【コラム】「市民団体」が陸上自衛隊の沖縄新基地に反対する本当の理由とは
「陸上自衛隊が来れば、宮古島の若い女性たちが性暴力被害に遭うのではないか」
2017年3月、共産党系とされる宮古島市議会議員の石嶺香織氏による要旨このような発言は、
全国紙でも取り上げられ、ややセンセーショナルな話題になったので記憶に新しい人も多いはずだ。
尖閣諸島は、石垣島からおよそ150km程度、宮古島からは200km程度。
現在、現場配備が進み始めているのが最新の12式地対艦誘導弾。
防衛省の公式Webサイトでは、その有効射程距離を「100数十km」と表記しており、公式には明らかにしていない。
産経新聞は「およそ200km」とあからさまに本当のところを書いているが、おそらくこの数字も控えめだろう。
わかりやすく、宮古島と石垣島を中心にした各方面への距離を、同心円で描いてみたい。
この図からも明らかなように、宮古島と石垣島に陸上自衛隊のミサイル基地が新設されると、尖閣諸島の
防衛は極めて盤石なものとなる。
侵略する意図で近づく敵に対してのみ攻撃する能力がある基地を建設しようという計画に対し、基地が
できたら攻撃されるので反対、という意見は、もはや噴飯物の反論である。
これら事実は、沖縄に陸上自衛隊の新基地を作らせまいとする運動の本当の目的が、中国人民解放軍の
サポートであることを強く示唆するものであると言えるだろう。
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