最初は「1匹だから」と油断していたら、いつの間にか数匹に増え、台所やお風呂場、
リビングを飛び交うコバエにイライラ…。窓を開け放したり食べ物を腐らせたりしなくても、
ショウジョウバエやノミバエのような小さなコバエは、網戸のメッシュをくぐり抜けるとも
言われている。1匹でも侵入してしまえば、ニオイの元へとコバエが集まり、卵を産みつけ一気に増殖。
大量発生は時間の問題だ。
コバエが増えてしまった後の対処ではなく、増えてしまう前の予防策としてできることは何か。
それは、「発生源を清潔に保つ」。シンプルだが、この一言に尽きるだろう。
■排水溝はこまめに掃除
暑い時期は少しのヌメり、ゴミが残っているだけでも腐敗や悪臭の原因となる。
腐った匂いを嗅ぎ付けたコバエが卵を産みつける、恰好の発生源となってしまう。
面倒でも日頃からこまめな掃除を心がけ、コバエを呼び寄せない環境にする必要がある。
■食品や飲料をそのまま放置しない
飲み残しや食べ残しを食卓やキッチンに放置ことも、コバエを呼び寄せる原因、
あるいはコバエの発生源となる。特にアルコール類には発酵臭を好むショウジョウバエが
好んで集まるため、飲み残したまま放置せずに、容器はきちんと水ですすいでから捨てるとよい。
■ゴミは密封する
コバエはゴミの匂いに敏感である。"少しくらいなら大丈夫"、その油断が瞬く間にコバエを
増やしてしまう要因の一つになる。生ゴミはゴミ出しの日まで密封し、匂いが洩れない、
あるいはコバエが侵入してきても産卵できないようにしておく。
http://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00379/