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【ガスト総合】アトリエロSS・part4


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1 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 14:25 ID:2wChmLr/
マリー、エリー、リリー、ついでにミリー(ばい○ァミ通漫画)もよろしゅう。
ユーディーやヴィオラート、イリスはもちろんのこと。

でもそれだけじゃありません。
なぜなら、ここは ガ ス ト 総 合 スレなのですから。

前スレ
【ガスト総合】アトリエロSS・part3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070740940/l50

過去スレ

アトリエロSS・part2.5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1046/10463/1046342179.html
アトリエロSS・part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10457/1045756168.html
ユーディーのアトリエロSS
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10255/1025550374.html

2 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 14:43 ID:VNkY27eG
2ならフラム買ってくる。

3 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 15:19 ID:FrgpDRg+
3なら液化溶剤作る。

4 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 16:11 ID:x4XMLwdq
4みたいだから、生きているほうきで○○○しましょうw

5 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 16:16 ID:2wChmLr/
5

ひたすらイリスSSが投下されるのを待つ日々──。

6 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 16:25 ID:FrgpDRg+
6記念にロクフォゲルの枯れ木にヘルミーナのおしっこをかけて元気にします。

7 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 21:31 ID:sVMi0tW/
漏れはルイーゼたんレイープをひたすら待ち続けてます

8 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 21:53 ID:k2OYDMcB
保守しながらUDたん(;´Д`)ハァハァ

こっそりクレインにも(;゚∀゚)=3ハァハァ

9 :名無しさん@ピンキー:04/07/15 23:35 ID:Ib7kvP5Y
即死回避保守しつつどうしてもブリギットたんに(;´Д`)ハァハァ

10 :名無しさん@ピンキー:04/07/16 00:07 ID:Fo+oM300
うはwwwおkwwww
>>1おtwwww

11 :名無しさん@ピンキー:04/07/16 00:12 ID:R9u/b/i4
>>1
乙!

12 :ゴーヤ:04/07/16 02:47 ID:rg6mWf4d
ノルディスってかわいいと思う、
私アイゼルはそう思う。

あれは最近の事だった、10月の討伐隊が出発する少し前の事、
私はエリーとノルディスと一緒に少し遠方へ採取に出かける事にした。
さて、出発だ、という所で門に見慣れた人影が立っていた、
ダグラスだった、彼とはエリーと採取の際よく護衛に付いてきてもらっている、
最初は乱暴者という印象があってよくは思っていなかったけれど、
付き合ってみると意外といい人だった、
直情的なのは照れを隠すためという、なんともかわいい人だった、
そんなこともあって、今は彼の事は友人としては好ましく思っている、
エリーと付き合っていることも知っている。

それで話を戻して、ダグラスはいつもの鎧姿で足元に大きな荷物を持っていた、
「あれー、ダグラス、こんな所で何をしているの?」
エリーが無邪気に声を掛けた、
ダグラスは「やれやれ」と言わんばかりの目で、
「お前らを待っていたんだよ」
と答えた。
「お前らだけじゃ危なっかしい、俺もついて行ってやるから感謝しろよ」
そう言いながら足元の荷物を肩に背負った。
「ダグラスさん」
そこにノルディスが一歩前に出た、明らかに敵意剥き出しで。
「申し出は有難いのですが結構です」
「ほう?」
口元には明らかに馬鹿にするような笑みが浮かんでいた。

13 :ゴーヤ:04/07/16 02:50 ID:rg6mWf4d
「もう討伐隊も出ますし、僕たちも最近は実力がついてきています、
 だから護衛は必要ありません」
「はははっ!」
髪をかきあげながら大声で笑った、
「何がおかしいのですか!?」
その態度にノルディスは怒りを表に出していた。
その様子を見ても相変わらず馬鹿にしたような笑みを浮かべて、
「お前な、騎士隊がそんなに完璧なものだと思っているのか?
 人間のやる事だ、絶対なんかそれこそ絶対無い、
 それは錬金術をやってるお前が一番よくわかっているだろ?」
と言った、ノルディスは見に覚えがあるのか何も言い返せない、
最近あれだけ繰り返し、完璧だと言っていた調合を失敗したと言っていた覚えがある。
そこにダグラスは更に続けた、
「それにな、魔法が効かない相手が居たらどうするんだ?
 逃げるのか?お前らは毎回化け物よりに速く走って絶対逃げ切れる自信があるのか?」
「じゃあ、ダグラスさんは確実にそいつらを倒せる自信があるのですか!?」
突っかかるノルディスにほぅ、といかにも困ったようにため息をついた。
「去年の年末の俺の活躍をお前は知らないのか?」
そうだった、ダグラスはエンデルク隊長を倒し念願の武闘大会の優勝を果たしたのだった、
火竜を倒したというエンデルク隊長を倒したのだから実力はそれ以上だろう、
それに最近ダグラスは海竜も倒したと言っていた、
実質ザールブルグ最強と言っても過言ではない、
その自信は実力に裏付けされたものであるのだから。
今度こそ本当に何も言い返せないノルディスの肩をポン、と叩き、
「市民を守るのも俺たちの仕事だ、気にすんな」
と勝ち誇るように言った。

14 :ゴーヤ:04/07/16 02:51 ID:rg6mWf4d
そしてダグラスが一行に加わったまま採取に出かけた、
ダグラスの言う通り討伐隊にも穴があった、
結構な数で襲い掛かってくる敵に私たちは魔法で応戦したがイマイチ効果は感じられない、
ダグラスはそんな私たちを尻目に次々と敵を仕留めていった、
敵は全滅したと思い肩の力を抜いた瞬間隠れていた敵が私に襲い掛かってきた、
避けられない!そう思いぎゅっと目をつぶったが一向にその瞬間は訪れなかった。
不思議に思い目を開けると私の前に誰かが立っていた、
ダグラスだった、
「ボサッとしてんじゃねえ!」
そう叫びながら敵を切り捨てた、
「最後の瞬間まで気を抜くな!」
振り向いて怒鳴るダグラスの肩からは血が流れていた、
「ごめんなさい…」
そう呟く事しか私は出来なかった。
エリーは傷に気付き「大した事ねぇよ」というダグラスを無視して無理矢理傷薬を塗りこんでいた。
ノルディスは忌々しげな顔をしてダグラスを見ていた。

そして採取は終わり無事にザールブルグに戻ってきた、
未だ元気なエリーはダグラスを引きずっていった、
ダグラスは助けを求めるような視線をしていたが無視する事にした。
ノルディスは採取の間終始不機嫌だった、
「送るよ」と言い、寮に向かっている間も不機嫌そうだった。
私の部屋に付き「お茶でも飲んでいく?」
と聞くと、無言で頷いた。

15 :ゴーヤ:04/07/16 02:52 ID:rg6mWf4d
お茶の用意をしながら不機嫌な理由を考えた、
理由は間違いなくダグラスの事だろう、
せっかくの採取に無理矢理付いて来ておいしい場面を見事に掻っ攫われた、
だからあんなに不機嫌なんだろう、
困った…、ノルディスはかわい過ぎる、
あれは嫉妬だ良い格好を見せられず、他の男に持っていかれて、
私がそっちに気が行ってしまうのではないかと恐れているに違いない。
ダグラスはエリーと付き合っているのは知っているはずなのに、
それでも不安らしい。
そんな事を恐れなくても私はノルディスが一番なのに、
言葉にして伝えた事もあるのに、
それでも不安らしい。
仕方ないな…、今日はノルディスの好きにさせてあげることにする。
こんな時はいつもは優しいノルディスも少し乱暴になる、
でも理由がわかっているので、それがたまらなくかわいく思えるので、
今日も私はされるがままにしよう。
…明日の朝は起きるのが大変辛いだろう。

16 :ゴーヤ:04/07/16 02:59 ID:rg6mWf4d
>>729さんがせっかく続きを書いてくれているのに
何かあてつけみたいになってしまったかな…

とりあえずタイトルは「アイゼルの独白」
前のは「エリーの独白」
次回最終回「野郎達の独白」
複数形なのになんで独白なんだ、
なんてつっこみはご勘弁を

17 :名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:18 ID:l23F9ELo
>>16
複数形なのに、なんで独白なんだ?

18 :名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:19 ID:l23F9ELo
IDがエロだヽ(´ー`)ノ

19 :名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:21 ID:l23F9ELo
>>17-18
見てて虚しくなってきた
〇| ̄|_

20 :名無しさん@ピンキー:04/07/16 14:05 ID:OuzIha1z
いきろ

21 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 00:06 ID:G03SRDEH
>1さんスレ立て乙!

追加
2chエロパロ板SS保管庫(ゲームの部屋その4に、ガストスレが保管されています)
http://sslibrary.gozaru.jp/

>17-19
藻前さん面白いな(w

22 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 00:26 ID:d1waswh+
UDキボン。

23 :名無しさん@ピンキー :04/07/17 00:45 ID:JEXLM+3Q
ルイーゼさんキボン
つーか、このひとのエロSSってなんで少ないのカナー?

24 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 12:09 ID:atjG0Jvx
胴衣
あの顔、あのキャラ、あの乳房はかなり萌え度が高い

25 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 12:40 ID:Y94ljdET
イラネ

26 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:24 ID:qn6Rx+YV
イリスのアトリエSSの需要ってある?あるんならがんばるけど・・・

27 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:33 ID:7aifN5tv
あるよ(´・ω・)/

28 :名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:45 ID:Z8qejLyX
ノシ 待ってるよ。


29 :名無しさん@ピンキー:04/07/18 00:21 ID:Y5b8h3eT

期待してます。

30 :名無しさん@ピンキー:04/07/18 02:01 ID:+yNO4aFn
ノシ
がんばって!

31 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 04:59 ID:pQFl76/D
投下させていただきます


ウルリッヒ×リリー (1/10)


 その日、リリーはウルリッヒ副騎士団長に与えられた、小さな一軒家を一人で訪ねた。
 普段は子供たちや冒険仲間に囲まれているリリーが、こうやってウルリッヒの元へ一人で訪れることになったのには理由がある。
 以前、ウルリッヒは、リリーの工房を訪ねた際に彼女が作ったという菓子と茶をご馳走になった。
 既に彼女に心惹かれていたウルリッヒとしては、意中の彼女が作った菓子を口に出来たことはとても嬉しいことであったし、
彼女が淹れてくれたお茶を飲み彼女と言葉を交わした時間は心安らぐものでもあった。
 だから、そんな気持ちにさせてくれたリリーに対して、ウルリッヒとしては単に礼をしたかっただけなのだ。
 そして、今まで特に女性に関して無頓着で過ごして来たからこそ、その礼の範囲が良く分からなかっただけだ。
 手作りの菓子とお茶の礼に。と記したカードを付けてウルリッヒがリリーの工房に自分で届けたものは、
セットでいくらと値をつけることすら憚られるような、豪華ではあるが派手ではない洗練されたティーセットだった。
 王宮でも見かけることの無いようなそのティーセットを見て、リリーは明らかに動揺していた。
 だからウルリッヒは、それをリリーの工房に届けた際、彼女から何か言葉が発せられる前に工房を後にしたのだ。
それは、彼女がそこまで驚いた顔をするとも思ってみなかったし、
あの様子では自分が彼女に捧げた品が巡り巡って戻って来てしまう危険性を感じたからだ。
 それから数日は、特に何も変わらない日々が過ぎた。最初は、微妙な顔をしたリリーのことが気にかかっていたウルリッヒだったが、
毎日の生活に終われ、その気がかりはどんどんと小さなものになって行っていた。
 ところが、明日は久々の休日だという今夜、体を休めていたウルリッヒのところに、リリーが一人で現れたのだ。


32 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:00 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (2/10)

「あんな高価なもの、頂くわけには行きません」
 どうやってウルリッヒの屋敷を知ったのか、リリーは部屋に通されると開口一番、そう言ってウルリッヒを睨みつけた。
「君が淹れてくれたお茶が美味しかったから、その礼だと思ってくれればいい」
ウルリッヒが答えると、リリーは唇を尖らせる。
「思えるわけありません! あたしだって分かります! あのティーセットとあたしのお菓子なんて、比べること自体が間違ってるんですからっ」
 リリーは、かなり昂ぶっているようだった。言っているうちにどんどんと声が甲高くなっている。
 だが、彼女がどうしてそんなに怒っているのか、ウルリッヒは理解することが出来ない。
自分は、彼女にあの品物を使ってもらいたいと思っただけなのに、という気持ちは、彼女の前にティーセットを差し出した瞬間からずっと、ウルリッヒの心に燻っている。
「あたし、あんな高価な品、いただけません。……お礼だって出来ないし」
 黙ったままのウルリッヒを前に、リリーは言いたいことだけを言うと、
足元に置いたバスケットを机の上に置いた。中が見えないようにかぶせられていた布を上げると、そこにはウルリッヒが届けたティーセットがある。
「だから、お返しします。もう絶対に、こういうことはなさらないで下さい!」
 そう言われた瞬間に、ウルリッヒの中で何かが壊れた。


33 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:01 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (3/10)

「きゃっ!」
 リリーの口から短い叫びが上がったが、それを気にすることなくウルリッヒはリリーの手首を掴んで、足早に歩き出した。
そして、もつれる足のまま自分に引きずられているリリーを連れて、寝室の扉を開ける。
 白いシーツに覆われたベッドの他には何も無いこの部屋に入った瞬間、リリーの体が強張ったことは掴んでいる手首から分かった。
だが、ウルリッヒは躊躇することなくリリーをベッドの上に投げ出した。
「ウルリッヒ様っ?」
 スプリングのきいたベッドの上で、リリーの体は軽く弾んだ。その目は、怯えの色をもってウルリッヒを見上げている。
 まさかこんな風に彼女と向き合うことになるなんて。
 と、心のどこかが言っている気がしたが、ウルリッヒはそれを無視してベッドの上で身動きすら取ることを忘れているリリーにのしかかる。
「そんなに礼がしたいなら、これでいい」
 これでリリーとはおしまいだ。
 このまま進んでしまえば、彼女が自分を頼ることの出来る存在として見ることは無くなり、彼女との交流も断たれることになるだろう。
そう思ったが、だからと言ってウルリッヒはここで止めてしまう気は無かった。
 ティーセットを拒否された瞬間、自分さえも彼女から拒否されてしまったかのように、ウルリッヒは錯覚していた。
 拒否されてしまっているのなら、何をしても同じだ。
 目を開いたままのリリーの唇をウルリッヒは強引に奪う。
リリーは勿論抵抗したが、普段から鍛え上げているウルリッヒには、リリーの抵抗など抵抗のうちに入らない。
 どうしてこんなことになってしまったのだろうか。
 原因は全て自分であるというのに、彼女を責めてしまう自分を心の中で罵りながら、ウルリッヒはリリーの唇を貪った。
 彼女の力が抜けるまで。丹念に。丁寧に。


34 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:02 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (4/10)

「ウルリッヒ様……」
 時間にしては長いものでは無かったと思う。しかし、リリーの唇を解放するまでの時間は、ウルリッヒには途方も無く長いものである気がした。
自分にこんなことをされて、苦しいのはリリーの方だというのは分かっているのに、自分が情けなくて仕方無かった。
「……すまない」
 潤んだ目で自分を見上げるリリーに告げると、ウルリッヒはうな垂れた。
 普段、厳格な騎士団に属している自分が、こんな風に若い娘の前でうな垂れ居ているなどと誰が信じるだろう。
それ以上に、リリーを無理に自分の物にしようとした自分への自己嫌悪が心を蝕む。
いてもたってもいられないというのに、何をすべきかの判断すらつかない。それがもどかしく、情けなくもあった。
 すると、リリーの柔らかな手が頬に触れた。
「あたし、ウルリッヒ様のこと……。嫌いだからあんなこと言ったんじゃないよ?」
 ウルリッヒが視線を持ち上げると、体を起こしたリリーは真っ直ぐにウルリッヒを見ていた。
「むしろ好きだから。好きだから。好きだから、お礼も出来ないようなもの貰っちゃって……、どうしていいのか分からなくて……」
 言っているうちに感極まったのか、リリーは涙ぐんでいた。その可憐な様にウルリッヒの目は奪われる。
「もう一度言ってくれないか」
 掠れる声で求めてしまうのは、自分がずるいからなのか。
 ウルリッヒの願いに、リリーは素直に答えていた。
「ウルリッヒ様が好きなの」


35 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:03 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (5/10)

 ウルリッヒはリリーの顎に手を添えると、彼女の唇に自分の唇を重ねた。
 重ねるだけの口づけに、リリーは大人しく瞳を閉じる。
 ウルリッヒの唇はひんやりと冷たくて、それが心地良かった。
 二度、三度と繰り返していくうちに、だんだんと頭の芯が熱くなって来る。
 彼はどんな風に感じてこのくちづけを与えているのだろうか。
 リリーの頭にそんな疑問が頭に浮かんで、閉じていた目を開けようとした瞬間、リリーの唇をこじ開けてウルリッヒの舌が忍び込んできた。
 ぬるり。とした感触に、リリーの背に自分でも理解出来ない感覚が走る。
ウルリッヒは、そんなリリーの様子に気付いているのかいないのか、的確な角度でリリーの口腔を自らの舌で辿る。
舌先をくすぐるように撫でられて、ためいきが出てしまいそうになった瞬間、舌をそっと甘噛みされる。
かと思えば、敏感になっている上あごあたりを撫でられ快感に溺れそうになるというのに、落ちる前にウルリッヒの舌は別の部分をくすぐっている。
 淡白に見える彼が、こんな口づけをするなんて……。リリーはそう思いながら、漏れてしまいそうな喘ぎを抑えながら、必死で彼の口づけに応えていた。
「んぁっ……っ」
 まるで追い詰めるような口付けから解放されると、リリーの口からは抑えていた喘ぎが漏れていた。
自分の声ではないかのような甘い声に、リリーが口に手をあてると、ウルリッヒの手がそれを追いかけて来て剥がしてしまう。
「あっ、いやっ」
「駄目だ。君の声を聞きたいんだ」
 そう告げるウルリッヒには、リリーの羞恥心を理解する気は全く無いらしい。
彼はリリーをじっと見つめながら、低く確かな声でそう告げる。そして、リリーの胸の下で結ばれている組み紐に指をかけた。

36 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:05 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (6/10)

「あ……、やっぱり……」
 ウルリッヒの大きな手が組み紐にかかった瞬間、リリーの口からはその言葉が漏れていた。
 どうしてこんな風になってしまったのか分からない。このまま進んでもいいのか分からない。
 短い言葉ではあったけれど、リリーの胸中を伝えるのには事足りる訴えであったが、ウルリッヒは応じる気は無かった。
こんな状態の彼女を目の前にして、これから先に進まない男がいるのだろうかと、ウルリッヒでさえそう思う。
彼にそう思わせるだけの艶やかな魅力が、今のリリーには存在していた。
 組み紐を解くと、白いシャツに包まれた柔らかな胸が零れた。
見ただけで豊満であると訴えていたリリーの胸は、横になっているというのに脇に流れることも無くこんもりと盛り上がっている。
その胸に顔を埋めると、ウルリッヒは丁寧にシャツの釦を外した。
一つ外すごとに、リリーは大きくためいきをつく。それがいとおしくて、ウルリッヒはことさらゆっくりとボタンを弄った。
 長い時間をかけて素肌に触れると、ウルリッヒはそれに唇を擦りつける。
 普段は空気に触れない胸の下の柔らかい部分に鼻を寄せると、リリーの香りがする。
そっと噛みつけば、リリーの体は面白いほどに反応した。
わざと触れないでいる胸の頂点にある飾りは、予想通り淡い色をしている。
白い胸に浮かぶ尖りを見つめながら、ウルリッヒはリリーの胸を愛撫し、空いている手では下半身を包む着衣を取り払う準備をする。

37 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:07 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (7/10)

「んんっ」
 最初は声を抑えようとしていたリリーから、少しではあるが甘い声が上がり始めていた。
それは、ウルリッヒが胸の頂点に唇を進めようとすると大きくなり、そこからずれると収まっていく。
 リリーの体が、確実に自分を求めはじめていることを確信しながら、ウルリッヒはやっと、胸の尖りにくちびるを這わせた。
 首を左右にいやいやと動かすリリーの姿に、ウルリッヒは己の中の欲望が育って行くのを実感する。
他の部分とは全く違った感触を持つ胸の尖りを、ウルリッヒは強く吸い上げる。
「あんっ!」
 軽く歯を立てられることがリリーの快感をさらに引き出すらしい。
それに気付いたウルリッヒは、焦らすように首をもたげる先端を避けて舌を這わせ、
リリーが自らを落ち着かせようと大きく息を吸い込んだ瞬間に、それに歯を立てることを繰り返した。
胸の下の部分から、振動を与えるように触れる愛撫とそれを繰り返すと、リリーが漏らす声はますます艶を増して来る。
「……あっ。ウルリッヒさまぁ」
 決して媚びるつもりは無いのだろうが、はっきりと発音されない自分の名前は、ウルリッヒをますます煽るだけだ。
ウルリッヒは体を下方へと移動させると、リリーの下肢を覆っている履物を一気に引き抜いた。
「……はずかしい」
 抵抗することが億劫になったのか、リリーはそれだけ言うと首を片方に曲げて瞳を閉じた。
 普段は布に覆われている白い太腿はすんなりと伸びている。両足の間に足をこじ入れると、ウルリッヒはリリーのショーツを脱がせた。
 こんな風に性急な行動に出たことは、今まで一度だって無かったはずだ。だが、今は抑えることが出来なかった。
 長い愛撫の成果なのか、リリーのそこは既に湿っていた。
ウルリッヒは指を伸ばすと、スリットのようにぴったりと閉じられた部分を静かになぞる。爪がリリーが零す愛液で濡れ、くちゅりという音が響いた。



38 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:08 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (7-2/10 すいません、本文が多杉エラーが出て中途半端ですが切りました)

「……ああっ」
 リリーの反応をじっと見つめつつ、ウルリッヒは愛撫の手を休めない。
スリットの間からひとさし指をそっと差し入れつつ、その上にある肉芽を親指の腹で押しつぶしてやると、リリーは片足を曲げて背中を反らした。
指を差し込んだ部分に、ぎゅっと力が入っているのを確認して、ウルリッヒはそれをほぐすように指を動かす。
水気のある音はどんどん大きくなり、それに呼応するかのようにリリーが発する声も艶を増した。
「ウルリッヒ様。ウルリッヒさまぁ……っん」
 白い腹を上下に揺らして自分の名を連呼するリリーに、さすがのウルリッヒも自らの限界が近いことを感じていた。
このまま一度、彼女の気をやってからと考えていたが、それよりもリリーと体を重ねることへの欲望の方が強い。
その部分から指を引き抜くと、ウルリッヒはリリーの耳元に口を寄せて低く聞いた。
「お前の中に入ってもいいか?」
 くちびるを噛み締めるようにして頷いたリリーが、ますますウルリッヒを煽っていたことを彼女は知らない。

39 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:10 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (8/10)

 充分濡らしていたからだろうか、頭の部分はきつかったが、ウルリッヒのそれはリリーの体に時間をかけてぴったりと収まった。
繋がった部分では、リリーの愛液が二人の体を濡らしている。その上にあるリリーの腹は、快感のためか薄桃色に染まっている。
その扇情的な様に、思わず早くなってしまう動きを抑えながら、ウルリッヒはリリーの体を味わっていた。
 腰を動かすと共に胸に触れれば、リリーは普段見せることの無いような熱っぽい瞳でウルリッヒを見上げ、
彼の体を掴もうと必死に腕を持ち上げる。その手を掴んで指先を口に含んでやると、リリーはしゃくりあげるように喘ぎを大きくする。
 どうしようもないほどに熱く、どうしようもないほどの快感を与えてくれるリリーに、ウルリッヒは溺れていた。
挿入の時を思い出すに、リリーはこういった行為をすることは初めてなのだろう。それが分かっているというのに、欲望を抑えることが出来ない。
「あんっ。……ああっ……っ」
 出し入れに合わせて肉芽をいじってやると、リリーの内壁が強く震えた。
「だ、だめ……っ。ウルリッヒさまぁ、あ、たし。イッちゃうよぉ……」
 ウルリッヒを抑えようと告げられた言葉は、彼を煽るだけで止めることは出来なかった。
「えっ、嘘っ。……んぁっ」
 片方の足を曲げられて、挿入がますます深くなる。二人の動きに合わせて上がる水音は、じゅぶじゅぶといやらしくリリーの耳をくすぐる。
「あっ。あああ……っん!」
 体の奥に感じる楔の熱さと、それを打ち付けられる強さに、リリーは大きな声を上げて達した。
ひくひくと痙攣する締め付けに、ウルリッヒ自身はますます大きさを増し、リリーが達して少ししてから己の欲望を吐き出した。


40 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:11 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (9/10)

「えっ……?」
 喉が痛くて目覚めるなんて、風邪なのだろうか。
 ぼんやりする頭でそんなことを考えていたリリ−は、見上げた天井がいつもの見慣れたものではないことに気付いて、
ベッドの上に体を起こそうとした。しかし、負荷がかかっているかのように重い体は、起き上がることすら出来ない。
 どうしてだ? そう思って隣にあるはずの、イングリドとヘルミーナの体を引き寄せようとすると、彼女たちとは全く違った感触がてのひらに触れた。
「そうだ……。あたし……」
 恐る恐る視線をずらすと、そこにあるのは今まで見たことの無いウルリッヒの寝顔。瞳を閉じて穏やかな顔をした彼に、リリーは思わず赤面した。
(昨日、しちゃったんだっけ……)
 まさかまさかの連続で、何故か自分の気持ちを口に出してしまっていた。
そしてその後、リリーはウルリッヒと結ばれたのだ。……こんなことが本当にあることだなんて、リリーには想像も出来ないものだった。
今だって昨夜の出来事が本当のことだったのかまだ良くわからない。
 けれど、服を着ていない自分とウルリッヒが同じベッドで寝ていること、ものすごく体がだるいこと、
そしてとある部分がずきずきと痛むことからすると、昨夜の出来事は本当だったに違いない。
 気恥ずかしくなって服を着ようとリリーがごそごそと体を動かすと、ウルリッヒの眉間に皺が寄った。


41 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:12 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (10/10)

「帰らないでくれ」
 ウルリッヒは目を閉じたまま、そう呟いたのだ。
「えっ?」
 と思わず問い返すリリーに、ウルリッヒはゆっくりと瞳を持ち上げながら囁いた。
「リリー。私は分からない。何をしたらお前が喜んでくれるのか」
 そんなの何もしてくれなくたって! とリリーが口にする前に、ウルリッヒは言葉を続ける。
「順番が違ってしまったが……。私もお前のことが好きだ。いや、好きというよりも愛しているという言葉の方が相応しいだろう。
だから、私のような男がこのような言葉を口にすることが、決して好ましいことではないのは分かっているが……、
お前に嫌われたく無いのだ。ティーセットのこともそうだ。ただ、お前に喜んで欲しかっただけだ」
 ウルリッヒはそう言ってから、リリーをじっと見つめた。
寝起きの彼は、いつものようにぴしりとした彼とは言い難かった。
けれど、リリーにはそんな彼がいつもよりも何倍も素敵に見える気がした。
「もう、あんな風に無理にしたりしないって約束して下さいます?」
「ああ」
「じゃあ。あたしのために高価な物を買わないっていうのも?」
「……ああ」
「だったら。許してあげます」
 ……だって、あたしもウルリッヒ様のこと好きだもの。凄く好きだもの。
 リリーがそう告げると、ウルリッヒはかすかに微笑んだ。
 その笑顔を忘れることは出来ないだろうと、リリーは頬を染めながら思っていた。


42 : ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:16 ID:pQFl76/D
いきなり投下失礼しました。
ヌルいんですが、リリーが好きで好きで辛抱たまらなくなりました。


43 :名無しさん@ピンキー:04/07/18 06:45 ID:WgaSr24Q
GJ!!
何か癒されますた

44 :名無しさん@ピンキー:04/07/18 10:13 ID:XN5WdpLX
乙ですた。性急&強引かつ不器用なウル様萌え〜!
また書いてね ノシ

45 :名無しさん@ピンキー:04/07/18 10:17 ID:HGU7LmYA
リリーイイ!GJ!
また続きとか書いてみてください。

46 : ◆FVMN0boKLo :04/07/19 00:59 ID:N0mTAvY9
読んでくださってありがとうございます。

お言葉に甘えて、リリーが好きすぎて辛抱たまらないので、
リリーのカップリングで何か
続きでもそれ以外でも、何か出来ましたら投下させていただきます。

47 :26:04/07/19 04:34 ID:bPJO7WEi
イリスのアトリエのSSかいてみたから、投下してみます。
つまんないからって怒らないでくれ・・・

48 :名無しさん@ピンキー:04/07/19 04:37 ID:LVV9+PD+
>>47
カモン!

49 :26:04/07/19 04:38 ID:bPJO7WEi
「おじさーん、頼まれてた森にでてきたゲヘルン全部片付け終わったよ。」
カボックにたった一軒だけある酒場にそんなことを言いながら、
まるで走ってきたかのように息を切らせながらはいってきた声の主と、
その一行をその酒場の店主であるノーマンはねぎらいの言葉をかけてくれた。
「おお、リイタ達か、ご苦労さん。で、どうだったゲヘルンのほうは?」
「んあ、なにたいしたことなかったぜ数のほうはたったの一匹だったしな。」
「そうか、そいつはよかった。ところでこのあいだのことだが、
東の方から行商人がきてな珍しい物を譲ってもらったんでそいつで新作の料理と酒を作ったんだが食べていくかい?いまなら食べ放題だぞ」
食べ放題そのフレーズを聞いて目の色を変えた人物が若干2名
「本当に食べ放題?おかわり自由?その新作料理美味しい?」
「ニャ―!食べ放題ニャ―いっぱい食べるニャ―!」
「おいおい、リイタもノルンも少し落ち着けよ・・・」
『何か言った(かニャ?)』
「こりゃなに言っても無駄だな。おっさん覚悟しとけよ、こいつら、特にリイタのほうは死ぬほど食うぜ」
「デルサス、あとでちょっと語りたい事があるんでその場動いちゃダメね」
「こ、拳でですかい・・・」
「ははは、大丈夫覚悟はもともとしてあるよ。それじゃいまから作るからテーブルので待っててくれ。」
その言葉に従ってテーブルにつく4人、新作料理を本気で楽しみにしてるノルンのとなりには
さっきのことをまだ引きずってるようなリイタが時折デルサスに殺気を飛ばしているが、
当の本人は我関せずといった表情でどの酒を飲むか選んでいる。


50 :26:04/07/19 04:40 ID:bPJO7WEi
「よーし、できたぞ。たんと食べてくれ。あと食べ終わったあと感想よろしくな。」
「おーい、おっさん俺はこんな酒なんて頼んじゃないぞ」
「そいつはサービスださっき言った珍しい物を使って作った酒だ、多少甘いかも知れんが深みとコクは抜群だぞ」
「そいつは楽しみなこって。そんじゃまさっさと食うかどうやら待ちきれない奴もいるみたいだしな」
さっきまでテーブルの料理に集中してたらしいノルンの口元から何かの液体がぽたぽたと滴り落ちてくる。それを見つけたクレインが、
「ほらノルン口の周りよだれ、よだれ。」
と慌ててノルンの口の周りを拭こうとするが
「ニャ!?だ、大丈夫だニャ、自分で拭けるニャ。」
といいながら、ノルンは自分の着ているローブの袖の部分で口の周りをぬぐっていた。そんな中1人で先に食べてたらしいリイタはすでに一皿目を完食、二皿目に突入していた。
「ほらほら皆早く食べなよ、このお肉甘めのソースとっても合ってておいしいよ。」
「本当だニャ、甘いのにお肉とよくあってるニャ。」
といってるノルンの口の周りにはその料理にかかってる原材料名不明のソースがペットリと付いている。それをまた見つけたクレインは


51 :26:04/07/19 04:41 ID:bPJO7WEi
「ノルン、ちょっとこっち向いて。」
「ニャ?ニャニャニャ!」
有無を言わさず口の周りをナプキンで拭いていた
「これでよし、さあもういいぞ。」
「むぅー・・・子ども扱いしないで欲しいのニャ。」
クレインに子ども扱いされたのが相当お気に召さなかったのか、少々不機嫌顔のノルンもクレインの
「わかった、わかった俺の肉半分やるからむくれるなって。」
の一言で態度一変
「ニャ!!これだからクレインは好きニャ!」
といって先程までの不機嫌顔などなかったのように、また料理に没頭し始めた。クレインの席に少し近づきながら。そしてその一部始終を見ていたリイタとデルサスは、
「へぇークレインってばやっさしいー。私今まであんなことしてもらった事あるかなぁ?」
「おまえら、こんなところでいちゃつくなよ。見ているこっちが恥ずかしくなっちまう。」
「なっ!?そんなことどうでもいいだろ!それよりもこの料理に使ってるっていう珍しい物ってなんだろうなぁ?」
「うまく話題をそらしやがったな・・・」
「本当、ズルーイ。でも珍しい物の詳細もしりたいなぁ。おじさーん、これにつかってる珍しい物って何?」
「お、聞きたいかい?そいつはなあ、マタタビだ。」
ノーマンのその一言による一瞬の静寂ののち、リイタが聞きなおした。
「おじさん、マタタビってあのマタタビだよね?」
「当たり前だ最近は栽培が困難になったらしく滅多に手にはいらないあのマタタビだ。」
「おい、クレイン確かマタタビって猫科の動物にやると・・・」
「ああ、よっぱっらったような状態になるぞ。」
みんなの視線がノルンに集中した。それが合図になったかのように料理を食べてたノルンがイスごとひっくり返った。

52 :26:04/07/19 04:44 ID:bPJO7WEi
初投稿なんでかなり緊張してます。
とりあえず今日はここまでです。
言うの忘れてたがカップリングはクレイン×ノルンで
エチシーンはもうすこしあとで入れますんで、うに投げないでください・・・



53 :26:04/07/19 04:47 ID:bPJO7WEi
うわ、4:44に書き込んでるよ漏れ不吉だ・・・
誤字脱字あったらスマソ・・・OTL

54 :名無しさん@ピンキー:04/07/19 09:08 ID:aVtL/2Sw
ノルン萌え〜
気長に待ってますので、がんがってください>26氏

55 :名無しさん@ピンキー:04/07/19 13:35 ID:ff8HanwU
リリーGJでした。リリータン(*´Д`)ハァハァ

56 :インキュバス:04/07/20 12:21 ID:XVpEUiJf
おぞましい生き物のように、男の舌がルイーゼの愛らしい唇を割り、侵入している。
ヌラリとした唾液が注ぎこまれ、顎をがっちりと固定された彼女は呼吸もままならず
否応なく見知らぬ男の唾を飲みこまれていく。
(くう〜う、この女の唇は、なんて甘い匂いがするんだ)
自身の舌がルイーゼのそれに触れ、絡みあったとき、彼の股間のイチモツは痛いほどに膨れあがっていた。
もはや歯止めも余裕も失い、男はルイーゼの豊かな乳房を力任せに鷲掴みにする。
たっぷりと掌からはみ出す、喩ようもない甘美な柔らかい手応えに、握りしめる指先につい力がこもる。
「ンン!ムムグゥゥゥッ」
唇を塞がれたまま、ルイーゼはくぐもった悲鳴をあげた。
(こ・・・・怖いっ!ああ、わたし、このまま犯されて、きっと殺される)
強力な媚薬を飲まされても尚、生命の恐怖を覚えてしまうルイーゼであった。
「プファァッ!」
さすがに自分も息苦しくなったのか、男は顔を上げて新鮮な空気を吸い込んだ。
「ハアァッ、・・・・そろそろ、メインディッシュをいただくとしましょうか」

57 :インキュバス:04/07/20 15:29 ID:XVpEUiJf
隠しきれない興奮が、荒くなった呼吸からもうかがえる。
ルイーゼは自分に覆いかぶさった男の身体が急に軽くなったのを感じた。
依然として見えない視界の向こうから、服を脱ぐ衣擦れの音が、妙にリアルに聞える。
(え???この人、裸になってる・・・・)
性的な知識に乏しい彼女ではあるが、その音が意味することは充分にわかっていた。
(ああ、わたし・・・この人に抱かれるんだわ。こんなかたちでバージンを奪われるなんて・・・・)
その瞬間、ひどく痛むのだろうか?妊娠したりはしないだろうか?
いや、それ以前に事が終われば殺されてしまうのだろうか?
先程感じたその恐怖は勿論消えはしない。
消えはしないが、同時に股間の奥底から、なにやら熱いものがこみあげてくるのを自覚していた。
『夢魔の誘惑』による催淫作用が、どうしようもなく、彼女の女としての欲求を高めているのだ。
人一倍奥手で真面目な性格であるが故、抑圧されてきた性的願望が、いままさに解き放たれようとしているのか
彼女にはわからなかった。
確かな事はただひとつ。
自分の体内に、見も知らぬ男のペニスがこれから侵入し、純潔を汚されるということのみ。
そのとき自分は一人前の『女』になる。卑劣な暴力と錬金術に屈した身体は、どんな快感を覚えるのであろうか?
「お待たせいたしましたね、フフ」
その言葉とともに、衣類を脱ぎ捨て、全裸になった男の身体が再びルイーゼの裸身を覆った。
思っていたよりはややスリムな、しかし女性とはあきらかに違う硬い身体が、ルイーゼの柔らかな肢体を抱きすくめる。
「ヒ・・・・いやぁぁぁァ・・・・」
もはや力なく拒むだけの弱々しい声は、なんの意味もなさず、却って男の劣情を煽るだけ。
かつて人目に晒したことのない白い内腿に、硬く膨れた肉棒が
先端からヌラヌラしたものを吐き出しながらこすりつけられている。

58 :名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:55 ID:lagOKiZq
寸度目

59 :名無しさん@ピンキー:04/07/21 00:25 ID:quNpXKMb
>>46
レス遅れたけどお疲れ様。読んでてすごく楽しかったよ。
勿論、細かい部分を指摘すればいろいろあるけど、
全体としてすごく萌えられました。GJ!

リリー好きなんで、次もぜひりりーでかいてください。
(カプはご自分のお好みで)
おながいしまつ。

60 :名無しさん@ピンキー:04/07/21 02:08 ID:Nb4BN8Wu
>>26
キタY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)
期待して続きをお待ちしております!

61 :898:04/07/21 11:08 ID:cwP4hejB
ところで、おまけモードで見れる下着姿のノルンって何のイベントで出たんだっけ?

62 :ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/07/21 22:49 ID:uLXvVAV0
恋のキューピッド?(1)

年も押し迫ったある日・・・ダグラスが工房にやってきた。
「エリー、いるか?」
ちょうどエルフィールは部屋にいた。次の調合に取り掛かる準備をしていたのだ。
「なあに?」
エルフィールはダグラスの正面に立った。そしてダグラスの顔を覗きこむ。
「エリー、大事な話があるんだ。」
いつになく真剣な表情のダグラスに、エルフィールはごくりと息を飲む。
「エリー・・・俺は・・・今度の武闘大会で優勝してみせる。」
「うん・・・それで?」
「それで・・・お前に言っておきたい。優勝したら、俺と・・・結婚してほしい!」
いきなりの告白に、エルフィールは頭の中が真っ白になった。
「そ、そんないきなり・・・」
「嫌か?」
「・・・・・・ううん。嫌じゃない。でも、急にそんなこと言いだすから、びっくりしちゃった。」
「ほっ・・・よかった。お前に拒否されるんじゃないかって、ひやひやしたぜ。」
エルフィールは少し潤んだ瞳でダグラスを見つめた。
「でも、どうしても武闘大会で優勝しなきゃダメなの?優勝しなくても、あたし・・・ダグラスのこと・・・」
「いいや!これは俺のけじめの問題だ。優勝できなければ、お前を守る資格などない。」
「・・・・・・わかった。そこまで言うなら・・・あたし、一生懸命応援する。だから、優勝して。」
「・・・・・・ああ・・・・・・」
ダグラスはそのまま、エルフィールの体を抱き寄せた。そして、みずみずしく潤んだエルフィールの唇にそっと・・・


63 :ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/07/21 22:50 ID:uLXvVAV0
恋のキューピッド?(2)

しかし、二人の横からじっと二人を見つめる視線に気づくと、ダグラスはとっさにエルフィールの体を離した。
すぐ隣で、マルローネがにやにやしながら見ていた。
「ふふっ、やっぱ青春よね〜♪」
「のわっ!な、何であんたがっ!?」
「何でって・・・ここはあたしたち二人の工房よ。あたしもいるに決まってるじゃない。」
狼狽するダグラスを見て、マルローネはますます顔をにやつかせる。
「こりゃみんなに言うっきゃないわよねえ〜♪ダグラスが、ついにエリーにプロポーズしたってね。」
ダグラスは顔を真っ赤にした。
「なっ・・・!」
「何怒ってるのよ?せっかくあたしたちが二人の純粋な愛を成就させてあげようと思ってるのに。」
「で、でも・・・」
「うっふふ〜♪当日はあたしとエリーの知り合いみんなでダグラス応援団を結成して応援に行くから、がんばんなさいよっ!」
「あ、ああ・・・」
「さてと、そうと決まったら、さっそく準備開始!じゃあ、行ってくるわね〜♪」
「マリーさん!・・・・・・もう・・・・・・。」
工房を出ていくマルローネの後ろ姿を、エルフィールとダグラスは恥ずかしそうに見ていた。

「シア、いるー?」
マルローネがさっそく訪れたのは、シアの屋敷だった。
「実はね・・・」
「まあ!それは面白そうね。わかったわ。私も参加させてもらうわね。」
こんな調子で、マルローネはいろいろな人に声をかけてゆく・・・

64 :ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/07/21 22:57 ID:uLXvVAV0
恋のキューピッド?(3)

「ダグラスよ。」
「は、はい!隊長!」
「お前、エルフィールに告白したそうだな。」
一段と厳しい目で、エンデルクはダグラスを見た。
「だが、私も誇りある騎士だ。その名誉にかけて、決して手は抜かん。わかっているな?」
「はい、隊長。俺は・・・必ず、勝ちます・・・!」
「面白い。では私も全力で行く。覚悟はよいな?」

スマソ。今日はここまで(ヲイ

65 :名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:31 ID:z9rNR7XA
ダミアン=ウホッなのか?

66 :名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:47 ID:7PwNIHcb
トリップ見れ。

67 :名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:10 ID:gFYh2+BE
イリスま〜だ〜?

68 :名無しさん@ピンキー :04/07/23 23:28 ID:n1TkZbe9
インキュバスさんマダー?

69 :名無しさん@ピンキー:04/07/24 15:20 ID:rddAVZRd
>>67
イリスだったら前スレにさり気なく投下されてたよ

70 :名無しさん@ピンキー:04/07/24 18:10 ID:jtUps3dT
デルサスのやつっしょ?
知ってる。
できればビオラたんで……。

71 :26:04/07/24 20:13 ID:oy4EUFPw
・・・・・・ゴメンなさい
酔っちゃったノルンをクレインが運んでベットに寝かせて戻ろうとするけども、
ノルンに服をつかまれてしかたなく同じベットに腰をおろして、時折動くネコ耳を
みてたら、以前にあったレクターの満足そうな顔を浮かべて、思わずフニフニクニクニ
するとこまではいったんだが・・・そこから本番につなげれねぇYO
どなたか親切な方はイメージの神様を自分に降臨させてください   

72 :名無しさん@ピンキー:04/07/24 20:20 ID:jtUps3dT
フニフニクニクニしているとノルンが甘い声漏らしだしてそれにクレインがムラムラきて、とか。
勢いだ勢い(・∀・)

73 :26:04/07/24 20:22 ID:oy4EUFPw
>>72殿
   協力感謝します。あっ、今神様の右足のつま先が俺に・・・

74 :名無しさん@ピンキー:04/07/24 22:34 ID:rddAVZRd
>>70
ビオラじゃないけどシルウェストとアーリンのだったら新しく投下されてたよ

75 :26:04/07/25 01:09 ID:aNa1xQCc
壁|д゚) ダレモイナイ・・SS投下するならスルナラ イマノウチ
   
   

76 :26:04/07/25 01:12 ID:aNa1xQCc
床にひっくり返って目を回しているノルンに対して
「やっぱりネコだったか・・・」
とは、飲んでるものをマタタビ酒から竜ごろしに変えていたデルサスの言葉
「あ、ノルンってば今日下着白だ」
とはバクアマドンもといジャージャー丼を注文し始めたリィタの言葉
「おいおい、お前たち仲間が倒れてるのに気楽に食事を続けるか?
それとデルサス酒を飲むのもいいがほどほどにな、リィタもたまには野菜定食を食え。」
「へいへい、わかったよ。でもまぁノルンに関しては、なぁ?」
「まーね、心配する必要はないって言うか、クレイン君が必死で介抱してるみたいだしねぇ・・・
あと野菜定食はおじさんがそこまで言うし、5人前追加お願いね。」
「普通はその仲間を手伝うものだと思うが・・・まあいい。
リィタ、5人前は食べすぎだせめて3人前にしろ。ついでにクレイン、水必要か?」
ようやく、ノルンを介抱してるクレインに気を向けつつそんな言葉をかけてくれた。
「おーい、ノルン聞こえてるか?聞こえてたら返事しろ・・・だめだな、
おじさん水もらえますか?とりあえずいったん起こして水飲ませてから上に運ぶんで。」
そんなクレインの心配とノーマンの心遣いなど知らずに床で伸びてるノルンは
「ウニャ〜赤ぷには通常のぷにぷにの3倍のスピードなのニャ〜」
といったわけのわからないこと呟いてる。
「ほらよ、水だ。二日酔いはのど渇くからなやかんごと持ってくか?」
「ありがとう、それじゃノルンのこと運んでから取りに来るんで・・・ほらノルン行くぞ立てるか?」
「ニャア〜足なんて飾りニャえらい人にはそれがわからんのですニャ。」
相変わらずよくわからない言葉を呟いているノルンの状態から、自力歩行は無理だと
判断したのだろう、おもむろにノルンの背中と膝の関節あたりに手を入れて一気に持ち上げた。
俗に言うお姫様だっこという奴だ。

77 :名無しさん@ピンキー:04/07/25 01:12 ID:PgJz/1ZF
|∀・)

78 :26:04/07/25 01:13 ID:aNa1xQCc
本人は何気ないつもりだったのだろうが、しかしクレインがノルンを持ち上げた瞬間
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふ〜ん」
リィタが呟き周囲の気温が2度ほど低下した・・・不運にも近くにいたフィンがボコボコにされていた。
それに気付いたデルサスは思わず距離をとろうとして失敗、足を彼女にしっかりと踏まれていた。
デルサスは冷ややかな笑みを浮かべているリィタの顔を見ながら
「まったく、クレインの奴・・・意外ともてもてなのにさっぱり気付いてやんないから俺がこういう目に
遭うくぁWせDRFTGYふじこLP;@:」
何かを言っていた様だが、後半はほとんど何を言ってるか聞こえなかった。
ノルンを抱えたまま拠点に戻ってきたクレインは、腕の中の少女を起こさないように注意を
払いながら静かに階段を下りベッドにゆっくりと彼女を横たえ、酒場に戻りノーマンから水を
もらいに行った、いや、行くはずだった、だが何かに引っ張られる感触に気付き、先程ベッドに
横たえさせた少女に視線を向けると、しっかりと自分の服の袖をつかんでいた。

79 :26:04/07/25 01:15 ID:aNa1xQCc
「やっぱりか、ほらノルン手を離してくれないと水が取りに行けないだろ。」
しかし、その言葉に重ねるようにして、ノルンは
「クレイン、一緒にいて欲しいニャ。ちゃんと手も握っていて欲しいニャ。」
おそらく寝言なのだろう、しかしそんな願いを無視できるほど悪魔でも鬼畜でもないクレインは、
そのベッドの脇に腰を下ろした。自分の傍らで規則正しい寝息を立てている少女からは――酒ではなく、マタタビで酔ったせいだろう――日光の香りがほのかにした。
座ってるだけで何もする事がないせいだろうか、ついついノルンの方に目が向いてしまう、
そのとき、ふと頭の上について時々ピクピクと動くノルンをノルン足らしめる由縁の
1つであるネコ耳が目についた。
(そういえば、以前レクターさんものすごい勢いで触りたがってたなぁ・・・触らせてもらえた
ときなんか恍惚の表情だったっけ、そんなにいいものだったんだろうな)
そんなクレインの考えを看破するかのように、ピクピクと耳が動く、まるで「触ってくれ」と
言ってるような気さえしてくる。そしてクレインはさんざん考えて、
(う〜ん、少しぐらい大丈夫だよなぁ・・・とりあえずノルンも俺のこと信頼してるみたいだし)
そんな結論に達した。
「じゃあ、ちょっと触るぞノルン。」
と、本人に聞こえるかどうかといった小声でそう呟くとノルンの右のネコ耳へと手を伸ばした。
フニフニフニフニフニ

80 :26:04/07/25 01:26 ID:aNa1xQCc
あ〜しまった、誤字脱字確認するの忘れたまま投下しちゃった・・・
気にしないでいてください

81 :名無しさん@ピンキー:04/07/25 02:40 ID:dtR5qm04
>>26
GJでした(* ´Д `)/lァ/lァ
続きも楽しみにしてます…

82 :名無しさん@ピンキー:04/07/25 03:07 ID:PgJz/1ZF
(・∀・)イイヨイイヨー
続きも期待してるよ。

83 :名無しさん@ピンキー:04/07/25 09:06 ID:C5eHryDd
>>46たんがまたリリーのネタかいてくれないかなあ。

84 :名無しさん@ピンキー:04/07/25 15:30 ID:e2U/WBUh
このスレって女体化あり?
ただでさえ立場の弱いクレインが女になってしまって、
男から女から色々されまくってしまうというネタが浮かんだんだが。

85 :名無しさん@ピンキー:04/07/25 21:09 ID:15ShXrwh
エリー×アイゼルきぼんぬ

86 :????:04/07/25 22:23 ID:ZDoAj5k6
はじめまして。ここと前のスレの皆さんの小説はイイ!最高!
自分はアーリン×リイタが一番好きですが、
エロだけはどうしても思いつかないっす。好きなのに何故?!
どなたか神様が書いてくださらないでしょうか・・・。
せめてネタの神様の降臨さえあれば、あるいはいけるかもしれませぬが、
その前にマイナーすぎですか。やっぱり。

87 :名無しさん@ピンキー:04/07/26 04:01 ID:OxKC4tVb
>86
自分も好きだったりするけど……なんか逆っぽくなるんだよな
アーリンの無感情ぶりに反してリイタの押しが強そうだからなんだろうけど

88 :26:04/07/26 11:37 ID:z1S1+qHX
もうじき自分のSSも書き終わりそうなんで少し怖いこと書いていきます

『24日でやっと学校も終わって夏休みにはいったか、夏期講習めんどかったな』










いや、自分が生徒に付き合うのがめんどくさかっただけですよ

89 :名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:46 ID:zmY+KeCe
>>84
゚+.(・∀・)゚+.゚
大歓迎ですよ(* ´Д `)/lァ/lァ

90 :名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:47 ID:zmY+KeCe
>>84
゚+.(・∀・)゚+.゚
大歓迎ですよ(* ´Д `)/lァ/lァ

91 :名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:47 ID:zmY+KeCe
重複スマソ_| ̄|○マイアガリスギタ

92 :名無しさん@ピンキー:04/07/26 20:29 ID:vB/AdPSY
そう、
>>84
゚+.(・∀・)゚+.゚
大歓迎ですよ(* ´Д `)/lァ/lァ



93 :名無しさん@ピンキー:04/07/27 00:26 ID:nHezJUFE
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/

反発があるならここに投下してリンクを張るという手があります。

94 :名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:37 ID:03WMmGza
初めまして、皆さんの作品をみて私も参加したくなりました。
作品として幾つかイメージがあるのですが…マリエリ×アニス等如何なものでしょうか?こぅ…ベテラン錬金術師の毒牙にかかる少女等いろいろ…。それにアニスがあまり日の目を見ていないもので。
あと…個人的にいじってみたいのが越智善彦氏が描かれたパセック&プルシャのロリショタコンビ等…。

皆様のご意見お願いいたします。

95 :名無しさん@ピンキー:04/07/28 03:55 ID:sEQAm406
マリエリは最初っから毒牙に掛けるつもりでアニスを連れ込んだものと思われ
最初倒れたのも薬のせい。

96 :26:04/07/28 11:57 ID:hHybm6b5
ノルンは耳の裏をさわられると力がへニャへニャと抜けてしまう


そんな設定を最近知った・・・・OTL

97 :名無しさん@ピンキー:04/07/29 23:53 ID:msrriazh
>26=96
い?そしてがんがれ

98 :名無しさん@ピンキー:04/07/31 17:53 ID:0k3mqtD5
うちわキター!親に中身見られたorz

99 :84:04/08/01 10:23 ID:qVPYvbPy
それじゃ、女体化クレインきゅん投下します。
嫌いな人は適当にNGワードに入れてください。

100 :イリアトのクレインきゅんはエロカワイイ(女体化):04/08/01 10:24 ID:qVPYvbPy
「相変わらず意味不明かつ身も蓋もない名前ね」
ビオラの店の新レシピ。
持ち合わせの材料で作れるので試してみたら、
出来たのは『毒にも薬にもならないくすり』
それはないんじゃないかと思いながら、説明に耳を傾けた。
「効果がわからないからとりあえず。でも毒じゃないのは確かだから安心して」
「まあ、香りはいいよな……」
クレインは呟きながら試飲用カップの中身を口に注ぎ込んだ。
「ちょ、ちょっとクレイン! そんな効果のわからないもの飲んで!」
「ビオラが毒じゃないって言ってるから大丈夫だよ。……うん、美味しいな。口当たりもいいし。これなら薬じゃなくても、お茶として売り出せるよ」
「ありがと、クレインくん」
「何かあっても知らないわよこの馬鹿ぁッ!」
この店に興味がある人間の実に3割が、名の知れたガルガゼットである常連客2人と店主の痴話喧嘩を目当てにしているという噂の真相は定かではない。

101 :イリアトのクレインきゅんはエロカワイイ(女体化):04/08/01 10:25 ID:qVPYvbPy
とにかく、クレインたちはいつものやり取りを終えて、拠点へと戻ってきた。
「ん〜、何だか妙に眠いな……」
「ノルンと一緒だニャ」
「久々の家ってェんで気が抜けたンだろ。お子様は早く寝な」
「子供扱いするなよ」
「そういう台詞は背を伸ばしてから言うんだな」
「身長は関係ないだろ!」
男性としては低めの身長は、童顔とあわせてクレインのコンプレックスだった。
顔と違いこれ以降も改善の見込みがないから余計である。
ぶつぶつ言いながらアーリンの床に直接寝るなという忠告に生返事をして、半ば倒れこむような形で眠りについた。
体内のマナの乱れに、気付くことなく。

102 :イリアトのクレインきゅんはエロカワイイ(女体化):04/08/01 10:26 ID:qVPYvbPy
クレインは寝ぼけ眼を擦って身を起こした。
どうやらあれからずっと眠っていたらしい。
窓からは朝の光が差し込んでいる。
リイタやノルンはまだ夢の世界で、アーリンは鍛錬に行ったのか姿はない。
デルサスはと言えば、アイテムを丁寧に整理している。
それにしても、あれだけ寝てもまだ足りないのだろうか。
身体全体が妙にだるかった。風邪でもひいたのかもしれない。
寝るのが一番だが、手っ取り早く処理するには。
「デルサス」
栄養剤を取ってくれ、という声は続かなかった。
一言いうだけで、何もかもがどうでもよくなってしまった。
出た声は彼のものでありながら、そうではなかった。
視線を下にやると、高い声にふさわしい胸のふくらみが目に入った。
反射的に股間に伸ばした手は、彼の身体に触れることはなかった。
「……………………!!」
頭が真っ白になる瞬間というものを、クレインははじめて経験した。

103 :イリアトのクレインきゅんはエロカワイイ(女体化):04/08/01 10:28 ID:qVPYvbPy
「何だよまったく……あんまりふざけてんじゃねぇぞ?」
呼ばれて振り向いたデルサスは一部始終を目の当たりにして呟いた。
クレインが悪ふざけをする性格でないのは充分にわかっていたが、そうとしか考えられなかったのだ。
故に彼も悪ふざけに乗るつもりで、ためらうことなく胸に手を伸ばした。
やわらかな、感触。
「……本物! しかも張りがある!!」
サイズは小さいが、形と質感はなかなかのものだ。
デルサスは反射的に鑑定して、驚きのあまり手に力を込めてしまった。
「ッ! 痛い、痛いからはなせよデルサス!!」
「あ、ああ……すまねぇ」
叫ばれて、慌てて手を離した。若干、名残惜しげに。
改めて目の前の少女(?)を眺めた。
背は並か少し高いくらい。声は高いが落ち着いている。
若干童顔、深青の眼、メッシュの入った髪。
服の上からだが、スタイルがいいとは言えないが、バランスは取れているのはわかる。
「…………んで、嬢ちゃん。クレインはどこだ?」
少女はクレインの服を着ていたし、髪の色、そして先程の反応を見るに間違いはないのだが、聞かずにはいられなかった。
「オレが、オレが…………」
いつしか涙目になっていた少女が、肩と声を震わせた。
「オレがクレインだよ!!」
「うるさぁぁぁぁぁい!! もう、何の騒ぎよ! こっちは寝ているんだから静かにしてよね!」
「リイタもうるさいニャ……」
拠点に響き渡った。

104 :84:04/08/01 10:32 ID:qVPYvbPy
とりあえず今回はここまで。
エロスなくってすみません。次回は入れます。
とりあえずエロス担当はデルサスとアーリンとノルンで、リイタはエロじゃなくいじり担当の予定。
でもリクエストあったら追加するかもw

それと、本文最後誤植。
×拠点に響き渡った。
○3つの姦しい声が拠点に響き渡った。

105 :名無しさん@ピンキー:04/08/01 13:22 ID:vdP1z1qg
女体化って、中出しとかされた場合戻ったあと体内の精子はどうなるんだろう。

106 :名無しさん@ピンキー:04/08/01 13:41 ID:QvzwgL4w
くれいんきゅんSSグッジョブ☆(^-^)
男の子のままでもえろいけど女の子もイイね〜

107 :名無しさん@ピンキー:04/08/01 15:46 ID:N59+aQoy
そういえば、三日前はヴィオの……

108 :名無しさん@ピンキー:04/08/02 00:18 ID:y7I2pVXo
クレインきゅん女体化グッジョヴ。

>リイタはエロじゃなくいじり担当
「いじり担当」ってのが妙にやらしいので期待(w

>107
そして今日はミーフィスの…

109 :名無しさん@ピンキー:04/08/04 21:10 ID:W+15z9oQ
華麗にホッシュ

110 :名無しさん@ピンキー:04/08/05 06:01 ID:UZFlcSF6
リリアトヴェルナー書いてくれる神はおりやせんか。

111 :名無しさん@ピンキー:04/08/05 10:58 ID:TIuQA7Iw
ユデアトヴィトユー書いてくれる神おりやせんか。

112 :ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/06 14:00 ID:b6Ns7ZI6
恋のキューピッド?(4)

「さあ、みんな!もう時間がないからね!急いで仕上げるわよっ!」
「は〜いっ!」
工房にマルローネの声が響くと、シア、アイゼル、ノルディス、クライスその他のマルローネやエルフィールの友人、
そして何とイングリド先生やヘルミーナ先生、果てはドルニエ校長先生までもが、元気に返事をした。
そしてみんなは一斉に何かを作り出す・・・。
エルフィールはマルローネに近づいた。
「あ、あの、マリーさん、あたしも手伝います。」
すると途端にマルローネの怒鳴り声が飛んだ。
「ダメッ!エリーは、手伝わなくていいの!!!この依頼は、特別なものなんだから!」
そしてアイゼルもエルフィールに言った。
「エリーは手伝わなくていいから、赤ちゃん達の面倒を見てなさいよ。」
工房に集まった錬金術士達の喧騒の隅っこで、エルフィールは仕方なく赤ちゃんの世話を始めた。
二人の赤ちゃん。
(かわいいな・・・)
アイゼルとマルローネの子供。アイゼルの子供の方がやや先に産まれたので、少し大きい。
(恋のキューピッド?&?参照w)
「は〜い、坊やたち、ミルクでちゅよ〜」
エルフィールは哺乳瓶を手に取り、赤ん坊にミルクをやる。
(かわいいな・・・vあたしもいつか、ダグラスと・・・)
エルフィールはダグラスのことを想い、ほんのり顔を赤くした。
(でも、何を作っているんだろう・・・?)
振りかえると、錬金術士達は、何やらたくさんの布を作っているようだった。
(あれは・・・国宝布!?)


113 :ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/06 14:15 ID:b6Ns7ZI6
恋のキューピッド?(5)

「エルフィール!」
「は、はい!」
突然のイングリド先生の怒鳴り声に、エルフィールは背を伸ばした。
「見たらダメって言ってるでしょ!」
「は、はい・・・」
そしてエルフィールは、すごすごと再び赤ちゃんのほうを向いた。
このような喧騒の中でも、赤ん坊達はすやすやと眠っている・・・。
(あたしもいつか・・・ダグラスと・・・)
そしてエルフィールは股間を押さえた。
(や、やだっ!濡れてきちゃったじゃないっ!)

喧騒は幾日か続いた。
マルローネは最後まで、何を作っていたのか教えてくれなかった。
(いったい何を作ったんだろう・・・?)
エルフィールは気になって仕方がない。あの大量の国宝布は・・・?

そして、その翌日、その日は武闘大会の当日だった。
冬のからっとした天気がすがすがしい。空には雲一つない、まさに快晴だった。
競技場からは、もう観衆の声が聞こえてくる。
その控え室に、ダグラスは無言で座っていた。
「・・・・・・。」
その緊張度は、試合が近づくにつれ、ますます高まっていく。
(俺は・・・エリーのために・・・絶対に・・・勝つっ!)
ダグラスは歯を食いしばった。己の決意を秘めて、立ち上がる・・・。

114 :ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/06 14:30 ID:b6Ns7ZI6
恋のキューピッド?(6)

いよいよダグラスの出番。
観衆の声が響く舞台・・・その途中の暗い通路に、その人は現れた。
「エ、エリー!?」
「ダグラス・・・来ちゃった。」
「な、何でお前・・・もしや、お前も参加するのか?」
エルフィールだった。
「ううん、違うの・・・今日は特別に、中に入れてもらったの。ダグラスに・・・どうしても伝えたいことが
あって・・・」
そしてエルフィールはゆっくりとダグラスに近づいた。そして・・・
「ん・・・」
二人の唇が一瞬、重なり合った・・・
「エ、エリー・・・」
「ダグラス、これはあたしからの、勝利のおまじないだよv」
ダグラスはそのまま強くエルフィールを抱きしめた。そしてすぐに離すと、そのまま
闘技場へと歩き出す・・・
「ダグラス!一番危険な敵は、エンデルク様じゃない!己自身よ。そのことを忘れないで!」
ダグラスは振り返った。そして強い決意の目で、大きくうなずいた。

「来たかダグラスよ。」
大きな人がそこに立っている。剣聖エンデルク。
「隊長・・・俺は、絶対に勝つ!」
「いいだろう・・・さあ、行くぞ!」
とてつもなく巨大な存在・・・ダグラスは今、その存在に向かって駆けだした・・・

続く

まだエロまでは行きません。しかしこのあと・・・ムフフ・・・

115 :名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:42 ID:tbwkOAZ0
とりあえず元気に「は〜いっ!」 と返事するドルニエ萌え

116 :名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:51 ID:3jr0+4M8
>>115
そこかよw

117 :名無しさん@ピンキー:04/08/07 19:08 ID:gHa+rbBJ
悪く思うなよ

118 :名無しさん@ピンキー:04/08/08 04:58 ID:w5/YSTTI
お!エリーのSSだぁ!
自分エリーが一番好きなんですよ、嬉しいな!
続き楽しみに待ってます〜♪

gc
lud20190701192738
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