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県内選挙区で敗れた自民前職の宮崎政久氏(52)と敗戦が確実の自民前職の比嘉奈津美氏(59)はいずれかが九州比例で復活当選する可能性が高い。
維新前職の下地幹郎氏(56)も比例での復活当選に望みをかける。
県内選挙区の投票率は56・38%で2014年の前回を4・02ポイント上回り、2回連続で過去最低を更新していたのを脱した。
1区の赤嶺氏は翁長雄志知事を支える「オール沖縄」の枠組みを前面に打ち出し、2回連続で共産の小選挙区議席獲得となった。
2区の照屋氏は革新地盤の強みを生かした上に、保守・中道層も一定取り込み、終始安定した選挙戦を展開した。
3区の玉城氏は野党再編の影響から無所属出馬となったが、辺野古移設に反対する層の支持を受け、序盤からリードした。
4区の西銘氏は組織力や副大臣経験の知名度を生かした上、選挙区内の全首長の支援を受けて、接戦を制した。
県内小選挙区に立候補していた幸福新人の1区下地玲子氏(59)と3区金城竜郎氏(53)、4区富川泰全氏(38)は厳しい見通し。
比例九州に単独立候補していた幸福新人の富川昇氏(74)と公明新人の上地崇氏(29)、立憲民主新人の仲間昌信氏(69)は23日に当落が判明する見通し。
おしまい