中国と沖縄県内の企業の経営者らが両地域でのビジネス展開の可能性を探る「国民ブランド一帯一路in沖縄フォーラム」が9日、読谷村内のホテルで開かれた。
主催する中国のベンチャー企業で構成する資本奇跡同窓連合会(MCA)や、県内から130人が参加。中国と周辺国の経済交流の活性化を目指す経済政策「一帯一路」の展望などについて議論した。
両地域の11社・団体が事業で協力する覚書を交わし、事業展開の促進を確認した。
日中の経済交流を支援する琉球経済戦略研究会(琉経会)は、投資会社の上海雅法資産管理と覚書を締結。沖縄の経済情勢などの情報を共有し、県内への投資を促す。
MCAは2012年から毎年、中国の各都市でフォーラムを開催。
琉経会の呼び掛けに応じ、初めて中国国外でフォーラムを開いた。琉経会の方徳輝理事長は「3千人の会員がいるMCAを通して、沖縄の魅力を中国に発信できた」と述べた。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/181867