ツイッターに自殺願望を書き込んだ10代の少女の首を絞めたなどとして、新聞配達員が逮捕された事件で、この新聞配達員が調べに対し、「神奈川県座間市で起きた事件は知っていた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
一方で、「この事件をまねたわけではない」などとも供述しているということで、警視庁がさらに詳しい経緯を調べています。
朝日新聞販売所の従業員で、配達員の齋藤一成容疑者(28)は、ツイッターで知り合った10代の少女を自宅に連れ込んで首を絞めたなどとして、殺人未遂などの疑いで今月3日、警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと、容疑を認め、「殺そうと思って家に連れ込んだ」などと供述しているということです。
これまでの調べによりますと、齋藤容疑者は、ツイッターに「死にたい」などと書き込んだ少女に対し、「殺してあげる」などと応じて自宅に誘い込んでいたということです。
去年、神奈川県座間市のアパートで9人が遺体で見つかった事件でも、ツイッターに自殺願望を書き込んでいた被害者の女性が、自宅に連れ込まれて襲われていたことがわかっていますが、その後の調べに対し、齋藤容疑者が「座間市で起きた事件は知っていた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
一方で、「この事件をまねたわけではない」などとも供述しているということで、警視庁がさらに詳しい経緯を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180109/k10011282501000.html