業に追いやったり
シュヴァルツェンベルク公に面と向かって「いやはや、恐れ入りましたな。これではあなた方が17年この方、負け続けているとしても不思議ではない」と毒を吐いたりと
上に立つにはふさわしくない器が小さいエピソードが結構あるんだよな
あとポリーヌと不倫していたな、ネイに愛人寝取られたって漫画であったけどまじか?
>>810 「彼女はモロー(ホーヘンリンデンの勝者でナポレオンのライバル)の愛人でしたが、ある時、ネイに宛てて熱烈な手紙を書きます。ところが手紙を入れる封筒を取り違えてしまい、モローの元には「絶対に自分に宛てたのではない熱烈な手紙」が届き、ネイの元には「月々の収支を報告したわけのわからない手紙」が届いてしまいます(彼女の『回想録』による。この書籍は、最近、フランス語版が縮刷版として再版されました)。イダはモローと別れた後、短期間ですが、ネイの愛人であったとも言われています」
ネイはイダの他にアムランという名の女性曲馬芸人や無名の女性猟師とも恋仲だったといわれる
作中では失恋芸人みたいな扱いのネイだけど史実ではかなりもてていた
まじだったのね、モローと別れた後もネイとも別れてからどうしたのでしょ?
>>813 イダの回顧録によると警察大臣ジョゼフ・フーシェに雇われて間諜になった
男装して「パリからやってきた若い旅行客」と身分を偽り、敵地を偵察して情報を雇い主に送ったこともあるとのこと
ウジェーヌってかなりの拾い物だよね 義理の息子があのレベルの能力持ってるってかなり助かるよな
ウジェーヌが戦功を挙げたのってヴァグラム以外にあるのかな
ナポレオンはベシエールをウジェーヌの家庭教師兼指導教官としてつけて英才教育を施したというエピソードがある
ベシエールの厳しくも愛情ある指導の甲斐があったのかウジェーヌは軍人として目覚ましい成長を遂げた
そして、ヴァグラムの戦いでローリストン将軍の援護砲撃もあったものの優れた司令官であることを証明してみせた
…ただ、マクドナルはどうやらウジェーヌをよく思っていなかったようで、回顧録でヴァグラムのウジェーヌは臆病だったと貶している
義理の子や養子が優秀だと場合によっては非常に困るんだけど
ウジェーヌは義父に対しては忠実で信頼の置ける人間だったからな
マクドのフォンテーヌブローで唯一皇帝の味方したエピは拾われなかったな
後世の創作って判断したのかな
>>820 あれは皇帝の孤独を引き立てるための演出に過ぎない
実際には、マクドナルは最後まで傍らにいてエルバ島に行くナポレオンを見送っている
また、古参近衛兵との最後の別れのシーンでも、師団長であり軍隊家族の一員でもあるプティ将軍を抱擁して締めくくっている
マクドナルドってポリーヌとズコバコやれなくなったから
ナポレオンから離れていったように見えた
>>821 だからこそ撤退完了の場面に繋がるんだよな
逆に言えばジジイになるまでずっとマクドナルはこの件に決着をつけられなかったという意味
ナポレオンや元帥連中はともかくマルボとかイダの回顧録残ってるってすげーよな
>>825 どちらも文才があって読み物としては大変面白いのでベストセラーになったからね
かのコナン・ドイルもマルボ男爵の回顧録の愛読者だった
ただ、イダの回顧録はゴーストライターが大部分を書いているとされている
出版されてない日記に毛が生えたようなのも腐るほどあったはずだけど
そういうのは子孫が処分しちゃって残らんからなあ
ヴィゴルシヨンの回顧録面白そうなら買おうと思ってるけど、読んだ人いる?
ある兵士がスペイン戦役でマッセナ元帥からお前を見込んで極秘任務を与えると頼まれた
任務の内容は命令書に書いてあると渡されたので、期待に胸を膨らませて読んだら…
俺のアンリエッタが飲むコーヒーを調達してこい
アンリエッタとはマッセナが副官兼愛人として連れてきている男装の麗人である
兵士は膝から崩れ落ちたが調達しなかったらマッセナにどやされて給料をピンはねされてしまう
苦労に苦労を重ねてアンリエッタが飲むコーヒーを手に入れたのは言うまでもない
あ〜あ…
ナポが部下を褒める時や叱る時の手紙の文面ってどんな感じなんだろう。貶す時はクソミソに貶してるのかな?
島育ちのヤンキーが上品な訳ないっす
褒める時も貶すときも
散々に貶しておいてさっさと忘れるのがナポレオン
そして自分は貶された事の無い信奉者どもは忘れない方が悪いなんだよな
アウステルリッツ会戦前で、クトゥーゾフの捕捉に失敗したってミュラだけの責任ではないみたいだけど
>>833 古参兵すら震え上がるとかタレーランが罵倒されてる時に内心つぶやいてた気が
自分がコロっと忘れるからって他人もそうだと思ってんのかな
共感性欠如しとるわw
百日天下後、オージュローはチャンスとばかりにいそいそとルイ18世に帰順したいと申し出ているのな
しかし、ルイ18世はオージュローを「君みたいな叛服常無き者を信用すると思うのかね?」と冷たく拒否した
そして、オージュローの称号と年金を剥奪して裏切り者の末路はこうなると世間に知らしめたという
この人はどうしてここまで晩節を汚してしまったんだろうな…
王党派は皆殺しとか言ってた男だからな
帝政末期には大して振るわなかったしネイと違った意味で見せしめには格好だったろう
オージュローには息子がいないのでナポレオン時代の帝国貴族を断絶させた実績作りにはちょうどよかった
ナポレオン時代に産まれた貴族を厳しく罰したい気持ちはあるが
複雑に絡み合う貴族の縁故関係を回避して粛清する家を選ぶのは難しいこと
しかし息子がいない家なら反発は少なくて済む
オージュローの2番目の妻はオージュローが58歳で死んだときにまだ27歳ですぐに再婚できた
カスティリオーネ公爵ではなくオージュロー家自体の名誉は弟が問題なく引き継いでいる
オージュローの名誉を剥奪することは本人以外の誰の損にもならない珍しい事例だった
百日天下にナポレオンに帰順しようとして拒絶された時点で潔く引退していれば、称号と年金まで剥奪される憂き目に遭わなくて済んだのになぁ…
王党派に仕えることをよしとしないで官職を捨てて隠棲の道に入ったスーシェやグーヴィオン=サン=シールのように家族や友人に囲まれて穏やかな晩年を送れたのに
オージュローそもそも共和派だったのに、ポリシーないのかよ
残念ながら、オージュローにポリシーはない
日和見を決め込んでおきながら、ナポレオンが有利になると慌てて駆けつけると、抱擁して、臆面もなくこう言ってのけるヤツだからな
「おやまあ、なんと!あんたの可愛いオージュローをお忘れですかい?」と
ダヴーやサンシールって騎兵出身なのに歩兵の指揮やってるんだね。当時は騎兵出身は騎兵にしかなれないとかそんな事は無かったんだろうか。
騎兵も色んなのが居て下馬して戦うのがメインの人達居たりするんで
実際の指揮であんまり差は無い。ミュラがナイベルク伯に負けたのも
部下のやらかしだったみたいだし特別歩兵の指揮が不得手でもなさそう
司令官としてはド無能だが
胸甲騎兵の専門家だと思われがちのケレルマン(息子)もユサール騎兵や猟騎兵を率いていたこともあった
中にはラ・ポルタ伯爵セバスティアニ将軍のように騎兵指揮官と歩兵指揮と外交官の三足のわらじという強者もいた
デヴォー・ド・サン・モーリス将軍は砲兵だけでなくユサール騎兵の訓練も受けた騎馬砲兵指揮官だったので、戦場ではユサール騎兵の軍服を好んで着ていた
よほど気に入っていたのか、ユサール騎兵の軍服を着た自画像を残している
>>844 結局出来れば伝統貴族に仲間入りしたいのが大方なんだよな
ナポレオン自身もその一人
そもそもナポレオン自身平民出身じゃなくて一応貴族出身なんだし
所詮ナポレオンも伝統や貴族に憧れたんだよな的なsage意見を見ると
反伝統・反権威の生粋の共和主義者的な幻想を押し付けるのも違くないか?という感がある
凄い名家という訳ではないけど歴史はあるんだっけボナパルト家は
ロベスピエールみたいに完全な自由と平等を求めるのは難しいしな、俺は窓職人の下宿人のままでいいんだっていうのは
イギリスから独立したアメリカだって財産が出来ればイギリス貴族と縁組して箔を付けたがったし
あの偉大なチャーチルの両親なんかまさにその典型
>>848 スルトも本来歩兵と参謀の二足の草鞋の強者なんだっけ?どこで参謀のスキル身につけたんだろ。
>>858 ロベスピエールも一般的な人間の感覚からすると常軌を逸した人間だからな…
この漫画内と登場時期だとことさら超人的な精神の人間として描かれてるし
ナポレオンは経歴や人格に問題がある人物でも才能や実績さえあれば起用する寛容さがあったけど
ロベスピエールはたとえ才能や実績がある人物でも汚点があったら容赦なく粛清していたからな
そんなロベスピエールをはじめとする革命政府がダヴーをもて余していたんだから面白い
誰に対しても一切妥協しない頑固さのうえに、なまじっか実績があって清廉潔白で私心が無いもんだから
革命政府はダヴーを処刑したくても処刑出来ず困り果てていたとか
寛容と同時に牽制と分断もしていたのがナポレオン
だからスペイン遠征中にタレイランとフーシェが接近したと聞いたら大慌てした
まあ、タレーランとフーシェが接近したら誰だって危機感を覚えるわな
テルミドールのクーデターの黒幕的な存在がフーシェなんだから
>>862 なんで汚点がないダヴーを処刑したいんだよ
矛盾してるだろ
>>865 誰に対しても妥協しない奴なんて、組織にとっては不都合な邪魔者だからじゃない?
ロベスピエールってダントンやデムーランみたいな盟友も処刑するような連中だぞ、末期は非合理の極みだ
>>867 ダントンは以前から汚職疑惑が絶えなかったうえにフランスを裏切ったデュムーリエ将軍と親密だった
加えて自派の議員が東インド会社の清算金を横領していたのが発覚して逮捕されたのが決定打となった
だから全く非合理という訳でもなかったりする
なお、ロベスピエールは最後の最後までダントン達の処刑に反対していた
サンジュストをはじめとする公安委員や保安委員からダントン派の汚職の証拠を次々と突きつけられたので
とうとう観念して泣きながら処刑を許可する書類にサインしている
このことから実際のロベスピエールは独裁者といえるのかと疑問視されている
ダントン派は完全に証拠のあるインド会社関連の横領の証拠が見つかってて法治主義的に処刑されている
ロベスピエール個人やその一派による政治的対立者を"狙い撃ち"したでっち上げ裁判による粛清とかではない
ダントンについては無実の罪とかではなく実際汚職してたんだから仕方ないだろ
なんでサンジュストがゴミカスとかいう話になるんだ?
>>863 信頼の置ききれない部下に対して牽制や分断をしないなんてそんなクソ能天気な組織のトップなんて居るの?
だから寛容じゃなくて服従が基準なんだよな
その部分の最後の集大成こそがまさにグルーシー
命令通りに動いたんだからナポレオンに批難する資格は無いってわけで
>>868 結局身内の中の身内まで汚職で汚れていて、それを処断しなきゃ政権が持たないレベルだったから
処刑して半年もしないうちにあっという間に崩壊したんだなと、ダントンってすごい評価に困る人物なんだよね
軍隊って何処も原則として命令に絶対服従だろう
統治の姿勢と軍隊の話を一緒にして話すのって論の持っていきかたとしてどうなのか
>>874 いや単に汚職を許さない政権運営してたからそうなっただけだろ
その後の総裁政府だってブリュメールのクーデターがなければ続いてた訳で
>>868 この漫画でもロベスピエールはダントンに対してはかなり人情を示してた描き方されてたな
(このままだと処刑されるから)パリから去れとか忠告したり
妻の墓掘り起こしてる所に来てもその事を黙ってたり
ダントンの処刑にさいしても汚職の証拠をつかんでたのはロベスピエールの方で
クートンたちからの糾弾をこれ以上止められないとなった段階で証拠を提示したって形で
ロベスピエール本人はダントンの処刑をしたくなかったというのが判るような描かれ方をしていたし
小説フランス革命でもロベスピエールはダントンとデムーランを処刑してめっちゃ心折れていたな
ただサンジュストの書かれ方がひどくて、処刑の数が増えると喜ぶような屑にされていた
この漫画最初の数巻までフランス革命メインで進行するからそこがちょっととっつきにくいよね。でもそこを読まないとナポがなぜサングラスかけてんのかとか、サンジュストがナポをつけ狙う理由が分からないって言う
サングラスなんてエジプト遠征でかけさせてもいいし
そもそも総裁政府後のサンジュスト話なんて誰が求めてんだよ・・・
ロベスピエールはあくまでも公安委員会の象徴的存在であって、事実上のリーダーは平原派の委員バレールだったんだよね
バレールはどの派閥にも与しないという姿勢を取りつつも、各派閥を巧みに操縦して調整していたので「カメレオン」の異名を取っていた
また、ロベスピエールをも凌ぐ最多得票を誇り、公安委員会から出された命令書に最も多く署名したことから「影の首相」とも呼ばれた
テルミドール後も巧みに生き延びた後に、ナポレオンの帝政にも情報を流して協力することによって保身に成功した
日本ではあまり知られていないけど、もっと知られていい人物かと
わからんことだらけやねー歴史って
そもそもフランスの歴代の民主制自体投票やら議会やら結構複雑
ダントンは詩人の夢を断念して途方に暮れているジャーナリストの友人を見兼ねて軍に入隊させてやった
それから数年後、戦場でで根こそぎ略奪した物品をいそいそと換金して笑顔になる友人の姿があった
その友人の名は、ギョーム・ブリュヌといった
結局は他国で掠奪を行う事が前提で成り立ってたのがナポレオンの帝政なんだよな
だから当然に他国の支持は得られないわけで力で抑えられなくなった時点で終わる
150年後くらいに、ドイツのチョビ髭が似たような略奪帝国作って
同じようにスペインが空振りに終わり、アフリカ遠征失敗、イギリス海軍に負けて本土上陸失敗
打つ手が無くなってロシア遠征で失敗、破滅という同じような末路になるとはな
>>862 童貞を捨てて奥さん持てば色々我慢できたかもしれないのに
>>886 下宿先の娘さんといい仲だったらしいけど、小説フランス革命でも童貞ムーブなんだよな
デムーランの嫁に惚れている設定だった
略奪しない軍隊なんて古今東西存在しねーよ
もし存在したとしても次世代の政権に略奪してたと捏造される
>>888 問題は掠奪にどれだけ依存していたかという否か
ナポレオンとヒトラーは間違いなくそれ無しには成り立たなかった典型
だから占領地からの撤退もなかなか出来なかった
大陸軍の総司令部の構成は大まかにいってこうなっている
参謀総長室
・参謀総長ヌシャテル大公ベルティエ元帥
・参謀総長付の参謀将校
・参謀総長付の秘書官
・参謀総長付の事務官
・皇帝との連絡係である皇帝副官
・参謀総長直属の情報屋(ぶっちゃけスパイ)
参謀本部室(兵站担当)
・参謀総長ベルティエ元帥の腹心であるバイイ・ド・モンシオン将軍をはじめとする三人の参謀次長
・参謀次長付の将校
・参謀次長付の秘書官
・兵站の会計や庶務を担当する事務官
他にも兵用地誌班も参謀総長室に付属されていて、売れない絵描きから皇帝に抜擢されたバクラー・ダルべ将軍が地図を製作していた
皇帝副官と兵用地誌班を除いた面々は、参謀総長ベルティエ元帥の息のかかった者ばかりだったとのこと
情報屋は敵だけでなく各軍団も監視していて参謀総長ベルティエ元帥に逐一報告していた
スルトって一時期ベルティエの公認になりかけてたらしいけど、参謀なんて歩兵指揮とは真逆のスキルを一体どこで身に着けたんだ?現代みたいに通信教育で資格がとれる時代じゃないのに・・・
>>893 え・・・参謀ってそんなちょろい仕事なの?
バイイ・ド・モンシオン参謀次長(後に参謀総長代行)を後任の参謀総長にするべきだったかと
ワーテルローの時点で39歳と若く、参謀次長として参謀業務に熟知していたから
スルトよりよほど参謀総長に向いていたんじゃないかと思う
ベルティエさんの良い逸話ってなんかあったりするの?大体悪評しか聞かないんだけど
>>897 ロディで旗を持って突撃したのが実はベルティエ
>>893 だがナポレオンの参謀はベルティエにしか出来ない
むしろ高級副官に近かったしナポレオンの早口訛りを理解出来たのも大きかった
>>897 ”若い頃は”勇敢で1兵士としても多才なセンスを持った軍人だった
>>897 ベルティエの洗練された上品なファッションは各国の参謀将校の憧れの的だった
ベルティエが新しい服装を着ると、各国の参謀将校は争うように真似したって話もある
バイイ・ド・モンシオンはベルティエの服装を毎度完璧にコスプレしていて、さすが参謀次長は違うと持ちきりになったとか
>>899 色々ナポレオンの変わる指示を消化して現場に伝達できたのは彼だからこそだったみたいね
当然に疲弊も半端じゃなかったろう
むしろあそこまで持ったのが奇跡なレベル
若くても着いてくのが難しいナポレオンに16歳年上で着いていき続けるのは無理があったわな
しかし途中までは着いていけたあたりを見るに、やはりベルティエも常人から見たら超人の域だったのだろう
漫画版じゃベルティエが死んだときに「俺がこんなに困っているんだぞ」って陰で泣いていた
ベルティエもベルティエで権勢欲がものすごく強くて皇帝の信頼を笠に着ていたそうだからな…
他の元帥達とはもれなく不仲だったのが色々ひどい
ナポレオンと同じく権力の矛盾なんだよな
他人に渡さないためには自分でやるしかない
参謀本部室(兵站担当)に詰めている三人の参謀次長もベルティエの細かい指導を受けて業務をしていたそうだからな
しかも三人の参謀次長はいずれもベルティエの腹心ときている
ここまでくるとベルティエは権益の怪物だよなぁ…
ベルティエが一方的に奉仕してたみたいな論調だが
ベルティエの方もナポレオンから多大な地位と権力と恩恵を得ていた訳だからなぁ
被害者然として見られすぎだろうと感じる
>>905 「もう60だぞ。もう妻や愛人とキャッキャウフフしたい」とか
ジョミニが出ていった時にネイと喧嘩した後に内心呟いてたね
あと作者も「そうやって人を疑ってろよ。ろくな死に方しねぇぞ」とネイに言わせて
ベルティエが周囲の声に疑心暗鬼になって最後迎える伏線も用意してたな
>>915 民衆がルイ18世に帰順したベルティエをどう思っていたのか、ロヴィゴ公爵サヴァリ将軍の回顧録にこう書かれている
行列を見るのは辛かった。先頭に立って皇帝陛下を供奉していた元帥どもが、今度は国王を供奉していた。
恥をしれ!と叫びたくなって涙がでた。もう帰ろうかとした時、見物人が一斉に騒ぎ出した。私は何事かと耳を傾けた。
見物人達は指をさしていた。その先にはベルティエがいた。皇帝陛下の腹心でありながら裏切ったあのベルティエが。
エルバ島へ行けベルティエ!我らのチビ伍長(ナポレオンのあだ名)を裏切って恥知らずが!お前はエルバ島へ行け!
割れんばかりの怒号が起こりその場は騒然とした。それを皮切りに、見物人は次々と元帥どもを罵倒し出した。
アルトワ伯やその他のルイ16世に近い王族のかなりの人数が無事に国外逃亡できてたのはベルティエのお陰
復古王政はベルティエに恩義があり高い地位は確定しているようなものだった
>>918 あの被害妄想のセリフはこれから取ったのか
ルイ18世は自身の擁立に多大な貢献をしたタレイランに決して感謝せず短期間で首相を罷免して追い出したからな
デュゴミエ将軍に見出だされて世に出た恩を忘れず、将軍の遺児に10万フランを遺贈するよう遺言を残したり
自分を庇って若くして戦死したミュイロンの家族を終生にわたって面倒見続けていたナポレオンとはあまりに対照的
まあ追放のフーシェと違ってタレイランは政府に入れなかっただけだからな
しばらくはタレイランを必要とするような事も無かったし
タレイランの方も自分が変節漢として見られて信用が無い
なんて認識は当然あっただろう
ただウィーン会議で大きな貢献をした訳で
これがナポレオン時代なら功績に応じて勘気が収まって
取り合えず一線に復帰させてくれそうなところ
顧みられず罷免されましたという扱いを受ければ
18世へのボロクソな言い様も判らないでもない
>>917 とりあえず三成さんは私欲はなかったんだよなあ
ほとんど財産を残さなかった
三成は秀吉の傘下大名の官僚系の役どころとは普通に交流してたからなぁ
子飼いの所謂武断派からは嫌われていたけど役どころの違いみたいな面も大きいし
バリバリ軍事グループなのに嫌われてたベルティエの方が困った奴な感じがある
ナポレオニックの対談本で専門家がネイの最期を自業自得と断言していたっけ
皇帝を恫喝まがいのやり方で退位に追い込み、国王に見苦しくへつらったかと思ったら
国王に「ナポレオンなど檻に入れてやります」と約束しておきながら、皇帝が現れたらあっさり寝返る
短期間でこれだけ節操なく主君を変えまくるような人物を誰が信用できますか
最期が悲劇的だからチャラにされているけど、やっていることは裏切り者と非難されるマルモンよりずっとひどい
そう言ってたっけ
ネイはあそこで生き延びたら伝説になれなかった可能性あるのか
ネイもベルティエもベルトランの爪の垢を煎じて飲ませてもらえ。
そういやベルトランって1人でセントヘレナに着いて行ったのかな。家族も着いて行ったとしたら一家揃って凄い忠義者だよね。
>>930 ベルトランはエルバ島にもセントヘレナにも当然のことながら家族を連れてきている
モントロンの家族は途中で帰国したけど、ベルトランの家族は皇帝の臨終に立ち会って葬儀も出席している
ただ、夫人はセントヘレナ行きに気乗りじゃなかったそうで、ベルトランに説得されて同行している
改葬の際も息子が御年67歳のベルトランに同行してセントヘレナに渡航している
>>928 ネイなら単にその場では本気で最善と思う行動をやり続けてるだけに見えなくもない
それが単に的外れの連続だっただけで
特に最後の最後は
ネイは、政治的な野心や判断力をまったく持たない、軍人の軍人であった。彼は、そのキャリアの最初と最後にフランスの自然な辺境のための戦役では最大限の力を発揮したが、ナポレオンのヨーロッパ支配のための複雑な戦略は彼の理解を超えていた。彼は、外見上の区別や社会的成功にはほとんど興味を示さなかった。彼が死を迎えたときの威厳は、彼の政治的な迷走の記憶を消し去り、叙事詩の時代において、彼をその時代で最も英雄的な人物にした。
英語版のブリタニカを機械翻訳してみた
ネイは司令官や元帥といった責任ある高い地位に据えちゃいけないタイプだったんだな
一介の将軍のままだったら悲劇的な最期を遂げずに済んだ
>>935 >ネイは司令官や元帥といった責任ある高い地位に据えちゃいけないタイプ
ナポレオンが回顧でそう言ってたような
劣勢を立て直す技術があるから出来るだけでかい規模の兵を率いさせたかったんだろね
結局何でもかんでも揃ってる指揮官なんて滅多におらんと
>>937 カファレリ・デュ・ファルガ将軍はネイを「ユサール騎兵の誠実さと勇気を持っているにすぎない。彼を高い地位につけるのは危険だ」と低く評価していた
後日、ナポレオンはグールゴー相手に「カファレリ・デュ・ファルガの言う通りだった。私は決して彼をフランス元帥にすべきではなかった。ただの将軍のままにしておくべきだった」と愚痴っている
そして「ネイは自主的な行動が必要となる場合にはほとんど使えないが、軍団長としてならまずまず、師団長としてはトップクラスだ」と評価しつつも
「1万人の兵を率いる時は素晴らしい指揮官だったが、それ以外のすべての局面においては単なる愚か者だった」と辛辣な結論を出している
ダヴーって過大評価気味ってどっかで聞いたけど、ホントなの?
意外にもナポレオンはダヴーを思ったより高く評価していない
存命の将軍の中で誰が優れているかという質問に対し、ナポレオンは迷うことなく「一番優れているのはスーシェだな。その次はクローゼルとジェラールだ。マッセナは全盛期だけならスーシェより上だ」と答えているが、ダヴーをランクインしていない
また、ダヴーを高く評価するグールゴーを「君は若いからダヴーが裏切り者だと知らないのだ。あいつを忠臣だと信じていると、君の見識が疑われるぞ」とたしなめたのも判明している
なお、海外では不敗の元帥はダヴーではなくグーヴィオン=サン=シールを指すとのこと
ダヴーはロシア遠征の撤退時に失敗してる
ロシア遠征自体の失敗と撤退全体の損害の大きさからあんまり汚点としてアピールされてはいないが
殿だった時は後退が遅すぎて殿のネイの支援に回ったときは後退が早すぎてネイを置いていった
このあとハンブルクの守備隊に飛ばされてたのもこの失敗のため
ダヴーはハンブルグ防衛戦でも評判を落としているんだわ
足手まといと判断した市民を容赦なく追放した結果、行き倒れて餓死者や凍死者が続出した
追放した市民を受け入れた近隣都市にもペストをはじめとする疫病が大流行して壊滅的なダメージが出た
あまりの冷酷な処置に「ハンブルグのロベスピエール」「港湾に吠える獣」という物騒なあだ名がついた程だった
ランヌの奥方の歴史的評価ってどないなん?奥方復讐済ませたあと安息に暮らせたんけ?
>>946 史実のランヌ夫人は独占欲が強い性格でマリールイーズを囲い込む一方、全くの私利私欲からエルバ島行きを阻止した
後から来たナイペルクを嫌うあまり不仲になり、マリールイーズがナイペルクを選んだことから辞任してパリに帰っている
10代で父親を失った息子たちはみんな第二帝政で見事な政治家として活躍しているが
他の帝国貴族の子孫に比べると軍人になってない人数が多いのが母親の影響を感じなくもない
>>947 ナポレオンの裏切り者とかといった罵倒は受けていないのね
>>948 ランヌの遺品をことごとく売ってしまったので、伝記を書くのが大変だったと、ランヌの伝記作者がインタビューに答えていたような記憶がある
>>949 そもそも夫人がマリールイーズにどのような影響を与えたのか史実では全く不明だし
回顧録で一々意図を明らかにするような話ではない
>>950 いくらランヌが借金まみれといえ遺品を全部売り払うのは普通に考えたらあり得ないよな
外では素晴らしい軍人だけど家庭ではあまりいい父親じゃなかった可能性があったりして
外では女好きでドケチでクソ上司だけど家庭では妻子と婿のレイユにゲロ甘だったマッセナとは対照的に
この漫画のランヌ婦人はかなり作者流に脚色というか演出してるからな
まぁ個人としてはあまり出来た人間では無かったであろう事は伝わった逸話から察せられるが
>>945 後の大空襲と並ぶハンブルク史上の二大災厄
ジョミニは軍の指揮権を委ねられる人物として「マッセナ、スルト、ダヴー、イタリア副王(ウジェーヌ)、スーシェ、グーヴィオン=サン=シール、ウディノ」と挙げている
さすが一流の兵学者だけあってそうそうたる面子が挙がっているのだが、一人だけ浮いているのがいる
あまりに脳筋過ぎて皇帝をして「勇敢な男だが、脳みそが足りない。元帥にするべきではなかった」と言わしめて百日天下で仕官を拒絶されたウディノだ
ジョミニはなんでウディノを高く評価したんだろうか…
ルフェーブルよりは脳筋じゃない気もするし
皇帝の目線で求めるものと参謀が求めるものとは違うのでは
脳味噌足りないとか言ってるけど皇帝がそういう風にしたんだろ
俺の命令にしたがえばっかりで
ウジェーヌって100日天下のとき何していたんでしょ?
>>956 ルフェーブルは脳筋というよりは気分屋の狂戦士なんだよな
字がめちゃくちゃ汚くて内容が全く意味不明な殴り書きをベルティエ参謀総長に執拗に送り付ける奇行をしたかと思ったら
その数時間後には敵味方の状況を的確に分析して作戦について理論整然と述べる報告書をベルティエ参謀総長に報告して唸らせている
>>957 奥さんの実家に行って身動きとれなかったんじゃなかったっけ
>>956 作者もスペイン戦線あたりからイギリスの指導とナポレオンの指導を対比させてるよね
イギリス対フランスじゃなくてイギリス対ナポレオンなんだよな
イギリスはあくまで国家として戦っていたイメージ
ウジェーヌもネイと同じく撤退戦が上手いイメージ。ロシア遠征で活躍したそうだし。
作中ではウジェーヌと仲良くお茶を飲んでいたマクドナルだけど、史実ではウジェーヌを嫌っていたんだよな
回顧録に「ウジェーヌはヴァグラムで臆病者で役立たずだった。ヴァグラムの勝利は私の指揮のお陰だ」と書いている
ナポレオンはマクドナルの機動が巧みだったと誉めつつも、勝利の決定打になったのは別の要因だと言っている
・マクドナルの上官であるウジェーヌ副王の命令で実行された左翼の後方への移動
・皇帝副官ローリストン将軍率いる親衛砲兵隊の大砲100門による砲撃
・敵の左翼全体を迂回したダヴー元帥の軍団の移動
以上が勝利の決定打になったと断言している
マルモンといいデュポンといいローリストンといい…ナポを裏切るor嫌う奴に砲兵出身者多くない?
〇「裏切ってねえよ」
冗談はともかく計算高い奴ほど自己中のナポについてくメリットが
見出せなくなるのかもしれんw
エルバ島から戻った時に殆どの元帥が日和見したのが
金だけの関係だったっていう凄くドライな感じでよい
まあナポレオンに付いて行って失敗したら死が待ってるだろうし
日和見になるのは仕方無いと思う
やらかして冷遇されたにも関わらずナポレオンに帰順したブリュヌとジュールダンが色んな意味ですごい
二人ともナポレオンを力強く励ましたそうだし
ブリュヌもジュールダンも古参の共和派なんだから王政復古とは相性が悪すぎる
ナポレオンを支持した理由はカルノーとかシェイエスと同じ
マルモンですら地位捨てられんかったしな。ジュノーも生きていたら日和見したかな?
>>973 漫画のジュノーはついて行くだろうが史実はどうだろう
元帥にしてくれなかったし薬中だし晩年はやる気なかったんじゃないかな
ジュノーはそもそも元帥に選ばれるだけの戦功があったのか怪しくない?
言うほど金だけとか利益だけの関係だったという訳でもなく
状況的にやむを得ないって面も大きいと思うけど
節を通したダヴーなんかはともかくとして王に忠誠を誓って1年も経ってない状況で
ナポレオンから王に付いて今度はナポレオンにとかやったら節度無さすぎて
心情的に王よりナポレオンに組したくても躊躇する感覚があったとしてもおかしくない
そして歴史上で節度を考えなかった結果処刑されたネイのような元帥もいる訳で
スルトはルイ18世に仕えつつもその裏ではナポレオンと密かに連絡を取り合っていた
帰還したら必ずや帰順すると確約をする密書まで送っていたのも判明している
オージュローの変節っぷりがあまりにひどすぎてもうね
ナポレオンが退位したら…
「全フランスが排除したいと願っていた忌まわしき独裁者にして、軍人として死ぬことが出来なかった姑息な臆病者だ!」
↓
1年後、ナポレオンがエルバ島から脱出したら…
「皇帝は首都にいるぞ!戦勝の証たるその名前を聞くだけで、敵は駆逐されるだろう」
ただ、ナポレオンがネイを悪党の性格を帯びていると評価したのが気になるんだよな
>>981 原文は canaille だったと思う。「ごろつき」「下層民」のような意味もあるみたいだね
樽職人ってそんなに生まれが低いんか?オリキャラのビクトルはサンソン親方の助手だったから
一番最下層だと思うが
ネイの行動って主義とかをあまり感じさせないんで
"悪党の性質を帯びている"っていうのも何となく判る気がする
陰謀家とは別の意味で腹の底で何考えてるのかよく判らないというか
個人的な勇気に対する彼(ネイ)の名声は明らかでしたが、同時に、彼は参謀が戦術的なパターンに収まるのが難しいと感じた敏感で気まぐれな司令官としても知られていました。
ブリタニカを機械翻訳してみた
ネイの参謀長兼女房役としてジョミニが有名だけど、ジョミニは単なる副官の一人に過ぎないという説もあるんだよな
ネイの名声を高めたフリートラントの戦いにジョミニが同行して助言した形跡がないんだとか
ネイの側近として後にネイ軍団の参謀長になるベシェがいて、本当の女房役はそちらだといわれている
ベシェはネイに常に付き従って助言をする傍らネイ軍団の兵站管理から事務処理まで一手に引き受けていた
この事からネイはジョミニがいなくてもある程度は戦略や戦術を理解する知能があったのではともいわれている
ネイが、彼の極端な激しさを和らげる方法を知っている親密な秘書を持っていなかったら、彼の書簡は皇帝との関係を台無しにしたことでしょう。しかし、元帥は気性が激しいにもかかわらず、善良な心の持ち主であった。
ネイの副官を務めたフズンサック(でいいのかな フランス語の人名わからん)の回想録の機械翻訳
>>987 グールゴーに対して「あいつは狂人だ」と愚痴ってたから退位を強要された恨みもあったかも
ただモントロンとラスカーズの前では「彼の処刑は大きな損失だ」と嘆いていたんだよな
>退位を強要された恨み
といってもあの状況、退位するしかないよなぁ・・・・
ナポレオン自身がどう考えてたか
とにかくギリギリまで何とか巻き返そうとしてたみたいだし
ヤンキーなネイと紳士なべルナドットの関係が良い謎
っと思ったけどべルナドット紳士のイメージでもあの時代の将軍やるだけあって戦闘中は命知らずなことやっているし
怒ったときに剣抜いて啖呵切ることもあったみたいだしヤンキー魂もっていたか
ネイとダヴー 、ネイとグーヴィオン・サン=シールとの関係も謎
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