アデランスとシャープが、髪や頭皮の状態を改善する効果があるとするドライ
ヤーを発売する。頭皮を活性化するというLED光「N-LED beam」の光源と、静
電気除去や保湿効果があるという「プラズマクラスター」技術を搭載している。
アデランスとシャープは9月26日、共同開発したドライヤー「N-LED Sonic(エ
ヌエルイーディー ソニック)」を10月2日に発売すると発表した。アデランスが開
発した、頭皮を活性化するというLED光「N-LED beam」の光源と、静電気除去
や保湿効果があるシャープの「プラズマクラスター」技術を搭載し、髪を乾かす
とまとまりやツヤが向上するという。
N-LED beamは、アデランスが12年から大阪大学と共同開発を進めてきた技
術で、頭皮に照射すると毛髪の健康増進効果などが期待できるという。N-LED
Sonicの先端部分には光源を計8個搭載しており、髪を乾かす際に効率よく照
射することが可能。
記者発表会で行われたデモでは、約2キロボルトの静電気が帯電する髪に
対してプラズマクラスターイオンの放出スイッチをオンにしたドライヤーの風を当
て、約0.02キロボルトまで減少させる様子が披露された。
ユーザーのさまざまなニーズに対応する点も特徴で、約65度の温風と冷風を
交互に繰り返して髪にツヤを出す「ビューティーモード」、約45度とぬるめの風で
頭皮を乾かす「地肌ドライモード」――など、髪や頭皮の状態に応じて13種類の
送風パターンを選択できる。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1709/26/news107.html