エロエロハッピーエロハッピー!!
○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!
SS貼り付け前や感想を言う前の“気配り”を忘れずに。
書き手にも読み手にもお互い“気配り”は必要です。
過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-10辺り
このスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/eroparo/1310476166/
ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。
エロエロハッピーエロハッピー!!
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○雑談OK!
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書き手にも読み手にもお互い“気配り”は必要です。
過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-10辺り
ときメモGSシリーズでエロパロ 14
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1285941877/
ときメモGSシリーズでエロパロ 13
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1283076986/
ときメモGSシリーズでエロパロ 12
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1281271815/
ときメモGSシリーズでエロパロ 11
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280119173/
ときメモGSシリーズでエロパロ 10
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279898789/
ときメモGSシリーズでエロパロ 9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1278433216/
ときメモGSシリーズでエロパロ 8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1255067057/
ときメモGSシリーズでエロパロ 7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1245174399/
ときメモGSシリーズでエロパロ 6
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235062607/
ときメモGSシリーズでエロパロ 5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212343105/
ときメモGSシリーズでエロパロ 4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179494734/
ときメモGSシリーズでエロパロ 3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160382106/
ときメモGSシリーズでエロパロ 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157538411/
【葉月】ときメモGSシリーズでエロパロ【佐伯】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154153236/
ガールズサイドでエロ萌え 8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118170251/
ガールズサイドでエロ萌え 7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082134029/
ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/
ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058
ガールズサイドでエロ萌え 5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10456/1045617301.html
ガールズサイドでエロ萌え 4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035647717
ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10269/1026922511.html
ガールズサイドでエロ萌え 2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10261/1026148760.html
ガールズサイドでエロ萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10254/1025465341.html
1.鏝半は連作以外は避ける
2.エロナシはスレ違いなので、避難所なり各サイトへ投稿
直接行為がなくてもエロい雰囲気のものは投稿可
3.特殊な設定が出てくる場合は、最初に宣言をして嫌な人がスルー出来るようにする
※特殊設定の例:
鬼畜・3P・強姦(じつは好き同士のオチでも)・百合・当て馬・ライバル
その他主人公×男キャラ以外で波紋を呼びそうな場合や
設定上名前だけの登場の場合も各々考えて随時宣言して下さい
4.「こんなの@@(キャラ名)じゃない」等の意見は避ける
5.470KB辺りorレス数970で新スレを立てる
※新スレ即死防止に、職人さんがSSを準備してある状態で立てるのが望ましい
●ローカルルールにするまでもない注意書き●
1.名前欄は 「タイトル」 にしていただくと、倉庫管理の人が助かるかもしれません。
2.1話完結の場合は 何分の何 と名前欄に書いていただくと、割り込みが防げます。
3.続きものの場合は、「今日はここまでです」と言っていただけたら、
続きがあるのかどうか分からずタイミングを迷っている 私達が書きこみしやすいです。
4.長い文章を連投するときは、携帯でもPCでも、いったん書き上げたものをコピペ貼り推奨。
書きながらゆっくり投稿されると、その間スレを独占することになり他の人が困ります。
5.リクキボン・進行状況報告・需要ある?などの誘い受は嫌われます。
●SS保管庫●
http://www.s-ht.com/~gss/
テンプレ以上。>>2と>>3を逆に貼ってしまった。申し訳ない
次スレ立てるバンビはご注意下さい
と前スレに書いてあったのに同じ間違いを繰り返してしまったごめんw
6.荒らしが来たと思ったら徹底的にスルー。
自分の好みでない作品があってもスルー。
荒らし・煽り、叩きを含めたネガティブなレスは完全スルー。
荒らしに反応するあなたも荒らしです。 (★NEW!)
荒らしは常駐してるけど職人さんはいつでも来てくれていいから〜
待ってるよ〜
即死回避でした
夜になっていっきに単発で同じ内容のレスが増えたねw
970 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 00:54:27.99 ID:VGligph9 [2/4]
>>969
そのいいわけは無理があるw
レスの内容 おなじすぎww
ジエンするならバリエーション増やしたほうがいいよw
978 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 14:11:14.96 ID:VGligph9 [3/4]
>>977
むしろ晒しものになってるのはいつもの単発の人w
984 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 20:59:56.86 ID:VGligph9 [4/4]
したら婆w
ちょうどいいんじゃない?
過去スレ見たら単発婆さんシタラーズらしいしw
>>1はいつもの職人叩きの「病神子」という荒らしです
女向けゲーム板の名物荒らし。
コーエーのネオロマンス作品の一つ、遙かなる時空の中で3の熱狂的な狂信者であり、
コナミから発売されているときめきメモリアルGirl's Sideの粘着アンチ荒らし。
シリーズ3作全てのアンチでありながら、最新作を叩く為には当時叩いていたシリーズ作品を持ち上げながらネガキャンを行う事も。
数年に渡りGirl's Sideの関連スレッドや女性向けゲ板の雑談系スレッド等に常駐し、
作品叩き、特定のキャラ及びファン叩き、声優叩き、住人叩き等で荒らし行為を行っている。 コピペレス&AA等でスレ潰しを行う事もある。
非常に特徴的な文体と口汚い罵倒口調で板住人の認知度が高い。
「志波厨(婆・ババアなどバリエーションが豊富)」という本人が脳内で作り上げた仮想敵を飼っていて、度々脈略なく認定し罵倒を始める。
特定の病名を出して煽る事も特徴の一つである。例「○(キャラ名)はアスペ」「難聴」等々
年齢に関する罵倒文句も多い。
この為Girl's Sideの関連スレッドは機能しない状態になる事も多く、したらば掲示板に避難所も設けられている。
しかしながらその外部避難所にまで追いかけ、同じような調子で荒らし行為を行い、アクセス禁止に。
それ以降、避難所の管理人を逆恨みしGirl's Sideの関連スレッド等で、虚偽のネタで誹謗中傷している。
自作自演がデフォルトの荒らしであり、出没時は発作のように分刻みで連投する為、
スレッドに来たばかりの新人は混乱し釣られてしまうこともしばしば。
更にスレッドが荒れる事になる。
>>1
スレ立て乙
書く人はもういないだろうな
ここ立ててる本人が荒らしだからね
前スレ見てみたけど書いてる人に絡んで粘着しまくってるレスばかりだったが
トラ兄1主を書いてるつもりなんだが、なんでかぼっちゃま×タマプーとかぼっちゃま×1主になってるw
誘いに乗ってくれてありがとうw
前スレ後半どうなるかと思ってたけど無事に立っててよかったよ
荒らしが立てたスレに
荒らし乙
立てたのも本人だし
恥ずかしいSS投下してフルボッコされたババサマ乙
経験者はさすが言葉の重みが違うねwww
投下したけど叩かれなかったよ?
よっぽど下手だったか、態度があれな人しか叩かれてない気がする
小ネタもわりと受け入れてくれるし
かなり痛い奴らだけだよね、叩かれてたのはw
叩かれた駄目職人と番犬が逆ギレして前スレはグダグダのまま終わった印象
「今まで投下して叩かれたことないしわたしなら大丈夫かも」って
試してみようって気になるヤツはいねーよ
読解力ない人だなー
それで書いた職人叩いてんの?
その絡みっぷりと粘着さは自家発電キモ作家か?w
こんなんなら
スレ立てしなくて良かったんじゃないの?
また一人連投豚神子乙
病院逝けよ
おまえひとり張り付いて絡んで荒らしてるな
まあここもお前が立てたひとりぼっちなスレだしなw
こうなったら自分が投下するしかないのか…?
何でエロパロスレに書くし
いや、エロ書こうとして難しすぎで悶絶しとるから
本スレで童貞がどうのこうの言ってた人かw
自分は倉庫にある考察に概ね同意w
こっちに来てみた。
自分の考察は
ルカ=中学生で経験済み(複数、ただし各人1回)
コウ=中学生で経験済み(年上の彼女と)
ニーナ=ナンパ相手に奪われてちょっとトラウマ(過去のつらい経験はここか?)
ルカわかる。各人1回っての。
深く付き合った子いなそう。
外見もナチュラル系でどっかバンビっぽいんだろうな
NTRしなさそうなキャラのが読みたい
嵐さんとかトラ兄とか。もちろん△相手からNTR
でも、接点が思い付かない
嵐さんssでベッドによじのぼる描写とか萎えたし
普通に押し倒してやりゃいいのにと
ここ
どっかのアホのせいで更新止まってるけど
投下主が載せないでくれって連絡したのかもしれないし
一概にはなんとも
じゃあここで素の自分を曝け出して投下頼む
限りなく50に近い40代の志波婆の嫌がらせに憔悴しきったバンビを優しくなぐさめる設楽とかもいいね!
347 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/11/15(月) 14:15:37 ID:QIgrgFrY [1/2]
「お先に失礼します!」
ドアが後ろ手に閉められる
「はあああああ・・・・・・・」
バンビはバイトの帰り道、空を仰いで大きくため息をついた
今日もバイト先でこってりと絞られたのだ
皆から「ババ様」と呼ばれる古参のその女性は50も間近だというのに独り身らしい
趣味は・・・なんだっけ?限定がどうとかコミケがどうとか大声で言ってたっけ・・・
それがどんなものなのかよく分からないがどうでもいい
しかし、あの人はなぜ私をあんなに目の敵にするのだろうかと
今日のいつも以上に執拗だったイジメを思い出して辟易する
「よし!こういうときは・・・」
気分転換にちょっと寄り道しようと踵を返した時、背後を歩いていた誰かにぶつかってしまった
「きゃっ!」
「おっと・・・おい、気をつけろよ。」
咄嗟に腕を掴んでくれたおかげで倒れなくてすんだ
「ご、ごめんなさ・・・」
その姿を見上げると―
「設楽先輩・・・?」
「ああ、お前か・・・」
どことなく頼りなげなその風体とは裏腹に、
掴まれた指先からは力強さを感じさせた
ピアニストだからだろうか
ちょっと意外・・・
そんなことをぼんやり考えていると
「おい、お前いつまで俺に支えられてるつもりなんだ?」
その言葉で我に返り真っ赤になる
「!!ああっ、す、すみませんっ!!」
「全く・・・。それはそうと、お前いつも一人でブツブツ呟きながら歩いているのか?」
「は?」
「・・・気持ち悪いぞ」
「あ・・・。」
自分でも気がつかなかった
あの脳内の呟きをずっと聞かれていたのだろうか
途端に恥ずかしさで耳まで真っ赤になってしまう
ババサマはなんで自分の醜態の描かれた小説を貼ってまわってるの?w
今の状況じゃ作者さん見てるかも分かんないから、了承とれるかあやしいし
許可します
むかーし、ここで他作者さんの設定を借りて書いたことあるよ。
「他の人が考えた設定を借りました」と前置きしたら、特に問題は起きなかった。
しかもその後、その作者さんも辿りついて了承くれた。
いやぁ
「そういえば昔ここでSS書いてたなぁ。懐かしいなぁ」と思って
すごく久しぶりに、ふとこのスレを開いてみたら、>>66があったので。
>>66を後押しするために呼ばれたか?と思ったので書き込んでみる。
ありだと思います。
お気に入りのサイトも全然更新ないし、GS終わったな
GS全体過疎ってる。
ライトな層は他ゲーに行ってて、あとはねっちゃりしたお局しかいない
お互いもう大人なのに、どうしてかくれんぼなんかすることになったのか。
わからないままわたしは、鬼になったるぅを置いてコウくんを追いかけた。
教会を囲む森に入るのは久しぶりで、右も左もわからない。
木々に囲まれた空間に入ったコウくんが、わたしを抱き締めてキスをする。
「ん……っ」
熱い舌が唇を割り、わたしの口腔を犯す。
甘い唾液が溶け合って口の端からこぼれ落ちる。
彼の手が服を捲り上げ、乳房をつかむ。親指で乳首を擦られて、わたしは仰け反った。
声にならない吐息が漏れる。そういえばむかしからそう。
かくれんぼはイケナイ遊び。わたしは一緒に隠れたほうと、淫らな行為に溺れていた。
「……ここ弄られんのが好きなのは変わってねぇんだな」
言いながら、コウくんはわたしの顔にキスの雨を降らせた。
「くすぐったい」
体をくねらせるわたしを抱き締め、彼は唇を首筋に降ろす。
さっき服を捲り上げられたままの乳房まで来ると、乳首に吸いつき舐め回す。
「あ、んっ。は、ぅ」
わたしはコウくんの頭を抱いて引き寄せた。
ふたり以外とはこんなことしない。彼らとかくれんぼするときだけが特別なのだ。
「いやらしい声も同じだ」
コウくんは胸から顔を上げ、汗で額に張り付いた髪をはがしてくれた。
優しく額にキスをされてから、両足を左右に広げられる。期待で胸が高鳴る。
彼はわたしの下着をずらし、そこを舐め始めた。
「んっ、くぅ。い、すごく、イぃ……」
たっぷり濡れたのを確認して、舌が中まで押し入ってくる。
「あ、ダ、ダメぇ……」
悦楽に満ちた声を上げてしまう。
ぺちゃぺちゃといやらしい水音。お尻にまで愛液が垂れていく。
「ひ、う、うふぅ」
押し寄せる快楽に、わたしは背中を反らした。
コウくんがわたしの体を裏返しにし、うなじにキスを落としながら指を挿し込んでくる。
「……キツいな。お前、ほかの男とはしなかったのか?」
「あ、当たり前、でしょ?」
「ふうん? でもよ、アイツとはしてただろ? 俺とすんのと同じこと」
「それは……んっ!」
感じる場所を擦られて、息が荒くなる。
「気づかれてねぇなんて思っちゃねぇよな? 俺としてるときはアイツが、アイツとしてるときは俺が見てること、お前はちゃんと知ってたもんな。だからそんなにいやらしい顔をして、俺らを煽る声を上げやがる。……くそ」
「なんでアイツの言うことなんか聞いちまったんだ。お前が子どもを産める体になったんなら、とっとと孕ませりゃ良かった」
ふたりと遊ばなくなったのは、わたしが初潮を迎えたからだ。
引越しだけが理由じゃなかった。
「ん、ふぅ」
挿し込まれた指が二本に増える。
「ずっとお前と離れてて、気が狂うかと思った。もう逃がしゃしねぇ」
コウくんの目的はわたしをほぐすことで、快楽を与えることじゃない。
だけど彼の動きはむかしと同じように優しくて、わたしは声を止められなかった。
「イぃ、コウくん、イイよう。気持ちイイの。大好き」
「俺もだ。俺もお前のことが……っ、そろそろ、力抜けよ」
指が抜かれ、代わりに硬く太いものが入ってきた。
「んっ……おっき、前よりおっきくなって、る」
「当たり前だろ?……お前は、くそ、前より吸い付いてきやがる」
ゆっくりと腰が動き出す。
「ふぁ、イイ。すごく、イイ……」
わたしも腰を動かし出すと、彼は自分の動きを速めた。
じゅぷじゅぷといやらしい音を立てて、わたしのお尻に腰を打ちつける。
「俺もイイ。すげぇ。たまんねぇ。相変わらず、お前は……んっ」
コウくんが熱い液体をわたしの体内に放つ。
彼は後ろからわたしを抱き締めて、優しくお腹を擦ってくれた。
「……孕んだか?」
「まだわかんないよ」
茂みの向こうでるぅの声がする。
「見ぃつけた」
舌打ちを漏らし、コウくんは立ち上がった。
わたしから離れて外へと歩いていく。彼がるぅに話しかけている。
「おう。じゃあ俺が見つけるまで、隠れてろ」
くすくすとるぅの笑い声。
「どうせ最初から最後まで見てるくせに」
「うるせぇ、バカ」
もうみんな大人になったから、いつまでも遊んではいられない。
わたしがどちらかの子どもを身籠ったら、そこでかくれんぼは終わりになる。
……つまんないの。
ずっと三人で遊んでられたらいいのに。
「今度は俺の番だね」
やってきたるぅにキスされて、わたしは目を閉じた。
――ここは淫らなかくれんぼの森。
3Pではなく、桜井兄弟どっちとも…ゴクリ
兄弟スキーなので大変おいしくいただきました。ゴチでした!
乙
兄弟×バンビ好きなんで堪能させて頂きましたw
久々の投下嬉しい! ありがとう。
トラ兄視点、コミカル。
俺は声を荒げた。
もちろんこんなもんでビビるような女じゃねぇ。
立ち上がり、ソファーに座ってるのを見下ろす。
ここは我が家の一階。外からは波の音が聞こえてくる。
同居していたかと勘違いしそうになるほど、コイツはうちに来てる。
隣に座ったルカも驚いてんだろうが動きはない。
腹が立つほどいつもと同じ飄々とした表情だ。
幼馴染なんて言葉じゃ追いつかないくらい大切な女が、口を開く。
「あのね、コウくんとるぅって童貞? って聞いたんだよ」
なに聞いてやがんだ!
ルカの野郎は面白そうに口笛を吹いた。
「なんでそんなこと知りたいわけ? っていうかさ、オマエは?」
「うん……」
コイツは俯いて、もじもじと着ているワンピースの裾をつかみやがる。
美味そうな白い太ももが覗いて、俺の胸がざわめき出した。
「わたしはね、処女なの……」
思わず拳を握ってガッツポーズを作っていた。見るとルカの野郎もだった。
ったく腹が立つほど兄弟だな、俺たちは。
「あのね、コウくんとるぅは兄弟でしょ?」
ルカとふたりして頷く。
「それで男の子で、ケンカが強いでしょ?」
「まあな」
「まあねー」
コイツは瑞々しいピンクの唇を、キスでも待ってるかのように突き出しやがる。
「……わたしと同じとこ、全然ないんだもん。だけどほら、女の子の処女と男の子の童貞は一緒でしょ?」
ちらりと凶悪な上目遣いを送ってくる。
「だったら……お揃いになれるかなあって思ったの」
なんとなくわからないでもない。
三人で出かけて、俺たちがコイツへの想いを誤魔化すべくふたりでふざけてると、コイツはしょぼんとうな垂れる。三人でいてもふたりとひとりだってことを気にしてるんだ。
だからといって――
俺はコイツにウソをつきたくなかったが、本当のことも言えなかった。
「バッカだなあ」
ルカが弾んだ声を上げて俺を見た。
野郎、むかしの乱行をバラす気か? 言っとくがてめぇも同罪だぞ。
「コウみたいに怖い顔した男が、オマエ以外の女の子に相手してもらえると思う?」
ウソは良くない。
良くないと思いつつも、俺はコイツの笑顔に魅入られていた。
ルカが言葉を続ける。
「俺はほら、こんなにハンサムだし? 抱いてーって女の子も多かったんだけど、弟としてお兄ちゃんの先越すわけにはいかないから、さ」
ウソつけ。
そういや童貞喪失はルカのほうが早かった。
俺はそれで意地になってヤッちまったところもある。われながら情けねぇ。
「そっか。……えへへ、じゃあお揃いなんだね!」
「それはどうかな?」
「おいルカ?」
「だってさ、俺とコウは童貞だけど、お互いのオナニーを見たことあるんだ。オマエも俺らにオナニー見せてくれなきゃ、お揃いとはいえないよ」
「なに言ってやがる。気色の悪い……あ」
叫びかけて思い出した。
そうだ。性の目覚め自体ルカのほうが早かった。
実家の部屋の隅でシコってるのを見つけたのは、目の前で泣きそうな顔してるコイツが引っ越す前だ。かくれんぼのときにコイツと隠れて体が密着したときのことを思い出すと股間が熱くなるといって、ルカがシコってやがったんだ。
そして、残念ながら俺もルカに見られたことがある。
つい最近だ。
俺がいないときは部屋に入るなという言葉をルカは、いるときなら好きに入っていいという意味だと勝手に判断した。野郎が出かけていると思ってシコってたとき、いきなり部屋に入られたんだ。
思い出すだけで体が怒りで熱くなる。
「そっか……」
ソファーの上で、もじもじと体をくねらせる姿に心臓が跳ね上がった。
まさか? んなわけねぇ、期待すんな。
……期待? ちょっと待て。俺はコイツのオナニー見てぇのか?
そりゃ見てぇに決まってる。
どんなに兄貴ぶったって、俺ぁただのケダモノに過ぎねぇ。
ルカの野郎に見られたとき、俺はもう少しでコイツの名前を叫んでイクところだった。
夢と妄想の中で、何度この華奢な体を汚したかわからねぇ。
「……ふたりの前でオナニーしたら、お揃い?」
ここで頷いたら兄貴分失格だ。
失格だとわかっているのに俺は、ルカと同時に首肯していた。
「……んっ」
硬く瞼を閉じて、自分の胸をまさぐる姿に生唾を飲む。
コイツはオナニーのとき服を脱がない派らしい。
俺とルカはソファーの前に立ち、じっと見つめていた。
白い太ももに挟まれた股間へと腕を伸ばす。
てっきり下着に手を入れるのだと思っていたが、上から触れるだけだった。
人指し指で割れ目らしき場所をなぞる。
「はぁっ……んふぅ」
一瞬薄目が開いて、俺と視線が重なった。たちまち顔を真っ赤にして唇を噛む。
きゅっと太ももが閉じて、指の動きが見えなくなった。
もっともどちらにしろ、下着の中には入ってないだろう。
「んん……っ!」
華奢な体が仰け反り、とろんとした瞳を開く。
「え? これで終わり?」
ルカの呟きに正直同感だ。
誤魔化すために芝居したとは思ってねぇ。荒い息を漏らすコイツは、確かにイッた。
とはいえ、あの程度の刺激で充分なのか?
女の絶頂に大小あるこた知っている。
コイツ、まだ本当の意味でイッたことないんじゃねぇか?
ルカが首を傾げる。
「なあオマエ、クリちゃんは触らないの?」
「クリ……?」
「ルカっ! てめぇなに言ってやがる!」
野郎は悪い笑みを浮かべ、そこに触れた。
「ひうっ」
引き剥がさないとと思いつつも、漏れてきた甘い声に金縛りにされた。
「あっあっ、なに、これ、んんっ!」
「クリちゃん。クリトリス。割れ目ちゃんよりこっちのが感じるだろ?」
「知ら、知らない……るぅ……」
ルカはニヤニヤ笑いながら、女の急所を弄り続ける。
「はあ……ぅん、あんっ」
華奢な体がソファーから離れて、中腰になった。
下着に覆われたその部分を男に触れてもらいやすくするためだ。
「ほらね、こっち弄ったほうが割れ目ちゃんも濡れてくるだろ?」
ルカの肩に手をつき、俺に背中を向ける。
正しい兄貴分の行動は、ルカを殴ってコイツを正気に戻すことだ。
なのに最低な俺は、震える女の体を後ろから抱き締めた。
ワンピースを捲り上げ、ブラを下げて裸の胸をつかむ。
「やっ……ん。そんな、そんなの……はぁん」
仰け反って見つめてくる潤んだ目に、抵抗の色はなかった。
戸惑っているのは知らない快楽にだ。
俺が尖った乳首をつまむと、可愛く淫らな喘ぎを漏らす。
「ココ……いいのか?」
「コウ、ズリーよ。俺も生で触ろーっと」
ルカが下着をずらし、直に触れると華奢な体が痙攣した。
「ふあっ」
クリをつままれながら、割れ目を擦られるのが気持ちいいらしい。
「イイ、んっ、胸もあそこも気持ち、イぃ、の……」
とろんとした声で言う。
視線を降ろすと、剥き出しになった白い尻が揺れている。
ぷるぷると震える双丘に誘惑されて、俺はとっくに固くなっている股間を擦りつけた。
手の中の乳房とは違うやわらかさと弾力が布越しに襲ってくる。
なんてことをしてんだ。罪悪感も欲望を煽るだけだった。
自分を止められない。
俺は痛がるだろうと承知の上で、乳首をつかんで引っ張った。
「ひっ……あぁんっ」
だけど唇から零れる声は甘いだけだ。多少の痛みなら悦楽に変わるほど感じてやがる。
耳の後ろに唇を落とす。
「ん、ふぅ……」
俺の耳が弱ぇ弱ぇ言うけどよ、だれだって耳は弱ぇんだよ。
ルカがコイツの腹に口付けてるのが見えた。
俺とルカが動くたび、汗ばんだ体も震えて雌の匂いを振りまく。
むかしだったらとっくにこっちも服を脱いで突っ込んでたと思う。
頭はもうおかしくなってるが、我慢出来てるのは相手がコイツだからだ。
ルカはウソをついてなかったのかもしれない。
コイツの前の俺らは、嫌われるのが怖くて踏み出せない童貞小僧だ。
「あっ……あぁん、ひあうぅ!」
猫のように啼いて、華奢な体が弓なりになった。
てっきりいつもみたく、もう! と怒られるものだと思ったが、服を整えたコイツは腕組みをして考えごとを始めた。
「コウくん、るぅ……」
「おう!」
「な、なに?」
珍しい。ルカの野郎もビビってやがる。
てかてめぇがエロいこと言い出したから悪ぃんだ。
感じやすい幼馴染が首を傾げる。
「これはオナニーを見せたんじゃなくて、オナニーを手伝ってもらったんだよね?」
それが今、男ふたりに玩ばれた直後に確認することか?
罪作りな処女は、ふたりのニセ童貞に爆弾を落とした。
「じゃあ今度はわたしが、ふたりのオナニー手伝ってあげるね!」
俺とルカは――考えるよりも早く首肯していた。
どっちも同じ作者さんだよね?
うまいねGJ!また続編を楽しみにしてますw
堪能させてもらいましたwww
>>82-83 >>90-93(同じ作者さん?)
兄弟×バンビ イイ!GJ!
私も続きまってる。
あと少しはテンプレに目を通してから投下してくれ
テンプレは確認したのですが、きちんと理解出来てなかったようです。
本当は自力で削除したいのですが、よくわかってない人間がこれ以上余計な真似をしてご迷惑をかけるのも申し訳ないので、どなたか可能でしたらお願いいたします。
大変失礼いたしました。
反省して次に生かして楽しみにしてるから
こんだけ過疎ってるのに今更。
上がってる下がってるとか気にしたこと長らくなかった
つか削除って…懐かしの半年ryを思い出したわ
久々の投下だし面白かったし、続きが楽しみだったのに
はげど
面白かったよ!
コウ萌にはたまらんw
前のようにゴミタメになるだけ
また痛い書き手が調子に乗る展開は勘弁
いちゃもんつけるな、とか言ってる時点で
いつもの番犬か本人乙かと
いつかの自家発電みたいなキモいのとは違って
今回の書き手さんはきちんとしてると思うよ
>>101だって自分語りとかじゃないんだし
>>110
ひねくれてんね
これぐらいはOKなんじゃないの?
というか、これで1サイクルだと思ってたよ。過去スレ読み直してみても。
ss投下後に1レス書き込んだだけで「作者様降臨がウザい」ってことはさ、
「余計なことは一言もいわず、ただssだけ投下してろよ」ってことのなっちゃうじゃないの。
さすがにギスギスしすぎだろう。
2chで作者降臨(しかもグチグチ言い訳)は普通に嫌がられるよ
あれくらいならいいんじゃないの?
つか、擁護がしつこいと
やっぱり番犬or本人乙と言いたくなる
今回はぐちぐち言いわけしてないよ?
>>112
まあ降臨はうざいし作品だけ投下してりゃいいとは思う
その方がカッコイイよ
これまでの流れを見てても華麗にスルーしてる人のが荒れてないしねw
>>115
しつこい擁護は今回ないように思うんだけど
頭悪くてエロ好きとかキモいなw
…少し落ちつきなよ
ムキになりすぎ
>>116=>>111だったね
ムキになってるのどっちw
落ち着きなくしてレス番まちがえてるのは誰?w
いちいちアンカーつけなくても専用ブラウザ使えばID追えるよ
>>117に同意しとくw
本人認定マジきもいんだけど
本気で認定してるとしたら>>121とか>>119とかはフルボッコされた駄文書き手ってことかw
いっぱいGJされてたから嫉妬したんだねw
だんだん壊れてきてワロタw
いくらなんでも発狂しすぎだろw
どこが壊れてる?図星つかれて壊れたのそっちじゃない?w
たしかに狂ったように叩いてる人たちの文章って変だよねw
いかにも下手キモ書き手らしい
接点はミズ吉か
ありだと思いますw
こりゃこのスレが廃れるわけだわ
お前みたいな乞食しかいないから廃れるんだよ
レスすんな糞ブタ
(過去ログ化していないものは、タイトルでググる)
今まで、よく問題になってきたのは、
1.注意書きが足りないもの
2.しばらく駐在してのレス返し・自分語り
3.次のssが投下されてるのに、以前のものを持ち上げ続ける
(個人的には3は仕方ないと思うんだけど)
なんだよね。
たびたび問題になるから、ローカルルールが出来たわけだ。
ルールが何のために出来たのかっていうと、相手を縛るためじゃなく、いろんな人が気持ちよく過ごせるためでしょう。
だから、ルールを守る。これは大前提だとは思う。
だけど、今ってどうなんだ。
極端に表現するとさ、
1 SS投下しました。
2 乙
3 乙
4 sageて
5 スマン。気をつける。
6 本人降臨ウザイ
または
1 SS投下しました。
2 イイ!
3 キター!
4 GJ!
5 ありがとう
6 サイトでやれ
になってないかい?
この5すら許容できなくなってるのは、問題だと思う。
tmtmつながりもありだと思います
過去では ん? って思うもの・人があっても、それなりにスルーしてきてるんだよね。
多少のやりとりも許容されてた。目に余るときは注意されていたけど。
ssも面白いのも未熟なのも、珠玉混在なのが魅力だったし。
でも今はなんか変。
「わずかでも許せない」そんな空気を時々感じる。
確かに馴れ合いや自分語りは「続く」とウザいよ。
でも、ちょっとでも目につくと嫌! というのは違うだろう。
もうちょっと、許容とス
もうちょっと、許容とスルーの精神があっていいと思う。
いいものには賞賛を、よくないものはスルー。それだけでいいじゃないの。
ID:TDYGoUmkみたいな異常な人が張りついて
職人をひたすら擁護しまくってる限り
クソスレ化は止まらないと思った
クソスレと投下なしじゃある方が多少マシってぐらい
どなたかお願いします
どうでもいいけどID:TDYGoUmkの意見に噛みつくってことは指摘された下手糞書き手乙?w
職人以外を乞食扱いやら嫉妬した職人認定してんだから
レスの内容からしても本人なわけないのに
そこまでしつこいと本当に駄文書き手の嫉妬なんだなってバレバレだよw
文才ないって可哀想だよねw
早く通常運行に戻して欲しい
GJされた書き手を粘着質に叩いてるからだろw
よりいっそう投下しにくくない?
別のまともな職人さんが投下してくれても「嫉妬した書き手w」とか認定されるぞきっと
他人のせいにしようと必死だなw
文才はないくせに悪知恵は働くんだねぇ
擁護=本人乙 の方が安直だよ
自分の書き込みの異常さに気づかないのかね
気付いてるけど引っ込みつかなくなったからそのまま爆走してるって感じだろ
書き手叩きとかしてて楽しい?
同一認定とかも楽しいの?
その人を擁護(?)している人をどうして同一人物認定出来るのかw
どうかなー?真性っぽいし自覚なさそうなとこが怖い…
なんか他人を乞食だの下手な書き手だの罵倒しまくってるけど
全て自己紹介に見える
そうかなー?
逆に書き手disってる人も本人乙してる人も
全て自己紹介に見える
本当に駄文書き手じゃなかったらそこまで必死になる必要ないのに
図星だから引っ込みつかなくなって爆走してるんだろうね
何が奴をかりたててるんだろ
本物の真性キチか
どうしようもないなw
×中高生隔離スレ
○中高年隔離スレ
中高年乙
はあ?一緒にすんなよw
言い返さないと気がすまない人が、最低2人はいるせいで
いつまでたってもこの争いは終わらないという・・・・。
悲しいことだ。
>101乙!だよ。気にすんな。
ところで、テンプレ読め!ってsage忘れのこと?
他にもそんなに攻撃されるようなミスあった?
100人いる中に、一人二人変なのが混ざってても問題ないけど、
10人いる中に、一人二人変なのが混ざってたらもうアウトだもん。
スレの自浄作用が落ちてるんだよ。
分からないんなら、169も一緒に半年R
×1主はいらないよ
自分のブログで書いてくれ
そういう意見こそブログに書いてね
テンプレ守った痛くない作者のまともな作品ならカプの制限なんてないから
設楽×年上女性とのエロが見たいって事?
>>176
バンビと1主じゃぜんぜん違うよ
もちろん、元はば学の優等生お姉さんとぼっちゃまの絡みに萌えるの前提だけど
1主は股がけとかしないし、任天堂とかみたいにケンカとかもちゃんと止めるし
はば学のお嬢さんとか言われても、バンビみたいに流されるだけじゃないしっかりしたところが良い
あくまで個人的な好みだけど
シタラーズきもいwww
それ178の脳内設定ってだけじゃん
私が考えてる1主やバンビのイメージがまったく違うように
主人公像なんて人それぞれで違うんだから
そこまで自分設定ができてるなら自分で書け
いや、個人的ゆーとるし、そもそも176のどう違う?って質問に答えただけだしw
各個人の自由解釈のマイルールで投稿者批判していいの?
不慣れな下げ忘れがそんなに悪いこと?
今の過疎った状態では171さんの言うように文句タレが幅をきかすだけ。
しばらく乙女総合に吸収されてしまうのもいいかも。
終わった話をいつまでも引っ張る時点で>>171は荒らしだと思うけど?
そんな全力で釣られてやる必要ないよ
スレの自浄作用が落ちてるから>>171みたいな粘着キチガイがのさばる
前投下されてたのは良かった
欲を言えば、もっと憧れのお姉さんに手を出せないヘタレなtmtmな方がよかったけどw
171の内容そのものってことでしょ
日本語以前の知的障害者がいるな…
ヘタレ萌え同意!
つーか、ヘタレが暴走して「ごめん…とまらな…っ!」
ってなるのがDTエロっぽくていいwww
ぼっちゃま×1主もよろしく
そろそろ自分で書けw
よろしくしたいけど、ミズ吉つながりで知り合うまでは想像できても、Hまでになると難しいわけで
コウバンビかルカバンビですが
KYってよく言われるだろww
まとめは読み尽くした
理屈っぽい設定はどうでもいいからただやってるSS読みたい
もうここじゃなくてどこかの個人サイトでリクエストしたほうが早いよきっと
おまえしつこいんだよ
見落としてた
考えてくれてありがとう
194さんのぼっちゃま1主楽しみにしてます
つまり需要がないんだよ
あきらめて脳内妄想してればいいのに。
なんでテンテーと若のエロパロが抜きん出て多いのw
その後は、1も2もメイン王子と先生が続くね。
だからこそ3が悔やまれるな。
匿名で公開するより交流ありきの方が好きな人が多いんじゃないの?
ここのトラ兄飲酒の人とか、tm1主の人にぼっちゃま1主書いてほしい
そりゃ誰も書くわけないじゃん
ピンとこなかったなら、他人をあてにせずに、自分で書く努力を進める
あるいは、バンビでも1主でもミズ吉でも誰でもいいが女子側が相当暴走するかだな
性的衝動というよりは暴走女子に押され、切れ気味に反撃とかならありか
激しく読みたい!よろしく
ほんとあいつ死んでほしい
特にエロ描写が全然ダメであちこちのぞきながら良さげな雰囲気なのを
パクって仕上げてたら、元ネタまんまっぽくなっちゃって、これじゃ盗作だよなと悩んでます。
おまけに登場人物の性格が安定しないし・・・
まず、「短編 書き方」とかでググんなよ
したら、問題解決するから
頑張れ!
参考になりました!
ありがとう!
完成したらぜひうpしてくれ
へたくそにぼっちゃま汚されたくないし
いじめられてたトラ兄から、勢い余って寝取るぼっちゃまとか滾るわ
勢い余ってガーな姿が萌えるんじゃないか
腹いせで押し倒すわけじゃないんだよ
まぁとりあえず相手役はtmtm以外でお願いしたい
まあBLでは兄弟×ぼっちゃま主流で、tmtmは尽とだけどね
BL厨はカエレ
意外とあんまりないんだよな…
お互い好きだから苦しいんだけど、会ったらいたしてしまう関係に萌える
GSP3も出るしイベントもあるし、エロパロ的にもいい1年になりますように
在学中 相思相愛交際中
本番ナシ 若がねちねちと一点集中攻め
内容なしでひたすら攻めてるだけなので、苦手な方はスルーしてください
はじめはそんなつもりなんてなかった。
放課後の化学準備室で若王子先生特製ビーカーコーヒーをごちそうになりながらおしゃべりを楽しんでいたら、そのうち、なんとなくいい雰囲気になってしまった。
よりそって、頬を寄せ合う。
何度か優しいキスをされて、うっとりと目を閉じたら、いつしか、そのキスは先生曰くの『大人のキス』に変わってゆく。
そうこうしているうちに、先生の指が、ショーツの隙間からするりと滑りこんできたのだ。
「だめ、きょうは、だめ……」
わたしは、足と腰をよじって、抵抗する。
「どうして?」
「……だって。このあと、友だちと一緒に帰る約束してるって言ったじゃないですか」
「じゃ、それまでならいい?」
「だ」
先生は、ずるい。わたしに「だめ」なんて言わせてくれない。
深くて長い、底が見えないキスでわたしの喉の奥まで支配しながら、器用な指先を使って、わたしのショーツのなかをゆっくりと検分する。
「あ、もう、こりこりしてる……」
さっそくクリトリスを見つけた先生が、嬉しそうにささやく。
「や……。言わないで……」
「だって、すぐわかるよ。可愛く膨らんでる。君、今、すごく興奮してるでしょ?」
耳元にぴたりとくちびるを寄せるようにして、秘密をうちあけるみたいにして言うから、なんだかすごくいけないことをしているようで、ぞくぞくする。
……実際、いけないんだけど。
こんなところ、誰かに見つかりでもしたら、先生はきっと懲戒免職だし、わたしだってこの学校にいられなくなるだろう。
だから、いけない。
いけない、のに。
この状況に興奮しているのは事実で、先生の言うとおり、きっと、わたしのクリトリスはもう、すでに固くたちあがっているはずだ。
「あぁっ……」
愛液を絡ませながら、くるくると、クリトリスの表面をやさしく撫でていた先生の指が、急にすこし、強く触れてきた。
先生が、皮に包まれた中身をつるりと剥きだしたのだ。
「こうしたほうが、気持ちいいでしょ?」
先生が、甘い声でささやく。
「あぁぁん……」
これだけのことなのに、刺激が強すぎて答えにならない。
「腰、動いてるよ?」
「……やっ」
先生がわざと言う意地悪にも、からだが反応してしまう。
恥ずかしいのに、もっともっと触って欲しくて腰が先生の指に合わせて動く。
「素直な子は、先生、大好きです」
空いているほうの手であご先をつかまれると、今度は触れるだけのキスをされた。
その、優しいキスと同じように軽く、先生の指の先がちょん、ちょんとクリトリスのさきっぽに触れる。
言うなれば桜の花びらが一枚、頬にかすったかのような淡い触れ方だ。
なのに、剥きだされて無防備になった粒には、それだけで甘すぎる刺激になる。
ほんの少し前までは、こんなことされると痛くて泣いていたのに、今は、気持ちが良すぎて目の奥がチカチカする。
知らず知らず、快感を訴える吐息がこぼれ出る。
「……気持ちよそさそうですね?」
わたしの様子を見た先生の指先の動きが、ちょん、ちょん、から、くりくり、に変わる。
強くも弱くもない、絶妙な力加減に、我を忘れて溺れてゆく。
しっかり目を閉じて、先生の肩にしがみつく。
そうでもしないと、真っ白い波に、呑み込まれてしまいそうだ。
先生は急にショーツから指を抜いて、白衣の肩をつかんでいたわたしの拳を、手のひらで包むようにして、そっとどかした。
「え……っ、やぁ……っ!」
自分でも思わぬ、大きな声が出た。
先生のからだが普段からは想像もつかないほど敏捷に動いて、わたしを膝から椅子に移すと、しゃがみこんでわたしの足の間に顔をよせたのだ。
「少し、見せてね?」
そんなことを言いながら、ショーツのクロッチを指先で端によせて、わたしの大切なところを、眺めはじめた。
「や、いや……!」
恥ずかしくて、頭の芯が焼き切れそうだ。
きっと、すごいことになってる。
自分でもわかる。先生の指先の刺激を失った小さな粒は、次なる快感をもとめてぴくぴくと震えているはず。
そんなものほしそうな姿を、大好きな人に見られてしまうなんて、恥ずかしくてどうにかなりそうだ。
ぎゅっと目を閉じて、この時間をやりすごそうとした。
そのときだ。
ぬるん。粒に、やわらかい刺激が走った。
……えっ!?
目を開けると同時に、もう一度、同じ刺激が走る。
信じられないことに先生が、わたしのその部分を舐めはじめたのだ。
「や、やぁ……っ。先生、だめ、だめ……!!」
あまりの羞恥心と背徳感に、ここが化学準備室であることも忘れて、我を失いつつ叫ぶ。
でも、先生はお構いなしだ。
子供が金平糖を舐めるような熱心さで、ぱんぱんに腫れ上がったわたしの弱いところを、一点集中で攻めてくる。
もう、だめ。恥ずかしいのに、だめなのに。強すぎる快楽に気持ちとからだが負けそうになる。
ようは、『いってしまいそう』だ。
「せんせい、せんせい……わたし……もう……」
「どうしたの?」
こんなときの先生は、意地悪だ。
わかってるくせに、わざととぼける。
「……」
答えられずにいると、ふたたび、先生がわたしを舐めはじめた。
今度はすこし、執拗に。先生の舌がぬるぬるとそこを撫でるたび、この小さな器官が、今にわたしの全てを支配してしまいそうで、怖くなる。
でも、それを知っているから、先生はわたしのここをなぶるのが好きなのだ。
『君が心変わりしないように、僕に夢中にさせちゃいます』
わたしがはじめて先生の指に触れられたとき、先生はそんなふうに言っていた。
そんなこと、あるわけないのに。なにもなくたって、わたしは先生が好き。でも、こうされることも、好き。
思考がちぎれる。もう、ほんとうに、あと一歩でいってしまいそう。
でも、なかなかとどめの一刺しがこない。
(せんせい、いかせて)
焦れて、先生のやわらかい髪のなかに指をさしこむ。
すると、手のひらにまで快感が満ちて、からだが震えた。
いきたい。
なのに、言えない。
先生には、今までも何度かかこうして快感を教えてもらったけれど、いつも、このときになんて言えばいいのかわからなくて、なされるがままにのぼりつめてしまう。
『いく』だなんて、大人の女の人が言うセリフのような気がして気が引けるし、まだ先生に守られている身で、そんな言葉ばかり覚えてしまうことにも、抵抗がある。
これはきっと、まだわたしが完全に先生のものになっていないからだろう。
と、言うのも、先生はこんなふうして、わたしを指先の虜にさせているくせに、わたしはまだ、処女のまま
だ。
曰く『卒業するまでは大切にしておきなさい。ちゃんと、僕がもらうから』だそうだ。
だから、わたしはまだ子どもで、知らないことがたくさんある。
今だって、そう。
こんなふうに、舌を使われるのははじめてだ。
これが、こんなに恥ずかしいことだなんて、今日はじめて知った。
でも、恥ずかしいからこそ、気持ちがいい。
子猫がミルクを飲むときみたいな軽い音が、わたしの耳に響く。
それがすごくいやらしくて、耳の奥がじんじんしびれる。
愛されているのはたった一カ所、子猫の肉球ひとつ分くらいの小さなところなのに、手のひらも、耳の奥も、胸も、背中もぜんぶ気持ちいい。
意識をつなぎとめるため、わたしは先生に話しかけた。
「……せんせい、そんなに舐めたら、あめ玉みたいに溶けてなくなっちゃう、かも」
先生が動作をゆるめて、わたしの言葉に答える。
「なくなったら困るね。じゃあ、やめておこうか?」
わたしはあわてて、頭を振る。
「……や……」
「好きなんだ?」
「……」
「クリトリス、舐められるの、好き?」
先生の甘い吐息が、敏感になった粒に触れる。そのゆるやかな刺激だけで、背中がのけぞる。
「言わないと、終わりにしますよ?」
「やだ、いやぁ……」
「じゃあ、ちゃんと答えて。クリトリス、舐められるの好き?」
先生が、低くて優しい声でわたしにたずねる。
……もう、だめ……。
「……好き……! 好きです……! だから……」
すべてを言い終わらぬうちに、先生のくちびるが、ついにわたしのクリトリスをぜんぶ、覆いこんだ。
そして、先生は、自分の舌先をわたしの粒の先端に当てたまま、軽くきゅっと息を吸いこむ。
瞬間、まぶたの裏に光がさして、わたしは、世界で一番幸せな女の子になる。
恥ずかしくて、死んでしまいそうだ。
さっきまでのことを考えると、いたたまれなくて消えてしまいたくなる。どんな顔で先生を見ればいいんだろう。
急に冷静になった心とからだが、妙に理性的に自分自身を責めてくる。
そんなわけで、まだわたしは先生の腕のなかにいて、それを抜け出せないでいる。
先生はといえば、わたしを大きな子どもみたいに抱っこしたまま、ときおりぽんぽんと頭を撫でてくる。
静かな時間だ。さっきまで、あんなに熱かったのが嘘みたいに。
ふと、時計を見ると、もう四時をまわっていた。
「あっ!」
「えっ!?」
約束を思い出して、急に大声をあげたわたしに、先生が驚く。
「友だちとの約束の時間……!」
「ああ。そういえば、そんなこと言ってましたね」
先生の膝から滑り降り、立ち上がった瞬間、視界がぐらりと揺れた。
「わっ!」
先生に支えられて、持ち直す。
「まさか、君、腰……」
「え? え?」
もう一度、立ち上がろうとしたけれど、やっぱり足元がふらつく。気持ちよすぎて腰を抜かしてしまったようだ。
……情けない。
ますます先生の顔を見られなくなってうつむくわたしとは逆に、妙に嬉しそうな先生が、わたしを腕に抱き込みながら言う。
「じゃ、今日は僕がおうちまで送ってあげます。僕の責任だし」
「……はい……」
わたしは、先生に抱きかかえられたまま、カバンから携帯を取り出して、友だちに断りのメールを入れはじめた。それを覗きこみながら、先生がたずねる。
「若王子先生と帰るから、って入れた?」
「えっ? 入れられるわけないじゃないですか。先生と仲良しなのは秘密なのに」
「やや、もう公認でいいのかと思ってた」
「どうしてですか?」
「だって君、さっき、声、抑えてなかったから、もうバレてもいいのかなーって」
「……やっぱりひとりで帰ります」
「わー、待って! 送らせてください!」
腕をつかまれた瞬間、わたしはわざとよろけて、先生のふところに飛び込んだ。
「……せんせい、好き」
わたしの、恥ずかしついでの告白に、先生は両腕の力をきゅっと強めて、答えてくれた。
恋って恥ずかしいことだらけだ。でも、だからこそ、それを許しあえることが幸せなのかも。
せんせい、すき。ほんとうに、だいすき。
繰り返しささやくと、先生が「もしかして、もう一回っていう、おねだりですか?」なんて聞くから、あわててからだを離そうともがいた。
けれど、今度はしっかりとホールドされていて、その力の強さに負けるふりをして、ふたたび、先生の白衣の腕に身をうずめるわたしなのだった。
〜おわり
ありがとうありがとうございます!!
ねっとりエロよかったよー
若!ありがとう若!
初々しいのもイイ!
まだ経験してないっていうのがえろくてよい。すごくよい。
GJでした!ありがとう。
ルカのストレートな「妊娠して」ぐらいしか今のところ出てこないが、
照れた感じのセリフも欲しい…
考えてみて思ったけど、キャラによっては結婚直前〜直後に
子づくり目的で言うというシチュエーションの方が考えやすいかも
(デート中に子どもを見て)嵐さん「よし、今日しよう」
→(ベッドで)「お前との子ども早くみたいんだ、付けなくていいか?」
そんなこといちいち確認して子作りする奴いないww
>「お前との子ども早くみたいんだ、付けなくていいか?」
お子様の想像力の限界ぽくてある意味和んだw
http://heroin-pinch.ldblog.jp:80/
え、あるし見れるよ。
しかし発売が一番新しい事を差し引いても
3のSSが少な過ぎるな
わざわざここに投下するメリットもないから
ネタがない
天使小悪魔もエロパロ的にあんまりおもしろくなかったし
pixiv
ageちった
ここよりはレベル高いし
wwwwwwwwwwww
このスレ荒れ過ぎて職人が寄り付かなくなっただけ
投下して文句言われるより自分で本でも出したほうがいいでしょ
ここに限らず全体的に終わってるジャンルなんだよ
小説も漫画もあんまり>同人誌
NLエロの需要が少ないのも痛い
支部は乙女ジャンルでも腐まみれで見苦しいからあんまり行かなくなった
ハードディスクの整理してたら昔書いた未発表のSSを偶然発見した!
とかいう神が現れないかな
ヒムロッチSSダントツで数が多いのに無理矢理系やS系が少ないんだよね
本スレやバレスレでは神移植!ほとんど新作!と連呼してたのに
ラブプラスでバグが酷過ぎたからバグがないだけでも神移植なんだろう
天使モードで男にいいようにやられちゃうとか
小悪魔モードでバンビ強気攻め男受けとか
男性向エロやBLぽさは感じるけどさ
早く読みたい
因みに私は書けないから
女性専用風俗にでもいってくれば?
喪女のくせに発情するバグ
本スレは妙にベタ褒めでついて行けなかったよ
正直期待してた程じゃなかったよね、ぶっちゃけ
ただイルカのタンデムシートとか、エロパロ向きネタが増えてたのは◎
ここはそういう「あのイベントエロかった」みたいな語り合いはNGなんだろうか
>イルカのタンデムシートとか、エロパロ向きネタが増えてた
具体的にどの部分がエロパロ向けなのか教えて
本気でわからないwwすまんww
相手にするなってばっちゃがゆってた
わかんないなら横レスすんな豚
・兄弟の修学旅行枕投げ後
・ゲームじゃないけど初回特典ドラマCD
このへんはエロ要素ある気がする
肩紐くらいで狼狽えるのにもがっかりした
最後の更新がよりによって花屋エロとか悲しすぎる
ヒムロッチが悪で益田さんがヒーロー
主人公はヒムロッチに陥れられる
二次創作を探しています
ご存知の方サイトのヒントを教えて下さい
34 トラ
56 嵐
78 ニーナ
90 tmtm
ぞ 設楽
はすみんってやっぱり性癖はドMなんだろうか
Sのはすみんが想像つかない
みんな思ってるかw
tmtmはスイッチひとつでドMでもSでもいけそう
言葉攻め系のS
王子は早くに童貞捨ててそうだ
瑛だけは確実にDT
瑛最萌えだが悲しいかな完全同意だ
デイジーに再会するまでの間に
どんなシチュエーションを考えても脱童貞までいかない
というかED迎えて卒業しても天然デイジーに振り回されたら
いつまでたっても童貞卒業出来ない気がする
1だとバイト、2は花屋、3はルカ?
ヒムロッチは想像つかない
そんでバンビに経験アリと思われて拗ねられるの
悲童貞…成人済組は卒業してて欲しいわ
そのへんはかんべんしてよきもいわ
>>361完全同意w
拗ねてるバンビを不器用になぐさめながら幸せを噛み締めていればいい
事後のコウちゃん超絶優しそうだよね
想像するとバンビ裏山すぐる
1、2のダブルパック出るしここもまた賑わうといいな
それって何のときのセリフ?
このスレ的に考えれば「先輩も色々大変っすねw」って感じだよねw
同級生たちだったら、1分で足りるのかな……
確か大接近5回目?ぐらいの台詞だったかな
いきなり車止めて上記の台詞だから
てっきり下半身おさまるまで待て触るな喋るなってことかとw
もしくは小悪魔主人公攻め
ただ、キャラのあなる掘りたい( ´∀`)
主人公攻めって書いてますが
普段は腐ばっかり妄想してるんだろうなほんとにキモい
バンビにばれないように、△コンビであたふた解決策を講じたりするのが萌る予感
やりたいなら別スレ立てるか乙女ゲー総合でやれば?
既存の801だったら801スレにいけばいいんだし
先輩△ごちそうです
かなり変態でSな紺野が設楽に寝盗られる話です。
キャラ崩壊が甚だしいですが、広いお心でお読みください。
ブラックな紺野を認めない!という方は、読まないほうがいいかもしれません。
こういうことを笑顔で請けあってしまうのは、もうほとんど地に染みついていて、たまに自分でも自分がものすごく善人に思えるほど。
でも僕はもちろん善人なんかじゃない。
もともと物事は丁寧に行いたいほうだし、やたらに悪意をふりまく意味もない。
勉強は好きだし、頼まれごとは面倒だと思わない。
評価が高いのは何事にも有利だし、わざわざそれをおとしめてもいいことなんてない。
そうやって出来上がったのが、外側からみた僕、「紺野玉緒」だ。
最後の資料を棚に戻し終え、僕はやっと一息ついた。
そして先ほどの「息抜き」を思い出す。次はどんなことをしてやろうか。
僕は固くいきり立つ自分自身に手をやり、ちょっと抜いてから帰ろうかな、と思った。そのときだ。
「……いいんです、気にしないでください、設楽先輩……!」
「いいからこっちへこい!そんな顔して!」
めったに人のこない書庫へ向かってくる、旧知の声。
僕はとっさに大きな戸棚と窓の隙間へ滑り込んだ。
戸棚の側面にカーテンが収納されていて、少々ほこりくさい。くしゃみを我慢する。
ほどなくして書庫のドアが開けられ、友人である設楽と「息抜き」でさっき会ったばかりの彼女が連れだってやってきた。
ここはめったに人が来ないから、逢引きには最適だと、茶化してこの悪友に伝えたのはいつだったか。
時計を確認する。西日はさす時間だけど、まだ下校点検には遠い。
僕は慎重に息をひそめる。
いわく、最近の彼女はようすがおかしい。ぼんやりした表情で帰るのをよくみかける。
自暴自棄になっている気さえする。気にいていたが、やはり様子が変だ。
「隠そうなんて思うなよ。そんなに目を赤くして、なにもないなんて言わせないぞ」
「隠してなんて……」
物陰からはうかがい知れないが、布ずれの音がした。……設楽が、彼女を抱きしめた?
さきほどよりくぐもった声の彼女が、ぽつりぽつりと話し始める。
ある人に、交際を申し込んだが断られてしまった。
受験生のうちは恋愛はしないと決めていると。
それでもあきらめきれないでいたら、「息抜きの相手」にだったら、してもいいと言われた。
恋愛感情は持たないし、恋人扱いもしない。割り切れないとつらいけど?と言われて、できると思った。
「息抜きって……まさかお前」
「いえ、そういうのじゃ。そういうのじゃなくて……触るだけ、って」
「触るだけ?」
そう。
僕が彼女に提案したのは、ときたま溜まる性欲を消化する相手にならないかということ。
挿入はしない。傷をつけるようなこともしない。汚れることもしない。
好きなだけ触り、それで僕がオナニーする。
彼女はぼくに触れない。線引きをせずに曖昧に触れ合ってセックスに至ってしまうと、いろいろなリスクがついて回るから。
もちろん触り方は優しくする。
性欲が解消でき、恋愛にのめりこんで勉学を忘れるようなこともなくなる、良い娯楽だったのだけど。
「わたし、汚いんです。不潔なんです。触られるだけって悲しいの、考えなくたってわかってたつもりなのに気持ちよくて」
悲しいのにやめられないんです。逢うの。
彼女の声に、ぽん、ぽん、と背中を叩く音が混じる。
「……んあっ」
すすり泣きに嬌声が混じる。
「ちょっ……設楽、先輩。やめてください、だめ……」
「どこをどう触られた?」
「え」
「胸は、服の上から?それとも、じかに?」
両方だ。
最近はじかに触るほうが多いが、彼女はそこまで詳しく申告しなかった。
感度が上がっているのだろう、少し揉みしだいただけで彼女は猫の鳴くような声を上げる。
「ほかにはどこを触られた?」
触れる場所はどこでも触っている気がする。
着衣はみださないように気をつけていたが、ブラウスはすべて剥いだこともある。
よく触れたのは、胸以外だと背中と、やはり局部だろう。
しかし彼女はそれをうまく説明できない。設楽は焦れているようだった。結局彼女の返答を待たずに、背中を撫ぜたようだ。
彼女はそれに感じているようで、「息抜き」がうまくいっているときのこらえるような声をあげていた。
こうなってからぷっくりと膨れたクリトリスを下着の上から触れると、なかなかおもしろい反応が見られる。
彼女から言葉での返答がなかなかもらいづらくなってきたのか、設楽は「ここは?」といちいち尋ね、順番に触れていた。
そしてクリトリスへ到達したのだろう、彼女がひときわ高い声をあげる。きっと背中がぐっと反って、顔が真っ赤なはずだ。
いつもの僕との「息抜き」ならば、もう終盤戦だ。あとはみずから僕が達するだけ。
しかしそこで設楽はこう尋ねた。
「おまえは、ここからどうしてほしい?」
彼女はその質問に虚を突かれたようだった。設楽はこう続けた。
「俺は、お前が好きだ。だから触れたし、できたらこのままセックスしたい。ここまで高まったら、我慢できない」
「幸い、避妊具の持ち合わせはある……使う機会があるなんて思ってなかったけどな。本当だぞ?」
「でも約束してくれ。そうしたら、もうそいつに体を好きにされないでくれ。……俺のために」
しかしコンドームの袋が取り出され、破られる音がした。そしてベルト。装着にもたついているのか、ビニル系の音が続く。
設楽は上着を脱ぎ、床に敷いた。ここに座れ、汚れたっていいから、と彼女をエスコートする。
きっとしとどに濡れているであろう下着を取り去り、指でかき回したのかぐちゃぐちゃぐちゃっ、という水音を立てた。
彼女が声をかみ殺している。
そして、設楽は布ずれの音とともにこう言った。
「今から、紺野にはされたことないことをしてやるから。俺のことだけ、考えてろ」
「―――――っ……!!」
声にならない彼女の声。
水音、そして打ちつけ合う体の音。キスを交わしているのか、様々な音が混じる。
ぼんやり思い出す。そういえば彼女とキスはしていなかったな。
僕は隠れたまま、彼らの行為を、彼女が設楽の名を呼び続けるのを聞き、ズボンの中で2度果てた。
予備校の自習室で携帯をいじっていると、予備校での「息抜き」相手が声をかけてきた。
いつもは予備校の、講義がない時間帯の人の来ないフロアのトイレなどでいろいろなことをしている。
相手がやはりその予定を伺ってきたので、僕はこう答える。
「唐突にいうけど、……今日の帰り、ホテルに行かない?」
「セックスはしない主義なんじゃなかったの?わたしは大歓迎だけど」
「気が変わったんだ」
きっと最中、彼女と設楽の行為を思い返すのだろうと思いながら、僕は彼女のアドレスを消した。
誤字脱字ありましたらすみません!
ブラボー!
新作ありがとうこざいます。
黒玉、堪能しました。
GJでした!!
先輩組大好きなので本当美味しかったです
黒い玉緒さんも大好きですが、聖司さんの台詞に激しく萌えました
GJです。ごちそうさまでした
あの人なら、大きな掌で躊躇なく振り切ってくれると信じてる
在学中でつきあってる(経験済み)設定。
最初だけ天地君登場。
体育祭まであと一週間。私は応援係になった。
放課後の校庭での練習も残りわずか。
「先パイ、お・で・こ」
二年生の天地君が額に手を当てながら話しかけてきた。
「へ?」
「もう、ハチマキが落ちそうだってば!」
そういうと手早くハチマキを直し、出来上がりとばかりに軽く頭をポンポンと叩いた。
彼は応援部からの助っ人で、可愛い顔に似合わずテキパキと仕事をこなしてくれるので大助かりしてる。
「あ、ありがとう、天地君」
「もう、先パイはうっかりさんなんだから」
「しっかりものの後輩君がいてくれて助かっちゃう」
褒められて天地君はまんざらでもなさそう。
「お礼はアナスタシアの新作ケーキで手を打っときます」
「もう、先輩にたかるなんて悪い子!」
軽く拳をあげ、ふり降ろそうとした瞬間に急に真顔になる天地君。
「先パイ、ところでさ、そろそろ行かなくていいの?」
促されてふと校舎の時計をみると、やばいっ。
約束した時間に完全に遅れてる。遅刻にうるさい彼のことだから少し怒ってるかもしれない。
しょうがない、着替えは後回しにしてでも早く行かなくっちゃ…。
「ゴメン、先にあがる。みんなもごめんね」
「やっぱり先パイはうっかりさんだな」
そうつぶやく天地君に小さくバイバイして、私は校庭を駆け抜けた。
勢いよく執行部室の扉を開けて、開口一番に謝った。
「副会長、予定より15分も遅れているが?」
パソコンのモニター画面が眼鏡に反射して光った。
「ご…ごめんなさい!走ったんだけど…ハァハァ…」
デートの遅刻は全然怒らないのに、執行部のことになると時間厳守。
公私混同はしないのは、氷上君の長所だと思ってる。
でも今日の氷上君の視線はなんだか痛いくらい厳しい。
その視線にとまどっていると、氷上君は取り繕うように発した。
「その…責めるつもりはなかったんだ…すまない…」
「ううん、遅れた私が悪いの」
「それじゃ早々だが、このプランを確認してくれないか?」
「うん」
気持ちを切り替えて私は氷上君の横に座った。
つきあって一年、執行部の仕事で毎日のように顔は合わせているけど、
新入生歓迎会や予算委員会とめまぐるしい忙しさで、恋人らしい触れ合いは皆無だった。
そのせいかわずか数十センチのこの距離がもどかしい。
「なにか僕の顔についてるかい?」
視線に反応した氷上君がこちらを向く。
私はもっと反応して欲しくてそっと口づけした。
今いる場所を忘れそうにないために軽く。
「応援の練習がなかったら、もっと一緒にいられるのになぁ…」
甘えたようにもたれかかると、合図のように夏服から伸びた腕が私の肩を引き寄せた。
いつもなら学校で軽くふれるだけですぐに拒否反応が出るのに、予想外の動きに固まってしまう。
「僕には君が練習を楽しんでるように見えるのだが?」
「練習は楽しいよ、楽しいけどっ…」
顔を上げたとたんに、たたみ掛けるように氷上君からの応酬。
さっきとは違う、むさぼり尽くすような口づけ。
どれくらい長く確かめたのだろう、唇が離れた途端にお互いの深い吐息が漏れた。
慣れないキスの仕方に緊張と期待が止まらなくなる。
「…君に、こうやって触れられないのは我慢できなかった」
とろけそうな感覚は徐々に体操服へと降りていった。
その感覚に翻弄されないようにするには、身をよじって反発するしかない。
「氷上君、嫌っ、離して」
少しでも嫌がるそぶりを見せたら「すまない」ってすぐに止めるのが常なのに
理性の塊のような氷上君がこんな風に迫ってくるなんて、今日の彼はおかしい。
「もう時間ないし、作業に戻ろうよ、ね?」
力一杯押し返して、とっさに窓を開けた。甘い雰囲気を壊したくて。
後ろから身動きがとれないように抱きしめながら、耳元でささやく。
「二人っきりになるの久しぶりだったし…だけど今はダメだって…」
「ふーん」
反応を確かめるように、氷上君の一差し指が首筋を往復する。
カーテンをつかんで、快感を悟られないように答えても逆効果だった。
「体操服姿だと誘っているようにしか見えないな」
ブラジャーごと上着をめくりながら、露わになった上半身をまさぐりはじめる。
どんなに言葉で拒んでも身体が指の動きに反応してしまう。
「応援の練習中に男子生徒と仲良さそうにしてたね」
「え?天地君のこと?応援部だから色々と…あん」
乳房を揉みし抱く手とつつくように這う舌、からみつく熱い体温は身体だけから発せられるものではなかった。
「も、もしかして見てたの?」
「ああ、ここから校庭はよく見えるからね」
少し乱暴に胸の突起をつまむ氷上君の指には、嫉妬の二文字がにじんでいる。
「……君に手が触れてたように見えたんだが…その…」
「鉢巻を…んんっ…直してもらっただけだよぉ……」
言い訳無用とばかりの強引さでハーフパンツを引きずり降ろされた。
「他の男性に触られても、こんなに濡らしてしまうのだろ?」
下着の中に乱暴に手を入れ、わざと音を立てるように指を動かし始める。
「ち、ちがうよ、氷上君だからぁ」
抵抗したい気持ちと裏腹に、だらしなく膝が開いていくのがわかった。
はしたない姿を軽く軽蔑するかのように氷上君の口元がゆがんだ。
「君はスキンシップが好きだから、誰でも良かったのではないか?」
「違うっ そんなことない…」
いつものような壊れ物に触るように優しく触れる愛撫とは違い、
激しい動きが敏感な部分だけを執拗にこねくり回してくる。
「君は僕だけのものだという自覚が足りないようだね」
「んっ…んんっ……」
思いっきり擦りあげられると私は声を殺しながら達してしまった。
気持ちよさに朦朧となりながら、魔法の呪文のように従ってしまう。
ぼんやりとみた視線の先には応援部がまだ練習してる姿があった。
「や、やだ!外から見えちゃう」
一瞬、我に帰ったと同時に熱いものがめりこんできた。
「だめっ、氷上く…っはん…」
「いつもよりここはあふれているね、いやらしいな君は」
まるで外に見せつけるように片足を持ち上げゆっくりと出し入れをはじめた。
「こんな明るいところで君を抱くのは初めてだったね」
閉め切った部屋で、遠慮がちにふれ合うことしかしらなかったのに
眩しいほどの夕日と外から聞こえる騒がしい声が羞恥心を煽る。
「そんなこと言わないで…んんっ」
「見られてると思うと締め付けてくるのか、条件が変わると違う反応をするんだな」
「そんなんじゃ…あぁ」
いつもより動きやすい体勢のせいか、毎回違う角度で打ち付けてくる。
「はんっ、待って!いつもより激しいっ」
「君がいけないんだ、僕の心をかき乱すようなことばかり」
動かす速度が増していくとともに絶頂がすぐそこまできていた。
「氷上君 もう…だめっ」
「そろそろいきそうなんだね?君の中気持ちよすぎて制御できない」
「で、でも、誰かが…んっ…」
「見てるかもしれないね、さっきまで一緒だった後輩とか…」
耳たぶを甘噛みしながら、ジリジリと私の心を責め続ける。
「あっ、や……っ」
ただ一人だけの熱さを感じたくて、氷上君だけを感じたくて貫かれたものに必死でからみつかせる。
「や…くんだけぇ…私には氷上君…だけ…なのぉ…」
「僕も…君だけ…だよ…」
何度も名前を呼び合ううちに、お互いの快感が混ざり合い、全てが白くはじけた。
「えっ?旅行に?」
「うん、夏休みになったら、その…二人きりでどこか遠くに行こう」
ほんのさっきまでの熱が身体をよぎる。
「違う場所での君の反応を知りたくなったんだ。女体の神秘、実に興味深いよ」
「だからって、さっきみたいに誰かに見られそうになるなんて嫌だよ」
「あの時間は逆光になってるから外からは見えない、だから乱れた君を見てるのは僕だけだよ…」
「で、でも声は聴かれてるかもしれないじゃない!」
ふてくされる私をよそに名案を思いついたようにつぶやく。
「そうだ、今度は君の声がよく聞こえるところにしよう、君の可愛い声を聞けるのも僕だけの特権だからね」
「氷上君の変態…」
私はうつむいたまま氷上君を見ることができなかった。
以上です。乱文失礼いたしました。
古いパソコンを修理したら、1,2キャラネタが発掘されました。
需要あるかな…。
最高でした!!
嫉妬いいねぇ
>古いパソコンを修理したら、1,2キャラネタが発掘されました。
>需要あるかな…。
素晴らしい作品ありがとう
まだ未発表作品あれば読みたいです
合コンなんて行かなくても、たいてい向こうからちょっかい出してくるし、
彼女はいないけど……別に困ってもいない。
合コンパスしまくってたら「佐伯はあっちが好きなんじゃね?」
って変な疑いをかけられた。だから仕方なくだ。
ゼミが終わって開始時間から遅れること30分。
ちょっと顔出ししてすぐに帰ろうと思ってた。
安めの居酒屋はどこを向いても大学生の合コン会場。正直もう帰りたい。
「佐伯!こっちこっち」
お調子者のメンバーが大声で呼ぶ。
おまえら、はしゃぎすぎだろ。
「結構、盛り上がってるね」
俺は、よそ行きの笑顔で軽く挨拶した。
座敷に座った瞬間、間違いなんじゃないかと思った。
「なんでおまっ…じゃなくて、久しぶり」
周りに人がいることを思い出して、冷静を取り繕った。
向こうは一瞬キョドってから、小さくぺこりと会釈してきた。
卒業して2年ぶりに逢う…俺の……。
卒業式の後、告白するつもりだった。でもすれ違いで探せなくて、
同じ一流大学に受かったはずなのに、少し離れた寮のある女子大に行ったと後から聞いた。
もう二度と会えないと諦めてた、つーか何でここにいるんだよ!
「女の子達、呑んでよ?」
連中があおる、合コンならフツーにある展開。
あいつをみると、顔を赤らめながら、美味そうにカシオレを飲んでいる。
酒なんか飲んでんじゃねーよ…って俺達もう高校生じゃないんだった。
あいつはずっとあの頃のままだと勝手に思ってた。
今日も俺好みのピュア系服だけど、うっすら化粧してるせいか妙に大人っぽい、生意気。
高校の頃はデートのたび、制服とは違うあいつにクラクラきてたけど、
あの頃とは違うあいつがいるのを俺は肯定できなかった。
「それじゃ、王様ゲームはじめまーす」
定番中の定番かよ、と突っ込みをいれる間もなくクジを引く羽目になった。
俺の手持ちの棒には「6」とだけ書いてあった、はね学のプリンスが王様になれないってどういうことだよ。
お調子者が王様を名乗り、高らかに命令した。
「2番が5番にキス」
「5番俺!」
「2番って誰?」
みんなが辺りを見回すと、あいつがこそっと手を挙げた。こんな時にくじ運使うんじゃねーよ。
ひゅーひゅーと周りがはやしたてて、キスコールが始まる。
あいつは固まったまんまうつむいている。鳴り止まないキスコール。
「俺からキスしちゃおうか?」
瞬間、腰が半分浮いて飛びかかりそうになったところに、あいつの横にいた子がいった。
「ごめーん、この子まだ処女なんだ。まだキスもしたことないの」
それを聞いてざわつく連中!おまえらおぼえてろ。
あれから誰ともつき合ってなかったことを知って安心してる俺がいた。
キスもまだ?まてよ?それって俺とのキスがカウントされてないってことか?
俺は心の中であいつに百回チョップをくりだした。
「俺が初めてになってもいいけど?」5番がいう。
「は、初めては好きな人がいいので!」
あいつのピュアな返しに、ドッと笑いが起きた。
しょうがない……。俺は近くにあったジョッキを倒した。勢いよくテーブルを浸食していくビール。
「あーゴメン、ごぼしちゃった。えーと台ふきあるかな?」
気配りのあるあいつならすぐ機転をきかせるだろうと、目線を送った。
皆が慌てふためくなか、あいつはホッとした顔で台ふきを取りにいった。
かいがいしくテーブルを片付けるあいつをみながら、
男連中がコソコソしゃべり始めた。
あー思い出した。高校時代にもこんなことあった、意外とモテんだよな。
つーかこの展開やばい、あいつの良さを簡単に解られてたまるか。
俺が来てから1時間、居酒屋のルールで店をでることになった。この後はカラオケの流れ、定番過ぎ。
座敷を出て、靴をはいて立ち上がろうとした瞬間あいつがよろけるのを見逃さなかった。
横にいた野郎を押しのけて、捕まえる。
「おまえ、飲み過ぎ」
「さ、佐伯君には関係ないでしょ」
「ある!昔っから危なっかしいんだよ。今だってふらついてるし」
掴んだ肩を離したらもう一生捕まえられない気がした。
「痛いよ……」なぜか俺の心にも痛みが走った。
「話がしたいんだ」あいつはあの頃みたいに真っ直ぐな目で俺を見ていた。
それなのに、いつものトーンで話しかけようとしたのを速攻で阻止した。
「ふざけんなよ……。俺とのキスはなかったことかよ!」
おまえに言いたことは沢山あったのによりにも寄って、口をついたのはこんな台詞だった。
「だって、あれはノーカウントだって…佐伯君が言ったんじゃない」
「子供の頃にだって…その…俺達してるよな」
思い出す、淡い感触。俺はどっちも忘れてない、おまえだから。
「第一、なんで合コンなんかにきてんだよ。」
「佐伯君だって…来てるじゃない」
「バーカ、俺は大人だからいいの!」
「私だってもう大人だよ?お酒だって飲めちゃうし」
「まだ処女のくせに?」
「佐伯君だってまだでしょ!」
「バカ!ちげーよ!!ばっ!」
あいつが急に笑い出した。あの頃みたいにけらけら笑う。
「高校の時も、いつもこんな感じだったよね。」
「おまえのイミフな質問とかな、ほんと笑える」
「あんなに一緒にいたのにね…」
「なんでだよ……」
「佐伯君のほうが先にいなくなったんだよ?」
そう…そうだ。俺がはね学も珊瑚礁も手放したんだった、そしておまえも…
「私、佐伯君のいない間、佐伯君のことずっと考えて…」
泣かせるつもりなんてなかった、でも俺の知らないところにおまえがいたことがくやしかったんだ。
「それでも…佐伯君のこと忘れらなくて、友達が合コン行ったら忘れられるかもって…、
今日初めて行って、そしたら目の前に佐伯君がきて…私……」
俺のことをずっと考えてた?忘れられなかった?
それって俺と同じじゃねーかよ、なんだよ、今言うのかよ。卑怯だろ。
じゃあ俺も今言う。
「あの日…卒業式の日。おまえに告白するつもりだったんだ…」
目をまん丸にして涙がひっこんだようだった。
遠くで遊覧船の汽笛がきこえる。
それを合図に俺はあの日するはずだった、三回目のキスをした。
「好きだ」とあの日言えなかったかわりに。
固まったあいつに俺は追い打ちをかける。
「なぁ、今夜おまえをお持ち帰りしてもいいか?」
「ん?さ、佐伯君、それって…」
「おまえ顔真っ赤!やらし〜」
「もうっ!」
思いっきり抱きしめながら、あいつの耳元にささやいた。
「合コンにお持ち帰りは定番だろ?」
文字化けから起こしたので、文章変で済みません。
また発掘できたらきます。
メリークリスマス!!
ずっと過疎ってたからうれしい!!
キテルがちゃんと「やらし〜」言っててよかった!
「アンタ、マジ可愛すぎ…チューして良い…?」
デートの最後、せっかくオレが真面目に言ってるのに先輩は無反応。
「…セ、センパイ!チューして欲しいにゃあ!!」
「ふふ、仕方ないなあ…」
この言い方をしてやっと満面の笑みでオレを見つめる先輩。
…あの時は混乱してただけなのに、このしゃべり方を先輩はやけに気に入ってしまった。
オレからおねだりする時はこの言い方にしないと聞いてすらもらえない。
恥ずかしいから言いたくなくて、でも我慢できなくなって押し倒そうとした時には、思い切りビンタを食らってしまった。
マジ痛かった…ビンタだけなら嵐さん超えてるんじゃね…?
「…んっ」
などと色々考えていると、先輩の方から唇をいきなり重ねられた。
柔らかい唇の中から柔らかい舌を伸ばして、まだ戸惑いのあるオレの舌をリードする。
「んっ…ん…」
頭が痺れそうなくらい気持ち良くて、男の癖に変な声が出そうになって、声を抑えるのが大変だ。
やっぱり、おねだりして良かった…
「ぷは…もういいかな」
先輩は突然、唇を離す。
えっ…オレはまだまだ…
「キスよりもしたいことがあるんじゃない?」
先輩はにやりとしてツン、とオレのパンパンになった股間をつっついた。
「っ!?」
バレバレじゃん。超恥ずかしい。でも…したいよ…
「…センパイに…オレの…オ○ン○ン…にゃでにゃでされたいにゃ…」
顔を真っ赤にして小声でつぶやく。
「ごめん聞こえなかった。もう少し大きい声で言って?」
先輩は悪い笑顔で返す。ぜ、ゼッタイ聞こえてただろ!
「なあ、ホテル行かねえ?オレ、我慢なんねーっつーか…ホテル代ならオレが出すし、ゴムも持ってるし!いや当たり前のことだけどさ!」
思わず素に戻って喋りだすと先輩は冷たい視線をオレに向けた。
「ホテル行きたいだけならテキトーにナンパでもしたらいいじゃない。ほら、あそこに可愛い子いるよ?」
もう!オレは先輩と行きたいの!なんで今さらナンパなんかしなきゃなんねーのよ!
いや、わかってる。先輩が言いたいのはそういうことじゃないことくらい…
「ボクね、センパイのこと大好きだから…センパイじゃないとダメにゃのぉ!!」
半ばヤケクソ気味にそう叫ぶ。
「行こっか」
先輩はそう優しく言うとオレの一歩先を歩きだした。
「あ、センパイ待ってにゃあ!」
何故かナチュラルに言葉が出ていた。
オレ、壊れちゃってるなあ…
でもまあ、先輩が喜んでくれるなら悪くないかな…ウン…
変だったらごめん
乙!ニーナ可愛かった
ミラーサイトなんてないよね
残念
妄想垂れ流し統失BBAが食いついたじゃないか
しかもキャラ×別シリーズキャラの話とか
試しに消えたホームページを閲覧するサイトを使ってみたけど、2年前の更新履歴の画面しか残ってなかった
すごい残念ですが今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。
保守がてらですが、氷室先生と1主の話です。投下させていただきます。
眼を閉じ、唇の柔らかさを堪能し、口の中を蹂躙し、昂ぶっていく自分の思考は白濁としていく。
突き動かされる衝動のままに組み敷いた体のしなやかさに、上がる声に、絡めた足。
合わされた肌はすれるたびに熱さをまし、胸元にかかる吐息もやけに湿り毛を帯びている。
自分の息の荒さが、やけに耳についてじりじりと余計に熱さを感じさせる。
せんせぇ、のどが……のどが乾くんです。
誘うように突き出された舌をすいながら、鼻にかかる声が胸の奥を焦がす。
もっと。……もっと。
甘えるように誘う指ととろけきった表情に、心が止めるより先に体は溺れ、
溶け合うようにひとつになりながら誘い、誘われ、煽り、煽られる。
熱い――
体の中の炎が、焦がし尽くせと後ろから囁く。
自分よりもずっと若く、まだ未成年の相手をいたわる余裕もなかった。
欲しい。ごまかし、否定して隠し続けていた感情の分だけ、反動は大きかった。
そうして欲望を体の中で解き放った瞬間、喉からもれた自分の声に夢から起こされていた。
はぁ、はぁ、という息使いとからからになった口内に、体中に浮かぶ冷や汗。
体を起こし、窓を見ればまだ朝日がでたばかり。普段の起床時間よりも1時間以上は早かった。
先ほどまでの醜態は現実でないのは明らかで、起こした体をもう一度ベッドに沈ませる。
大きくすった息を鼻からふぅっと長く吐き、眼を閉じ、額に浮かんだ汗を袖で乱暴にぬぐう。
べたべたした感覚が下半身にまとわりついている。
自己嫌悪に耐え切れず、シャワーへ向かうとまだ温まっていない水温にもお構いなしに体を流す。
すぐに給湯が追いついてお湯が出るようになったが、
体を冷やすのは良くないとわかっていてもまず頭を冷やしたかった。
水温の設定を思い切り下げて、一度ざっと体の汗を流すとタオルで体をぬぐう。
洗面台をみれば、先ほど夢の中で背中越しにみた自分の体があった。
夢の中で行った行為が脳裏にちらついて、残像を追い出すように顔を洗う。
そして乾いていた喉を潤そうと、冷蔵庫の中のミネラルウォーターを
コップについで一気に飲み干した。
季節はまだ初夏というのに、まったく爽快感がない。
いきなりの気温の上昇、それであんな夢を見たのだろう。夢は夢だ。問題ない。
夢とは、理不尽なものだ。そういうものだ。
そう理論を組み立て、混乱した思考を立て直す。
普段は登校時に出すごみを出してしまおうと手に持ったそれをもって、
エレベーターに乗り道路に面したゴミ捨て場へと運ぶ。
と、背中から「え?!わ、おはようございます!」とかけられた声に、
氷室零一の顔は少々引きつった。
振り向いたそこに、今だけは顔を合わせたくなかった人間がいたのだから。
「……おはよう。いったい、なぜこんな時間に君が」
気まずく、顔をそらしながら手にもつごみをステーションの収集庫に入れる。
「この熱さで変な時間に夢をみて起きてしまって、近所中をジョギングしてしていたところです!」
変な夢、という単語に、抑えてようとしてもとまらない夢の感触が蘇る。
「や、やめなさい……何時だと思っているのか、大体どれくらい走っていたのだ?すごい汗だ」
「あー……1時間くらい、でしょうか?体力的にはまだいけますけど」
でも先生が心配ならそろそろまっすぐ引き返して帰ります!
汗もかいたし、一度シャワーも浴びないとだめですよね、
確かにすごい汗かいて…と胸元をぱたぱたさせる姿にうろたえながら
「だからそれをやめなさい」
と告げると、彼女はよくわからないと困惑した顔ではい、と小さな返事をした後、
あ、と上気した顔でうつむいた。その顔に、私は凍りつく。浮かぶ荒い息、熱い肌。
やわらかく、自分の体の下で、自分の手でしならせた身体――
夢が、重なる。
「くらくら、してきました。か、帰ります……」
「ちょ、ちょっとまちなさい。私の家はここだ。水分補給をしていきなさい。
この暑さでその状態では、そのまま帰っては倒れる」
考えなしに、本当に相手は若い子供の生徒なのだ。
その生徒相手に、夢の中でといってもなんと言うことをしてしまったのだろう。
勝手に思い出される夢の記憶を現実と重ねて、
私は一瞬とはいえ彼女に向けた眼は生徒に対して
向けていいものではないと罪悪感が膨らんでいく。
その罪悪感もあるが、熱気と汗に心配する心があるのも真実で、
「え”、私、すごい汗で……匂い、とか」
ちょっとよそのおうちにあがるには、とごにょごにょ小さな声で言う彼女を、
「倒れてからでは遅い」
と、むりやり首根っこつかんでマンションの自室に放り込む。
スポーツドリンクを持ってくるのでおとなしく待つように」
タオルを渡し、流しの下にある粉末のスポーツドリンクを取り出しながらも
落ち込んだ気持ちはどんどん膨らんでいくばかり。
「はぁ……」
ついたため息に、ごめんなさい、朝から。とまだ赤い顔で答えた彼女に、
どうしても夢の中のあれこれが蘇っていく。
その彼女はきょろきょろと顔をを動かしたかと思えばタオルに顔をつっぷしたり、
気まずそうな表情でうわそわと落ち着かない様子を見せていた。
小動物のようなしぐさに、夢の中の彼女は私の現実とはかけ離れた欲望を反映させた
産物であり、失礼極まりない想像だと分析するしかない。
あんな、娼婦のような真似を――自分は夢の中で、させたのだ。
首を振った。
「どうした、飲みなさい」
氷を二つ落としたスポーツドリンクの入ったコップを渡しながら、
受け取るときにでた彼女の返事の声は裏返っている。
よくよく見れば内心本当に勝手な理由で戸惑っている私よりも、はじめからずっと挙動不審だった。
いや、いきなり担任の教師の家に上がらされて勝手がわからないだけなのだろう。
そう思っていたのに。
「……いえ、実は……夢が、氷室先生のお宅にお邪魔した、って夢で……」
その言葉に、息を詰まらせる。
「な、なんでもないです。忘れてください……」
待て。理性を総動員させてブレーキをかける、思考は止めた、フリーズしたようにとまっている。
「――どんな夢だった?」
そのはずなのに自分の喉からは、信じられないことに考えるよりも先に言葉が発しられてしまっていた。
喉が渇く。熱い。冷房から出る風は部屋の温度を下げている。そのはずなのに。
彼女はスポーツドリンクを一気に飲み干す。冷たい飲み物を飲み干して、潤ったはずなのに。
「夢の中で――熱いんです。どうしようもなく、今も」
私も、釣られるように作った同じものを一気に飲んで、
水分は補給されて、それでも――確かに熱い。
せんせぇ、のどが……のどが乾くんです。
零れ落ちた声に、眼を閉じて。
指と指を絡め合う。差し出された唇をついばみ、潤いを求めて舌を吸いあげる。
もっと。
続きを。
やがて二つの身体は、本当に溶けるように一つに重なった。
最初名前のところにカップリング入れ忘れました、
本当に久しぶりでうっかりしてましたすみません…。
GJすぎる!ありがとうございます
久しぶりに引っ張り出してやろうかな
管理人さんはもうここを見てないのかな
保管を引き継ぎたい
久しぶりにGSプレイして氷室っち攻略してときめいたので>>464素敵でした!
過去ログ観れるのなら作るけど
過去ログは浪人なら見られるんでしたっけ
久しぶりに私は喫茶アーカードで
親友のなっちんと会い、互いの近況を語り合っていた。
卒業してから三年、彼女はフリーターをしながら結婚資金と自分探しに明け暮れていた。
「姫条君とはどんな感じなの?」
「えー。どんな感じも何も、バイクの免許取ったからって
色んな所に連れ回されてるよ」
姫条君が、遊びと女の子にまめなのは学生の頃から変わっていないようだ。
なっちんは今、彼氏の姫条君と同棲している。
お金がないので結婚自体はすぐにというわけには行かないけれど
今の所二人共、結婚までのモラトリアム生活を楽しんでいるようだ。
「でもさ、あいつ。ほら、すぐにアタシを抱き寄せて来てさ……
何せ外だし、こっちも準備とか手入れとか、色々あるじゃん?」
「……!」
「アタシもさ、あいつ好きだし、イチャイチャするのも
わりかしOKなんだけど、はぁ……贅沢な悩みだよね。これって」
少しディープな話になって私は突っ込んで聞こうかどうしようかと思案した。
「あ、それよりさ、そっちはどうなの? 理事長夫人さん」
「その呼び方、止めてって……」
そう、私は卒業式にあの教会で天之橋一鶴理事長に
告白されたあと、そのまま彼と入籍した。
「別に良いじゃん。周知の事実だったんだし。
卒業式の時に黒板の落書き見た時、アタシビックリしたもん。
他の女の子たちが面白がって二人の事書いててさ」
「もぉ、あの後、臨時職員会議にかけられて大変だったんだからね!」
在学時こっそりと『健全な』お付き合いをしていた私たちだったが
二人の関係はその黒板上のカミングアウトで
他の教諭たちにもバレてしまい、卒業済にもかかわらず
私と理事長は春休みに呼び出しを受けて糾弾された。
特にこの事に厳しく追及してきたのはあの氷室先生で
流石の一鶴さんも理論武装した彼の前にはたじたじとなっていた。
ヒムロッチと熱いディベートを交わし、見事打ち負かした
……って、出来すぎの気がするんだけど、ぶっちゃけ本当なの?」
私も信じられないが、なっちんの言う事はほぼ間違いない。
正直あの時、何をどう話していたかも覚えていない。
もう一度言い負かしてみろと言われても絶対出来ないだろう。
ただ私は、主席ではばたき学園の卒業を果たしたし
模範生として卒業式の答辞も任された生徒として一目置かれていた。
それに氷室先生は私にかなり熱をあげていた時期があったので
そこを重点的に絡めて反論すると、追及してくる
彼の言葉の切れ味も鈍くなっていった。今思えばそれが勝因だったかもと思う。
ともあれ私は、少し前まで学生とは思えないエレガントな女性として
見事教諭たちの糾弾を返り討ちにしたというエピソードと共に晴れて理事長夫人に収まった。
今はブティックジェスでデザイナーをしながら
一鶴さんの秘書のような仕事をして社交界でもそれなりに顔が売れつつあった。
「でさーあたしの事ばかり聞いてるけど、実際どうなの?」
「どうって?」
「理事長とのベッドイン♪」
私はバニラシェイクの塊を気管に入らせて盛大にむせた。
「げほげほ……! な、何を……!」
「いーじゃん。アタシだってカミングアウトしたんだしさ−
あのオジサマがどんな風にアンタをベッドでエスコートしてるのか気になんのよ」
「……えっと、それ……なんだけど……」
私は正直に話した。
卒業してから私は、理事長の仕事の手伝いや
社交界の重鎮の顔を覚えていくのに忙しかった。
勿論社交界でのマナーも恥ずかしくない程度に
覚えていかないといけなかったので、全く余裕というものはなかった。
何が言いたいのかというと、結婚生活二年目にして
そっち方面は全くの未開発でほっておいてしまっていた。
一鶴さんは私に良くしてくれているが、気がつけば彼に抱かれた事がない。
「ああ、それはEDだね」
「ええっ!? そんな……」
「だってさ、理事長ってアラフォーだし役に立たなくなってても不思議は……」
「まだ三十代だよ! それにあんなにアプローチしてくれたのに
結婚したら何にもなしっておかしいよ! 私子供三人は欲しいのに!」
「運動パラメーターゼロの娘が何言ってんのよ。
まあEDでなくても、燃え尽き症候群の可能性も否定できないなぁ
レディを育てるのが夢とか言っちゃって
夢が叶った途端やる気が出なくなった、ってことなのかも」
「確かに……うわ――――なっちん!
どうしよう、いざするとなると私なにしたらいいのか分からないよ――!」
「ふぅ……まぁいいわ。他ならぬ親友の頼みだもん。
この藤井奈津美に任せなさい! しっかりレクチャーしてあげるから」
「どうしたんだい、今日のコースは口に合わなかったかな?」
夫の一鶴さんがテーブルを隔てて私を見ている。
今日は私たちの結婚記念日だ。
この日は毎年この初デートに使われたナイトラウンジで食事をし
食後に彼からプレゼントが渡される。
プレゼントは指輪にイヤリングと、高価なアクセサリー類が多い。
だけど今晩、私はそれ以外のものをもらうつもりで臨んだ。
「……一鶴さん」
「何だい?」
「あの、……私、時々不安になるんです。貴方が本当に私を愛しているのかどうか」
「それは驚いた。私は、いつでも君を想い、大切にしているつもりだが?」
「はい。確かに大切にしてもらっています。
ですが、貴方にはどこか遠慮が感じられるのです」
「む……」
私は、一鶴さんの手を握った。そしてそっと指を絡める。
彼の緊張が汗となって私の触感に伝わってきた。
「一鶴さん、私のこの手には血が通っています。
貴方と同じように、生身の人間なんです。
人形と違い、感じる事も考える事も出来る人間……
だから、ずっと人形のように大切にされてばかりなのは嫌なんです」
「君は……」
「一鶴さん、私を貴方は立派なレディに育ててくれました。
でも、育てた後は? 私は人形のように大切に飾られるだけなのは嫌です。
人間として、貴方に深く愛されたい……
貴方の『作品』として終わりたくないのです」
一鶴さんは真剣な表情で私の話を聞いていた。
「……いや、失礼。どうやら私は君を幼く見過ぎていたようだ。
レディとして扱っているつもりで、君と距離を置いていた。
確かにそれは認めよう。すまない」
「一鶴さん、私が欲しいのは謝罪でも慰めでもありません」
「……。そうだね……君の望む物は分かっているつもりだ。
では、時間になったし、我が家に帰ろう」
(とうとう、き、きたぁ――!)
邸宅についた私を一鶴さんはベッドルームに案内した。
いつもは私が先に寝て一鶴さんは書類に目を通した後で寝る。
いつも何の面白さもない退屈なキングベッドの時間が、これほどまでにワクワクするとは。
「右よしっ! 左よしっ! 下によしっ!」
私は風呂上がりに剃り残しを念入りに指さし確認でチェックした。
体にもお気に入りの薫りの香水をまぶして準備万端、初夜に臨む。
寝室に繋がるこのドアを開け、明日の朝になれば、私は私の知らない私になるのだ。
期待と不安の入り交じった感情で頬が火照っていくのを感じた。
(……あれ?)
バスタブ姿の私は、てっきり情熱的に一鶴さんが抱きついて来るか
いつものように大人の余裕でエスコートしてくるものだと思っていた。
だからベッド端に座ってストレートのブランデーを
思い詰めた表情で飲んでいる彼を見て驚いた。
やはりなっちんの言った通り、EDなのかと、にわかに不安になった。
「えーと……一鶴さん?」
「――はっ! あ、いや、早いシャワーだったね。うん……」
余裕のよの字もない一鶴さんの隣に私は座った。
彼はおずおずと私の肩を抱いてきた。
思えば、これがキス以外で彼が初めてしてきたスキンシップだった。
しかし、まるで恋愛に疎い男の子のような接し方に疑問符がわく。
一鶴さんは若い頃に一通りの恋愛経験をクリアしているんじゃなかったのか。
それともあの話は単なるデマだったのか。
いつもは余裕たっぷりにリードしてくれるのに、キスすらどことなくぎこちない。
「……やはり私は君に隠し事が出来ないようだ」
訝しんでいる私の気持ちを察したのか
一鶴さんは深いため息をついて、私に告白をした。
学生時代に、何人かの女性と恋愛をした事があるが
それは思考錯誤の連続だったという事。
もっと女性の心を大切にしようとすれば
よそよそしい、本気で愛してないと思われて疎遠になってしまった事。
それに気を配って深い所まで付き合っても
服を着ている時のようなエスコートをしてくれると
期待していた彼女に、慣れない様子を見られてしまい幻滅された事。
それからは忘れるように勉学や仕事に励んだ事。
「そしていつしか、私の望むレディとは、私の中にしか居ないのではないか、と思い始めた」
「だからですか、一人前のレディを育てようとされたのは?」
「……ああ。すまないね、私は決して恋愛上手という訳ではないんだ。
失望させてしまって、すまない」
隣に腰を掛けていた私は、下を向いたままの一鶴さんの手を横から握った。
「庭一面の薔薇は、最初からあのように咲き誇っていましたか?」
「……? いや、最初は皆蕾だよ。手入れを重ねてやっと見事に……」
一鶴さんは顔を上げた。
「ええ、人も薔薇も同じです。最初から洗練されているものは一つとしてありません。
華は愛情を注がれながら成長してやっと見事に咲きます。
一鶴さん、誰だって初めての時はあります。不慣れな事もあります。
ですが時間をかけて悩んで学べば、いつか自信と共に輝く事が出来ます」
「……! そうだね……」
「私という薔薇も、以前はどこにでもいる普通の女子高生でした。
けれど、一鶴さんを愛し、一鶴さんに愛され、今こうして輝く事が出来ています。
一鶴さん、今度は私が、貴方を今以上に輝かせる番です」
「君が私をエスコートしてくれる、という事かな?」
「いいえ、お互いを学び合うのです。
初めての事も多いですけど、ゆっくりと愛し合い
理解していけば、きっと私たち、もっと素敵な夫婦になれます」
「……君が私の妻で良かった。私は今ほどそう思った事はない」
日を改めて投下試してみます
ありがとう!
さて、こうして一鶴さんのわだかまりはある程度払拭したけれど、まだまだ問題がある。
エレガントなセックスとは果たしてどのようなしろものなのか。
その道にかけては一歩先を進んでいるなっちんに聞いてみた。
何せみずきちは色サマとパリィだし、ありりんやタマちゃんも
この話題に関してはあまり開けっ広げに話せそうにないし
やっぱり持つべき者は親友のなっちんだ。
「とにかくエレガントがどうとか考える前に
アンタはまずセックスの基本を知っておくべき。
はい。この雑誌とかよく載ってるよ」
私はそれをパラパラと見たけれど、オーラルセックスとかアナルセックスとか
およそ保健体育とはかけ離れた鮮やかな描写の漫画や写真が
次々に目に飛び込んできて軽いショックを受けた。
雑誌で事細かに説明されているような営みが
果たして私に出来るのか、かえって不安が高まる。
「まあ最初は面食らったりメチャクチャ恥ずかしかったりするんだけどねー
ようはノリよ、ノリッ! やらしいムード演出して前戯にたっぷり時間をかければ
大抵のプレイに抵抗なんてなくなるくらい盛り上がるもんよ」
不安を吐露するとなっちんは自信満々に話した。
今日のなっちんはすごい頼りになる。
「アタシも全部のプレイに抵抗がないって訳じゃないんだけどさ
ま、今じゃ別人みたいに姫条と外でやり合ってるし」
「へぇぇ……アダルティー……」
「あっ、そうだ。困った時には、これ使ってみてよ」
なっちんはバッグからひょいっとおしゃれな小物入れを取り出して私の掌に置いた。
「これは……?」
「ふふふ、魔法セットよ。プレイ中に不安になったり困った時があったら開けて。
きっと役に立つから」
「あ、ありがとう、なっちん!」
彼女から渡されたお守りを片手に私は初夜に挑んだ。
とにかく私はその場でバスタオルを脱いで、一鶴さんに全てを見せた。
ありりんやみずきちより胸は大きくないし、なっちんのように
腰はくびれていないし、タマちゃんのように小柄で引き締まってもない。
どこにでも転がっているような体だけど
果たして彼は私を奥さんとして興奮してくれるだろうか。
目をつむっていると一鶴さんが立ち上がり、私を優しく抱き締めた。
彼の唇が私のにそっと重なる。
私は一鶴さんの唇を甘えるように吸いながら、熱い何かが腿に当たっているのに気づいた。
全貌を見損ねてしまったが、どうやら興奮してくれているようで安心した。
そのまま私は一鶴さんの唇を吸い続ける。
吐息の熱が唾液に溶けていって少しずつ喉を伝っていく。
舌をそっと差し出すと、彼は優しくそれを出迎えた。
胸の曲線を撫でる彼の手は羽毛のように軽く心地良い。
ああ、この包容力にも似た温かさに、私は惚れたんだ。
初対面なのにどこか安心させてくれた、あの温かさ。
私はそのまま舌を深く絡めた。
遠慮しないで、もっと私に触れて欲しい。私を知って欲しい。
彼の中にある理性を吸い取るように、私は彼の舌を舐める。
興奮すると、男の人の先端は私たちのように濡れていくと聞いた。
私は唇を離さず、彼のをそっと包み、柔らかく撫でさする。
映画のラブシーンすら恥ずかしがって目を閉じていた私だけど
なっちんの指導もあってか今晩はいつもより積極的だ。
ほんとうに妖精が私に魔法をかけたのかもしれない。
一鶴さんの唇が私から離れた。
私は股下にあるそれをやっと一瞥する。
それはまるで別の生き物のように、びくびくとしていた。
大きいかどうかは分からないが
あんなのが果たして私の中に入るのかと、急に不安になった。
「あっ……一鶴さん……」
私は一鶴さんによってベッドに寝かされた。
彼は私の胸にキスして啄んだ。
くすぐったさと恥ずかしさを我慢していたら
彼の手がすっと自然に私の腹から脚へと滑っていく。
「あっ……!」
一鶴さんの手が内股に入り、そのまま少し上って私のに触れた。
一人で時々弄っていたそこを、今、彼の指がなぞっている。
自分でも驚くくらい濡れていた。
男の人に弄られるのもまた違った心地良さがあって愉しい。
「あのっ、もっとゆっくり……」
「こうかね?」
「そ、そうです! ああっ、いい……!」
私はシーツを逆手に取って彼の指の感触を楽しんでいた。
彼の舌がつつと胸の突起から滑り、へそへ、へそから更に下へと降りていく。
戸惑いを隠せなかった。一鶴さんの息吹が私の茂みを薙ぐ。
淫らになった箇所を生暖かな柔らかいものがしきりに這って清めていく。
味わったことのない淫らな感覚に、脳髄が困惑の色を滲ませる。
不思議な、そしてどことなく病みつきになる舌の感触に
私は自分でも聞いた事のない喘ぎを繰り返した。
こんな切ない声を出せるのかと、もう一人の私が驚いている。
「あのっ、一鶴さん……」
私は一鶴さんに脚を向けて欲しいとお願いした。
今なら何でも出来そうな気がしたし、一鶴さんにも気持ち良くなって欲しかった。
「む……」
顔の前に在るそれをそっと口に含む。
両手で逃げないようにして形を確かめるようにして舐めていく。
それは独立した生き物のように繁殖欲を滾らせ、跳ねた。
唇が焼けそうなくらい熱いそれを舐め、私はうっとりとしながら退廃的な愉悦に耽った。
「ああっ、君、私は……」
一鶴さんが腰を引いて私の口からそれを離した。
唇にはまだ彼の熱が残っている。
彼は元気になっているそれを見せていた。
彼が何をしたいのかすぐに分かったけど、少し心の準備の足りない私は
なっちんのくれた魔法の箱を取り出した。
そこには、「守ってみせよう」と喋っている可愛いドクロクマのプリントが
施されたコンドームがダース単位で入っていた。
私は震えながら眉間に皺を寄せた。
(ちょっ、お前……ふざけるなって! これ呪いのコンドーム※ じゃねぇか――!
こんな縁起でもないもん大量に渡されてどないせえっつーんじゃ――っっ!)
注※可愛いキャラものとしてつい買ってしまうが
恥ずかしさから使いづらいため、いつまでも数が減らないコンドーム。
彼氏に見つかると、いつも使ってる物と違うため
浮気を疑われ、別れ話の遠因にもなる。
残ったそれは女友達の間でやり取りされ、行く先々で同様の事を起こしていく。
「何かな、それは?」
隠そうと思っていたのだが後ろから一鶴さんが覗いてしまい
それはあっさりと見つかってしまった。
私はどう弁明したらいいか焦ってしまった。
コンドームは違う絵柄が四枚続きだったり一枚だけだったりてんでバラバラで
パッと見、使用感すら感じ取れなくもないからなおさらだ。
しかし、彼は軽く笑って私の肩を叩いた。
「中々可愛らしい趣味だね」
一鶴さんは手を伸ばしてそのコンドームをつまもうとする
私はとっさに縁起の悪いそれを一鶴さんの手から遮った。
「あっ、ダメです!」
「……? 着けない方が良いのかな?」
「あっ、えっと……はい……」
その場の空気で私ははいと答えてしまった。
そのまま私は一鶴さんとゴムをつけずにする事になった。
さっきのサプライズが逆にリラックスさせてくれたようで
張り詰めていた緊張はどことなく軽くなっていた。
そして一方で、私は、処女を失う恐怖の緩和した今しか
挿入のタイミングはないと思った。
私はベッドに仰向けになって、脚をM字に開いて待った。
一鶴さんの手が膝に触れた。
初めてインフルエンザの予防接種を受けた日の事を思い出す。
あの時も私は緊張でこんな風に身を固くしていた。
彼の矢が私の中を進んでいく。
強張っている私の中をゆっくりとまっすぐに。
中は私が思った以上に濡れていて、そのせいか、割りとすんなり入っていった。
痛痒さと異物感を覚えつつも、想像していたような
鋭い痛みはなく、私はほっと胸を撫で下ろした。
この程度なら何とか堪えられそうだ。
「君、痛くはないかい?」
「少し……。ですから、ゆっくりと、お願いします……」
彼が昂りを抑えているのが分かる。
ゆっくりと優しい動きの腰、中でしきりに震えているもの。
確かめていないが、十分は経っただろうか。
痛痒さは軽くなったがまだ残っている。
一鶴さんの腰のペースは少し早くなっていった。
私はそれに押されるように喘ぎを漏らした。
声を出していると自然とやらしい気分になってくる。
私の声を聞くと、彼のも中でびくんと跳ねるから分かる。
桜色の霞が私たちを包み込んでいく。
その中で私たちはゆっくりと繋がり、融けていった。
一人じゃ味わえない不思議な感覚に、私は虜になっていく。
「んう……!」
一鶴さんの唇が私の唇に重なる。
彼の舌が私の舌を捉える。
上も下も繋がったまま、私たちは思考まで
チョコのように蕩けて一つの生き物になっていくのを感じた。
口内で一鶴さんが軽く声を発した。
それと前後して私の中で彼の分身が暴れ始めた。
じわりと広がっていく、どろりとした熱いもの……
私は夢うつつの気分でそれを受け入れながら彼の喘ぎを飲み干していく。
指先に軽い痺れを感じながら、律動が止むのを待った。
彼の舌が私の舌に絡みつく。
「ふぅ……」
一鶴さんは上体を起こして私を解放した。
二人を繋いでいた唾液の橋がふつと途切れて、私の胸に落ちた。
彼のが私のから離れた。
その場所に指をやると、ぬめりとした白い残滓が絡み付いた。
これと私のが出会って子供が出来る、そう考えると不思議でならなかった。
「良かったじゃん。無事に済んで」
数ヶ月後、なっちんを呼び出した私はアーカードで軽食を挟みながら事の次第を話した。
「良くないよ! あんないわくつきのアイテムくれるなんて思ってもみなかったよ!」
「ハハハ、使ってくれるとありがたいかな、なんて。
姫条にはゴムすら要らなくなったし……」
「……えっ、それって?」
見るとなっちんは顔を綻ばせて嬉しさを隠しきれない様子だった。
気になる私は何かあったのかと聞いた。
「へへへ、実はね……ママになるんだ、アタシ」
「……えっ、なっちんも!?」
「そうなのよ……って、アンタも!?」
私たちは互いの目を見つめ合いながらしきりに瞬きして、口に手を当てる。
「うん、まだ二ヶ月目だけど……この前検査したら、出来てた」
「本当? アタシもそれくらいだよ。
じゃあさ、もう何品か注文しとこ。
生まれてくる子のためにも、今のうちから体力、つけておかないとね!」
「賛成! 元気な子を産まなくちゃ!」
そうと決まったら行動に移す。
私たちはありったけのスイーツを追加注文して片っ端から口の中に放り込んだ。
オイコラ規制回避
守 0494うふ〜ん
NGNG
4くらいまでなら遡ってログ取得できたけどそれ以前はできなかった
新作出るしここもまた賑わうといいな
強制女性化小説ない?Part60 [無断転載禁止]・bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1512191878/55
(ю:】ニセコイでエロパロ part170
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1631275321/8
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1631275321/34
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1631275321/36
デ・ジ・キャラットでエロパロ そにょ1
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1629351034/12
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1629351034/17
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1629351034/21
後はコレらの妨害乗り越えられたらな…まあ、ど〜しても長文なSSを最後まで書きたい!って話になるなら
今はニセコイスレ乗っ取った方が早いだろうな。SS投下されるなら、こちら側もスレ埋めたりはしないさw
いまはツイッターとかピクシブあるからね
七くん(無理やり系です)
「もしかして、スイーツ情報?」
教室でスマホとにらめっこしていると、興味津々に声をかけられた。
「ん?あんたか……実は来月号のはばちゃのモデルコーナー、俺の担当なんだけどネタが浮かばなくてさ……」
しかもオフショットも付けて欲しいとリクエスト付き。
SNSでお馴染みの『盛れてるNana』じゃダメでフツーの俺でって。なんだよソレ。
締め切りは今夜20時。
あと何時間あるんだっけ……。
「絶対おもしろい記事になりそう! 来月号が楽しみだなぁ」
新作のスイーツみたいに無邪気に喜ぶから、俺はついいじめたくなった。
「そう言われると、プレッシャーじゃん?」
わざと声のトーンを落としてみる。
あんたは少し目を潤ませてつぶやいた。
「ご、ごめん。私に協力できることがあったら言ってね。何でもするから」
軽くいじっただけなのに、『何でもする』
とか軽々しく言うなよ………。
あんたは、いつだって優しい。
Nanaのままで出掛けても、態度変えないし。
女装した俺のことだって、驚きはしたけど否定はしなかった。
けど、俺以外の男子どもにもいつだって優しい。
このあとも俺と別れたら、カザマかダーホンに誘われて、仲良く一緒に帰っちゃうんだろ?……二人で喫茶店行ったり………恋愛とか俺達の話するンだろ。
俺がこんなことしてなかったら、気にせず寄り道したり、外でいちゃついたりできるのに……。でもモデルやってなかったら、あんたとこうして出会えなかったかもな。
もしフツーだったとしても、あんたなら……。
「あんたって優しいな…優しすぎるんだよ」
前に俺の部屋に来たことはあるけど、あの時は私服だった。
ジャケットの中はレースのキャミソールで、ジャケット脱いでないのに、胸元から目が離せなかったっけ…。
それを思い出しながらシコった俺のベットに制服姿のあんたが座ってるとかバグってる。
でも理性がぶっ飛んでる今しか、あんたを俺のものに出来ない気がした。ズルい?
それでもあんたが欲しい……。
顔中に口づけしながら、一枚ずつ学校のあんたを消していく。
「ね……やめない?……」
これ以上刺激しないように、丁寧に身をよじって逃げようとしている、俺はおかまいなしにあんたの至るところに侵入していく。
「協力してくれるんだろ?」
意地悪く笑って言う。下着の中に手をすべりこませながら。
あんたは軽い悲鳴のような声をあげながら、身体を固くしていく。
「ゆ、ゆるして……」
拒否られてるのはわかってんだ。でも……。
「ダメ、許さねぇ……」
唇をふさいだ。
優しいあんたから否定のコトバききたくなかったから。
他の男よりも、あの3人の中でも、俺が一番近くて、俺が一番あんたのこと……。
もう4人ではしゃぐこともないだろう。
あんたは二度と俺に笑いかけてくれないかもしれない。
でも、ちょっとした高揚が俺の中に残った。ベットから降りて、ふと視線を落とした電源の入ってないディスプレイには、髪を振り乱した汗だくの俺が映っていた。
「これでいっか……」
スマホのカメラモードをonにした。
時間は20時ちょい前。編集部に即送信した。
『運動した。きついけど気持ち良かった』のコメント付きで
もうフツーになんて戻れないけど、ずっとあんたに忘れられないために……。
失礼いたしました。
GJ
ごちそうさまです
まさか新作見れるとは・・
たまに巡回してて良かった
新作ありがてぇ!
強引設定になってます。
ご了承ください。
初めてだった。彼を拒んだのは。
大好きな彼とは高校卒業以来、何度も身体を重ねてる。
そのたびに全身で大好きって言ってくれる。
私を優しく大事に愛してくれる。
『イヤ』って言えば、すぐ『ごめん』って止めてくれるのに…。
「オレと家族になって欲しいんだ。そのためには既成事実を作るのが、イチバン手っ取り早いかなって……」
彼の部屋に入るなり、両手をガッチリ握手してきた。
「ど、どういう意味?」
もしかしてプロポーズなのかなって、照れかくしで握られた手をブンブン横に振ってみる。
彼はいつもの笑みを浮かべながらも、ポケットから取り出した手枷をつけてきた。
「え?どういうこと?ねぇってば」
スムーズにベットへ連行される私。
いつだって私の思考をすっ飛ばしてくる彼の行動にまたかな?なんて油断していた。
「よぉし、これでダイジョウブかなー」
緩みがないか確認すると、手際よくスカートをまさぐり、下着を脱がせた。
「ま、待って!」
私の膝を掴んで左右に拡げるとそこに彼の顔が埋まる。
「やっ、やだぁ……」
「ほーらぁ、いつもなら喜んでくれるじゃんか」
じゅるじゅると音をたてて、隅々までなめつくす。
心の準備ができてないのに、私の身体はしだいに弛緩していった。
気がつくと彼の顔が目の前にあった。
私を全身で押さえつけると、生身の彼の部分が私にあてがわれた。
「あー、君のここぐっちょぐちょ。このまま擦ってもキモチイイけどねー」
それってこのままするってこと?なんて焦る私と、冷静に生理周期を計算してる私の頭のリソースを快感が占めていく。
「今日は…ダメな日だから……」
まだ残ってる理性が彼を拒む。
「うん、だからするんだよ…ナマで」
彼は猪突猛進なトコあるけれど、私の反応はゼッタイに見逃さない。
グリグリと敏感な突起をこねくりまわすように刺激する。
「ナマだと気持ちいいって話には聞いていてもさ、実際に体験しないことにはわからないもんね。やっぱり実学がイチバンだよ」
そう言うと彼はあっさりと貫いてきた。
「だーーっ! なにコレ!」
目をチカチカさせながら、彼は私の上で身震いしていた。
「ハァハァ……語彙力無くなるってこういうこと?」
荒い息遣いのなか、新しいおもちゃをみつけた子供みたいに夢中で腰を打ち付けながら往復を繰り返す。
「あんな薄いモノが無いだけでこんなに感触が違うんだ……。初めて抱いた時も、その後だってモチロン気持ち良かったよ?
だけどぉ……今こうやって直に感じる君はとにかくあったかいし、粘膜が絡み付いてきて、最高にキモチイイよ……んん……」
普段の彼とは違う、熱、汗、息遣い、繁殖行動という言葉が脳裏にうかんだ。
「オレだけ楽しんじゃってゴメン、君ももーっとキモチよくなろうねぇー、えーとこの角度でー、こうするとー」
挽回するかのように私の弱点を責め立てる。
「いいリアクションだねー」
あんなに嫌がってたはずなのに、甘い声と太ももを伝うもので説得力が全くなくなってしまった。
「うん、うん。締め付け回数もいつもより多いね、君もいっぱい感じてくれてるの?」
チュッと膝に口づけすると、腰を持ち上げ、もっと奥へもっと深いところまで突き上げる。
「本で読んだり、生物や保健でも習ったし、中出ししたら子供が出来るのは頭では理解してるつもり。…けどそれが本当かどうかずっと疑問だったんだ…君とならゼッタイこの疑問解決できるって……あぁ…」
欲望と好奇心を物理的にもぶつけられて、私は訳がわからなくなっていた。
「あぁー、いつもよりやっぱり早く出ちゃいそう、このまま出すね、オレを受け止めて……」
徐々にスピードがあがり、一瞬彼の身体が震えたかとおもうと、何度達したかわからない私の中に、思い切り放出した。
「ヤバぁ…この感触クセになりそう……」
「待っ……イったばっか…」
連続して押し寄せる快感に頭がスパークする。
「いつもより早かったからお詫びだよ、君にはもーっとマンゾクしてほしいから…」
彼の放ったものが私の中でかき混ぜられていく。
「出してすぐに動くと、お互いのが混じってもっとぐちゃぐちゃだね。ほらエッチな音も聞こえる?だーっ!またすぐ出ちゃいそう………」
どうにかこの快楽から逃れようと上へのけ反ると、逃さないとばかりに強く肩を捕まれた。
繋がった場所がより密接になり、大きく声が出る。
「ね、パパとママになって、オレ達の子供いっぱい作ろう…また君のナカに出すよ……」
吐息のあとに、舌が耳にねじ込まれるとすぐに、熱いものがまた私の中に注ぎこまれた。
しばらく抱きつかれたまま、お互いがおさまるのをまった。
「結果が楽しみだな…」
名残惜しそうに私のお腹をさすってから、ズルリと勢いよく抜いた。
そのタイミングで白濁した液体も勢いよく溢れ出す。
「わー、本当に泡立つんだ…」
彼はさっきまで繋がっていた所を指で拡げながら、まじまじとまるで実験の結果を観察しているように眺めている。
「二人のが化学反応おこしてるよ、なんだかエロいね」
グッタリしている私に『あっ』と気がついて手枷を外し、痕を擦りながら言った。
「動物のドキュメンタリー観てたらさ、親子特集やってたんだよね。あまりにも可愛くてさ、それでオレと君の子供を想像してみたんだ。そしたらすんごく可愛いんだろうなー…早く会いたいなーって」
「そ、それだけの理由?」
「うん、大学卒業して、結婚してからって考えたらずっと先のような気がしたんだ……だってさ、君は大学でもサークルでも人気あるんだもん…なんか焦っちゃったんだ。けど、子供が出来ちゃえば、独占できちゃうかなって」
キラキラオーラの彼に私は呆れた顔しか出来なかった。
「ねぇ、オレのことキライになった?ならないよね?オレのことダーイスキでしょ?ね、許してくれるなら、ちゅーして、ねぇってば」
「うんうん。オレもダーイスキだよー」
飼い主が大好きなワンコみたいにキスのお返しが返ってきた。
鼻でくすぐりあいながら、お互い仔犬みたいにじゃれ合う。
「早く子供が欲しいのは他にも理由があって……早く子供が出来たら、君と子供とこれから先の人生ずっと長くいられることに気がついたんだ。それってメチャクチャ幸せじゃない?」
最適解見つけたみたいなトーンでいってくる。
「でも、今すぐはダメだって」
「そうかー、仕方ないな。まあ、すぐに子供が出来なくてもいっか……」
屈託のない笑顔でまた押し倒しながら彼は言った。
「二人っきりでもーっとラブラブなエッチしたいし、他にも君と試してみたいこと沢山あるしね。今だってさ…」
終わりです。
遅れたけどハッピーバレンタイン。
このスレ滅多に回らないから嬉しい
lud20250102180605
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