一方、コラムニストの吉木誉絵氏は、足立議員が言及した「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログについて
「政府、社会に対する女性たちの憂いだし、私も同感するところもあった。しかし、山尾志桜里議員が国会で取り上げ、それを与党との対立の材料として使ったのは罪深いことだと思う。
あれは与野党が一緒に乗り越えないと行けない問題なのに、"総理、分かっているんですか?"と。総理としては匿名性の高いものにコメントはしづらいと思う」とコメント。
さらに、自民党の中村彩氏も「あのブログが国会に出てメディアがこぞって取り上げたことで、与党が何か悪いことしているのではないかという印象操作になったと思う。
もりかけ問題でも、閉会中審査での元愛媛県知事の発言についても朝日系は取り上げなかったとか、偏った印象操作によって国民に反映されてしまっているのは問題だ」とした。
こうした批判に山田氏は「"朝日新聞、死ね"は朝日新聞に無くなれという意味。"日本死ね"は日本が死ぬわけではないから、一種の叫びだと思う」
「ここに問題があると思ったらクローズアップするのは編集機能としてある。それを印象操作と言うか、ハイライトにしているというかは、受取方の違いだ」と反論。
さらに足立氏が森友・加計学園問題についての朝日新聞の報道を「捏造」と表現したことについて、山田氏は
「根拠のない誹謗中傷はいけない。マッチポンプとも言われたが、別に朝日新聞が火をつけてそれを自分で消したわけでもない」と苦言を呈した。
これを受けて足立氏は「朝日新聞は5月17日の朝刊1面で『総理のご意向があった』と悪意ある切り取り方をして報じた。書類の写真も後半の大事な部分が黒い影で読者に見えにくいようにした。
そうやって火をつけて、自分が報じた問題が11月になってもまだ解決してないから11月11日の社説でまた煽った。生徒募集を始めているのに風評被害になる。大変な怒りを感じた」と反論。
朝日新聞が報じた文書『大臣ご確認事項に対する内閣府の回答』の記述の解釈、また国家戦略特区の選定手続きを巡って、小西議員・山田氏と激しい議論の応酬を繰り広げた。
番組での議論は平行線をたどり、足立議員も「本質的な問題議論したかったから。言葉狩りが激しすぎた」「とにかく朝日新聞が捏造報道だということは言い続ける」と強気の姿勢を崩さないまま。
小西議員が「(足立議員との)2ショットはこれが最初で最後ですから」と苦笑すると、足立議員は「亡命?亡命するの?」とツッコミを入れていた。
(AbemaTV/『 みのもんたのよるバズ! 』より)