Amazonはここ数ヶ月、プライベート・ブランドの充実に力を入れている。ただしブランドの所有者が
Amazonだと表示されていない場合がほとんどなので、ユーザーにはAmazonブランドだということは
わかりにくい。しかし1010dataが今週発表したレポートによれば、Amazonのプライベート・ブランドは
活況を呈している。またAmazonBasicsや子供服のScout + Ro、Amazon Elements、またAmazon製
デバイスのEcho、Kindle、Fire TVなどAmazonの名前を冠したブランドも急成長している。
1010dataはこれまでもAmazonのプライベート・ブランドを追跡しており、このレポートには詳しい
アナリティクスが掲載されている。
今年上半期、Amazonのプライベート・レーベルは総販売点数の2%を占めるだけだった
(マーケットプレイスへの出品、サービスのサブスクリプションを除く)。
しかしAmazonのプライムデー・セールスの期間中、この割合は12%にも拡大していた。
実はAmazonBasicsはこの分野で今年トップのパフォーマンスを示している。AmazonBasicsには
「毎日必要なアイテム」が多数取り揃えられている。スマートフォンの充電器からHDMケーブル、
bluetoothスピーカー(Alexaを除く)のようなエレクトロニクス製品、各種オフィスサプライ、
シーツ、バスタオル、ペット用品まで品揃えは充実している。トータルで2000種類近いプロダクトを
取り扱っており、これまでのところAmazonのプライベート・ブランドとしては最大のものだ。
1010dataの調査によれば、2017年上半期のAmazonBasicsの売上は2億ドル以上になったという。
http://jp.techcrunch.com/2017/08/17/20170816amazons-private-label-business-is-booming-thanks-to-device-sales-expanded-fashion-lines/