
● 頼りにされるBは非番でも、 LINEで呼び出されるようになる
そんな中で、Bは2年前から店で働いていた。最初は勉強との兼ね合いもあり1日6時間週4日勤務だったが、人手不足のため
Bの勤務日や労働時間は当然のように増えていった。学生バイトの中では勤務年数が一番長く、
しかも仕事もできるBを社長はとても頼りにしていたが、やがてBの非番の日にさえも、LINEで呼び出すようになった。
「Bくーん!今日もバイト足りないんだーっ。17時からのシフト入ってくれるかな?よろしくーっ!」
「今日は用事があるので無理です」
Bが断りを入れようものなら、社長はさらなる追い打ちをかけた。
「その用事って、何時までに終わるの?」
「たぶん19時には終わるかと……」
「じゃあ、20時からOKだね!よろしくーっ!」
気弱な性格のBは社長の強い「押し」に断ることができず、最終的にはほぼ毎日働く状況になってしまった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171212-00152582-diamond-bus_all