女の子を徹底的に拘束して調教しちゃったりする。
そんな様々な拘束ネタの妄想を語るスレです。
小説・イラスト等も大歓迎!!
・作品を投下する人は気軽にどうぞ。
・誰かの作品が進行中でも気にせず投下しましょう。
・でもNG/抽出しやすいようにコテハンを付けましょう。
・コテハンに(責め手)→(受け手)で性別を書くとNGしやすいです。
(男→女、女→男、女→女、男→男など)
・過度の人体改造やグロネタは控えましょう。
・作者のやる気はレスに大きく左右されます。感想≠中傷。リクエストは程々に。
気に入らないならスルー。目ざわりなら専ブラでNG登録をどうぞ。
・基本的にsage進行で。
・荒らしは放置プレイで。無駄なレスを与えないのがいい奴隷に調教する秘訣ですよ。
Q.Cってなに?
A.支援のことです。
同じ回線から3回連続でレスをすると、連投規制が掛かってしまいます。
この規制は3レス分投下された後、他の誰かがレスを書くことで解除されます。
その結果、作者を助ける事になります。
経膣?経張型?―――
ふっと、記録を打ち込む手がとまってしまう。
ディルドからの薬って、なんて書いたらいいんだっけ。
特にアクシデントがなければ、私たちの一日は記録で終わる。
記録も結構書けるようにはなったと思うけど、今でも時々こうして―――
デスクの引き出しにしまってある「1からわかる管理記録の書き方」のお世話になる。
この記録はここの正式な書面。幅のない記入者欄には
数字を2つ並べなさい、と指示するみたいに真ん中に点線が入っている。
あ、あとあれ書いとかなきゃな。ミーコさんの....鼻翼....
「ミキさん、ちょっといい?」
「はい、どうしました?」
おっと。この時間にベテランの人から声がかかるときはあんまり良くない―――
「今日17時から、シスター講習やるからでてもらえない?」
「今度来る新しい子、ミキさんの下につけることになったから。」
「へっ?」
シスター講習の中身は新しい子が来た日の“施錠式”の流れとか、新しくできた妹の“躾け方”とかそんなお話だった。
「尿管口の開口チューブは予め膀胱手前に留置しておくので、当日は尿道チューブの挿入からになります。」
「尿道チューブの先に埋めてある磁石と開口チューブが繋がるところまで挿入します。」
「貞操帯側から栓を入れるまで尿は垂れ流しになりますから、腰のところにタオルを当てた状態で式を続けます。」
「月経抑制器も予め子宮に入ってますが、膣具まわりは井上主人が入れるので私たちにはあんまり関係ありません。」
「ただし、術後4日しか経ってないので予後次第で当日別の指示がでるかもしれません。」
その子が受け入れるものとして説明に上る物騒な器具は全部、私にだって何年も前からずっと―――
「で、ここから貞操帯を填めていきます。先にリアパイプを肛門に挿れてから前側の装具を位置合わせを―――」
まるで私がかつて体に何をされたかを一つ一つさらけ出されているみたいで、どこか素直な気持ちで聞いていられない。
月経抑制器、痛かったな。
自分の目でその形を見ることなく、産婦人科かなにかでそうするみたいに私の大事なところの奥深くに埋め込まれた抑制器。
いれてると生理の血の量が減って、さらに生理を一日で無理やり終わらせる“処置”ができるようになる。
子宮頚の拡張さえ乗り切れば特に痛みもなく入れられる代わりに、外すときは激痛。
おまけに万が一付けたまま妊娠するようなことがあったら手術ものの大惨事。
いくら毎月のモノを楽にするためだとしても、地上の病院なら絶対に臨床に降りてこないような器具や処置。
そんなものが地下では、私たちにはおかまいなしに―――
そして「特に痛みもなく入れられる」というのは子供を産んだことのある人の話だったみたいで、
膣より先の性器を使ったことがなかった私は抑制器を入れられてから2週間ぐらい、
体の底から湧いてくるジクジクとした痛みに付きまとわれることになった。
「お前はもう普通の女の子じゃないんだよ」そう言いながら付きまとう、痛み―――
「―――だと挿入しづらいので、パイプの中に補助芯を入れて芯ごと挿入。終わったら補助芯を外します。」
でも
私にとって話に上る拘束具の数々が他人事じゃないように
目の前で施錠式の話をしてるしのさんにとっても、それは同じはずで、
この講習が私にとって自分に施された戒めを見せつけられる時間なら、
しのさんにとっては、施された戒めを事細かに口で説明されられる時間....?
そんな“自白”を、しのさんは淡々と、
顔を赤らめるでも、言葉に詰まるでもなく―――
私もいずれしのさんみたいに、なるんだろうか。
寮棟の食堂で、いつもより少し遅いご飯。
ここでゆっくりするのもいいけど、今日はちょっと急ぎたい気分―――急いでベッドに、横になりたい気分。
ああ―――はやく、はやく
ご飯を早々に流し込んでふらふらと自室に向かう、そんな私を責められる管理士はたぶん誰ひとりいない。
勤務を終えて最初にベッドで横になる時、それは私たちに与えられた至福の時間。
ベッドの下から伸びるコードをワンピースの中へ、貞操帯の後ろへ差し込む。
それが終わったら横になって、朝起きたときの私がそうだったように、2本の固定棒が両耳の穴をぴったり押さえつけるようにする。
これが私たちの寝るときの姿勢、そして―――
ビィィィイイイイイイイ
「ひ、ひあっ....はっ、ああああああっ」
これ。そうこれ。この―――
一日中ずっと、ただただ子宮を押さえ押しあてられるだけだったそれが―――
いい―――
「はっ....はあっ....ん、んぁっ」
この時間。この時間があるからこそ、こんな変な仕事を4年も続けていられる。
この労り。この労りがあるからこそ、“着る牢獄”の中に何年も入れられながらも壊れずにいられる。
「あっ、あっ、あっ、あはっ....いいぃぃ―――」
いや、ほんとはとっくに壊れていて
壊された上から新しい自分を植え付けられているのかもしれない。
突き入れられたものからおなかの奥へ、おなかの奥から胸の中へ、
文字通り、機械的に流し込まれる幸せを、腰と太ももの間の筋肉できゅっと噛み締めれば
今日の嫌なことも、明日の不安なことも、全部ぜんぶ忘れてしまえる体。
「いっ、いっ、もう、んんんん―――」
何も知らない人が見たら悲鳴を漏らしてしまいそうなこの体を、ちょっとステキだと思ってしまう。
そんな、新しい自分―――
ときに、そういう幸せをこれでもかと飲み込まされたあとは不思議と眠たくなるのは、私だけなんだろうか。
前スレでちょっと言及があったので。
※このSSはフィクションです。実在の人物や団体、医療・看護技術などとは関係ありません。
その日の管理士室は、朝からどことなく空気が違った。
「今日くる子ってさ、たぶん前見学に来てた子だよね?」
「たぶんね。確かさ、すっごいちっちゃい子いなかった?」
「あーいたいた。あれくらいんなると何してもかわいいよねー」
そしてどことなく、私に視線が集まってるのも―――
「しのさんがね、新しい子のシスターミキさんになるって」
「うわ、きっつそー」
「河合主人直伝の調教術っ。的な?」
「えーやばいやばい。壊される壊されるぅ」
たぶん、気のせいじゃないと思う。
みんなして、いったい私をなんだと―――
「おはようございます。昨日はありがとうございました。」
「ミキちゃんおはよう。今日施錠式お願いね。昼食介助から先私がやっとくから、そのかわり12時には自分のお昼まで済ませといて。」
大きく真ん中に「6」と1文字が入っているしのさんの名札。随分と若い番号はここで暮らし続けた経験の表れ、かもしれない。
午前中の仕事を早々に片付けて、技師さんのところに制服一式を取りに行こうとした矢先、井上主人から頭に呼び出しが入る
「31番ー、今大丈夫かな?」
「工房から装具一式受け取って、第一処置室まで来るように。」
「はーい向かいまーす。」
いま行こうとしてたっての―――
大きく鼻からはいた息にそんな含みを乗せて、技師さん達のところへ向かう。
丸々一式だからけっこうかさばるだろうな。と思ってはいたものの、ワゴン1つをそのまま渡されるとまでは思っていなかった。
引き出しに枷や制服が入れてあって、上のトレーには制服より先に着こむことになる“下着類”のパーツが並ぶ。
自分の体に填まっているのと、使われる前の装具だけを見るのとで印象に差があるのを抜きにしても
やっぱり、私のとちょっとサイズが違う。
とくにこの―――トレーの真ん中右あたり、つくしを大きくしたような形というか。
小さな卵型に凸凹が付いたえっちな道具―――でできた蕾に、ぐにぐにと曲がる茎が繋がったような1本。
私にも膣の一番奥をしっかりと捉え続けるようにあてがわれているそれと同じものは、どう見ても私のよりも短いとおもう。
自分の貞操帯の内側をしっかり見たのは随分と前の事だし、印象でしかないけれど
それでも、短いと思ってしまうのには訳がある。
「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」
処置室のドアを開けた瞬間、中から大声が響く。
私より先に来て一人で待っていたのは、やっぱり随分と小さい―――
140あるかな....たぶん、ないんじゃないかな。
それでも顔つきや体つきをみれば、ちゃんとした大人―――いくら地下に根を下ろし奴隷を肥やす製隷院といえど、
さすがにその一線は超えてない。
「管理士の31番、ミキともいいます。今日は私が手伝うからね。」
「えっと、49番、になる予定です。よろしくお願いします。」
奥にパイプ椅子の並ぶスペースがあるからか、処置室、と呼ぶには広めの第一処置室。
このがらんとした場所で、股の間を押さえる当て布の他はほとんど何も身につけずに待っていた筈の49番さん。
それでも一人で裸でいるのと、きっちり服を着た私の前で裸でいるのとは恥ずかしさが全然違うのか
最初に張り上げた声からみるみるトーンが落ちてくる。
「井上主人、担当の主人さん来る前に準備しとこっか。この台に掛けてー。」
「後ろ拡げとくのとか、ちゃんと準備してきてるでしょ?だから大丈夫大丈夫。」
「はいっ、がんばります、ね?」
「それに正直、ピアス開けるのが一番痛いから。もうピアスよりましな事しか残ってないし、ほんとに大丈夫なんだって。」
そう。49番さんは全く何も身に着けてないわけじゃなくて、胸の先の左右を飾る銀色の玉と―――
腰のところにタオルを敷いて、湿った当て布を外した下に見える光るもの。
「傷もよく治ってるし、あともうちょっとだけ頑張ろう?」
悦び、痛み、切なさ―――いろんなものをひと際、心いっぱいに感じられる3つの粒に通されたピアス。
膀胱の根本から我慢を禁じられて、時折垂れてくるもので湿った当て布。
それから胸の周りに付けられた位置決めのマーキング。
それは全部、49番さんがこの日を迎える準備ができていることの証―――
椅子の方からも見えるようにと、すこし斜めになった台の上に、
両手両足を広げるように49番さんを寝かせていく。
下着を着せる都合で胴回りをあんまり縛れない代わりに、
両手両足をしっかり伸ばして、肘と膝から先を台の四隅に付いた皮袋に入れて、袋ごと縛っていく。
「31番さん。きつい、きついです。」
「今日から毎日、手足キツキツだよ?慣れる慣れるー....ごめんなさい、違う。これ先まで入ってないんだ。」
....昨日はそう打ち合わせていたものの、この台を作る時にこんな小さな子まで考えてなかったのか、どうにも長さが―――
何度か調整しなおして、なんとか準備が整った時には少しずつ客席が埋まり始めていた。
49番さんの体を拭き清めているうちに、人がどんどん増えてくる。
その中の3列目の真ん中あたりにいる、見たことない顔の人―――たぶん、いわゆるお客さんかな。
ここで育つ奴隷のお得意様なのはもちろんのこと、
わざわざ奴隷じゃなくて管理士が主役のイベントの招待枠を手にしたがる程に、
お得意様の中でもここの文化そのものに惚れ込んだような、マニアックな人。
ここで一番偉い主人達でも頭が上がらない人がいるとしたら、それはきっとこういう人たち―――
椅子があらかた埋まったころ、壇に井上主人が登ってくる。
「愛する兄弟姉妹の皆様、本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。」
「この地の下に製隷院が建てられた時、私たちは在りたい姿を、
ことに地の上で求められぬ従僕の姿を呼び求めるものを助けるよう教えられました。」
こんな話してたんだっけ。
私が台の上に乗せられた時は、自分の台詞を間違えないか噛まないかでいっぱいいっぱいで、
正直、そこまで覚えてない。
「今、従僕を助く従僕の姿を求め、ここへ来た姉妹のために共に鍵を取りましょう。」
あ、でも。
「共に鍵を取りましょう」、このフレーズは覚えてる。
その言葉に続いて制服の中への“収監”が始まる合図として、このフレーズは覚えてる。
C
「今日から毎日、手足キツキツだよ?」に萌えた
拘束されっぱなしの日常ツボだわ
ピクシブの中国のHLLさんの魔女の話すごく良いな
中国語読めないからなんとなくの解釈なんだけどかなりグッときた
アアアヤッベちょこちょこ間違えてる
でも投下しちゃったものは直しようがない
渋で書きたがるひとの気持ちがちょっとわかった気がする
拘束台の横にスタンドをもってきて、そこから伸びる細長く伸びたノズルの先に小さなピンみたいな機械をセットする。
これから私と、私たちと同じ檻の中に入ることになる49番さんがまず受け入れることになる戒めは
おしりでも胸でもなく、鼻の穴の奥。
ノズルと49番さんの鼻から差し入れて、解剖生理の知識とモニターの画面を頼りにそこを探す。
「あった。あくびするみたいに、のどに力いれて?」
49番さんが口を開けてわずかに目を細めたとき、鼻の奥で開いた小さな穴に、
機械の先のピンになった部分を押し込んでしまう。
「んんーっ、いはいっ、いはいっ」
「ごめんね。反対からも入れるから、もう一回がんばって」
そのまま引き抜いたノズルの先には何もついていない。さっきの機械は、鼻の奥の奥に残ったまま―――
耳管咽頭口―――
鼻の中にある空洞の奥の方に鼻と耳を繋ぐ小さな管があって、その入口の小さな穴をプラグで栓をするみたいにして塞いでしまう機械。
反対側の耳管を同じように探り当てたとき、49番さんの顔が歪んで、腕をしまう革袋が跳ねる音―――そして今度は私が指示を口にしなくとも、
あくびをするように口を大きく開く。
それは今差し込まれたものがきちんと動いて、49番さんに直接指示を下した証拠。
49番さんの、管理士の顔の奥にこうして仰々しく取り付けられるピンは、その割に機能としては大したことなくて、
これを通して呼び出しとか、離れたところの主人の支持とか、毎日の時報なんかを受け取れるイヤホンみたいなもの。
電池の持ちが随分といいこと。あくびをしているときの自分の声みたいに頭にすごく響くこと。
普通の道具じゃ外しようがない場所に埋められること。
そのくらいの違いしかない。
それでも。
喉と耳の間みたいな場所に感じる、取り除きようのない強烈な異物感とか
耳を塞ごうが何をしようが、絶対に逃れられない声が頭に響いてくることの絶望感とか
体と心の両側から、拘束感とか被支配感みたいなもので挟み込まれる感じは、きっと実際に着けられた人にしかわからない。
だからこそ。
音自体には痛みなんてないはずなのに、
初めての“受信”で聞いたもの感じたものの苦しさが、表にまで溢れだしてきたその顔にだって
奴隷―――性奴とかじゃなくて、もともとの意味でこき使われるほうの奴隷にでもなったみたいな
この重く、支配されている感じを実際に嘆いたことのある人にしか、共感できないんじゃないだろうか。
これを最初に済ませるのには理由があって、指示をこっそり聞ける耳を作ってあげれば、
そこから先はそれを使いながら式を滞りなく進められるようになる。
黒いお椀―――ともちょっと違う、ワイングラスのカップをすこし平たくしたような、
すこしだけ縁にむかって窄みのある黒いお椀を2つにカチっとわけて右胸にあてがう。
黒いといっても、黒く塗られたステンレスでできているこれは、手に取ると意外と重さがあって。
わざわざ2つに分けられる作りになっているこれは、真ん中より細くなった縁で胸を根元からがっしりと抑えこむ仕組み―――
お椀で言う底、胸を入れたときに真ん中に当たる場所にある窪んだ穴から乳首を出すようにして、
上下から挟み込むように、右胸全体をカップの中に納めていく。
穴周りの窪みに備え付けられたピアス受けにそーっと乳首を貫く銀色のバーベルをつなげば、
根本と先の2箇所から乳房をしっかりホールドしてくれる。
すこし、49番さんの息が上がってる....気がする。そう、気がするだけ。
私たちの世界であんまりそういうことを言うと、
「上がってるってどのくらい?測定値で出して」っていう話になっちゃうから、気がするだけ。
口に出すでもなく、頭で考えたことにすらそんな繕いを入れるぐらいには、私もここの空気か色なにかにすっかり染まってしまってて。
だからこそ、こうやって新しい仲間を受け入れる舞台にたたせてもらってるのかもしれない。
同じように左胸もカップに収めてしまう。
中で乳房の肉を挟んでしまわないように、留め具の類は全部外側でむき出しになっていてちょっと不格好かもしれない。
でもそれも、もうすこしの間だけ。
右胸のお椀の上あたりと、左のわきの下。小さく描かれた印を見ながら両面テープみたいなシートを2箇所に貼っていく。
他の枷とちがってそれなりに重たい乳房をささえなきゃいけない胸帯は、
着けているうちにどうしてもずれてくるみたいで、そうしないためにこうやってなにかしら工夫を用意しないといけない。
拘束台の肩回りを外して背中側にも手を入れられるようにしてから、後ろから回し込むように胸帯のチェストベルトを巻いていく。
左脇の内側についたパッドと接着シートがピッタリ合うように、左右からカップを押しつぶすように胸帯の正面、
貞操帯でいうフロントシールドだから、バストシールドかな―――を締め込んでいく。
男の子用の貞操帯なんかと一緒で、体からでっぱった部分に枷を填めようと思ったら
先にそこだけをケースに入れた上から帯でがっちりと抑え込んでしまうのが一番確実。
この胸帯はそういう―――貞操帯の発想をそのまま女の子のおっぱいに持ってきた作り。
昔はともかく、今ではこういう枷は男の子に使われることが多くって、どうしても女の子はおまけ―――
っていうのが地上での話。ここで貞操帯を体中に拡げたような枷を身に着けさせられるのは、決まって管理士の女の子。
そんな地下に生きる主人たち技師たちが貞操帯と同じ考え方で、
女の子から胸の気持ちよさを否応なく取り上げ続けるにはどうしたらいいかを、考え抜いて作った胸帯―――
貞操ブラと胸帯は別物―――地上でちょっとSM慣れしてたらしいほのぴはそう言ってたし、私もほのぴは間違ってないと思う。
そうなんだよ何かオマケ感あるんだよなネオスチは男の子向けの新商品もいいけどさっさとMasterPiece女の子向けに出して(愚痴)
左右のバストシールドから上に伸びて、肩から背中に回るストリップベルトを
右胸側のパッドに気をつけながら位置を合わせて、バストベルトの背中側、まんなかについている凹凸に嵌め込むようにする。
よくあるキャミソールみたいに背中側でそのまま2箇所でとめる形にせずに、肩を越えたあたりから斜めに背中を通って
真ん中1箇所で止めるようにベルトをを重ねるようにすることで、ベルトが肩甲骨の邪魔をしづらくなっている。
そういうところにもずれを少なくするための―――ずっと胸を捕らえて、胸いじりや息遣いに枷を填め続けるための工夫が施されている。
そう。この胸帯は胸やその先の乳首を戒める枷なのと同時に、呼吸を戒める枷でもあって。
このまま施錠してしまえば、この子は、49番さんはもう―――
そのもう1つの意味を知っている私はどうしても、「49」と彫られた1つめの錠を胸帯の谷に押し込むときに
49番さんのほうを、まっすぐに見られなかった。
胸帯の装着施錠が終わったところで拘束台の背中をもどして、今度は腰の部分を外す。
49番さんの尿道の奥、膀胱との間に埋め込まれた開口チューブはしっかりとその役目を果たしていて、
当て布の代わりに敷きなおしたタオルはもう、少し湿気を含みだしていた。
括約筋をこじ開けるように填まり、おしっこを垂れ流しにしてしまう開口チューブ。
外筒と中筒を膀胱の中で組み立てて、膀胱側から尿道に中空のプラグを挿入するようにして埋め込むそれは
体が尿道に入り込んだ異物を外に出そうとする力で逆にますますしっかりとはまり込むしかけ。
ついでに外筒と中筒を繋ぐパーツが組み立てたときにたわんで、おしり用のプラグの台座部分みたいに膀胱の中でつっかえるようになる。
だから―――異物を出す力で尿道にはまり込みはしても、そのまま出てしまうことは絶対にない。
それこそ、なにか道具で無理やり引き抜こうとしたとしても―――だ。
いちど受け入れたが最後、地下で暮らそうが地上に出ようが、一生おしっこをがまんする自由を奪われた生活―――
これから埋め込むのは、そんな出しっぱなしになったおしっこを止められるようにするための栓。
「いたっ、あぁぁぁ....」
尿道にチュッとゼリーを入れてから、手前がステンレスで奥がシリコンになったカテーテル、尿道チューブを少しずつ入れていく。
「あぁぁぁ―――いぎっ」
シリコンの部分が埋まりきったぐらいでカチっとした手応えが帰ってくる。
今のでカテーテルの先と開口チューブが繋がって、今から先の排尿は全部このカテーテルを通ることになる。
そうそう、そうだったそうだった。今の声も、そんな感じ―――
チューブ同士が繋がって、って簡単に言っても磁石の力で密着するようにできている以上、やっぱりつながる時に両方が引き合うわけで、
内尿道口に填まった開口チューブが膀胱ごと、内臓ごと引っ張られてうごく感じはなかなかにキツくて
少なくとも私は、尿道にカテーテルが入ってきたときよりも苦しかった。
体からカテーテルのステンレス部分を出したままで、一度井上主人にバトンタッチ。
私たちが膣の中に手を加えられないのは相手が管理士でも同じことで、ここから先は主人の仕事―――
「ちょっと潤滑が足らんかな」
そう言ってローションをいれたシリンジをそこにあてがう。そういうところが井上主人らしいというか。
河合主人だったら何か被虐感をたきつける言葉とか、太ももから穴の周りあたりを這う指とか、そういうのを選ぶんだろうけど、
そこをさっと事務的にというか、いかにも処置ってかんじで済ませてしまう。
まああの検査を作った人だしなー、なんて思いながら目をやる先で井上主人が手にしているのはあの茎の付いたローター。
私に穿かされた貞操帯に生える茎より短いとはいっても、
それは49番さんが閉じ込められる制服の着心地が私のより楽なことを意味しない。
むしろその逆。私たち一人一人の体格に合わせて用意された長さの柄でささえられたローターは
子宮の入り口をそっと押さえるところに、強く押し付けられる程長くなくそれでいて奥にぴったりと触る長さに合わせて固定される。
良くも悪くも、私たちの中をいっぱいいっぱいに満たす太さや大きさはないものの、
体をよじっても腰をひねっても、絶妙に作られた長さのぐにぐにと曲がる茎が一番奥にローターをただただ置き続けるその“着心地”は
私や他の管理士に着せられているものと殆ど同じ―――
半ば無理やり濡らされた49番さんのあそこ。
あんまり開いてない感じというか動いてない感じというか、つまりその“欲しがってる”感じがしないその様子は
私がよく目にする蕩けきった奴隷たちのそことはずいぶんと違って見えて
「ひ、いっ―――」
気持ちよさとか切なさとかそういうのとは全然違う気分に押しつぶされてるのが一目でわかるほどの
「はーっ、はーっ」
“私たち”を拒むかのようなそこを裂いて
「はーっ、はーっ、はっ、あ」
ずいぶんとイボイボした蕾が頭を沈めていく―――
「ふうう、ふううう―――」
蕾が奥へ姿を消してしまうと押し広げられたそこはまたもとに姿へ戻ろうとして、
するすると短くなっていく茎と49番さんの息だけが、今起きていることを私に教えてくれる。
見えてる茎が殆どなくなったところでその根元に仮の台座を取り付けて、
台座ごと太ももの付け根にテープで止めて貰ってそこからまた私の番。
順番としては前の穴の中にいれる部分を済ませた後に、それを入れたまま蓋する部分を着けていく。
つまり私が次に手に取るのはこの、銀色に光る貞操帯。
仙骨の下と股の間を通る2つのベルトでできた―――ううん、正しくは3本。
おしりの穴のところに取り付けられた短く太い筒。この筒より前とこの筒から後ろでクロッチシールドが2枚に分かれるようになっている。
先に前の穴に器具を押し込んだのはこの筒のため。
そうしないと硬いクロッチシールドの内側に向かって突き出したたくさんの器具を、同時に体に収めていくことになって、
いくらなんでもそれは難しんじゃ―――っていうことで後ろの筒だけ貞操帯に残して、あとは先にいれてしまう形になったとか。
つまり、この筒こそこの貞操帯の大事な―――あの意地悪なポルチオローター以上の大事なところ、なわけで。
黒いプラスチックと、ところどころに銀色の金属が見える表面でできた筒は時に先が窄まってるわけでもなくて、
そのままではとても入らない太さの筒をお尻に入れるために、
筒の中に先が細くなった補助芯を差し込んで、補助芯ごと挿れるようにする。
「あ、つめたっ」
補助芯をローションに浸してからセットして、お尻の穴からもたっぷりとローションを注ぎ込む。
施錠式ができる、ということはこれを入れるためのお尻の拡張も済んでいるはずで、
リクツとしては大丈夫だとは思うけど、それはリラックスとは程遠いこの施錠式の空気の中でも本当に―――
「あっあっ、うああああ―――」
やっぱり、根元になると入りが悪くなる。これが穴を傷つけたらダメなタイプの奴隷だったら、中断も考えるぐらいの手応え。
そう思った矢先―――
「あああああああっ、あひ―――」
「はっ、はあっ」
後ろに回り込んで貞操帯をあてがっていた私の目の前で、何かを思い出したのかそれともこっそり助言を受け取ったのか、
49番さんのお尻がぐぷっと開いて、そのまま私の手の力と合わせて補助芯を越えて筒まで一気に飲み込んでしまう。
補助芯を抜き取ると改めて露わになるそこ。
ぽっかりと開いた黒と銀の穴に変えられたそこの位置が定まってから、背中側からヒップベルトを前で留める。
補助芯も含めると長さも結構になる装具の付けられたクロッチシールドの後ろ側は、
先にヒップベルトを止めてから挿れようとすると結構難しい。
そのままカテーテルの先とクリトリスの場所を合わせるようにして、シールドを引き上げていく。
ローターは今はまだ貞操帯に直に固定はしないから、なんというか仮座が抜けないように押さてさえいればいい感じ。
やることは胸枷の中の乳首と一緒。
「ん....んんっ」
板のくぼんだ所で敏感な突起を外に取り出して、ピアス受けで固定してしまう。
後でその上からフタをしてしまえば、うっかり“表面が擦れる”ような事故の起きない、安全安心なカバーの出来上がり。
あえて少し後ろにシールドを当てて、ずらすように前に持ってくると上手く包皮をめくったままにできる。って昨日教わったものの、
奴隷も含めて誰かに施すのは初めてになる作業は、たぶん傍からみてるとちょっとたどたどしくて、
シールドをヒップベルトと合わせて留めるまでに4回やり直すことになった。
「あうっ―――また....」
いつ終わるともわからないやり直しに一番困っていたのはたぶん49番さんで―――その、ごめんなさい。
シールドを下腹のあたりでヒップベルトに止めてから、もう一度さっきまで性器の見えていたあたりに顔を落とす。
クリトリスをピアス受けに乗せるのが1つ、それから―――
シールドに開いたスリットの中へ両手のピンセットを挿し入れるようにして、内側を通るコードをカテーテルの傍や、仮座に繋いでいく。
そう。離れたところからおしっこの排泄許可を出したり、ローターを通してご褒美を恵んだりできるこの貞操帯は電気仕掛けになっていて
そのための大事な部分こそ、筒でこじ開けられぽっかりとあいたおしりの穴。
この貞操帯のパーツの中で唯一箱に入れてしまわれていた棒は、手に取るとバイブか何かみたいな姿にしてはびっくりするぐらい重い。
もちろん私のおしりにも同じものが填めこまれているけれど、排泄のたびに抜き差しされる側でしかなかった私にとっては初めての―――
こんなに、重かったんだ。
お尻の筒にぴったり収まる太さと、15センチ....はさすがにないけど10センチは絶対に超えてる長さ。
小ぶりながらもなかなかにえぐい形をしてたポルチオローターとはある意味真逆というか、
凄く大きいけど先が丸くなっている以外はほとんどただの棒になっていて
筒とかみ合うところはギザギザした溝が入ってるけど、それは中を責めるためというよりも貞操帯に固定するためのもの。
鍵穴が後ろ、小さいUSBが前―――向きを確認してから、49番さんの肛門だった場所にその機械、そう機械を差し込む。
これは私たちの貞操帯を動かすためのバッテリー。排泄や悦楽を人質にとって私たちを管理して支配する下着型の檻の、力の源。
河合主人の他に何人か―――この“着る牢獄”を作りだした人たちはたぶん、
お尻の穴はともかく、女の子のお尻の中は責める場所だと考えてなかったところがあって。
大きなディルドーでお尻を責められている、というよりはお尻の中をバッテリーを入れておくスペースにされている。
っていった方が正しい。
だからこそ、一人一人の体に合わせて作られていた膣や尿道の器具とは違って、このバッテリーは全員一緒。
「うぐっ....うえっ....」
この大きな棒が筒の中を通すだけで、さっきの補助芯のときがうそみたいにするすると小さな体の中に埋まっていく。
それが49番さん―――いや、だれにとってどれだけ辛いことだったとしても、
この制服を作った人、この制服を扱う人たちにとって大切なのは、管理に必要とされる容量のバッテリーをお尻に収納できるかどうか。
それだけでしかない。
バッテリーの底に取り付けられた立派な、ドアについてても驚かないような鍵穴。
その鍵を、その鍵を閉めようとして、私はカギを、鍵を手に握って―――
初めて手にもつ、49番さんの、私たちの、そして私のお尻のカギ。
そう。バッテリーが全員一緒なら、カギだって全員一緒。
鍵を持った手が、鍵を見つめる目が、なにかおかしい。
もしもこれを、これを私のお尻に挿したら―――?
ずっとお腹の中でうんちがたまってるような感じも
体の奥に飴と鞭を突き付けられる感じも
何もかも、自由。私は自由―――
そしたらそのまま
逃げ―――
「clava Pudorにようこそ」
自動ドアが開くと、受付の女性が笑顔で私を迎えてくれた。
「えっと・・・体験コースを申し込んでいたんですけど・・・」
私が少し詰まりながら言うと、女性はファイルを取り出した。
「お名前を教えてくださいますか?」
「神崎沙織です・・・」
「・・・はい。お伺いしております。そちらのエレベーターで2階にお上がりください。そこからは係員が案内しますので」
そう言って、フロアーのエレベーターを指し示した。
「有難うございます・・・」
女性に礼を言って、私はエレベーターに向かった。するとすぐに扉が開いたので、中に入り階数のボタンを押した。
(思っていたより雰囲気が明るい・・・)
程なく、2階に到着してエレベーターのドアが開いた。すると病院の看護師さんのような姿の女性が立っていた。
「神崎沙織さんね。私は今回の体験コースを担当する梓よ」
私よりも少し年上の感じがする女性が、笑顔で言った。
「偽名だけどそこは許してね。じゃあ、早速始めましょうか」
そう言うと、私の手を取り、部屋の中に導いた。
「ここがどういう場所かは、理解してる?後、ここに来たのは自分の意思よね?冷やかしとかではないわよね?」
梓と名乗った女性は、矢継ぎ早に質問をしてきたので私は面食らってしまったもののなんとか返答をした。
「ここがどうい場所かは理解しています。それと、間違いなく私の意思でここに来ました」
すると梓さんは、満足そうに微笑んだ。
「なら問
「
「なら問題なしね。それじゃあ、拘束の経験はある?いつぐらいから興味を持ち始めたの?」
「いつかは、分からないです・・・ただ、小さい時から押入れの中とか狭い所は好きだったと思います。
後、タオルで足首を縛ったり、目隠しをしたりはしたことはあるけど・・・それだけです」
「系統の動画とかは見たことある?」
「かなり前から・・・今では1日に2時間は見ています・・・」
「見ながらオナニーしたり?」
「えっと・・・あの・・・1か月ぐらい前からですけど・・・してます・・・。
自分がこんな風にされたら、と思い始めたら我慢できなくなって・・・」
赤面しながら答える私を梓さんは微笑みながら見ていた。
「有難う。了解しました。・・・じゃあ、今回は軽い拘束を体験してもらうわね。準備をするから待ってて」
そう言って梓さんは準備を始めた。
(良かった・・・。どうなることかと緊張してたけど・・・)
嗜好が嗜好だけに、もっと重い雰囲気になると思っていた私は安心した。
「お待たせ。それじゃあ、始めましょうか」
暫くすると、梓さんが声をかけてきた。
「着衣のままでもいいけど、裸の方がより味わえるわよ。どうする?」
少し考えた私は、裸になることにした。
「そう。なら服はこの籠にいれると良いわ」
着ていた服を脱ぎ籠に入れた。
(どうせなら下着も脱いじゃえ・・・)
意を決した私は下着も脱ぎ、全裸になった。
「思い切りが良いじゃない」
梓さんは楽しそうだった。
「まずは、これで両手首と両足首を拘束するわ。内側は柔らかい素材を使用しているから傷ついたりしないわ」
それは、バンド式の枷だった。梓さんはそれを前側に垂らした両腕の手首と閉じられた両脚の足首にそれぞれ装着した。
「それとボールギャグ。ボールは小さいけど口の固定にはこれで十分だから」
ギャグが口に入れられ、後頭部にベルトが回されて固定された。
「次はこのベットに横になって」
キャスター付のベッドを梓さんが持って来たので、私は倒れ込むようにしてその上に仰向けになった。
「これで寝袋に入って貰う。市販のものより細いから拘束感は十分よ。それと先にギブアップするときのボタンを渡しておくわ」
梓さんは、私の右手にボタンを持たせると、寝袋の前方のファスナーを開け、私の全身を入れ込んでいった。そしてファスナーを首の少し下まで引き上げた。
「太いベルトを三本回して寝袋をベッドに固定すればほぼ完了よ」
太いベルトが、ベッドに回され、寝袋に入った私の全身がしっかりと固定された。
「あら、もう感じているの?」
私の顔を覗き込んだ梓さんが、可笑しそうに言った。
「ぐふっ・・・ふうっ・・・」
(否定はできない・・・)
「これで耳栓とアイマスクをしたら、寝袋のファスナーを上まであげて完了よ。
そうね・・・。これで2時間過ごしましょう。途中でダメだと思ったらさっきのボタンを押して」
耳栓とアイマスクが付けられると、何もわからなくなった。きっとファスナーも閉じられてしまったんだろう。
(ボタンを押すなんてあり得ない・・!)
そう思った私は、すぐにボタンを右手から離して、2時間が経過するのを待った。
「ぐふっ・・・ふうっ・・・ふうっ・・・」
呼吸と心臓の鼓動以外は何も感じられなかった。
(これが拘束・・・。やっぱり私は・・・)
自分が今までにないぐらい興奮しているのがわかった。
「ふうっ・・・ふうっ・・・うう------------っ」
体をモゾモゾさせていると、頭の中が真っ白になったような感覚がした。
(オナニーしてないのに。イッちゃった・・・)
その余韻が収まってくると、また興奮して、イッテしまう。結局私は、2時間で3回ほどイッテしまっていた。
急に目の前が明るくなり、梓さんの声が聞こえてきた。
「はい。時間よ。気分は・・・聞くまでもないみたいね」
梓さんは、愉快そうに微笑んでいた。
私の口の周りは、涎でベトベトなり、寝袋を濡らしていた。そして股間も愛液で同じような状態だった。
「すいません。寝袋を汚してしまって・・・」
「良いのよ。ここでは当たり前のことだから」
そんな会話をしながら、私は寝袋から寝袋から出されて、枷を外された。
「これで体験コースは終わり。さて、どうする?」
体を拭いた後、脱いだ服を着始めた私に梓さんが聞いてきた。
「あの・・・私・・・入会したいです」
「じゃあ、書類を渡すわね」
私の答えが予想通りだったのだろう、満足そうに部屋の机に置かれていた書類を着替えが終わった私に差出した。
前スレ431みたいな海外の小説って、どういうサイトにあるんだ?
ふと気になって原文読んでみたくなったんだけど、ググっても見つからない
「一つは履歴書、もう一つはここの会員規約とそれの同意書よ。これであなたの入会の可否を決めるの」
(入会できないこともあるんだ・・・)
「大げさに考えなくても大丈夫。普通に書けば良いから。規約も難しいものはないから。
それと、今ここでこれを書けばすぐに可否を判断することもできるんだけど」
「わかりました。今ここで書きます」
梓さんの言葉を聞き、私はすぐに履歴書を書き始めた。そして規約にも目を通した。
(本当だ・・・難しいものや訳の分からないものはない・・・)
私は、同意書にもサインした。
「じゃあ、今からこれをもとに入会の可否を判断するからこの部屋で待ってて」
履歴書と同意書を手にした梓さんは、そのまま部屋を出ていった。
(どれぐらいかかるんだろう・・・)
そんなことを考えていると、部屋のドアが開き、梓さんが入ってきた。まだ10分ぐらいしか経っていなかった。
「おめでとう。入会が認められたわ。これが会員証よ」
そう言って渡された会員証には、私の名前と写真があった。
「この写真はどこで・・・」
「ふふっ。エレベータの中に設置してあるカメラでとったものよ。他の情報は表面のICチップに書き込まれてるから大事にしてね」
そして、梓さんは少し厚めの冊子を手渡してきた。
「これは会員専用のものよ。このクラブのことや料金のことなんかが書いてあるから読んで」
その冊子を受け取ると、私は部屋から出され、エレベーターまで導かれた。
「それでは会員様。またのお越しをお待ちしています」
茶目っ気たっぷりにそう言って、手を振る梓さんに見送られて私は1階に降りた。
「またのお越しを」
受付の女性にも笑顔で言われて、私はその場所を後にした。
(ここにきて良かった・・・)
来たときは不安で一杯だったけど、今は胸のつかえが取れた清々しい気分だった。
(出来るだけ多くここに来られるように頑張らなきゃ・・・)
私はそう強く思った。
>>41
テンタクルースで笑う。
海外はさっぱりわからんなぁ 「これが本日入会した会員の資料。問題がなかったので入会を認めたわ」
私は、悠子から資料を受け取り、確認した。
「学生みたいだけど・・・」
「アルバイトをしているので、資金面は大丈夫。学業も優秀。履歴書の内容も事前に
こちらが調べたものと違いはなかったわ」
「そう。なら問題なしね」
「ゆづきー。テスターの話はどうなったのー?」
私が悠子と話していると、それを遮るように佳奈が声をあげた。
「まだ私が話しているから後にして」
「でもー・・・大事なことだよー」
「まあまあ。二人とも。確かに重要な問題ね」
とりなすように私は言った。
テスターとは、会員に施す拘束を事前に施す人、要は実験体だ。佳奈は拘束を研究、考案する立場なのでテスターの問題は重要だ。
「色々、試したいことがあるんだけどなー。また会員から選べないのー」
「もう無理よ。テスターの拘束期間が長くなってしまったから。会員は就職している人、学生なら学業優秀で、アルバイトをしていることが条件だから」
「そんな会員を長期間拘束しておけないでしょう。せいぜい、数日。それじゃあ、不十分でしょう」
「じゃあ、スタッフの誰かを・・・。みんな元会員なんだし・・」
「それもダメ。以前ならともかく、今はそんな余裕はないわ。会員が増加したからみんな手一杯よ」
「じゃあ、どうすんのよー」
私たち二人の言葉に佳奈は一層不機嫌になった。
「何とか成るかもよ」
いつの間にか部屋に入ってきていた受付をしている千晶が言った。
「今日会員になった娘、かなり素質があるみたいよ。梓が言ってたわ。軽く拘束しただけであれだけイッタのは初めてだって」
「本当ー。じゃあ、その娘をテスターに・・・」
「待ちなさい。学生をテスターにしたら、学業に支障をきたす恐れがあるでしょう。クラブに支障をきたしそうなことはやらないのが鉄則よ」
悠子が佳奈を窘めた。
「この娘は、あと1年で卒業なんでしょう。だったら、その時にここで働きたいと思わせるようにすれば良い。
梓は、きっと常連になるって言ってたから難しくないと思う」
「なるほど。それは良さそうね」
私は、千晶の提案に賛同した。
「じゃあ、1年待てば良いの?」
佳奈が私に聞いてきた。
「そうね。そうすれば確実にテスターができるわ」
「わかった。じゃあ、待つ」
「悠子。全スタッフに通知して。この会員は特に手厚くするようにって」
「伝えておくわ」
(どうなるのか楽しみね・・・)
そして、状況は私たちが望んだ通りに進行していった。
「今日はこのコースでお願いします」
「ようこそ。では5万円になります」
私は、5万円を受付の女性に支払い、エレベーターに乗り3階に上がった。
「ようこそ・・・あら、あなた・・・」
「お久しぶりです」
今回の担当は、梓さんだった。あれから私は週1でここに通っていた。安くはない料金なので生活費をぎりぎりまで削り、バイトに励んだ。
勿論、勉強にも勤しんでいた。勉強とバイト、後睡眠以外の時間は拘束のことしか考えていなかった。
動画や本などを見てはオナニーをするのが日課になっていた。
私を担当する人は、毎回変わっていた。しかし、通っているうちに同じ人に当たることが増えていった。
「今日は、よろしくお願いします」
梓さんにそう挨拶すると、私専用のロッカーを開けた。そこには黒いラバースーツが吊るされていた。
私は、着ていた服を脱ぎ捨てて、ロッカーに放り込むとラバースーツに体を入れていった。
このラバースーツは、このクラブで製作してもらったもので、持ち帰りは不可だけどメンテナンスはしてくれている。
「梓さん。お願いします」
私は、梓さんに背中を向けた。梓さんが背中のファスナーを閉めると首から下が黒いラバーで覆われ、私の体を締め付けた。
「この拘束感がたまらない・・・」
思わず、私は呟いてしまった。
「すっかり拘束の虜ね。良いことだわ」
梓さんは笑いながらそう言った。
さらに、私はロッカーに入っていたラバーの全頭マスクを被った。これにより目と鼻と口以外が黒いラバーに覆われた。
そして、首にはネックコルセットを装着した。
「準備完了ね。それじゃあ、始めましょう」
梓さんが、部屋の中に私を導いた。
あんまり夜のお店感ないところで、何時間か縛って詰めてもらうーとか
ほんとにあったら絶対通い詰めるC
「はー....はーっ....」
ガチャリ―――ピッ、カチン―――
こうして、下半身の穴という穴に器具を押し込まれた49番さんのなのか
それとも、湧きあがったモノから自分を取り戻したわたしのなのか
誰のともつかない吐息を会場に響かせながら鍵は回っていく―――
わかってる。ホントはわかってる。
こんな大勢の人とその視線が集まってる中でそんなことができるわけなくて。
それにもし誰にも見られてなかったとしても、だ。
たった今こうして49番さんの体を借りながら、この貞操帯と胸帯がいかに私たちを捕らえて逃がさないように作られているかを
その中身を一つ一つ手に取りながら復習させられたそのすぐあとになんて、どうかしてる。
今入れたバッテリーの中身は、私たちにご褒美やお仕置きを施すときや
おしっこをだす許可として尿栓のロックを外したりするのなんかに使われる。
もしお尻の栓をこっそり外せたとして、そうすると私のおしっこはずっと堰き止められたまま。
出したいのに出せない苦しみを何日も味わった末に、いつか腎臓にまでおしっこが逆流する痛みにのたうち回って、
そのままいくとそれこそ命まで危なくなるような無茶な話。
なにか奇跡でも起こってそのまま地上に逃げきれて、どうにか貞操帯を断ち切ってのけたとしても、
その先に待ってるのは今度は一生おしっこを垂れ流しにする生活―――
もっとも、それはもしもがあったとしたらのお話で。
遠くから管理士を支配するための機能とともに埋められた物だけに、
通信が変な時に止まれば当然すぐに主人たちに怪しまれてしまう私たちにとって、そんな“もしも”なんてない。
だから。
私たちは出しっぱなしにされたおしっこを止めるために、貞操帯を穿かせてもらう。
それがあそこの奥で飴をちらつかせて、おしりの穴に鞭をつきつけるものだとしても。
そして止めたおしっこを今度はきちんと出させてもらうために、キカイをおしりにしまってもらう。
それが他人の都合で子宮の入り口を揺さぶられ、肛門の筋肉に電気を流されることだとしても。
それが私たちに与えられ、私たちが受け入れる支配。
自分の意志とは関係なしに無理やり与えられるのが奴隷の管理だとして、
自ら管理を選びとる。そんな体と心に、変えられていく―――私たちの受ける、管理士の管理。
頭ではそうわかっていたはずなのに。
今目の前で、改めてそれを感じさせられたはずなのに。
それなのに。あの四角い頭の付いた鍵を手に取った途端に、私は狂わずにいられなかった―――
49番さんに穿かせたばかりの下着から響いた音は、
そんな狂気を私と“私たち”の意志が打ち倒した音。
そして。
とっくに慣れたと思っていた私でさえ、鍵を目の前にして自分を見失うような、
本来とんでもなく厳しい拘束の中、その辛さを身をもって知ってるはずの管理の中に、
びっくりするぐらい小さいこの子を私の手で、
この手で、閉じ込めてしまった、音。
鍵が手元にあるのに逃げられないって本当に最高だわ
つC
「ふぐっ・・・ふうっ・・・ふうーーーーーっつ・・・」
(またイッちゃった・・・)
もう何度めかもわからない絶頂を私は感じていた。
今の私は、逆エビ反りの状態で拘束され、天井から吊るされていた。頭部にはフェイスクラッチマスクとアイマスクを装着して、両方の乳首の部分と局部には
スタンドに取り付けられた大きな電マが押し当てられていた。私が絶頂すると、振動が止まり、時間が経つと再び振動し始めるようになっていた。
「残り後1時間よ。サービスで残りの時間は電マを常時振動させてあげるから楽しんで」
(はあっ・・・そんなことされたら私・・・)
結局、それからの1時間、私はイキッぱなしの状態になってしまった。
「ぐしょぐしょになってる・・・」
プレイが終わり、拘束を解かれた私は、梓さんにファスナーを下してもらい、ラバースーツを脱いだ。
ラバースーツの内側は、汗や体液などでびしょ濡れだった。
「印象が変わったわね。最初は少し内気な娘だと思ったんだけど・・・」
「自分でもそう思います。今は、毎日が充実していて、楽しくて仕方がないんです。」
「それは良いことだわ」
そんな会話をしながら、着替えをして部屋を出た。そして梓さんに見送られながらエレベーターに乗り、1階へと降りた。
一階まで降りた私は、受付で会員証を受け取った。
「今回であなたはプラチナ会員に昇格です。割引等の特典があるので利用してくださいね
後、ご希望でしたらオーダーメイドの拘束服もお作りいたします。もちろん無料です」
「ありがとうございます」
笑顔で話す受付の女性に私はお礼を言った。そして最近私が抱いていた思いを口にした。
「あの・・・学校を卒業したら、私、ここで働きたいんです。どうしたら良いですか」
(急にこんなこと言ってもダメだよね・・・)
「暫くお待ちください」
私の言葉を聞いた受付の女性は、こう言って部屋の隅に設置していた電話機でどこかと通話を始めた。
数分後、受話器を置いての戻ってきた女性は私に言った。
「代表が直接話をすることになりました。私についてきてください」
予想外の展開に私は驚いた。
受付の女性と一緒にエレベーターに乗り、私は最上階まで上がった。
「先程の娘をつれてきたわ」
その階の一室のドアをノックしてそう声をかけると、中から声がした。
「ありがとう。入って」
中に入ると、二人の女性がいて、一人は椅子に座り、一人はその傍らに立っていた。
「ようこそ。そこのソファーに座って」
勧められるままに私はソファーに座った。するとその女性も私の正面のソファーに座りなおした。
(座ってる人が代表の人なのかな・・・)
そんなことを考えていると、部屋のドアが開いた。
「ごめーーん。ちょっと遅れちゃった」
そう言って白衣を着た女性が入室してきた。
「さて、全員そろったことだし始めましょうか」
ソファーに座った女性が言った。
「私はこのクラブの代表の結月よ。あなたをここまで連れてきたのが千晶。会員とスタッフの管理をしているわ
私の傍らにいるのは悠子。クラブの運営に関わる諸事を担当してるの。最後に入室してきたのが佳奈。
クラブで行う拘束の考案、研究をしているわ。このクラブはこの4人で創設したの」
(この人たちは姉妹なのかな・・・それとの何か繋がりがあるのかな・・・)
「さて、本題だけど現状、あなたがここで働くのは無理ね。ここのスタッフは全て元会員だけど、スタッフになると拘束を体験させる立場になるから、
拘束を体験することはできなくなるの。それを承知して、こちらの適正試験をクリアして始めてスタッフになれるの。
今のあなたには無理でしょう」
(確かに今の私には無理だ・・・。拘束を体験できなくなる状況に耐えられない・・・)
私は諦めることを伝えようとした時、意外な言葉をかけられた。
「そこで提案。どうしてもというのなら、テスターとしてこのクラブで働くのはどうかしら?」
「テスター?・・・ですか」
私がそう言うと、代表の女性が微笑んだ。
「いわゆる実験体よ。佳奈が研究して考案、開発した拘束を最初に体験して貰い、データーを取るの。
それを基にしてして、会員に提供するかどうか、するならどの様に行うかを決定するの」
「今はいないんですか?」
私が質問すると、結月さんは少し困ったような顔をした
「以前は、会員を勧誘してお願いしていたけど、データーを取る期間が長くなってきたから無理になったの。
会則違反を助長しかねないしね。会員が増えたからスタッフもそんな余裕がないの。そこでこんな提案をしているの」
「なぜ私に提案を・・・?」
「クラブの利用回数、利用時の様子なんかを勘案した結果よ」
「もちろん、学校を卒業してから。普段は拘束の道具の手入れなんかの雑用をして、拘束を体験して貰うときは泊まり込みしてもらう。
もちろん給料も支給するし、住むためのマンションの部屋も用意するわ」
(拘束を初めに体験できるだけじゃなくて、給料や住むところまで・・・!)
「分かりました。テスターになります」
私は即決した。
「そう嬉しいわ。それじゃあ、もう契約書も交わしておきましょう」
用意された契約書に目を通した私は、すぐにサインした。
「これで半年後、あなたはテスターになる。私たちも楽しみにしてるわ。そうそう、私たちのことは名前で呼んで頂戴」
話が終わると、私は千晶さんと部屋を出て、1階に降りた。
「半年後が楽しみね」
帰り際に千晶さんは、そう言った。
「私も楽しみです」
そう返事をして、私はクラブを後にした。
半年後、私は学校を卒業して正式にクラブのテスターになった。クラブが私に用意してくれたのは、クラブがある場所から2駅離れたところにある
マンションの1室だった。マンションの住人は全員、クラブのスタッフ及び関係者だということだった。
(確か、全て女性だと言ってたから、そういう意味でも安心だよね)
引越を終えた次の日、私はテスターとしてクラブに行った。
「おはよー。早速だけど私についてきて」
私を待っていたのは佳奈さんだった。佳奈さんはエレベーターに乗り込み、地下の階数のボタンを押した。
「地下に行くのは始めてです」
「地下は私のフロアーだからねー」
そんな会話をしているうちにエレベーターが停止して、ドアが開いた。
「ここに入って」
一つの部屋のドアを開け、佳奈さんがそう言った。中に入ると悠子さんと千晶さんがいた。
「おはよう。私たちは今回サポートよ」
「サポート・・・?」
「そう。早速今からテスターの役目を果たしてもらうよー」
少しのんびりとした様な口調で佳奈さんが言った。
佳奈さんはラバースーツを用意していた。
「それを着るんですか?」
「そう。でもその前にすることがある。皮膚を変質させる」
(皮膚を変質って、何をするの・・)
「人間は汗をかいたり、垢が出たりするからラバースーツを長時間着たままではいられない。
そこで薬を使って皮膚を変質させて発汗と垢を抑制する、そういう試験」
「期間は2週間。どれぐらい薬に効果があるのかを見るのが目的。予想では最長で2週間は保つと思ってる」
「えっと・・・分かりました」
説明を聞いて、私は同意した。
(まあ、私に拒否権はないんだけど・・・)
私は、着ている服を脱ぎ全裸になった。
「薬を使用する前に、髪も含めてすべての毛をなくすから」
驚くようなことを佳奈さんが言った。
「っ・・・!全身ですか」
「そう。ラバースーツを完全に皮膚に密着させるために。なくすと言っても切ったり、剃ったりするだけだからまた生えてくる」
「私たち二人は、その手伝いをしに来たの」
悠子さんがそう付け加えた。
「・・・分かりました・・・」
そして私は部屋に設置されていた分娩台に開脚した状態で、拘束された。
「そんなに時間はかからないから、楽にしてると良い」
佳奈さんはそう言って、悠子さんと千晶さんと一緒に私の毛を切り始めた。
耳管咽頭口にイヤホン?って既存のアイデア?かなり好きな設定だわ
「はい。これで終了」
数十分後、私の全身の毛がなくなった。髪の毛と陰毛等が鋏で切られ、その後、全身をカミソリで剃られた。
最後に、テープのようなものを全身に貼られては、剥がされたりした。
(痛みはないけど、恥ずかしい・・・)
「とりあえず、自分の姿を見て」
そう言って用意された鏡に自分の姿が映し出された。
(マネキン人形みたい・・・)
「テスターに相応しい姿じゃない」
「特別な存在、っていう感じがするわ」
悠子さんと千晶さんが口々に言った。
「今までのテスターもこうしてたんですか?」
「ううん。この薬が完成したのは少し前だから、こんなことをするのは今回が始めて。
暫く、テスターが空席だったから。だから私張り切ってる」
(私が始めてなんだ・・・)
それを聞いて私は、嫌な気はしなかった。
「次は薬だけど、もう用意してる。あそこに入って」
佳奈さんは部屋の隅を指し示した。そこには液体で満たされたバスタブの様なものがあった。
「お風呂だと思えば良い。肩まで浸かって、何度か頭まで潜って」
私は、言われた通り液体に浸かり、早速頭まで潜った。
「ハア・・ハア・・・ハア・・・」
「そんな感じで、あと5回」
息が切れて頭を出した私に佳奈さんがそう言った。その液体に10分程使った後、私はそこから出た。
「じゃあ、ラバースーツを着て。二人ともお願い」
佳奈さんがそう言うと、二人はスーツの首の部分を大きく拡げた。
(これもネックエントリータイプだ・・)
そう思いながら、私はそこから脚を入れスーツを身に着けていき、首から下までが黒いラバーに覆われた。
(これ、きつい・・・)
「そのスーツは少し小さめに作ってある。より皮膚に密着させるために」
その言葉通り、今までに着ていたラバースーツよりも拘束感が増していた。現に、肘や膝を曲げてもスーツには皺一つできなかった。
「次はこれを腹部に着ける」
それは、黒革でできたコルセットだった。
コルセットが私の腹部に巻かれ、背中側で編み上げられた。そして、その編み上げの紐の先を悠子さんと千晶さんが思い切り引っ張った。
「はぐっ・・・。はあっ・・・はあっ」
急な出来事に私は、思わず呻くような声を出してしまった。そしてそのまま紐が結ばれた。
「緩まないように仕上げをしとく」
そう言って佳奈さんは、結び目に何やらチューブから液体を垂らした。そして結び目から出ていた紐の根元を大きなペンチで切断した。
「強力接着剤で結びを固めて、余りの紐を切断した。これで緩まない。因みにこの紐の芯はワイヤーだから切れる心配はない」
「はあっ・・・はあっ・・はあっ・・・」
腹部を締め付けられたことで、呼吸がし難くなり、息が荒くなってくる。
(苦しいはずなのに・・・いやじゃない・・・)
「すぐに慣れる。次は全頭マスク。その前にスピーカーを入れる」
耳に耳栓型のスピーカーを入れられ、続いて頭部が黒いラバーに覆われた。目と鼻と口以外が強く締め付けられた。
「テスターの証」
佳奈さんはそう言って、私の首にネックコルセットを取り付けた。前側には「TESTER」と刻まれた金属のプレートが取り付けられていた。
「これで・・終わりですか・・・?」
私がそう尋ねると、佳奈さんはすぐに否定した。
「まだ。最後に重要なものが残ってる」
そう言って佳奈さんが用意したのは、貞操帯と黒いブラジャーの様なものだった。
酷いなこれ
人体研究所の丸パクリか?
最終的に永遠にテスターになるんだろ??
パクリはひでえ
文字で伝えなきゃいけない都合
凝った責め用意してもうまくイメージしてもらえなかったら本末転倒だしね(自戒を込めて)。
「あーあれね。」ってなる道具に頼るのは悪い事じゃないと思う
私が着たラバースーツの局部はスリット状になっていてその部分だけが露出していた。貞操帯は丁度その部分を覆うような大きさだった。
膣口と肛門が当たる部分には、それぞれディルドが取り付けられていた。
「おしっこはかまわないけど、大きい方は管理させてもらう。3日に1度。その時に貞操帯の鍵を開ける。
後、2週間はオナニー禁止」
「えっ・・・。どうして・・・?」
私は聞き返した。しかし、そのことに関して佳奈さんは答えてくれなかった。
「この胸当てもオナニーさせないためのもの」
その胸当ては、私の乳房をすっぽりと覆い、ブラジャーのように背中側でベルトが閉められた。
そして、ベルトのバックルに小さな南京錠が取り付けられた。
胸当てには、硬い芯みたいなものが入っているのか、手で乳房を触ってもその感触はなかった。
最後に、貞操帯が私の局部に取り付けられた。ディルドが膣口と肛門に挿入され、そのまま貞操帯が閉じられる。
「この鍵は、私しかもってないから」
そう言って、佳奈さんは貞操帯の穴に鍵を差し込み、施錠した。
「これで終了」
「それじゃあ、早速みんなに紹介しましょう」
待ちかねた様に千晶さんが声を上げた。
「これがこのクラブのスタッフである証よ」
そう言って千晶さんから、梓さんたちが着ていたのと同じ服と黒いロングブーツを渡された。
(これで私は、本当にこのクラブのスタッフになったんだ・・)
そのことに喜びを感じながら、それらを身に着けた。
「これから全スタッフ参加のミーティングがあるから、そこでお披露目よ」
そう言って部屋を出ていく千晶さんの後に、私は続いた。
「佳奈。大事なこと言い忘れたんじゃない?」
悠子がそう聞いてきた。
「何を?伝えるべきことは伝えたよ」
私がそう答えると、悠子は笑みを浮かべた。
「あなたがそう言うのなら、そうなんでしょうね。壊さないでよ」
「わかってる。私にとっても久しぶりのテスターだし。後はクラブのためにも・・・でしょう」
「分かっているなら良いわ。さて私も仕事に戻ろうかしら」
「結月に報告しておいて」
「はいはい」
そう返事をしながら、悠子は部屋を出て行った。
「今度こそ失敗はしない」
そう自分に強く言い聞かせた
>>59
いちおーオリジナルのつもり。
知らないだけで先行あったらごめん
最初はミキさん達には人工内耳入れてもらうつもりだったんだけど
いくらなんでも侵襲大きすぎ&リョナに片足つっこんでない??
ってなってこの形になりました 性器周りしか縛らない割りに採用率の高い貞操帯
全身縛れる割りに採用率の低い縄
なんでだろう
鍵があるかないか
誰でも解けるか、鍵持ってる人しか解けないか
簡単な刃物で切れるか切れないか
そういうところ
「皆さんに報告があります。さあ、入って」
部屋の外で暫く待機していた私は、呼ばれて部屋に入った。
「今日から彼女にテスターとしてこのクラブで働いてもらいます。長らくテスターが不在でしたが、これでクラブをより充実させることができるでしょう」
「えっと・・・沙織です。よろしくお願いします・・・」
事前に偽名でも良いと千晶さんに言われてたけど、思いつかず結局本名を言ってしまった。
パチパチパチパチッ・・・
スタッフの人達の拍手を聞き、少しだけ安心した。
「ミーティングは、ここまで。梓さん、彼女を案内してあげて」
「分かりました」
ミーティングが終わり、次々とスタッフの人達が部屋を出ていく。
「これから宜しく」
「頑張ってね」
全てのスタッフの人達から私は声をかけられた。
「それじゃあ、行きましょうか」
最後に、梓さんが私に声をかけてきた。梓さんの後に続いて、部屋を出るとエレベーターに乗り込んだ。
「あなた、テスターになったんだ。なんとなくそんな気はしてたんだけど・・・」
「そうなんですか・・!」
「間違いなくクラブにはプラスなことだから、頑張ってね」
「あの・・・梓さんもこのクラブの元会員なんですよね。どれぐらい、ここに通ってるんですか?」
私は、気になっていたことを質問した。
「それはヒ・ミ・ツ。プライベートなことは言わない、聞かないというのがここのルールよ」
そんな会話をしているうちに、エレベーターが停止した。
「このフロアーがあなたの働く場所よ。テスターが本業だから、ここは仮の職場ということになるかな」
梓さんが、そう言った。
自分で脱げるor外せるかって大事よな
某所の脱げないメイド服とかドツボ
「ここは、クラブの会員に使用する器具やスーツなんかを保管しておく場所よ。スタッフが必要なスーツや器具を記したファイルを持参するから
あなたは、該当するものを引き渡したり、逆に返却されたものを受けったりするのが仕事よ」
そのフロアーには数多くの器具やスーツ等が置かれていた。
「全てバーコードで管理されていて置く場所も決まっているわ。丁度私がそのファイルを持っているからやってみましょうか」
そう言って、梓さんがファイルを差出した。
「これをカウンターのバーコードリーダーで、読んでみて」
私は、言われた通りにファイルに記されたバーコードにリーダーを近づけた。するとピッ、と音がして傍のディスプレイに該当するものがある場所が示された。
示された場所に行き、目的のものを取ると私はそれを梓さんに手渡した。
「こんな感じよ。返却の時も同じ流れだから。それと器具やスーツの手入れや調整は各スタッフが行うから、あなたは何もしなくて良いわ」
「あの・・・スタッフが来ていない時間は何をすれば・・・」
「自由にしてて良い・・・って言いたいけど、残念ながら違うの」
そう言って、側の椅子に座るよう私に言った。私が椅子に座ると梓さんは、小さなリモコンをポケットから出してそのボタンを押した。
すると、背もたれや肘掛、脚の部分から枷が飛び出し、私の首、腹部、両肘、両足首の部分に巻きつき、私は椅子に縛り付けられてしまった。
「これは・・・!」
「良くできてるでしょう。全てのスタッフがこのリモコンを持ってるから、あなたは必要な時以外はその椅子に座ってれば良いということよ。
トイレは、フロアーの隅にあるからスタッフに行きたいと言えば、椅子に座る前に行けるわ。何か、質問はある?」
「・・・ありません・・・・」
「じゃあ、頑張ってね」
そう言うと、梓さんは私が用意したものを持ち、フロアーから出て行ってしまった。
貞操帯のスリットを塞ぐ板。
場所としてはその、自慰防止板なんだろうけど、
そこは最初から中の奥深くにローターとカテーテルをを受け入れるつもりでつくられたこの貞操帯のこと。
特にスリットから陰唇を引き出すこともしないし、
防止板からの、つまりカテーテル以外からの排尿のためのブツブツした穴が開いてもいない。
パチンと填めこむとおしっこの栓共々中でロックが掛かって、
後はただただのっぺりした板の手前側にポツンとカテーテル出口にあたる穴と、そこを塞ぐ尿栓のつまみがあるだけ。
一応さっきピアス受けにつないだ陰核を隠す役目もあるから、自慰防止板でもいいのかな。
もっとも。
横にまっすぐ貫くように異物を通されて貞操帯そのものに文字通り据え付けられてしまったそこは
きっとその、自分でするには随分と不自由で、
中のものは中のものでたとえ腰を通るベルトをわずかに揺すろうとも“使われ”ない限りはただそこに置かれる以上の事はない。
もし自慰防止、なんて名前の板がなかったとしても、そんな装具にがっちりと締め付けられた49番さん―――や私にとって、
好き勝手なひとりえっち、なんていうのは既にないことだった。
「あ....それ―――」
実際のところ、おしりの穴の鍵を回した時からもう49番さんの貞操帯は動き始めていて、
こうして曲がったシールドの内側から硬いものをいくつも体の中へ向かって食い込ませてしまった時点で
もう49番さん一人ではこの鋼鉄の板を自分から引き剥がすことはできないようなもの。
そういう意味では、この錠にはお飾りぐらいの意味しかないかもしれないけれど、
それはこの貞操帯のつくりをよく知ってよく感じさせられている私だから考えられること。
事前に説明として知ってはいたにしても、
おなかに居座るものに否応なく息を上げさせられる感じとか
胸やあそこの先に体の中から力がかかる感じとか
いくつもの責め具でいじくりまわされた上からみっしりとそこを押さえつけられる感じとか
自分で体に受け入れてみないと知りようがないことは、やっぱりたくさんあって。
それを知ったころにはもう手遅れ。からだを締め付け手足を縛られたまま、錠が下ろされるのを待つだけの姿。
「やだ....やめ....」
こんな、むちゃくちゃな矯正器具みたいな帯と
それを人の体に鍵をかけてまで身につけさせようとするここの人たちは
49番さんには、どういうふうに映るんだろう。
「お願い―――」
下半身を押さえつける板が全部集まる下腹のあたり、そこに番号入りの錠前がぴったりと填めこまれる音は
49番さんには、どういうふうに聞こえるんだろう。
「あ....ああぁ....わたし....」
カツン。そんな感じの。
私が聞いたのは想像していたよりも随分と軽いというか、あっけない音だった―――
私たちにとっての、上着か下着かでいうところの下着。
つまり更衣期間でも外せないほうの枷にはまだまだ数があるものの、
残りはチェーンでお互いを繋ぎながら巻いて填めるだけで、2つの帯に比べたら随分と簡単なつくり。
太もも同士と、腿枷と貞操帯の腰部分の左右とを繋ぎながら腿枷を。
腕枷と胸帯の左右とをつなぎながら二の腕に着ける腕枷を。それから―――
ちょっと、お席からの見栄えはわるくなっちゃうけれど、
いったん拘束台を倒して、49番さんを横にしてしまう。
ぐっとお腹に力を入れたときにぴったり合わせて、つまり普段何もしてないときのサイズより
明らかに絞って作られているこの腹枷は、寝かせてからじゃないとスムーズに付けられない。
ただ、スムーズにっていっても、
「ごめんなさい。ちょっとお腹ひっこめてもらっていい?」
「123でいくよー。1、2、さんっ」
それでも49番さんにも協力してもらわないとサッとは終わらないような細さ。
かといって私たちの白衣やベルトもこのウエストに合わせて仕立てられてるわけで。
もしも腹枷をせずに済んでいたとしても、それはそれで毎日の着替えで毎回苦しむことになる。
あとは腿枷と貞操帯のヒップベルトのチェーンの余ったところを上に持ってきて、腹枷の左右とつなぐのと、
胸帯の前側、ちょうど左右の胸の下あたりから2本、背中側からも2本の合わせて4本のチェーンを腹枷に繋いでおわり。
鎖同士の余裕を比べると、例えば腿枷同士の鎖には割りと余裕があるのに背中側の腹枷と胸帯の間にはあんまり余裕がない。
そうすると、前にかがんだりするのがすごく窮屈になって。
足元から物を持ち上げるときときなんかに、自然といちいちしゃがんでから持ち上げるようになる。
いわゆるスリーサイズにあたるところ全部に枷を填めて体つきを決めつけたり、敏感な場所に悦びや痛みを与えて教育したり、
見た目から中身に至るまでなにもかも矯正しつくすような“矯正下着”。その考え方は枷同士をつなぐ鎖に至るまで変わらない。
随分と、気力を使ったような気がする施錠式も、首輪以外の枷の中に49番さんを入れ終えたところでそろそろ峠。
そう。こうしてみてみると、枷を巻いて填める。というよりも枷の中に入れるっていったほうが私にはしっくりくる。
厳しい装具を体に受け入れる間ずっと、49番さんの手足を縛って封じていた拘束台と革袋の役目もこれで終わり。
49番さんを立たせた後は、耳管プラグ用のスタンドと一緒に部屋の隅にどいててもらう。
ただし、装具ワゴンはそのまま。で、私はいったん49番さんの後ろにさがる。
....でよかったっけ。ダメ出しの声が降ってこないってことは、きっとあってるはず。
「ふ....んふ....」
枷だらけの体で立つ初めての地面を踏みながら
舞台、みたいにさえ見えてくる処置室の真ん中で、席を背に立つ49番さん。と、49番さんに向かうように立つ井上主人。
私はというと、49番さんの後ろ脇にいるだけ。
下着だけで立った49番さんを見てると、枷の太さというか幅が変らないからだろうか。
私のよりかなり小さいサイズで作られているはずなのに、なにか、どこか私のよりかえってごつく見えてしまう。
お尻の間を通る2つのシールドの間を繋ぐようにしてお尻の穴だったはずのところに作られた立派な鍵穴。
鍵穴のサイズだけで言えば枷に嵌め込む錠前についてるものよりも大きくて、地上のその筋の人が見れば、
世の中にはアナルで施錠するタイプの貞操帯もあるのか! なんて思う人もいるんじゃないかってぐらいの大きさ。
鍵穴と一体になった筒がおしりの、体の中へ伸びている事の意味は、その大きさが中までずっと続いていることで。
やっぱりそんな大きさ長さの異物のやり場がないのか、じっと立っていながらも時折おしりがぐぐっと動く。
人前で服を脱ぐことがあんまりないのと一緒で、
他の子もみんな私と同じものを着こんでるのは知ってても
他の子の“下着姿”を実際にまじまじと見ることはこんな場所だとしても意外となくて。
体中に固い金属がまとわりつく窮屈さとか、体の穴の中、言ってしまえば内臓に埋め込まれたものの悩ましさとか
それか、この先の施錠式の続きへの緊張とか。
そんな内に抱いたものまで見えてきそうな姿、あるいは仕草を眺めてしまうのは、ちょっと後ろめたい。
とはいえ、心配に気を張りたいのは私も一緒で。まあたぶん、私の方は大丈夫、大丈夫―――
「31番。あなたはこのものが姉妹のうちに加わることを願いますか」
「願います」
「あなたは、このものが奴隷をよく看て、主人をよく助ける管理士に育つよう努めますか」
「御主人たち、姉妹たちの助けによって、努めます」
「あなたは、このものがよき管理士となるよう、あずかったその飴と鞭によって正しく躾けますか」
「御主人たち、姉妹たちの助けによって、躾けます」
「あなたは、このものを主人の望み、管理士の務め、奴隷の求めから引き離す、全ての言葉と行いを退けますか」
「御主人たち、姉妹たちの助けによって、退けます」
―――井上主人、儀式映えするなー。なんて。
一緒にいてどこかかっこいい、なんて思うのは河合主人....あと高木主人なんだけど
こういう貫禄というか、威厳みたいなものになると、やっぱりこの人が一番かな。
「あなたの姉妹のうち、今最も若いものの名をなんといいますか」
「48番です」
「では、49番。あなたは、私をはじめこの地の下にいる全ての主人をあなたの主として受け入れ、従いますか」
「私は、あなたをはじめこの地の下にいる全ての主人を私の御主人として受け入れ、従います。」
主役なだけあって49番さんの台詞は私のより長くて、それでいて予め覚えるかその場で聞き取るかしきゃいけない箇所が多い。
私は最悪、井上主人の最後の一言だけ聞き取ればあとは繰り返しでなんとかなるけど、49番さんの方はそうはいかない。
そんな台詞を大勢に、地上の感覚ならありえない枷だらけの姿と共に見られながらも、
なんとかまっすぐにぴんと立って―――まっすぐ?あ、だめだ。えーっと、どうしようか。
「あなたは、31番をはじめ従僕を助く従僕たる―――
「ぐっ」
井上主人の言葉がまだ続いてる最中、急に49番さんが頭を押さえて―――そのまま両手を後ろに持っていく。
そうそうそこそこ。今は“気を付け”じゃなくって後手。
「私は、31番をはじめ従僕を....助け、助く従僕たる管理士の姉妹のうちにっ、加えられ、共に歩むことを願います」
今ので頭がとんだのか、それとも聞き取る余裕がなかったのか。一度言葉を詰まらせて、
その先の言葉を後手にした手をぐっと握りこみながら―――まるで何かに耐えるようにしながら紡いでいく。
今の49番さんの手は、縛り上げられた奴隷の手と同じ。
目とか口元みたいに、感じていること思っていることを言葉にせずともありありと伝えてくる。そんな指先―――
「あなたは、その身に科せられた務めと戒めを守り、主人を信じて従い、奴隷を助け支えるよき管理士となることを誓いますか」
「私は、この身に科せられた務めと戒めを守り、御主人を信じて従い、奴隷を助け支えるよき管理士となることを誓います」
「そこに跪きなさい」
両ひざを地面について頭を少し垂れて、手は後手に回したままの姿勢。
昔どこかで見た?というか、何か知っている姿勢なんだけど、どこだっけな。
私が真ん中に置きっぱなしにしてそこを離れたワゴンから、井上主人が最後に残った“下着”を拾い上げて―――
「49番。製隷院すべての主人の名によって、あなたに首輪を授けます」
後に回した手から首輪を巻いて、差し込んだ最後の錠に手をかけて、そのまま腰を落としてじっと49番さんを見て―――
あれ? 私のときもそんなのだったっけ。
差し込まれた錠を首輪ごと片手で押さえながら、開いてる右手でぐいっと上を見させられたような。
ひょっとしたら、主人側の所作はあんまり細かく決まってないのかもしれない。
「あなたとあなたに授けた戒めに、その49の名を記します。これは従順のしるし、
あなたが管理士の姉妹に加えられ、製隷院のものとなり、主人の忠実なしもべとして、奴隷を作り育てることを表します」
バチン―――
両手の指を少し丸めるようにして、特に右手の小指を左手の中指と薬指で握りこんだような。
この瞬間の、この子の指先を―――きっと私は、ずっと憶えていると思う。
梓さんがいなくなると、フロアーにいるのは椅子に拘束された私だけになってしまった。
(この空間で、私一人だけ・・・)
ここには、無数の器具とスーツが置かれている。それは私の想像力を掻き立てた。
(どんな人がどんな風に使用しているんだろう・・・)
さらに、ラバーや革の匂いがそれに拍車をかけた。
「はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・」
呼吸が荒くなり、全身が熱を帯びてきたような感覚がした。もし、椅子に拘束されていなかったら間違いなくオナニーをしていただろう。
(拘束されてるし、何より禁止されてる・・・。でも・・・)
もどかしい気持ちを味わっていると声がした。
「お願いします」
スタッフの人がカウンターにファイルを置き、リモコンを操作した。
「あっ・・・お待ちください・・・」
拘束を解かれた私は、椅子から立ち上がり、該当するものを用意した。
「以上です。・・・あの、トイレに行きたいんですが・・・」
「ああ・・。どうぞ」
私は、部屋の隅にあるトイレに入ると、ドアを閉めた。便器に座り、力を入れると貞操帯に網状に開けられた穴からオシッコが溢れる様に出てきた。
(これで暫くは大丈夫・・・)
さっきまでのもどかしい気持ちも落ち着いていた。
「ありがとうございました」
外にいたスタッフの人にお礼を言って、私は再び椅子に座ると、程なくして、私は再び拘束されてしまった。
その人がいなくなると、再びフロアーには私一人だけになってしまった。すると、また私は想像を膨らませてしまい、もどかしい気持ちになってしまっていた。
(こんなんじゃ、ダメなのに・・・)
結局、私は尿意がないのにスタッフの人が来るたびにトイレに行くことを繰り返してしまった。
そして、それが限界に達しようとした頃、千晶さんがやってきた。
「今日の業務は、終了。帰宅して良いわよ」
それは、私にとっては救いの言葉だった。
「あなたの服や靴、持ち物は、下の階の専用ロッカーに入れてあるから、そこで着替えてね」
私の拘束を解いた千晶さんがそう言った。
「あの・・・ラバースーツは脱げないんですよね・・・」
「そうよ。2週間はね」
(ラバースーツを着たままで、外へ出るなんて・・・)
私の戸惑いを察したかのように、千晶さんが言った。
「服を着れば、殆ど隠れるとはいえ、ハードルが高いかもね。そう思って準備しておいたわ」
「花粉症対策用のゴーグルと大きめのマスク、後は帽子ね。それとこの白いのは、首に巻くと医療用のコルセットに偽装できるから」
それらを紙袋に入れて、私に持たせてくれた。
「後は、佳奈から預かったあなたの食事よ」
「私の食事ですか・・・?」
「今は、腹部を締め付けているからあまり、食べられないでしょう。そこで用意したのがこれらしいわ。流動食になっていて、味もついてるみたい。
これを必ず毎食1袋摂取するように言っていたわ。これ以外のものも食べるのは良いみたいよ。とりあえずこれで三日分」
そう言って、別の紙袋を渡された。
「これで全部よ。初仕事はどうだった?」
「えっと・・・やっていけそうです・・・」
(本当は、あんな状態が続いたら、やっていく自信がない・・・)
私の曖昧な返事にも千晶さんは笑顔で、労ってくれた。
「そう。明日からも頑張ってね。帰ってゆっくりと休んで」
「はい。千晶さん、さようなら」
そう挨拶をした私は、エレベーターに乗り、下の階にあるロッカールームを目指した。
ロッカールームで、プレートに私の名前が書かれたロッカーを見つけ、扉を開けると私の着ていた服と靴が綺麗に入れられていた。
(誰かが入れてくれたんだ・・・)
私は、今着ている服とブーツを脱ぎ、ラバースーツの上からその服を着て、靴を履きなおした。さらにゴーグルとマスク、コルセットを偽装する器具を装着して、最後に帽子を被った。
そして壁にかかっている鏡で自分の姿を確認した。
(これなら、大丈夫かな・・・。でも、近くに来られたら気づかれるかも・・・)
少し不安に思いながらも、私は空の紙袋も服やブーツと共にロッカーに入れて、扉を閉めた。
(他の人達もここを利用しているのかな・・・)
ふと、そんなことを考えて他のロッカーを見てみると、私のロッカー以外のプレートには何も書かれていなかった。
(ここを使っているのは、私だけ・・・?)
そう思いながらも、私は流動食が入った紙袋と持って来たショルダーバックを持ちロッカールームを後にした。
(そうだ・・・。あれだけ持ってれば・・・)
下にエレベーターで降りる途中、私はショルダーバックからお財布取り出し、電子マネーのカードだけを服のポケットに入れた。
(ある程度、チャージしてるからこれさえあれば・・・)
エレベーターで1階に降りると、結月さんがいた。
「お疲れ様。ごめんなさいね。今日は仕事が忙しくてあなたのことを見れなかったわ」
「どう?今日一日過ごしてみて」
「千晶さんにも言いましたけど、何とかやっていけそうです。気を遣わせてしまってすみません」
「そう。それじゃあ、気をつけて帰って。また明日」
「はい。お疲れ様です」
そんな会話をして、私はクラブを後にした。
外は丁度、暗くなる寸前だった。元々、人通りが多い場所ではなかったけど、通行人はそれなりにいた。
(普通にしてたほうが良いよね・・・)
私は、いつも通り歩くことを意識して、駅までの道を歩いた。途中で何人かの人とすれ違ったりしたけど特に変わったことはなかった。
(皆、私がラバースーツを着て、貞操帯を装着していることに気づいてない・・・)
私は、安心していた。しかし、それと同時にもし、そのことに気づかれたら、という思いもあることに気がついた。
(何を考えてるんだか・・・そんなことになったら・・・)
そう思いながらも、完全にそれを払拭することはできなかった。
やがて駅に到着すると、私はポケットから電子マネーのカードを取り出し、自動改札に押し当てた。するとピッ、と音がして問題なく通過できた。
(電車が来るのは、15分後・・・。座ってよう・・・)
立って待っていられない時間ではなかった。しかし、立っていると近くに人が寄くる可能性が高いと思って、私はホームのベンチに腰を下ろした。
現に、ホームには少しづつ人が増え始め、人と人の間隔も狭くなっていった。そして、電車がホームに入ってきて、ドアが開くと次々と電車の中に入っていった。
私は、遅れてベンチから立ち上がり、電車に乗りこんだ。座席はほぼ埋まっていたけど、立っている人は殆どいなかった。
(こっちのドアは次の駅では、開かないはずだから、ここにいよう・・・)
私は、ドアの近くに立って、外の方に向くことにした。外はすっかり暗くなり、ドアのガラスには自分の姿が映っていた。
不意に、電車が揺れ、私は思わずラバーに包まれた右手で側の手すりを掴んでしまった。
(っ・・・!まずいかも・・・)
私は、すぐに手を離そうとした。でもこの後、揺れるたびに手すりを掴んだり、離したりしたら余計に目立つかもしれないと考え、そのままでいることにした。
心臓の鼓動がだんだんと早くなり、呼吸も荒くなってきた。
(落ち着いて・・・落ち着いて・・・)
そう自分に言い聞かせていた。
暫くすると、電車が停止して反対側のドアが開いた。幸い、乗ってくる人はあまりいなくて、私の周りは空いたままだった。
(良かった・・・。それに落ち着いてきたし、もう大丈夫・・・)
私は、安心していた。ドアが閉まり、また電車が動き出す。そしてドアのガラスに目をやった時、ギョッとした。反対側のドアの近くの座席に座っている人が明らかにこちらを見ていた。
(何・・・!何なの・・・)
再び心臓の鼓動が跳ね上がった。振り向くこともできず、私はその場で固まってしまった。
すると、その男の人は立ち上がり、私の方に近づいてきた。
(ダメ・・・!来ないで・・・)
「あの、良かったら座りますか?なんか調子が悪そうに見えるんですが・・・」
(黙ったままでいると、怪しまれる・・・)
そう考えた私は、意を決して振り向いた。
「大丈夫です。それに私、次の駅で降りるんで。お気持ちだけで十分です・・・」
マスク越しの声で答えた。
「そうですか?なら、良いのですが・・・」
男の人は、少し怪訝な顔をしたももの、席に戻り、私は再び外の方へ向いた。
(お願い・・・!早く着いて・・・)
そこから駅に着くまでの時間は、物凄く長く感じられた。そして電車が駅に着き、目の前のドアが開くと私は、飛び出すように電車を降り、早歩きでホームを歩き、改札を通り抜けた。
駅舎の外に出たところで、漸く息をつくことが出来た。
(あの人、気づいたかな・・・)
そう思いながらも、私はマンションまでの道を歩き始めた。暫くして歩いて、私はあることが気になり始めた。
(食事どうしよう・・・)
流動食が入ったパックはあまり大きくなく、いくら、腹部を締め付けられてるとはいえ、お腹を満たすことはできなそうに思えた。
ふと、何回か利用したことがあるコンビニが目に入った。
(何か買っていった方が・・・でも、さっきみたいな状況になったら・・・)
悩んだ結果、私はコンビニに寄ることにした。
(2週間あったら、必ず何回かは寄らざるを得なくなる・・。だったら・・・)
決意した私は、コンビニの入り口のドアを開けた。
C
ときに、メ欄にsageって書くと怒られずに済むかもしれない。
「いらっしゃいませー」
女性の店員さんの声を聞き、私は店に入った。店内には数人程のお客さんがいた。
(あんまり時間をかけたくないから、目的のものだけを・・・)
普段なら雑誌を少し立ち読みしたり、新しいスイーツをチェックしたりするけど今はそんなことをしてられないと思い
私は、籠を取るとすぐにおにぎりやサンドイッチ等が置かれている場所に移動した。
(いつも食べてるやつで良いかな・・・)
おにぎりとサンドイッチを数個ずつ、加えて飲み物も幾らか籠に入れるとすぐにレジに向かった。
「いらっしゃいませ」
私が籠を置くと、店員さんが籠の商品をリーダーで次々と読んでいく。
(この娘・・・!)
その店員は、私と歳が近いアルバイトの娘でここを利用した時は必ずと言って良いほど会話をしていた。
(私だと気が付いたらどうしよう・・・)
「1845円です。ポイントカードはございますか」
私は、何も言わずポケットから電子マネーのカードを取り出し、それだけを差出した。
(何時もならポイントカードを出すけど、今回は・・・)
「えっ・・・!」
黒いラバーに覆われた私の手を見て、その娘は驚いたような表情を見せ、私の方を見た。
(大丈夫・・・。私だとは分からないはず・・・)
「あっ、失礼しました」
暫くすると、その娘はカードを受け取り、リーダーで読ませてから私に返してきた。そして商品が袋に入れられ、手渡された。
「ありがとうございました。またお越しくださいませ」
商品を受け取ると、私はすぐに店を出た。
「似てるけど、違うよね・・・」
そんな呟きが聞こえたような気がした。
(電車の時みたいに、ドキドキはしなかったけど・・・。当分、ここは利用しない方が良いかも・・・)
暫く歩くと、漸くマンションに到着した。そして自分の部屋にたどり着くと、バッグからカードキーを取り出して玄関のドアを開けた。
「ただいま」
誰もいない部屋の中に向かって、何時ものように声をかけると自動で照明が点灯した。
私は、リビングのテーブルの上に流動食が入った紙袋とコンビニの袋を置くと、ソファーに腰を下ろした。
クラブから提供されたこの部屋は、一人で住むのには広く時々寂しさを感じる程だった。
(すべての家具は、備え付けられてたし家賃もタダだったから文句は言えないけど・・・)
コンビニの袋からおにぎりとサンドイッチを1個づつ取り出し、お腹の中に入れた。
(コルセットで締め付けられてるけど、このぐらいは・・・)
それらを食べ終わると今度は、紙袋から流動食が入ったパックを取り出した。それはレトルトカレーのパックのようで、それに飲み口らしきものが付属していた。
(どんな味がするんだろう・・・)
飲み口に口を付け、中身を吸い込むとゼリーのようなものが口に入ってきた。
(案外、美味しいかも・・・)
コンソメスープの様な味をしていて、喉に絡みつくような感触もなかったので、すぐにパックは空になってしまった。
しかし、予想以上に量があったのか、徐々に腹部にかなりの圧迫感を感じるようになってきた。
(食事はこのパックだけで十分かも・・・。トイレのこともあるし・・・)
3日間、大便を出せないことを考えると、食べすぎることは避けたかった。
(少し落ち着いてから、何時ものように・・・)
腹部の圧迫感が収まるのを待って、私は自分の部屋に移動した。
部屋に入ると、着ていた服を脱いだ。普段なら全裸、でも今は黒いラバースーツ姿。
机の前の椅子に座り、パソコンの電源を入れた。するのは画像&動画漁りだ。
(これをしないと、1日が終わらないから・・・)
自分に言い訳をしながら、ネットに接続し、気に入ったものがあればダウンロード、もしくはブックマークをしていく。
そうしているうちに、手が自然と股間と乳首に伸びていった。しかし、そこには貞操帯と胸当ての硬い感触があるだけだった。
(オナニー禁止されてたんだ・・・)
いつもなら、股間と乳首を弄りながらオナニーをして、何度か絶頂する。しかし、今はできなかった。
(確か期間は、2週間って言ってた・・・その間、漁るのは止めといた方が・・・)
そう思ったものの、もはや日課となっていたこの行為を止めることはできなかった。
「はっ・・はあっ・・・はあっ・・・」
そうしているうちに、気持ちがどんどん高揚していき、ついに頭の中が真っ白になったような感覚がした。全身が痙攣するように小刻みに震える。
(若しかしてイッちゃったの・・・・!)
貞操帯を着けているので股間の状態はわからなかった。でも、間違いなく愛液で濡れていることが想像できた。
(オナニー禁止なのに・・・。でも絶頂してはダメとは言われなかったから、これは良いんだよね・・・)
私は、そう結論を出して再びパソコンに向かった。結局、その日は3回の絶頂を体験した。
「おはようございます」
「あら、早いのね。調子はどう?」
「はい。特に変わったことはありません」
あれから、すぐに眠ってしまった私は、朝早くに目を覚ましてしまった。
朝のシャワーをする必要もなく、食事もパックの流動食だけだった私は時間を持て余してしまった。。
(クラブに行ってみようかな・・・。今の時間なら電車も空いてるだろうし・・・)
そう思い立った私は、昨夜の格好をしてマンションを出た。予想通り人影は殆どなく電車もがら空きだった。
(これからは、このぐらいの時間に出よう・・・。帰りは日によって乗る時間を変えれば、目立たないかも・・・)
そんなことを考えながら、電車を降りて暫く歩くと、クラブの建物に到着した。
(まだ早いけど、大丈夫かな・・・?)
そんな思いは杞憂だった。受付にはすでに千晶さんが何時ものように座っていた。
挨拶を交わした私は、質問してみた。
「何時もこんなに早いんですか?」
「会員様の都合に合わせるから、早い時もあれば遅い時もあるわ。まあ、コンビニみたいなものね」
千晶さんはそう言って屈託なく笑っていた。
「私がいない時、スーツや器具の出し入れは誰が・・・」
「それは、その時にできる人がやっているわ。私もその一人だけど・・」
「そんな・・・。それは申し訳ないです」
「あなたの本業はテスターでしょう。今、やってらってるのはいわば、ついでなのよ」
「その内、テスターとしてしっかりと働いてもらう時がくるから、気にしばいで」
「・・・わかりました」
釈然としない思いが残ったものの私は、納得することにした。
私は千晶さんと別れてエレベーターに乗り、ラバーと革の匂いがするフロアーへと向かった。
フロアーに到着するとすぐにカウンターに行き、椅子に座る。しかし、拘束はされなかった。
(誰かがスイッチを入れないと動かないんだ・・・)
そんなことを考えていると、エレベーターの扉が開き、スタッフの人がカウンターまでやってきた。
「これお願いします」
「分かりました」
こうして、また私の1日が始まった。
3日目の業務が終了すると私は、地下のフロアーへと向かった。貞操帯の鍵を開けて貰うためだ。
(大丈夫かな・・・)
大便の方は、まだ余裕があった。でも、マンションの部屋で何度も絶頂したことを知られたら。
そう思うと、佳奈さんに会うのは少し躊躇された。地下のフロアーに到着すると佳奈さんはすぐに見つかった。
「あの・・貞操帯の鍵を・・・」
「ああ・・・。すぐに開錠する・・・」
佳奈さんが貞操帯の鍵穴に鍵を差し込み、回すと
PCの調子が悪いです。すみません。
カチッ、と音がした。佳奈さんが貞操帯を取り外し、私の股間を確認すると予想通り、質問をしてきた。
「オナニーしてないよね?」
「あのっ・・・そのっ・・オナニーはしてません。でも、マンションの部屋で画像なんかを見てた時に、何度かイッテしまいました。
絶頂してはダメ、とは言われなかったので・・・」
しどろもどろで私は、言い訳めいたことを言った。
「・・・・・そう・・・・・。トイレは、あそこだから早くすませて・・・」
少しの沈黙の後、佳奈さんはそう言った。
(良かった・・・。特に何も言われなかった・・・)
安心した私は、トイレを済ませるとまた、佳奈さんの所に戻った。
「次はまた3日後・・・」
そう言いながら、貞操帯を再び私に装着した。
「分かりました。お疲れ様でした」
そう挨拶をして私は、地下のフロアーを後にした。
「この調子だと、残りの日数で仕上がりそう・・・」
佳奈さんがそう呟いたのを、私は知る由もなかった。
それからも、特に変わったこともなく日々は過ぎて行った。街を歩くのも、電車に乗るのにも慣れた。
食事は流動食だけで十分になったのでコンビニには行かなくなり、マンションとクラブの往復だけをしていた。
(オナニーしなければ、イッテも良いんだ・・・)
そんな風に考え、帰宅した後は毎日、動画や画像を漁りながら何回か絶頂していた。実際、あの後、貞操帯を何度か開けて貰った時も何も言われずじまいだった。
ただ、貞操帯を外した時にムズムズするような感覚が、だんだんと強くなってきているのが気になっていたものの
(きっと、貞操帯をしているから蒸れたりしているだけ・・・)
そう思い込み、佳奈さんにも言わないでいた。
(この試験が終わったら、次はどんなことをするんだろう・・・)
そんなことを考えながら、2週間が過ぎるのを待った。
私が、結月の部屋を訪れると既に3人が集まっていた。
「彼女の死亡届、受理されたわ。これが埋葬許可証よ」
それを3人の前に出すと、まず佳奈が口を開いた。
「これで心置きなくやれる・・・」
「何を考えてるんだか・・・。それなりに苦労したのよ」
少し呆れ気味に私は言った。
「ご苦労様。特に問題はなかった?」
「彼女、両親と折り合いが悪かったみたいね。まあ、あの両親の様子だとそれも仕方ないことだと思うわ。
あっさりとこちらの提案を受け入れたわ。書類の作成に時間がかかったぐらいで後は順調だったわ」
結月の質問に私は答えた。
「スタッフ達には、テスターとしての仕事が本格化したから当分、会えないと伝えておく」
続いて千晶がそう結月に伝えた。
「私としては、これで今までのテスターみたいにアフターケアに奔走しなくて済むから良いんだけど
だからと言って、壊して良いわけじゃないから」
「わかってる・・・・。壊さないように気をつける。だから今回は3人も手伝って」
私の念押しに、佳奈はそう言った。
「ところで、佳奈。準備はできてるの?」
「勿論。確実に明日、実行できる」
私の問いかけに、珍しく少し笑顔で佳奈はそう答えた。
(死なせたりはしないけど、実質、明日が彼女の命日、ってことね・・・)
その後、私たちは数時間に亘って明日の打ち合わせをした。
2週間後、私は仕事を終わらせると地下のフロアーに赴いた。そこには佳奈さん以外に結月さん、悠子さん、千晶さんもいた。
「クラブにとって大事なことだから確認させてもらいに来たわ。手伝いも兼ねて」
「まず、首と腹部のコルセット、それと貞操帯を外す・・・」
ネックコルセットが外され、クリッパーで編み上げの紐が切断されて腹部のコルセットも外された。
そして貞操帯も開錠され、股間から取り外された。
(やっぱりムズムズする・・・)
それは、また強くなったような気がした。
「次はこれでラバースーツを切るから、引き剥がして」
そう言って佳奈さんはステーキナイフのような器具を手に取ると、ラバースーツの上から後頭部、背中側など何か所かを撫でた。
するとそこには切れ込みが出来ていた。そして3人はそこの切れ込みにそれぞれ手をやると野菜の皮を剥く様に、スーツを引き剥がしていった。
(あっ・・・。そんなに変わってない・・・)
2週間ぶりに露出した自分の肌を見て私はそう思った。少し色が白くなっただけだったからだ。
(良かった・・・これなら・・・)
そう思った矢先、突然、全身を無数の虫が這いまわるような感覚がした。
「何これ・・・!あっ・・・ああああっ・・・ああああっ・・・!」
私は叫ぶように声を上げた。
「やっぱり・・・。あそこに入って・・・」
そこには、液体が入ったバスタブが用意されていた。私はそこに飛び込むようにして入り、頭まで液体に浸かった。
すると、だんだんとその感覚は弱くなり、やがて感じなくなってしまった。
何か書きたいとは思うんだけどいい責めが思いつかねえ
それはそうと最近投下してもらってるSSは何かタイトルというかその
なんて呼んだらいいんだろう。テスター?
「はあ・・はあっ・・はあっ・・・」
大きく呼吸をする私に、佳奈さんが腕を見せる様に言ってきた。
「ふう・・・やっぱり・・・」
小さなルーペで私の腕を見た佳奈さんが、溜息をついた。
「皮膚が完全に変質して、定着してる。毛根と汗腺が消滅、多分垢も出ない。そしてかなり敏感になってるはず」
「それじゃあ、さっきの感覚は・・・」
「それが原因ね。予想以上の事態」
「なんでこんなことに・・・」
「あなたが何度も絶頂したから・・・」
私の問いかけに、佳奈さんは抑揚もなく答えた。
「使用した薬は、絶頂すると効果が強くなってしまうから、オナニーは禁止した。
でもオナニー無しで絶頂するのは予想外だった。始めてそれを聞いたときにはほぼ手遅れの状態だったはず。
なんとかしようと、流動食に薬を混ぜたりしてたけどやっぱり効果は薄かったみたい」
「そんな・・・!言ってくれてたら・・・」
「伝えたところで、どうにもならなかった。不安や恐怖を与えるだけだし。それに絶頂したのはあなたの責任よ」
佳奈さんにそう言われると、私は何も言えなくなってしまった。
「それに問題はまだある」
佳奈さんはそう言って着ている白衣のポケットから、袋に入ったクリームパンを取り出し、袋を破って1口食べた。
「うん・・・。これ食べてみて」
そう言ってそのクリームパンを、私に差出した。私はそれを受け取ると同じように1口食べてみた。
「うえっ・・・!ごほっ・・・ごほっ・・・」
(何これ・・・!)
それは、美味しいとか不味いとかではなく、食べ物ではないものを口に入れたような感覚で、思わず吐き出してしまった。
「多分、味覚だけじゃなく感覚全てがおかしくなってる可能性がある。今浸かっている液体は感覚を抑制する効果があるけど、それは一時的なものだから」
淡々と話す佳奈さんとは裏腹に、私は愕然としていた。
(こんなことになるなんて・・・)
「困ったことになったわね」
佳奈さんの説明を聞いて結月さんが言った。
「佳奈。元には戻せないの?」
「時間をかければ、元には戻せないものの日常生活を送れるレベルには出来ると思う」
「でも、それだとテスターとしての役目が果たせないわね」
「クラブの運営的にもこれ以上テスターの不在が続くのは厳しいわ」
千晶さんと悠子さんも口々に発言した。
「沙織さんには、テスターとしての役目を果たして貰いながら治療を受けて貰うしかなさそうね」
少し考えた結月さんが、纏める様に発言した。
「その場合、条件がある。24時間管理させてもらうことと、こちらの命令には無条件で従ってもらうこと。
これが絶対条件」
佳奈さんが強い口調でそう言った。
「沙織さん。どうする?」
結月さんが確かめるように私に聞いてきた。私に選択肢はなかった。
「・・・私の行動が原因なので、言う通りにします・・・」
「そう・・・。だったらすぐにマンションの部屋に帰って、貴重品を取ってきて。
当分、帰れないからそのつもりで」
私を急き立てる様に、佳奈さんは言った。
「一時間は大丈夫だからそれまでに戻って」
バスタブからあがり服を着た私は、佳奈さんにそう言われて地下のフロアーを後にした。
久しぶりに服だけを着た状態で外に出たのに、それを満喫する余裕は全くなかった。
(なんでこんなことに・・・)
状況が受け入れられず、私はそればかりを考えていた。
電車に乗り、降りて暫く歩くとマンションに着く。私の部屋まで歩き、玄関のドアを開けた。
当たり前だけど、何も変わった所はなかった。
(これは夢かもしれない・・・)
不意にそう思った私は、冷蔵庫の扉を開けた。中にはジュースとミネラルウォ−ターが入っていた。
まず、ジュースを口に含んで飲もうとした。
「うえっ・・・おえっ・・・」
すぐに吐き出してしまった。次にミネラルウォーターで試してみた。しかし、結果は同じだった。
(お水さえも飲めないなんて・・・)
私は、現実を受け入れるしかなかった。
預金通帳と印鑑、保険証をバッグに入れると、私は部屋を後にし、再び駅までの道を歩いた。
(このままどこかへ・・・)
そんな考えが浮かんでくる。しかし、再びあの虫が這い回る様な感覚はもう味わいたくなかった。
(私が行く場所は、もうクラブにしかないんだ・・・)
電車に乗り、再びクラブの建物を目指した。そしてクラブの入り口を入った所でスタッフさん達に出会った。
「あら。ラバースーツ着てないんだ」
その中にいた梓さんが声をかけてきた。
「・・・はい。でも、これからテスターの仕事が本格的に始まるので、マンションに帰ってたんです」
「聞いてるわ。お互いに頑張りましょう」
言葉を交わして、梓さん達と別れた。
(当分の間、梓さん達にも会えないのかな・・・)
そんなことを考えながら、私は地下のフロアーに向かった。
「時間がないから。服を脱いで」
地下のフロアーに到着すると、そう佳奈さんに指示された。
「まずは、これを耳に入れる」
それは耳栓を長くした様な形の物体だった。
「これは特殊なスピーカー。特定の声や音だけを聞こえる様にする。生体電流で充電されるから生きている限りは大丈夫」
それを両方の耳の穴に奥まで入れられた。
「じゃあ、ラバースーツを着て」
用意されたのは、今まで着ていたのと同じようなラバースーツだった。ただ、足先から頭部まで一体になっていて背中側に大きなスリットがあった。
「私たちが手伝うから」
結月さんはそう言うと、悠子さんと千晶さんと一緒にスリットを拡げた。私が両脚を入れると、スーツが引き上げられ私の全身がスーツに包まれた。
それで、露出しているのは股間と目と口、鼻の穴の部分だけになってしまった。結月さん達がスーツの上から私の全身を撫でると、スーツがまるで張り付くように密着していくのが感じられた。
「かはっ・・はあっ・・・はあっ・・・」
スーツが密着するにつれ、締め付けがきつくなり、私の呼吸は荒くなってきた。
「今の皮膚の状態だと、暫くしたらスーツが皮膚と同化して、背中のスリットもくっつくはず。
状態が改善すれば、また剥がれるから」
(それまで私はこのスーツを脱げないってこと・・・)
「これからの作業は、あそこでする」
指し示した場所には分娩台があって、悠子さんと千晶さんに連れて行かれた私はそこに脚を開いた状態で拘束されてしまった。
「まずは下から処置する」
そう言うと、佳奈さんは膣口に表面にイボ状の突起が無数に付いたの太い張り型を押し当てると、一気に根元まで挿入した。
そしてさらに同じようなものを肛門にも押し当てた。
「そんなに太いの入らない・・・」
「大丈夫」
私の訴えを気にすることなく、佳奈さんは一気に根元まで挿入した。
「はうっ・・・!」
痛みはなかった。でも2本の張り型を挿入された違和感は相当のものだった。
「次はこれを・・・」
Yの字型をしたチューブの二股に分かれている方の一方を尿道口に、そしてもう一方が膣に挿入された張り型の根元に差しこまれた。
チューブの反対側の先は、肛門に挿入された張り型の根元に繋がれた。さらに、肛門の張り型の根元には別のパイプも差し込まれた。
「ふう・・・。一応説明しとく。これでおしっこと愛液は直腸に流れ込む。そこで便と一緒になって一定量溜まったら排出される仕組み。
逆止め弁が付いてるから、おしっこや愛液、便が膣や膀胱に逆流することはない。
後、いつ排出するかはこちらで決める。以上よ」
淡々と佳奈さんが説明をした。
「何でそんなことを・・・」
困惑する私に、佳奈さんが言った。
「排出するための穴を一つにできるから。これも管理の一つよ。因みに張り型はバイブレーターも兼ねてる」
そんな股間を覆うように肛門部分に弁が設けられた貞操帯が装着され、鍵が掛けられた。
「次は上。口を封印する」
「えっ・・・!」
「今のあなたは、こちらの用意した流動食しか受け付けなくなってる。それでも普通に口から入れたら摂取できないだろうから、
直接胃に流し込めるように処置する。後、口の中の保護も兼ねて」
そう言って佳奈さんは、液体に浸かった長いチューブを2本用意した。
「口を固定してほしい」
「分かったわ」
応じた千晶さんが、私の口に開口器を取りつけ、限界まで開いた。
「それじゃ、まずは・・・」
そう言いながら佳奈さんは、薄いゴム手袋をしてその1本を取り出すと、先を私の右の鼻穴に挿入してそれをどんどん入れ込んでいく。
「ああっ・・・ああっ・・・」
チューブを鼻から入れられる何とも言えない感覚に、私は声を上げた。
「口の奥まで出てきたから・・・」
そう呟きながら、佳奈さんはさらにチューブを入れ込んでいった。
「気管の中まで入った。これでこっちは出来た」
暫くすると佳奈さんがそんなことを言った。
(えっ・・・!気管の中って・・・)
私は、声を出そうとした。
「しゅーっ・・・しゅーっ・・・」
しかし、出たのは息が鼻の穴から出る音だった。
「口を封印したら、鼻呼吸しかできなくなるからそれを確実にするための処置。どちらにしても
声は出せなくなるから」
たいしたことではない様に佳奈さんは言った。
「左の鼻の穴からも入れて・・・今度は食道まで・・・」
同じように左の鼻の穴にもチューブが挿入され、入れ込まれていく。そして先端がその箇所まで達すると、両方の鼻の穴から出ている余りのチューブを切断した。
「チューブには、特殊な接着剤を塗布してあるから、ずれたりはしない。でも外す方法はあるから」
(本当にその時が来たら外せるの・・・)
そう思ったものの、その疑問を口にすることはもうできなかった。
佳奈さんが長いノズルの付いたスプレーを私の口の中で噴射した、すると下の歯と舌がスプレーから出た白いものに覆われた。
「歯と舌をこれで保護する。上の歯にも・・・」
上あごの歯にも噴射され、同じように覆われた。
「すぐに乾く。そしたらこれを口の中で水風船のように膨らませる」
口の中で、黒いバルーンに液体が入れられ、徐々に膨らんでいく。やがてそれは口いっぱいまで膨らんだ。
「こんなものかな。この液体は固まったら弾力がある固体になる。そしたら封印完了」
バルーンに液体を注入したホースが外され、開口器も外された。
「次で下準備は終了する。そしたら拘束を解くから」
佳奈さんがそう宣言した。
何をされるのかと思っていたら、用意されたのは点滴スタンドだった。液体の入ったパックがセットされ、チューブの先のニードルが左腕に突き刺された。
「この液体にはナノマシンが含まれてる。これで体のあらゆるデーターを採取することが出来る」
(えっ・・・!ナノマシンって・・・)
「いつの間にそんなものを・・・」
悠子さんが少し驚いたような声を出した。
「エネルギーは体内で補給する。免疫系に異物として認識されないのは確認済み」
「凄いじゃない。ノーベル賞級かも」
結月さんが声を上げた。
「体のデーターを外部に送信できるのは間違いない。でもそれ以外は未知数。体の異常を直したりできるのかは分からない」
「それを確認するのね。場合によっては、クラブにとって大きな利益になるかも」
千晶さんも声を上げた。
(私はそのための実験台・・・)
私一人だけが、不安な気持ちを抱えていた。暫くすると、パックの液体が無くなり、私は拘束を解かれた。
「これから、テスターとして必要な拘束を施す。ナノマシンを体外に出さないためでもあるけど」
佳奈さんが宣言するように言った。私にはそれを拒否する権利は無かった。
用意されたのは、始めに着たのと同じようなラバースーツ。違うのは少し厚手なのと首までしかないこと、背中側にファスナーが付いていることだった。
「滑りを良くするためにこれを塗って」
佳奈さんはそう言って悠子さんと千晶さんにローションの様な液体を渡した。すると二人がそれを手につけて私の全身を撫で回していく。
それが終了すると、スーツのファスナーが開かれたので、私は両脚、続いて両腕を入れ込んだ。すると二人がスーツを引っ張り、背中側のファスナーを閉じようとする。
「少しきついんじゃない?」
「サイズを少し小さめにしてるから。大丈夫、ちゃんと閉められる」
スーツを背中側に引っ張りながら、ふたりが徐々にファスナーを閉めていき、どうにかスライダーを首のところまで動かした。
「閉め切ったらスライダーの引き手を回す。そしたら、スライダーがロックされて、引手も外せる」
「成程。ファスナーが勝手に開かない様にと言うわけね」
悠子さんが佳奈さんの言った通りにすると、スライダーが固定されたのか引き手が外れた。
「次は全頭マスク。これも同じようなものだから」
頭部にマスクが被せられ、後頭部のファスナーが閉められスライダーがロックされる。
それには、鼻の穴の部分にしか穴がなく、目の部分はいくつかの小さい穴が開けられているだけだった。
「視界を少し制限させてもらう」
私は、その佳奈さんの言葉より気になっていたことがあった。
(今まで以上にキツイ・・・)
スーツとマスクの圧迫感が以前よりかなり増していた。
(でもこれで終わりなわけないし・・・)
そんな私の予感は間違ってはなかった。
「腹部にコルセットを巻いてから拘束衣を着せる」
そう言って佳奈さんはコルセットと拘束衣を用意した。
また、私の腹部にコルセットが巻かれ、編み上げの紐が思い切り引き締められ結ばれる。そして結び目が接着剤で固められ、余った紐が切断された。
「少しウエストが細くなってたかな。始めての時より紐を多く引っ張った気がする」
「そうね。良いことだわ」
コルセットを私に装着した千晶さんと結月さんがそう言った。
「シュー・・・シュー・・・シュッ・・・」
(呼吸が・・・)
私は、腹部を締め付けられたことで深く呼吸できなくなり、浅い呼吸を繰り返していた。
「拘束衣を着る前にこれを」
佳奈さんがそう言って、差出したのは2つの黒い球状の物体だった。
「何なのかは後で説明するから、左右の手で1個づつ握って」
言われるがままに、私はそれを握った。それは丁度私の手の中に収まるサイズで、少し弾力があった。
「この拘束衣をテスターに」
それは黒革でできた拘束衣だった。そしてまるで複数の蛇が巻き付いているかのように無数のベルトがリングのバックルで連結されていた。
(こんなものを着せられるんだ・・・・!)
マスクの穴からスーツを見た私は、驚くしかなかった。
背中側のファスナーが開けられると、ラバースーツの時と同じように私は両脚と両腕を入れ込んだ。
(指の部分がない・・・)
スーツの手の部分は、ミトン状になっていて、私の手は球状の物体を握った状態で固定されてしまった。
(これだと今までの様に手を使えない・・・)
背中側のファスナーが閉められ、スライダーがロックされると首下までが拘束衣に覆われた。
「うんしょっ、と」
そこまで出来たところで、場から離れていた佳奈さんが箱を抱えて戻ってきた。
「じゃあ、3人で拘束衣のベルトを全部引き締めて。そして1個づつこれを」
箱の中には、鍵がささった状態の小さな南京錠がたくさん入っていた。
「ベルトは全部で何本あるの?」
「30本」
「じゃあ、一人10本づつね」
そして3人は、次々と拘束衣のベルトを引き締めて、南京錠をつけて施錠していった。
「鍵は?」
「このケースに入れて保管する。小さく番号を入れてるから、混ざったりしない」
私は、そのケースに次々と鍵が並べられていくのを見ることしかできなかった。
鍵が沢山あるラバーボンデージはもう文章だけでもごはん3杯いけるなC
拘束衣のベルトが引き締められるにつれ、まるで大きな手で掴まれているかのように体の拘束感が増していく。
「シュッ・・・シュッ・・・シュッ・・・シュッ・・・」
呼吸がどんどん浅く、速くなっていく。
「これで最後よ」
30個目の鍵がケースに置かれ、首下までは完全に拘束衣によって拘束された。
「今度はこれ」
拘束衣と同じ素材で出来た全頭マスクが、私の頭部に被せられた。後頭部の編み上げが編まれると腹部のコルセットと同様に思い切り、引き締められ結ばれる。
結び目の接着、余った紐の切断も行われた。そして、付属していた3本のベルトが引き締められ、南京錠も取り付けられた。
ラバーのマスクと同じく、鼻の穴の部分だけ穴があり、目の部分にあるのはいくつかの小さい穴だけだった。
「さっき手に握って貰ったのは、あなたの意思をしますための器具よ。右手のものを握ればイエス、左手のものを握ればノーの意思が外部に通じる。
どちらか握って」
そう言われた私は、右手のものを握った。
「イエスね。こちらの質問もイエスとノーで答えられる質問しかしない」
(最低限の意思疎通は出来るんんだ・・・)
「あともう少しで完了する。それでテスターに相応しい姿になれる」
佳奈さんが少しうわずった声でそう言った。
「まだ終わりじゃないのね」
「ある意味、これが一番重要」
私が佳奈に確認すると、そう言った。そうして佳奈が用意したのは金属で出来たケージのようなものだった。
「これを頭部に装着する。これを介してナノマシンのデーターを取得することができるから。他にも使用目的はあるけど」
「どうやって装着するの?」
そう千晶が聞くと、佳奈はそれを4つに分解した。
「成程。じゃあ、私と結月で装着するわ」
「了解」
私は、そう返事をしてパーツを頭部に宛がった。目の部分は薄いプレート状になっていて、細かく穴が開いている部分があった。
そして、口の部分は完全にプレートで覆われる仕様になっていた。
「接合部ははめ込み式になってる。接合したら南京錠をかけて固定する」
カチッ、と音がするまで接合部をはめ込み、そこに南京錠を取り付ける。結果、拘束の南京錠より一回りおおきなものが8個取り付けられた。
「これは凄いわね」
金属に覆われている部分は少ないものの間違いなく頭部に強い圧迫感を与えているのは確実だった。
頭頂部には、リング状のシャックルが付属していた。
「これで首を固定する」
佳奈が自らTESTERと刻まれたプレートが取り付けられたネックコルセットをテスターに取り付ける。
「最後にテスター用の靴ね」
悠子がテスターを椅子に座らせて履かせたのは、黒い膝下までの編み上げ式ブーツ。テールは爪先立ちを強要するピンヒールになっていた。
「あまり歩く機会はないと思うから、これで十分よね」
「テスター用には最適」
佳奈と悠子が編み上げを編みながらそんな会話をしていた。
「これで完成」
それが終了すると佳奈がそう宣言した。そして私たちはテスターを椅子から立ち上がらせた。
椅子から立ち上がらされた私は、少しふらつきながらもなんとか立つことが出来た。
「本当はこれで完了だけど、変なことをしない様にこれも装着しとく」
私の両腕が後ろ手にされ、アームバインダーが装着された。固定用のベルトが両肩に回され、胸の所でクロスされ引き締められる。
編み上げとベルトで両腕は完全に纏められ、当然の様に各ベルトには南京錠が取り付けられた。
「外す時もあるから、結び目は固定しない。今日はここまでにしとく。テスターとしての仕事は明日から」
「誰かテスターを部屋まで連れてって」
佳奈さんがそう言うと、結月さんがそれに答えた。
「今回は私がするわ。それとテスターの世話は私たち3人が交代でするつもりなんだけど」
「それでお願い。私は準備があるから後は、任せた」
そう言うと、佳奈さんはフロアーの奥へと消えていった。
「私たちも先に失礼するわ」
「そうね。私の方もそれ程時間はかからないと思うけど」
そして、悠子さんと千晶さんはフロアーから出て行ってしまい、私と結月さんだけが残された。
「それじゃあ、あなたの部屋に行きましょう。私が先導するわ」
そう言うと結月さんはリードを取り出し、先のフックを私のネックコルセットに取り付けた。
「後は、これも」
そう言って、アイマスクで私の目の部分を覆った。
「ゆっくり歩くから、ついてきて」
私は、リードに引かれるがままゆっくりと歩くしかなかった。
(何時まで歩くんだろう・・・)
エレベーター等に乗った感覚はなかったので、ここは地下のフロアーのはずだった。でも10分以上は歩いている感覚があった。
やがて、リードを引く力がなくなった。
「お待たせ。ここがあなたの部屋よ」
そんな声とともにリードとアイマスクが外された。すると目の前にあったのは金属製の四角い扉だった。
(これが部屋の扉・・・!)
それはまるで金庫の扉のように頑丈に見えた。結月さんがカードキーをドアの前に翳すとガチャッ、と音がしてその扉がゆっくりと自動で外側に開いていった。
「扉は厚さ5センチの金属製。内側からは開かない仕組みになってるの」
結月さんがそう説明した。
部屋の天井はある程度の高さがあるようだった。しかし、奥行きと幅は2メートルぐらいしか無い様に見えた。
さらに床と天井、そして扉の内側は黒く、ボタン絞りの様になっていて、それらは黒いソファーの表面の様に見えた。
「床と壁は見た通り、ソファーの様に弾力がある素材で出来てるの。だから、安心して過ごせるはずよ」
部屋の中に足を踏み入れると、床が少し沈んだ気がした。
「あなたは、試験がある時以外はここで過ごすの。監視カメラはあるけどここで何をするかは自由よ。試験の時は3人のうち誰かがここに来るからそのつもりでいて」
そこまで言うと、部屋の外にいた結月さんは再びカードキーを扉に翳した。すると、扉が今度はゆっくりと閉まり始めた。
「テスターとして頑張ってね」
私が体ごと扉の方へ振り返ると、そう言いながら微笑む結月さんの姿が見えた。しかし、それから程なくして扉が完全に閉まり、私は一人きりになってしまった。
昨晩女王様と話しする機会がありました。
床暖房の話題で過去のプレイ体験を説明してくれた。
引っ越しが決まって、荷物全部搬出、ガランの部屋に
専属M嬢を縄で縛って8時間放置した。
秋口だったので気を使って床暖房を掛けたままでかけた。
戻ってみるとM嬢は部屋の隅っこにいた。
「なんでそこにいるの?」と聞いたら、床暖が熱すぎて
部屋を転がりながら熱くないところを探してたと言ってました。
私は、閉じた扉の場所に全身を押しつけた。しかし、当然の様に扉が開くことはなかった。
(何やってるんだろう・・・こんなことしても意味ないのに・・・)
例え扉が開いたとしても、この部屋がどういう場所にあるかがわからない。それに全身を拘束された私に何かができるはずもなかった。
だいいち、監視カメラがあるので何かがあれば間違いなく誰かが来るのは明白だった。
私は、背中側を壁に押し付け部屋の奥まで移動して、そこの床に座りこんで両脚を前に投げ出した。
(それに、多分私はこの状況を嫌がってない・・・)
その証拠に、私はほぼ、成されるがままにこの状態まで拘束された。普通なら抵抗したり、逃げようとしたりするはず。
(きっと、この状況を喜んでる部分があるのかも・・・)
暫くの間、そんなことを考えていた。そして私は意を決して床の上に仰向けになってみた。
(思っていたよりも柔らかい・・・)
視界の先に、天井に設けられた1個の照明が見えた。すると不意に強い眠気に襲われた。
(色々あったから疲れたのかな・・・)
そこで私は意識を失ってしまった。
「完全に眠ったみたい」
監視カメラの映像とナノマシンから送られてくるデーターを見て私はそう判断した。
「あの状況で眠れるなんてすごいわね」
あれから数時間後、私たち4人は再び集まり監視ルームにいた。
「あの部屋に睡眠導入剤を散布したからその影響」
「どおりで。普通眠れないわよね」
悠子がそう言った。
「そうでもない。多分、すぐにこんなことしなくても眠れるようになる」
私はそう言った。
「テスターの1日を私たちが決めて、それに従わせれば良い。そのための死亡届」
「死者に人権はない、か。ある意味残酷ね」
「私はこのクラブのことを第1に考えてる」
「それだけじゃないでしょう」
私と千晶の会話が熱を帯びそうになった時、結月が割って入った。
「まあまあ。クラブのためになるのなら、それ以外のことは重要ではないでしょう。
それより、試験の準備はできてる?」
「それは勿論。ただ、前言ったとおり、その時にテスターを迎えに行った人に手伝ってもらうことになるけど」
「それに異存はないわ」
「私も」
悠子と千晶が口々に答えた。
「テスターが目を覚ましたら連絡するから、迎えに行って試験を行う部屋まで連れてきて」
「了解。食事もさせておく」
最初の担当の悠子が答えた。
(今までできなかった分をこれから取り戻す・・・)
私はそう決意していた。
目を覚ますとマスクの穴から最初に見えたのは、黒い壁だった。
(ここは・・・?)
一瞬、自分の置かれた状況が理解できなかった。しかし、それはすぐに理解できた。
(どれぐらい寝てたんだろう・・・)
そんなことを考えていると、ゆっくりと部屋の扉が開いて、何かを小脇に抱えた悠子さんが入ってきた。
「自力で起きられる?」
私は、左手を握った。すると悠子さんは抱えていたものを床に置き、私の上半身を抱いて起こしてくれた。
「異常は・・・特になさそうね。おしっこと便も余裕がありそう」
悠子さんは、持って来たタブレットを見ながらそう言った。
「それじゃあ、食事ね」
そう言いながら、右の鼻の穴にチューブを挿入した。チューブの先には中身が入った大きめのシリンジが付属していた。
悠子さんがシリンジのピストンが押すと中身がチューブを通って、私の鼻の穴から体内へ入っていく。
胃に何かが入ってくる感触だけで、味も匂いも感じなかった。中身が無くなるとシリンジを交換して2本目がセットされ、再びピストンが押された。
(これからの食事は全てこれなんだ・・・)
「これで終了。それじゃあ、行きましょう」
2本目が空になると、チューブを取り外して、代わりにリードを首に取り付け悠子さんはそう言った。
私は、立ちあがらされて、アイマスクも着けられた。
リードに導かれるまま私は部屋を出て、ゆっくりと歩いていく。その間悠子さんは何も喋らなかった。
暫く歩くと、アイマスクとリードが外された。そこはすでに部屋の中で佳奈さんもいた。
「今から最初の試験を始める。悠子も手伝って」
「了解」
そんな会話の後、私は再びアイマスクを着けられて、床の上にうつ伏せの状態で寝かされた。
「アームバインダーは、そのままで両脚を拘束」
そんな佳奈さんの声が聞こえた。
テスターの太もも、膝上、膝下、足首にそれぞれベルトを回して引き締め、両脚を纏める。
さらに、踵がお尻につくまで膝を折り曲げ、太めのベルト2本を巻きつけ、引き締めて固定した。勿論、全てのベルトには南京錠を取り付けていた。
「これで良い?」
「問題なし」
私が確認すると、満足そうに佳奈が答えた。そして佳奈がリモコンを操作すると、天井クレーンのホイストから2本のワイヤーが下降してきた。
ワイヤーの先には、半円状の物が付属していた。
「2つの吸盤をテスターの両膝に付けて」
「ああ。そういうこと」
私が両膝に吸盤を取り付けると、佳奈がワイヤーを巻き上げ、テスターが逆さ吊りの状態で宙に浮いた。
「このままあそこに入れる」
佳奈が示した壁には床から1メートルぐらいの所に透明なドラム缶状のなものが、バスケットゴールのリングの様なものに入れられ設置されていた。
吊るされたテスターがその中にスッポリと入れられた。
「吸盤を外したら、蓋をはめ込んで。空気穴は確保してるから」
私は佳奈に言われた通り、吸盤を外すと円形の蓋をはめ込んだ。
「大きな缶詰ね。それで、これからどうするの?」
「これで終わり。後は調整室で」
「良くわからないわね」
「数時間後に調整室にきたらわかる」
「そう。じゃあ、仕事もあるし、そうさせて貰うわ」
私は、そう言って一旦、部屋を後にした。
数時間後、再び調整室を訪れると、佳奈は調整室のモニターを見つめていた。
「何も変わってないけど」
「もうすぐ」
佳奈がそう答えた直後、テスターの入れられた容器がゆっくりと回転し始めた。そして180度回転したところで停止した。
「ナノマシンから送られてくるテスターの状態が限界までくると、自動で回転する。そして状態が良くなってくるとまた元に戻る仕組み」
「成程」
私は納得した。
「定期的にディルドを振動させて、それによるデーターの変化も観察する」
「上下を逆にするなんて砂時計みたいね」
「クラブのメニューに砂時計という名前で追加すれば良い」
「追加するかは、これからの結果次第ね」
佳奈とそんな会話をした。
「それで、どのぐらいまで続けるの?」
「できるだけデーターを取りたいから、限界スレスレまで」
「まあ、それは任せるわ。でも退屈しない?」
「砂時計を長時間、見ているのは嫌いじゃないから」
「そう。なら安心ね。終了したら連絡して」
そう言い残して私は調整室を後にした。
(試験の内容を二人にも伝えておこうかな・・・)
そんなことを考えていた。
オート吊り責めテスターちゃんサイドはどんんな感じなんだろうC
「シュー・・・シュー・・・シュー・・・」
自分の呼吸の音だけが耳の中で聞こえる。暫くすると、また私の体が回転し始めた。
(ああっ・・・また逆さまになるんだ・・・)
やがて逆さまになると動きが止まった。これから私にとっては苦しい時間が始まる。
頭部に血液が集まるためか、頭痛がしてきたりして意識を失いそうになる。しかし、そうなる寸前、膣と肛門に挿入されたディルドが振動しはじめる。
ブウウウウウウッ・・・・
(良かった・・・これで楽になる・・・・)
絶頂すると私は、苦しさを忘れることが出来た。その余韻が薄れ、また苦しくなってくるとディルドが振動する。その繰り返しだった。
やがて絶頂で苦しさを紛らわせることができなくなると、私の上下が反転した。
(もう逆さまにならないで・・・でも逆さまになったらまた絶頂できるし・・・)
そんな相反する思いを抱えながらどうすることも出来ずに、私は容器の中で時を過ごした。
スレって1000に届かずとも、次スレ必要になるんだ
「かなり、時間が経ったけど平気なの?」
「データー上はまだ大丈夫だけど、今回はこの辺にしとく」
佳奈から連絡があったのは、あれから36時間後のことだった。
「ずっと見てたの?」
「食事、トイレ、睡眠の時以外は」
「そう・・・。たいしたものね」
半ば呆れながら、私は佳奈と共にテスターを容器から出した。
蓋を外し、逆さの状態のテスターをクレーンで吊り上げゆっくりと床に下ろす。
「シュー・・・シュ―・・・シュー・・・」
意識があるのかどうかは、わからなかったけど呼吸の音が聞こえたので生きているのはわかった。
「うん。問題なし」
佳奈はタブレット見ながら、そう言った。
「両脚の拘束は解いて良いの?」
「大丈夫」
「クラッシュ症候群とかエコノミー症候群とかの心配は?」
「血栓や細胞の壊死がないのは確認済み。ナノマシンの効果かも。流動食に薬を混ぜてた影響もあるかもだから、それはこれから検証する」
そこまで聞いた私は、両脚を拘束していたベルトを取り外し、両脚を拘束から解放した。
「それでこれからどうするの?」
「おしっこと便が溜まってるからそれを回収する」
佳奈はそう言うと1台の車椅子を用意した。
「これに座らせたら、肛門部の弁を座面から出ている回収器のパイプの先が押し開ける様になる」
「わかった。じゃあ、手伝って」
私と佳奈でテスターを車椅子に座らせて暫くすると小さなモーター音がして、テスターの体が少し動いたような気がした。
「回収完了。テスターを部屋まで連れていったらまた車椅子をここに持ってきて」
「分かった。次は結月の番だから伝えておいて」
佳奈にそう伝えると、私は車椅子を押してその部屋を後にした。
(あれっ・・・。何時の間に・・・)
目隠しを外されて見えたのは、私がいる部屋の金属のドアだった。
私は、逆さまの状態で容器に入れられ、それから何度も上下が入れ替わって・・・。
どれぐらい時間が経って、意識を失っているのか、起きているのか、何度絶頂したのか、そんなことも考えられない状況が続いていた。
それが、今は車椅子に座り、部屋の前にいる。
(もう、終わってたんだ・・・)
そんなことを考えていると、ゆっくりと扉が開き、黒色の部屋の中が見えてきた。
「立てるかしら?」
不意に聞こえた悠子さんの声に反応して、私は車椅子から立ち上がろうとした。しかし、殆ど力が入らなかった。
「まあ、仕方ないわね」
そう言って悠子さんが手伝ってくれたおかげで何とか立ち上がり、部屋の中に入ることが出来た。
「それじゃあ、またね」
部屋の床に私を座りこませると、悠子さんはそう言い残して部屋を出て行った。するとすぐに扉が閉まり始め、やがて閉じてしまった。
私はそれを確認すると、すぐに床に仰向けに寝転んだ。
(眠たい・・・)
そう思うと、私はすぐに意識を失ってしまった。
目を覚ますと、部屋の天井が見えた。天井は壁や床と違ってベージュの色をしていた。
アームバインダーで拘束された両腕を下にしていたのに、痺れとかは感じなかった。
(どれぐらい寝てたんだろう・・・)
既に時間の感覚はなく、当然今が昼か夜なのかもわからなかった。それについて深く考える間もなく部屋の扉が開き、タブレットを抱えた結月さんが入ってきた。
「異常なし、っと」
タブレットを開き、暫く見つめた後、私を見下ろしていた結月さんがしゃがんで私の上半身を抱き起した。
「それじゃあ、食事ね」
前回と同様、シリンジに入った流動食を鼻の穴から2本分、注入された。それが終わると立ちあがされ、アイマスクとリードを着けられた。
「さあ、行きましょう」
リードに導かれるまま、私はゆっくりと歩き、暫くするとアイマスクとリードを外された。
やはり、そこは部屋の中で佳奈さんもいた。そして佳奈さんの横にある机の上にあるものが置かれていた。
(えっ・・・生首・・・!)
一瞬、そう思えるほどそれは精巧にできた頭部の模型だった。
「髪や眉毛はないけどこれは、あなたを模した模型」
佳奈さんはそう言うとその模型を手に取った。それは、前頭部と後頭部に分かれていた。
「これであなたの頭部を包み込む」
そう言うと、模型のそれぞれを私の頭部に宛がい、接合した。
「接合部は特殊な磁石になってる。それと目と鼻の穴の部分は開いてるから支障はないはず」
「本当に良くできてるわね。まるで本当の頭部のように見えるわ」
結月さんが感嘆の声をあげた。
「一先ず、準備はできた。車椅子に座って」
佳奈さんに促されるまま、車椅子に座ると再び模型の上からアイマスクを着けられた。
「例の場所まで運んで」
「分かったわ」
二人がそう会話をすると、車椅子が動き始めた。
「今回は移動時間が少し長いから楽にして」
車椅子を押しているであろう結月さんがそう言った。
(一体、どこへ・・・)
私の疑問に結月さんが答えることはなかった。
「さあ、到着よ」
結月さんの声でワタシは目を覚ました。
(いつの間にか寝てたんだ・・・。ここは車の中・・・?)
「まずはこれを着せて、と・・・」
結月さんはそう言うと私を立たせて、何か薄い灰色のものを着せた。
「これはポンチョ型のレインコートよ。これでフードを被れば準備完了」
「必要な事だけ言うわね。ここからショッピングモールまで歩いて」
それだけ言うと、結月さんは車のスライドドアを開いた。私は半ば強制的に下ろされ、そのまま車外に出された。
すると、スライドドアが閉められ、私が乗せられていた車は去ってしまった。外は強めの雨が降っていた。
(ここはどこ・・・?)
訳が分からず、私は体ごと回転させて周囲の様子を見た。
(まさか、ここって・・・!)
あることに気がついた私の視界に赤色灯を回転させた消防車が見えた。私は咄嗟に近くの木の陰に身を隠した。
「台風の接近に伴い、強風と大雨が予想されるため避難勧告が発令されています。住民の皆様は、速やかに非難をお願いします」
そんなアナウンスが聞こえた。
自分の置かれた状況に私は混乱していた。
消防車が行ってしまった後、私は木の陰から出て再び周囲を確認した。
(やっぱり・・・。ここは・・・)
今いる場所は、私が実家にいる時に良く利用していた公園だった。家からは離れていたけど、私は何度もここに来ていた。
私は、小さい頃から両親に疎まれていた。理由は分からなかった。しかし、何かにつけては怒られ、身体的な暴力はあまりなかったものの押入れや物置に長時間閉じ込められたり、家から遠いショッピングモールに
歩いて買い物に行かされたり、毎日酷使された。そんな私が気休めのために利用したのがこの公園だった。
そして、母が妹を妊娠すると私は家を出ることを決意した。それなりの蓄えをしていたし、私の状況を知っていた伯母さんが本格的に援助をしてくれることが決まったからだった。
転校して、実家を離れて生活を始めてからは、両親と連絡を取ることもなかったし、この地域に来ることもしなかった。先日、その伯母さんが亡くなったものの、私の日常に変化はなかった。
(こんな形でまたここに来るなんて・・・)
そんなことを考えずにはいられなかった。
雨が降り続ける中、私はゆっくりと公園の出入り口に歩いて行った。
(さっき台風が来るって言ってた・・・。できるだけ急ごう・・・)
子どもの頃は、ショッピングモールまでは、歩いて1時間ぐらいかかっていた。普通なら当時よりも速く到着できるはず。
でも、今の私は拘束服を着ているし、両腕は後ろ手に拘束され、ピンヒールのブーツで足元は不安定という状況なので同じぐらいの時間かそれ以上の
時間が掛かることは明白だった。
公園を出るとそこは以前と同じように住宅街の中だった。私は記憶を頼りにして道を歩き始めた。
(このままどこかの家に掛けこんだら・・・)
ふと、そんな考えが浮かんだ。しかし、それは出来るはずもなかった。い
今の私は拘束され、話すこともできない。今の状況を伝えることは不可能だった。
それに、今の状況は私が招いたことで結月さん達の指示に従うことが絶対条件なので、それが出来なくなるような行動をするわけにはいかなかった。
(おかしなこと考えてないで、急がないと・・・)
そう思い直して、私は歩いた。
まだ明るいにも関わらず、住宅街には人気が感じられなかった。
(もう避難してしまったのかな・・・)
すると、向こうから乗用車がこちらに来ているのが見えた。
(どこかに隠れた方が・・・)
そう思ったものの、物陰などがなかったため私は、道と反対側に体を向けた。乗用車はそのまま私の横を通り過ぎ、水たまりの水を跳ね上げた。
水飛沫が私の背中側に当たる感触がした。
(急いでたのかな・・・。普通ならずぶ濡れなってたけど・・・)
今の私には濡れるという状態は程遠いものだった。
どれぐらい歩いただろう、自然と私の歩みが止まった。
(最後に見た時と、全然変わってない・・・)
そこは、私の実家の前だった。
私が門扉の辺りで家を眺めていると、不意に玄関の扉が開いた。
(見つかる・・・!)
咄嗟に、私は膝を折り曲げ、その場にしゃがんだ。門扉から玄関までは少し距離があったので私の存在には気がつかない筈だった。
「遅くなったけど大丈夫なの?」
「まだ、雨は本降りじゃないし、予報でも強くなるのは数時間後だと言ってたから平気だ」
「なら良かった。あなたが帰って来るまで不安だったから・・」
なぜか両親の会話が聞こえてきた。
「お家を出ていくの・・・?」
そして小さな女の子らしき声も聞こえてきた。
(もしかしてこの声は・・・)
それは、私が会ったことのない妹の声だった。
「大丈夫。すぐに帰って来れるから」
「水がたくさん来てお家が沈んだりしない?」
「そこまで雨が降ったりしないし、避難するのは念のため。長くはないから葵は心配しなくて良いよ」
「だから、避難した場所で葵は良い子にしててね」
「うん!わかった」
それはほのぼのとした親子の会話だった。
「そうだ。この際あれが居た離れの小屋、台風で壊れたことにしてなくしたら?」
「そうだな。それで新しい物置を作ろうか。世間的には、壊れたから建て直したで済むしな」
「あれに関係あるものは、これでなくなるから、すっきりするわね」
そこまで会話が進んだとき、また妹の声がした。
「あの小屋、壊しちゃうの?」
「そうよ。そうして新しい物置を立てるの。そしたら葵の大事なものをたくさん入れられる様にするの」わ
「わあ、嬉しい・・・!」
「決まったことだし、避難しようか。台風が行ったら早速取りかかろう」
三人が門扉に近づいてくる気配がしたので、私は立ち上がり近くの電柱の所まで移動してその陰に隠れた。
家の門の方を窺っていると、それぞれ傘を差した両親と赤いレインコートを着た妹が出てきた。
妹は、両親に挟まれるようにして手を繋いでいた。
「新しいレインコート、似合ってるぞ」
「すぐ車に乗るけど、着られて良かったわね」
そんなことを話しながら、三人の後ろ姿は歩いて行き、右に曲がった。暫くするとそこから1台の車が出てきて走り去っていった。
私は、車が走り去った方向を暫く見つめていた。
(妹は両親に愛されてるんだ・・・)
そんなことを考えていると、視界がぼやけてきた。自分が泣いていると気づいたのは少ししてからだった。
両親から優しくされた記憶はなく、古い物置の様な小屋で寝泊まりして、学校に行っている時以外、自由はなかった。
(私の何がいけなかったんだろう・・・)
どれぐらい立ち尽くしていたのか、レインコートに当たる雨が強くなってきたことに気が付いた。
(今は、大雨になる前にショッピングモールに辿り着く事だけを考えよう・・・)
気を取り直した私は、再び歩き始めた。そして住宅地を抜け、ショッピングモールに続く大きな道路に出た。
(ここまでくれば・・・)
台風が接近しているためか、車は殆ど走ってなく、時折走ってくる車も私の存在を気にしているような様子はなかった。
(なんとか辿りつけそう・・・)
そう思った矢先、向こうから青いレインコートを着て自転車に乗った人が来てるのに気がついた。
(どこかに隠れないと・・・!)
そう思ったものの、物陰などはなく自転車もどんどん近づいて来ていた。
(このままやり過ごすしか・・・)
私はそう決心するしかなかった。
、
私は少し腰を曲げ、頭を下に向けた姿勢でゆっくりと歩いた。本当走りたかった。でも、不安定な足元と雨が降っている状況では無理だった。
(もし転倒したら・・・)
そんな思いがあった。
自転車との距離が徐々に短くなり、そしてすれ違った。相手は特に私を気に留めた様子はなかった。
(良かった・・・)
そう思った時だった。
ブブブブブブッ・・・。
膣口と肛門に挿入された張り型が振動し始めたのだ。
(何でこんな時に・・・!)
体のバランスが崩れて、転倒しそうになるのを何とか堪えて私はその場にしゃがみ込んだ。
(早く止まって・・・)
「シュー・・・シューッ・・・シュー・・・」
呼吸が荒くなり、何も考えられなくなる。そして頭の中が白くなる寸前、振動が止まった。
(良かった・・・)
半ば放心状態の私に、声が聞こえた。
「どうかしましたか?」
それは自転車に乗っていた男の人の声だった。
私の心臓の鼓動が一気に速くなった。
(このままだったら、間違いなく私の所に来る・・・)
そう思った私は、立ち上がり、ゆっくりと体ごと男の人が居るであろう方向に振り返った。
すると、2メートルぐらい離れた場所に自転車から降りて立っている男性がいた。
「急にしゃがみこんだみたいですけど、どこか悪いんですか?」
模型ごしでも、男性が心配そうにしているのが分かった。
「大丈夫です。心遣いありがとうございます」
話すことが出来れば、そう言いたかった。でも、今の自分の状況でそれは不可能だった。
(どうすれば良いの・・・)
考えた私は、体の安定が保てるギリギリまで腰を曲げて、男性に向かってお辞儀をした。
「そんなお辞儀をされても・・・動けないわけでもないみたいだし、本当に何かあったんですか?」
男性の困惑したような声が聞こえ、こちらに近づいてくる気配がした。
(お願い・・・!こっちにこないで・・・)
お辞儀をしたまま私は、そう祈っていた。
ピピピピッ・・・。
不意に電子音が聞こえた。状況を確認するため恐る恐る体を起こすと、男性はスマートホンを耳に当て会話をしていた。
(今のはスマートホンの呼び出し音だったんだ・・・)
「はい・・・・。えっ・・そうなんですか。分かりました。すぐに行きます)
会話を終えると男性は立ち尽くす私に言った。
「これから風雨がもっと強くなるので、帰宅するか避難するかどちらにしても早くした方が良いですよ。体調が悪いようなら助けを呼ぶなりしてください」
それを聞いた私は、再びお辞儀をして体を起こした。
男性は。怪訝な顔をしながらも急いでいるのか、再び自転車に乗って行ってしまった。
(良かった・・・やり過ごせた・・・)
ブブブブブッ・・・
するとそれを待っていたかの様に再び張り型が振動を始めた。
(また始まった・・・!)
振動はなかなか止まらず、その振動で私は絶頂してしまった。
それでも止まらない振動に私はしゃがんだ状態で必死に耐えた。結局、振動が停止したのはそれから3回絶頂した後だった。
その間に、風雨はさらに強くなっていた。
(早く着かないと・・・早く・・・)
立ち上がった私は、そのことだけを考えて歩き続けた。
それから張り型は、何度も振動し、その都度私は、しゃがみ込んで絶頂した。
(あともう少しの筈なのに・・・なんで・・・)
私をショッピングモールまで辿り着かせないかのような状態に、私は挫けそうになりながらも、何とか歩き続けていた。
そして漸く、目的地のショッピングモールが私の視界に入ってきた。何度となく行かされたその場所は、以前と変わらない佇まいだった。
ただ、店内は暗く人影も見えなかった。
(台風が来てるから早めに閉めたのか・・・それとも・・・)
そんなことを考えながら、駐車場を見渡すと1台だけマイクロバスが停車しているのが見えた。
(もしかしてあれが・・・)
私はそのマイクロバスに向かって歩いた。下手をすると煽られて転倒するぐらいに風雨は強くなっていた。
(お願い・・・)
祈りながら、バスの近くまで歩いて行くと、急にドアが開いて中から結月さんが出てきた。
そして何も言わず、私のレインコートを脱がせると私を車内に押し込み、車椅子に座らせた。さらに、アイマスクで視界を奪われると、何も聞こえなくなってしまった。
(何か急いでるのかな・・・でも良かった・・・)
結月さんの様子に少し戸惑いながらも、私は安堵した。暫くすると、車が動いたのか振動が伝わって来た。
s
「予定通りに終わったわ」
そんな結月さんの言葉と共に、アイマスクが外されると、佳奈さんが私の前に立っているのが見えた。
「お疲れ様。今回はこれで終了。模型を外すから部屋まで連れて行って」
そう言う佳奈さんに少し怒ったような口調で結月さんが言った。
「いくつか聞きたいことがあるんだけど・・・」
「分かってる。とりあえずテスターを片付けてから」
佳奈さんはそう言うと、私の頭部を包んでいる模型を軽く叩いた。すると模型はすぐに分割された。
「はい、できた」
「わかったわ」
大きく溜息をついた結月さんはそう言って再び私にアイマスクをすると、車椅子を押して行った。
「それじゃあ、またね」
私を部屋まで運んだ結月さんは、それだけを言うと扉が閉まりきる前に立ち去っていった。
一人残された私は何時もの様に、床に座り込んだ。
(妹は私と違って可愛がられた・・・)
実家の前で目撃した両親と妹の様子を思い出して私はそう思った。両親は間違いなく私の存在を妹には知らせてないことは明白だった。
そして、私が寝起きしていた小屋も台風が過ぎ去った後、壊される。
(もうあそこに私の居場所はない・・・)
あの時、泣いてしまったのはそのことを実感したからに違いなかった。
(もう両親のことなんて関係ないと、思ってたはずなのにな・・・)
私が捨てたのではなく、私が捨てられていたということだった。
(だったら私の居場所はもうここしか・・・)
眠りにつくまで、私はそんなことばかり考えていた。
「説明してもらえるかしら」
テスターを、部屋まで運んだ結月が再び私の所にやってきた。
「全て予定通り。家族とのニアミスも話しかけられるのも計算通りだった」
私がそう言うと、結月は大きく溜息をついた。
「そうだとは思ったけど、こっちはヒヤヒヤしたわ。何もしなくて良いと聞いてたから」
テスターの様子は、頭部の模型に仕込んでいたカメラやマイク等から分かるようにしていた。
「ただ目的地まで歩かせるだけじゃ物足りないし、テスターの精神を完全に掌握するためにも必要だった」
「どういうことかしら?」
「自分の居場所はここしかない、完全に私たちに従うしかないということを刻みつけるのが今回の目的。
そしてそれは達成された」
「普通ならいくら拘束されているとはいえ、途中で逃げたり助けを求めたりしてもおかしくない
でも、そんな素振りはなかった。考えたかもしれないけど・・・。そして、こちらの指示に完全に従った」
「成程ね。良く分かったわ」
私の言葉を聞いた結月は一応納得したようだった。
「でも、それなら事前言っておいてくれても良かったんじゃないかしら?」
「たまにはスリルを味わった方が良いかと思って」
「余計な気遣いね」
「父親の帰宅が遅れる様に手配して、テスターが遭遇するようにしてた。自転車に乗ってたのは地域の見回り役の人。
私が関係者を装って電話、あの場所から離れる様に仕向けた」
「完全に理解したわ。大したものね」
そう言って結月は微笑んだ。
「さて、次は千晶の番かしら」
「そう。でも少し手間がかかるから二人にも手伝ってほしい」
「了解。伝えておくわ」
「テスターが目を覚ましたら連絡するから」
私がそう言うと結月は部屋を出て行った。
(ようやくあの場所が使える・・・楽しみ・・・)
私はそのことを考えて興奮していた。
目を覚ますと、またベージュ色の天井が見えた。暫くして扉が開き今度は千晶さんが入ってきた。
私を抱き起すと、タブレットで異常がないかをチェック、そして鼻の穴から流動食が流し込まれた。
「今回は車椅子で移動するから。移動中におしっこと便の回収もするわね」
部屋の外には車椅子が用意されていた。
アイマスクで視界が奪われると、車椅子が動き出した。
「さあ、到着よ」
千晶さんの声の後、アイマスクが外された。するとそこは部屋の中で佳奈さん、結月さん、悠子さんの3人がいた。
「今回は準備に手間がかかるから、皆に来てもらった」
佳奈さんがそう言った。
「今からイヌになって散歩してもらう。散歩といっても室内だから人目は気にしなくて良い」
私に使用されるであろう拘束具が、私に見せつける様に並べられていった。
そしてそれが終わると、私の両腕を拘束していたアームバインダーが取り外された。
「まずはこれをそれぞれの腕に」
佳奈さんがそう言うと、結月さんと悠子さんが拘束具を持ち、床に座らされた私の腕をそれぞれ拘束していった。
それは黒革でできた分厚いコップ状の拘束具で、底の部分は硬いパッドになっていて、編み上げベルトで絞れるようになっていた。
その拘束具が折り曲げた私の腕に嵌められ、編み上げとベルトが引き絞られた。
「パッドが肘の部分に来るようにすれば良いのね」
「そう。しっかりと絞った方が良いかも」
こうして私の両腕は折り曲げた状態で、固定されてしまった。
「同じように両脚もお願い」
私は仰向けにされ、両脚も同じように膝を折り曲げた状態で固定されてしまった。
「これでうつ伏せにすれば良いのね」
「私も手伝うわ」
千晶さんも加わり、私の体が引き起こされ、そしてうつ伏せにされた。
「イヌらしくなったわね」
「仕上げにこれを着けて」
そう言って佳奈さんは2本のベルトが付属した黒革のサック4個を3人に渡した。
「それぞれの手と足の部分に被せて、口をベルトで縛った後、サックの先に付属している長いベルトを背中側に持ってきて左手と右足、右手と左足をそれぞれ連結して」
「だから、長いベルトはバックルがあるのとないのがあるのね」
「サックが大きいのが足用で良いのかしら?」
「そう。手と足が交互に出せる様に長さは調節して」
そんな会話の後、私の手と足が連結され、完全に両膝と両肘で体を支える状態になってしまった。
「誰が散歩させるの?」
「用意するから、少し待ってて」
佳奈さんはその場から離れて行った。
この体勢とネックコルセットのせいで、頭を上げることも出来ず、床を見ることしか私にはできなかった。
「イヌの散歩はこれにしてもらう」
暫くすると佳奈さんが戻ってきた。
「これでできるの?」
「大丈夫なの?」
「あなたがそう言うのだからできるんでしょうけど・・・」
三人がそれぞれ疑問を口にしていた。
(一体何を・・・)
そう思ってもそれを確認することはできなかった。
昨今ニュース賑わせてるカルロスゴーンの国外逃亡。
大きなケースにはいててのが間違いなさそうだ。
完全拘束や放置プレイが好きな方々は少なくとも反応しただろうな。
ポニーガール拘束物の「ポニーガールになりたくて〜」が削除されててめちゃ悲しいんだが...
夜伽の国って人のだね
xidは消えてないから自主削除っぽいのぅ
ポニーガール大好き侍だから寂しいわ
グーグルのキャッシュで大半はサルベージできたけど何話か抜け落ちてしまった…
ウェブアーカイブでも見られないっぽいし困ったのぉ…
伊藤耕司はネ申だ。
M嬢を塾で育てるビジネスを展開
佳奈が用意したのは、ロボット型掃除機を大きくした様な物体だった。
「これにテスターを散歩させる」
丁度、テスターの頭の高さぐらいの場所に金具が付属していて、佳奈はその金具とテスターの頭部を覆っているケージのj頭頂部にあるシャックルとをバーで繋いだ。
「牽引力もあるし、坂道でも登れるからあの場所が使える」
その言葉を聞いた悠子と千晶が安心したように言った。
「良かった。あそこを散歩させられたら如何しようと思ってたから」
「これなら労力はいらないわね」
あの場所とは、佳奈が設計したヒトイヌの散歩コースがある建物のことだった。3階分のフロアーを使用した迷路のようなコースでしかもループしているので
好きなだけ散歩させることができる。
「結果しだいでメニューにヒトイヌが加えられるというわけね」
「多分、そうなる」
私の言葉に佳奈はそう答えた。
「テスターにあの場所の説明はするの?」
「しない。引っ張られるままに歩いてとだけ伝えるつもり」
佳奈が物体を用意してから今までの会話はテスターには聞こえていない。
(ただ、延々と歩かせるというわけね。まあ、テスターだから当然といえば当然ね)
「それじゃあ、テスターを連れて行きましょう」
私がそう言うと、佳奈が少し大きめの台車を用意したので、私たちはその台車にテスターとその物体を乗せ、その場所まで押していくことにした。
「私は少し遅れて行くから」
そんな佳奈の声が後ろから聞こえた。
質問なんだけど
この縛り方って名称とかあるの?
無様な感じがとてもグッときた 純粋な拘束じゃないけど
テレビのニュースに応えてた美少女が
歯列矯正しててちょっとよかった
拘束って結局相手との信頼関係が前提にあるから
破滅願望とは別な気がする
僕の好きなのは「拘束少女保護区」の『女の子の制服』かな
ノクターンも見て回ってるけどドンピシャはなかなか出会えないでいる
相手との信頼関係とかいらない。
抵抗してくれないとつまらん。
とにもかくにも、あくまで特殊なスーツとか無数の拘束具があった上で、っていうのがベースであってほしい
あと贅沢いえば抵抗できそうな余地
足掻いても足掻いても無理みたいな、最初は被虐側も希望持ってたことが察せるような表現のために、拘束にある程度遊びを作ってほしい
>>194>>198>>197
こういうの本当に好きだわ
黒鉄の監獄とか黒護謨の監獄も良かったけどこういう作品他にもないかのう >>拘束って結局相手との信頼関係が前提にあるから
拘束“プレイ”に関してはそうだと思うが、
そもそも拘束って、本来
「抵抗する容疑者を警官が拘束。」
みたいに、むしろ信頼をおけない相手に対して使われる手段だし、
純粋に拘束行為について拘るなら、信頼云々は関係ないよ。
ここで個人の好みについて内ゲバしても虚しいだけだぞ。
話の内容次第だな
信頼関係のあるイチャラブハード拘束物も一切容赦しない無理やり拘束ものもみんな違ってみんな良い
物凄い軽いノリで拘束される側も軽いノリなのにすごく厳重な拘束になったりするのもなんか興奮する
私は、台車のようなものに乗せられてどこかに連れていかれてる様だった。
(どこを散歩させられるんだろう・・・)
視界は塞がれていないものの、下しか見ることができないので周囲の様子は全く分らなかった。
暫くすると、台車が止まって私はそこから降ろされた。
「佳奈はまだなの?」
「すぐに来ると思うけど」
そんな会話が聞こえた。
「お待たせ。これを用意してた」
そんな佳奈さんの声の後、私の背中側に何かが取り付けられた。
(重いっ・・・!何を・・・)
「折角だからテスターの体力向上も兼ねて錘を装着した。これで散歩してもらう。
導かれるまま歩いて、止まったら止まれば良い。散歩の終了はこちらが知らせるからそれまでは歩いて」
佳奈さんがそう説明した。
「それじゃあ、スタート」
佳奈さんがそう言うと、私の頭部が強く引かれた。私はそれに従うように手と脚を交互に出して歩き始めた。
このスレって画像も動画も貼らない決まりでもあるの?
ここの人はリアルな写真や動画より
小説やイラストで妄想するのが好きなイメージ
>>207
今テスターちゃんヒトイヌ拘束具以外に何付けて何着てんだっけ
とにかくC 「シュッ・・・シューッ・・・シュー・・・」
私の呼吸音だけが聞こえる。幸い、私が引かれる速さはそれほど速くはなかった。
(これなら歩けそう・・・それに休憩もありそうだし・・・)
佳奈さんは止まることもありそうに言っていた。
(でもどれぐらい歩かされるんだろう・・・)
そのことが気がかりだった。暫くすると、左右から圧迫されるような感覚がしてきた。
(もしかして、道が狭くなってきてる・・・!)
次第に手や脚を前に出すことが厳しくなってくる。しかし、引かれる速さはそのままだった。やがてかなり力を入れないと手や脚を動かせなくなってしまった。
(待って・・・!)
私の歩く速度が落ちると、当然の様に頭部にかかる力が強くなる。
(止まってしまったら、頭を千切られる・・・!)
そんな思いに囚われた私は、必死に手と脚を動かした。冷静に考えればそんなことはないと推測できただろう。
しかし、今の状況ではそんなことはできなかった。
どれぐらいの時間が経ったのか、少しづつ左右の圧迫感が弱くなってきた。
(良かった・・・)
私の頭部を引く力はあったものの、少し安心することができた。
「あの区間を抜けたようね」
監視室のモニターに映し出されたテスターの映像を見て結月が言った。
「それにしても改めてみると、凄い恰好ね」
悠子がふとそんなことを言った。
「そう?」
私はそう言った。
「ラバースーツを重ね着、腹部のコルセット、無数の金具とベルトが付属した黒革の拘束衣、
ベルトには南京錠、頭部もラバー、黒革で拘束、ネックコルセットに、ピンヒールブーツ・・・」
「後は、膣と肛門に張り型を入れた上での貞操帯、口も塞いで視界も制限だったかしら」
「手を拘束と鼻の穴にチューブを挿入、頭部を覆う金属のゲージが抜けてる」
悠子と千晶の発言に私はこう付け足した。
「それでヒトイヌ拘束でしょう。普通なら耐えられないでしょう」
「そのために私は色々なことをした」
「分かってるわよ。言ってみただけ」
悠子はそう言って、会話を打ち切った。
「それに私はまだ満足してない」
少しの合間の後、私はそう言った。
「まだ物足りないの?」
「やりたいことはまだあるから」
結月の質問に私はそう答えた。
「まあ、やりたいようにやれば良いわ」
「壊さなければ文句はないから」
「クラブのためになるなら問題なしね」
3人が口々に言うのを聞いて、私は再びテスターが映し出されたモニターに目をやった。
「散歩はまだ始まったばかりだから・・・」
そう呟いた。
人間以下の方もいつの間にか消えてるじゃないか…
キャッシュによれば24日くらいまでは生きていたらしいけど…
飴やコンクリやらで固めるのと、ボンデージや縄やらでギチギチにするのとでは、同じ完全拘束でもファンの趣向が微妙に食い違うのが難儀な物よな。
そこから更に無理矢理が良い、双方合意の物が良い、ハッピーエンドが良い、バッドエンドが良い、ノーマルカプが良い、百合カプが良いやらでまたそれぞれの好みが分かれるから、自分に合うベストな物って中々見つからない物だし。
暫くすると今度は、自分の体が少し後ろに傾くような感覚がしてきた。
(スロープを上ってるのかな・・・)
角度はそれほどきつくないのか、歩きづらいということはなかった。そしてその感覚が亡くなってから少し経つと
頭を引く力が無くなった。
(もしかして休憩・・・?)
そう思った直後だった。
ブブブブブブッ・・・。
膣と肛門に挿入された張り型が急に振動し始めた。
(そんな・・・!こんなことって・・・)
当然の様に私は絶頂した。
「シュー・・・シューッ・・・シュー・・・」
ビリビリビリッ・・・。
振動が止まり、呼吸を乱していた私の全身に弱い電流が流された様な気がした。
(何これっ・・・!)
そんなに強いものではなかったけど、全身が痺れた様な感覚だった。
それが収まると、再び頭を引かれた。私は、また歩き始めるしかなかった。
(まさか止まるたびに振動と電流が・・・)
そう思ったものの、私に今の状況を変える手段は与えられていなかった。
私はひたすら歩き続けていた。あれから何度も狭い通路があり、止まるたびに振動と電流が加えられた。
(いつになったら終わるの・・・)
そう思っていると、また左右が圧迫されるような感覚がしてきた。
(また狭くなるんだ・・・)
そう思っていると、さらに別の変化があった。
ブクブクッ・・・。
何か泡立つような音が聞こえ、さらに息苦しくなってきたのだ。
(何なの・・・!)
やがて私はある結論に達した。
(水が溜まってる・・・!)
今はまだ鼻の穴が完全に浸かっていないけど、水位が上がれば完全に浸かってしまう。
(そうなったら呼吸が・・・ただでさえ歩きづらいのに・・・)
どのぐらい水が溜まっているのかわからない上に、首を動かすことも出来ない。私は意を決して呼吸を止めることにした。
(水を吸い込んでしまったら絶対に窒息する・・・。だったらこうするしか・・・)
少しでも速く歩くために私は、より一層手と脚に力をこめて動かしていた。
呼吸を止めてどれぐらい歩いただろう、左右の圧迫感が徐々に弱くなっていった。
(もしかして水も無くなっているかも・・・)
私は、再び呼吸をしてみた。
「シュー・・・シュー・・・シュー・・・」
普通に出来たので、安心した。
(通路が狭くなったら水が溜まっている可能性もあるってことだよね・・・)
散歩の終わりは全く見えなかった。私は不安を感じながら歩き続けていた。
「漸く散歩に慣れたみたい」
モニターを見ながら佳奈が言った。悠子と千晶は仕事に戻り部屋には私と佳奈だけがいた。
「始めてから数時間。それだとまだ続けるみたいね」
「当然。データーもまだ欲しいし」
別のモニターには、テスターの体内にあるナノマシーンから送られた状態を示すデーターが映し出されていた。
「テスターに今まで与えた流動食は、高栄養で高カロリー、さらに薬も加えてた。だからこれぐらいは平気」
「そう。それで、この後の見通しは、どうなってるの?」
私の質問に佳奈は少し考えた後、こう言った。
「そのことだけど・・・。これが終了した時のデーターが良ければそのままアレに移ることにした」
「アレって・・・大丈夫なの?もう少し何かをした方が良くない?」
「今の状態だと間違いなく大丈夫」
佳奈はそう答えた。
「あなたがそう言うなら。確かにあれをすれば一区切りだし、私たちも助かるわ」
「だから準備をしてて。あの二人にも・・・」
「分かった。伝えておくわ。それでテスターにはどう説明するの」
「サプライズ。途中で少しづつは説明するけど」
「ふふっ。成程」
私は思わず吹き出してしまった。
「アレをしたら、テスターはどうなるかしら?それも楽しみね」
「それを見るためにも、準備は入念にして」
歩き続けるテスターが映し出されたモニターを見ながら私たちはそんな会話をしていた。
>>215
新作が始まったから一新したんでしょうかね。
ポニーガールは逃しましたが
人間以下の方はマクロが勝手に巡回してテキスト収集してたw
ポニーガールもマクロに登録しときゃよかった。 某ポニーガール物を書いてた人の新作設定はドンピシャなんだけど、バッドエンドついててこのまま読むか悩む
ええやないかバッドエンド
俺は好きやで
ハッピーエンドも好きやけどな
>>225
よく知らせてくれた多謝
俺にもバッチリ。ポニーガール刑もみたいです先生
首を長くして待つわ私待つわ 「シュー・・・・シューッ・・・シュー・・・」
自分の呼吸音だけを聞きながら私は歩き続けていた。
(何時まで歩き続ければ・・・)
何度も通路が狭くなり、水が溜まっているであろうところを通過した。そして止まれば張り型の振動と
電流で絶頂する、それの繰り返しだった。
(このままずっと歩かされるのかな・・・)
そんな風に思い始めた矢先だった。
ピピッ・・・ピピッ・・・ピピッ・・・。
「これで散歩は終わり」
電子音に続いて、佳奈さんの声が聞こえた。
(良かった・・・。終わったんだ・・・)
そう思ったのも束の間、私はすぐに台車に載せられた。
「続けて行うからテスターを運んで」
佳奈さんの言葉を聞いて私は疑問を感じた。
(何時もならこのままあの黒い部屋に行くのに、続けて行うって何を・・・?)
それを口にすることは出来ず、私はヒトイヌの姿のままどこかに運ばれた。
「始めるからみんなでお願い」
どこかの部屋に連れていかれ、中に入ると佳奈さんがそう言った。
すると、両方の鼻の穴にそれぞれチューブが入れられ、そのまま頭部を何かで覆われた。
「これは、ガスマスクを改造したもの。呼吸はこのマスク越し。流動食はマスクにチューブを接続して流し込む」
「ナノマシンのデーターは取れるの?」
「これぐらい問題ない。マスクを固定するベルトには南京錠をつけて」
そんな会話が聞こえた。そして頭部の締め付けがさらに増した気がした。
マスクの穴越しの視界が、さらにレンズ越しの視界になってしまう。
(かろうじて見える・・・。呼吸もなんとか・・・)
すると今度は、腹部に何かを巻かれるような感触がして、暫くすると私の体が浮き上がっていった。
(吊り上げられてる・・・!)
レンズ越しに、部屋の床が少しづつ遠くなっていくのが見えた。そして、その下に大きなBOXが
用意されると、私の体は下がっていき、すっぽりとそのBOXの中に入れられてしまった。
「流石。ぴったりね」
結月さんが感心したように言った。
「蓋をしっかりと嵌め込んで」
佳奈さんがそう言うと、BOXに蓋がはめ込まれ、私は閉じ込められてしまった。
(このまま閉じ込められるんだ・・・)
私はそう思っていた。
「これからが本番」
しかし、佳奈さんはそんなことを言っていた。
暫くすると、BOXが回転して上下が入れ替わり、底だった部分が取り外された。
私は両手足を折り曲げた状態のまま、仰向けの状態でBOXに入れられた様になっていた。
「マスクに呼吸用と食事用のチューブを接続して。後、底の穴からおしっこと便を回収するチューブを入れてテスターに接続」
佳奈さんに言われた様に、結月さんと悠子さん、そして千晶さんが手分けをして作業を行っているようだった。
「BOXを専用の台に乗せないと・・・」
「チューブの先は、BOXの壁の穴から外に出せば良いのよね」
十数分後、作業が終わったのか物音が聞こえなくなった。
「これで固めるのよね?」
「そう。これでも拘束はできてるけど、さらに固める」
(固めるってどういうこと・・・!)
その会話を聞いた私は、驚愕した。
佳奈は大きめのペール缶をいくつも用意していた。
「発砲ウレタンの主剤と硬化剤。これを1対1で混ぜて攪拌して、暫くしてからBOXに注ぎ込む」
「攪拌はどこでするの?」
「トロ舟とハンドミキサーを用意してる」
「なんかDIYをしてるみたいね」
私たちは、そんな会話をしながら作業を進めた。
トロ舟で攪拌して暫くしてから、トロ舟を皆で持ち、中身をBOXに注ぎ込む。それを3回ほど繰り返した。
そのまま待っていると、発砲ウレタンが膨張してBOXをいっぱいにした。当然、テスターの姿は見えなくなってしまった。
「これで、また蓋をはめこんで完成かしら?」
「BOXにステンレスバンドを2本回して締めつけて、最後に電子ロックの錠がついたチェーンを回して完成」
「本当に厳重ね」
その作業が終わると、3本のチューブが飛び出し、台に載せられたBOXが完成した。
「呼吸用のチューブはマスクのフィルターを通しているから、異物が入る恐れはないはず」
「じゃあ、床に垂らしていても問題なしね」
「思ったより時間がかかったけど、これで私たちも楽になるわね」
「電子ロックが解除されるのは2か月後。その間は他の仕事に注力できるわけね」
「食事やデーターの採取は私がするからそうして」
そんな会話をしながら、私たちは暫くそのBOXを眺めていた。
前から気になってたんだけど
そのインデント深くなるのなんなん
珍しいよね
(この状態で2か月って・・・嘘でしょう・・・!)
佳奈さん達の会話を聞いて、私は信じられないという思いだった。
私にぴったりのBOXと膨張した発砲ウレタンの影響で、私は本当にぴくりとも体を動かすことが出来なくなってしまっていた。
「シュッ・・・シュッ・・・シュッ・・・」
最低限の呼吸しかできずに、窒息寸前の状態に置かれていた。
(これで2か月も保つはずない・・・その前に私は・・・)
そんなことを思っていると、佳奈さんの声が聞こえてきた。
「テスターを失うような事態を起こすつもりはないから、何も考えずに居れば良い」
まるで暗示の様なその言葉に私は従うしかなかった。
「
私が、BOXに閉じ込められてからどれぐらい経ったのか・・・。
初めのうちはそのことばかり考えて、BOXから早く出たいと思っていた。
しかし、やがて考えること自体を放棄してしまった。
(私はテスターなんだからすべてを受け入れていたら良いんだ・・・)
するとこの状況が気にならなくなってしまった。
時折、流動食が胃に流し込まれ、ほぼ同時におしっこと便が回収される。また膣と肛門に挿入された張り型が振動すれば絶頂した。
全身に定期的に流れる電流も気持ちよく感じる様になっていた。
(何もしなくても、何も考えなくても良い・・・最高かも・・・)
「期間を1か月延長する」
そんな佳奈さんの言葉が聞こえてきた時も、私は内心嬉しく思ってしまった。
(このままずっと居ても・・・・)
そんなことさえ考えていた。
「えっ・・・!ここは・・・」
ベージュ色の天井が見えた。
(BOXに入れられてたはずなのに・・・)
私は、ガスマスクを外され、ベッドに寝かされている様だった。
「1か月延長して正解だった。これで治療は終了した」
視界に佳奈さんの顔が見えて、そんな言葉が聞こえた。
「全て元通り?」
「毛髪は諦めてもらうけど、それ以外はデーター上は元通りになってる」
「じゃあ、拘束を解くの?」
「一応確認しないと。後、休養が必要」
(えっ・・・。治療って・・・拘束を解くの・・・?)
佳奈さん達の会話を聞いて、私は一瞬疑問に思った。しかし、すぐに理解した。
(そうだ。私、テスターをしながら治療も受けてたんだ・・・)
「ナノマシンの回収は休養が終わってから。今から、拘束を解くから手伝って」
佳奈さんがそう言うと、結月さん達が私をベッドから起こして部屋の中央に立たせた。
それからはあっという間だった。拘束衣の南京錠が外され、ベルトが緩められ、編み上げの紐が切断された。ラバースーツのファスナーに持ち手が再び取り付けられ、引き下ろされると脱がされた。
最後のラバースーツをカッターの様なもので撫でると、切り裂かれて私の肌が露出した。
「肌から完全に分離してるし、治療は成功ね。少し白くなったけど状態は良好。
手に握らせた装置はいらなかった」
全裸になった私を見ながら佳奈さんが呟くように言った。口に詰められたものと耳栓も外された。そして、再びベッドに寝かされ、張り型とチューブが引き抜かれた。
「はい。これ」
それが終了すると、佳奈さんがあの時と同じように、白衣のポケットからクリームパンを取り出して私に差出してきた。
「・・・美味しい・・」
それを受け取り、一口食べた私はそう言った。
「後は、いわゆるお化粧だけど任せて良い?」
「良いわよ。3人で完璧に仕上げるから」
「お願い」
佳奈さんはそう言うと、部屋を出て行ってしまった。
「ウイッグとつけ毛、後は下着や服は用意できてるの?」
「できてる。後は私たちの腕次第ね」
「頑張りましょう」
三人は笑いながら、そんな会話をしていた。
数十分後、佳奈さんが再び部屋にやってきた。
「うん。元通りね」
私の姿を見て、一言そう言った。実際、私の姿は肌が少し白い以外はテスターになる前と殆ど変化していないようだった。
「数日は目を保護するためにこのサングラスをかけて。後、食事は少しづつにして回数をふやすこと」
佳奈さんはそう言いながら、サングラスを私に手渡してきた。私がサングラスをかけると部屋から出る様に促された。
「休養は1週間。それからの予定は1週間後に決定する」
地下のフロアーから出る時、そんなことを言われた。1階のロビーまで行くと結月さん達がそれぞれ言葉をかけてくれた。
「ゆっくり休んでね」
「1週間後、また会いましょう」
「これからもよろしくね」
私は、その言葉に背中を押されるようにしてクラブの建物から外に出た。
(うん、大丈夫・・・)
外は、明るく晴れていた。久しぶりの外なので少し緊張していたけど、特に変わったことは起こらなかった。
サングラスのおかげで眩しいこともなく、体を動かしても違和感はなかった。
(どこかに寄っていこうかな・・・)
そう思った私は、アパートに帰る途中でファミレスに寄って食事をすることにした。
(普通の食事をするのはいつ以来かな・・・)
注文したパスタが運ばれてきたので、フォークでそれを巻き取り口に入れる。
(変な味はしない・・・当たり前だけど)
唯、数口食べたところで満腹感を感じた。
(ずっと流動食だったからかな・・・言ってた通りだ・・・)
それでも私は、時間をかけてそれを完食したから店を出た。
(帰ろう・・・)
することが何も思いつかなかったので、私はそのまま電車に乗り帰宅することにした。
(どうしたんだろう・・・久しぶりに自由になったのに・・・)
そんなもやもやしたものを抱えたまま、私はアパートをめざした。
「ただいま・・・」
勿論、返事はなかった。アパートの部屋に帰った私は、荷物をリビングに置くとソファーに身を沈めた。
疲労感はなかった。でも、何かをしようという気には全然ならなかった。
(荷物の整理しなきゃ・・・)
ソファーから立ち上がり、バックを開けて中の荷物を取り出した。すると見覚えのないものが入っていた。
(これなんだろう・・・。分厚い封筒みたいだけど・・・)
私は、その封筒の口を開けて中身を取り出した。するとそれは帯封がついた札束だった。
そして、(テスターとしての報酬 ¥2000000)と書かれた明細書の様な紙が一緒に入れられていた。
(これが報酬・・・!凄い・・・)
私は驚いた。しかし、それ以上の感情は出てこなかった。
(普通ならこれどうしようとか、何に使おうとか考えたりする筈だよね・・・)
しかし、今の私にはそんな感情は生じず、まるで他人事のように感じられた。結局、札束を再び封筒に入れてそれをバッグに戻した。
(どうしちゃったんだろう、私・・・)
その後、入浴を済ませると私は、寝室に行きベッドに横になった。
(1週間どうしよう・・・)
そんなことを考えながら私は、眠りについた。
結局、私は目を覚ますとすぐにコンビニに行き、その日1日分の食べ物と飲み物を買い、部屋に戻った。
(とりあえず以前やっていた様にしよう・・・。そうすれば・・・)
そんなことを考えながら、PCを立ち上げいつも利用していた動画サイト等をめぐることにした。
そうしているうちに、何時しか私の手は乳首や股間に伸びていき、オナニーを始めていた。
「はあっ・・・はあっ・・・はっ・・・あああっ・・・」
やがて、絶頂してしまい全身の力が抜けるような感触がした。
(1週間、ずっとこうしてようかな・・・)
そんな考えが浮かんだ。そして、結局私は本当に1週間外出もせず食事とトイレ、入浴と睡眠の時以外はオナニーをし続けてしまった。
(休養が終わったら、佳奈さん達に言おう・・・)
私の中で何かが壊れてしまったのか、私はそう決意していた。
asobiba ARCANA
http://asobiba-arcana.com/events/
西洋SMと拘束具Night
2020年 3月 7日 (土曜日)
麻縄での緊縛ももちろんいいです​が、たまには洋風なSMの空気で​楽しんでみませんか。
革拘束具で自由を奪い、ボールギ​ャグで口を封じたりチェーンに繋​いで遊んでみたり。
海外のSM写真でドキドキした方​もきっと多いと思います。
そんな世界をこの日は出来るだけ​重視。
ボンデージ衣装を着て雰囲気を盛​り上げるもよし、メイド服でお仕​置きされるもよし。
金属フックやピンチなど洋物責め​具満載で皆様をお待ちしておりま​す。
(縄で縛ってはダメというわけで​はありませんのでお好きな方はご​自由に)
拘束具をお持ちの方、拘束具で自​由を奪われたい方大歓迎!
・料金(フリードリンク・フリー​タイム)
男性¥9,000-
女性¥2,000-(共に通常通​り) すごい小説を見つけたのでスレに報告しておく。中国語だが内容は素晴らしい。
https://www.pixiv.net/novel/series/1240457
「10歳(!)の天才SMマジシャンであるフェリシア嬢が全12回の死の挑戦を追体験する」
SMマジシャンという概念が我々日本人にはないものだが、
本文を読んでいくと「性的な責めを受けるエスケープアーティスト」と理解できる。
彼女が挑むのは、彼女の先輩が過去に挑戦し、失敗(=死亡)したチャレンジである。
彼女が観衆の前で拘束され、なぜ失敗したのかが説明され(もちろんフェリシア嬢には耳栓&アイマスクをした後で)
それをフェリシア嬢が超人的な肉体と天才のひらめきで攻略していゆくのが、各回の大筋の流れである。
勝気な天才少女が、拷問のような拘束を施され、あらがい、もがく様は興奮するものです。
中国人にも同好の士がいたとは感慨深い。 井上よしひさを知らない日本人にはない感性だな…間違いない
まるで日本人なら皆井上よしひさを知ってるみたいな言い方はよせw
たしかに、井上よしひさ氏、あとは玲士方氏もかなり近いか。
ただ、両氏ともに基本的には快楽責めでハッピーエンドを迎えているのに対し、
この中国人のは容赦なくエグい。
関節が足首から背骨まで徐々に外されてゆく状況でエスケープとか、想像もつかなかった。
「SM魔术」でググると結構な数の小説がひっかかる。
あちらの国では一つのジャンルとなっている様子があるので大鉱脈を見つけた気分です。
流石にもう寝るお。
ここ画像とか貼る人いない?
緊縛画像スレとか知ってる人誰かいませんか?
> 「SM魔术」
私もかなりハマってます。
もっとえぐいシチュエーションや、エスケープ失敗で終わる作品もありますね。
ただ、一大分野といえるほどの規模ではないようです。
10~20作品くらいですかね?
最近は機械翻訳が発達したので、本当に助かります。
特に中英翻訳はけっこうな精度が出ますので、十分に楽しめます。
作者の方々には感謝しきりです。
1週間後、私は再びクラブを訪れた。
「ゆっくり休めたかしら?今日からまた暫くは・・・」
私の姿を見て、声をかけてきた受付をしていた千晶さんの言葉を遮るように私は言った。
「あのっ・・・!佳奈さんいますか」
「・・・今呼ぶから。私たちも聞く必要がありそうね」
私が案内された部屋に暫くすると、佳奈さん達が入ってきた。
「私を永久的に拘束することはできるんでしょうか・・・」
4人の前で私はそう言った。暫くの沈黙の後、佳奈さんが口を開いた。
「可能だけど・・・本気?」
「はい!もうそれしか考えられなくて。自分でもおかしいと思います。でも我慢できなくて、だから・・・」
私は捲し立てるように言った。
「皆の意見は?」
「佳奈が良いのなら」
「特に異存はないわ」
「任せるわ」
3人が口々に言うと、佳奈さんが私の顔を覗き込むようにして言った。
「永久拘束してもデーターは取れるし、本人が希望するなら問題ない。最終確認。永久拘束されたい?」
(ものすごく怖い・・・。でもっ・・・!)
「はい。お願いします」
私はそう答えた。
「準備に1週間掛かるから、1週間後に来て」
「分かりました」
そう答えて私は、部屋を出てクラブを後にした。
(もう後戻りできない・・・でもそれで良い・・・)
そう強く思った。
asobiba ARCANA
http://asobiba-arcana.com/events/
西洋SMと拘束具Night
2020年 3月 7日 (土曜日)
麻縄での緊縛ももちろんいいですが、たまには洋風なSMの空気で楽しんでみませんか。
革拘束具で自由を奪い、ボールギャグで口を封じたりチェーンに繋いで遊んでみたり。
海外のSM写真でドキドキした方もきっと多いと思います。
そんな世界をこの日は出来るだけ重視。
ボンデージ衣装を着て雰囲気を盛り上げるもよし、メイド服でお仕置きされるもよし。
金属フックやピンチなど洋物責め具満載で皆様をお待ちしております。
(縄で縛ってはダメというわけではありませんのでお好きな方はご自由に)
拘束具をお持ちの方、拘束具で自由を奪われたい方大歓迎!
・料金(フリードリンク・フリー&タイム)
男性¥9,000-
女性¥2,000-(共に通常通り) asobiba ARCANA
http://asobiba-arcana.com/events/
西洋SMと拘束具Night
2020年 3月 7日 (土曜日)
麻縄での緊縛ももちろんいいですが、たまには洋風なSMの空気で楽しんでみませんか。
革拘束具で自由を奪い、ボールギャグで口を封じたりチェーンに繋いで遊んでみたり。
海外のSM写真でドキドキした方もきっと多いと思います。
そんな世界をこの日は出来るだけ重視。
ボンデージ衣装を着て雰囲気を盛り上げるもよし、メイド服でお仕置きされるもよし。
金属フックやピンチなど洋物責め具満載で皆様をお待ちしております。
(縄で縛ってはダメというわけではありませんのでお好きな方はご自由に)
拘束具をお持ちの方、拘束具で自由を奪われたい方大歓迎!
・料金(フリードリンク・フリー&タイム)
男性¥9,000-
女性¥2,000-(共に通常通り) 1週間後、クラブを訪れた私を佳奈さん達4人が出迎えてくれた。
「今日は、クラブを休みにして総がかりであなたを永久拘束するから」
そう笑顔で言う結月さんに私は、部屋から持って来た荷物を渡した。
「私の貴重品です。後、この前に頂いた報酬も・・。私にはもう必要なくなると思ったので・・・」
「良い心構えね。確かに受け取ったわ。それじゃあ、行きましょうか」
私は、促されて地下のフロアーへと降りるエレベーターに乗った。
「基本的には今までと同じ拘束を施す。そうした上で永久的に拘束するから」
エレベーターの中で佳奈さんがそんなことを言った。
地下のフロアーの部屋に入ると私は、すぐに服を脱ぎウイッグとつけ毛を外し全裸になった。
「まずは下準備から。分娩台に載って。後、体内のナノマシンはそのまま使用する」
(佳奈さんは、こうなることを予見してナノマシンを回収しなかったのかな・・・)
そんなことを考えながら、言われるがままに私が分娩台に載るとすぐに拘束された。スピーカーが内蔵された耳栓を詰められると音が聞こえなくなった。
「永久拘束が完了したら、一切の音が聞こえなくなる」
そんな佳奈さんの声が耳のスピーカーから聞こえた。
次に両方の鼻の穴に長いチューブが挿入され、それぞれ気管支と胃まで挿入された。これで私は声と嗅覚を失った。
「今回は、チューブの表面に時間が経過すると内皮と同化する接着剤を塗布したから、抜くことは出来なくなった」
(もう声も出せないし、匂いも感じられない・・・)
そう思うと、少し怖い気がした。しかし、それを上回る満足感のようなものも感じていた。
「次は口。これも完全に封印する」
開口器で口を限界までこじ開けられ、上あごと下あごに柔らかいゴムの様なものが厚く塗られて歯と舌が埋められた。
そしてペニスの様な形をしたバルーンが口の中に入れられ膨らまされた。
「これでバルーンの中に樹脂を入れて固まったら、喉の奥まで封印完了」
(これで味覚も無くなったんだ・・・)
「最後に口の部分に人工皮膚を貼りつけて終了。人工皮膚はすぐに同化して、境目は無くなる」
「外れないマスクを着けたってところかしら?」
「これで菌に感染することはないわね」
「永久拘束するからあまり関係ないんじゃないかしら?」
結月さんたちがそんなことを言っているのが聞こえた。
「次は股間の穴を拘束。まずはおしっこの穴から」
佳奈さんはそう言うと、尿道にカテーテルの様なものを挿入した。
「これの先端には弁が付いてる。これで膀胱がいっぱいになるまでおしっこは出来なくなる」
次にペニスの形をした極太のバイブレーターが膣に挿入された。それから少しすると何かが子宮の中に入ってくる感触がした。
「今、バイブレーターの中から特殊なゼリーが排出されてる。これで子宮を満たして性器の働きを止める。暫くしたら固まったら封印完了」
(私、女でなくなる・・・)
「肛門にもバイブレーターを挿入して、尿道のカテーテルの先をそれに連結する。おしっこが腸内に入ってきたら、排便できる仕組み。これは今まで一緒だから」
淡々と作業が進められ、そして最後に股間を覆う貞操帯が用意された。
「この貞操帯は組み合わせたら、脱ぐことは出来なくなる」
カチッ、カチッと何度か音がして貞操帯が組み合わされ、完全に私の股間は覆われてしまった。
「排便のためにホースを取り付ける穴の位置もずれてない。これで股間の封印は終わった」
佳奈さんがそう言うと、拘束が解かれて、私は分娩台から立たされた。
「これから何をしたら良いかは分かってる?」
そんな問いかけに対して、私は小さく頷き、近くに用意されていた液体が入った湯船に全身を沈めた。
私が湯船から出ると、それはすでに用意されていた。薄手のこれから私の皮膚になるであろうラバースーツ。
「今度は頭部まで一体になってるから背中側のスリットから」
結月さん達がスーツのスリットを大きく拡げてくれたので、私はそこに脚を入れ込んでスーツを被るようにして身に着けた。
(スーツが体に貼り付いていってる・・・)
その感触が収まると、私の体は目と鼻の穴以外の全てが黒いラバーで覆われてしまった。そしてその表面に液体が刷り込まれていった。
「前のよりサイズを小さくしたから、より一層締め付けてくれるはず」
少し厚手の一体式のラバースーツが用意され、今度は4人がかりで私をそのスーツに入れ込んでいった。
今度は手足の指の部分が分かれていなくて、目の部分は小さな穴がいくつか開けられているだけだった。
「黒いゴム人形といったところかしら」
背中側のファスナーが下まで引き下げられると、誰かがそんなことを言った。
「ファスナーの引手を外したら、接着剤でファスナーを固める」
(まだ、これで終わりじゃないんだよね・・・)
佳奈さんの言葉を聞きながら、私はそんなことを思った。
そして、私の予想どおり、多くのベルトが付属した黒い拘束服と無数の南京錠が用意された。
「拘束服を着させる前にこれで腹部を締め付けて」
黒い編み上げ式のコルセットが私の腹部に巻かれた。
「思い切り締め上げて良かったわよね?」
「そうしないと意味がないでしょう」
千晶さんと悠子さんがそんな会話をしながらコルセットを締め上げて、編み上げを編んでいった。
最後に紐を固く結ぶと結び目を接着剤で固め、余った紐が切断された。
(そんなに苦しくない・・・慣れちゃったのかな・・・)
久しぶりに味わう感覚に私はそんなことを思った。
「拘束服を着せてベルトを締め上げた後、南京錠を取り付けたら良いのね?」
結月さんが佳奈さんに聞いた。
「そう。そして今回の南京錠は鍵穴がない特別製。閉めたら開錠はできない」
「永久拘束にはうってつけというわけね」
それは、この拘束から解放されることはないということだった。
私の首から下が黒い拘束服に覆われ、次々とベルトが締め上げられていき、そのベルト一つ一つに南京錠が取り付けられていった。
その間、私は充足感の様なものを感じていた。
(やっぱり私はもうおかしくなってし待ってたんだ・・・)
そう思っていた。
無数の南京錠とかいう被虐のアクセサリー
たまらんなやっぱC
「頭部の拘束が終わったらほぼ完成」
全頭マスクを被せられると、後頭部の編み上げが編まれてコルセットと同じように結び目が処理された。
さらに付属している3本のベルトが引き締められ、それぞれに南京錠が取り付けられた。
最後に、金属で出来たケージで頭部が覆われた。
「永久拘束しても管理するためにデーターは取らせて貰う。後、今回のは組み合わせたら分解できない仕様にした」
(私が死ぬまでデーターを取るんですか・・・?)
そう聞きたかったものの、私にはそれを伝える手段はなかった。そして、首にもコルセットが取り付けられた。前に
「最終の段階に移る前に、どうなるのか説明しとく」
佳奈さんがそう言うと私の前に透明な水槽の様なものが用意された。
「最終の拘束を施して、この中に入れて透明な樹脂で固める。そして、クラブのロビーにオブジェとして展示する」
「これでロビーが華やぐかしら」
「クラブのオブジェとしてはぴったりかも」
「勿論、人形を固めたということにするんでしょう。表向きは」
佳奈さんがそう説明すると、3人が口々に言った。
「今から食事と呼吸を制御するマスクを被せる」
(ああっ・・・!とうとう私は・・・)
佳奈さんの言葉を聞いた私は、何故か意識を失いそうになった。昂揚感からかそれとも別の理由からか、原因はわからなかった。
黒い人形になった元テスターまたマスクを被せる。ガスマスクを改造したそれは目の部分にレンズは無く、完全に視界を奪う。
口の部分には呼吸と摂食のためのチューブを接続するユニットが付属している。
「チューブを接続するのはBOXの中に入れてからだから」
3人にはそう説明した。続いて両腕の拘束を行った。
後ろ手にしてまず、4本のベルトを回して両腕を纏めた上でアームバインダーを装着した。そして編み上げを編み、結び目に今までと同じような処置をする。
そして付属の4本のベルトでさらに締め上げた。勿論、全てのベルトに南京錠を取り付けた。
「ここまでしなくても良いんじゃない?」
「この方が永久拘束らしいから」
結月にはそう言った。次に両腿と両脛に太めの2本のベルトを回して纏め、その部分にそれぞれレッグバインダーを巻いた。
「正座をさせて」
私がそう言うと、3人は黒い人形を体を持ち正座させた。
「レッグバインダーの表面はマジックテープの様な構造になってる。剥がせないことは無いけど自力では無理」
「と言うことは正座したままうごけなくなった状態というわけね」
「そう。この状態でBOXに入れる」
私も手伝って4人がかりでそれをBOXに入れた。
「あともう少しで永久拘束が完成する」
宣言をするように私は言った。
「マスクにチューブを接続したら体を折り曲げて」
摂食と呼吸のためのチューブを取り付け、その先をBOXに設けられた穴から外に出すと体を折り曲げて土下座をしているような体勢にする。
そしてチューブの弛みが無くなるまで、チューブを引っ張った。
「BOXの溝にこの板を差し込んで首を固定する」
BOXと同じ素材の透明な板を溝に差し込み、ギロチンにかけられた罪人の様に首を固定した。
「後は股間にも同じように排泄用のチューブを挿入したら後は、樹脂を流し込むだけ」
股間へのチューブ接続が終了すると、私は黒い人形に語りかけるように言った。
「あなたはクラブの役に立った。これはそのお礼だから堪能すれば良い」
「もう会えないだろうけど元気でね」
「テスターとしては最高だったわ」
「本当に有難う」
他の3人の言葉が終わると、BOX全体に透明な樹脂を入れて行った。BOXが樹脂で満たされると、蓋をして接着。それですべてが完成した。
「後はこれをロビーに運んで、設置すれば・・・」
私はそう呟いた。
(とうとう私は、永久拘束されるんだ・・・)
4人の言葉を聞きながら、私はそう思った。暫くすると、頭部を含めた全身にさらなる圧迫感を感じる様になった。
(樹脂が入れられてる・・・)
既に私は、身動き一つできない状態になっている。そこにさらに樹脂が流し込まれている。
(本当に何もできなくなる・・・)
それがいつまでも続く。それに対する恐怖は既になかった。
(少しでも長くこのままでいたい・・・)
そんなことさえ考えていた。
「全て終了した。さようなら」
佳奈さんのその言葉を最後に、何も聞こえなくなった。
「ここまで長いようで短かったわね」
ロビーに設置されたオブジェを見ながら、私は言った。
「摂食、呼吸、排泄を管理するユニットとデーターを取るユニットも正常に稼働してる」
佳奈はそう呟くように言った。
「柵みたいなものを作らないとね」
「会員への説明も必要かしら」
「名前もつける?」
他の3人が口々に言った。
「どれぐらい保てそうなの?」
「10年、20年・・・。それも研究対象だから」
私の質問に佳奈がそう答えた。
「定期的にバイブレーターの振動と全身に電流を加えるからすぐには終わらない。それに・・・」
一度言葉を区切り、さらに続けた。
「まだ終わりじゃない。これにはまだクラブの役に立ってもらう」
「どういうこと?」
私の質問に佳奈が答えた。
「そこまで考えていたの!流石ね」
それを聞いた私は。感心してしまった。他の3人にも同じ様に説明すると一様に半ば呆れながら感心していた。
「それもお礼の一部だから」
佳奈は最後にそう付け加えた。
「じゃあ、そのための準備もしないといけないわね」
私はそう締めくくると、再びオブジェに目をやった。
「良かったわね。まだ、クラブの役に立てるのよ」
そう語りかけるように言った。
(えっ・・・!)
いくつかの小さな穴の間から、クリーム色の天井が見えていた。
意識があるのかないのかさえ分からない状態ではなく、今は明らかに意識があった。
(確か私は・・・永久拘束されてた・・・)
まだぼんやりとはしていたけど、少しづつ自分の状況が分かってきた。ベッドに仰向けに寝かされていて、手足の拘束と視界を奪っていたマスクは外されている。
試しに体に力を入れてみると、手足が少しだけ動いた。
(何時の間に・・・どうして・・・)
そんなことを考えていると、不意に女性の声が聞こえた。
「あっ。気がついたみたい」
「本当に人形じゃなかったんだ」
「それじゃあ、打ち合わせ通りに」
3人の女性が、私をベッドから起こして横にあった車椅子に座らせた。そして手足と首をベルトで車椅子に縛りつけて拘束した。
(この人たちは・・・?見覚えのない人ばかり・・・)
そこには3人の女性がいて、1人は白衣を着ていた。私はそう思ったものの、白衣を着た女性はどこか見覚えのある感じがした。
「初めまして。私は楓」
「私は、理沙です」
「葵です。初めまして」
3人がそれぞれ名前を言った。
「で、どうする?」
「私が説明する。一人で話した方が早いと思うから」
「じゃあ、お願いする」
「二人は、お祝いの準備してて」
白衣を着た葵と名乗った女性がそう言うと、後の二人は部屋を出て行ってしまった。
「説明をする前に、改めて自己紹介を」
そう言うと、女性は笑顔で自己紹介をした。
「私は神崎葵です。初めまして。沙織お姉ちゃん」
(えっ・・・!)
「嘘じゃないですよ。正真正銘、私はあなたの妹です」
驚いた私を見透かしたように、葵はそう言った。
「今からちゃんと説明しますね。因みにあの二人もこのことは知ってますから」
笑顔でさらにそう続けた。
>>282
視野が奪われてる割にはよく箱の事解説出来たね。 >>289
これ直ぐじゃなく
10年以上経ってると予想
個人的には永久拘束なのに
意識も思考も視界もはっきりして
なおかつ数十年とか興味ある 偶然、姉がいたことを知った私は、そのことを両親に確認した。
素行が悪く、家庭内でも暴力を振るうなど手がつけられず、離れの小屋を自分専用に改造して住んでいた。
それが何時からか行方知れずになり、その後姉が死亡したので書類を作成したいという人が来たのでそれに従った。
「葵にはそんな最悪な姉がいたことを知って欲しくなかったから・・・」
説明の最後に両親はそう言った。その時の私はそれで納得した。
それから数年後、両親が事故で死んでしまい身寄りがなくなった私の援助をしてくれたのが佳奈さんだった。
学費や生活費も全て出してくれ、肉親の様に接してくれた。やがて佳奈さん達が運営しているクラブの手伝いをするようになる。
(こういうことを望む人達の欲求を叶えてあげてるんだ・・・)
私は改めて佳奈さん達を尊敬した。そしてある時、本当のことを知ることになった。
姉と両親の本当の関係、ロビーにあるオブジェが私の姉だということ等を佳奈さん達が話してくれた。
「葵達にクラブの運営を引き継いでほしい。そしてテスターが必要になったらオブジェをテスターとして復活させても構わない」
最後にそう言われた私は、すぐにそれを受け入れた。程なくして、佳奈さん達が引退、私たちが新しい運営者になった。
「佳奈さん達は、悠々自適の生活をしてるみたいです。最近はプライベートジェットで世界中を旅行してるとか」
葵はそう言って説明を終えた。そして拘束されている私の体を撫でる様に触りながら笑顔で言った。
「実際のお姉ちゃんの顔や声を知りたいけど、ここまでしか拘束を解くことはできない。ちょっと残念だけど佳奈さんから頭部の模型と声を録音してるレコーダーを貰ってるからそれで満足してる
やっぱり私のお姉ちゃんだね。因みに私たち3人とも同じ歳。丁度お姉ちゃんがこのクラブに通い始めた歳と同じだよ」
その時、スマートフォンの着信音がなり、葵は白衣のポケットからスマホを取り出し話始めた。
「はい・・・。うん、丁度説明も終わったから今から行く・・」
「それじゃあ、お姉ちゃん。後でお部屋に案内するからここで待ってて」
そう言うと、葵は部屋を出て行ってしまった。
(あれがあの時小さかった葵・・・。それだけの年月が経過してたんだ・・・)
私はその時のことを思い出していた。
(またあの頃みたいな日常が始まるのかな・・・)
漠然とそんなことを思っていた。
中身の肉体はどうなってるんだろう
ナノマシンで疲労や老化とか抑えられてる設定なんだろうか
つC
「乾杯」
3人ともお酒が苦手なのでジュースで乾杯する。そして用意したオードブルにそれぞれ箸を伸ばした。
「久しぶりにテスター復活だね」
楓が嬉しそうに言う。
「最近は、会員の要望が過激になってるからどこまでやれるかを見極めるためにもテスターは必要だったしね」
理沙が言葉を続けた。
「データー上、あのテスターは私達とほぼ同じ年齢だから、問題は無いと思う」
私がそう言うと、二人は驚いた様子だった。
「本当に?もしかして不老不死?」
「それは分からないけど、これからの研究課題かな」
「会員をあのオブジェみたいにできるようになる?」
「それは難しいかも。長期間、薬漬&調教が必要だし、そこに行くまでに壊れる可能性が今の所高い」
「何れにしても、これからの研究次第よ」
私はそう締め括った。やがてオードブルが全て無くなってしまった。
「さあ、テスターを部屋に案内しよう」
私がそう言うと、楓が聞いてきた。
「あのテスター、お姉ちゃんなんでしょう?何か思うところあるの?」
「別に。思い出はないし、あんな状態だし。でも、妹が姉を・・と言う状況は楽しみかも。
この状況を用意してくれた佳奈さんには感謝してる」
私はそう答えていた。
「ふーん。そうなんだ。そんなものだよね」
楓は納得をした様子だった。
拘束衣やスーツは破けないのかな
妹さんは責め側の素質あるな
とりあえず支援
「お姉ちゃん。お待たせ。今からお部屋に案内するね」
葵達が再び部屋に入ってきた。
「その前にお知らせするね。お姉ちゃんの体調は頗る順調で問題なし。ナノマシンからのデーターも滞りなく受け取れてる。
だからまたテスターとして頑張ってね」
笑顔で葵がそう告げた。
「そうだ。また靴を履かせてあげる。理沙、お願い」
用意されたのは、あのヒールが高い編み上げの黒いブーツだった。それを車椅子に拘束されたままの私に履かせていく。
「こんなのを履かせて歩けるの?」
そう聞く理沙に葵は言った。
「大丈夫。何年も前にこれを履いて私に会いに来てくれたから」
(そうだ・・・。あの雨が降っている時に・・・)
その時の葵の後ろ姿が、一瞬浮かんだ。編み上げが編まれると、結び目が接着剤で固められ、余った紐が切断された。
「それじゃあ、こんどこそ出発」
葵がそう言いながら、車椅子を押して私を部屋から出した。後の二人は、私の左右に並んで歩き始めた。
廊下を通り、エレベーターに乗るとエレベーターが下降し始めたのがわかった。
(また、地下のフロアーのあの部屋に入れられるのかな・・・)
やがて、あの金属の四角い扉が目の前に現れた。
「お姉ちゃんのために改造したから」
葵がそう言うと、ゆっくりと扉が開き始めた。
扉が開くと、そこには頑丈そうな鉄格子がはめ込まれていた。その鉄格子もゆっくりと横にスライドしていき漸く部屋の内部が見えた。
黒い天井、壁、床は以前と同じだった。ただそれに加えて太い金属で出来たフレームが設置してあった。
「永久拘束していたのを、テスターとして復活させたお詫びにこの部屋でもできるだけ拘束してあげようと思ってこうしたの」
私は、車椅子から降ろされフレーム所まで歩かされた。
「このフレームにX字拘束するの。呼吸や摂食、排泄のためのチューブも取り付けて長時間でもここで過ごせるようにするから
そういう訳で、このマスクを被って」
それは、私が永久拘束された時に、最後に被されたマスクだった。こうして私は、再び視界を奪われた。
テスターにマスクを被せると、摂食、呼吸、そして排泄用のチューブをそれぞれの場所に取り付ける。もう一方のチューブの先は壁に設けられた管理ユニットにつながる穴にそれぞれ挿入した
そしてフレーム拘束するためのチェーンを何本の取り付け、もう一方をテスターの拘束服のバックルに取り付ける。それらを調整するとテスターが床から少し浮いた状態でX字拘束が完成した。
「思っていた通り、上手くいった」
私がそう言うと、二人も口を開いた。
「流石、葵ね。これもオブジェみたい」
「テスターも満足してるわ」
「逆さ吊りにもできるし、ヒトイヌ状態での拘束も出来る。今度試すから楽しみにしてて」
二人にそう言い、最後にお姉ちゃんにこう言った。
「準備が整うまでこの状態で過ごして良いよ」
部屋を暗くして、外に出て暫くすると鉄格子が閉まり、続いて四角い扉がゆっくりと閉まっていった。
「二人がやりたいと思っていること改めて聞かせて。プランを考えるから」
扉が閉まったのを確認して、私は二人にそう言った。
「それじゃあ、私は・・・」
「会員からのリクエスを基にして・・・」
(これから一緒に楽しもうね。お姉ちゃん・・)
それを聞きながら私はそう思っていた。
更新乙
テスターちゃんずっと若いままで拘束されてるの羨ましい
超長期着用でも劣化しない?拘束服素敵ですね
耐刃性あったら更に萌えますがラバースーツとかの材質ってどんな設定なんでしょうか
確かにラバースーツの意味が分からないね。
アクリに固めるんだったら別にマネキンでもいいような気もするし。
裸体だったらラバースーツいらんよ。
マネキンも悪くないけど謎耐久超硬ラバースーツの方が萌えるな個人的には
夜伽の国の人のヒトイヌ小説が消えてるんだけど何か知らない?
前あった二つの小説もクオリティ普通に高かったのに消してしまったし何故なんだ...
なんと退会されてしまったのか
収容施設は良い設定だったのに
収容施設の感想で何故前の2作を消したか聞いてる人がいたけど作者さんは稚拙な文が恥ずかしいかったからって返信してたなぁ
収容施設の話を消されたのも同じ理由かな?
小説虹は何でもありなのが良いのに
皮膚病になるのでは?とか白けるコメントついてたよね
ショックだわ
皮膚病になるのでは?というのは謎の薬品でなんとかするとか妄想しないと
この時期街頭インタビューするマスメディア関係者はマスクするのが当たり前。
そこで想像しました:
カメラクルー・レポーター・アシスタント計3人でテレビ取材のフリをする。
大型の商用バンに運転手ともう一人を待機させる。
街頭インタビューに選ばれるのは大体暇そうな若い一人女性。
今どき閑散してるので人目が少ない。
声を掛けて、有名な番組の街頭インタビューだと伝える。
承諾を得たら、周りの映り込みが気になると言って
カードレールが無い場所を指定して番組っぽいインタビューする。
その間バンの運転手に連絡して、駐車するフリで近づけて、
横の扉を開けて女性を中に押し込みながら全員乗ります。
捉えた女性に猿轡して、頭に黒い袋をかぶせて両手両足を縛る。
そのまま車を移動。
携帯電話等を取り上げて電源を切る。
その後女性の運命は皆様の想像にお任せします。
なんとなくこんなことする集団が出てきても不思議じゃない。
ノクターンの越後屋さんの「残虐の大君」と「わたしは性奴隷JPG257-V」が更新停止宣言してるので嫌な予感する人はローカルに保存しといた方がいいかも。
貞操帯、淫具系なんで微妙にジャンル違いかもしれないけど一応
俺もノクターンで特殊性癖物を何本か書いてるけど
ブックマーク数を気にしてたら好きな物は書けないな。
好き勝手にえげつないものを書いて、それでも支持してくれる数人が尊いぜ。
自分はノクターンとpixiv両方に投稿してるけど
特殊性癖ならpixivの方が反応いいね
pixivは検索性能が低すぎるのがなぁ…
男向けと女向けが一緒くたにされてるせいでBLタグはないけど「腐」って文字が入ってるタグはいっぱいあったりして困る
-BL -腐 -ゲイ -ホモとかしてもなお残る腐向けとガチゲイ作品
タイトルタグで注意深く見ても内容によってはタグ不足とかで不意打ちくらう魔境
なろうは、登録しなくても誰でも見れるのが良いんだよ。
俺、多趣味だからpixiv見たら ドツボに嵌まって閲覧だけで抜け出せなくなりそうだから、
あえて会員登録してない。そういう人も多いと思う。
ここでもpixivでもいいからミキさんの続きが読みたい
自分はブタスーツの続編見たい
凶悪なディルド挿入を見せつけられてからの挿入まで見たい
もうさすがに5ちゃんで小説投稿する時代じゃないよな。
2ちゃん全盛期にもアンチが湧いてたけど、閲覧者が多かったから小説投稿もそれなりに楽しかった。
俺は新作の小説情報が欲しいから、たまにここを覗くくらいだな。
ここで小説書いてた人は、pixivやノクターンにぜひ投稿してもらって、ここで報告してもらいたい。
連投規制に引っかかったからあとは渋に投下するねって投稿者にここで広告してんじゃねぇ死ねって言われてるの俺何回も見てるよ
書き手の人数が少ないゆえにワンパターン化していったのか
地雷だスレチだって騒がれた結果安牌しか打てなくなったのか
ワンパターンというか好まれるネタというか
いずれにせよ数字で読者数見れる場所に比べたら、ここはコメントの比重がめちゃめちゃ重いし
その上ろくな反応が返ってこなければ他媒体の方が断然いいという事実があるわけで
このスレって過去ログ的に妙な原理主義というか
着ぐるみ拘束やふたなりやTS系とか変化球混ぜただけで悪い意味で反応するようなのが割といたから、そりゃネタもワンパターンになるよなって気もする。
ワンパターンしか出ないんじゃなくて、ワンパターン以外認めない住人が定住してるとも言えたんじゃないか
そりゃ過疎る
最近フェチ板とかエロパロ板に住民のせいで過疎ったとかワンパターンで〜とかで空気悪くするやつが湧くけど流行ってるの?
流行ってんじゃなくて太古の昔からフェチというジャンルの宿命というだけ
コロナ観戦対策に政府が「COCOA]というアプリを公開
COCOA SOFTで検索したら面白い物が出てきますが・・・
今頃管理人さんウハウハだろうね
cocoa soft
なんて検索しないでしょ
しかも一番上でもないし
>>343
1番上にならない様に圧力がかかったとか cocoa softシュチュエーションは良いのだが
楽しみにして買ってみるとガッカリ感が凄いから
もう買わない。
COCOA SOFTは最初良かったけど。
段々狙いにはいてきたね。
出てくる女達も割り切ってる感も伝わるから面白くないよね。
良作だけどタグが付いてなくて今まで見逃してた作品を見つけた身からすると、
ノクターンでもpixivでもどっちでもいいから内容に関するタグはしっかり付けて欲しいなと
図々しいお願いだとは重々承知してるんだけど、やっぱりもったいなさすぎる
そういや前スレでもよく話に挙がってたけどここの人って縄はありなんだろうか?
妖しい書庫にあった
革拘束して吊るすSSのタイトル知っている人いますか?
>>353
革袋拘束されて最後はホイストに吊るされるという物。 >>353
思い出してきました。
レザースーツで拘束されてから、革袋に納められて、最後は吊るされるお話しです。
タイトルは奇妙な革袋だった気がしますが、合っているか自信がないです。 タイトルは「奇妙な革紐」で、作者は「青龍」氏だったはず。
記憶が正しければ。
ポニーガール拘束をノクターンに投稿してた夜伽の国さんのアカウント削除されてしまってる...
なんとかしてもう一回ポニーガールのやつ読めないかなぁ...
>>357
情報ありがとうございます。
探してみてますが、webアーカイブとかにも無いですね。
掲載されているところ、知っている方お願いします あんたっちゃぶるとかwaybackじゃ読めなかったよね。僥倖。
>>360
この小説をベースに誰か動画を作ってくれないか? ふと痴漢狩り読みたいなって思ったけど、どこにも見当たんないなぁ
拘束エロゲー系も全然でなくなったよなぁ
エロゲー自体の新作も出なくなったけど
課金制のルールが厳しくなったから撤退してるだろうね
しかし男性が拘束されて女性にメチャクチャにされてるストーリーとか無いけど。
動画も数が少ないし。
一昔前にここで話題になった縦縞の風景は男受けの奴だったなぁ…
ここでは男受け需要ないんじゃない?
昔、男の子主人公で姉に責められる逆転あり小説投稿されてたけど、かわいそうなくらいボロクソに叩かれてたし
後々投稿主が完結品を丸々上げてくれて嬉しかったけど、少なくともここでは歓迎される印象はないね
まぁ、ここにアップされてる女性対象の拘束、体罰も異常だけどね。
まあまず1の1行目読んで次に9行目あたりの→読んであれって思ってくれメンズ
まぁ、これ以上熱論してもどうにもならなさそうだし書いてみればいいんじゃないか?
叩きとかを気にしないならそのまま書けばいいし無理そうなら渋とかノクターンであげりゃええ気がする。
俺的にはここでも歓迎。
長文失礼
よく見たら一言も書くとは言ってなかった…。
書いてくれるならウェルカムだけどなんか勝手に勘違いしてた。
ごめんち
ノクターンで削除された小説を見る方法とかないの?
誰か教えてクレメンス
>>382
2005年までの作品は見られる
2005年以降はアーカイブ弾きしててそもそも保存されていないので無理 >>384
どうやって見れるか教えてください!なんでもしますから!!! >>385
ちなinternet archiveはやり方が悪いかわからんけど削除されてますだった なんの作品かによるんじゃ?
あと魚拓も使ってみると良いかも?
なんの作品かによるんじゃ?
あと魚拓も使ってみると良いかも?