専用の板がなかったり、あるけど板に投下しづらかったり
(例:荒れている・特定カプしか受け入れられない空気など)
するマガジン系作品のエロパロを投下するスレです。
マガジン系の作品に関係するものだったら、
週間でも、月刊でも、少年でも、連載中でも、連載終了した作品でも可!
総合板なので作品投下する際は、作品名・カップリングなどをご明記ください。
※人を選びそうなシチュはあらかじめ特殊シチュ表記をお願いします
※801は数字板へ
荒らしは徹底スルーで、またーりいきましょう。
昔S.D.KYOのスレがあったんだけど、
作品のうp途中で落ちてたorz
KYOって人物沢山いるから、組み合わせとかシチュ多いと思うんだ。
KYOのエロパロに飢えてるからぜひよろしくお願いいたします。
即死回避に語ってみる
>>3
KYOのエロパロあったのか!
KYOももちろん読みたいけど、今連載中のC:Bの読んでみたい!!
あと、ヤンメガのエロをまた読みたいな。
過去2回落ちてるから需要も供給もないかもしれないが… C:B良いよな
王道で大神×桜読みたい
大神×神田でも良いけど
KYOのゆやとか阿国とかは結構お色気シーンあったのに
エロパロをほぼ見かけなくて残念。
歳子歳世の百合とかでもいける。
同人誌とか読みたいけどすごく少ないんだろうな。
ゆやとかもももちろんエロ可愛くて好きだが、
一人で二度おいしい時人もなかなかエロパロ向きじゃないかと思う
CBはひーたんみーたん大好きなねねねと桜の百合もありかもしれん
>>16じゃないが、奪還屋が久しぶりに読みたい
なぜか花月スレはあるが、他の女の子に飢えている…! スマッシュ!の亜南×美羽が見たいと言ってみるテスト
ヤンメガいいな!
品川の恋の相手が花だとわかったことだし、品花読みたい
学校で美人と判明して急にモテだした花を見て焦った品川が思わず…みたいな
週間少年のネタバレになるが…
C:Bのルイルイ王子のが読みたいな!
男前な男装のお姉様とか素敵過ぎる
一歩が性的なマッサージをしてもらえると誤解したときがあったな。
需要はあれども供給が…
総合スレだと雑談も難しいしいな保守
過疎ってる間は雑談くらいいいと思うけどな
そこから職人さんがネタを拾ってくれる可能性もあるし
ところで連載中の漫画で個別スレがあるやつもあったっけ
雑談や小ネタは、傾向を知ると共にきっかけになる。
投下をしていた頃は、そういうところに投下していた。
雑談などで和気藹々なところに投下したくなる。
逆に某麻雀部作品や某軽音楽部作品のようなスレはさっさと見切りをつけて去る。
雑談というか保守がわりにマガジン系で自分が知ってるスレをあげてみる。
作品別であるのが、ネギま!・君のいる町・エデンの檻・ツバサ・xxxHOLiC・ベイビーステップ・ゴッドハンド輝・アライブ
作者総合としてあるのが、大暮維人(エアギア)・久留米康治(さよなら絶望先生)・氏家ト全(生徒会役員共)
不定期連載・連載終了では、金田一少年・探偵学園Q、スクラン、ウミショー
見落としや落ちてるのあったらスマソ
…思ったよりたくさんあるなマガジン系スレ
保守がてら。
KYOは鬼とか巫女とか、人工生命とか、ネタの宝庫だと思うんだ。
最初の頃は若干エロ路線だったと思うし。
鬼眼、京四郎、紅虎、幸村はスケベなシーンあるし、
阿国は露骨だし、ゆやは後半やたらはだけるし。
ボクっ子、時人も忘れないでください。
子供verと大人verがあるのも(・∀・)イイ!
歳子×歳世の百合ップルとか見たいけど
紅虎×真尋が一番見たい…!
原作では何だかハッキリしない感じだったのが、
二人らしくて良かったけど、見たい。
KYOは最終回で砂漠を二人でさすらうアキラ×時人にときめいたのを思い出した
男女二人旅なのにあまりエロパロな感じがしたいけど…
そんなこと言ってたら、鬼眼×ゆやどうなるのよ…。
鬼神とヒトだよ…?
そんなに気にしなくていいんじゃない?エロパロだもの。
というわけで、梵時でも狂ゆやでもどんとこい!
>>47
>>34見てる限り無い。
KYOは以前のが落ちちゃったからな…。
連載中とかはスレ無かったのかな。 桜かわいいよ桜
むろみさんのエロも読みたいけどナニがどうなってるんだか
課長令嬢もだぶるじぇいもいいね
むろみさんは、カラーが酷くて読まなくてそのままなんだよな。
後の号の作者コメントで、担当の指示ミスみたいなことをいっていたが、
解像度を知らないってどういうことだよと思った。担当無能すぎる。
あと、作者がチャンピオンのイカ娘を面白いといっていたが、ライバル誌を褒めている場合かと。
>>50
むろみさんとだぶるじぇいはスレあったよ。
即死してるかも知れんが。 SS書いてみたので二つ投下
作品名RAVE
ありえないCPだけど ハル×ジェロ
作品名SAMURAI DEEPER KYO
鬼眼の狂×出雲阿国
ハル×ジェロ
ガラージュ島に住む少年ハル・グローリーは、15歳の時に突如出現した空間の裂け目に飲み込まれてしまい、
気がつくと見たことのない場所にいた。
周りを見渡すと、遠くには大きな建物が見える。
それ以外は特に何もないところだ。とにかく状況が分からないハルは、その建物を目指すことにして歩き出す。
建物に向かい歩いている途中、前方に人影を見かけたのでハルは急いで駆け寄る。
此処が何処かを知っているに違いない。
「おーいッ!そこの人ちょっと待ってくれーッ!」
近づいて分かったのだが、その人物は女だった。
背中に二対の羽を持ち、白銀の腰下まで届くストレートの長い髪に、露出の多い服を着ている女がハルの声を聴いて振り返り、足を止めた。
「私に何か用でも有るのかしら?」
振り返った女は凄い美人だった。ただ右目の所から頬に斜めに走っている傷が気になる。
体調が悪いのか唇も青い。
もっとも、それが彼女の冷たい印象を受ける美貌をより引き立てているのも事実である。
「あ、あんた大丈夫か?唇青いぞ、」
「………これは生まれ付きよ……初対面でいきなり失礼な人間ね。……殺すわよ」
冷たく睨み付ける彼女に、ハルはやばいと思い謝る。
「そ、そうなのか?わ、悪かった、ごめん…」
「……まあいいわ。それで?人間が何の用かしら?そもそも何故人間が此処にいるの?」
本気で殺すつもりはないのか彼女はあっさりと許してくれ、話を聴いてくれるようなのでハルは本題に入る。
「そうそう、それを聞きたいんだ。あのさ、此処って何処なんだ?」
「此処?……此処は…魔界よ」
「へ?…ま、魔界?」
予想外の答えに混乱しているハルに、今度は彼女が「何が有ったのか?何故此処にいるのか?」を聞いてきたので
ハルは自分に分かる範囲内で答える。姉にお使いを頼まれて歩いていたら、突然足下に黒い亀裂が入ってそこに落ちたこと。
気がつくと見たこともない場所に、つまり此処にいたこと。
遠くに建物が見えたので、そこに行って誰かに此処が何処かを聞こうと思い歩いていたところ、彼女を見かけたので呼び止めたこと。
全てを聞き終えた彼女はハルに説明する。此処は魔界で魔界人の住む世界。ハルがいたところ…人間界とは違う世界であることを。
「………帰れないのか?」
「……帰れないことはないけれど…今すぐ、というわけにはいかないわ」
落ち込むハルに女が「これからどうするのか」と聞いてきたので、とりあえず向こうに見える大きな建物を目指す、と答えると
「ならば丁度良い、私についてきなさい。私も今からあそこへ戻るところだったから」
と言われたので、ハルは女について行くことにした。
「あ、そうだ自己紹介がまだだったな。オレはハル、ハル・グローリー」
「……私はジェロ、絶望のジェロ…」
「……ジェロ…か、良い名前だな。…でも絶望ってのは似合わないな。ジェロって、その、凄く綺麗だし…」
「………」
人間ならば自分の名を知らないのも無理はない、と思いながらも本来ならば「絶望のジェロ」と聞けば魔界の者ならば震え上がり
跪くのが当たり前だというのに、照れながらそんなことを言ったハルに、ジェロは新鮮な感じを覚えると同時に、ハルに興味を抱くのだった…
建物…ジェロの城に着いたハルはあらためてジェロが何物かを知った。
不死身に近い身体を持ち、絶対的な力を持って刃向かう者に絶望を与える
魔界を統治する四人の魔王「四天魔王」の一人、「絶望のジェロ」それが彼女の正体。
ただの人間であるハルなど彼女の指先一つで殺せてしまうだろう。
普通ならば恐怖を覚えて震え上がる程の存在…
だが、ハルにとっては「困っている自分を助けてくれた綺麗な女の人」以外に感じるものはない。
「絶望」どころか「希望」にさえ見えた…
そんなハルの様子に益々興味を覚えたジェロは、「人間界に帰るまでの間、ここに住みなさい」と言った。
もちろん断ることではないのでハルは礼を言い、住まわせてもらうことにした…
一年後…
「ハル……明日帰るのね…」
「ああ…」
人間界に帰ることになったハルは、魔界での最後の夜をジェロの部屋で過ごしていた。
ハルの胸に去来するのはジェロとの別れ…
この一年、見ず知らずの自分を助けてくれて、住むところまで与えてくれた女性。
「絶望」という二つ名を持つ彼女は、ハルにとっては正しく「希望」であった。
もしも彼女と出会わなければ、右も左も分からないこの魔界で、自分はのたれ死にしていたかもしれない。
そんなことを考えている内に、ハルの中で(ジェロと別れたくない)という思いが大きく、そして強くなっていく。
それは自然と行動となって現れていた。
「ジェロ、オレと一緒に行こう」
「……!」
ハルはジェロを抱き締めて言った。「一緒に行こう」と
どうしてそんなことを言ったのか?答えなどただ一つしかない。
ハルが彼女に対して抱いている感情…
この一年、彼女と共に過ごしている内に芽生え、少しずつ大きくなっていった感情。
別れを目前に控えた今、漸く気づき、抑えきれないまでに膨れあがっていた感情。
それを今、ハルは彼女に…ジェロに伝える…
「ジェロ……オレ、ジェロのことが…好きだッ!」
何の飾りっ気もないが、ハッキリとストレートに伝えられたその言葉は、確実にジェロの耳に届いた。
「ハル…私は、四天魔王「絶望のジェロ」よ…」
ハルに抱き締められたまま、呟くようにそれだけを言うジェロ。
「オレが聴きたいのはそんなことじゃない。オレは一人の女としての言葉を、答えを聴きたいんだ!」
聴きたいのは四天魔王ジェロの言葉ではなく、ジェロという一人の女の答え…女としての答え…
「………良く、わからないわ……ただ……」
自分を恐れもしない人間との一年の生活は、彼女の凍てついた心にも変化をもたらしていた。
最初は(恐れを知らない愚かな人間)と思うと同時に、四天魔王たる自分を恐れないハルに興味を抱いた。
だがそれは「珍しいものを見た」程度のたわいのないものの筈。
しかし、いつからか彼の笑顔を見る度に、凍てついた心が溶けるような感覚を覚え、胸の奥が熱くなり始めた。
それが何なのかは分からない。ただハルが側に居てくれると温かくなり気分が良く、姿が見えないと気になってしまう。
(ハルが帰る) それを考えると胸の奥に激痛が走り、(ずっと側に居て欲しい)と思って力尽くでも、たとえ殺してでも引き留めたくなる。
そんな訳の分からない病気のような感覚。いや、それは病気そのものだった。
だが、経験のない彼女には理解できないものであるのもまた事実。
ただ……ただ、ハルに一緒に行こうと言われて…好きだと言われて…とても気分が良く…胸の奥が熱くなってくる…
ジェロの全身の骨は氷でできている……当然、胸の奥は冷たい筈だというのに…
今はただ……溶けそうになる程、熱くなっていた……
分からない…そう言われたハルは、
(ジェロは一緒に来てくれないかもしれない…明日の別れでジェロと永遠に会えなくなるのかもしれない…)
そう考えてしまった。そう受け取ってしまった。
(好きな人と…ジェロと二度と会えなくなる)
出てしまいそうになるその答えに、ハルは想いを爆発させてしまう。
「…ジェロ……ごめん………」
抱き締めたままでいた彼女の体から自分の体を僅かに離し、彼女に顔を近づけて、その青い唇に自分の唇を重ねた。
「んん…ッ!」
ジェロは突然ハルにキスをされたことに驚き、僅かに体を震わせたが、ハルを突き放したりはしない。
一息で相手を凍らせてしまうことのできる彼女の唇は、意外にも温かくて柔らかかった…
そのまましばらくジェロの唇を塞いでいたハルは、我に返ると慌てて唇を離して謝る。
「ご、ごめんッ!ジェロの返事も聴いていないのに、オレ…」
感情に身をまかせてとんでもないことをしてしまったと後悔し、謝罪の言葉を口にしようとしたハルだが、その言葉が出ることはなかった。
「…お返しよ」
そう言って、今度はジェロがハルの唇を自らの唇で塞ぐ。
「むぐ…ッ」
先程ハルがしたように数十秒のあいだ口付けた後、ゆっくりと唇を離すジェロ。
「じ、じ、ジェロお前、何で、」
ジェロにキスをされたハルは、混乱しながら顔を真っ赤に染めている。
さっき彼女が驚いたのとは比べものにならない狼狽振りだ。
「……わからない……この熱いものが何なのか…」
少しだけ頬が紅くなっているようにも見える彼女が紡ぐ言葉に、狼狽していたハルも落ち着きを取り戻し、続く言葉を待つ。
「わからない…わからないから、だからハル…あなたが教えて……」
キスを返してくれた上で…熱い何かが分からない…
「あなたは知っているんでしょう…これが何かを……あなたは持っているんでしょう…」
ここまで言われてハルは自分の勘違いに気づいた。
ジェロは答えを持っていた。その答えはハルが望んで止まないもの。ハルが一番欲しいもの。
だけど、それを持つのは初めての彼女には、それが何なのか分からないのだ。
だったら自分が教えてあげればいい……その一番分かりやすい方法は…ずっと昔から男と女の間で交わされている方法。
欲望のままに、あるいは快楽を求めてすることもあるのだが、
自分はただ止められない程の熱い想いを、同じ想いを抱いているジェロと分かち合うために。
そして彼女に、彼女自身が抱いている分からないものが何なのかを教えるために…ハルは決意を固めた。
「……わかったよジェロ…オレが教えてやる……んっ…」
「ん…んんっ…」
ハルはジェロを抱き締めて今一度キスを交わすと、ベッドへと押し倒し、彼女の服を脱がせていった…
ベッドに横たわるジェロ…出会った頃は氷のように冷たいだけだったその美しく整った顔には朱が混じっている。
広がる白銀の長い髪が、彼女のきめ細やかな白い肌と合わさりまるで雪のようにも見える。
白い二つの大きな乳房の頂点に有る、ピンク色の乳首が白に対してよく目立つ。
もう見ているだけでも満たされてしまいそうになる。
しかしハルの心と体はジェロの体を見て素直に反応し、それに応じるように肉棒が硬くなっていく。
「大きくなったわ……」
物珍しそうにハルの肉棒を見ているジェロ。
ハルから見れば気が遠くなる程の長い年月を生きているジェロだが、
男性経験もなければ、男の性器をこのように間近で見るのも初めてなのだ。
「ああ、コレが今からジェロの中に入るんだ」
それだけ言って硬くなっている肉棒を彼女の股間に近づけ、膣口を肉棒で擦って愛液の分泌を促す。
「あ…ッ」
硬い肉棒で股間を擦られたジェロは、小さな声を上げた。
程なくして彼女の膣から愛液が漏れだしてきたのを確認したハルは、
ジェロの脚を抱え上げて自分の膝の上に乗せ、彼女の膣口に肉棒を宛がう。
「ジェロ、挿れるからな」
「いいわ……きて…」
ジェロの了解を取ったハルは腰を前に突き出して、彼女の膣に肉棒を挿入していく。
「あッ…・あぁぁぁ…ッ」
ずぶずぶと自分の中に入ってくるハルの肉棒の熱さに、体が溶かされてしまいそうな感触を覚えて悲鳴のような喘ぎ声を上げるジェロ。
そんな彼女の様子に一瞬怯みそうになるも、ハルは止まらず、腰に力を入れると一息に奥まで貫いた。
「ッッッ…!」
「うあッ…!」
生まれて初めて女性と体を一つにしたハルは、あまりの気持ち良さに突き挿れただけで達してしまいそうになる。
ジェロも破瓜の痛みよりも、内側から感じる熱と快感に襲われて、声にならない悲鳴を上げてハルに抱き付く。
しばらくの間二人はそのままじっとしていたが、やがて落ち着いてくると一つになっていることを実感する。
ジェロの中はハルが想像していたよりかは温かいものの、やはり骨が氷でできているためかひんやりとしている。
だが同時に、肉棒を優しく包むその膣内はとても心地良い。
「ジェロの中、気持ちいいな。……ジェロは…?」
「熱い、わ……とても熱い……・でも、気持ちいいわ…」
「じゃあ、これからもっと熱くしてやるよ」
そう言ってハルはジェロと口付けを交わし、舌を彼女の口の中に潜り込ませて、彼女の舌と絡ませ合う。
「んちゅ、ん、んむッ、んん、」
ハルはジェロの口の中に自分の唾液を送り込んで呑んでもらうと、ジェロもお返しとばかりにハルに自分の唾液を呑ませた。
深い口付けを終えてから、ハルは二、三回腰をグラインドさせて馴染ませてから、抽挿を開始。
ジェロの膣に肉棒を出し入れしていると、ひんやりとしていた彼女の膣内が徐々に熱を帯びて温かくなっていく。
「んッ、んッ、あッ、あぁッ、あッ、」
喘いでいる彼女の吐息も、心なしか熱くなっているような感じだ。
自分自身もどんどん熱くなっていき、このまま自分もジェロも溶けてしまいそうな錯覚を覚える。
セックスを通して込み上げてくるのは、彼女と一つになっていることの満足感ではなく
もっと欲しい、ジェロの全てが欲しい、という欲望だ。
ハルは自分はこんなにも欲張りだったのかと、驚きを隠せない。
もう、ここまできたら彼女が理解してくれなくとも故郷に連れて行こう、一緒に暮らそう。
それだけしか満足感を得ることはできない。でないと自分が壊れてしまう…
ハルはそこまで考えると、深く、強く、一番奥まで抉るように激しく突き上げる。
ぱんッぱんッ、と腰を打ち付け合う音と、ぐちゅッ ぐちゅッ という結合部から聞こえる水音が
二人を更に高ぶらせていく。
「ああッ、あぁッ、ハルッ、ハルッ、私、溶けるッ、溶けてしまうッ」
「ジェロッ、好きだッ、大好きだジェロッ、」
白い肌を紅潮させ、白銀の長い髪を振り乱し、浮かんだ汗を飛び散らせながら、彼女は答える。
「んあッ、あんッ、私も、私も好きよッ、ハルッ、もっと、もっと感じさせてェッ、」
その言葉にハルは、全てをぶつけることにした。
遠慮はいらない、このままジェロと一緒に溶けてしまおう。
目の前に居る美しい魔界の王の腰を力いっぱい引き寄せると、最後に一際深く突き込んで肉棒全体を膣内に挿れた。
ドクンッ ドクッ ドクドク…
「あッ…あああァァ…ッッ…!」
直後、絶頂へと達したハルは、ジェロの子宮に精液を注ぎ込む。
強く彼女を抱き締めて、一滴たりとも零さないように……
胎内へと注ぎ込まれる熱いものを感じながら、ジェロはハルに対して抱くものが「好き」という感情「愛」という感情であることを教えられた。
そして、愛し合うということも……
それから数ヶ月後、プルー、剣聖シバとの出会いを経てレイヴの後継者となったハルは、デーモンカードを倒すため、旅に出た。
美しき四天魔王「絶望のジェロ」ではなく、「ジェロ・グローリー」となった最愛の妻と共に……
後にジェロは、ハルと共にこう呼ばれる。
………「希望」と………
狂×出雲阿国
「まったく…・油断…・しすぎ…・ですわ…・よ…・…狂…・さん……」
狂は夢を見ていた。
「大丈夫…・ですわ…・」
命を懸けて…いや…
「あなた…・なら、きっと…・」
命を投げ出して……自分を救った女の…
「勝て…・る……」
………夢を。
京の都に着いた出雲阿国は、やっとの思いで狂の軀を見つけたのだが、そこには既に四聖天のアキラが居た。
追い詰められる阿国。
だが、アキラは狂の軀を帰しても良いと言ってきた…但し、それ相応の代償も頂くということだが…
代償を払いたくなければ自分についてこいとも…
阿国は考える、いや…考えるまでもない。そう…
……樹海で…私が命をとりとめたのは……きっと…・この日があったから………
「…・アキラさん……四聖天のあなたについていく…・いい案ですわね」
……狂さん…・あなたはこんな私を見てなんて言うかしら…・
…迷惑だ…・とでも言うかしら…・
「…・でも……私は女ですのよ。狂さんの軀を返して下さるというのなら……その代償に…・」
…・それとも……私を…
「私の…この命を差し上げますわ」
……たとえ一時でも…私を愛して下さるのかしら…
「アキラさん…・あなたが本当に 狂さんにその軀を返して下さるのなら、私のこの命を差し上げますわ」
「……いいでしょう」
阿国の言葉と覚悟を聴いたアキラが、刀を握る。
「さようなら…・阿国さん…!」
そして抜き放ち、阿国へと刃を走らせた…
ガキンッッ!!
しかし……阿国へと向かうアキラの刀は、乱入した別の刀によって止められた。
「よぉアキラ、てめえ……オレのものに手ェ出してんじゃねえぞ」
「……狂…さん…?」
何故狂がここに?、と疑問を抱くと同時に、狂が自分を助けに来てくれた事実に何も考えられなくなる阿国。
「…狂、何故あなたがここにいるんです?…いや、何故ここに軀があるとわかったのですか?」
突然現れた狂に若干怯むものの、アキラはすぐに冷静になり問い質す。
「何でわかったか…か。……てめえに言う必要があんのか?…オレがここにいる…それで十分だろうが」
答える気など全くない狂の態度だが、アキラは何となくだが気づく。
先程の狂の言葉…「オレのもの」が意味することを…
「………なるほど、これは予想外ですね」
「で?…てめえはここで何してやがんだ?」
「ふッ……阿国さんと取引をしていたんですよ。……あなたの軀を返す代わりに代償を頂く…というね」
「……そうか…なら、その取引は無効だな。その軀もオレのものなんだからな…当然代償も無しだ、こいつの…」
言い掛けて狂は阿国を抱き寄せ、阿国の髪を撫でながら続ける。
「血の一滴から髪の毛一本に至るまでオレのものだからな」
阿国はただ狂の腕の中で呆然としている。「お前はオレのもの」その言葉の意味を考えながら
「そうですか……それでは危ないところでしたね。もう少しでいただくところでしたよ…」
「…アキラ、てめえッ…」
アキラのその言葉に空気が凍り付き、一触即発となる。
が、何を思ったのかアキラの方から刀を鞘に収めてしまい、緊張した空気を霧散させた。
「何の真似だ?」
「いえ、多少強引ですがあなたの言った その軀が自分のもの というのも事実。ですからあなたから代償を頂く…」
「ほお、ここでオレとやるってことか」
「…というのも考えましたが、どうせなら元の軀に戻ったあなたと…本気で戦いたい」
「……」
そう言ってアキラは踵を返して立ち去りながら、一言…「そのときは……本気でオレと闘ってくれ」
狂はその背中に言い放つ。
「ああ…そのときはお前の望み通り、お前がどのくらい強ェ漢になったのか、ためしてやる…・ま、命の保証はしねーがな」
そんな狂の答えに笑みをうかべながら、今から楽しみだ とだけ言い残してアキラは姿を消した……
「狂さん…何故ここに?……それに、オレのものって…」
アキラが立ち去るのを見届けてから、阿国は疑問に思っていたことを口にする。
「……」
狂は少し間を置いてから阿国の疑問に答える。
「………夢を…見た…」
「…夢?」
「ああ…命を捨ててオレを助けた…」
そのとき、風の吹くような場所ではないというのに強い風が吹き抜けて、膝下まで届く阿国の長い黒髪が風に靡く。
その風から守るように、狂は阿国を腕の中に掻き抱いて、阿国の顔を見つめながら言った。
「馬鹿な女の…夢をよ……だから気になったんだよ、お前のことがな…」
虫の知らせ、というようなものだろう。
もっとも、そのおかげでわかったこともあるのだが…
それは……自分の命よりも大切な存在…
「阿国…………お前はオレのモンだ……これからずっと、死ぬまでな」
「狂…さん…」
阿国は何も言えない…欲しくて欲しくて堪らなかった言葉を…狂の口から聴いたというのに…
瞳から大粒の涙が頬を伝ってこぼれ落ちる。
狂は涙を流し続ける阿国を、ただ黙って抱き締め続けていた…・
漸く泣き止んだ阿国は、狂にここで抱いてほしい、と申し出るも狂は断る。
「抱きてェけど、抱けねェ、」と言った。
本当のところ狂は今すぐにでも阿国を抱きたい、と思っているのだが
この体、京四郎の体では彼女に指一本触れたくないのだ。
それでも触れてしまうのはどうしようもない、だが抱くなどとは死んでもしたくない。
それは阿国の体を汚す以外の何物でもない。
「オレが元の軀に戻って、壬生一族とのくそったれな戦いの全てが終わってからだ…そのときまで待ってくれ」
狂の思いを汲み取った阿国は、全てが終わるそのときまで待つことにした。
「わかりましたわ。……その代わり、たっぷりと私を愛してくださいましね」
愛しい狂に抱かれるそのときを……
とある町の宿屋、綺麗とも汚いとも言えないその部屋で、逞しい体にまるで鬼のような紅い眼を持つ長身の男が、
毛先の方で一つに束ねられている膝下まで届く艶やかな長い黒髪に、男の手にも余りそうなくらいに大きな胸の妖艶な女を組み敷いていた。
「ああ…狂さん…・漸くですのね。漸く私と狂さんは一つになれますのね…」
組み敷かれている女…出雲阿国は、組み敷いている男…鬼眼の狂、の顔を見つめて喜びに打ち震えている。
「オレも、この日が来るのをずっと待ってたぜ…阿国…やっとお前を抱いてやれる…」
狂は仰向けに寝ている愛しい女、阿国に口付ける。
「んん…ちゅっ、ふむっ、」
狂が元の軀に戻り…壬生一族との戦いが終わり……皆、それぞれの道を歩み始めた…
一人、また一人と、自分の道を歩むために別れていく…
そして永い時を狂と体を共にしていた壬生京四郎も、彼と結ばれた椎名ゆやと共に旅立っていった…
こうして皆と別れた狂と阿国は、最初に立ち寄ったこの宿で、今まさに結ばれようとしていた…
投下キタ!しかも2本も!!
って思ってたのに、ずっと規制で書き込めなかった…orz
遅くなったが、GJ
>>67
遅ればせながらgj!
投下乙
面白かった マガジンはRaveとネギまくらいしか読んでないんだが、他所でこんな書き込みがあって気になったんだ
>ヒロインを失明させたり、ヒロインに死亡フラグ立てたり
>ヒロインの乳首は絶対見せない王子がいたり、ヒロインの携帯を精液まみれにしたり
>ヒロインが居ないのに主人公達が気づかなかったり、ヒロインが変わったり
>ヒロインが父から虐待受けてたり、
総じてマガジンはドS向けって言われてたんだが、それぞれどの作品か気になる。
週刊少年マガジンなら、少なくとも私が読んでいる作品ではないな。
なんだろう……。
あー、そうか!
シバトラか!
父から虐待もシバトラにあったよな。
もしかして、これ、全部シバトラか?
わからない。むしろ質問。
一番上と一番下は、シバトラに適合する。
ならば中は?という話。
もしかすると、一番下は他の作品をさしているのかもしれない。
その場合、もしかすると4作品ということもありえる。
2番目は、人形携帯がヒロインの話が昔マガジンにあったような気がするけど
作者名もタイトルも思い出せない。
最後のはハンマーセッションのラスト近くにもそういう女の子が出てきた。
乳首を絶対見せない⇒涼風
乳首解放シーンはあったが涼風の乳首のみ未確認
人型携帯⇒えこ 作者:亜桜まる
ミカサちゃんのエロはまだか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
>>72
>ヒロインが居ないのに主人公達が気づかなかったり、ヒロインが変わったり
ネギまな気もする 今週のGTOは銭湯でナニがあったか妄想するな。
名前不明だから作品の投下がなさそうなのが残念
狂×阿国の続きまだですかー?
KYO他の作品もお待ちしていますー。
RAVE懐かしい・・・
絵柄批判されてたけど俺は好きだった
「ゲ」じゃなくて「GE〜グッドエンディング〜」w
作者ブログが炎上したので有名なやつ
賛否両論あるようですが、とりあえず私もGE好きなんで、つたないですが短文 上げさせていただきます。
GEのヒロインたちは どのコも一筋縄では行かない感じですんで、間違ってもこんな安易な展開は無いと思いますが…。
まあ、そこはそれ、童貞主人公の妄想なりエロい夢とでも(笑)
カーテンを閉め切った部屋の中で、俺は食い入るようにディスプレイを見つめていた。
『あんっ、凄いの…気持ちいい…っ』
『もっと来て! 欲しいのっ、透流ぅ』
画面の中で 一人の少女が男に抱かれている。
背中まで垂らした黒髪を振り乱し、雪白の肌を淫欲に紅く染めて、悩ましく腰をくねらせる美しい少女。大きくは無いが形の良い双乳をふるふると揺らし、円を描くように腰をグラインドさせては 貪欲に男のモノを咥え込んでいる。
「エロい顔してるよなあ、黒川」
軽く腰を突き上げつつ、俺は云った。
「ホント、綺麗に映ってるよ、お前」
右手で真っ白な乳房を揉みしだき、左で太腿を撫で回す。
俺は今、クラスメートの黒川雪を凌辱していた。ソファに腰を下ろし、ようやく入手した彼女の秘密を鑑賞しながら、背面座位で彼女を貫いている。
雪は下着姿だった。両手首をひとつに括られ、抗うことも出来ずに 人形のように俺に抱かれている。
「いや…もう止めて…っ」
ディスプレイから目を背けようとする雪。
だが俺は、髪を掴んで力づくで顔を画面に向けさせ、
「ちゃんと見ろよ、牝豚!」
いやらしく うなじに舌を這わせた。
「あぅ…っ」
うなじは雪の急所のひとつだった。丹念にそこを責めつつ、
「こうかな…?」
俺は彼女の膝の裏に手を当てると ぐいっと上に持ち上げる。男根が抜けるギリギリまで抱え上げ、そこから落とす。自らの重みで根元まで肉棒を打ち込まれる雪。
「やだっ、こんなの、イヤ…っ」
持ち上げては落とし、最奥までぶちこんではギリギリまで抜く。幼女にオシッコをさせるような惨めな格好で 雪は犯され続けている。しかも−。
「ほら見ろよ、机の下…。今もばっちり撮れてんだぜ」
手を伸ばし リモコンを取る。映像を切り替えると、ディスプレイに映し出されたのは 現在の俺たち。背面座位で繋がっている男女が、媚肉が肉棒を咥えこみ、肉襞がぬめぬめと絡み付く様子まで 鮮明に映っている。
雪の表情が変わった。
「ひどい…。アンタ、最低だわ…!」
気丈に俺を罵り、涙を溜めた目で俺を睨みつける。
その涙に、一瞬、昔の気弱な俺に戻りかける。が、即座に俺は立ち直った。
(最低はどっちだよ、人の心を弄んで…っ)
頭が割れそうになるほどの、あの苦悩の日々。近づいては離れ、信じては裏切られる毎日に、俺は絶望寸前だった。
この女たちには、罰を与えてやらねばならない…。
「ほらっ、最低の俺が、もっとひどいことをやりますよっ」
雪の身体をソファに投げ捨て、お尻を高く持ち上げさせる。今度は四つ這いでバックから犯される雪。
折れそうなほど細い腰をがっちりと抱え込み、怒りにまかせて腰を打ちつける。荒々しい抽送に雪の悲鳴と喘ぎが漏れ、それがさらに 俺の嗜虐心をかきたてる。
俺は雪に上体を重ねると、うなじをれろれろと舐め回し、双乳をやわやわと揉みしだく。その先端を指腹で転がし、ぎゅぎゅっと押し潰す。
「痛…! 駄目…っ、乱暴にしないでっ」
「嘘つけ。こういうのが大好きなんだろ!」
そう、手荒な責めで今、雪は感じているのだ。肌はじっとりと汗ばみ、牝芯も密かに潤い始めている。キツキツの媚肉に淫蜜が滴り、気持ちよく俺のモノを締め付けてくる。
「さあ、もっともっと可愛がってやるぞ、黒川っ」
カメラアングルを意識しつつ、俺は雪の片脚を抱え上げる。そして 結合部がしっかりと映る構図で、さらに激しく凌辱を続けていくのだった−−。
>38
その二人だと、
女の子相手に戦う事は出来ないとアキラが再戦を拒否するが、
どんな事をされても女を言い訳にしないと時人が言い張り、
ならばと時人に愛撫を開始、
最初は時人が音を上げたら止めるつもりだったアキラも、
時人の反応が可愛いので歯止めが聞かなくなり…
みたいな展開で良いのではないかと。
>>114 さぁ、文章を起こす準備に戻るんだ!
…というか、書いてくださいお願いします。 隅田さん 「上半身だけでもできることはたくさんあるのよー?」
・・・ヤベぇ
今やってる恋愛禁止条例で書いてくれる職人さん来ないかな
自分も奪還屋読みたい
出来れば、兄妹じゃない蛮卑が…
AKB49のエロパロはここに投下したらいいですか?
うん、是非お願いします
希望は みのり×前田orみのり×たかみな です
SAMURAI DEEPER KYOで誰かお願いしますー!
亀にも程があるけど>>95も言っているように、
フェアリーテイルのスレがないのが不思議。
スレあるだろうと思っていたらなかったorz >>138
【FAIRY TAIL】真島ヒロ総合【RAVE】
これをスレタイにしてスレ立ててくればいいじゃん(,,・ω・,,) >>139
このスレタイで立てようと思ったけど立てられなかった
誰か立ててくれ GTOのスレ落ちたよな
吉川と杏子のもう一度読みたいぜ
月刊マガジン「四月は君の嘘」の宮園かをりが可愛ぇえですね
保守
SAMURAI DEEPER KYO誰か書いてぇ
SAMURAI DEEPER KYOネタで誰か書いて〜
CODE:BREAKERとか結構できそうなのにまったくないんだよな。
弱みを握られた王子が渋谷荘の性処理係になるとか・・・
ネタは豊富なのに書き手がいないのかね?
SAMURAI DEEPER KYO文庫化記念誰かお願いします!
サイコメトラーEIJIより
福島 満ことみっちゃん×実相寺 碧
「ま、まってくださ〜いッ!! 此処で下りるんじゃないんです〜ッッ!!」
僕が乗ってきたタクシーが行ってしまった。
ちょっとトイレしようと思って降ろしてって言っただけなのに、なんか金払ってくださいって言うから先払いなのかなって払ったらそのまま僕を置いていっちゃったんだ。
思わぬ大金が手に入ってまだまだあまってるから「夜のドライブだぁ」なんて浮かれてタクシーに飛び乗ったのが悪かったのかなぁ?
こんなことなら部屋で大人しくしてるんだった……。
「それにしても此処、どこなんだろう?」
人通りは無いし、車も通らないし、無人の建物がポツポツ建ってるだけの湾岸線。
どう考えても車じゃなきゃ帰れない。おまけに酷い大雨で視界も悪いし。
「ハァ〜〜〜〜ッ」
ため息も付きたくなるよ。
でもジッとしててもしょうがないや。とにかく人の居るところか公衆電話でも探そう――と思ったら早速人が見つかった。
というか寝てる。僕のすぐ前方の道路の端っこにうつ伏せになって。やっぱり僕ツイてたのか?
雨で視界が悪いから遠くからじゃわからなかったけど、近付いてみると寝てたのは女の人だった。
足首まであるロングスカートのワンピースを着た、膝下――ふくらはぎまで届くような長い髪の毛の女の人だ。
で、雨が降ってるから当然ずぶ濡れなんだけど、変なことにピクリとも動かない。
その前にこんなところで寝てるのもおかしいんだけど。
「ど、どうしてこんなところで寝てるんだろう? あ、あの〜、こんなところで寝てたら風邪引きますよ」
揺さぶってみても起きない。でも起きて貰わなきゃ僕が困る。
こんなところで寝てるくらいだから地元の人だと思うんだ。
それなら此処がどこか分かるし、上手くいけば帰れるかもしれないし。
そう思って強く揺さぶってると、反動でうつ伏せになっていた女の人の身体が半回転して仰向けになった。
「う、うわぁ〜凄い美人だぁ」
仰向けになった女の人は切れ長の目に細い眉毛、厚ぼったい唇っていう整った顔をした凄い美人さんだった。
そのミステリアスな視線もなんか凄くイイ!
・・・・・・・・・視線?
僕はもう一度女の人の顔を見る。
「・・・・・・」
切れ長の目が開いたまま瞬きしてない。
よく見ると唇も少し開いてる。
「・・・・・・・・・・・・ひッ、ひィィィィィ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
し、死んでるッ死んでるよ〜〜〜ッ!!
またですか!! また死体ですかぁぁぁ!!
僕はなんでこんなに死体とお近づきになってしまうんだあ!
どどど、どうしよう!? こんなところじゃ電話も無いし、警察に連絡もできない!
っていうか真っ先に僕が疑われるんじゃないのか?!
混乱してその場でバタバタ足踏みしてたら地面が濡れてるせいか足を滑らせてしまった。
「ひわぁっ!!」
そのまま“ドスンッッ!”って尻餅付いたのはよりにもよって女の人の胸の上。
とっても柔らかい胸を思いっきりお尻で踏ん付けてしまった。
「ひゃあああッ! ごめんなさいごめんなさい化けて出ないでくださいッ!」
一瞬柔らかいなって思ったけど逆に怖くなった僕は謝り倒す。
だっていくら柔らかくてイイ感じでもこれは死体なんだから化けて出られたら怖い。
そうしたら――「んっ……」って小さな声が聞こえたんだ。
どこから? 周りを見てみる。大雨で視界が悪くて十メートルも離れたらよく見えない。当然声なんか聞こえるわけがない。
じゃあ僕の声? 絶対違う。僕の声はこんなに高くない。
そうなると……僕は女の人に視線を向けてみた。
「あ……目が閉じてる」
さっきからずっと目を見開いて、ミステリアスな視線を僕に向けていた女の人の目が閉じられていた。
これってもしかして……
「ちちち、ちょっと失礼しますっ」
ホントはいけないんだけど念のために女の人の胸に耳を押し当ててみた。
は、はふぅぅ〜っ、柔らかい……
とっても柔らかくてアソコが起立しちゃった。
でも“トクンっ トクンっ”って確かに聞こえる。
「よ、よかったぁぁ〜〜っ」
どうも僕の尻餅が心臓マッサージみたいになって、ショックで蘇生したみたい。
こんなことってあるんだなぁ。おかげで人殺しの疑いをかけられずに済んだ。よかったよかった〜。
けど問題は女の人が起きないこと。
いくら揺さぶっても起きない。女の人は生きてる訳だから目を覚ましてもいいはずなんだけど起きないんだ。
どうしようかな?
「此処に居ても意味ないし、この人を放って置くこともできないし」
となればもう一つしかない。移動しよう!
もう少し歩けば人と会うかもしれないしね。
「どっこいしょっと」
とりあえず女の人を背負ってみたけど結構重い。
それに僕の背が低いから高めに上げてあげないと女の人の脚を引き摺る形になってしまう。
子供をおんぶする訳じゃないんだからしょうがないけど……。
「う、うわぁ……柔らかい胸が僕の背中に…」
普段なら重くて歩けないんだろうな。でも今は背中に感じる二つの膨らみが僕を元気にしてるから大丈夫そうだ。
よし、頑張って歩くぞ!
**
結局、あの後すぐに通りかかった車に近くの駅まで乗せてもらった僕は、適当にタクシーを拾ってアパートに帰ってくることができた。
今夜はなんか色々ありすぎて疲れたからぐっすり眠れそうだ。
「こ、ここが福島さんと“あたし”の部屋なんですか?」
「え、ええ、まあ……」
って言いたいとこだけど……実はあの女の人も一緒だったりする。これには理由があるんだ。
通りがかりの車の人に不審がられたらいけないから「こ、ここっ、恋人なんですっ」て言って乗せてもらったんだけど、
乗ってた車の中でやっと目を覚ましたと思ったら突然女の人が「こ、此処はどこなの? あたしは……あたしはだれ…?」なんて言い出したんだ。
つまり記憶喪失。
そしたら車の人が「お、おいおい、あんたの恋人いきなりなに言い出してんだ?!」って言っちゃって……
「こい…びと……? あなた、あたしの恋人なんですか?」
「え、え〜っと、」
「ああ、その兄ちゃんはあんたの恋人だって言ってたぞ。しっかし、マジで記憶喪失なのか?」
「なにも、思い出せない……でも、名前だけなら……。みどり……実相寺碧……合ってますか?」
「えっ!? あ、ああ〜名前っ、名前ですねっ、は、はい合ってます! 貴女は実相寺碧さんですハイっっ!!」
なんてことに……
もちろん僕はこの人の名前なんて初めて聞くし会ったこともないけど、そこは知ってる振りを装わなきゃダメな状況だったから合ってるって言った訳で、身分を証明する物も持ってなかったから僕が言うことだけが頼りになっちゃったんだ。
だから嘘に嘘が重なって「僕と実相寺さんは恋人同士で同棲中」なんて真実の欠片もない“今まで”が出来上がってしまった。
おまけに実相寺さんも記憶がないからそんな嘘を信じ込んじゃったみたいで、もう引くに引けない状況に追い込まれて……これ、もしも記憶が戻ったらマズ過ぎない?
「ちょっ、ちょっとまっててくださいっ」
実相寺さんを外に待たせた僕は先に部屋に入って手早く掃除をした。
さすがに女の人をゴミまみれの部屋に入れられないし。
入るだけのゴミをポリ袋に詰め込んで、買ったまま使ってない消臭スプレーを部屋中に噴霧した。多少マシになったかなぁ。
「ど、どうぞ」
「それでは失礼します」
「その布団を座布団代わりにでもして座ってください」
「え、ええ、」
敷きっぱなしの布団に座った実相寺さん。
ふくらはぎまであるさらさらの長い髪が布団の上でとぐろを巻いている。
あらためて思うけど髪の毛長いなあ。
こんなに長いとシャンプーとかいっぱい使うんだろうなあ。
シャンプーを手につけて、肩から身体の前に流した髪の毛を洗う実相寺さんかぁ……
「うっ!」
「ど、どうかされたんですかっ」
「い、いえ、大丈夫ですっ」
実相寺さんが髪の毛を洗ってる姿を想像したら興奮してアソコが大きくなってしまった。
元が大きいから勃起しちゃうと押さえ込むのが大変なんだ。
背は小さいし太ってるし不細工なのにどうしておちんちんばかり大きくなっちゃったんだろう?
ココが大きく育ったところでおしっこする以外使い道無いのに……。
「あの……とても大丈夫そうには見えないのですけど」
股間を押さえたままうずくまる僕の姿は実相寺さんには変に見えるみたいで、こっちに近付いて覗き込んでくる。
うう、あんまり近寄らないでください……実相寺さんのいい匂いが鼻を擽っておちんちんが大変なことになってしまうんですっ
だけど実相寺さんは容赦なく僕の身体まで触ってきた。
「福島さん、本当に大丈夫……?」
大丈夫じゃない!大丈夫じゃないですっ!!
それ以上接触されると大変危険ですのでもうっ“バツンッ!”
「あ……」
「あ……」
限界を超える勃起に耐えられなくなったズボンのファスナーがはじけ飛んでしまった。
全開になった社会の窓からパンツを押し上げてふくらむ僕のもっこり。
「そ、そういうこと……」
なまじ側に寄られていたせいでそのもっこりした股間を実相寺さんに見られてしまった。
「あひゃああっ! ご、ごご、ごめんなさいぃぃぃ!!」
呆れるような、それでいて納得したような声で言う実相寺さんに僕は素早く土下座した。
こ、これは軽蔑されてしまう! いや軽蔑されるだけならまだいいんだ。昔から男子にはいじめられて女子にはキモいって言われ続けてるから。
問題は変態って言われて通報されてしまうこと。
前にも警察のコスプレして捕まっちゃったことがあるから色々問題大ありなんだ……。
「謝らなくてもいいわ。あたしたち恋人同士なんでしょう?」
「へっ…?」
そんな心配をしてた僕に、実相寺さんは想像してたのと違う言葉をかけてきた。
「恋人ならそういうこともしてきたでしょうし、あたしとのセックスを思い出していたのでしょう?」
こ、恋人…? ああ、そういえばそういう関係ってことになってたんだ。
あまりにドキドキし過ぎてすっかり忘れてた。
「服… 脱いでくださる?」
「ふ、服? 僕が服を脱ぐんですか?」
僕が服を脱いでなにするんだろう?
雨で少し濡れてるから着替えるつもりではいたけど。
「ええ。あたしも脱ぎますけど」
「えっ・・・ええェェェっ!」
ど、どうしてだ? どうして実相寺さんまで脱ぐんだ?
た、確かに実相寺さんもずぶ濡れだけど、僕みたいな男の前で脱いで着替えもないのにどうするんだ??!
「もちろんセックスをするのよ……いつもしていたことをすればひょっとすると記憶が戻るかもしれないわ」
セっ セっ セっ・・・セックス〜〜〜っっ!?
僕が実相寺さんとセックスするんですかぁ〜〜〜〜っっ!?
「恋人なんですからしていたのでしょう?」
したことない! したことないですよっ! 僕は童貞ですっ! 貴女とセックスなんてしたことありませんっ!! ですから記憶は戻りませんっっ!!
そもそも恋人同士っていうのが嘘なんですからっ!
立ち上がった実相寺さんは着ていたワンピースを恥ずかし気もなく脱いでいく。
恋人ってことになってる僕には見られても恥ずかしくないということだろうか?
ワンピースを脱ぐとパンティとブラジャーが露わになった。
紫色のレースが付いたエッチ過ぎるパンティとブラジャー。
実相寺さんは更にそれを脱いでいく。ブラジャーのホックを外すと拘束を解かれた大きなおっぱいが零れ出た。
巨乳なのに張りがあって全然垂れていない。も、揉んだりしたら触り心地最高なんだろうなあ。
盛り上がった丘の頂点にあるピンク色の乳輪と乳首もすごくおいしそうだ。
最後にパンティに手を掛けてゆっくり降ろしていく実相寺さん。前屈みになっているから長い髪の一房が肩から身体の前にさらりと流れ落ちる。
足首まで下ろされたパンティはまず右足を抜いて、次いで左足を抜く。
脱いだパンティを服の上に重ねた実相寺さんが僕に向き直る。
切れ長の目と細い眉毛に、厚ぼったい唇っていう女優さん並の整った顔。
僕の手なんかじゃ絶対にあまっちゃう大きな胸に、モデルさんみたいな細くくびれた腰。
それに触り心地の良さそうなお尻と、すらりと伸びた手足。膝下ふくらはぎまで届くさらさらの長い髪。
スタイル抜群の完璧ボディと、とんでもなく整った容姿を持った美人さんが素っ裸になって僕を見ている。
あ、あああ、おちんちんが痛いくらいに勃起してビクビク痙攣してるっ
「さあ、福島さんも脱いで」
「は、はいっ! 了解ですっっ!!」
完璧美人の実相寺さんに見とれてた僕はどぎまぎしながらも上着を掴むとシャツごと脱いで上半身裸になった。
脂肪たっぷりのお腹がぼーんっと出たけど気にしない。というか気にするような余裕がない。
続いてベルトを緩めてズボンのホックを外した。するとズボンがすとーんって落ちてしまった。
ひゃあああ―――っ! 忘れてたズボンのファスナーはじけ飛んでいたんだ!
おかげで縦縞模様のトランクス一丁になってしまった。どうせ脱いじゃうからいいんだけど……。
最後に勃起したおちんちんで盛り上がってるトランクスを脱ごうとしたら実相寺さんが身体を寄せてきた。
「うふふ… 脱がせてあげるわ」
耳元で囁く実相寺さんの髪の毛が僕の頬を擽る。い、いい香りだなぁ〜。
直立不動の僕の前に膝立ちになった実相寺さんは、僕のトランクスを掴むと足下に向けて引きずり下ろした。
露わになるおちんちんが外の空気に触れてブルッと震えた。
「ああ……こんなに大きいなんて」
大きくなった僕のおちんちんが実相寺さんの目にとまる。あ、あんまりまじまじと見ないでください〜〜っ
「む、無駄に大きくなっちゃったんですっ」
「無駄じゃないわ……素敵よ、…あむっ」
「ひわぁぁ!!」
顔の前に出す形になっていた僕のおちんちんが実相寺さんに咥えられてしまった。
ほっ、ほわああああ――っ! お、女の人が僕のおちんちんを咥えてくれる日がくるなんてェェェ―――っ!
な、生温かい口の中が気持ちいい――――っっ!!
「んっ んっ」
「ああっ うああ〜〜っ」
実相寺さんは咥えた僕のおちんちんに舌を這わせて舐めながら首を前後に動かし始めた。
こ、これっ、これがフェラっ フェラチオっていうヤツですかっ! おちんちんを女の人に舐めて、しゃぶってもらうフェラチオですかっ!!?
き、キモチイイ〜〜ッ!
「ぢゅッ ぢゅッ ぢゅるるッ」
す、すごいッ、下半身からおちんちんから精気を吸い取られてるみたいだっ
空いてる両手をおちんちんをしゃぶる実相寺さんの頭に乗せて、髪の毛に指を絡めさせながら僕の方からも腰を前に出す。
おちんちんの裏スジをアイスバーを舐めるみたいに攻められて、もうイキそうなんだ。
そして僕は思い出した。自分が早漏だってことを……。
「ううッ!」
どびゅう〜ッ
するとそれを証明するみたいにおちんちんから精液が噴き出してしまった。
「ふむぅッ!?」
びゅくびゅくッ びゅるる〜
「ん゛ッ! ん゛ん゛〜〜〜ッッ」
結果あっさりイってしまった僕は実相寺さんの口の中に出してしまった。
出てしまった精液はそのまま実相寺さんが飲んでくれたけど、ごくごく喉を鳴らして飲む姿にまた興奮してしまう。
「んくっ……ふぅ、早いんですね」
「む、むむむ、昔からなんですっ、」
無駄に大きい癖に早漏だから恥ずかしくて恥ずかしくて。
人生で初めてのフェラチオなんだから、もう少しくらい頑張ってくれてもいいのに……。
なんて情けないおちんちんなんだ。
「そう、それは大変ね……だけどもう大きくなってますよ」
「そ、早漏の癖に反応が早くて」
「でもそれなら早く続きができるわ」
続き……続きといえば……
口の中が一瞬乾いたと思ったら生唾がたくさんでてきた。
ごくっ、その生唾を飲み込む僕に妖しい微笑みを見せた実相寺さんは、敷きっぱなしの布団の上に座って上体を寝かせる。
更に仰向けのまま立てた膝を大きく開いて僕を呼んだ。
「さぁ、福島さん……いつもと同じようにあたしのココに、その太くて大きいおちんちんを入れて……」
いつもどころか初体験ですっ!
い、いいの? ホントにいいんですか?? 僕みたいな童貞早漏チビデブ不細工な男が、実相寺さんのような超絶美人とセックスをしちゃってもいいんですか――っ!!?
「は、はいっ、了解であります!!!」
僕は思わず趣味のコスプレをしているときによくする敬礼をすると、開けてくれてる膝の間に入った。
「ごくっ」
目の前に広がる実相寺さんの股間。
むちむちの両太ももの付け根、その丁度真ん中の部分、僕のおちんちんがあるのと同じ場所に一筋の割れ目と産毛みたいな陰毛が生えている。
縦に裂けた割れ目の上部にはエッチな本で見たクリトリスっていう肉の芽があって、そのすぐ下にはびらびらした花びらのような肉の膜があった。
そのびらびらに守られるようにして穴が空いている。こ、これがおまんこっ、夢にまで見た女の人のおまんこっ、
「じらさないで……」
「ははは、はいっ、」
実相寺さんの言葉に突き動かされた僕はエッチな本でやっていたように、見よう見まねで実相寺さんの脚を抱え上げて自分の腰を寄せた。
そしてもう先から汁が出ちゃってるおちんちんの先っぽをびらびらの中にあるおまんこに押し当てる。
するとおまんこの入り口が粘つく液を垂れ流して僕のおちんちんに吸い付いてきた。
う、うわぁぁ……先っぽ当てただけなのにこんなにイイ気持ちだなんてっ……それに実相寺さんのお汁が僕のおちんちんに付いてる。
よ、よ〜しっ いくぞぉぉ、初めての…初めてのエッチだっ! これで童貞卒業なんだっ!
ずぬ゛ぅ…
「あぁ…」
腰を前に出してみたら吸い付いてた先っぽがおまんこの中に入ってしまった。
ああ、なんてイイんだ……もっと、もっと奥に行かなきゃ……
ずぶぅぅ〜っ
「ああ・・・アアぁっ」
す、すごい! すごいぞ! どんどん中に入っていく!
実相寺さんが喘いでる! 僕のおちんちんをおまんこに入れられて喘いでる!
そ、それにしてもなんて温かくて気持ちいいんだっ
ざらざらしたおまんこの中がおちんちんに纏わり付いて撫でてくれてるみたいで凄くイイっ!
ずぶぅぅぅ
「あっああァ〜・・・大きいっ 大きいのがあたしの中に・・・入って・・きてるっ・・・」
じゅぶんっ
「アアっっ!」
順調に入っていったおちんちんの先っぽが行き止まりに当たった。
同時に根本までしっかり入って、僕の股間が実相寺さんの股間とくっついてる。
女の人と肌で触れ合うなんて事故的なのを除けば全くの初めて。その初めてが実相寺さんの股間。
僕はそれを確かめようと自分の股間をすり寄せてみた。
「あっ…!」
僕に股間をすり合わせられた実相寺さんが小さく喘いだ。
は、入ってる! 入ってるんだっ! 僕のおちんちんが実相寺さんのおまんこに、全部入ってるんだっ!
おちんちんが入ってることと、股間が触れ合ってる事実に感動した僕は、早くもイってしまった。
「ううっ!」
びゅくっ びゅくびゅくっ
「あっ、な、なに…? 身体の奥に……熱いのが…っ」
温かい肉に包まれる気持ち良さと幸福感に油断しきっていたから仕方ないけど、なんでこう異常に早いんだ。
しかも実相寺さんの子宮の中に全部出しちゃったし……に、妊娠とか大丈夫なのかなあ……
「また…イったの…?」
「うう、ご、ごめんなさい……」
「いいの… だけど、結構出るのね……子宮に溜まっていくのが…分かるわ……」
それにしてもなんてダメなおちんちんだ! 童貞卒業の初めてのセックスが一瞬で終わってしまったじゃないか!!
今もまだ精子がびゅくびゅく出ちゃって射精の気持ち良さを味わえてるんだけど、これが止まったらもう終わりって考えたら落ち込んでしまう。
「でも… まだできるでしょう?」
「へっ?」
「セックスよ… できるならこのまま続けましょう」
だけど実相寺さんはまだできるならセックスを続けようって言ってくれた。
一度出したら終わりって考えてたけどそうじゃないみたいだ。ううっ、優しい人だなぁ。
よしっ、それなら僕も頑張ろう! イってイってイキまくってやるぞ!
あ、あと、無理かも知れないけど実相寺さんにも気持ち良くなってもらおう。
セックスは女の人も気持ち良くなるものだっていうし。僕一人だけ気持ちいいのはなんか申し訳ない。
「が、頑張りますっ」
僕は射精が止まったところで腰を動かしてみた。
ぬ゛るる〜っ
「あっ・・・あァっ」
う、うわァァ、少し動いただけなのに背中がぞくぞくする〜。
ずっ じゅぶぅっ
「あ、ああ〜〜っ、お、大きいっ・・・なんて大きいのかしら・・・こんな大きいのがあたしの中を、動いてるなんて・・・そ、そう・・そうよっ・・・もっと早く動いて・・・」
「で、でも、これ以上早く動くとっ、またイっちゃいますっ」
ゆっくり動いて引いたり入れたりしてるだけでもうイキそうなのに、早く動いたらまた漏れてしまう。
おちんちんがおまんこの中と擦れ合うのがこんなに気持ちいいとは思わなかった。
時間をかけてじっくりしている人達って実は凄いのかも……早漏の僕じゃ何回イっちゃうか想像も付かないや。
「いい、わ・・・出したらまた続けて・・・」
でも実相寺さんは出せって言うんだ。我慢しないで出してセックスを楽しもうって。
恋人同士なんだから時間を掛けて愛し合おうって。
スミマセン、僕とあなたが恋人っていうのは真っ赤な嘘です……なんて今更言えないし。
実相寺さんの記憶が戻らなかったらホントに恋人になっちゃうのかなあ。
そ、そう考えるとこのまま記憶喪失で居てほしいような……
恋人になって婦人警官のコスプレとか看護婦さんのコスプレとかしてもらったりして。
そのままの格好でエッチしたりとか……
そんなこと考えたら身体が勝手に反応しちゃって一番奥まで入った瞬間にまたまた漏れてしまった。
「うっ」
びゅくっ びゅるるっ
「はああっっ!」
びゅくっ びゅくっ
「ああ・・・出てるわ・・・福島さんの熱い精子が、あたしの中にいっぱいっ・・・入ってくるわ・・・っ」
股間をぴったりくっつけて実相寺さんの中に精液を出す僕。これが人生で二度目の膣内射精。
か、感無量だ。でもジッとしていられない。
ずずっ じゅぶっ
「あぁンっ! すごいィ、福島さんの太くて大きいのが・・・中を掻き回してるぅぅ、もっと・・・っもっと擦ってェェ!!」
僕は我慢できなくて精子を出しながら動いた。どうせすぐにイっちゃうんだから出しながら動かした方がいい。
でもホントにすごいな。実相寺さんの中の肉と擦れ合わせてるだけなのに、背中とおちんちんとその奥に電気を通されてるみたいにぞくぞくしっぱなしだ。
「あっ あァンっ ああっ あはァっっ!」
実相寺さんも僕と同じように感じてるのかなぁ?
さっきからずっと大きな声で気持ちよさそうに喘いでる。
だけど、僕は本当にセックスをしてるんだっ!
それも実相寺さんみたいな凄い美人な女の人とっ!
身体中に感じるこの快感は夢じゃないっ、現実なんだっ!
ああ〜最高だ、最高の日だ、今日は人生で一番幸せな日に違いないっ!
びゅくぅっっ
「あっ、あああぁぁぁぁ――――っっっ!!!」
そう確信した僕は実相寺さんの一番深いところまでおちんちんを差し込んで三度目の膣内射精を行った。
うう〜〜っ 中に出すのって気持ちいいな〜〜〜〜っ
**
次の日、僕は会社を休んだ。
行ったところであんなインチキ健康器具、どうせ一つも売れないのはわかりきってるし。
それに今日は実相寺さんと二人で部屋の掃除をしようってことになったから。
僕の部屋はゴミがいっぱいでもの凄く汚い。
昨日実相寺さんと夜遅くまでセックスしたあとに「この部屋……汚いすぎるわ」って言われてしまったんだ。
今までは僕一人だからよかったけど、これからは実相寺さんと一緒に暮らすんだからそういうわけにはいかない。
一緒に暮らす・・・・・・僕がこんな美人な人と一緒に・・・
それを考えるとまた興奮して大きくなってしまった。
「うふふっ、福島さんたらこんな朝早くから大きくして」
「じ、実相寺さんっ」
顔を洗ってた僕を後ろから覗き込む実相寺さん。
妖しげな笑みを浮かべて僕を見ている。
「こっちを向いて」
「な、なんですか?」
振り向くと顔を近づけられて唇を塞がれた。
き、ききき、キス〜〜〜っ!! キスされてるっっ!!
「んっ…あむっ……」
心の中が絶賛パニック中の僕に気付くことなく、実相寺さんは湿った唇で僕の唇を啄んで味わうようにキスをしてきた。
「んっ… んうっ… んちゅっ、ちゅ…ちゅっ…」
それだけじゃなかった。僕の唇を啄みながら舌で唇を割って口の中に入れられたんだ。
こ、こんなすごいキスを朝っぱらからされるなんてっ! 幸せすぎて怖いくらいだ。
「んんっ あむっ くちゅっ」
口の中に入れられた舌に歯茎を舐められて、次に僕の舌が絡め取られた。
巻き付いてくる実相寺さんの舌にされるがままの僕。そんな僕の口の中に更に唾まで入ってきた。
「んっ んぐっ!」
僕はその唾を飲み込んでみた。
あまい味がする。これが実相寺さんの唾の味なんだなあ。
唾を飲み込んだところで唇を離された。
つーっと混ざり合った粘っこい唾液が糸を引く。
「んふふ、福島さんの唇……とってもおいしいわ」
「そ、そそっ、そうですかっ」
僕を見て笑う実相寺さんの頬がほんのり赤くなっていたけど、僕の方は顔全体真っ赤になってるんだろうなあ。
「お掃除を始める前に“こっち”を鎮めておかないと」
そう言って僕の前で膝立ちになった実相寺さんにパンツを脱がされて昨日の夜みたいにおちんちんをしゃぶられた。
はああああ〜〜〜っ 朝からこんな気持ちいいことされるなんて……僕ってホントに幸せなヤツだなあ。
見下ろす形の僕はおちんちんを咥えたまま前後に動く実相寺さんの頭の後ろで揺れる髪の束に目を移す。
実相寺さんは掃除の邪魔になるからって、ふくらはぎまである長い髪をポニーテールに括っているんだ。
揺れるポニーテールを見てるとなんだか好奇心をそそられる。それにいい匂いがしそう。触ってみようかな?
思い立った僕はその長いポニーテールに両手を伸ばして、一本に括られた髪の束を手の平で包み込んで持ち上げてみた。
すごく長いから実相寺さんが膝立ちになっていても僕の顔まで持ってくることができる。それでもまだまだ余裕がある長さだ。
昨日も思ったけどホントこんなに長いと髪の毛洗うの大変そう。そうだ! 実相寺さんがいいって言ってくれたら髪の毛洗うの手伝わせてもらおう!
二人で洗ったら少しは楽だと思うし、い、一緒にお風呂に入れるし……
それにしてもさらさらだなあ。指を絡めてみても引っかからないで指の間を滑って抜けていく。
滑り抜けていくときの感触がこれまた良くて、髪の毛触ってるだけで感じてしまう。
匂いは……ああ、いい匂いだあ。シャンプーの匂いと、髪の毛その物の匂いが入り交じってとっても良い香りになってる。
「ぢゅっ ぢゅっ ぢゅぽっ」
僕が髪の毛に夢中になってる間も必死におちんちんをしゃぶってくれる実相寺さん。
裏スジとカリ首の裏側を丁寧に丁寧に舐めてくれてる。先っぽにもいっぱいキスしてくれて、僕を気持ち良くしてくれる。
喉の奥まで咥え込んで全体を口に含んでくれたり、カリ首のギリギリのところまで引くと次はまた口の奥に入れたり、逆に出したり。
あっ、ああっ、ダメだっ。もう持たないや。
僕は弄んでいた長いポニーテールを離すと実相寺さんの頭に手を置いてイクことを伝えた。
「んぢゅっ ぢゅるるる」
すると実相寺さんは自分から僕の股間に顔を押しつけて、喉の奥の方まで飲み込んだおちんちんを思いっきり吸い上げてくる。
当然耐えられる訳がない僕は次の瞬間射精した。
「ううっ!!」
ドクドクっ ビュクっ ビュルルルっ
「んううッ!? んッ ンンンン―――――ッッ!!」
はああああああああ〜〜〜〜ッッ
やっぱり女の人に、実相寺さんにイカせてもらうのって、キモチイイ……
今まで自分でしてたのとエライ違いだ。
「んぐっ んぐっ ごくっ」
口の中に出した精液を全部飲み込んだ実相寺さんはスッと立ち上がる。
「んっ、福島さんの精液、すごく濃いわね。どう? 満足できたかしら?」
「は、ハイっ! ですが…」
どうせだから言ってみよう。
「ですがこのまま実相寺さんとエッチもしたいのでありますっ!!」
「ふふ、わかったわ。たっぷりセックスをして、愛し合ってからお掃除に取りかかりましょうか」
言ってみるものだなあ。
実相寺さんは昨日と同じように布団の上に寝ると脚を大きく広げてくれた。
「そ、それでは、いかさせていただきますっっ」
その脚の間に入った僕は元気いっぱいに大きくなったおちんちんを、実相寺さんのおまんこに当てて――
じゅぶうう
「あああっっ…っ!」
奥まで挿入すると――
「あっ…あっ……あっ……っ あぁっ…っ」
心ゆくまで実相寺さんとエッチした……
こうして毎日のようにし続けた性交により後に実相寺碧は妊娠し、福島満の子供を生むことになる。
子供が生まれたのを機に二人は結婚するのだが、いずれにしてもそれはまだ先のことであり、今の二人には知る由もない。
「満さん、そろそろお掃除を始めましょうか」
「はいっ、了解ですっ・・・み、碧さんっ、」
いつの間にか名前で呼び合うようになった二人。
恋人同士がいつまでも姓で呼び合うのはおかしいと実相寺碧が言ったのだ。
尚、彼女の記憶が戻ることはなかった。
記憶を失ったまま福島満と愛し合い、やがては結ばれ子供も生まれる。
それはきっと幸せなこと、彼にとっても彼女にとっても……。
福島 満 19歳
高校をいじめにより中退、訪問販売会社に勤める。性格は温厚かつ気弱で押しに弱く、眼鏡を掛けた肥満体の自他共に認める不細工な容姿と大変な強運の持ち主。
思いがけないところで実相寺 碧と出会った彼はその強運により彼女を救い、行きがかり上記憶喪失となった彼女と恋人同士となり同棲することになった。
後に“福島 碧”となる実相寺碧との間に一男一女をもうける。
尚、実相寺碧とはたびたびコスプレエッチをしている。
>>192GJ!!
まさかみっちゃんと実相寺碧なんて有り得ないのが来るとは思わんかったぜ! つーか普通思い付きもせんわなww
ドラマでは死亡で原作では生死不明な実相寺も変なとこで運の良いみっちゃんと一緒なら幸せになれるだろ
“一男一女をもうける”ってあるけど超早漏なみっちゃんと毎日ヤる実相寺が二人しか孕まないってのはない
中出しされまくって絶対それ以上子供生むことになりそうだww >>198 奪還屋、需要はここに…!
供給かもん!! >>194
大神と桜、人見と神田ちゃんあたりは余裕であるだろうと思っていたら全然なくて泣いた >>201 コドブレは専用スレ建ってるみたいだぜ
供給ないっぽいが… GTOの吉川と杏子なら本編の続きとか
沖縄編でのIFとか色々やりかたありそう
>>198
供給があったら有難いというスレの現状からして
需要を気にする事は無いと思われ 注意:アゲハは繭と付き合っていない
アゲハに彼氏はいない
GTO 内山田ひろし×アゲハ
まったく、私は今まで何をやっていたんだ。
妻に離婚されたのも、娘に愛想を尽かされたのも、肉屋の星野に妻と娘の二人とも奪われてしまったのも、総て私の自業自得だ。
保身ばかりを考え家族と碌に会話もせず現実から目を背けて逃げ続けてきた自分が悪いのだ。
今日、鬼塚君に説教されて漸く目が覚めた。
人間として、大人として、そして教師として何が一番大切か?
そんな当たり前のことを忘れていたなんて……。
だがこれからは違う!
初心に帰ろうではないか!
父の背を追っていたあの頃に。
母の言葉に教育者の道を目指すと決意したあの頃に…!
「ただいま。といっても誰もいないか…」
決意新たに帰ってきた我が家。
今はもう私一人だけの家。
当然返事など返ってくるわけもな――
「お帰りなさい」
………え?返事?
い、いや、だが……家からじゃない。
今の声は後ろから聞こえたぞ?
い、一体誰が……。
恐る恐る後ろを振り返る――するとそこに立っていたのは頭の上で二つくくりにしてもまだ毛先が尻に届いている程の長い髪と
が、外人さんみたいに大きくて、す、す、素晴らしい巨乳を持つ女子。
「やっほ〜♪」
「ブフゥゥゥゥゥ――――ッッ!! き、き、キミはチョウチョくん?!」
し、知っている、わ、私はこの子を知っているぞ!
今は制服を着ているが間違い無くあの子だ!
き、気付かなかったぁぁぁ!!
まさか、まさかこのチョウチョくんが我が吉祥学苑高等部の女生徒だったとはぁぁぁ―――ッ!!
「チョウチョじゃなくてア・ゲ・ハ、アゲハだよ教頭先生♪」
「あ、ああ、そうだった、確かそう呼ばれていたね、だ、だがどうして此処に……?」
まさか、まさかまた私を嵌めに来たとか……?
い、いやいや、何を考えている内山田ひろし!
今さっき初心に帰ると誓ったばかりではないか!
教育者の、一教師としての大切な物は何か?
それは何よりも生徒を信じ守ることだ。
「先生?」
「あ、ああすまない、少し考え事をしてしまっていたよ…。で、君はどうして私の家を知っているのかね?」
「えへへ、実は教頭先生の後つけてきちゃったの」
つけてきた。なるほど、つけてきたのならまあ分かる。
ん?
つ、つけてきた?
何故チョウチョ……ではなかった。
アゲハ君が私の後をつける必要が……。
「ね、此処じゃなんだし中に入らせてもらってもいいですか?」
「そ、そうだね、此処じゃ目立つしいつまでも突っ立ってるのは…」
*
「へぇ〜、これが教頭先生の家かぁ〜、」
とりあえず家の中に入ってもらったが、この子は、アゲハ君は一体何をしに来たんだ?
……………や、やはりまた私を嵌め……、い、いかん! そうじゃないだろ内山田ひろし!
「と、ところでなにか用事なのかな?」
「用事があるから来たんだっつーの」
「……え?」
な、なんだ? い、いま一瞬物凄く柄が悪かったような………げ、幻聴?
「な〜んちゃってね♪」
しかしそれも一瞬の事で今彼女は可愛らしい笑顔を私に向けていた。
「は、はは、なんちゃって、ね、か……」
いかんな、この子にはたっぷり嵌められてしまったせいかどうしても斜に構えてしまう。
だがアゲハ君も吉祥学苑の、私の大切な生徒なんだ。
頭から疑ったり言葉一つでどうこう言ったりするのは良くない。
それにあの鬼塚君など口は悪いが聖職者の鑑のような人間ではないか。
まったく、こんな事では心を入れ替えた意味がないな……。
「え、ええっとだねアゲハ君…。ひょっとして君は何か悩みでもあるのかね?」
そうだ。私の所に来たアゲハ君とはあれっきり会って居ないのだから用も無いのに来る道理がない
「あっ そうそう、そうだった。肝心なこと忘れちゃいけないわね」
ふむ。どうやらやはり悩みがあるようだ。
とにかく聞いてあげよう。
生徒の悩みを聞いてあげるのが教師の役――「好きです教頭先生!」って、ええぇぇェェェェ―――ッッッ!!?
な、な、なんですとォォォォ!??
「な、な、な、なにをいっとるのかねキミはッッ!!?」
「ホントだよ? あたしホントに内山田先生のことが好きなの……」
アゲハ君はそこまで言って私に抱き着いてきた。
「ほ、ほわぁぁぁーーっ?!」
そ、それもだ。ギュウ〜って、ギュウ〜って力いっぱい抱き着いてきたではないか!
お、お、お陰でむねが……アゲハ君のでっかい胸が私の身体に押し付けられて気持ち……
い、いやいや、そうじゃないっ!
そうじゃないだろ内山田っ!
アゲハ君が私を好きだって?!
「な、何故かね? 私は、私はキミに好かれるようなことなど何一つしてはっ…」
は!?
や、やはりアゲハ君はまた私を嵌めに……ち、違うっ!
私は生まれ変わ――
「ううん、そんなことないよ。先生はあたしのこと覚えてないみたいだけど、あたし中等部の時に先生に助けてもらった事があるの。
その頃からずっと先生の事見てた…… けど、先生はあんなに優しかったのに他の大人と同じで腐ってた。だからあたし……先生に目を覚ましてもらいたくて嵌めたの」
…………
ん?
はて?
中等部の頃のアゲハ君?
まてよ……あの子……ではない。
あの子………でもない。
う、うーむ、はっきりと思い出せん。
しかし、こんな真摯な目で私を見るアゲハ君に知らないとか忘れたとか言えんしな
「お、思い出したよ、そうか! あの時の子はアゲハ君だったのか!」
ここは話を合わせておくとしよう。
「うん、そうだよ」
「キ、キミには醜い姿を見せてしまったな……失望しただろう」
話を合わせようが合わせまいが腐った私の姿を見たのだから。
失望したなら失望したでそれは仕方がない。
だがアゲハ君はじっと私を見つめて否定してきた。
「ううんそんなことないよ。あたしはどんなに腐ってても内山田先生が好きだから。それに、今の先生はもう腐ってないじゃん?」
ああ、なんていい子なんだアゲハ君。
またキミを疑い掛けたというのにこんな私を好きだと言ってくれて。
「アゲハ君……ああ、キミの言うとおり私は目が覚めたよ。教師としてまず考えなければならないのは生徒の事だ。それを忘れて自分の保身や出世しか考えなくなっていた……まったくもって恥ずかしい……」
穴があったら入りたい。そんな心境だよ………ん?
ふとアゲハ君を見ると、じっと私を見つめていた目を閉じてしまった。
なんだろうか?
「キス……して」
・・・・・・はいィィィィ――?!
ち、ちち、ちす! ちすですと!
「い、い、い、いや、それは流石にマズイっ、」
「先生はあたしのこと嫌い?」
再び開いた潤んだ瞳で私を見てくるアゲハ君だが、いや、それは、
「そ、そうじゃないっ! 決してアゲハ君が嫌いだとかいう訳ではなくてだっ!」
「だったらキスしよ? ね、センセ?」
迫ってくるアゲハ君の顔。一瞬逃げ出したくなってしまった。以前の私ならば邪な思いで有無を言わさなかった所だが新生内山田はそうはいかん!
いか――“ぎゅっ”ふぉぉぉぉっっ!
あ、アゲハ君がアゲハ君の右腕が私の背中に回されて、左腕は右肩から首の後ろにィィィッッ!!
「ね? キス……しよ?」
こ、ここ、こ、これはっ
これはしなければいかんのか?
き、キスを、アゲハ君とキスをしなければいかんのだろうかっ!?
女子がここまでして拒否するのは恥を掻かせてしまう……となれば、やはりするべきなのだろうか?!
し、しかし私とアゲハ君は教師と生徒!
キスなどするわけには……!
だがそれではアゲハ君に恥を掻かせて……!
え、ええ〜いっ! こうなったらもう自棄だ!
ワンダーホーゲル部の私がキス一つで怖じ気づく訳には……!
目の前にあるアゲハ君の瑞々しい唇に近付いていった私はその唇を塞いだ。塞いでやった。
“ちゅっ”
し、したっ
してしまったぞっ
なんて柔らかい唇なんだっ……!
「んっ…んちゅ、」
お、おお!
アゲハ君が私の唇を啄んでくる!
「んむっ……ちゅっ ふむぅン……っ」
し、しかも唇をこじ開けて舌まで入れてきた!
あ、アゲハ君いかん、そんなに舌を絡めてきてはっっ!
「ん…あっ……」
舌を舐めて歯茎をなぞって口の中を蹂躙して
アゲハ君……そんなに私とキスがしたかったのか……!
「ん……」
一通り私の唇を堪能したアゲハ君はゆっくりと口を離した。
唇の間に唾液が延びて……
ほ、本当にキスをしてしまったぞ、こんな、こんな若い娘と本気のキスをっ…!
「先生……あたしこのまま先生とエッチしたい……」
な、なにぃぃぃ――っ??
今度はエッチですとっっ?!
「そ、それは流石に――」
「エッチ……しよ?」
アゲハ君は否定の意志を示す私に抱き付いたまま甘えるように頬をすりよせてきた。
“すりすりすり”
い、いい、
なんていい匂いなんだ…
すり合わされる頬の肌の感触も非常に気持ちがいい。
「あ、アゲハ君、」
何度もすりすりしてくるアゲハ君。私はそんなアゲハ君の背中に回した手で彼女の長い髪の毛を指に絡ませながら撫でてやる。
お尻まで届くほど長いアゲハ君の艶々の髪。
私には無い髪の毛。
どんなに高い育毛剤を使ったところでこんなに髪の毛がいっぱいになることはない。
…………。
…………ちょっと羨ましいと思ってしまったではないか。
アゲハ君の髪の毛を指に絡めて感触を楽しんでいた私は主題に戻る。
アゲハはといえば変わらず私に頬ずりをして堪らん程いい匂いをすり付けてきていた
「い、いいのかね…? 私のような頭の禿げた中年の……今年で52歳になるような中年の男で……?」
これほどされて拒否するほど私は非情な男ではない!
男内山田、覚悟を決める時だ!
け、決して美少女とエッチしたいとか不純な動機ではない!
あくまでも教師として生徒に恥を掻かせるわけにはいかないというだけだ!
「先生がいいの……先生とエッチがしたいの……ね、先生、アゲハとエッチ……しよ?」
「アゲハ君っ…!」
その後はまるで夢を見ているようなふわふわした感じになってアゲハ君の服を脱がせて裸にしてしまいソファに押し倒してしまった。
私も着ている服を乱雑に脱ぎ捨てアゲハ君のむちむちした脚を抱え上げる。
「先生…大きい……」
何年振りとなるセックスをこんな超美少女とする。それを考えて興奮した我が息子が血管を浮き出させながら大きく勃起。
「アゲハ君も実に綺麗だ」
開かせた左右の脚の付け根の真ん中。股間に咲いたアゲハ君の花園は少し濡れたサーモンピンク。
私は腰を近付け我が息子の切っ先をアゲハ君の花園に添える。
“くちゅり”
「あ…」
そしてそのままゆっくりと花園に挿入れていく
「あっ…アァ…セン…セ、あたしの中、広げて…入ってくる…っ、」
我が息子の頭が花園に全部入ってしまった。
私は更に腰を押し出して頭の下、竿もアゲハ君の中に挿入れていく。
“ずぷぅぅ〜っ”
「はああぁぁ〜っ! ふか…いィィィ〜〜っ あたしの中が割れてくぅぅぅ〜〜!」
「う、うぉぉぉ、み、見なさいアゲハ君! 我が息子がアゲハ君の中に入っていくぞ!」
「あっ…ああっ! 先生っ…!」
花園に挿入っていく私の息子はやがて竿全体が入り込んで金の玉が入った袋をアゲハ君の股間に押し付ける形で停止した。
「センセ…全部入った…あたしの中…っ 先生でいっぱい…」
「アゲハ君…!」
私はアゲハ君と身体を一つにして深く繋がったまま抱き合った。
教師と生徒が一つに繋がる…!
なんと素晴らしい響き!
アゲハ君の中が温かくて気持ちいいとか何年振りのセックスだとかそういう事ではなくただただ純粋に生徒と一つになる悦びを感じるのだ!
だが感動に浸っている時ではない!
ここからは男内山田としてアゲハ君の純な想いに応えなくてはならんのだからな!
「動くぞアゲハ君。私とキミの協同作業だ! 心を一つにしてしっかりエッチを堪能しようではないかね!」
「センセ…っあ!」
腰を引き、押し出し、引いて、押し出す。
ワンダーホーゲル部で鍛えた腰の力はまだまだ衰えてはいないな。
「あっ、あっ、せんせぇ…っ、なかっ、あたしのなかっ…、せんせぇがこすれてっ……、きもち…いいっ……っっ、」
「アゲハ君っ、アゲハ君の中はなんて温かくて気持ちがいいんだっっ、」
私は一心不乱に腰を振りアゲハ君とセックスを続けた。
イカンと思いつつも私を好きだという彼女の気持ちを無視できない。
気持ちが高ぶってくる。もっと触れあいたいと正面から向き合う体勢になり彼女と二人してお互いの身体を抱き締め全身を重ねながら激しく突き込む。
「あッ…あッ……アアッ!」
私の激しい突き込みにアゲハ君の長くてさらさらの良い匂いがする髪の毛が大きく波打ちまるでチョウの羽のようにも見える。
「うッッ!」
“びゅくんッ”
油断していたら出てしまったが、アゲハ君の中があまりに気持ち良すぎて我慢などできんじゃないか!
「ああッッ!?」
中に出してしまったことに驚いたのか目を見開いて背中を仰け反らせるアゲハ君。
しかしその仕草と大きな喘ぎにもっと中に出したくなってしまう。
「ううッッ!!」
“びゅくんッびゅくびゅくッ ぶびゅう〜ッ”
くうううっ…根元まで挿入し込んだまま出し続けてしまっているが本当に気持ちいい…。
逃げ場の無い私の精子はアゲハの子宮に溜まっていくだろうが、こう気持ちがいいと…抜こうという気が一切沸いてこない。
ああ〜中に出す気持ちよさを久しく忘れていた…。
「あああァァァァァァ〜〜〜〜ッッッ!!!」
アゲハ君の絶頂の声も実に心地良い…。
母さん、ひろしはまだまだ現役のようです…。
このまま中出しを続けてアゲハ君と子供が作りたいと思ってしまいましたから…。
「せんせぇ、せんせぇの精子……ッ、いっぱい…ッ あたしのなかにいっぱい…ッッ、」
「アゲハ君…もう少しだけ我慢してくれんかね? どうしても全部アゲハ君の中に出したいんだよ…っ」
「せん、せぇ…っっ、」
ああいかん、本当にアゲハ君を妊娠させたいっ!
この内山田ひろしの子供を生んでもらいたいっ!
私は繋がったまましっかりと抱き合ってアゲハ君の長い髪に指を絡めて撫でながら伝える。
「アゲハ君、中に出してしまったが万が一の時は責任を取る……。い、いや…キミさえ良ければ私の……、私の子供を生んでもらいたい…」
これが男内山田ひろしの二番目にして生涯の伴侶となったアゲハ君との初めてのセックスとなった。
「センセ、あたしってばふつつか者って感じだけどヨロピク〜♪」
「い、いや、こちらこそ、」
セックスをしているときは頭に血が上って勢いづいていたが、ま、まさか高等部の子とはいえ生徒とこんな関係になってしまうとは…。
それも、こんなかわいい女子高生と私のような中年が……。
こ、これも団塊の魅力故なのだろうか?
「でもひろっぴーって凄いじゃん」
ひ、ひろっぴー? なんだそのヒッピーみたいな渾名は??
「その歳で抜かずの五回もエッチできるなんて、あたし気持ち良すぎていっぱいイっちゃったわ〜」
「ふ、ふふふ、団塊の底力を舐めちゃあいかんよ。それにアゲハ君を満足させられなければ男として情けないではないか」
「あははっ ひろっぴーカッコイイ! でも毎日あんなにイかされて中出しされちゃったらホントに妊娠しちゃうかも」
「さっきも言ったがアゲハ君とは子作りするくらいのつもりでやる」
責任はとる!
私は生まれ変わった内山田ひろし、GTUなのだからな!
「ひろっぴー…♪ じゃあさ、あたしとひろっぴーは今から夫婦ってヤツね」
「ふ、ふふ、夫婦??」
「だってそうじゃん。毎日エッチしてればそのうち絶対妊娠するとかじゃなくて、ひろっぴーはあたしと子作りしたいんでしょ? だったらこれもう夫婦じゃん?」
ギュッと抱き付いてきて頬ずりしてくるアゲハ君。
シャンプーの良い香りが……
「ね、それじゃあ早速子作りしよっか?」
さ…さっそく…?
よ、よし、善は急げとも山があったら登れともいうし、ワンダーホーゲル部としてもさっそくアゲハ君の二つの大きな山を揉んで、吸って……。
「んあっ…あっ、」
「んぢゅ、アゲハ君。そ、それでは子作りを始めるぞ」
“じゅぷぅぅ”
「アアア〜〜っっ!」
私のピッケルをアゲハ君のクレヴァスに突き立てて新婚登山の子作り開始だ。
七つの大罪ってエロパロ板にスレありましたっけ
ここに投下していいですか?
GJ
教頭とアゲハとはまた凄い組み合わせだがラブラブエッチなのがよかった
クレスタぶっ壊されまくって嫁には浮気されて飼い犬にまで馬鹿にされるような不幸体質なんだから
美少女の嫁さん貰うくらいのご褒美は必要だな
数年で急激な成長を遂げている大企業、アイアンアームズ、
その社長は実は10代の少年である事を知るのはごく僅かである。
秘書の花憐が先に退社する社長を見送ると、
「天祐、ご苦労様」
天祐とは社長の本当の名であり、実は花憐というのも偽名で、
本名は唯、数年前に当初は社長が、
まさか4歳年下の幼馴染みである事を知らずに、
年齢などを誤魔化して秘書となったのだが、
「さて私は残った仕事を早く片付けないと」
天祐は駐車してある車の中で普段通っている学校の制服に着替えると、
「近頃は着替えと髪型を少し変えるだけで済むから良いけど」
ちなみにこの車、天祐がまだ免許を持っていないため、
車として本来の用途に用いられず、専ら更衣室になってしまっている。
天祐の両親は留守がちなので、食事などは唯の家で食べる事が多いのだが、
どのようにして、花憐として秘書の仕事をこなしてから、
天祐よりも先に帰宅して、天祐や年の離れた弟の食事の用意をできるのかは、
天祐のIQ300の頭脳でも分からない。
食事を済ませて、少ししてから風呂に入っていると、
「て、天佑・・・まさか入っていると思わなくて」
唯は戸惑いつつも、
「天祐のってこ、こんなに大きかったの?」
天祐の股間でぶら下がっているものが気になってそのまま硬直してしまった。
「何だよ唯、僕だってもう高校生・・・」
唯は天祐のをいきなり前後に扱き始め、次第に我慢できなくなって、
精液が唯の顔などに飛び散るのだが、
「今になって、考えれば何て無謀な・・・」
天祐は中学生だとばれないように自らが発明したある装置で急成長した姿で、
社長として活動していた頃、唯は社長が天祐とは知らずに、
色気で誘惑しようとした事があったのだが、
「そんな事あったよね」
性的な知識が欠けていた事に自己嫌悪する唯の肩にそっと手を置き、
「僕だって経験無いし、こればかりは唯任せに出来ないし」
「天祐」
唯はあまりの嬉しさに勢い良く天祐に抱き付くのであった。
「Boys be」ってオムニバス形式だから、話の内容を覚えてもいても、
登場する男女の名前を思い出せない事が多い。
「GACHA×2、結構流行っているみたいだな」
コウへイがこう話を切り出すと、
「開発主任として鼻が高いわ」
「まあ、あれのせいで散々お前には振り回されたけどな」
GACHA×2とは若い世代を中心に広く遊ばれている体感ゲームの事だが、
極稀に思わぬトラブルを起きてしまう事が僅かながら知られており、
「(またトラブルが発生したって事はコウへイには言えないな)」
クララは初芝晃という高校生に関する書類をさっと隠し、
「ねえ、開発中のがあるんだけど・・・」
「今度は何だよ?」
コウへイはやっぱりなという顔つきをしてクララの話に耳を傾けた。
「性転換ものってエロゲーとかじゃ定番過ぎるのジャンルだろ?」
「いや、その・・・」
クララの様子が普段と違う事に、
「クララ、GACHA×2のせいでまた性格がおかしくなった訳じゃないよな」
「と、とにかく実際に試してみてよ。私もやるから」
実はクララは、くしゃみをすると女に変身するようになってしまった、
初芝晃と接するうちに、
異性に変身するっていうのがどういうものかという興味が湧き、
「(本当は私の自己満足のためなんて言えないな)」
コウへイがGACHA×2へ入ると、クララも隣のGACHA×2に入っていった。
GACHA×2を始めると、設定選択が省略されて、
事前にクララの設定した通りに服装や場所などが決定され、
気が付けば中学生くらいの女の子になっており、
「クララに似てなくも無いな」
するとやはり中学生くらいの男の子になったクララが、
「コ、コウへイ、何か勝手に大きくなっちゃって」
クララが股間を隠しているのを見て、
「勃起だよ、勃起」
コウへイは今のクララの顔を見て、
「今のお前って俺そっくりだよな。まさか俺とお前が入れ替わった設定か?」
「違うよ。幼馴染みってのは現実と同じだけど」
「そ、そうか」
コウへイとクララは、設定されたそれぞれの家に帰宅するが、
「意外と物とかが置いてないな」
コウへイが制服とかを脱ぐと、姿見の前に立って、
「胸は小さいけど、揉むと気持ち良いな」
あまりの快感に思わずへたり込んでしまうのだが、
「続きは風呂でやろう」
一方、クララも風呂場の鏡の前に立って、
「どうもこの出っ張った感じが・・・」
陰茎を握ったりしていくうちに、精液が勢い良く飛び出て、
「何かすっきりしたけど」
実際には夕方から夜明け前になっただけだが、
GACHA×2の電脳空間にいるコウへイ達には数ヶ月経ったように感じ、
「クララ、元に戻してくれよ」
「そろそろ自動で解除される筈だけど・・・」
クララは男として女であるコウへイを好きになっているのを感じたが、
「(現実の私は女、そして、コウへイは男なのよ)」
嘗て自分の中に複数の性格が入り込んでいくような恐怖を感じつつ、
思わずコウへイの唇と自分の唇を重ね合わせるのだが、
すると、辺りが光に包まれ、
「あ、あれ?元に戻っている」
「クララの胸、さっきまで真っ平だったのに今はこんなに柔らか・・・」
クララの拳がコウへイに直撃し、
「調子に乗るな」
「元はといえば、お前が原因だろう?それにこっちは男に戻った実感が無くて」
コウへイがそっと抱き締めると、クララも、
「じゃあ、男として女の私を気持ち良くさせて」
互いを意識して抱き合うのであった。
昔、マガジンでどんな漫画が連載されていたのかを知らないな。
調べてみたら、ミスター味っ子や三つ目がとおるなどが
週刊少年マガジンに連載されていた。
>238
昔マガジンスペシャルで連載されてた純平!美女ON!がエロかった。
最近だと天啓のアリマリアが良かった。ギャンブル勝負で負けると脱衣や全裸に
なったりした。
「煉獄のカルマ」の七瀬×日向だったらネタはあるのに、
七瀬×霧崎は思いつかん
凌辱ものはおっぱじめる直前に
俺がクールに助けに入って無法者相手に無双する妄想でスッキリする
で感謝されてお前が感謝ックスされるってエロでしょ
あまりにも好き過ぎる女の子はそもそも性の対象として見られなくなる
エロシーンを妄想することすら論外になる
•涼風と君町は、公式が最大手と言えるぐらいエロイベント満載だったな。
>>249
ジャンプでの「to loveる」ポジションになりつつあるよね 古い作品ですが、ラブひなの景太郎×しのぶ投下します
フラれた。
どれだけ殴られても、どれだけ罵られても耐えてきても、
たまにいい雰囲気もあった気がして、一つの目標を達成するために互いに協力し合って……
充実していた。
このモテない灰色の人生で、
やけにトゲが鋭く痛々しいバラ色に溢れた人生の日々が――――終わりを告げた。
「おー!お帰りけーたろー!」
階段を上っていくと上からドタドタとやかましい音を立て誰か走ってくる。
いつもの良くも悪くもやかましい褐色娘を無意識にスルーし、我ながら頼りない歩調で長い階段を登っていく。
「なーけーたろー、ただいまはー?けーたろー」
返事する気も起きず、相手をすり抜けて黙ったまま階段を歩く。
「けーたっ、ろぉーっ!」
後頭部に彼女の足がクリティカルヒットしたけど、正直あまり痛くなかった。
心が空っぽになって、痛みすら感じなくなったのだろうか。
「けーた……。ううっ、キツネ〜!けーたろーが相手してくれへ〜ん!」
騒がしい子は蹴ったことを一度も謝らずに泣きながら去ったけど。正直、どうでも良かった。
そのまま階段を上っていく。
「ああ、浦島か……。ん、どうした?なる先輩は一緒じゃないのか?」
階段の途中で木刀を降っていた女の子に気付かれた。
「おい、何故答えない。さっきスゥが泣いて走っていったぞ。浦島、答えろ!」
いつもは聞くだけで身体がこわばるような怒鳴り声も怖くない。
足取りも変わらず進む。
ここに帰ると、俺の存在に気付いてくれる人はいる。
でも、優しくしてくれない。
確かに俺のことを構ってくれたり、声をかけてくれるのはありがたく思ってる。
でも、俺は優しくされる価値はないのか?
このひなた荘に来て、確かに今まで女っ気のない寂しい人生が一変した。
きっと多くのモテない男達が俺を全力でリンチしたくなるほど羨むような生活を送っているのかもしれない。
でも、俺にはきっと分不相応なんだ。
だってこんなにも厳しい世界じゃないか。
たとえ絵に描いたような完璧超人な女の子達の集団でも、俺が男だからという理由で
殴られる、罵られる、辛い肉体労働全部押し付けられる。
事件が起きたときには見に覚えのない罪も着せられたこともあったっけ。
気が付けば俺の脚は、ひなた荘のバルコニーにたどり着いていた。
そこに干してある洗濯物が風に揺れはためく光景が夕焼けに赤く染まり、いつも以上にキレイに見えた。
木の葉が舞う方向を向けば、目前に雄大な木々と町並みが広がっていた。
だが、俺の足下には高低差が十分にあった。
他人が聞いても信じられない話だろうけど、俺は……不死身だ。多分。
まぁオーバーな言い方だが、殴られても多少痛めつけられても何故かそう簡単に死なない。
勿論痛いのはイヤだけど。
高層ビルの屋上からだったら……流石に死ぬと思うけど、このくらいなら大丈夫。
約束を守る為に超難易度高い受験に何度も失敗して、
新しい住居も見つかったと思ったら女性陣から玩具にされて、
流石に辛くなったな。
でも、正直身投げなんて出来ない。というか、身投げしても死ねない。
他の人ならまだしもこの高さから落ちたって俺は死ぬことなんて、絶対無い。
でも、アイツらは心配してくれるかな?
いきなり俺が不自然な原因で高所から飛び降りたら、心配するんだろうか?
「―――んなワケないか」
自然と口元が緩んだ。
そうだ。どうせここで飛び降り未遂をしてもアイツらは驚こうとも心配はしない。
『別にいいでしょ不死身だし』『まぁ変なモンでも食ったんだろう』と理由を付けられ
そして時間が経ったらいつもどおり様々な理由をつけて俺を襲ってくるだろう。
そう考えると気分が軽くなった。
どうせ俺も死なないし、アイツらも気に病むどころか気にするレベルじゃない。
ちょっとどんな反応をするのか確認するだけだ。
普通に高所から落ちて、ちょっと驚いてもらうだけでもありがたい。
気がつけば無意識に俺は目の前の手すりに手をかけて――――
「あっ!浦島センパイ、お帰りなさい!」
手が止まった。
背後から俺に声をかけてくれたその主は―――数時間前に俺をフッた人よりも
俺のことを心配してくれる、小さな女の子だった。
「今帰ってきたんですね、ちょうど良かった!
わたしもさっき学校から帰ってきたので、今洗濯物を片付けようかとしてたんです。
その……センパイも、手伝ってくれませんか?」
彼女には失礼だけど、とても小柄で、特別スタイルもいいワケじゃなくて、
簡潔に言ってしまえば『素朴』な女の子だったけど
心が壊れかけていた俺にとって、誰にも代役できない天使がそこにいた。
その娘―――前原しのぶちゃんは俺を見つけただけで小走りで近づいてくる。
ちょっと子犬っぽいなと思ってしまったけど、そこもまた魅力になっていた。
本人が言ったように学校からの帰宅直後だったのか、セーラー服の上に
そのままエプロンを着ており、それがまた可愛らしく見える。
「えへへー、やっぱり男の人って力持ちですね。
センパイが抱えてる服の量、わたしじゃすぐ両手からこぼれちゃいますし」
「……いつもありがとう、しのぶちゃん」
やっと出た自分の声に曇りが混ざってたのに自覚してしまう。
「センパイ、どうかしました?」
小首をかしげて俺の表情を伺おうとする仕草も愛らしい。
「な、なんでもないよ。しかし、アイツらホントひどいよなぁ。
俺にならまだしも、家事のほとんどをしのぶちゃんに任せてるんじゃないのか?」
「いえいえ、わたしは構いませんよー。皆さん受験勉強や修行で忙しいんですし」
何を言ってるんだ。余暇時間の多い専業主婦ならまだしも、この子だってまだ学生だ。
その、しのぶちゃんはたまに時間を見つけて勉強を教えてることもあるけど、
悲しいことに彼女は努力家でありながらあまり芳しくない成績になっている。
その、もしかしたらこのひなた荘で多忙な日々を繰り返してるのが原因で義務である
学業が疎かになっているんじゃないのか?
だとしたら、俺にだって責任あるじゃないか。他の皆を責める資格すらない。
それでも、なんでこの子は―――しのぶちゃんは、強い子なんだろうか。
俺は夕日で紅く染まった町並みを見つめなおし、一旦抱えてた衣服を下ろして深呼吸をする。
そして―――己を一括、両手で頬をバシンと挟むように叩く。
「っ!?あ、あわわわ!センパイ!な、なんでいきなり顔を!?」
「……どうもしないよ。よし、しのぶちゃん。今から晩御飯も手伝っていいかな?」
「え?え?あ、あの……いいんですか?わたしは、嬉しいですけど」
「いつも俺もしのぶちゃんに任せきりだったからね、逆に迷惑かな?」
「え?い、いえいえ!そんなことこれっぽっちも!」
「じゃあ決まりだ、行こう!」
ちょっとでも彼女の手助けになりたかった。
世の中イヤになってたからと理由つけては誰かに八つ当たりしていた自分を消す為に―――いや、違う。
たとえ目立たなくても、それでもけなげに頑張ることで多くの人に笑顔を振りまいてる
彼女の力になる為に。
「ふぅ……さ、流石に疲れた……」
最近勉強を言い訳にして疎かにしていた家事をすることで、
なかなか縁のなかった疲れが身体にたまっていく。
それでも何故か、先ほど帰路についていた時よりも心が軽くなっていた。
「あの」
テーブルに身を預けたままでいると、ちょっと遠慮の篭った声が襖越しに届いてくる。
「失礼します。ちょっとだけお時間、よろしいですか?」
「うん、どうぞ」
背筋を正しくすると、先ほどのセーラー服とエプロンの姿のままで「失礼します」との声と共に
しのぶちゃんが俺の部屋に上がりこんできた。
「センパイ、あの。本当にありがとうございます。特に今日は勉強だけじゃなくて家事も色々手伝っていただいて……」
「いやいや、むしろこっちこそ有難うと言いたい所だよ。色々ふっきれたし」
恥ずかしくて言えないけど、そもそも彼女に家事を任せきりだった俺達の責任もあるんだし。
俺の返答に嬉しさを隠しきれてない表情を見せ、こっちも嬉しくなってくる。
ただ、その後に表情に曇りが生まれ、問いかけてきた。
「その。ちょっと変なコト聞きますけど。何か、あったんですか?」
彼女の問いにちょっとだけ、反応に間を置いてしまう油断をしてしまった。
「いやいや、何でもないよ」
「でも―――さっき見かけた時、怖かったんです」
「怖かった?」
「ええ、なんだか諦めがあったような。そんな感じが」
「……気付かれちゃったか」
その言葉にしのぶちゃんはハッと表情を変え、避けられない勘違いをしてしまう。
「も、もしかしてセンパイ!まさか受験を!?」
「あっ、イヤイヤ流石に受験諦めたワケじゃないよ。もっと別のことさ」
「別のコト?」
「ああ、俺にはその、分不相応っていうか―――何だろう。
諦めたことがあったんだけど、これはきっと”前向きな”諦めなんだ」
「前向きな……?」
「きっと、そういうモノもあるんだよ」
「そうなんですか。センパイ、ちょっとだけ思いつめていた感じがあったので。
だからちょっとでも気が楽にならないかなと思って……これを」
よく見ると、彼女の座る隣にお盆とその上に日本酒、
そしてその隣りにオレンジジュースががちょこんと置いてあった。
「わたしはお酒飲めないので、ジュースならご一緒できるかなって」
その発想がとても可愛らしくてちょっと噴出しそうになったけど、
「ありがとう。じゃあ、一緒に」
「――――本っ当にアイツらさぁ、何でも面倒ごとを押し付けて。俺を奴隷かと思ってんじゃないのかなぁ?」
「そんなこと、ないですよ。
仕事を頼まれるというのは、それだけセンパイが皆さんに頼られてることですし」
ま、まぁ。それは家事全般優秀過ぎて大半を任せられている人が言うと妙に説得力があって。
多分この子自身も自覚が無いと思うけど。
「もう何回殴られたり、見に覚えのない罪を着せられたことか」
「確かにわたしも見てて、時々やり過ぎだと思うときはありますけど……
きっとセンパイならその後、笑って許せるような人だから。皆さん甘えちゃってるんですよ」
ああ、ダメだ。俺は正真正銘のダメ男だ。少量の酒に任せて年下の女の子に愚痴を零すなんて最低だ。
でも止まらない。
気がつけば、俺はしのぶちゃんを見上げていた。
酒で弱ったのか、寝込んで彼女の膝を枕にしている。後頭部に感じる温もりが俺の脳を溶かす。
時折慈愛の篭めた手で俺の髪を撫でる手が、年下である女の子にも関わらず尊さを感じ取る。
それが―――逆に己の器の小ささが呼び覚ましてしまい、返す言葉も、どんどん大人気ないものに変わっていく。
もう……どちらが年上なのか判別もつかなくなってくる。
「キミは、優しすぎる」
正直、その優しさに救われていると同時に、ちょっと怖いくらいだ。
「ええ。でもそれってセンパイも人のこと言えますか?」
手を差し伸べ、美しい彼女の黒髪に触れる。
「アイツらみたいに厳し過ぎることもないし、逆に俺の意見も全肯定するワケでもない」
「センパイ、カッコイイときも勿論ありますけど、逆に頼りないときもあるじゃないですか」
その言葉に反論する気もないくせに、ちょっとだけ胸にトゲが刺さる感覚に襲われた。
「俺は、ダメなオトナだ。
こんな風に、年下の君に甘えてばかりだし。
周りの皆からさんざん馬鹿とかエロガッパとか罵られるし。
以前だってキミに”東大に受かった”と嘘もついた。
そんな嘘付きな俺に―――キミが味方になる価値なんてあるのか?」
自分から踏み込んでおいて後悔した。あの時の罪悪感が思い出すように全身に染み渡っていく。
あの時、俺はしのぶちゃんに嘘をついた。それが彼女に勇気を与える為だったとしても。
確かにもうあの件のわだかまりは互いに無くなっていると思っていたが、そんなの俺の都合のいい解釈という
可能性だってあった。
それでも。彼女は頬を染めて、楽しそうに答えた。
「年上の人にちょっと失礼かもしれませんけど―――だってセンパイ、可愛いんですよ。
毎日『上手くいかない』とか嘆いてても、時折そんな風に子供みたいに拗ねちゃってでも。
そんなセンパイがちゃんと気を持ち直して受験で頑張る姿も、ひなた荘の皆さんの為に頑張る姿も、
時々こんな風に、わたしに甘えてくれるトコロだって。
……わたしを勇気付けようとする為に、嘘ついちゃうトコロも。
そんなセンパイが―――”完璧じゃない”センパイが一番好きなんですよ?」
「―――っ!」
何、言ってるんだキミは。
例え俺より年下でも、アイツらみたいに才色兼備とか完璧超人とか持てはやされてなくても。
人に優しさを分け与えることで、誰よりも魅力的になれる君に”可愛さ”で叶うわけないじゃないか。
直接殴られるよりも、痛かった。
さっきまで誰かのせいに、環境のせいにしていた自分が凄く惨めに感じて。
ただ、どうしても彼女にこんなカオを見せることに年上としてのプライドが許せなくて。
声を押し殺し、彼女に触れたその腕で情けないカオを隠すことしか出来なかった。
………………
………
どれくらい時間が経ったのかも分からない。
一瞬にも思えるし、既に日付も変わったかのような感覚もある。
そんなまどろみの中で小さな彼女に身を包まれていた。
「ねぇ、しのぶちゃん」
「なんですかぁ?」
お酒を口にしていないのに、まるで彼女も酔ってるかのように頬を染めて、
慈愛の篭った瞳で俺を見つめている。
「なんで、しのぶちゃんはいつも俺を見ていてくれるんだい?
俺が、このひなた荘では珍しい男だから?それとも未だに俺を警戒してるから?」
我ながらくだらなく、誰もが返答に迷うような問いを暴投してしまった。
それでも彼女は、まっすぐ俺の言葉を受け止めてくれた。
「だって、幸せだからですよ。
こんな風にお酒を注ぐことも、愚痴を聞くことも。
相手が、センパイなら許しちゃうんです。きっと、他の人だと拒んでしまいそう」
「じゃあ、さ。こんなことしても、許せる?俺を―――見てくれる?」
「――――えっ?」
俺は上半身を起こし、今まで俺を優しく包んでくれた彼女をそっと両手で包み込む。
小柄なその身体は簡単に俺の胸の中に収まり、今まで経験のない充実感に飲み込まれる。
「あっっ!あ、あのそのあの!せ、せせせセンパイ!?」
腕の中で慌てふためくしのぶちゃんの初々しい反応に心が高鳴る。
でも、
―――ダメだ、今ならまだ間に合う。
早く冗談だと言って止めるんだ浦島景太郎。
こんなか弱い女の子を、ただ上手くいかなかった恋愛の腹いせにするつもりか。
そんなことしたら、彼女を最低な形で傷つけるぞ。
よりにもよって、他のヤツらと違って彼女は何も抵抗できないタイプの子だ。
きっと嫌がってでも断ることができないはずだ。
だが、それでも俺の腕の中にいるしのぶちゃんは抵抗せず、
俺の身体を両腕で優しく包み込み、予想と反する答えを返した。
「……きっと、とても辛いことがあったんですね。
なんだか、辛そうな表情もしてますし、腕も震えてます」
何で、こんな時くらい感情をコントロールできないんだ俺は。
すぐに見抜かれてしまったじゃないか。
「だったら、何も言わずわたしに甘えていいんですよ?
それだけセンパイはガマンしてきたんですし。
だからたまには―――わたしに弱い一面も見せてくださいね。
わたしは、呆れることも軽蔑もしません。
きっと『弱い一面を見せてくれるセンパイ』のことが、もっと好きになれますから」
その言葉で、俺を縛り付けていた鎖が砕け散った。
「ありがとう―――しのぶちゃん」
ゆっくりとしのぶちゃんを畳の上で横にさせる。
「センパイ……」
顔を真っ赤にしながら目を見開き、そして不安を抱えつつも受け入れようと、そっと彼女は目を閉じる。
身体も震えて、口もきゅっと強く結んで堪えようと震えてる。
俺はそのしぐさにちょっと微笑ましく思いなら、そっと唇を交わす。
「――――っ!!」
重なるその唇からしのぶちゃんの歓喜も、恐怖も、
そして俺の予想を超える情愛が、俺自身に流れ込んでくる。
「んちゅ……ん……」
「……んんっ……はむっ」
少しずつ、時間を置いて。彼女の不安を取り除く為に。
いや、互いに共有できる幸せを少しでも長く味わうために。
これからは、彼女に凄まじい恐怖と痛みが伴うから。
その痛みと不安を少しだけでも軽くなるように俺の脳は活動する。
左手を彼女の後頭部に回し、右手はそのか細い指に絡める。
「―――っ!」
ゆっくりと、服の上から彼女のカラダに触れていく。
俺のやましい行為にしのぶちゃんは一度過敏に反応したものの、それでも
少しずつ堪えて受け入れようと交わす手から伝わってくる。
服越しに彼女の未発達な胸に触れ、伝わるぬくもりと柔らかさに半身が熱くなっていく。
「その、わたし……まだちっちゃくて」
その言葉に謙虚さがあって、ちょっと微笑ましく思えてくる。
また少し心が軽くなってきた。
服の下部のボタンを外しリボンをほどくと、可愛らしい小ぶりの乳房があらわになる。
「せ、せんぱ……やだ。恥ずかし……んんっ!」
その素肌に俺の手を、舌を走らせていく。
未発達な彼女のカラダに背徳的な行為に意識が飲み込まれる。
左手で今度は女の子にとって一番デリケートな箇所に侵入させていく。
そっと濃紺色のスカートからはみ出る細っこい足に手を滑らせ、
「……お願い、します」
彼女の覚悟の言葉を聞くと、ゆっくりとスカートをめくり上げていく。
そこには純白の生地にピンク色の小さなリボンが付いた、彼女にとても似合ってる
愛らしいショーツがあった。
幼さながらもその部分を一目することでしのぶちゃんがまた”女”だということを
強く実感し、俺の中にいるケダモノが雄たけびをあげる。
「ひうっ!」
そっと、彼女の秘部を指でなぞる。
その大事な箇所を守る布地は少しだけ、俺を受け入れようと微量に湿らせていた。
出来るだけ彼女を安心させようと、指でいじるだけでなくしのぶちゃんの額に、頬に、首元に
何度もキスの雨を降らせる。
そして、彼女の心に隙が生まれた瞬間にそっとショーツを下ろす。
その愛らしい下着は愛液で濡れ、伝う先にはまだ毛も生えてない恥部が晒されていた。
「やだ……せんぱ……。恥ずかし……」
耳まで顔を真っ赤に染め、恥らう姿と伴う未発達な箇所に目が釘付けになる。
その姿だけでなく、しぐさも、想いも、俺の想像を遥かに凌駕していた。
指でその未開の地を開くと、幼い肉ヒダが少しずつ俺を受け入れようと湿りを帯びている。
震えた手で俺はしのぶちゃんの恥部に指を当て、広げる。
そこには俺が追い求めていた花園が目の前に存在していた。
「み、みないでくださ……」
無理だ。抑えられるはずがない。
今すぐにでも、犯したい。彼女に乱暴したい。
その欲求をできるだけ抑え、まずは少しでも異物を受け入れやすくするように、舌をつける。
「ひゃんっ!」
その瞬間全身を震えあがらせて過敏な反応を見せつける。
「ダ、ダメです。そこは、きたな―――あぁんっ!」
しのぶちゃんの謙虚な言葉を否定する為に、俺は舌をはいずらせて言葉を遮る。
陰部を守る体毛が薄かったのか、それとも経験が無い為か。
映像媒体の女優以上に生々しい反応を見せ付けてくれる。
「やだ……センパ……。そんな、わたし……あたまが、おかしくなっちゃ――――。
あっ!あああっ、ん――――――っ!」
もう、ここまで来てしまった。
初心な女の子に絶頂を向かえさせ、初めての快楽を植え付けてしまったことに改めて実感する。
「うっ……、ぐずっ。せ、せんぱぁい……」
俺は黙ったまま怒張した性器を晒しだし、見せ付けることで恐怖心を宿すように仕向ける。
でも、彼女は抵抗しなかった。
怯える表情も、羞恥に悶える表情も見せたけど、それでも俺の腕を振り払うこともしなかった。
だから最後は言葉で促す。
「しのぶちゃん。これから俺は取り返しのつかないことをする。
今更変な話だけど、これが最後の忠告になる。
もしも俺が怖いなら、キミが拒むなら……俺の頬をひっぱたいてくれ」
ギリギリ理性を保って搾り出した最後の警告のつもりだった。
それでも、しのぶちゃんは目に涙を浮かべながらも、答えた。
「さっきも言いましたけど、センパイは―――優しすぎます。
このまま、わたしの初めても。これからも。貰って欲しいです。
ここで理由つけて途中で止めちゃったら、逆にセンパイのことをキライになっちゃいますよ?」
「……」
この娘は天使でもあり―――魔性の女でもある。
どれだけ俺の中にギリギリの理性と良心が残っていても、全て断ち切ってしまう。
このひなた荘にいる住民全員に嫌われても構わない。
でも、君だけには嫌われたくない。
「遅くなって本当にごめん。キミのことが―――好きだ」
今更過ぎて我ながら薄っぺらく感じる言葉だけど、
このひなた荘の日々で一番まっすぐに俺への想いを届けてくれた女の子に、本心をぶつけた。
「っ!!」
たった一言で今以上に彼女の表情が赤く染まり、すぐにそれも
「はぁ……、あっ。熱っ、やぁ……っ」
涙と苦痛が混ざる。
俺という異物が、しのぶちゃんに侵入していく。
「うっ……、んっ!〜〜〜〜〜〜っ!!」
やっと、彼女を正真正銘汚した。この禍々しい肉棒で純潔を奪いきった。
「あうっ、ひぐっ……」
狭い。キツイ。
未熟さを痛感する秘穴だ。
そことつながるだけで身体のソコから快楽と充実感が湧き上がってくると同時に、
ずっと溜めていた彼女の涙が零れ落ちた瞬間、胸に痛みが伴うほどの罪悪感に囚われた。
「辛く、ないかな。しのぶちゃん」
快楽と罪の意識に飲み込まれそうになりながら俺は言葉を振り絞るものの、
彼女は俺以上に痛みを堪えた表情を見せ、答える。
「そ……そんなこと、言わないでください。ひぐっ、今、わたし世界で一番幸せなんですよ?
大好きな人に『好きだ』って言ってもらって、
大好きな人に『はじめて』を貰っていただいて、
これでわたしが辛いとか不幸とか言っちゃったら、凄く罰当たりなんです。
だから―――これ以上、わたしに気遣う言葉はナシにしてください。
気遣うほうが、ひうっ!逆に……辛いです」
また、俺は間違った選択をしていた。
もう迷わない。
「それじゃ――――いくよ」
「はい……ああっ!!」
少しだけでも、動くたびに狭い彼女の膣内が俺を締め付けてくる。
腰を浮かし、また打ち付ける。
互いの汗と体液が混ざり合い、より深いつながりへ没頭していく。
脳が溶けそうだった。
「せんぱ……、センパイ、あうっ!」
彼女の甘い声が理性をそぎ落とす。
腕で彼女の華奢なカラダを引き付け、より深くつながろうとする。
最低な行為をしておきながら最大の快楽へと互いに溶け込み行く。
それが、彼女に対する礼儀だった。
もう止まらない。迷わない。彼女の全てを犯し、喰らい尽くす。
「大丈夫……。もう少し、ゆっくりするから」
「あぐっ、ひうぅ……」
痛みを誤魔化すためにしのぶちゃんの手を取り指を絡める、唇を奪う。
だがそれでも意味が無かった。
俺の腰は無意識に荒くなり、彼女を下半身で貪り尽くす獣になっていた。
その柔らかな肌を、舌で這いずり回す。
結合した部分に互いの体液が生成され、混ざり合う。
肉と肉が混ざり合う音が響き渡る。
彼女のセーラー服も汗と体液で染まっていった。
「んっ……あっ。ああっ」
何度も、何度もこすり付ける。その声が理性を削り、今決壊しつつある。
「―――――しのぶ……ちゃん、くっ!」
「あっ、ああああっ!!あああ――――――――――っ!!」
そして互いに、果てた。
精液は感情とともに爆発し、彼女の下半身を汚しつくした。
「あ……せ、せんぱぁい……」
その放心した表情に、痛みに耐えていたことの開放から溢れた涙と、少しだけ、
幸せに包まれていたかのような悦楽の色が混ざっていた。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
全ての行為が終わったあと、俺達二人は着衣の乱れも整えないまま互いに身を寄せ合っていた。
小柄な彼女の肢体は俺の腕の中に簡単に収まったまま、時折鼻を啜りながら少しずつ、
平静を取り戻しつつあった。
「よく我慢できたね、怖かったね」
「そんな……こと、ないです。わたし、痛かったけど、それ以上に……っ。
センパイと、大好きな人とエッチできたことが幸せで……。
うっ、ぐすっ。ふぇぇぇ……っ」
それでも未だ泣きやまぬしのぶちゃんに、そっと頭を撫でることしか出来なかった。
確かに彼女の俺に対する愛はホンモノだとこの情愛で実感できる。
だが、まだ幼いしのぶちゃんをキズモノにしたのも事実だ。
汚して、泣かせて、フラれた腹いせに彼女を慰み者にしたんだ。
だから―――背負っていこう。この罪を。
たとえアイツラから反論されようとも、殴られようとも。
最悪このひなた荘から追い出される可能性だってある。
でも、誰から批難されようとも、しのぶちゃんを裏切ることだけはしないと誓える。
この腕の中にいる、か弱くも逞しい女の子のように、たえしのぶ。
それが俺の覚悟だ。
Fin
煉獄のカルマから「日向あかり×不破聖也」が男女の関係になる話です
case1ラスト直後の時期の話です
@
「そういえば、七瀬君は上か下とかじゃなく……『人間として前へ進むべきだ』とか、
不和君に言ってましたけど」
「それで? あれからアナタは前へ進んだんですか?」。「イジメや自殺は減らせたんですか?
1人でも本当に救えたんですか?」
「綺麗事じゃ、前には進めないんです」
こんな筈じゃなかった・・・。こんな事を言うために七瀬くんに会いに来たわけじゃ
なかった・・・。降りしきる雨すら、今の気持ちの私にはちょうどいいと思えてしまう。
???「日向さん・・?」
誰かが私の名を後ろから呼んだ。
???「日向あかりさん・・・だよね?」
そこに立っていたのは折りたたみ傘をさした不破君だった・・・。
不破「やっぱり同じ学年だった日向さんだ・・・、何してるの?そのままじゃ君、
風邪ひいちゃうよ?」
そう言うと、不破くんは私のところに近寄り、私の方にそっと傘をさしてくれた。
その時の私は、驚いていた。1年ぶりということもあったが、何よりも七瀬くんだけではなく
不破君も私のことを知っていたんだから・・・。
日向「お、お久しぶりです」
不破「今の君、ずぶ濡れじゃん。タオル貸してあげるから、とりあえず僕が下宿してる
ところへ来なよ。そのままじゃ、カメラもダメになっちゃうよ」
日向「!!」
すっかり、カメラのことを忘れていた
そうして、不破くんは下宿先へ案内してくれた
A
不和の下宿先のアパート
不破「狭いところでごめんねー、今、コーヒー入れるから、とりあえず、
タオルで雨拭って」
不破くんはタオルを貸してくれた。そういえば、不破くんとこうして2人で話を
するのは初めてだった。
不破「おまたせー」
そういうとコーヒーを入れて持ってきてくれた。不破君って、こういう細かい心遣いが
出来る人だったんだ・・・・。落ち着いて部屋の中を見てみると法律関係の本が何冊かあった。
私はおそるおそる聞いてみた
日向「不破くんは、今何をされてるんですか?」
不破「え、僕?僕は退学になった後、高認試験を受けて合格したから、来年は法学部を受験する
つもりなんだ。アルバイトとの両立はきついけどね。僕は前に進むよ〜。」
不破くんは苦笑いをしながら言ったけど、その目は前を向いていた・・・。
不破くんは七瀬くんに酷いいじめをしていた人物だったけど、才能に奢らずに努力していた。
最初からなんでもできる人だと思ってたけど、不破くんも努力家だったんだ・・・
じゃあ、七瀬くんは?
七瀬くんが自殺した翌日、七瀬くんと仲が良かった近所の子供や草薙君、七瀬くんが可愛がっていた野良犬、夜野さん達は七瀬君のために涙を流し、七瀬君のために行動を起こしたそうじゃないか。それに対し、霧咲さんは七瀬君の死後もなお、七瀬くんをあざ笑っていた。
私は七瀬くんに好意を抱いていたけど、あの火事で不破くんが退学になった後以降、七瀬くんが付き合っているのは結局、陰で七瀬くんをあざ笑っていた霧崎さんだった・・・。
今の霧咲さんは反省しているかもしれない。でも、七瀬くんを虐めていた不破くんの元の
彼女だった霧咲さんと付き合うという事は、草なぎ君や近所の子供が七瀬君のために起こした
行動を否定することになるんじゃないか?何のために、彼らは七瀬君のために行動を起こしたんだ?
B
そして、私が好きだったのは、一体誰だったんだろう?
何かを否定したかった。
今だけは一秒でも早く、一ミリでも遠く、「七瀬くんを好きだった昔の自分」
から離れてしまいたかった。
何故、そう思ったのか。
あかりの思考がぐるぐる回る。
気がついたら、何かを堪えているように肩を震わせていたのだった。
不破「ちょ、ちょっと日向さん?」
不破が怪訝と戸惑いの表情を浮かべながら、おずおずと近づくと、かくん、と糸の切れた人形のよ
うにあかりがコップを落とした。
「日向さん!」
流石にこれには慌てた不破がが素早く駆け寄ると、あかりは彼の顔を色の無い表情のまま少し見つ
めて、そして・・・
「う・・・ううっ・・・うわぁぁぁぁぁ!」
見る見るうちに顔が歪み、大声で泣き出したのだ。
不破に身体をあずけ、泣きじゃくるあかりを不破は黙って見守りながら佇んでいることしか、
今は出来なかったのだった。
泣き続けて10分。。
泣き終えて 少し落ち着きを取り戻したあかりは、戸惑っている表情の不破に、ごめんなさい
、とまず謝る。
不破「あ、いや、急なことで驚いただけで・・・」
本当に変わったんだ、不破くんは・・・、とあかりは思った。
今、あかりは妙に気持ちが落ち着いている。泣きはらして、少しさっぱりしたのだろうか。
日向「今日は本当にありがとうございました、もうそろそろ私は行きます。それとタオルは
洗ってお返ししますし、コップも弁償します」
不破「あ、いいよ、別に。 コップもタオルも。僕の方こそ、昔の同級生と話せて楽しかった
しね」
日向「・・でも」
不破「じゃあ、気が向いたら僕の話し相手になってよ、連絡先教えてくれる?」
日向「・・、は、はい」
お互いのケータイ電話番号を交換し、一礼して、あかりは不破の下宿先から帰った。
・・・・とりあえず、今日はここまでです。このあと、あかりには
怒涛の展開が待ち構えています、不和はそれを受け止め切れるのでしょうか?
>>192
>>変なとこで運の良いみっちゃんと一緒なら幸せになれるだろ
変なところで運のいいミツコ先生なら、サイコメトラー 幾島ジョー
ジ・カンビナスともタメ張れると思う みっちゃんと実相寺のSSが意外とよかった
二人の新婚初夜とか続きを見てみたいが投下されたの何年も前っぽいし職人さんもうおらんのやろね