
日経平均が一時、上げ幅100円超 96年高値を上回る
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は一時、前日比123円程度高い2万2672円に上昇した。
バブル崩壊後の戻り高値となる1996年6月26日の高値(2万2666円)を上回った。日本企業の利益拡大が続く…
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HJN_X01C17A1000000/
日経平均株価バブル崩壊後の高値を試すか?!
日経平均株価がバブル崩壊後の高値を記録したのは1996年の2万2666円。今これを解説している時点では(6日午前10時)、その値に迫る勢いだ。
2万2600円台に入ってきているので、もしかしたら今日中にその高値を抜けるかもしれない。
どうしてこの値が重要な意味を持つのか。
これまでバブル崩壊後30年近く経過したが、一度もこの1996年の高値を抜いたことがない。この間、日本株が何度かここに戻る場面もあった。
例えば2000年のITバブルの時期、2005年の小泉郵政解散の後、それから今回のアベノミクス相場など、いくつかは日本株復活の兆しがあったが、いずれもこの1996年の高値を超えることが出来なかった。
しかし現状は、この高値を抜きかかってきている。
これを抜けると、この先の高値としてはいよいよ1989年末の3万8915円まで何も壁がないというところまで到達している。
今日本では、実感はないものの、長い景気回復が続き、企業の業績が最高益。海外を見ても、アメリカ、ヨーロッパ、新興国、皆景気が良い。
グローバルな景気回復や日本の企業業績の好調さを背景としたバブル崩壊後の高値超えなので、ここでは素直に信じてよいのではないかと考える。
https://www.houdoukyoku.jp/posts/21007