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竹中 かつて日本経済の主流であった終身雇用制による「一企業に所属する=一生安泰」という時代は役割を終え、「企業依存社会」から「個人自立社会」への転換が求められています。
それは、個々がスキルを高めて自立し、自ら人生を切り拓いていくために、企業や人がサポートする社会です。
同時に、働き方の内容も、求められるスキルも日々変化しています。
オックスフォード大学のマイケル・オズボーンが数年前に発表した論文では、今後10〜20年の間に、今ある職業の47%はなくなると予測しています。
わかりやすい例でいえば、ビデオ判定で野球の審判がなくなるかもしれないし、人工知能で銀行の融資業務の担当もいなくなるかもしれない。
これまでのパソナの歴史でも同様の事例はありましたね。例えば、タイピストはいなくなりました。
http://www.pasonagroup.co.jp/media/index114.html?itemid=1938&dispmid=796