
マクロン大統領暗殺を計画 パリ郊外の23歳男逮捕
[2017年7月3日20時59分]
フランスの捜査当局は7月14日の革命記念日の軍事パレードの際にマクロン大統領の暗殺を計画したとして、
テロ未遂容疑でパリ郊外に住む23歳の男の身柄を拘束した。フランスのメディアが3日伝えた。
男はインターネット上などで「愛国主義者」を自称して極右思想への共感を表明、イスラム教徒、ユダヤ教徒、同性愛者らへの攻撃を予告。
一方で大統領暗殺のため、ネットを通じて銃器の入手を図ったとされる。
宗教差別などを扇動する言動により昨年、禁錮刑の判決を受けていた。
当局は6月28日、パリ北郊バルドワーズ県にある男の自宅などを家宅捜索し刃物やパソコンなどを押収、男を拘束した。
7月14日のパレードは毎年、パリ中心部のシャンゼリゼ通りなどで実施され、今年はトランプ米大統領も出席予定。
2002年のパレードでは群衆に紛れた男が、当時のシラク大統領に向けて銃を発砲したが、けが人はなかった。(共同)
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