
5月の完全失業率3.1% 自己都合の離職者増で6カ月ぶり上昇
総務省が30日発表した5月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は3.1%と、前月比0.3ポイント上昇した。上昇は6カ月ぶり。
昨年12月(3.1%)以来の高水準となった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.8%だった。
雇用情勢の改善を背景に、より良い労働条件を求めた自己都合の離職などが増えた。
完全失業率は男女ともに上昇した。男性は前月比0.3ポイント高い3.2%、女性は0.3ポイント高い2.9%だった。
完全失業者数(季節調整値)は205万人と前月比19万人増加した。
「自発的な離職」は8万人増加し、勤め先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は6万人増えた。
「新たに求職」も8万人増となった。就業者数は3万人減の6519万人、雇用者数は3万人増の5794万人だった。
総務省は雇用動向について「着実に改善している」との見方を維持した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30H5U_Q7A630C1000000/
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