1970年代~1984年
高校時代に同人アニメ『スタージャッジ』を制作
高校卒業後に松田一輝のアシスタントになる
1983年10月に月刊少年チャンピオンでの読み切り作品『魔夏の戦士』でデビュー
その後もチャンピオンで4作ほど読み切りを描く
1985年
2月に学研のSFアニメディアでマップスを描くが編集の連絡ミスから読み切りのつもりで描いたそうだ
3月に月刊少年チャンピオンで本人的には最初の連載作品のつもりだったビメイダーを連載開始するが
4話で打ち切られてしまう。一方で読み切りのつもりで描いたはずが連載することになってしまい
せっかくSFを描ける機会だからと好き勝手に描いたマップスはOVA化の話が来るほどの人気作品となる
1986年~1988年
マップスも最初は掲載誌が不定期刊行でいつ潰れるかもわからない状況だったため
一話完結の話が中心だったが86年に掲載誌がコミックノーラとして隔月化すると
ようやく続き物の話ができるようになりノーラの看板作品としての地位を確立していく
88年にはコミックノーラは月刊化されている
1989年~1990年
89年から荒巻義雄の小説『猿飛佐助』シリーズの挿絵を担当、これが角川での初仕事となる
年末にはコミックノーラのもう一つの看板作品『おざなりダンジョン』の作者で
『Gの影忍』を描いていたこやま基夫にさそわれてサイバーコミックスの忘年会に参加
そこで編集にガンダム作品を描かないかと誘われ90年には逆襲のギガンティスを描く事に
1991年
1月にCOMICクラフトで童羅を連載開始するものの1話が載ったところで掲載誌が休刊
この時すでに3話まで描きためてしまっていた
5月に追加でもう一冊出た時に2話が掲載されたが3話は後に単行本化されるまで未掲載のままだった
(92年にNewCOMICクラフトが出た時に3話掲載と完結編執筆の依頼はあったがページ数的に無理だった)
1992年
角川の月刊ニュータイプの別冊付録、コミックGENKiでメデューサブレードを隔月で短期連載
その最中に角川お家騒動が起きコミックコンプの編集者と漫画家が他社に移籍、新雑誌を創刊する
12月にはホビージャパンのコミックマスターエクストラでサン・ド・ホリー西へ!を隔月で連載
翌年にはマップス、ダイソードと3作品同時連載をしている
1993年
連載作品がほとんど無くなったコミックコンプだが代わりに集めた漫画家は新人だらけ
困り果てた編集はライバル雑誌であるコミックノーラの看板作家で
ニュータイプで連載していた長谷川裕一に何でも好きに描いていいから、と連載を依頼
長谷川裕一は他所でなかなか企画が通らずにいたダイソードを連載した
1994年
その後結局どうにもならずコミックコンプを終了させて新雑誌を立ち上げることになり
1月には少年キッズという新雑誌の試作品的なものが作られた
その際井上伸一郎(現KADOKAWA代表取締役)が長谷川に依頼したのが
当時放送中だったVガンダムの外伝だった
Vガンダム外伝の出来が良かったのでこれはいけると判断されたのだろう、井上伸一郎は
当時Vガンダムの製作中から心身を病んでいたという富野監督に漫画原作の話を持っていきOKをもらう
8月にコミックコンプは休刊となったが10月には後継誌として少年エースが創刊され
そこでクロスボーンガンダムの連載が開始された。それと同時にノーラではマップスが完結している
コミックコンプ休刊とともに中断したダイ・ソードはコミックノーラ、コミックコンプの
ライバル雑誌であった徳間書店の少年キャプテンに移籍、12月に轟世剣ダイ・ソードとして連載再開
編集部のゴタゴタで死に体となったコミックコンプのピンチヒッターというヤバい案件を引き受けて
描きたいものを描いて後に大きく評価されるガンダム関係の仕事をゲットするという最良の結果を得る
1995年
当時放送中だった飛べ!イサミの漫画版を執筆開始
月一冊ペースで全編描き下ろし単行本を10冊出すというこれまたヤバすぎる案件だったが
長谷川裕一はクロスボーンガンダムとダイソードを連載しつつこなしている
このNHK出版での仕事も後に大きく評価されるすごい科学で守りますシリーズに繋がることになる
1996年
クロスボーンガンダムとダイソードを連載しつつイサミ全10巻を描き切った翌月には
イサミメモリアルで番外編120ページ描いて翌月にはマップス番外編48ページを執筆
さらにその後ぐらいにすごい科学で守ります!の最初のトークショーを行っている
ダイソードを6巻分まで連載したあたりでキャプテン編集部から他所から移ってきた話は
早めに終わらせて新作を描いてほしい、と言われてイサミを完結させた後で余裕があった長谷川は
じゃあ7巻は3カ月ぐらいで全編描き下ろしますと言って快諾され8月に連載を終了して
7巻の描き下ろしに取り掛かり12月には7巻が刊行された
1997年
だがダイソード7巻が出た翌月に少年キャプテンは唐突に休刊
普通に連載していたら最終回目前で続きが出なくなるところだった
1月にクロスボーンガンダムを描き終えた長谷川裕一は
マップス外伝の短期連載をしつつイサミの続編の全編描き下ろし単行本を3カ月連続刊行した
抱えてたシリーズが一度に終わってしまい若干燃え尽き症候群になっていた中で
衝動に任せて描いたという忍闘炎伝は作者曰く
「ちょっと脱がせ過ぎたけど案外自分が本当に描きたかったのはこんな作品だったのでは?」
10月にはエースダッシュでダンクーガBURNの隔月連載も開始
1998年~1999年
2作品連載しつつスーパー戦隊シリーズのSF考証本、すごい科学で守ります!を刊行
特撮ファンから好評を博するが連載の方はコミックノーラとエースダッシュの相次ぐ休刊で
連載作品がなくなってしまう。その後ヤングキングアワーズでの聖忍者伝は軌道に乗らなかったが
マガジンZでのクロノアイズは人気作品となる
2000年~2004年
もっとすごい科学で守ります!、クロノアイズで相次いで星雲賞を受賞、
スーパーロボット大戦αの前日譚となる竜が滅ぶ日の執筆や
Gジェネレーション、スーパーロボット大戦へのクロスボーンガンダム参戦で知名度が上がり
ビクトリーファイブ、クロスボーンガンダム外伝、鉄人28号皇帝の紋章などロボット物の仕事が増える
2005年~2009年
05年はマーメイドヘブン、ゼータガンダムハーフぐらいしか漫画の仕事がなかったが
その後は鋼鉄の7人、ジョニーライデン、マップスネクストシートとガンダム系や続編物の仕事が続く
他にはヒーロークロスラインでのMEAN遥かなる歌(作画:栗原一実)の原作、スタジオ秘密基地劇場なども
MEANはヒーロークロスラインの終了で未完となったが後に同人誌で完結編が描かれた
2010年~2014年
10年にはビクトリーファイブの続編となるゴッドバード、11年にはクロスボーンガンダムゴーストと
続編物の長期連載が中心になる。
11年ごろに原作を務めた、まんがのCOCOはキケンなつぼみ!(作画:栗原一実)は
出版社側のゴタゴタのあおりで打ち切られ3巻分が未単行本化となったが後に電子書籍で発売されている
2015年~2020年
ゴッドバード完結以降は50代という年齢もありクロスボーンガンダムシリーズに専念し
執筆量の安定に努め、月47ページ前後のペースを維持している
16年3月にはクロスボーンガンダムゴーストを完結させ7月からクロスボーンガンダムDUSTを開始、
18年から2年ほど息抜き的に月6ページ程度の猫4コマFU(フウ)を描いている
2021年〜2022年
クロスボーンガンダムダスト完結から5カ月ほど間をおいてクロスボーンガンダムX-11を開始
翌月からの久々のオリジナル作品となるマン・バイトとの同時連載のために
空白期間中にかなり描きためていたらしい
22年6月にはX-11終了、10月にはクロスボーンガンダムLOVE&PIECEを開始している
>>1乙でごんす。
ほしゅる間もなく保守終わってたorz
保守埋めはテンプレ化してもいい完成度!! イサミは刊行ペースもあってか絵の簡略化がスゴかった
サイン会でミイラ男(イサミパパ)描いてもらった思い出
ハイスピードジェシーはいちおう別名義か
ちょい訂正、ダイソードの少年キャプテンでの連載期間は94年11月から96年7月だったみたい
ひと月ずれてたわ
あと少年キャプテンの休刊も96年12月かな。ダイソード7巻出た直後の12月26日に出たらしい2月号に
『次号 3月号 は1月25日(土)発売だ!!』と書いてあったのに出なかったっていう
いい漫画揃ってたのになぁ
突然消えてマジ焦ったぞアレ
こうしてみると俺が長谷川裕一作品にはまったのは1997~1998年頃か
もともとガンダムでは珍しいハッピーエンドなF91が好きで、たまたま立ち読みできる本屋でクロスボーンの単行本見てたらベラ・ロナがシーブックって叫んでるシーンがあって「クロスボーンガンダムってF91の続編なのか!」ってその場で全巻購入
あの原作者相手に見事熱血少年漫画的ハッピーエンドにしてのけた手腕に惚れ込んで全作品買い始めた
もう四半世紀前の話になるのか…
オークションと古本屋駆使して全作品紙本で揃えられる結構ギリギリのタイミングだったと思う
あの原作者が提示してよこした初期案みると「うわぁ……」ってなるよね……
F91本編がハッピーエンドだと思ってる人にはマジ見せられないレベルのアレ
マジ長谷川さん頑張った
>>30
「あの原作者が提示した原案」って知らない
教えて よくよく調べてみるとメデューサブレードが載ってたコミックGENKiは最初はニュータイプの付録だったけど
89年あたりからニュータイプ増刊として不定期刊行されてて91年6月から隔月化してコンプ休刊と同じ94年8月に休刊してるな
>>31
クロスボーンガンダムメカニック設定集に富野監督のクロスボーンガンダムの原案が載ってるよ
トビアがいなくてイドモン・バローっていう木星のパイロットがいる
舞台設定は大体同じだけどストーリーはほとんど別物だな ビメイダーPの月刊少年チャンピオンでの連載期間が85年3~6月号だと確認、連載開始は2月だった
SFアニメディア創刊号もアニメディア2月号増刊ということで85年1月発売だった可能性が高そう
>>33
ありがとう
メカニック設定集は買ってあったのでトミノメモ見た
思った以上に富野小説にありがちなベトついたイヤらしい男女間の情念満載のプロットだった
ベラはザビーネに寝取られているって書いてないか?
…よくこれを熱血少年漫画に昇華させたよなぁ キンケドゥがテテニスに浮気するとかなw
ドレルがシェリーと男女の仲になってるってのはそのうちどっかで拾われそうな設定かも
電子書籍でX-11の内容加えた増補改訂版が出てるな
というか、トビアがいねぇ>原案
トビアがやってた事の大半をキンケドゥにやらせようとしてたから普通におかしくなるという
実際、そこでセカンド主人公作ろうって発想が出たのも
ソレを原作者相手に押し通せたのもすごいと思うわ
そういう感じか
それをボーイミーツガールのジョブナイルみたいにもってけたのは
すげーなw
失敗
>>38
富野原案のままだったらキンケドゥはどんなキャラになっていたんだろうな?
あまり深いことを考えず惚れた女の手助けをしていて
他人の思惑でお膳立てされた機会にザビーネを討って
過去の男との関係を隠したままのベラと地球に向かう
…なんか道化者っぽく感じちゃうなぁ…
長谷川裕一がトビアと頼れる兄貴キンケドゥってダブル主人公にした結果、クロスポーンは30年近く続くガンダムシリーズでも屈指の長寿シリーズになった訳だ
あとはアニメ化だけだな スパロボでは勝平ちゃんがトビアやってるけど、そろそろ年齢的にヤバいからアニメ化はよって、シーブック…🥺
まあ梁田清之までもお亡くなりになっとるし
もしアニメ化する時があったら一新しかあるまい
一部だけオリジナル残すのが一番悪手なんよな…
キンケドゥは指紋書き換えたりしてたくらいだから少しくらいなら声も変わっていても…許せるかな?
シーブックらしさが感じられたりすれば納得できるかも
キンケドゥだけではなくザビーネの声優さんも亡くなっているのか
2人とも早すぎる…
もっともF91が30年以上も前だもんな…
アニメ化の話ってなんにもないのかな?展開に
ダイ大だって、元の世界観とは別物のテイストになっても
それなりにヒットしたんだから
クロボンも本来のガンダムとは違うけど
受けそうな気がするけどねえ
マップス15巻は初出が93年7月号~94年1月号となってて収録されてるのが6話だから
どっかで休載したのかと思ってたが『乱戦』の前半32ページが10月号掲載分で
後半20ページが11月号掲載分ということのようだ
それと最終巻は加筆が多くインターミッション1~3は単行本化の際の加筆
その流れで『終幕』でリプミラがブゥアーを作った種族のデータと対話するシーンもたぶん加筆
あとは最終話にも加筆があるようだ。冒頭のデニーとレニーのシーンだろうか?
やっちまった
ダムエース狩ってきたらカラス先生の話終わって次の話になってた
普段買わない雑誌だとやらかすなー
そして、今月号
「一体どのくらいあんだよクロスボーンガンダムぅ!」て
色々思うトコあんだろうなぁ……
X-13を(横流し出来るくらい)地球で量産してたという事なので、今後量産型F91位にはカジュアルに出せるという事だなw
表立って使うと連邦に接収される恐れが有るので旧式機のガワを被せてそうw
ダインの死の瞬間が単行本化で描き直されたのだけが唯一残念
>>54
え?最初はどんなだったの?
お前は…嫌いだッ
しか知らないよ。 >>51
「クロスボーン」を「RX-78」に置き換えても当て嵌まるな、今ならw 変わってるとか変更されてるとかは
なるべく詳細をつけて書いてくれ
もうどうやったって調べようない作品なんだから
マップスの最後らへんの加筆調べるためにまんだらけ通販で売ってた当時のノーラを3冊ほど注文したんで届いたら詳細書くわ
届いたんでマップスのラスト3話の加筆詳細
『終幕』
この間の8ページが加筆分
『暁に天使は眠らずに……』
全体的に10ページ加筆
加筆部分は雑誌掲載時だとだいたいこんな感じだった
スターティアも通用しないのか、のページは最後のコマ以外は修正されてる
『そして風は翼に乗り、翼は……』
最初のデニー号とレニー号が惑星に向かう1ページと
最後のgood byの見開き2ページの計3ページ加筆
雑誌掲載時は最後の宇宙を飛ぶリプミラ号の見開きの次のページには作者のコメントが載っていた
ご苦労様
ところで、読んでる時はいきおい気にならないけど
最後のブゥアーってどういう根拠のどういうスピードで
移動してんだろうね?
まあ、銀河レベルまで膨らんだ時も同じだけどw
あとは『暁に天使は眠らずに……』 のリプミラのセリフが変更されてる
「わたしに対する憎しみと怒り…………それが
傀儡であろうとし続けた……おまえが手にした――
たった一つの心……〝命〟だよ
ラドウ」
雑誌掲載時
「……最後に一つだけ……手に入れたな ラドウ……
わたしへ向けた怒りと憎しみ……
それだけが……傀儡であろうとした おまえの
ただ一つの心だ……」
後はwiki情報だとインターミッション1~3が加筆
雑誌掲載時はちょっと突き放したような感じ あれ…?
ダインの話しじゃなかった?ラドウの間違えだったのかな?
新展開が、唐突に北海道から始まるのは
バビル二世(アニメ)のオマージュだろか?
ギュウたん!!ベビーメトロイドみたいな別れは勘弁だぜ….
ツインテちゃん生きてたのは良かったけどカチューシャメガネちゃんの方はダメだったか……
フィリピンのボルテスV、ドラマでやるんだったらボルテスⅦぽい強化パーツ出てこないかなあ
長谷川漫画までフィリピンに周知されてるとは思い難いw
少年キャプテンにダイ・ソード連載から長谷川作品追い始めた新入りにわかだけど作品数が多すぎて骨が折れるよ…
20世紀終わり、クロノアイズ辺りから追い始めた俺からすれば先輩だな
ワイド版ダイソードは古本屋で揃えるまでに少し難儀したけど、それ以外の紙本集めにはそんな苦労しなかったけどなぁ
古本屋とYahooオークションを利用したのはワイド版ダイソードとイサミ、ビメイダーP、ノーラワイド版「マップス長谷川裕一の世界」くらいで後は大概リアル本屋で揃えられたよ
無印クロボンからの新参者だわ
それまで作者の事を全く知らなかった
マップスのコミックスの扉柄だけ見てエロマンガ家かと思ってた
スーパー長谷川大戦みたいなのは
同人誌だけだっけ?
いや、そもそものスーパー○○大戦がそういうもんやんw
なんか有能な編集とか会社とかあったら
一般流通の書籍化とかしとらんかな?と思ってさ
今は再販繰り返してなかったっけ?
一次再販の時にどこぞのショップ通販で買ったが
とらのあなで買ったな、長谷川大戦と童羅。もう5~6年以上は前だが。
一応ロボットに限るなら商業でも出してるけどね>スパロボ風
第二次スパロボαの時にクロボン無印買って続編出るたびに買ってたなあ
V外伝新装版かゴースト2巻のあたりで続編始まってるのに気づいてジョニー出てたの知って買って
4巻のファントム再起動でドハマりして過去作一気に買いそろえた
タイミングが良かったのかアマゾンに全部売ってたしな
>>77
モノ見てみたら日焼け具合とかコンディションがなんとなく古本っぽいな
なんか古本屋みたいな臭いするし
レシートでも挟んでおけばよかった