韓国で、慰安婦被害を象徴する少女像を設置したバスが14日、運行を始めました。
「ソウル市内の路線バスに乗っています。一部の路線では、慰安婦少女像を乗せたまま走るというバスが登場しました」(記者)
バスの運行は、「歴史を忘れないために」と、バス会社の社長が、個人の判断で始めました。「慰安婦の日」にあたる14日から9月末まで、像を乗せた5台のバスがソウル中心部を走ります。
「すばらしいです。胸がジーンとします」(乗客)
「(国民が)慰安婦についてもう一度考え、日本も考え直してほしい」(乗客)
慰安婦問題をめぐっては、日韓両政府がすでに解決で合意していますが、韓国の世論の多くが日韓合意の見直しを求めています。ただ、公共交通機関にまで像を設置することには「行き過ぎだ」
という批判も出ているほか、日韓関係への悪影響も懸念されます。(14日18:06)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170814-00000033-jnn-int
バスの座席に設置された慰安婦人形