
内戦が続くイエメンのシーア派武装組織「フーシ派」は、「UAE=アラブ首長国連邦にある建設中の原子炉に
向けミサイルを発射した」と発表しました。しかし、UAE側は、このミサイル攻撃を否定しています。
「フーシ派」は3日、「UAEのアブダビで建設中の原子力発電所を狙ってミサイルを発射した」と発表し、
ミサイル発射の様子とされる映像を公開しました。アブダビの原子力発電所は韓国企業が建設中で、一部は
来年稼働を始める予定ですが、UAE側は「フーシ派」からミサイル攻撃を受けた事実はないとしています。
イエメンをめぐっては、イランの支援を受ける「フーシ派」とサウジアラビアやUAEなどが支援する勢力
との間で内戦が続いています。
先月4日には、やはり「フーシ派」がサウジアラビアの首都リヤドに向けてミサイルを発射し、迎撃されています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3229931.html