自民・二階幹事長、習近平国家主席と面会
中国を訪問している自民党の二階幹事長は習近平国家主席と面会し、日中関係の改善を進めるため、来年、安倍総理との相互訪問を実現することなどを要請しました。
自民党の二階幹事長、公明党の井上幹事長ら「日中与党交流協議会」のメンバーは28日、北京の人民大会堂で習近平国家主席と20分ほど面会しました。
二階氏は習主席に対し、関係改善の流れを加速させるためにも、日中平和友好条約締結40周年にあたる来年、安倍総理との相互訪問を実現するよう要請したということです。
「これからは中国側と日本側と間断なく話し合いを続けて、この良い関係を持続していきたいと思っています」(自民党 二階俊博幹事長)
習近平国家主席は、今回の「日中与党交流協議会」が自らが17年間働いていた福建省で行われたことを歓迎した上で、「他の地方もこれからどんどん回ってください」と述べ、関係改善に積極的な姿勢を示したということです。
二階氏は、「今までは日中ともにテンポが遅すぎた。政府にもしっかりやるよう強く申し入れる」と述べ、更なる関係改善のためには政府の関与が重要だと強調しました。
外交トップの楊潔チ国務委員との会談では、「北朝鮮が核を諦めるよう力強く働きかけて欲しい」と二階氏が求めたのに対し、楊氏は「関係各方面の関心をバランスよく解決する必要がある
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3251575.htm