関係改善に前向き=日中学生交流行事で強調−中国副首相
【北京時事】中国の劉延東副首相は29日、北京で行われた日本と中国の国交正常化45周年を記念する学生の交流行事で「中国政府は中日関係を高度に重視している。
45周年の重要なチャンスをとらえ、関係改善の勢いを維持し強化しなければならない」と述べ、日本との関係改善に前向きな考えを強調した。
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また、劉副首相は「両国の青年は、歴史をかがみとし未来に向かう正しい態度で中日関係のマイナスの部分を排除し、プラスを増やすようにしてほしい」と語った。
行事は在日中国大使館が主催し、日本から約500人、中国から約600人の大学生らが参加し、北京大学で開かれた。福田康夫元首相はビデオメッセージを寄せ、「日中の協力はまだまだ足りない。(両国の学生が)理解を深めてもらいたい」と語った。
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