先日、テレビを見ていたらトヨタ自動車のCMが流れてきました。
豊田章男社長がドライバーとして自ら登場しているのですが、あれっ?
何か違和感が……。そう、運転している車がトヨタ車ではなくスバル車なんです。
自社CMで他社の車を運転するのは異例のことですが、なぜこうなったのか?
社内から反対の声は出なかったのか? トヨタ広報部に話を聞きました。
テレビ放送は終わってしまったようですが、YouTubeで公開されていました。
タイトルは「TOYOTA GAZOO Racing TAKERU SATOH MEETS GAZOO MORIZO篇」。
登場するのは俳優の佐藤健さんと豊田章男社長で、白い車に乗ってコースをドリフト走行しています。
しばらくして助手席から降りてきたのは佐藤さん。運転していたのは
豊田社長でした。車を前にして、二人の会話が始まります。
豊田社長「これ、スバルですけどね。一応トヨタの社長なんですよ」
トヨタはスバルに出資しており、「86(ハチロク)」「スバルBRZ」といった共同開発した車も存在します。
しかし、自社CMで他社の車を使うことに抵抗や反対の声はなかったのでしょうか?
トヨタ広報部に話を聞きました。
――動画のタイトルにある「GAZOO Racing」って何ですか?「『GAZOO』は、
お客様向けの画像情報ネットワークシステムの名称です。
20年前に社長の豊田が、当時課長だったころに有志メンバーで開発した
『中古車画像販売システム』で画像をGAZOOともじったことが起源です」
https://withnews.jp/article/f0171003002qq000000000000000W00o10101qq000016010A