「二輪車ツーリングプラン」は、高速道路史上初めての二輪車専用周遊パスだ。5月30日の発表以来、国土交通省、
高速道路会社、二輪車関係団体が議論を重ねて発売は近い。
プランは2日間エリアな乗降自由の2500円。エリアは首都圏を4つの地域に分けて「東名・中央プラン」「関越・上信越・
東北プラン」「東北・常磐プラン」「東関東・館山プラン」が用意されている。
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2500円というプラン価格設定は、ETC通常料金比率の半額を目安にしている。例えば、「東名・中央プラン」では、高井
戸〜河口湖〜富士吉田〜須走。一般道から再び御殿場〜東京というルートで有料道路総走行距離195.7kmで通常の
ETC料金は5270円。これが2500円のプランになっている。一方で、伊豆スカイラインなどを目指し、東京〜沼津、箱根
口〜東京を選択した場合は、有料道路総走行距離170.7kmで同4160円になる。また、「東北・常磐プラン」ではエリア内
に北関東道「真岡」が含まれていて、ツインリンクもてぎにも近い。有効期限が2日間あるため、ライダーの選択する
ルートによってお得感には差が出る。エリア内の使い勝手はいい。
「利用すると総額表示は出るが、事後にETCカード番号で利用を追いかけて総額請求をしないで、『ETC企画割引』とし
て2500円を請求する」(前出・伊勢田氏)
プランは事前予約制だ。利用日を指定して前日までに予約する。PCやスマホで実施主体である東日本高速や中日本
高速のウェブサイトに入り、発売中の企画商品から「二輪車限定ツーリングプラン」を選択する。そこで名前やETCカード
番号、ナンバープレート情報などを入力して登録を完了することが必要だ。雨天などでツーリングを中止した場合、
予約期間にプランのエリア内走行がなければ請求はされないが、短距離でもエリア内を走行するとプラン料金2500円が
請求される。
https://response.jp/article/2017/06/19/296296.html http://media2.c-nexco.co.jp/images/news/4077/1263980f68e47fa3f69783c80b6f4971.pdf