
2017年5月31日、韓国・毎日経済新聞が、韓国の多くの人々の心を癒やし、時には勇気づけてきた漫画やアニメのキャラクターたちを振り返り紹介した。
まずはアニメ「赤毛のアン」の主人公アン。原作はカナダの作家モンゴメリの小説だが、アニメとしては、日本で1979年に放送された高畑勲監督作品が韓国で80年代にかけテレビ放送された。
記事はアンを、「どこにいても良いことを想像できる史上最強の『明るさ』のアイコンに選ばれている」と紹介している。
続いても、アニメ「ぼのぼの」の主人公のラッコ・ぼのぼの、漫画「すーちゃん」シリーズのすーちゃんと、日本発のキャラクターが挙がる。
すーちゃんは「お金も美貌も男もない」平凡な30代女性だが、韓国のファンにとっては、親友にも家族にも言いにくい小さな悩みを共有できる友達のような存在だそうだ。
そして4番目は韓国の漫画「サムボン理髪所」の主人公、サムボン。
大きなはさみを使いこなし、外見にコンプレックスを抱える女子たちの心を「治療」するイケメン美容師だ。
記事はまた、「韓国の人々の座右の銘ともなった」という漫画やアニメの名ぜりふも紹介している。
こちらにも日本のアニメが多く登場し、「千と千尋の神隠し」の銭婆のせりふ「一度あったことは忘れないもんさ。思い出せないだけで」や、
「クレヨンしんちゃん(韓国版:チャングは止められない)」の野原ひろしの名言「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」、
そして「スラムダンク」に出てくる「諦めたらそこで試合終了ですよ」の言葉などが挙がった。
韓国人の座右の銘にもなっている、日本アニメの名ぜりふ=韓国ネット「日本の漫画は哲学的」「僕もそんなふうに生きたい」
http://www.recordchina.co.jp/b179884-s0-c30.html