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決して出られぬ牢獄の鉄格子の先に見えるわずかな空を

前スレ
きんちく
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1460636228/

　　　　　　　　。|.　　　　　 　
　　　　|　　|。　|ﾟ　　y　 　 　　　　　　　で
　　　　ﾟ|　　|　　|io i|　　　　　　　で　　 で
　　　 。|　　ﾟi|　。i|,,ﾉ　 |i.　　　 　で　　ぽ
　　 　.i|ﾟ　.||ﾟ　/ii 。 ﾟ|i_/ﾟ'　 ぽ　 ぽ 　　っ
　　　　｀ヽoー|i;|y-ノ　　　　っ 　 っ　 ぽ
　　 　　　,;:i´i;ﾉ　　　　　　　ぽ　. ぽ
　　　　　('';ii''. 　 　　　　　　で 　.ぽ
　　　　ノii;;| ,,.　　　　 　　 　で　　で　
　　ii\　ﾉﾉﾉﾉ　　 　　　圖　　　　　で
　iiiｲ+（　ﾟ∞ﾟ ）　　　　　
;;:iiii+ii（つ□ つ　
iiiｲ+ ,,と＿）__）、　　 旦~　　
　⊂ニニニニニ⊃|￣￣|

感覚が落ちついている今

デイケア、ジム（筋トレ、ランニング、スカッシュ、水泳）、ジョギング、ピアノ

やり遂げている自分の想いは平行線

　　　　　　　　_＿|＼
　　　　　　　　＞　　N
　　　　　　 ／〃　.:ｙ´＼
　　　　　 　ﾌ　　,ﾘ《＼._ﾉ
　　　　　　ｲ　,,くﾟ ,ヾ.Vﾒ_ﾟ〉
＝＝＝＝＝＝［○=○D
　　　　　　ﾘ´　〈､,,└┘,,〉
　　　　　　　　　し ´⌒｀Ｊ

◆ゼスティリア（プレイ時間 89:29:02）

＜キャラ別ステータス＞

スレイ ： Lv 88　／ HP 4550 ／ BG 8
ロゼ ： Lv 86 ／ HP 3870 ／ BG 7
ミクリオ ： Lv 87 ／ HP 4180 ／ BG 8
ライラ ： Lv 86 ／ HP 3660 ／ BG 7
エドナ ： Lv 86 ／ HP 3490 ／ BG 8
ザビーダ ： Lv 86 ／ HP 4870 ／ BG7

＜現在の奥義セット＞

ﾆｭｰﾄﾗﾙ ： 砕塵牙（さいじんが）
ｽﾃｨｯｸ↑ ： 太刀紅蓮（たちぐれん）
ｽﾃｨｯｸ← ： 天滝破（てんろうは）
ｽﾃｨｯｸ→ ： 雅流炎舞（がりゅうえんぶ）
ｽﾃｨｯｸ↓ ： 呪護暴陣（じゅごぼうじん）

カースランド島で軽く野試合（戦闘）してきます！ヽ(ﾟ∞ﾟ)ﾉ

難易度 ： ノーマル
エンカウント数 ： 2156回
前衛メンバー ： スレイ（ライラ）、ロゼ（ミクリオ）

野試合遂行！ヽ(ﾟ∞ﾟ)ﾉ

エンカウント数 ： 2172回

§１　出会いは異変に導かれて


　雲海に囲まれたマビノギオ遺跡を探索中の青年スレイ。
幼馴染みの天族の青年ミクリオと一緒に、
ここを探検するのが、彼の趣味であり、日課なのだ。

　今日は、ライバルでもあるミクリオに先（さき）んじて
『導師』の壁画を発見することができた。

　導師とは、古代の伝承がまとめられたスレイの愛読書
『天遺見聞録』に登場する伝説の救世主である。

　満足げなスレイ。だが、雲海があ突然雷を発し始める。
退避しようとしたスレイとミクリオだったが、崩落に巻き込まれ、
遺跡の下層に落下してしまう。

　はからずも入れた遺跡の奥で、スレイは倒れている人影を発見する。
ここは普通の『人間』が立ち入るような場所ではないはずなのだが……
とにかく見過ごすことはできない。人影に向かって未知の遺跡を進むことにする。

　徘徊する穢れが生んだ魔物・憑魔をかわしながら進むスレイたち。
意外な仕掛けを見抜き、なんとか発見した人影の元に辿り着く。

　そこには一人の女性騎士が倒れていた。
彼女は意識を取り戻すが、ミクリオが居ることには気づかない。
やはりただの『人間』らしい。

　都から来たと言いつつ、名も名乗らない彼女を
ミクリオは警戒するが、スレイは助けると言いだす。

「困ってる人を放っとくなんてできないから」と。

　これがスレイなのだ。

★　　　　　　★　　　　　　★

§２　騎士と妖狐、来たる


　スレイが育ったイズチは天族と呼ばれる不思議な種族が住む村だった。
しかし、人間は天族を知覚することができない。
スレイのような霊応力――天族を感じる特別な力を備えた者以外には。

　天族が見えない女性騎士には、スレイの言動はとても奇異に見えた。
しかし、事情を明かさない彼女にも屈託なく接し、
一生懸命都に帰る旅の準備を整えてくれるスレイの純朴な姿に、自然な好意を抱いていく。

　出発の日、彼女はスレイに今までの非礼を詫び、『アリーシャ』という本名（ほんみょう）を告げた。
そして今、下界に異常な災厄が広まりつつあること、
それをとめるために導師の伝承を追っていたことを明かす。

　まもなく都では、導師伝承に基づく聖剣祭が行われるという。
アリーシャはスレイに祭りへの参加を促して立ち去る。

「伝承にある導師……それはきっと、君のような人物だと思うから」そう言い残して。

　ゆっくり考える間もなく、イズチに強力な憑魔の気配が迫（せま）った。

　半分狐、半分人の形をした憑魔がイズチを襲う。
その異形な姿は、人間が憑魔と化したものだという。
スレイとミクリオは、天族たちと協力してなんとか狐憑魔を退（しりぞ）き下がらせる。

　だが、やつの狙いはイズチではなく、他にあったのではと思いあたり……

★　　　　　　★　　　　　　★

§３　青年は世界に旅立つ


　狐憑魔の狙いがアリーシャではないかと考えたスレイは、こっそり彼女を追おうとする。
しかし、村の出口にはミクリオが待ち構えていた。
もちろんスレイと一緒に行くために。

　ミクリオは、二人の育ての親であるジイジの伝言をスレイに伝える。

「自由に自らの思う道を生きよ。お前の人生を精一杯」

　家族の言葉、そして溢れる冒険心を胸に、スレイは故郷から旅立つ。
目の前に広がる雲海を抜け、まだ見ぬ果てしない世界に向かって！

Tales of Zestiria OP

★　　　　　　★　　　　　　★

§４　湖の都、剣の祭り


スレイたちは湖に浮かぶ都レディレイクに辿り着く。

聖剣を引き抜いた者が導師になるという『聖剣祭』で盛り上がる街で、
アリーシャがハイランド王国の王族であることを知る。

初めて見る下界は、驚きと憑魔に満ちていた。

だが天族が見えないのと同じように、普通の人たちには憑魔が『魔物』に見えてないらしい。
憑魔は人知れず世界に蔓延していた。

アリーシャが言った災厄の意味を噛みしめるスレイ。
しかし、正体が見えるスレイにも憑魔を倒す手段はなかった……

狐憑魔を発見し、戦うスレイたちだったが、ジイジの加護のない下界で苦戦を強いられる。
スレイたちを助けたのは、謎の暗殺者たちだった。

彼らは血気にはやる狐憑魔……ルナールを制裁し、
自分たちが、アリーシャ暗殺の依頼を受けたのは手違いだったと告げる。
だが、アリーシャに危害を加えようとする計画があるのは事実だという。

王女が心配なら聖剣の祭壇に急げと言い残し、
暗殺者たちは、一迅の風のように姿を消した。

★　　　　　　★　　　　　　★

§５　導師スレイ、降誕


　聖剣祭が行われる聖堂に入り込んだスレイは聖剣に、
美しい女性天族ライラが宿っているのを発見する。

　いよいよ祭りが始まろうという時、アリーシャの敵対勢力が仕掛けた暴動が起こり、
聖堂は憑魔と黒い炎で溢れてしまう。
なんとかしなければ、どれだけ被害が出るかわからない。

「伝説の導師なら、憑魔を浄化できるはず！」

　聖剣に駆け寄ったスレイをライラが押し止めた。

　ライラは諭すように告げる。
確かに剣を抜いて自分と契約すれば導師になれる。
でも、導師が背負う宿命は、想像を越えた孤独な戦いなのだと……

　だが、スレイはニッコリと笑って答えた。

「オレの夢は、人と天族が幸せに暮らす方法を見つけること。
憑魔を浄化することで人と天族を救えるなら、
それは、オレの追いかけてる夢と繋がってるんじゃないかって思う」

　スレイの言葉は、ライラが長年待ち望んだ純粋さに満ちていた。
迷わず聖剣を引き抜くスレイに、ライラの力が重なり、穢れを浄化する白銀の炎が、
憑魔たちを次々に鎮めていく。

　暴動は収束した。導師スレイの誕生によって。
アリーシャは自分の予感が正しかったことを知った。

★　　　　　　★　　　　　　★

§６　導師、その使命


　目覚めたスレイに、ライラは導師が為すべき使命を告げる。
導師が鎮めるべき相手は、世界に穢れと災厄をもたらす元凶『災禍の顕主』なのだと。
だが、ライラは何も強制しようとせず、なによりまず、スレイ自身が世界を識（しき）って、
自分自身で答えを導き出して欲しいと願った。

　彼女の優しい……でも、どこか憂（うれ）いを秘めた諭しは、
スレイの冒険の夢と重なるものでもあった。

　天遺見聞録を手がかりに、レディレイクにあるという遺跡を探し回るスレイたち。
しかし、探し当てた地下水道遺跡にも憑魔がいた。
スレイはミクリオを下がらせ、ライラと二人で憑魔を浄化する。

　自分の力のなさが悔しいミクリオ。
彼もライラと契約すれば、憑魔と戦えるようになるという。
だが、彼を巻き込みたくないスレイと対立し、ミクリオは一人、姿を消してしまう。

　ミクリオとケンカ別れしたスレイは地下遺跡の探索を続ける。
珍しい遺跡なのに、心は弾まない。
そんなスレイに気付いたライラは、導師だからといって、
すべてを一人で抱え込む必要はないと語りかける。

　心が塞がれないようさりげなく気遣ってくれるライラに、スレイは信頼を寄せていく。
二人は、遺跡の奥で、大量の憑魔に囲まれてしまうが、
スレイが天族の力そのものを纏う導師の切り札『神依』を発動させ、なんとか切り抜ける。

　人と天族が一体化する神依こそ、真の導師の証なのだった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§７　清らかなる器に天族は宿る


　スレイは、ライラの教えによって、街を穢れから守るには、
人と天族の協力が必要だと知る。

　清らかなる『器』も『地の主』となる天族を宿し、それを人が祀ることで、
周囲の土地に加護がもたらされるのだという。

「穢れのない故郷を見てみたい」

そう願うアリーシャが協力を申し出、スレイの『従士』として同行することになった。

　アリーシャから情報を得た一行は、まず器となる聖水を求めてガラハド遺跡へ向かう。
そして、その後を追う青い影も……

　ガラハド遺跡は、ライラの火属性に耐性をもつムカデ憑魔の巣だった。
苦戦し、追い詰められてしまうスレイたち。

　危機一髪のところにミクリオが姿を現す。
アリーシャが奮闘して時間を稼ぐ間に、スレイとミクリオは、
意地を張っていたことを認め、互いの夢が同じであると確認し合う。

　わだかまりを消したミクリオは、ライラと陪神契約を結び、スレイと神依を発動。
水属性の力でムカデ憑魔を一掃した。

　全員の気持ちがひとつになって、無事聖水を手に入れることができたのだった。

　スレイたちはアリーシャの伝手で、天族に敬意を抱くブルーノ司祭に協力をとりつけることができた。
穢れた世にも、まだまだ純粋な人々はいる。

　川にかかる橋を破壊して暴れる憑魔ウロボロスを浄化すると、なんと天族ウーノに戻った。
一度は穢れに冒されて憑魔になってしまったウーノだったが、
スレイたちの頼みを受け入れ、地の主になることを承諾する。

　やがて、『器』と『地の主』と『祀る者』が揃い王都レディレイクに天族の加護が復活した。

★　　　　　　★　　　　　　★

§８　王宮に巣食うは俗と蛇


　その活躍が噂になり、スレイは、アリーシャの政敵バルトロ大臣から王宮への呼び出しを受ける。
アリーシャを虐げている彼らは、導師の名声を警戒し、スレイを自陣営に取り込もうと取り引きをもちかける。

　導師も天族も頭から信じていない彼らに失望したスレイはあっさり断るが、
バルトロは意に従わないなら排除すると言い放つ。

　スレイの危機を察したアリーシャが駆けつけるが、バルトロは、容赦なく兵を向ける。
そこに、バルトロに依頼を受けた暗殺者集団『風の骨』まで出現し、王宮は混乱に包まれる。

　『風の骨』は矜持をもった暗殺集団らしい。
バルトロに謀（はか）られてアリーシャ殺害を依頼されたと知った彼らは、
バルトロに制裁と警告を与えるために王宮に潜入していた。

　バルトロの命までは奪わなかったものの、王宮は非常態勢となり、
あらゆる門は閉鎖されてしまう。

　風の骨たちは、スレイが騒ぎを起こしたおかげで事が楽に運んだと言い、
地下への脱出路を示して姿を消した。

　彼らの正体は一体……!?

　王宮の騒ぎからは脱出できたが、アリーシャはバルトロの命により、
疫病の街マーリンドに向かうことになった。
自ら別れを切り出すアリーシャ。

　バルトロがどういう人物であれ、命令は正式なもの。
なにより彼女自身が、疫病に苦しむ人々を救いたいと願っていた。

　しかし、マーリンドに向かう橋はウロボロスに破壊されてしまっている。
一体どうすれば……？

　次のスレイの旅のためにも橋は必要だ。
「一緒になんとかしよう」スレイは明るく笑いかけ、
アリーシャと一緒に歩き出すのだった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§９　霊峰、襲撃多し


　自分たちが川を渡るだけでなく、人々のために橋の修復に力を貸そうとするスレイ。
ライラの助言で、激流の中に橋の基部（きぶ）を隆起させる力をもった地の天族を求めて霊峰レイフォルクに向かう。
レイフォルクは伝説のドラゴンが棲むといわれている危険な山らしいが……？

　途中、謎の天族ザビーダと、導師の力を危険視する風の骨の襲撃を受ける。
特に、迷いなく憑魔を殺すザビーダは、本心の読めない危険な男だった。

　スレイは、導師という立場がもつ複雑さを知る。

　一行は突如、強力な力の領域に覆われる。
対応する間もなく、目の前に巨大なドラゴンが出現する。
その圧倒的な力の前に、死を覚悟するスレイたち。

　だが、ドラゴンを兄と呼ぶ天族の少女エドナによって危機を救われる。
彼女が捜していた地の天族だった。
事情を話したものの、人間嫌いのエドナは協力を拒否する。

　なにより、ドラゴンになってしまっていた唯一の家族――
――兄アイゼンを放っておくわけにはいかないと言って、エドナは姿を消す。

　ドラゴンになってしまった天族は、導師の浄化の力でも元に戻すことはできない。

「鎮めるには殺すしかない」自虐をこめてエドナは語った。

　エドナの言葉に、果てしない葛藤と苦しみを感じ取ったスレイは、
再開した彼女にアイゼンを元に戻す方法を一緒に探そうと提案する。

　スレイの世間知らずな……だが、本気の純粋さがこもった言葉に心を動かされたエドナは、
彼女一流の言い方で、同行を承知した。

　今度は風の骨の頭領が戦いを仕掛けてくる。
頭領は、導師の存在そのものが民を迷わす悪と考えているらしい。
頭領は強い霊応力をもち、なんと天族デゼルを宿していた。
暗殺者である頭領の想いも『純粋』ということなのだろうか……？

　川辺に戻ったスレイは、エドナの力を使って川底を隆起させ、あっという間に橋の土台を出現させた。
その異常な力は、人々に様々な感情を抱かせるほどのものだった。
自分を巡って様々な人間の思惑が錯綜（さくそう）していく。

　スレイはライラが語った『導師の宿命』をかみしめるのだった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１０　木陰に満ちる病


　かつて学術の街として繁栄したマーリンドは、
思っていた以上に酷い疫病に冒されていた。

　疫病の原因は、やはり憑魔。
それゆえに、薬を届けても根本的な解決にはならない。

　街に巣食う最も強力な憑魔ドラゴンパピーを退治すれば、マーリンドは復興するはず。
そう信じたスレイは、まず、パピーに力を与えている小さな穢れを順番に祓（はら）っていく作戦を実行する。

　疫病を伝染させる憑魔ハウンドドッグ。
美術館のノルミン天族アタック。
図書館の司書アガサ。
スレイたちの奮闘によって、それぞれに事情をもつ彼らの穢れは祓われた。
そしてアタックの協力を得て、ついにドラゴンパピーの浄化に成功する。

　天族の姿を取り戻したロハンは、スレイに感謝し、
大樹を器にマーリンドに加護を施（ほどこ）そうとする。

　だが、街の外にはまだ強力な憑魔がおり、ロハンは加護領域を広げられない。
あと一歩でマーリンドが復興する。
その憑魔をなんとかしなければ……

　スレイは、街の外の憑魔を倒す間、マーリンドを守ってもらおうと傭兵団に協力を頼む。
現実主義者の隊長ルーカスの信頼を得ることに成功し、
一路憑魔が潜（ひそ）むボールス遺跡に向かう。

　加護領域の展開を邪魔していた憑魔イビルプラントを撃破するが、
反応の遅れたスレイの隙を突かれ、ミクリオとアリーシャがピンチに陥ってしまった。

　ミクリオは気付いていたが、以前からスレイの右目は見えていなかった。
それは十分な霊応力をもたないアリーシャを従士にしている反動。
隠したまま旅を続けるのは、もう限界だった……

★　　　　　　★　　　　　　★

§１１　戦場にて


　マーリンドの加護は復活させローランス帝国に向かおうとするスレイの前に
風の骨頭領とデゼルが現れ、なぜ自分を犠牲にして得た賞賛を捨てる？　と問う。

「別の場所に知りたいことがあるから」
とあっさり答えるスレイ。

「……変わっているな」
そう言い残して頭領はなにもせずに立ち去った。

　一方、アリーシャはスレイたちに別れを切り出す。
それは、スレイの反動を知ったアリーシャが出した精一杯の答えだった。
彼女の想いを察したスレイたちは互いに夢を追うことを約し、
別々の道へと歩き出すのだった。

　だがその直後、世界の状況は大きく変転する。

　ハイランドとローランスの武力衝突が始まり、
ローランスに通じた容疑でアリーシャが捕えられてしまったのだ。

　ハイランドの師団長ランドンは
「導師スレイが勝利をもたらせば、アリーシャの潔白は証明される」と告げ、
スレイに参戦を強要する。

　アリーシャを人質にとられたスレイは、やむを得ず両国軍が対峙する
戦場グレイブガント盆地に向かうことになった。

　グレイブガント盆地では、激戦が繰り広げられていた。
怒りや憎しみが渦巻く戦場は、まさに穢れの坩堝（るつぼ）。
奇襲に失敗したルーカスたちが見捨てられようとしていると知ったスレイは、
命令を無視して、たった一人でローランス軍の包囲網を切り崩しにかかる。

　導師の力は圧倒的で、しかも一般の人間には何が起こっているのかすら認識できない。
ローランス兵は、恐怖とパニックでなすすべもなく撤退した。

　大軍を単身で退ける導師の力――それは、
救い出したルーカスたちの表情すら強張らせるほどのものであった。

　勝敗は決した。
だがその時、異常に邪悪な領域が戦場を包み込み、
兵士たちが次々に憑魔化していく。

「まさか災禍の顕主！？」

不吉な予感を振り払って辿り着いた穢れの中心には、
獅子の顔をした憑魔が待ち構えていた。
その者には神依の力すら通じない。

　邪悪に笑う獅子。
「我が名はヘルダルフ。若き導師よ、生き延びて見せられるか？」
その咆哮に圧されたスレイは、導師の力を失ってしまう。

　憑魔たちに包囲された絶体絶命のスレイを救ったのは、風の骨の頭領。
その仮面の下に隠された顔は――
商業ギルド『セキレイの羽』の少女ロゼだった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１２　澄んだ赤と黒き風


　頭領の正体に驚きながら、ロゼを背負って風の骨のアジトに避難したスレイ。
そこで、風の骨が人殺しではあっても悪を斬る信念をもった集団であると知る。
そして、闇に生きる者でありながらも、明るく裏表がないロゼに、
好感を抱くのだった。

　ヘルダルフに打ち負かされて封じられていた霊応力が回復し、
再びライラたちを認識できるようになったスレイは、
セキレイの羽の知人である探検家メーヴィンに促され、
アジトの奥にある遺跡の探検を始める。

　休息目的だったが、お化けが苦手なロゼと、
密かに彼女に憑くデゼルも同行することになった。

　探検の中で、ロゼの穢れのない明快な性格を知ったライラたちは、
彼女ならスレイの宿命を分かち合う良い仲間になってくれるのではと感じる。
だが、ロゼは強い霊応力を持っているが、お化けを怖がる感情が、
それを封じてしまっているようだった。

　そんな中、憑魔ドラゴニュートが一行に襲いかかる。
見えない敵に動揺するロゼ。
だが、スレイを思うミクリオの真摯な語りかけに耳を傾けた彼女は、
未知の存在への恐怖を振り払って従士の契約を結び、
憑魔との戦いに飛びこんでいく。

　同時に、復讐のために神依の力を欲するデゼルも、
ライラの陪神として参戦した。

　ロゼとデゼルの協力を得てドラゴニュートを浄化したスレイは、
遺跡の深部で、導師の試練を指し示す壁画を発見した。

　この試練を乗り越えれば、災禍の顕主ヘルダルフに
対抗する方法が見つかるかもしれない。

　新しい希望……そしてなにより、純粋な暗殺者ロゼと、
友を殺した憑魔に激しい復讐心をもつ天族デゼル――
クセはあるが頼もしい仲間を加えたスレイたちは、
試練を巡る準備を整えるため、ローランス帝国を目指して、
アジトを出発した。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１３　白皇の騎士と穢れし枢機卿（すうききょう）


　なかなか天族の存在に慣れないロゼに苦笑しつつ
訪れたローランス帝国の街、ラストンベル。

　そこで一行は、謹厳（きんげん）な騎士団長セルゲイと知り合う。
スレイが本当に導師の力をもっていると見極めたセルゲイは、
ローランス教会の枢機卿フォートンを探るために
力を貸して欲しいと真摯に告げる。

　帝国では、人望の厚かった教皇が謎の失踪をとげて以来、
枢機卿の周囲で不穏な事件が連続発生しているという。

　フォートン枢機卿が、導師に匹敵する奇跡の力を身につけている
らしいと知ったスレイは、枢機卿に会ってみるために、
帝都ペンドラゴを目指す。

　ペンドラゴは、憑魔を暗躍し、降りやまない雨に悩まされている都だった。

　セルゲイと再会したスレイは、遺跡でもある協会の本部、
教会神殿へ入る許可を得た。

　教会を訪れる前夜、デゼルの仇が、風の骨の前身である
『風の傭兵団』を罠に嵌めて壊滅させた憑魔であり、
ローランス皇室と繋がっているらしいことを知る。

　デゼルは、枢機卿の異常な力に、仇憑魔への手がかりを感じていた。

　一方、デゼルの事情を知らないロゼも、
先の武力衝突の被害者から、戦争を起こした張本人の暗殺依頼を受けており、
独自に枢機卿を見極めようとしていた。

「民を苦しめる悪なら殺る」

容赦はないが、ロゼの矜持と想いを純粋そのものだった。

　ロゼに人殺しをして欲しくないと願うスレイにとって、
それは複雑なことだったが……

　騎士団と教会、スレイとロゼとデゼル。
それぞれの思いを絡み合わせて、雨の夜は更（ふ）けていく。

　スレイは、教会神殿で『導師の秘力』について書かれた碑文を発見した。
しかし、碑文は暗号で記されており、
解読できるのは教皇マシドラだけだと判明する。

　その時、スレイとロゼを強力な領域が包み込み、
二人は霊応力を遮断されてしまう。

　それはフォートン枢機卿の領域だった。
姿を現した枢機卿は、スレイを値踏みするように語りかける。

　災厄の時代に対処しようとする彼女の理想は、
冷徹だが一理あるものだった。

　そして教皇失踪も枢機卿の仕業ではなく、
教皇自身が責務を投げ出して逃走したのだと知る。

　なにが真実なのか迷うスレイ。
だが、邪悪な領域を広げる枢機卿に協力はできなかった。

　ミクリオの活躍で、なんとか枢機卿の領域から脱出することに
成功したものの、彼女を打ち破るには導師の秘力が必要だ。
だが、秘力の碑文を読める教皇は行方不明……。

　行き詰まりかと思われたが、
暗殺依頼の内偵を進めていた風の骨が、
教皇の居場所の手がかりを掴んだ。

　辺境の村ゴドジン――教皇に会えば、
きっと帝国の真実もわかるはずだ。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１４　辺境の地の熱き想い


　辺境のゴドジンは、かつては貧しい村だったが、
今は村長スランジの指導によって、村人皆が希望を持って
生きるようになっていた。

　聖域と呼ばれる遺跡を調べたスレイは、
村長が教会の名を騙って、偽エリクシールを製造し、
村の資金源にしていると知る。

　村長は逃亡した教皇マシドラだった。

　教皇として生きたせいで家族を失ってしまった彼は、
逃亡した自分を暖かく迎え入れてくれたゴドジンの村人たちを
新しい家族と感じ、村のために手を汚す覚悟を決めていた。

　犯罪者ではあるが、教皇の決意は穢れていなかった。
スレイは、そんな彼をこのままにしておこうと決める。ロゼも悩む。
教皇が責任を投げ出したことが、帝国が戦争に向かった一因であった。
でも、ゴドジンを救ったのも彼……悩んだ末、ロゼも帰ることを決める。

　二人の純粋さを知った教皇は、暗記していた碑文の文章を明かす。
そして、導師の秘力を得るための四つの遺跡――そのひとつ、
火の試練神殿がゴドジンの聖地の奥にあることも。

　試練神殿の最深部で憑魔サラマンダーを倒し、
スレイは『火の秘力』を手に入れる。

　だが試練には、力だけでなく、導師の心を問う課題が
隠されていた。スレイはライラの身を挺（てい）した助言によって、
自身が進むべき道を選び取り、力と心、ふたつの試練を
見事クリアする。

　力は得た。だが、その力を向けるべき『穢れ』は
人の心と同じものなのだ。

　教皇の真実を通してスレイとロゼは、
人の世界の難しさを知るのだった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１５　覚悟と決意


　スレイは神殿教会で枢機卿が変化した憑魔メデューサと対決する。
デゼルの力でメデューサの石化能力を無効化して勝利できたが、
自身の歪んだ正義に疑いをもたない枢機卿は、
無限の穢れを発し続け、浄化することができない。
こうなったら残された手段は……

　悲痛な思いでとどめを刺そうとしたスレイに先（さき）んじ、
ロゼが枢機卿を殺す。

「スレイの仕事は生かすこと。あたしの仕事は殺すこと」

と、ロゼは屈託なく笑ったが、スレイは自分の力のなさが悔しかった。

　しかし、枢機卿の領域が消え、ペンドラゴに晴れ間が戻った。
全力は尽くした。それは確かだ。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１６　秘力を求めて


　教会の混乱は収束した。あとはセルゲイたち次第だ。
だが、気になることがあった。
教会神殿の奥には、大陸全土を加護する天族・五大神マオテラスが祀られているはずなのに、
その姿が失せていたのだ。

　メーヴィンと再会し、マオテラスの失踪が災厄の時代が始まった原因かもしれないと考えたスレイは、
手がかりを求めて、マオテラスと同じ五大神の伝承が残る試練の神殿を巡ることを決める。

　はからずも導師の修行とマオテラスの捜索、遺跡探検の目的が重なった。
張りきるスレイ。

　再会したアリーシャから、水の試練神殿らしき情報を得る。
彼女の尊敬する師である女騎士マルトランが未知の遺跡に探索（たんさく）に向かったのだという。

　スレイは手がかりを元に試練神殿を発見し、憑魔アシュラの浄化に成功した。

　だが、その前にマルトランが現れ、アシュラの剣を奪って立ち去る。
マルトランの正体は憑魔だったのだ。
災禍の顕主の尖兵（せんぺい）として戦争を煽り、世界を破壊することが彼女の目的であり、
アリーシャはそのために利用されていただけだった。

このことをアリーシャが知ったら……試練以上の苦悩がスレイにのしかかった。

　地の試練神殿に挑むスレイたち。

　外見に似合わず臆病な憑魔ミノタウロスと、追いかけっこを繰り広げた末、
なんとか浄化すること浄化することができた。

　ミノタウロスの正体は、虐げられた子どもたちの魂だった。

　穢れにも憑魔にも、生まれる理由があるのだ。

　試練をひとつ越える毎、スレイは人の世に蔓延る（はびこる）穢れの本質に
気付いていくのだった。

　身投げの塔でもある風の試練神殿で、一行は憑魔デュラハンと戦っているザビーダと再会ｓる。
憑魔を殺すのをとめようとするスレイに、楽しそうにつっかかってくるザビーダ。
相変わらず真意が読めない謎の男だ。

　塔の屋上で、過ちを犯した女性レイアの身投げをスレイとデゼルは阿吽の呼吸で阻止し、
デュラハンを浄化する。
頑なに復讐に生きようとするデゼルにも、
いつの間にか仲間との絆が育っていた。

　風の秘力を手に入れ、ついに四つの秘力が揃った。

　いよいよヘルダルフと対決すべく、戦場へと向かう。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１７　さすらいの風、去りてまた……


　戦場直前で、風の骨にローランス皇室絡みの依頼が入る。
慎重に事情を見極めるために、ローランス王宮へ侵入しようとするロゼ。
仇と通じている皇室に接近できる。
デゼルもはやり立つ。

　三度ザビーダが一行の邪魔をするが、
彼はスレイに力を操作する道具ジークフリートを渡して消える。

　理由を考える間もなく、風の骨を完全に裏切った憑魔ルナールと、
幻覚を操る謎の存在が一行に襲いかかってきた。

　幻覚を操っていた天族サイモンこそ、デゼルの居場所だった風の傭兵団を陥れた仇だった。
だが、サイモンは真実を語る。
傭兵団が壊滅したのは、デゼルが加護を与えたものを不幸にする『疫病神』だったからだと。

　自ら封じていた忌まわしい記憶が蘇る。
友を殺し、ロゼを不幸にした原因が自分自身だったと思い出したデゼルは動揺を突かれ、
ロゼと共に致命傷を負ってしまう。

　気絶したロゼは憑魔フューズドフェイスに取り込まれてしまった。
このままではロゼは、導師級の力をもった憑魔と化してしまう。
それこそが、サイモンがデゼルを利用して為そうとした計画であった。

　瀕死のデゼルは、スレイにジークフリートで自分を憑魔に撃ち込めと命じる。
ロゼと憑魔を切り離してみせると言い切るデゼルの言葉には、
ロゼへの想いとスレイへの信頼が籠もっていた。

　その意気に答え、スレイはデゼルを憑魔に撃ち込む。
憑魔の精神の中に入ったデゼルは、真実を告げ、
彼女を利用してしまったことを謝罪する。

　だが、ロゼは
「自分は不幸じゃない。感謝している」
と明るく笑った。

　その言葉に救われたデゼルは、仲間への素直な想いと
感謝を言い残して、静かに消えていった……

　デゼルは死んだ。

　彼を悼むスレイたちの前に、ザビーダが姿を現す。
ザビーダは自分にはマオテラスと決着をつけなくてはならない理由があると告げ、
ヘルダルフがマオテラスと結びついているのではないかという推論をなす。

　彼の真意を信じ切れない一同。

　だが、デゼルの遺言を受けたロゼの一喝、
そして涙が一同のわだかまりを解くのだった。

　こうして新たにザビーダが仲間に加わった。

　彼がなぜか放っておけなかった、寡黙で熱い風の天族の帽子と共に。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１８　底知れぬ災禍


　ついに災禍の顕主ヘルダルフと激突するスレイたち。
成長したスレイはヘルダルフを押し込むが、その余裕の笑みを消すことができない。
ヘルダルフの真意は、スレイを穢れに染まらせることにあった。

　穢れに抵抗することが、いかに不自然であるか語るヘルダルフ。
その言葉の裏には、穢れ以上に禍々しい意志があった。
自分が『答え』を出していないと感じたスレイは、
相手の掌の上での決着を避ける理由を示す。

　ヘルダルフがマオテラスと繋がっていることを確信したスレイは自分自身の『答え』を出すために、
マオテラス伝承を追っているメーヴィンと合流することにした。

★　　　　　　★　　　　　　★

§１９　語り部は黙して伝える


　ローグリンでメーヴィンと再会したスレイは、彼の正体が
歴史を語り継ぐ『刻遺の語り部』だと知る。

　メーヴィンに促されて、ヘルダルフの過去が記された瞳石（どうせき）――
――『大地の記憶』をすべて集めたスレイは、
ヘルダルフが不死の呪いを受けており、その孤独と絶望が、
世界を穢そうとする原動力なのだと気付く。

　世界崩壊の危機を前に、メーヴィンも語り部の禁忌を破って、災禍の始まり――
――ヘルダルフが呪いを受けた理由を公開することを決意する。

　メーヴィンの持つ最後の大地の記憶が光を放つと、
スレイたちは『始まりの村カムラン』に立っていた。

　ライラのパートナーであった先代導師ミケルは、
尽きない人の穢れと導師の使命に疲れ果ててしまう。

　彼は、せめてマオテラスを穢れさせないよう、
秘かに辺境の神殿に移し、その近隣にカムランを開拓した。
だが、ミケルがささやかな希望を託したカムランは、
ローランス将軍ヘルダルフの野心のせいで軍隊に蹂躙され、壊滅。

　マオテラスも憑魔化してしまう。
絶望したミケルは、妹ミューズの子を生贄に捧げ、ヘルダルフに不死の呪い――
――永遠の孤独を与えた。
最強の災禍の顕主ヘルダルフを生み出したのは、
先代導師の憎悪だった。

　だが、記憶にはまだ続きがあった。

　強大な穢れを感じてカムランに駆けつけたジイジは、
生き残っていた一人の人間の赤子を拾い上げる。

　そしてミューズも、生贄にされ天族に転生してしまった自分の息子をジイジに託し、
自らは誓約の力で結界を張り、マオテラスごとカムランを封じた。

　成長した二人の赤子――スレイとミクリオは自分たちの生い立ちの秘密を知った。

　導師と災禍の顕主。災厄の時代とマオテラス。
全ての縁は、自分たちと繋がっていたのだと。

　すべてを知った上でスレイが出した答え。

　それは「ヘルダルフを救いたい」というものだった。

　だが、問題は自身の答えを本当に信じられるかどうか。
ヘルダルフの『救い』とは、永遠の孤独を止めること。
それにはマオテラスとの結びつきを断つ必要がある。
そう……かつてデゼルがやったように仲間の命を
ジークフリートで撃ち込まなければならないのだ。
それができるのか？

「決意を証明してみせろ」

と立ちはだかったメーヴィンに、スレイと仲間たちは見事に絆を繋げ、
信念を示してみせた。
力尽き、倒れたメーヴィンの顔には満足気な笑みが浮かんでいた。

★　　　　　　★　　　　　　★

§２０　世界に溢れる陰謀


　決意を固めたスレイたち。

　だが、グレイブガント盆地ではハイランド王国とローランス帝国の総力戦が
行われようとしていた。
これも、穢れを溢れさせるためにヘルダルフたちが仕組んだこと。
なんとかとめなければならない。

　しかし、風の骨のメンバーたちが、ルナールの策略によって
ローランスに捕縛されたという情報が入る。
家族を救うために離脱するロゼ。

　風の骨の救出を手伝うか、戦争を止めるためにハイランドとローランスに接触するか、
スレイはギリギリの選択を迫られる。

　ペンドラゴでは、風の骨の処刑が近づいていた。
ロゼの身を削った挑発によって、処刑場に引きずり出されたルナールは、
怒りにまかせてロゼに襲いかかった。

　しかし、間一髪でスレイたちの助けが間に合い、
ロゼは風の骨メンバーの救出に成功する。

　だが、歪みきったルナールの穢れは、枢機卿と同じように浄化できず、
ロゼの言葉も届かなかった。

　ルナールは、最期まで風の骨を「家族ゴッコ」と罵りながら、
炎と共に消え去るのだった。

　ラストンベルでは、戦争回避を主張するセルゲイが、
先の衝突の復讐を望む住民たちに吊し上げられ、
激しい罵声を浴びせられていた。

　屈辱に耐えて、セルゲイは辛抱強く説得を続ける。
住民たちがサイモンの幻術に煽られていると知ったスレイはサイモンを追いかける。

　執拗に繰り返されるサイモンの挑発を受けとめ、退けるスレイ。
彼女の狙いは一体……？

　一方、セルゲイが命懸けで街の少年を救ったことを切っ掛けに、
住民たちもわずかに冷静さを取り戻した。

　人の弱さに耐えるセルゲイの姿は人の希望でもあった。

　ハイランド軍の指揮官はヘルダルフの配下であるマルトランだった。
開戦を止めるには、総攻撃を命じる使者に任（にん）じられたアリーシャに会うしかない。
それはアリーシャにマルトランの正体を告げることを意味していた。
アリーシャは動揺しながらも、再びスレイの従士となって、
マルトランに真実を問う。

　マルトランは非情な言葉を投げつけ、アリーシャの槍で自害した。
だが……

「騎士は守るもののために強くあれ。民のために優しくあれ」

すべてを投げだしかかったアリーシャを支えたのも、
マルトランが彼女に教え諭した言葉であった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§２１　戦場に生まれしドラゴン


　一同の奮闘も虚しく、両国軍本隊の衝突が始まってしまう。
しかも、戦場にはヘルダルフに捕らわれた一人の高位天族の姿があった。
戦場が生み出す膨大な穢れによって、彼は実体化ドラゴン・ティアマットと化してしまう。

　咆吼が大地を揺らす。
圧倒的すぎるドラゴンによって敵味方の区別なく虐殺されていく兵士たち。

　悲鳴と恐怖と絶望が支配する戦場で、
唯一スレイたちだけがドラゴンの前に立ちはだかった。

　それは、誰の目にも無謀な戦いに見えた。

　しかし、スレイとロゼが示す穢れなき意志が、
生き残った兵士たちの闘志を揺り起こしていく。
両軍の兵は協力してスレイたちを援護し始める。
彼らの勇気は、スレイたちに希望を与えた。

　だが、実体化したドラゴンは導師にも浄化できない。
ドラゴンを押し込んだスレイは、とどめの剣を振り上げる。
メーヴィンと約束した決意を込めて。

　スレイの決意を感じ取ったロゼは無言。

　ただ、罪を分け合うようにスレイの剣に拳を重ねた。
二人の一撃を受けたドラゴンは、断末魔と共に天空へと消えた。
それは『人間』の勝利だった。

★　　　　　　★　　　　　　★

§２２　想い定まる


　ドラゴンの出現と撃退をきっかけにして、
ハイランドとローランスの間には和平の機運が高まっていった。
アリーシャとセルゲイが、それぞれの代表として停戦の交渉を開始した。

　穢れの晴れた街でスレイは見た。

　語り合う兵士たちを。平和を喜ぶ街人たちを。
その姿に国や身分の区別はなかった。

　スレイは、両国の架け橋になって欲しいというアリーシャの申し出を笑って断る。

　スレイの進む道は、もう別にあった。

　人間世界への名残を惜しむような一夜。

　ロゼとライラ、エドナとザビーダ、そしてスレイとミクリオ――
――皆、各々が出した『答え』を、それぞれのやり方で伝え合った。

　スレイは、ヘルダルフから切り離したマオテラスを自らに宿して、
長い眠りにつくことを考えていた。
そうすれば、スレイの霊応力が大陸中に行き渡り、
導師ほどではなくとも天族を知覚できる人間が生まれ続け、
穢れを鎮めてくれるかもしれない。

　それは希望を込めた賭けであったが、スレイは人のもつ可能性を信じていた。

　だが、スレイの夢はどうなる？

　そう問うミクリオに、スレイは迷わず答える。

「オレが忘れない限り終わらない」

どこまでもスレイはスレイだった。

　ならば、仲間たちも笑って彼の決意を助けるだけだ。
皆の『答え』は、導師スレイの進む道と重なっているのだから。

★　　　　　　★　　　　　　★

§２３　始まりの村へ


　マオテラスと一体化したヘルダルフは、カムランにいるはず。
大地の記憶で、カムランとイズチが繋がっていると知ったスレイは、懐かしい故郷に戻る。

　だが、何者かにジイジの領域は破られ、イズチにはハイランドの部隊が乱入していた。
停戦に反対するバルトロが、かつてのヘルダルフと同じ目的で行動したらしい。

　姿の見えないジイジに案じる一行の前に、サイモンが現れ、スレイを挑発する。

　この惨状は彼女の計略なのか？

　膨大な穢れが、どこからか吹き出している。

　ミューズの結界が破られたのかもしれない。

　スレイはジイジの身を案じつつ、マビノギオ遺跡の最深部、封印の間へと進んだ。

　そこでは、瀕死のミューズが、なんとかカムランから溢れる穢れを抑え込もうとしていた。

　ミューズは、かつてジイジに託した子どもたちが、
必ず希望を繋げてくれると信じ、自らの命を燃やして穢れを封じ込む。

　ミクリオは、息子だと明かさずに母の願いだけを受け取り、
そっと別れを告げるのだった。

　スレイを穢れに落とそうと、必死の幻術で挑発を続けるサイモン。
だが、スレイは彼女の弱さを見抜いていた。

　サイモンは、デゼルと同じく加護した者を不幸に落としてしまう力をもって
生まれた天族だった。

　苦しみのあまり、自分自身を否定し、すべてを闇に染めようとする彼女にスレイは語りかけた。

「どんなヤツだって居てもいい。みんな幸せになる方法、きっと見つけるよ」

　詭弁だと呟きながら、サイモンの体から力が抜け、
彼女は、子どものように泣き声をあげた……

決戦！サイモン

★　　　　　　★　　　　　　★

§２４　穢れ渦巻く聖地で


　初めて足を踏み入れた現実のカムラン。
こここそが、災厄が始まった地であり、スレイとミクリオが生まれた場所でもあった。

　村を見下ろす古の神殿……そこに災禍の顕主ヘルダルフとマオテラス、
そしてきっとジイジがいる。

　冒険の旅の果てに見つけた『答え』を抱いて、
スレイは決戦へと進む。仲間たちと共に。

　自分の答えを最後まで信じられるかどうか――その結末と世界の未来は、
行く手に溢れる穢れの先にある。

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絶望は甘い罠　閉ざされたその扉
心が戦場だから　誰にも救えない

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この世界の宿痾は加速する

【ルパン三世】オートジャイロを奪う気だわ！のシーン【カリオストロ】
http://www.ni covideo.jp/watch/sm21026324

最近ちょくちょく非通知電話かかってきてるなあ

ブレイブルーも愈々マンネリだ。
と言えばゲーム自体も言える。
けれど何でだこの清々しい気分は。

筋トレや。
いい男になって女を掴まえてやる。
父親を偽って子供を地獄に落としていれようか。

いや、まだ遠い未来か永遠に来ない話だ。
そんな自分自身を嗤えるなんてなんと愉快なこと。

これは回復ではありません。
そう宣言すれば、この臨場感味わいの極みだ。
この魂。誰にも渡さん。

頼りの無い大人はますます居なくなる。

やがて日本は消滅するのだろうか……

とは自分本位の弱者の意見だ。
強い遺伝子を残して、プロ野球選手みたいな人類を益々創り上げていくのだ。

頼りの“ある”大人はますます居なくなるだ。

酔っ払っちゃって支離滅裂。
今に始まったことでは無いが。

俺は結構肯定してるんだがな。
日本の消滅。
街は綺麗になってるけど、人の心は穢れに満ちている。
品性が無くなっている。もの凄い速さで。

保守派に殺されて死ぬのなら本望だ。

おいコラってぶん殴られてももう泣かん。
渾身の憎しみと侮蔑を込めて、この運命を叩きつけてやる。
俺の人生、そんなちっぽけなものだ。

しかしポケモンGOリリースされてから色々と萎えるわな。
そういうヒト達には控えめな顔して知らんわ。
え？ポケスポット？……はい、そうですか。

やめだやめだ。何もかも馬鹿馬鹿しい。

国家の精神感情が最も昂っている時代こそ……とは雖も、やはり品が無い。

ドラクエ５のラインハット関所で川を眺め続ける爺さんよ。
パパスが生きて居たら、パパスの未来もそうだったかもしれんな。

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北の空が澄んでいたころ

甘夏

そろそろねるホ、おやすみー。
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NHK総合を常に実況し続けるスレ 124380
http://nhk2.2ch.net/test/read.cgi/livenhk/1469817824/

やまゆりの園、献花増えてるぞ。

2つの有理数a、b≠0、無理数x　が、a+bx＞0を満たすとする。y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。
このとき、a+bxがyの有理数乗で表せないならば、log{y}(a+bx)は無理数である。
証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。
矛盾に導くために、X＝log{y}(a+bx)　とおいてXが有理数であったとすると、a+bx＞1、y＞0　から
Xは正の有理数であるから、Xに対して両方共に或る正整数m、nが存在してX＝n/mであり、仮定からm≧2。
X＝n/mであるから、log{y}(a+bx)＝n/m　から、a+bx＝y^{n/m}。
よって、a+bxは有理数yのn/m乗で表せることになり、これは仮定に反する。

[定義]：正の実代数的数a、代数的無理数bによりa^bの形で表される超越数を超々越数という。
超々越数の集合をHとする：
H＝{a^b|aは正の実代数的数、bは代数的無理数}。
実代数的数の集合Kは可算無限なので、Hは可算無限集合である。
[補題]：2つの実代数的数a、b≠0、超々越数ではない超越数x　が、a+bx＞0を満たすとする。
y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。 このとき、log{y}(a+bx)は無理数である。
証]]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。
矛盾に導くために、log{y}(a+bx)＝n/m　m、nは正整数　とすると、y＞0であるから、a+bx＝y^{n/m}　から、(a+bx)^m＝y^n。
然かるに、a、bは共に実代数的数である。また、超々越数の定義に注意すると、仮定からxは超越数である。従って、(a+bx)^m≠y^nであって相矛盾する。
[定理]：2つの実代数的数a、b≠0、超々越数ではない超越数x　が、a+bx＞0を満たすとする。
y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。 このとき、log{y}(a+bx)は超越数である。
証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。
矛盾に導くために、X＝log{y}(a+bx)が超越数ではないとすると、補題から、Xは代数的無理数である。
また、y≠1は正の実代数的数である。よって、超々越数の定義から、y^X∈H。
ここで、y^X＝a+bx　であるから、a+bx∈H、H⊂H∪K　から、a+bx∈H∪K、また、a、b∈K。

[定理]：2つの実代数的数a、b≠0、超々越数ではない超越数x　が、a+bx＞0を満たすとする。
y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。 このとき、log{y}(a+bx)は超越数である。
証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。
矛盾に導くために、X＝log{y}(a+bx)が超越数ではないとすると、補題から、Xは代数的無理数である。
また、y≠1は正の実代数的数である。よって、超々越数の定義から、y^X∈H。
ここで、y^X＝a+bx　であるから、a+bx∈H、H⊂H∪K　から、a+bx∈H∪K、また、a、b∈K。
従って、Kは体をなすことに注意すると、bx∈H∪K。仮定からbxは超越数であるから、
bx∈Kではないことに注意すると、bx∈H。従って、bxに対して或る正の実代数的数c、代数的無理数d
が存在して、bx＝c^d。ここで、y^X＝a+bx　であるから、y^X＝a+c^d　から、a＝y^X-c^d∈K。
ここで、c^d∈R＼Kであるから、K(c^d)は超越拡大体であり、K⊂K(c^d)。
よって、y^X-c^d∈K(c^d)から、y^X∈K(c^d)。故に、2つの超越拡大体K(y^X)、K(c^d)について、K(y^X)⊂K(c^d)。
同様に考えると、K(y^X)⊃K(c^d)。従って、K(y^X)＝K(c^d)。

無限の風

爪竜連牙斬爪竜連牙斬爪竜連牙斬爪竜連牙斬爪竜連牙斬爪竜連牙斬爪竜連牙斬爪竜連牙斬

「決して出られぬ牢獄の鉄格子の先に見えるわずかな空に、
ベアトリーチェという魔女は、幸せになれたかもしれない世界を夢想した…。
しかし、その鉄格子の先の空は、…………またしても、牢獄の中だったのだ……。」


どんなに探しても理御が助かるカケラは存在しなかったのだろう。
それを考えるとヤスが事件を起こした時に、一族が殺し合いをしないカケラ
というのも存在しなかったのではないだろうか。

ベルンカステルは奇跡を司る魔女だ。
１％でも可能性があればそれを奇跡に昇華できる。

しかし、ヤスの計画にそのカケラはなかったのだろう。
だから、ベルンカステルはメッセージボトルが誰かに拾われ、
最終的に十八が読み真相に至るという奇跡を叶えた。

ベルンカステルが常に人間側に立ち魔女幻想を打ち破ろうとしていたのは、
このメッセージボトルが十八まで届くという奇跡を叶えたからではないだろうか。
メッセージボトルはヤスが戦人に真相に至ってほしいと願って海に投じた物だ。

だから、ベルンカステルはその思いをないがしろにする事は出来なかったのだろう。

ep8の結末（特に魔法END）は、竜騎士の練りに練った想いを込めた答えだが、
その過程を書くのは、なかなか苦痛だったんじゃないだろうか。
緑寿一人の為に、そう心を蔑ろにしないために…。

しかし可愛さあまりに地獄に突き落としたい葛藤に苛まれながら（ここで古戸ヱリカの登場。）、
その過程は山に慣れていない者が挑戦する山の様だ。

現に漏れが読んでいて苦痛だった。(´ﾟ∞ﾟ｀)


>>150は転載。URLは「おっぱい禁止！」で貼れなかった。

走り書きで醜い文章になってしまったが。

個人的に、緑寿と理御は気に入っている、とだけ。

さまよう姿とうにガラクタ
漂いながら思った

「どうにかなるさ」

と苦笑いの神は堕落した。

踊らされたマリオネット

彼の掌の上、絶望した。

「劣」「悪」「俗」世間
億千万のワナビー！

繋いだ鎖を砕いて

僕がいて
君がいない

ひとしきり泣いて思う
全部消エテシマエ…。

愛しき想い多く抱いて
霧になって誰もいない

電車の座席で短髪の綺麗な芋顔の（恐らく）男子高校生を見つけドキッとしてしまった。
腕が太く体格も良い。部活動の帰りだろうか。
大股開いて股間の膨らみを晒して居り、なんて無防備なと思いつつ、
自分はサングラスをかけているため凝視が出来、次第に勃起し慌てる。

ツバキのアストラルヒートが案外やりやすいため、連発した。632146＋Ｃ。
セリフはCSとは変わって中二が抑えられている。
周りが喧しいのもあって、正確には聞き取れてはいないが。

夜の4時44分44秒に、ポケモンGOで玄関を見ると、「メタモン」と名乗る、髪の長い血まみれの女性が現れるらしい。

ジオン軍少佐のものまねスターフォックス64
http://www.ni covideo.jp/watch/sm28818496

きんちく偏向思考による書記　【テーマ ： NARUTO四十三巻】


うちはイタチは最も平和を愛する男だ。
戦争を経験し、その光景にトラウマになったと云われている。

しかし父フガク首謀うちはクーデターによって、再び起きるであろうあの光景を、
サスケに与えてしまうのではないか。兄として出来ることはなんだ。

生と死の狭間に立たされたイタチは、うちは一族を救済するのを第一目的し、抹殺を選んだ。
それは千手一族を代表とする火影柱間が創った『木ノ葉の里』を救う意味でもある。これが第二の目的。
イタチは気付いていた。そして、それをサスケに知って欲しくなかった。

サスケには成長してから、自分と同じ手段を選んでしまうのでは……
絶望する前に、他の手段を選択して欲しいと。
それをどう伝えるか熟考し結論した。憎むべき兄を演じること。

生に逃げて、生に執着する道を選択して欲しい心から願った。同時に期待した。
全ての選択はサスケに託す。

イタチが出来ることは“誇り高きうちはの救済”。
兄の世界と弟の世界の分断。
木ノ葉の孤高うちはサスケ。

その考えが間違っているとしても、サスケには生の実感を謳歌しろと。
これが理想だった。

だが、サスケはトビによって気づいてしまった。
死は救済に誘われると。
トビもイタチと同じ答えだった。

しかし、サスケだけは違かった。最後まで生き延びると。
イタチの計算は聡明で確実だった。
だから自信を持って笑いながら、死んだ。

そしてサスケは結論した。「木ノ葉を潰すこと。」

迅雷伝読む。

そろそろねるホ、おやすみー。
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昔のニコ廚おもしれえな。

7月23日　BBCF　バング vs ナオト　２
http://www.ni covideo.jp/watch/sm29340591

イラマは抜ける。(´ﾟ∞ﾟ｀)

したい立場。(´ﾟ∞ﾟ｀)

ついでにオレのションベンも飲んでな。(´ﾟ∞ﾟ｀)

僕の口は笑っている。

ブレイブルーのハザマみたいになりてえんだよ。(´∞｀)

BLAZBLUE　CHRONOPHANTASMA（ブレイブルー　クロノファンタズマ）OP映像
http://www.ni covideo.jp/watch/1350365391

頭だけスター状態。

朝デデポポ。

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バンジョーとカズーイの大冒険　クランカーのどうくつ　BGM

>>166-167
これはパワー系体育会系の人が言ってたら恐ろしいな……。

クランカーのどうくつ掛けてっから、なんかヘルメット被りたくなってきたな。


(ﾟ∞ﾟ)ゞ

>>175
ゲイビにあったらどうです……中学生諸君！

「貴方疲れてるのよ」と言ってくれる姐さんを想起した。

大多数の男が美女になって男性に犯されたい、と考えるのはヲタ気質なのか日本人気質なのか。

日本語を喋れる九官鳥が電話に出てみた。
http://www.ni covideo.jp/watch/sm16824534

都知事選投開票か。

増田寛也支持。

BBCSｱｹｽﾄのｼﾞﾝなく頃に散

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【悲報】Windows 10 アップグレード 再開
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/news/1469925091/

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あの魔導書はしっかりきっちりと学習しときますぜ。ゲームと平行してな。

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＝＝＝＝＝＝［○=○D
　　　　　　ﾘ´　〈､,,└┘,,〉
　　　　　　　　　し ´⌒｀Ｊ

バイク乗り限定の格闘ゲーム有ってもいい気もする。

そろそろねるホ、おやすみー。
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FF初心者が酔っ払いながらFF5を実況プレイしてみた part51
http://www.ni covideo.jp/watch/sm3331664

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東条流儀・彌冥天翔駆

蒼羅刹那一閃

なんじゃこりゃ
http://www.geocities.jp/vitwiz/chant.htm

>>145-147は池沼すぎるのも程があるので、定義重視に意識して整理する。

いや、他のレスも抜粋するか。
とりあえず験し。

0でない有理数a、b、y、無理数x、について、a+bx、y＞0のとき、log{y}(a+bx)は無理数である。

証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。
矛盾に導くために、log{y}(a+bx)＝n/m　m、nは正整数　とすると、
y＞0であるから、a+bx＝y^{n/m}　から、(a+bx)^m＝y^n。

また、二項定理により(a+bx)^mを展開すると、(a+bx)^m＝Σ[k＝0,m](C[m,k]・a^k・(bx)^{m-k})。
よって、Σ[k＝0,m](C[m,k]・a^k・(bx)^{m-k})＝y^n　であり、ここでm≧2であるから、
X＝y^n−Σ[k＝0,m-2](C[m,k]・a^k・(bx)^{m-k})
とおいて変形すれば、a^{m-1}・(a＋m・bx)＝Xを得る。

ここで、xはQ上線型独立な無理数であるから、
Xが超越数のときは等号は成り立たず矛盾する。

従って、Xは代数的無理数であり、xも代数的無理数となる。
然かるに、a、b、yは0でない有理数、xは代数的無理数であるから、ゲルフォント・シュナイダーの定理より、
log{y}(a+bx)＝log(a+bx)/log(y)は超越数であって、これはn/mではなく矛盾する。

a、b≠0は有理数、xは無理数だから、m＝2のとき、
a^{m-1}・(a＋m・bx)＝X　つまり　a(a+2bx)＝Xから、
Xは有理数ではない。

2つの有理数a、b≠0、無理数x　が、a+bx＞0を満たすとする。y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。
このとき、a+bxがyの有理数乗で表せないならば、log{y}(a+bx)は無理数である。

証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。

　矛盾に導くために、X＝log{y}(a+bx)　とおいてXが有理数であったとすると、a+bx＞1、y＞0　から
　Xは正の有理数であるから、Xに対して両方共に或る正整数m、nが存在してX＝n/mであり、仮定からm≧2。

　X＝n/mであるから、log{y}(a+bx)＝n/m　から、a+bx＝y^{n/m}。
　よって、a+bxは有理数yのn/m乗で表せることになり、これは仮定に反する。

[定義]：正の実代数的数a、代数的無理数bによりa^bの形で表される超越数を超々越数という。
　　　　　超々越数の集合をHとする。

　　　　　H＝{a^b|aは正の実代数的数、bは代数的無理数}。
　　　　　実代数的数の集合Kは可算無限なので、Hは可算無限集合である。


[補題]：2つの実代数的数a、b≠0、超々越数ではない超越数x　が、a+bx＞0を満たすとする。
　　　　　y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。 このとき、log{y}(a+bx)は無理数である。

　　　証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。

　　　　　矛盾に導くために、log{y}(a+bx)＝n/m　m、nは正整数　とすると、
　　　　　y＞0であるから、a+bx＝y^{n/m}　から、(a+bx)^m＝y^n。

　　　　　然かるに、a、bは共に実代数的数である。
　　　　　また、超々越数の定義に注意すると、仮定からxは超越数である。
　　　　　従って、(a+bx)^m≠y^nであって相矛盾する。


[定理]：2つの実代数的数a、b≠0、超々越数ではない超越数x　が、a+bx＞0を満たすとする。
　　　　　y＞0を任意の1とは異なるような実代数的数とする。
　　　　　このとき、log{y}(a+bx)は超越数である。

　　　証]a+bx＞1と仮定しても一般性を失わないのでそう仮定する。
　　　　　矛盾に導くために、X＝log{y}(a+bx)が超越数ではないとすると、
　　　　　補題から、Xは代数的無理数である。

また、y≠1は正の実代数的数である。
よって、超々越数の定義から、y^X∈H。

ここで、y^X＝a+bx　であるから、a+bx∈H、H⊂H∪K　から、a+bx∈H∪K、また、a、b∈K。
従って、Kは体をなすことに注意すると、bx∈H∪K。

仮定からbxは超越数であるから、bx∈Kではないことに注意すると、bx∈H。
従って、bxに対して或る正の実代数的数c、代数的無理数dが存在して、bx＝c^d。

ここで、y^X＝a+bx　であるから、y^X＝a+c^d　から、a＝y^X-c^d∈K。
ここで、c^d∈R＼Kであるから、K(c^d)は超越拡大体であり、K⊂K(c^d)。

よって、y^X-c^d∈K(c^d)から、y^X∈K(c^d)。
故に、2つの超越拡大体K(y^X)、K(c^d)について、K(y^X)⊂K(c^d)。

同様に考えると、K(y^X)⊃K(c^d)。
従って、K(y^X)＝K(c^d)。

K(y^X)、K(c^d)はどちらもKの単拡大であって、K(y^X)とK(c^d)は同型であるから、y^X＝c^d。
よって、y^X＝a+c^d　から、a＝0。
然かるに、これはa≠0に反し矛盾する。

>K(y^X)、K(c^d)はどちらもKの単拡大であって、K(y^X)とK(c^d)は同型であるから、y^X＝c^d。
>よって、y^X＝a+c^d　から、a＝0。
>然かるに、これはa≠0に反し矛盾する。

は間違い。

そろそろねるホ、おやすみー。
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165 名前：きんちく。 ◆AM6WMVyxpY [´ﾟ∞ﾟ｀] 投稿日：2016/07/31(日) 02:22:55.63
7月23日　BBCF　バング vs ナオト　２
http://www.ni covideo.jp/watch/sm29340591

そろそろねるホ、おやすみー。
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本の内容をただコピペしてるだけの無能乙
働けニート

あれま。たかが数レスで顔真っ赤にする奴がいろうとは……
ちなみに本ではない。

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